JP4786454B2 - コイル状ハンガーおよびコイル状ハンガー製造方法 - Google Patents

コイル状ハンガーおよびコイル状ハンガー製造方法 Download PDF

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本発明は、コイル状ハンガーおよびコイル状ハンガー製造方法に関し、特に、支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤに敷設して複数本のケーブルを一束化するのに好適なコイル状ハンガーおよびコイル状ハンガー製造方法に関する。
従来、複数本のケーブル(光ファイバケーブル、メタル通信ケーブルおよび電力ケーブルなど)を一束化して支持物(電柱など)間に敷設するために、下記の特許文献1などに記載されているスパイラル型ハンガーや下記の特許文献2などに記載されているコイル状ハンガーが用いられている。
また、一束化される複数本のケーブルは、たとえば加入者用光ケーブル、局舎間の中継用光ケーブルおよび光ドロップケーブルのようにその用途が異なる場合や、ケーブル維持管理会社が異なる場合や、架設する複数の線種が同じなので、すぐには判断がつかない場合がある。
特開2006−149114号公報 特開平11−19741号公報 特開2003−333736号公報
しかしながら、従来のコイル状ハンガー100は、図9に示すように、メッセンジャーワイヤ20の架設方向(以下、「メッセンジャーワイヤ架設方向」と称する。)に沿って見たときにコイル状ハンガー100の開口面111が円となるように素線101(たとえば、上記の特許文献3に記載されているような合成樹脂からなる太物単線や撚り線などの線状材)を複数回コイル状に巻いて製造されているため、コイル状ハンガー100によって一束化されている第1乃至第3のケーブル1311〜1313がどの用途またはどのケーブル維持管理会社のものであるのかを容易に判別することができないという問題があった。
このような問題を解決する方法として、第1乃至第3のケーブル1311〜1313にその用途などを表示した表示札を取り付けておく方法が考えられるが、表示札が劣化したり表示札の取付けを忘れたりすると、第1乃至第3のケーブル1311〜1313の用途などを判別することができなくなるという問題がある。
本発明の目的は、複数本のケーブルを容易に識別可能に一束化することができるコイル状ハンガーおよびコイル状ハンガー製造方法を提供することにある。
本発明の第1のコイル状ハンガーは、 支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ(20)に敷設して複数本のケーブル(311,312,32,33;41〜43;511〜513;61〜63;71〜74)を一束化するために用いられるコイル状ハンガー(10)であって、前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると、前記コイル状ハンガー内の空間が該コイル状ハンガーの素線(1)によって4つの領域(A 1 〜A 3 ,A 5 に分割されていることを特徴とすることを特徴とする。
本発明の第2のコイル状ハンガーは、支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ(20)に敷設して複数本のケーブル(31 1 ,31 2 ,32,33;41〜43;51 1 〜51 3 ;61〜63;71〜74)を一束化するために用いられるコイル状ハンガー(10)であって、前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると、前記コイル状ハンガー内の空間が該コイル状ハンガーの素線(1)によって複数の領域(A 1 〜A 5 )に分割されており、前記複数の領域の数が“5”であることを特徴とする
ここで、前記素線が、外円と、前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると右端が前記外円の右端と重なる右側内円と、前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると左端が前記外円の左端と重なりかつ前記右側内円と一部が重なる左側内円とを作るように、コイル状に巻かれており、前記複数の領域が、前記外円の上半分のうちの前記右側内円および前記左側内円と重ならない空間である第1の領域(A1)と、前記右側内円のうちの前記左側内円と重ならない空間である第2の領域(A2)と、前記左側内円のうちの前記右側内円と重ならない空間である第3の領域(A3)と、前記右側内円と前記左側内円とが重なった空間である第4の領域(A4)と、前記外円の下半分のうちの前記右側内円および前記左側内円と重ならない空間である第5の領域(A5)とからなってもよい。
前記右側内円および前記左側内円の直径が、前記外円の直径よりも短くかつ該外円の半径よりも長くてもよい。
前記右側内円および前記左側内円の直径が、前記外円の直径の2/3であってもよい。
前記メッセンジャーワイヤが、前記コイル状ハンガー内の前記第1の領域に通され、前記複数のケーブルが、識別可能に前記コイル状ハンガー内の前記第2乃至第5の領域にそれぞれ通されてもよい。
本発明のコイル状ハンガー製造方法は、支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ(20)に敷設して複数本のケーブル(311,312,32,33;41〜43;511〜513;61〜63;71〜74)を一束化するために用いられるコイル状ハンガー(10)を該コイル状ハンガーの素線(1)をコイル状に巻いて製造するためのコイル状ハンガー製造方法であって、外円を作るように前記素線を巻く第1の工程と、前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると右端が前記外円の右端と重なる右側内円を作るように前記素線を巻く第2の工程と、前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると左端が前記外円の左端と重なりかつ前記右側内円と一部が重なる左側内円を作るように前記素線を巻く第3の工程とを具備することを特徴とする。
ここで、前記第2および第3の工程において、前記右側内円および前記左側内円の直径が前記外円の直径よりも短くかつ該外円の半径よりも長くなるように前記素線を巻いてもよい。
前記第2および第3の工程の間に、他の外円を作るように前記素線を巻く工程をさらに具備してもよい。
本発明のコイル状ハンガーおよびコイル状ハンガー製造方法は、以下に示す効果を奏する。
(1)コイル状ハンガーをメッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見たときにコイル状ハンガー内の空間がコイル状ハンガーの素線によって複数の領域に分割されているので、複数のケーブルを領域ごとに敷設することにより、複数本のケーブルを容易に識別可能に一束化することができる。
(2)コイル状ハンガーの素線によって分割された複数の領域にケーブル識別機能を持たせることによりケーブルの取付けを容易に行うことができるので、ケーブル取付工事の作業効率を向上させることができる。
(3)各ケーブルとメッセンジャーワイヤとの間にコイル状ハンガーの素線が介在するので、メッセンジャーワイヤからケーブルを保護することができる。
上記の目的を、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見るとコイル状ハンガー内の空間が複数の領域に分割されるようにコイル状ハンガーの素線をコイル状に巻いていくことにより実現した。
以下、本発明のコイル状ハンガーおよびコイル状ハンガー製造方法の実施例について、図面を参照して説明する。
本発明の一実施例によるコイル状ハンガー10は、図1に示すように、メッセンジャーワイヤ架設方向(コイル状ハンガー10の開口面11に垂直な方向)に沿って見るとコイル状ハンガー10内の空間がコイル状ハンガー10の素線1によって第1乃至第5の領域A1〜A5に分割されている点で、図9に示した従来のコイル状ハンガー100と異なる。
すなわち、以下に説明するように外円を挟んで右側内円および左側内円を順次作るように素線1をコイル状に巻いてコイル状ハンガー10を製造することにより、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見るとコイル状ハンガー10内の空間が素線1によって第1乃至第5の領域A1〜A5に分割されている。
まず、図2(a)に示すように、コイル状ハンガー10の素線1を点a(第1の外円の右端)から点bを通って時計回りに1回だけ巻いて、直径(点aと点bとの間の距離)が6cm以下である第1の外円を作る。なお、第1の外円内の面がコイル状ハンガー10の開口面11となる。
続いて、図2(b)に示すように、素線1を点aから時計回りに1回だけ第1の外面よりも紙面の奥に巻いて、第1の右側内円を作る。このとき、第1の右側内円の直径は、第1の外円の直径よりも短くかつ第1の外円の半径よりも長くする(好ましくは、第4の領域A4を十分に確保するために、第1の外円の直径の2/3とする。)。
なお、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見ると、第1の右側内円の右端は点aの紙面奥側になる。
続いて、図2(c)に示すように、素線1を点aから点bを通って時計回りに1回半だけ第1の右側内円よりも紙面の奥に巻いて、第1の外円の直径と等しい直径の第2の外円を作る。すなわち、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見ると第1の外円と重なるように、第2の外円を作る。
なお、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見ると、第2の外円の右端および左端はそれぞれ点aおよび点bの紙面奥側になる。
続いて、図2(d)に示すように、素線1を点bから時計回りに1回だけ第2の外円よりも紙面の奥に巻いて、第1の左側内円を作る。このとき、第1の左側内円の直径は、第1の右側内円の直径と同様に、第1の外円の直径よりも短くかつ第1の外円の半径よりも長くする(好ましくは、第4の領域A4を十分に確保するために、第1の外円の直径の2/3とする。)。これにより、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見ると、第1の右側内と第1の左側内円とはコイル状ハンガー10の開口面11の中央部で交差する。
なお、第1の左側内円の直径は好ましくは第1の内円の直径と等しくするが、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見て第1の右側内と第1の左側内円とがコイル状ハンガー10の開口面11の中央部で交差すれば、第1の左側内円の直径は第1の内円の直径と等しくなくてもよい。
また、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見ると、第1の左側内円の左端は点bの紙面奥側になる。
続いて、図2(e)に示すように、素線1を点bから点aを通って時計回りに1回半だけ第1の左側内円よりも紙面の奥に巻いて、第1の外円の直径と等しい直径の第3の外円を作る。すなわち、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見て第1および第2の外円と重なるように、第3の外円を作る。
なお、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見ると、第3の外円の右端および左端はそれぞれ点aおよび点bの紙面奥側になる。
以降、同様にして第2の右側内円→第4の外円→第2の左側内円→第5の外円→第3の右側内円→第6の外円→第3の左側内円→・・・という順番で作るように、素線1をメッセンジャーワイヤ架設方向に沿ってコイル状に巻いていく。
これにより、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見るとコイル状ハンガー10内の空間が素線1によって第1乃至第5の領域A1〜A5に分割される。ここで、第1の領域A1は外円の上半分のうちの右側内円および左側内円と重ならない空間であり、第2の領域A2は右側内円のうちの左側内円と重ならない空間であり、第3の領域A3は左側内円のうちの右側内円と重ならない空間であり、第4の領域A4は右側内円と左側内円とが重なった空間であり、第5の領域A5は外円の下半分のうちの右側内円および左側内円と重ならない空間である。
以上説明したように、コイル状ハンガー10はメッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見るとコイル状ハンガー10内の空間が素線1によって第1乃至第5の領域A1〜A5に分割されているため、図3および図4に示すように、支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ20を第1の領域A1に通してコイル状ハンガー10をメッセンジャーワイヤ20に敷設したのち、第1の加入者用光ケーブル311を第2の領域A2に通し、第2の加入者用光ケーブル312を第3の領域A3に通し、中継用光ケーブル32を第4の領域A4に通し、光ドロップケーブル33を第5の領域A5に通すことにより、第1および第2の加入者用光ケーブル311,312と中継用光ケーブル32と光ドロップケーブル33とを用途別に一束化することができる。
また、図5に示すように、支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ20を第1の領域A1に通してコイル状ハンガー10をメッセンジャーワイヤ20に敷設したのち、A社用ケーブル41を第2の領域A2に通し、B社用ケーブル42を第3の領域A3に通し、C社用ケーブル43を第4の領域A4に通すことにより、ケーブルを会社別に一束化することができる。
さらに、図6に示すように、支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ20を第1の領域A1に通してコイル状ハンガー10をメッセンジャーワイヤ20に敷設したのち、○○年に架設した第1の光ケーブル511を第2の領域A2に通し、△△年に架設した第2の光ケーブル512を第3の領域A3に通し、□□年に架設した第3の光ケーブル513を第4の領域A4に通すことにより、光ケーブルを架設年別に一束化することができる。
また、図7に示すように、支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ20を第1の領域A1に通してコイル状ハンガー10をメッセンジャーワイヤ20に敷設したのち、X心光ケーブル61を第2の領域A2に通し、Y心光ケーブル62を第3の領域A3に通し、Z心光ケーブル63を第4の領域A4に通すことにより、光ケーブルを心線別に一束化することができる。また、領域を管理することにより、同一心線の光ケーブルでも区別することができる。
また、図8に示すように、支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ20を第1の領域A1に通してコイル状ハンガー10をメッセンジャーワイヤ20に敷設したのち、通信メタルケーブル71を第2の領域A2に通し、電力ケーブル72を第3の領域A3に通し、光ケーブル73を第4の領域A4に通し、放送用ケーブル74を第5の領域A5に通すことにより、一束化しながらも性質の異なるケーブルを区別することができる。
以上の説明では、図2に示したように素線1を時計回りにコイル状に巻いてコイル状ハンガー10を製造したが、素線1を反時計回りにコイル状に巻いてコイル状ハンガー10を製造してもよい。
また、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見たときにコイル状ハンガー内の空間が第1乃至第5の領域A1〜A5に分割されるように右側内円および左側内円の直径を外円の直径よりも短くかつ外円の半径よりも長くしたが、右側内円および左側内円の直径を外円の半径よりも短くしてもよい。この場合には、メッセンジャーワイヤ架設方向に沿って見たときにコイル状ハンガー内の空間は、4つの領域(第4の領域A4を除く第1、第2、第3および第5の領域A1〜A3,A5)に分割される。
さらに、右側内円と左側内円との間に挿入される外円の数は1個としたが(図4参照)、2個以上としてもよい。
本発明の一実施例によるコイル状ハンガー10の構成を説明するための図である。 図1に示したコイル状ハンガー10の製造方法を説明するための図である。 図1に示したコイル状ハンガー10を用いてケーブルを用途別に一束化した一例を示す図である。 図1に示したコイル状ハンガー10を用いてケーブルを用途別に一束化した一例を示す図である。 図1に示したコイル状ハンガー10を用いてケーブルを会社別に一束化した一例を示す図である。 図1に示したコイル状ハンガー10を用いて光ケーブルを架設年別に一束化した一例を示す図である。 図1に示したコイル状ハンガー10を用いて光ケーブルを心線別に一束化した一例を示す図である。 図1に示したコイル状ハンガー10を用いてケーブルを性質別に一束化した一例を示す図である。 従来のコイル状ハンガー100の構成を説明するための図である。
符号の説明
1,101 素線
10,100 コイル状ハンガー
11,111 開口面
20 メッセンジャーワイヤ
311,312 第1および第2の加入者用光ケーブル
32 中継用光ケーブル
33 光ドロップケーブル
41 A社用ケーブル
42 B社用ケーブル
43 C社用ケーブル
511〜513 第1乃至第3の光ケーブル
61 X心光ケーブル
62 Y心光ケーブル
63 Z心光ケーブル
71 通信メタルケーブル
72 電力ケーブル
73 光ケーブル
74 放送用ケーブル
1311〜1313 第1乃至第3のケーブル
1〜A5 第1乃至第5の領域
a,b 点

Claims (9)

  1. 支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ(20)に敷設して複数本のケーブル(311,312,32,33;41〜43;511〜513;61〜63;71〜74)を一束化するために用いられるコイル状ハンガー(10)であって、
    前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると、前記コイル状ハンガー内の空間が該コイル状ハンガーの素線(1)によって4つの領域(A 1 〜A 3 ,A 5 に分割されていることを特徴とする、コイル状ハンガー。
  2. 支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ(20)に敷設して複数本のケーブル(31 1 ,31 2 ,32,33;41〜43;51 1 〜51 3 ;61〜63;71〜74)を一束化するために用いられるコイル状ハンガー(10)であって、
    前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると、前記コイル状ハンガー内の空間が該コイル状ハンガーの素線(1)によって複数の領域(A 1 〜A 5 )に分割されており、
    前記複数の領域の数が“5”である
    ことを特徴とする、コイル状ハンガー。
  3. 前記素線が、外円と、前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると右端が前記外円の右端と重なる右側内円と、前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると左端が前記外円の左端と重なりかつ前記右側内円と一部が重なる左側内円とを作るように、コイル状に巻かれており、
    前記複数の領域が、
    前記外円の上半分のうちの前記右側内円および前記左側内円と重ならない空間である第1の領域(A1)と、
    前記右側内円のうちの前記左側内円と重ならない空間である第2の領域(A2)と、
    前記左側内円のうちの前記右側内円と重ならない空間である第3の領域(A3)と、
    前記右側内円と前記左側内円とが重なった空間である第4の領域(A4)と、
    前記外円の下半分のうちの前記右側内円および前記左側内円と重ならない空間である第5の領域(A5)とからなる、
    ことを特徴とする、請求項2記載のコイル状ハンガー。
  4. 前記右側内円および前記左側内円の直径が、前記外円の直径よりも短くかつ該外円の半径よりも長いことを特徴とする、請求項2または3記載のコイル状ハンガー。
  5. 前記右側内円および前記左側内円の直径が、前記外円の直径の2/3であることを特徴とする、請求項4記載のコイル状ハンガー。
  6. 前記メッセンジャーワイヤが、前記コイル状ハンガー内の前記第1の領域に通され、
    前記複数のケーブルが、識別可能に前記コイル状ハンガー内の前記第2乃至第5の領域にそれぞれ通される、
    ことを特徴とする、請求項3乃至5いずれかに記載のコイル状ハンガー。
  7. 支持物間に架設されたメッセンジャーワイヤ(20)に敷設して複数本のケーブル(311,312,32,33;41〜43;511〜513;61〜63;71〜74)を一束化するために用いられるコイル状ハンガー(10)を該コイル状ハンガーの素線(1)をコイル状に巻いて製造するためのコイル状ハンガー製造方法であって、
    外円を作るように前記素線を巻く第1の工程と、
    前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると右端が前記外円の右端と重なる右側内円を作るように前記素線を巻く第2の工程と、
    前記メッセンジャーワイヤの架設方向に沿って見ると左端が前記外円の左端と重なりかつ前記右側内円と一部が重なる左側内円を作るように前記素線を巻く第3の工程と、
    を具備することを特徴とする、コイル状ハンガー製造方法。
  8. 前記第2および第3の工程において、前記右側内円および前記左側内円の直径が前記外円の直径よりも短くかつ該外円の半径よりも長くなるように前記素線を巻くことを特徴とする、請求項7記載のコイル状ハンガー製造方法。
  9. 前記第2および第3の工程の間に、他の外円を作るように前記素線を巻く工程をさらに具備することを特徴とする、請求項7または8記載のコイル状ハンガー製造方法。
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