JP2018017774A - 光ファイバケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】マクロベンドロスの発生を抑制することができる光ファイバケーブルを提供する。【解決手段】複数本の光ファイバ心線21が並列に配置された複数の光ファイバテープ心線20が集められた光ユニット2と、光ユニット2を収納するための螺旋状またはSZ状に形成された複数条のスロット溝32を有するスロットロッド3とを備える光ファイバケーブル1Aであって、光ユニット2は、光ファイバケーブル1Aの長手方向に沿って、撚り返された状態で光ファイバテープ心線20同士が撚られている。【選択図】図1
Description
本発明は、光ファイバケーブルに関する。
光ファイバテープ心線を収納するための螺旋状やSZ状等に形成された複数条のスロット溝を有するスロットロッドを備えた光ファイバケーブルが知られている(例えば、特許文献1)。
上記のような光ファイバケーブルでは、収納された光ファイバテープ心線がスロット溝の側壁から圧力を受けると光ファイバ心線の伝送特性が悪化する。このため、例えば特許文献1では、光ファイバテープ心線をスロット溝内で自由に回転させて、スロット溝の側壁から受ける圧力を軽減させている。
ところが、スロット溝に複数の光ファイバテープ心線が集められた光ユニットを収納する場合、スロット溝内の光ファイバテープ心線の密度を高密度にすると、光ファイバケーブルが曲げられたときなど、長手方向に光ファイバテープ心線が動きにくくなる。このため、圧縮歪の影響で個々の光ファイバテープ心線に力が加わり、マクロベンドロスが発生するおそれがある。
上記のマクロベンドロス発生の対策として、光ユニットにおいて、光ファイバテープ心線同士を撚り合せることが考えられる。ところが、光ファイバテープ心線同士を撚り合せると、光ファイバテープ心線が捩じれて光ファイバ心線同士がクロスし、このクロスした箇所に局所的な曲げ歪みが発生して局所的なマクロベンドが発生し、伝送特性が悪化してしまうおそれがある。
本発明は、マクロベンドロスの発生を抑制することができる光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブルは、
複数本の光ファイバ心線が並列に配置された複数の光ファイバテープ心線が集められた光ユニットと、該光ユニットを収納するための螺旋状またはSZ状に形成された複数条のスロット溝を有するスロットロッドと、を備える光ファイバケーブルであって、
前記光ユニットは、当該光ファイバケーブルの長手方向に沿って、撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られている。
複数本の光ファイバ心線が並列に配置された複数の光ファイバテープ心線が集められた光ユニットと、該光ユニットを収納するための螺旋状またはSZ状に形成された複数条のスロット溝を有するスロットロッドと、を備える光ファイバケーブルであって、
前記光ユニットは、当該光ファイバケーブルの長手方向に沿って、撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られている。
上記発明によれば、マクロベンドロスの発生を抑制することができる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブルは、
(1) 複数本の光ファイバ心線が並列に配置された複数の光ファイバテープ心線が集められた光ユニットと、該光ユニットを収納するための螺旋状またはSZ状に形成された複数条のスロット溝を有するスロットロッドと、を備える光ファイバケーブルであって、
前記光ユニットは、当該光ファイバケーブルの長手方向に沿って、撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られている。
この構成によれば、当該光ユニットは、光ファイバケーブルの長手方向に沿って、撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られているので、光ファイバテープ心線を構成する光ファイバ心線同士がクロスすることを防止できる。したがって、局所的な曲げ歪みが発生しないので、マクロベンドによる局所的な伝送特性の悪化を抑制することができる。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光ファイバケーブルは、
(1) 複数本の光ファイバ心線が並列に配置された複数の光ファイバテープ心線が集められた光ユニットと、該光ユニットを収納するための螺旋状またはSZ状に形成された複数条のスロット溝を有するスロットロッドと、を備える光ファイバケーブルであって、
前記光ユニットは、当該光ファイバケーブルの長手方向に沿って、撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られている。
この構成によれば、当該光ユニットは、光ファイバケーブルの長手方向に沿って、撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られているので、光ファイバテープ心線を構成する光ファイバ心線同士がクロスすることを防止できる。したがって、局所的な曲げ歪みが発生しないので、マクロベンドによる局所的な伝送特性の悪化を抑制することができる。
(2) 前記光ファイバテープ心線は、複数の光ファイバ心線が並列に配置された状態で、一部、または全ての前記光ファイバ心線間において、隣接する光ファイバ心線間が連結された連結部と、隣接する光ファイバ心線間が連結されていない非連結部とが長手方向に間欠的に設けられた間欠連結型光ファイバテープ心線であり、
前記スロット溝の断面積に対する前記光ユニット内の光ファイバテープ心線の断面積から計算される前記光ユニットの占有率が、40%以上60%以下である。
光ファイバテープ心線が間欠連結型光ファイバテープ心線である場合、光ファイバテープ心線の形状が比較的自由に変化するため、スロット溝内に高密度実装しても伝送特性が悪化しにくくなる。ただし、スロット溝に対する光ユニットの占有率が60%以上となると、光ユニット内の光ファイバテープ心線が撚り返された状態で撚られていても、伝送特性異常が発生する光ファイバ心線の割合が顕著に増加する。一方、40%未満であると、高密度化が難しい。このため、スロット溝の断面積に対する収容される光ユニットの断面積から計算される光ユニットの占有率が40%以上60%以下である場合に、光ユニットは、光ファイバテープ心線同士が撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られていることが好ましい。
前記スロット溝の断面積に対する前記光ユニット内の光ファイバテープ心線の断面積から計算される前記光ユニットの占有率が、40%以上60%以下である。
光ファイバテープ心線が間欠連結型光ファイバテープ心線である場合、光ファイバテープ心線の形状が比較的自由に変化するため、スロット溝内に高密度実装しても伝送特性が悪化しにくくなる。ただし、スロット溝に対する光ユニットの占有率が60%以上となると、光ユニット内の光ファイバテープ心線が撚り返された状態で撚られていても、伝送特性異常が発生する光ファイバ心線の割合が顕著に増加する。一方、40%未満であると、高密度化が難しい。このため、スロット溝の断面積に対する収容される光ユニットの断面積から計算される光ユニットの占有率が40%以上60%以下である場合に、光ユニットは、光ファイバテープ心線同士が撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られていることが好ましい。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る光ファイバケーブルの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に係る光ファイバケーブルの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、第一実施形態に係る光ファイバケーブル1Aの構成を示す断面図である。
光ファイバケーブル1Aは、複数の光ファイバテープ心線20が集められた光ユニット2と、光ユニット2を収容するスロットロッド3と、スロットロッド3の周囲に巻かれた押さえ巻きテープ4と、スロットロッド3の外側を覆うケーブル外被5と、を備えている。
光ファイバケーブル1Aは、複数の光ファイバテープ心線20が集められた光ユニット2と、光ユニット2を収容するスロットロッド3と、スロットロッド3の周囲に巻かれた押さえ巻きテープ4と、スロットロッド3の外側を覆うケーブル外被5と、を備えている。
スロットロッド3は、複数(本例では7本)のテンションメンバ31が中心部に埋設されており、光ユニット2を収容するための複数条(本例では8条)のスロット溝32が外周面に形成されている。スロットロッド3は、プラスチック等の樹脂材料で形成されている。
テンションメンバ31は、引張り及び圧縮に対する耐力を有する線材、例えば鋼線、繊維強化プラスチック線等で形成されている。テンションメンバ31は、スロットロッド3の中心部に光ファイバケーブル1Aの長手方向へ沿って設けられている。
8条のスロット溝32は、光ファイバケーブル1Aの長手方向に沿って、例えば一方向の螺旋状に形成されている。各スロット溝32は、テンションメンバ31の周囲から放射状に伸びるスロットリブ33によって仕切られている。スロット溝32は、例えば断面形状が略U字状に形成されている。スロットリブ33には、所定のスロット溝32の位置を識別するために、例えばV字状を有するマーキング33a、33bが形成されている。なお、スロット溝32は、SZ状に形成されるものであっても良い。
押さえ巻きテープ4は、光ユニット2がスロット溝32から飛び出さないように、スロットロッド3の周囲に縦添え又は横巻きで巻かれている。押さえ巻きテープ4は、例えば不織布をテープ状に形成したものや、ポリエチレンテレフタレートなどの基材と不織布とを貼り合わせたもの等で形成されている。また、ケーブル外被5は、例えばPE(ポリエチレン)、PVC(ポリ塩化ビニル)等で形成されている。
光ユニット2は、光ファイバテープ心線20が、例えばその幅方向に複数並べられるとともに、幅方向に対して垂直な方向に複数積層されて形成されている。本例の光ユニット2は、6つの光ファイバテープ心線20を有している。なお、1つの光ユニット2に含まれる光ファイバテープ心線20の数は、2つ以上であれば良い。
光ユニット2は、スロット溝32内に光ファイバケーブル1Aの長手方向に沿って収容されている。本例ではスロット溝32内に1つの光ユニット2が収容されているが、収容される光ユニット2の数は、単数であっても複数であっても良い。
光ファイバテープ心線20は、図2及び図3に示すように、間欠連結型の光ファイバテープ心線である。光ファイバテープ心線20は、複数の光ファイバ心線21が並列に配置された状態で、隣接する光ファイバ心線21間が連結された連結部22と、隣接する光ファイバ心線21間が連結されていない非連結部23とが長手方向に間欠的に設けられている。なお、図2は、光ファイバ心線21を配列方向に開いた状態の間欠連結型の光ファイバテープ心線20を示している。連結部22と非連結部23とが間欠的に設けられている箇所は、一部の光ファイバ心線間であってもよく、または、全ての光ファイバ心線間であってもよい。例えば図2に示す例では、図の最も下側の2線間には非連結部23が設けられていない。
光ファイバテープ心線20は、例えば、紫外線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂等のテープ樹脂24を、間欠的に光ファイバ心線間に塗布することで連結部22と非連結部23とを間欠的に形成するようにして作製してもよい。或いは、複数の光ファイバ心線21にテープ樹脂24を塗布して、全ての光ファイバ心線21を連結させてから、回転刃等で一部を切断して非連結部23を作ることで、間欠連結型の光ファイバテープ心線20を作製してもよい。光ファイバ心線21は、図3の横断面に示されるように、例えば石英ガラスやプラスチックで構成された裸ファイバ21aと、裸ファイバ21aを被覆する被覆層21bと、を備えている。被覆層21bは、例えば紫外線硬化型樹脂により形成されている。
なお、光ユニット2を構成する光ファイバテープ心線は、間欠連結型でなくてもよく、全ての隣り合う光ファイバ心線21の間が一括被覆樹脂(テープ樹脂24)で連結されている光ファイバテープ心線であってもよいが、高密度化のためには、間欠連結型であることが好ましい。
光ユニット2の各光ファイバテープ心線20同士は、撚り返されつつ、一方向の螺旋状に撚られることで集められている。撚られた6つの光ファイバテープ心線20は、ポリエステル等の樹脂テープで形成される識別用のバンドル材25により束ねられている。なお、各光ファイバテープ心線20同士は、例えば周期的に反転する螺旋状のようなSZ状に撚り集められていても良い。
このような各要素を有する光ファイバケーブル1Aにおいて、スロットロッド3の各スロット溝32における光ユニット2の占有率、すなわちスロット溝32の断面積に対する光ユニット2内の光ファイバテープ心線の断面積の割合は、例えば40%以上60%以下となるように設定されている。
次に、スロット溝32に収容されている光ユニット2の各光ファイバテープ心線20がスロット溝32内にどのように配置されるかについて、図4〜図11を参照しつつ説明する。
図4〜図6は、第一実施形態の光ファイバケーブル1Aの長手方向におけるスロット溝32と、スロット溝32内の光ファイバケーブル1Aの長手方向における各光ファイバテープ心線20(20a〜20f)の向き及び位置の変化を示す断面図である。なお、図4〜図6では、説明の便宜上、図1に示される8条のスロット溝32のうちの1つのスロット溝32のみを示している。
図4〜図6は、第一実施形態の光ファイバケーブル1Aの長手方向におけるスロット溝32と、スロット溝32内の光ファイバケーブル1Aの長手方向における各光ファイバテープ心線20(20a〜20f)の向き及び位置の変化を示す断面図である。なお、図4〜図6では、説明の便宜上、図1に示される8条のスロット溝32のうちの1つのスロット溝32のみを示している。
なお、図4〜図6の例は、光ユニット2において一方向の螺旋状に撚られている光ファイバテープ心線20同士の撚り(捻回)のピッチと、光ファイバケーブル1Aの長手方向に沿って一方向の螺旋状に設けられているスロット溝32の撚り(捻回)のピッチとが同じ600mmである例としているが、上記両者(光ユニット2及びスロット溝32)のピッチは同じピッチである必要はない。例えば、上記光ユニット2における光ファイバテープ心線20同士の撚り(捻回)のピッチが500mmであり、上記スロット溝32の撚り(捻回)のピッチが600mmである場合など、上記両者のピッチが異なっていてもよい。
スロット溝32は、右撚りの螺旋状に形成されたS状溝である。光ユニット2の光ファイバテープ心線20a〜20f同士は、スロット溝32の撚り方向と同様に右撚りに撚り合わされている。そして、各光ファイバテープ心線20a〜20fは、撚られる右回りとは逆向きの左回りに撚り返しされながら、すなわち逆向きに捩じられながら撚り合わされている。本実施形態における「撚り返し」とは、光ファイバテープ心線同士を撚り合わせる際に生じる各光ファイバテープ心線の捩じれを、その捩じれが解消する向きに各光ファイバテープ心線を捩じることをいう。
図4は、光ユニット2の撚りピッチの0ピッチ位置(撚りピッチが600mmの場合は、光ファイバケーブル1Aの長手方向における0mmの位置)におけるスロット溝32と、スロット溝32内の各光ファイバテープ心線20a〜20fの向き及び位置を示す。スロット溝32は、溝の開口を図4の光ファイバケーブル1Aの断面における上方へ向けて設けられている。光ユニット2に含まれている6つの光ファイバテープ心線20a〜20fは、光ユニット2内において、光ファイバ心線21が並列される幅方向が、スロット溝32の開口に平行な方向となるように配置されている。なお、平行とは厳密な意味での平行を意味するものではなく、平行とみなされる範囲であれば本発明の効果を奏する範囲で幅を持つ意味である。また、図4における一番上側(スロット溝32の開口側)の段に光ファイバテープ心線20aが配置され、上から二番目の段に光ファイバテープ心線20fと光ファイバテープ心線20bとが左右方向に並列されている。また、上から三番目の段に光ファイバテープ心線20eと光ファイバテープ心線20cとが左右方向に並列され、一番下の段に光ファイバテープ心線20dが配置されている。
図5は、光ユニット2の撚りピッチの1/3ピッチ位置(撚りピッチが600mmの場合は、光ファイバケーブル1Aの長手方向における200mmの位置)におけるスロット溝32と、スロット溝32内の各光ファイバテープ心線20a〜20fの向き及び位置を示す。スロット溝32は、長手方向の変化に伴い撚り方向(矢印Bの方向)に向かって位置が変化され、1/3ピッチ位置では光ファイバケーブル1Aの断面において右下方向へ開口を向けて設けられている。光ユニット2に含まれている6つの光ファイバテープ心線20a〜20fは、右回りで撚られているため、例えば上記0ピッチ位置で一番上の段に配置されていた光ファイバテープ心線20aは、1/3ピッチ位置ではスロット溝32の開口側から三番目の段において、スロット溝32の開口に向かって右側に配置されている。他の光ファイバテープ心線の位置も同様に変化し、スロット溝32の開口側に一番近い段に光ファイバテープ心線20eが配置され、スロット溝32の開口側から二番目の段に光ファイバテープ心線20dと光ファイバテープ心線20fとがスロット溝32の開口に向かって左右に並列されている。また、スロット溝32の開口側から三番目の段に光ファイバテープ心線20cと光ファイバテープ心線20aとがスロット溝32の開口に向かって左右に並列され、スロット溝32の開口側から四番目の段に光ファイバテープ心線20bが配置されている。また、6つの光ファイバテープ心線20a〜20fは、それぞれが撚り返しされているため、上記0ピッチ位置の場合と同様に、全ての光ファイバテープ心線20a〜20fにおける光ファイバ心線21が並列される幅方向が、スロット溝32の開口に平行な方向となるように配置されている。
図6は、光ユニット2の撚りピッチの2/3ピッチ位置(撚りピッチが600mmの場合は、光ファイバケーブル1Aの長手方向における400mmの位置)におけるスロット溝32と、スロット溝32内の各光ファイバテープ心線20a〜20fの向き及び位置を示す。スロット溝32は、矢印Cの方向に向かって位置が変化され、光ファイバケーブル1Aの断面において左下方向へ開口を向けて設けられている。6つの光ファイバテープ心線20a〜20fは、上記同様に右回りで撚られることにより、スロット溝32の開口側に一番近い段に光ファイバテープ心線20cが配置され、スロット溝32の開口側から二番目の段に光ファイバテープ心線20bと光ファイバテープ心線20dとがスロット溝32の開口に向かって左右に並列されている。また、スロット溝32の開口側から三番目の段に光ファイバテープ心線20aと光ファイバテープ心線20eとがスロット溝32の開口に向かって左右に並列され、スロット溝32の開口側から四番目の段に光ファイバテープ心線20fが配置されている。また、6つの光ファイバテープ心線20a〜20fは、それぞれが撚り返しされているため、上記0ピッチ位置及び1/3ピッチ位置の場合と同様に、全ての光ファイバテープ心線20a〜20fにおける光ファイバ心線21が並列される幅方向が、スロット溝32の開口に平行な方向となるように配置されている。
光ユニット2の撚りピッチの1ピッチ位置では元に戻り、図4に示す0ピッチ位置における光ファイバテープ心線20a〜20fの各位置と同様に配置され、以降の長手方向位置では、図4〜図6の状態を繰り返して配置される。
図7〜図9は、上記光ファイバケーブル1Aの比較例1として、光ファイバケーブル1Aと同様の構成を有する光ファイバケーブル10Aのスロット溝32と、スロット溝32内の各光ファイバテープ心線20との向き及び位置の変化を示す断面図である。光ファイバケーブル10Aは、各光ファイバテープ心線200a〜200fを撚り合わせる際に撚り返しがされていない点で、撚り返しされている上記光ファイバケーブル1Aと相違している。なお、光ファイバケーブル1Aと同じ符号を付した部分は、同様の機能を有する部分であるため説明は省略する。
図7は光ユニット2の撚りピッチの0ピッチ及び1ピッチ位置、図8は1/3ピッチ位置、図9は2/3ピッチ位置におけるスロット溝32と、スロット溝32内の各光ファイバテープ心線200a〜200fの向き及び位置をそれぞれ示す。
図7に示すように、0ピッチ位置及び1ピッチ位置では、スロット溝32と、スロット溝32内の各光ファイバテープ心線200a〜200fの向き及び位置は、上記光ファイバケーブル1Aの0ピッチ位置における各光ファイバテープ心線20a〜20fの向き及び位置と同様の向き及び位置となっている。一方、図8及び図9に示すように、1/3ピッチ位置及び2/3ピッチ位置では、スロット溝32の向き及び位置は上記光ファイバケーブル1Aの1/3ピッチ位置及び2/3ピッチ位置における向き及び位置と同様であるが、各光ファイバテープ心線200a〜200fの向き及び位置は、撚り返しをしていないため、不規則な向き及び位置に変化している。
以上の図4〜図6における光ファイバテープ心線20単体の状態と、図7〜図9における光ファイバテープ心線20単体の状態について図10及び図11を参照して説明する。
図10は、図4〜図6に示される光ファイバケーブル1Aにおいて、光ファイバテープ心線20a〜20fが右回りで撚られる際の光ファイバテープ心線の状態の変化を模式的に示した図である。図11は、図7〜図9に示される光ファイバケーブル10Aにおいて、光ファイバテープ心線200a〜200fが右回りで撚られる際の光ファイバテープ心線の状態の変化を模式的に示した図である。なお、図10及び図11は、便宜上、単体の光ファイバテープ心線で見たときの状態の変化を分かり易く示すため、4本の光ファイバ心線で示している。
図10は、図4〜図6に示される光ファイバケーブル1Aにおいて、光ファイバテープ心線20a〜20fが右回りで撚られる際の光ファイバテープ心線の状態の変化を模式的に示した図である。図11は、図7〜図9に示される光ファイバケーブル10Aにおいて、光ファイバテープ心線200a〜200fが右回りで撚られる際の光ファイバテープ心線の状態の変化を模式的に示した図である。なお、図10及び図11は、便宜上、単体の光ファイバテープ心線で見たときの状態の変化を分かり易く示すため、4本の光ファイバ心線で示している。
光ファイバケーブル1Aの場合、光ファイバテープ心線20a〜20fが撚られる際に撚り返されている。このため、図10に示すように、光ファイバテープ心線20単体を長手方向で見ると、光ファイバテープ心線20に捩じれは発生しない。
これに対して、光ファイバケーブル10Aの場合、光ファイバテープ心線200a〜200fが撚られる際に撚り返しが行われていない。このため、図11に示すように、光ファイバテープ心線200単体を長手方向で見ると、光ファイバテープ心線200に矢印Eで示される向きの捩じれが発生する。このため、光ユニット2の光ファイバテープ心線200a〜200f全体として見ると、図8、図9に示されるように、各光ファイバテープ心線200a〜200fの向き及び位置の不規則性として現れる。
このような構成の光ファイバケーブル1Aは、以下のように製造される。
例えば右撚りの螺旋状に形成された8条のスロット溝32を備えるスロットロッド3と、6つの光ファイバテープ心線20a〜20fを準備する。6つの光ファイバテープ心線20a〜20f同士を撚り合わせながら光ユニット2を作成する。この場合、6つの光ファイバテープ心線20a〜20f同士を撚る際に、各光ファイバテープ心線20a〜20fに対して撚り合わせの方向と反対方向の撚り返し(捩じり)をそれぞれ加える。作成された光ユニット2をスロットロッド3の各スロット溝32に収容し、スロットロッド3の周囲に押さえ巻きテープ4を巻く。
例えば右撚りの螺旋状に形成された8条のスロット溝32を備えるスロットロッド3と、6つの光ファイバテープ心線20a〜20fを準備する。6つの光ファイバテープ心線20a〜20f同士を撚り合わせながら光ユニット2を作成する。この場合、6つの光ファイバテープ心線20a〜20f同士を撚る際に、各光ファイバテープ心線20a〜20fに対して撚り合わせの方向と反対方向の撚り返し(捩じり)をそれぞれ加える。作成された光ユニット2をスロットロッド3の各スロット溝32に収容し、スロットロッド3の周囲に押さえ巻きテープ4を巻く。
図12は、光ユニット2の占有率と光ファイバ心線21の異常発生数との関係を比較するグラフである。
光ユニット2の占有率とは、各スロット溝32の断面積に対する光ユニット2内の光ファイバテープ心線の断面積の割合を示す。光ファイバ心線21の異常発生数とは、マクロベンドロスが発生する光ファイバ心線21の数の割合を光ファイバケーブル1Aの1kmあたりでの発生割合に換算した値である。曲線Fは、第一実施形態の光ファイバケーブル1Aの測定結果を表し、曲線Gは、比較例1の光ファイバケーブル10Aの測定結果を表す。
光ユニット2の占有率とは、各スロット溝32の断面積に対する光ユニット2内の光ファイバテープ心線の断面積の割合を示す。光ファイバ心線21の異常発生数とは、マクロベンドロスが発生する光ファイバ心線21の数の割合を光ファイバケーブル1Aの1kmあたりでの発生割合に換算した値である。曲線Fは、第一実施形態の光ファイバケーブル1Aの測定結果を表し、曲線Gは、比較例1の光ファイバケーブル10Aの測定結果を表す。
図12に示すように、光ファイバケーブル10A(曲線G)の場合には、光ユニット2の占有率が40%を超えると異常発生数が増加し始め、さらに45%を超えると顕著に増加し伝送特性が悪化する。これに対して、光ファイバケーブル1A(曲線F)の場合には、光ユニット2の占有率が60%となるまで異常発生数を1%以下に抑えることができ、良好な伝送特性を維持できる。
このように、第一実施形態の光ファイバケーブル1Aによれば、光ユニット2を構成する光ファイバテープ心線20a〜20f同士が撚り合わされる際に、各光ファイバテープ心線20a〜20fが撚り合わせの方向と逆方向に撚り返しされる。このため、各光ファイバテープ心線20a〜20fは、例えば図4〜図6、図10に示すように、長手方向で見ると各々の光ファイバテープ心線20a〜20fに捩じれが発生しない。したがって、光ファイバテープ心線20a〜20fの捩じれに伴うマクロベンドロスの発生を抑制することができ、スロット溝32内における光ユニット2の占有率を高くしても良好な伝送特性を得ることができる。
また、光ファイバテープ心線として間欠連結型光ファイバテープ心線を使用した場合は、例えば光ファイバケーブル1Aを円弧状に曲げた際に光ファイバテープ心線20に加わる圧縮応力を分散することができる。このため、さらにマクロベンドロスの発生を抑制することができ、光ユニット2の占有率を高くしても良好な伝送特性を得ることができる。
これにより、スロット溝32内における光ユニット2の占有率を例えば40%〜60%にした場合でも、光ファイバケーブル1Aによればマクロベンドロスの発生を抑制することができ、良好な伝送特性を得ることができる。
図13は、第二実施形態に係る光ファイバケーブル1Bの構成を示す断面図である。
図13に示すように、光ファイバケーブル1Bには、スロット溝32内に3つの光ユニット2が収容されている。なお、第一実施形態の光ファイバケーブル1A(図1参照)と同じ符号を付した部分は、同様の機能を有する部分であるため説明は省略する。
図13に示すように、光ファイバケーブル1Bには、スロット溝32内に3つの光ユニット2が収容されている。なお、第一実施形態の光ファイバケーブル1A(図1参照)と同じ符号を付した部分は、同様の機能を有する部分であるため説明は省略する。
図14〜図16は、光ファイバケーブル1Bの長手方向におけるスロット溝32と、光ファイバケーブル1Bの長手方向におけるスロット溝32内の各光ユニット2の光ファイバテープ心線20(20a〜20r)の向き及び位置の変化を示す断面図である。図14は光ユニット2の撚りピッチの0ピッチ位置及び1ピッチ位置、図15は1/3ピッチ位置、図16は2/3ピッチ位置におけるスロット溝32と、スロット溝32内の各光ファイバテープ心線20a〜20rとの向き及び位置をそれぞれ示す。
光ファイバケーブル1Bの場合も、第一実施形態の光ファイバケーブル1A(図1参照)と同様に、光ユニット2の光ファイバテープ心線20a〜20f、20g〜20l、20m〜20rが撚られる際に各光ファイバテープ心線20a〜20f、20g〜20l、20m〜20rにおいて撚り返しが行われている。このため、図14〜図16に示す各ピッチでは、各光ユニット2における光ファイバテープ心線20a〜20f、20g〜20l、20m〜20rを長手方向で見ると、各光ファイバテープ心線20a〜20f、20g〜20l、20m〜20rに捩じれが発生していない。
図17〜図19は、上記光ファイバケーブル1Bの比較例2として、光ファイバケーブル1Bと同様の構成を有する光ファイバケーブル10Bのスロット溝32とスロット溝32内の各光ファイバテープ心線200a〜200rの向き及び位置の変化を示す断面図である。図17は光ユニット2の撚りピッチの0ピッチ位置及び1ピッチ位置、図18は1/3ピッチ位置、図19は2/3ピッチ位置におけるスロット溝32と各光ファイバテープ心線200a〜200rとの向き及び位置をそれぞれ示す。
光ファイバケーブル10Bでは、各光ファイバテープ心線200a〜200f、200g〜200l、200m〜200rが撚られる際に各光ファイバテープ心線200a〜200f、200g〜200l、200m〜200rにおいて撚り返しが行われていない。このため、例えば図18、図19に示す各ピッチ位置では、各光ユニット2における光ファイバテープ心線200a〜200f、200g〜200l、200m〜200rを長手方向で見ると、各光ファイバテープ心線200a〜200f、200g〜200l、200m〜200rに捩じれが発生して、向き及び位置が不規則となっている。
このような構成を有する第二実施形態の光ファイバケーブル1Bによれば、第一実施形態の光ファイバケーブル1Aと同様の作用効果を奏する。
1A、1B 光ファイバケーブル
2 光ユニット
3 スロットロッド
4 押さえ巻きテープ
5 ケーブル外被
20(20a〜20r) 光ファイバテープ心線
21 光ファイバ心線
21a 裸ファイバ
21b 被覆層
22 連結部
23 非連結部
24 テープ樹脂
25 バンドル材
31 テンションメンバ
32 スロット溝
33 スロットリブ
2 光ユニット
3 スロットロッド
4 押さえ巻きテープ
5 ケーブル外被
20(20a〜20r) 光ファイバテープ心線
21 光ファイバ心線
21a 裸ファイバ
21b 被覆層
22 連結部
23 非連結部
24 テープ樹脂
25 バンドル材
31 テンションメンバ
32 スロット溝
33 スロットリブ
Claims (2)
- 複数本の光ファイバ心線が並列に配置された複数の光ファイバテープ心線が集められた光ユニットと、該光ユニットを収納するための螺旋状またはSZ状に形成された複数条のスロット溝を有するスロットロッドと、を備える光ファイバケーブルであって、
前記光ユニットは、当該光ファイバケーブルの長手方向に沿って、撚り返された状態で光ファイバテープ心線同士が撚られている、光ファイバケーブル。 - 前記光ファイバテープ心線は、複数の光ファイバ心線が並列に配置された状態で、一部、または全ての前記光ファイバ心線間において、隣接する光ファイバ心線間が連結された連結部と、隣接する光ファイバ心線間が連結されていない非連結部とが長手方向に間欠的に設けられた間欠連結型光ファイバテープ心線であり、
前記スロット溝の断面積に対する前記光ユニット内の光ファイバテープ心線の断面積から計算される前記光ユニットの占有率が、40%以上60%以下である、請求項1に記載の光ファイバケーブル。
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- 2016-07-25 JP JP2016145598A patent/JP2018017774A/ja active Pending
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