JP5358163B2 - 逓減型の複合通信ブランチケーブル - Google Patents

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本発明は、支持線の周りに2種以上となり且つ各種複数となる通信ケーブルを集合させて形成される逓減型の複合通信ブランチケーブルに関する。
マンションやビルディング、ホテル、集合住宅、工場等における情報供給のためにブランチケーブルが用いられている。ここで、図4を参照しながら逓減型のブランチケーブルについて説明する。
図4において、逓減型のブランチケーブル1は、マンション等の建物の天井に取り付けられたフックに引っ掛けられて吊り下がるような構造を有している。引用符号2はフックに引っ掛かる部分を含む巻付グリップを示している。逓減型のブランチケーブル1は、この中心に支持線3を有しており、支持線3の周囲にはケーブル4が複数巻き付くようになっている。逓減型のブランチケーブル1は、複数の分岐部5を有しており、各分岐部5からは分岐線6が分岐されている。引用符号7は押さえ巻きテープ8により束ねられてなる幹線を示している。幹線7は、分岐線6が分岐されるにつれてケーブル本数が少なくなるようになっている。すなわち、ケーブル本数が逓減するようになっている。逓減型のブランチケーブル1は、幹線7の端末がMDF(Main Distributing Frame)に引き込まれて所定の方法で接続がなされるようになっている。
尚、逓減型のブランチケーブルとしては、支持線の周囲に複数本のLAN用ケーブルや電話用ケーブルなどの通信ケーブルを巻き付けて形成される複合通信ブランチケーブルが知られている。複合通信ブランチケーブルは、例えば下記特許文献1、2に開示されている。
特開2004−186084号公報 特開2007−5040号公報
従来の複合通信ブランチケーブルにあっては、支持線を中心にして複数本のLAN用ケーブルや電話用ケーブルなどを、円周上に交互かつ均等に撚り合わせた状態にしたものであり(図3が参考になる)、このため幹線の端末をMDFに引き込んで、各ケーブルを異なる成端ラックにそれぞれ振り分けする際には、ケーブルを識別して各ケーブル毎に分離する必要がある。従って、作業工数が掛かってしまうのは勿論のこと、少なくともこの作業工数の分だけ施工費用が増大してしまうことから、これらが問題点になっている。
尚、上記のようにケーブルを識別して各ケーブル毎に分離する作業は、ケーブルへの機械的負荷が大きくなってしまうという虞を有している。ケーブルへの機械的負荷が大きくなると、通信の信頼性低下が懸念される。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、作業工数の低減及び施工費用の削減を図るとともに、ケーブルへの機械的負荷を少なくすることを可能とする逓減型の複合通信ブランチケーブルの提供を課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の逓減型の複合通信ブランチケーブルは、フックに引っ掛かる部分を含む巻付グリップを一端に有する支持線の周りにおいて、2種以上となり且つ各種複数となる通信ケーブルを集合させて形成される逓減型の複合通信ブランチケーブルにおいて、複数箇所に分岐部を有し分岐線を分岐させることにより幹線のケーブル本数が逓減するものであり、少なくとも前記幹線が太い端末側を前記支持線の周りに複数の前記通信ケーブルを種類毎に分けた状態にして集合させることを特徴としている。
請求項2記載の本発明の逓減型の複合通信ブランチケーブルは、請求項1に記載の逓減型の複合通信ブランチケーブルにおいて、さらに、前記幹線が太い端末側の外側に螺旋状に巻付けるものであって、前記種類毎に分けて集合させた状態で前記複数の通信ケーブルを維持するとともに、前記種類毎に分けて集合させた状態の前記複数の通信ケーブルを前記支持線に対して固定する粗巻き紐を有することを特徴としている。
以上のような特徴を有する本発明によれば、複数種のケーブルが混ざり合った状態ではなく、種類毎に通信ケーブルが分けられた状態になる。
請求項1に記載された本発明によれば、種類毎に通信ケーブルを分けて複合通信ブランチケーブルを形成することにより、幹線端末配線時にケーブルの識別が格段に容易になり、結果、作業工数の低減及び施工費用の削減を図ることができる。また、種類毎に通信ケーブルを分けることにより、幹線端末配線時にケーブルへの機械的負荷を少なくすることができる。ケーブルへの機械的負荷が少なくなれば、通信の信頼性向上を図ることができる。また、請求項1に記載された本発明によれば、少なくとも幹線端末配線時に配慮した形態の逓減型の複合通信ブランチケーブルにすることができる。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の複合通信ブランチケーブルの一実施の形態を示すケーブル構成・配置図である。また、図2は本発明の複合通信ブランチケーブルの敷設例を示す模式図である。
図1及び図2において、本発明の複合通信ブランチケーブル21は、ケーブル本数が逓減する逓減型のものであって、マンションやビルディング、ホテル、集合住宅、工場等における情報供給のために用いられている(逓減型は現場でのケーブルロスを減らすことができるという利点を有する)。複合通信ブランチケーブル21は、支持線22を備えており、この支持線22の周りには、2種以上となり且つ各種複数となる通信ケーブルが集合するようになっている。
上記通信ケーブルは、特に限定するものでないが、本形態において光ケーブル(光インドアケーブル23)及び電話ケーブル24の2種類が用いられている。図1は複合通信ブランチケーブル21における幹線25の部分を示しており、通信ケーブルはこの外側に螺旋状に巻き付く粗巻き紐26(押さえ巻きテープであっても良いものとする)によって集合状態が維持されるようになっている。
複合通信ブランチケーブル21は、上記の如く粗巻き紐26を巻き付ける構造であることから、巻付型の複合通信ブランチケーブルにもなっている(巻付型は公知のモールド型に比べて安価にすることができるという利点を有する)。
複合通信ブランチケーブル21は、図2に示す如く、複数の分岐部27を有しており、各分岐部27からは分岐線28(光インドアケーブル23及び電話ケーブル24の分岐線)が分岐されて所定の住戸に配線されるようになっている。分岐部27は、粘着テープで固定することにより形成されている(一例であるものとする)。分岐部27は、幹線25の所定箇所から、所定本数の分岐線28を所定長さで分岐する部分として形成されている。
複合通信ブランチケーブル21は、分岐部27における分岐状態が従来と同様であるものとする。従って、各階での各住戸への配線は従来同様に施行することができるようになっている。
引用符号29は巻付グリップを示している。複合通信ブランチケーブル21は、幹線25の端末がMDF(Main Distributing Frame)30に引き込まれるようになっている。
光インドアケーブル23は、テープ心線31と、テンションメンバ32と、被覆33とを備えて構成されている。テープ心線31は、4本の光ファイバを有している。被覆33には、ノッチ34が形成されている。電話ケーブル24は、導体35と絶縁体36とを有する2本の絶縁線心37を撚り合わせ、これを一対備えるとともに、外側にシース38を被覆する構成になっている。このような通信ケーブルは、種類毎に分けた状態で集合するようになっている。すなわち、光インドアケーブル23はこれだけで一つの集合状態を形成し、電話ケーブル24も同様にこれだけで一つの集合状態を形成するようになっている。本形態においては、光インドアケーブル23及び電話ケーブル24が18本ずつの集合状態となって分かれており、このような通信ケーブルが支持線22の周りに撚り合わされて集合するようになっている(図1では、支持線22の右側に光インドアケーブル23が集合し、左側には電話ケーブル24が集合するように配置されている)。
光インドアケーブル23及び電話ケーブル24が18本ずつの集合状態になる幹線25は、この端末がMDF30に引き込まれた後、光インドアケーブル23は光通信線用の成端ラック39に振り分けられるようになっている。一方、電話ケーブル24は、電話用の成端ラック(又は分電盤)40に振り分けられるようになっている。幹線25の端末は、光インドアケーブル23及び電話ケーブル24が18本ずつの集合状態になっていることから、ケーブルの識別が容易であり、成端ラック39、40への振り分け作業がスムーズに進むようになっている。従って、複数種のケーブルが混ざり合った状態で集合(図3を参照しながら後述する)した場合と比べると、本発明は作業工数の低減を図ることができる。また、作業工数の低減により施工費用の削減も図ることができる。複数種のケーブルが混ざり合った状態においては、幹線端末配線時にケーブルへの機械的負荷が大きくなってしまうが(例えば絡みが生じるため)、本発明では幹線25の端末が上記の如くケーブルの種類毎に分けられた状態になっていることから、ケーブルへの機械的負荷を少なくすることができる。
図3は比較例となる複合通信ブランチケーブルのケーブル配置図である(上記形態と同じ構成には同一の符号を付して説明を省略するものとする)。
図3を見ると、複数種のケーブル(光インドアケーブル23及び電話ケーブル24の2種類)が混ざり合った状態で集合していることが分かる。光インドアケーブル23及び電話ケーブル24の2種類は、支持線22を中心にして、円周上に交互かつ均等に撚り合わせた状態に集合するようになっている。複数種のケーブルが混ざり合った状態においては、幹線端末配線時にケーブルの識別が面倒であり、成端ラック39、40(図2参照)への振り分け作業が煩雑になってしまうのは言うまでもない。また、複数種のケーブルが混ざり合った状態であると、幹線端末配線時にケーブルへの機械的負荷が大きくなってしまうのは言うまでもない。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
尚、図3の状態は支持線22を中心にしてバランスの良い状態であることから、幹線端末配線時に関係しない部分を図3の状態にしても良いものとする。すなわち、全体にわたって図1の状態でなくても良いものとする。
本発明の複合通信ブランチケーブルの一実施の形態を示すケーブル構成・配置図である。 本発明の複合通信ブランチケーブルの敷設例を示す模式図である。 比較例となる複合通信ブランチケーブルのケーブル配置図である。 従来例の逓減型のブランチケーブルのケーブル構成図である。
符号の説明
21 複合通信ブランチケーブル
22 支持線
23 光インドアケーブル
24 電話ケーブル
25 幹線
26 粗巻き紐
27 分岐部
28 分岐線
29 巻付グリップ
30 MDF
31 テープ心線
32 テンションメンバ
33 被覆
34 ノッチ
35 導体
36 絶縁体
37 絶縁線心
38 シース
39、40 成端ラック

Claims (2)

  1. フックに引っ掛かる部分を含む巻付グリップを一端に有する支持線の周りにおいて、2種以上となり且つ各種複数となる通信ケーブルを集合させて形成される逓減型の複合通信ブランチケーブルにおいて、
    複数箇所に分岐部を有し分岐線を分岐させることにより幹線のケーブル本数が逓減するものであり、少なくとも前記幹線が太い端末側を前記支持線の周りに複数の前記通信ケーブルを種類毎に分けた状態にして集合させる
    ことを特徴とする逓減型の複合通信ブランチケーブル。
  2. 請求項1に記載の逓減型の複合通信ブランチケーブルにおいて、
    さらに、前記幹線が太い端末側の外側に螺旋状に巻付けるものであって、前記種類毎に分けて集合させた状態で前記複数の通信ケーブルを維持するとともに、前記種類毎に分けて集合させた状態の前記複数の通信ケーブルを前記支持線に対して固定する粗巻き紐を有することを特徴とする逓減型の複合通信ブランチケーブル。
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