JPH10319284A - スペーサ型光ファイバケーブル - Google Patents
スペーサ型光ファイバケーブルInfo
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- JPH10319284A JPH10319284A JP9131261A JP13126197A JPH10319284A JP H10319284 A JPH10319284 A JP H10319284A JP 9131261 A JP9131261 A JP 9131261A JP 13126197 A JP13126197 A JP 13126197A JP H10319284 A JPH10319284 A JP H10319284A
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- optical fibers
- groove
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4407—Optical cables with internal fluted support member
- G02B6/4408—Groove structures in support members to decrease or harmonise transmission losses in ribbon cables
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4429—Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
- G02B6/443—Protective covering
- G02B6/4432—Protective covering with fibre reinforcements
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアコア型のスペーサ型光ファイバケーブル
において、光ファイバ心線に発生する過余長を吸収で
き、かつ、光ファイバ心線余長の長手方向の移動を抑え
ることができる光ファイバケーブルを提供する。 【解決手段】 抗張力部材１を中心に設けたスペーサ２
には、螺旋状に溝３が形成されている。各溝３には、光
ファイバ心線４が収納され、押さえ巻き５を施し、その
上からシース６で被覆されている。各溝３の断面積に対
する光ファイバ心線４の断面積の総和の比である充填率
は、１０〜５０％にされている。
において、光ファイバ心線に発生する過余長を吸収で
き、かつ、光ファイバ心線余長の長手方向の移動を抑え
ることができる光ファイバケーブルを提供する。 【解決手段】 抗張力部材１を中心に設けたスペーサ２
には、螺旋状に溝３が形成されている。各溝３には、光
ファイバ心線４が収納され、押さえ巻き５を施し、その
上からシース６で被覆されている。各溝３の断面積に対
する光ファイバ心線４の断面積の総和の比である充填率
は、１０〜５０％にされている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信網を構築す
る際に必要な単心線集合型スペーサ型光ファイバケーブ
ル、特に、垂直布設も要求されるビル内布設に適したス
ペーサ型光ファイバケーブルに関するものである。
る際に必要な単心線集合型スペーサ型光ファイバケーブ
ル、特に、垂直布設も要求されるビル内布設に適したス
ペーサ型光ファイバケーブルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複数の光ファイバ心線を、溝付スペーサ
へ高密度に収納した光ファイバケーブルの開発は従来か
ら行われてきた。例えば、実開昭５９−１８ｌ４０３号
公報や特開昭６２−２５８４１１号公報に示されるよう
に、光ファイバ心線を糸や紐等で包縛して溝付スペーサ
に収納したスペーサ型光ファイバケーブルが知られてい
る。
へ高密度に収納した光ファイバケーブルの開発は従来か
ら行われてきた。例えば、実開昭５９−１８ｌ４０３号
公報や特開昭６２−２５８４１１号公報に示されるよう
に、光ファイバ心線を糸や紐等で包縛して溝付スペーサ
に収納したスペーサ型光ファイバケーブルが知られてい
る。
【０００３】従来のこの種のスペーサ型光ファイバケー
ブルは、スペーサの溝に対する光ファイバ心線の充填率
を特に考慮していなかったため、次のような問題が生じ
ていた。なお、ここでいう「充填率」とは、溝ごとにつ
いて計算されるもので、次式で定義される。 充填率（％）＝（光ファイバ心線複数本の総断面積／溝
内における光ファイバ心線が動ける空間の断面積）×１
００ なお、溝内における光ファイバ心線が動ける空間の断面
積については、光ファイバ心線が占めている断面積も当
然に含まれるものである。したがって、断面積Ｓの溝内
に光ファイバ心線のみが収納されている場合、その光フ
ァイバ心線の総断面積がＦであれば、充填率は、（Ｆ／
Ｓ）×１００である。
ブルは、スペーサの溝に対する光ファイバ心線の充填率
を特に考慮していなかったため、次のような問題が生じ
ていた。なお、ここでいう「充填率」とは、溝ごとにつ
いて計算されるもので、次式で定義される。 充填率（％）＝（光ファイバ心線複数本の総断面積／溝
内における光ファイバ心線が動ける空間の断面積）×１
００ なお、溝内における光ファイバ心線が動ける空間の断面
積については、光ファイバ心線が占めている断面積も当
然に含まれるものである。したがって、断面積Ｓの溝内
に光ファイバ心線のみが収納されている場合、その光フ
ァイバ心線の総断面積がＦであれば、充填率は、（Ｆ／
Ｓ）×１００である。
【０００４】溝に光ファイバ心線を収納した光ファイバ
ケーブルは、例えば冬期などに低温状態になると、ケー
ブル構成材料と光ファイバ心線の線膨張係数の差から、
光ファイバ心線はケーブルに対して長くなり、溝内で蛇
行する。すなわち、余長の発生という現象が起きる。こ
の種の光ファイバケーブルは、あらかじめ心線余長をあ
る程度付与して製造しておくことが一般的であるが、こ
うして発生したさらなる余長が追加された場合、光ファ
イバ心線の充填率が高すぎると、空間が狭いため、溝内
での蛇行のピッチが小さくなり、光ファイバ心線の曲が
りの曲率半径が小さくなる。蛇行のピッチが均一となる
保証はないから、余長が集中した部分では、曲率半径が
非常に小さくなるために、曲げロス増を生じ、さらには
破断にいたることもあった。
ケーブルは、例えば冬期などに低温状態になると、ケー
ブル構成材料と光ファイバ心線の線膨張係数の差から、
光ファイバ心線はケーブルに対して長くなり、溝内で蛇
行する。すなわち、余長の発生という現象が起きる。こ
の種の光ファイバケーブルは、あらかじめ心線余長をあ
る程度付与して製造しておくことが一般的であるが、こ
うして発生したさらなる余長が追加された場合、光ファ
イバ心線の充填率が高すぎると、空間が狭いため、溝内
での蛇行のピッチが小さくなり、光ファイバ心線の曲が
りの曲率半径が小さくなる。蛇行のピッチが均一となる
保証はないから、余長が集中した部分では、曲率半径が
非常に小さくなるために、曲げロス増を生じ、さらには
破断にいたることもあった。
【０００５】その一方で、この種の光ファイバケーブル
は、ビル内に垂直布設して使用されることが多いため、
光ファイバ心線の充填率が低すぎると、光ファイバ心線
の初期余長が下方ヘ容易に移動して余長溜まりが生じ、
やはり曲げロス増が生じ、さらには破断にいたることも
あった。
は、ビル内に垂直布設して使用されることが多いため、
光ファイバ心線の充填率が低すぎると、光ファイバ心線
の初期余長が下方ヘ容易に移動して余長溜まりが生じ、
やはり曲げロス増が生じ、さらには破断にいたることも
あった。
【０００６】上記の実開昭５９−ｌ８ｌ４０３号公報で
は、これらの問題点についての開示はなく、なんらの解
決手段も考慮されていない。また、特開昭６２−２５８
４ｌｌ号公報では、光ファイバ心線に引張応力を加えた
状態でらせん溝に収納する方法を採用している。引張応
力を加えておくと、ケーブルに曲げが加えられたり、環
境温度の変化で光ファイバ心線に加えられた張力が増加
するという問題がある。
は、これらの問題点についての開示はなく、なんらの解
決手段も考慮されていない。また、特開昭６２−２５８
４ｌｌ号公報では、光ファイバ心線に引張応力を加えた
状態でらせん溝に収納する方法を採用している。引張応
力を加えておくと、ケーブルに曲げが加えられたり、環
境温度の変化で光ファイバ心線に加えられた張力が増加
するという問題がある。
【０００７】また、溝内にジェリーを充填している場合
は、粗巻糸が簡単にほぐれてしまうという問題はなかっ
たが、ジェリー非充填型であるエアコア型の場合は、特
に端末部分で粗巻き糸がほぐれてしまう問題も発生して
いた。
は、粗巻糸が簡単にほぐれてしまうという問題はなかっ
たが、ジェリー非充填型であるエアコア型の場合は、特
に端末部分で粗巻き糸がほぐれてしまう問題も発生して
いた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、エアコア型のスペーサ型光
ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線に発生する
過余長を吸収でき、かつ、光ファイバ心線余長の長手方
向の移動を抑えることができる光ファイバケーブルを提
供することを目的とするものである。
情に鑑みてなされたもので、エアコア型のスペーサ型光
ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線に発生する
過余長を吸収でき、かつ、光ファイバ心線余長の長手方
向の移動を抑えることができる光ファイバケーブルを提
供することを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、長手方向に連続した複数の溝を有するスペーサの溝
部分に充填材を充填せずに複数本の単心線の光ファイバ
心線を収納したエアコア型のスペーサ型光ファイバケー
ブルにおいて、光ファイバ心線を収納した溝におけるそ
の溝の光ファイバ心線が動ける空間の断面積に対する光
ファイバ心線複数本の断面積の総和が１０％〜５０％で
あることを特徴とするものである。
は、長手方向に連続した複数の溝を有するスペーサの溝
部分に充填材を充填せずに複数本の単心線の光ファイバ
心線を収納したエアコア型のスペーサ型光ファイバケー
ブルにおいて、光ファイバ心線を収納した溝におけるそ
の溝の光ファイバ心線が動ける空間の断面積に対する光
ファイバ心線複数本の断面積の総和が１０％〜５０％で
あることを特徴とするものである。
【００１０】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
のスペーサ型光ファイバケーブルにおいて、前記溝に収
納される前記光ファイバ心線が、複数本ごとに糸または
紐によって粗巻きされていることを特徴とするものであ
る。
のスペーサ型光ファイバケーブルにおいて、前記溝に収
納される前記光ファイバ心線が、複数本ごとに糸または
紐によって粗巻きされていることを特徴とするものであ
る。
【００１１】請求項３に記載の発明は、請求項２に記載
のスペーサ型光ファイバケーブルにおいて、前記糸また
は紐を複数本用いて粗巻きされ、かつ、少なくとも１対
の糸または紐が逆方向に巻かれていることを特徴とする
ものである。
のスペーサ型光ファイバケーブルにおいて、前記糸また
は紐を複数本用いて粗巻きされ、かつ、少なくとも１対
の糸または紐が逆方向に巻かれていることを特徴とする
ものである。
【００１２】請求項４に記載の発明は、請求項２または
３に記載のスペーサ型光ファイバケーブルにおいて、前
記糸または紐の粗巻きのピッチが、４００ｍｍ以下であ
ることを特徴とするものである。
３に記載のスペーサ型光ファイバケーブルにおいて、前
記糸または紐の粗巻きのピッチが、４００ｍｍ以下であ
ることを特徴とするものである。
【００１３】請求項５に記載の発明は、請求項２ないし
４のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、前記糸または紐が着色されていることを特
徴とするものである。
４のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、前記糸または紐が着色されていることを特
徴とするものである。
【００１４】請求項６に記載の発明は、請求項２ないし
５のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、被覆外径が２３０〜２９０μｍの光ファイ
バ心線が、複数本ごとに２００〜２５０デニールの糸で
粗巻きされていることを特徴とするものである。
５のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、被覆外径が２３０〜２９０μｍの光ファイ
バ心線が、複数本ごとに２００〜２５０デニールの糸で
粗巻きされていることを特徴とするものである。
【００１５】請求項７に記載の発明は、請求項２ないし
５のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、被覆外径が４５０〜５５０μｍの光ファイ
バ心線が、複数本ごとに５００〜６００デニールの糸で
粗巻きされていることを特徴とするものである。
５のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、被覆外径が４５０〜５５０μｍの光ファイ
バ心線が、複数本ごとに５００〜６００デニールの糸で
粗巻きされていることを特徴とするものである。
【００１６】請求項８に記載の発明は、請求項２ないし
７のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、前記糸または紐の材料が、コットン、ナイ
ロン、炭素繊維のいずれか、もしくは、その組み合わせ
であることを特徴とするものである。
７のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、前記糸または紐の材料が、コットン、ナイ
ロン、炭素繊維のいずれか、もしくは、その組み合わせ
であることを特徴とするものである。
【００１７】請求項９に記載の発明は、請求項１ないし
８のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、前記スペーサの溝がＳ−Ｚ撚りの形状に形
成されていることを特徴とするものである。
８のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ルにおいて、前記スペーサの溝がＳ−Ｚ撚りの形状に形
成されていることを特徴とするものである。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１は、本発明のスペーサ型光フ
ァイバケーブル第１の実施の形態の断面図である。図
中、１は抗張力部材、２はスペーサ、３は溝、４は光フ
ァイバ心線、５は押さえ巻き、６はシースである。抗張
力部材１は、鋼線や鋼撚り線、あるいは、炭素繊維等の
耐張力部材が用いられるが、ユニットケーブルと用いる
場合には、必ずしも、抗張力部材１を必要としない。こ
の実施の形態では、鋼線を用いた。スペーサ２は、合成
樹脂、例えばポリエチレンを押し出し成形して、溝３が
形成される。溝３は、一方向の螺旋溝、あるいは、反転
螺旋溝（Ｓ−Ｚ撚り形状）に形成されている。各溝３に
は、光ファイバ心線４が収納されているが、一部の溝に
は、光ファイバ心線を収納しなくてもよい。光ファイバ
心線を溝３に収納した上からテープまたは紐による押さ
え巻き５を施し、その上からシース６で被覆されてい
る。
ァイバケーブル第１の実施の形態の断面図である。図
中、１は抗張力部材、２はスペーサ、３は溝、４は光フ
ァイバ心線、５は押さえ巻き、６はシースである。抗張
力部材１は、鋼線や鋼撚り線、あるいは、炭素繊維等の
耐張力部材が用いられるが、ユニットケーブルと用いる
場合には、必ずしも、抗張力部材１を必要としない。こ
の実施の形態では、鋼線を用いた。スペーサ２は、合成
樹脂、例えばポリエチレンを押し出し成形して、溝３が
形成される。溝３は、一方向の螺旋溝、あるいは、反転
螺旋溝（Ｓ−Ｚ撚り形状）に形成されている。各溝３に
は、光ファイバ心線４が収納されているが、一部の溝に
は、光ファイバ心線を収納しなくてもよい。光ファイバ
心線を溝３に収納した上からテープまたは紐による押さ
え巻き５を施し、その上からシース６で被覆されてい
る。
【００１９】光ファイバ心線が収納されている溝３にお
ける充填率は、１０〜５０％にされている。充填率が１
０％より少ないと、溝３内での光ファイバ心線４が移動
しやすく、ビル内での垂直布設などの場合に、余長溜ま
りを生じやすくなる。また、充填率が５０％を超える
と、余長が追加された場合に、光ファイバ心線に小さい
曲率半径の曲げが生じやすくなる。本発明では、充填率
を１０〜５０％の範囲にすることにより、このような問
題点に対処できる。
ける充填率は、１０〜５０％にされている。充填率が１
０％より少ないと、溝３内での光ファイバ心線４が移動
しやすく、ビル内での垂直布設などの場合に、余長溜ま
りを生じやすくなる。また、充填率が５０％を超える
と、余長が追加された場合に、光ファイバ心線に小さい
曲率半径の曲げが生じやすくなる。本発明では、充填率
を１０〜５０％の範囲にすることにより、このような問
題点に対処できる。
【００２０】第１の実施の形態の具体例の諸元について
説明する。使用した光ファィバ心線４は、被覆外径が２
５０μｍの単心線で、各溝３には２０心ずつ光ファイバ
心線４を収納した。スペーサ３には５つの溝が形成され
ており、全ての溝に同じ数の光ファイバ心線４を収納し
たから、合計ｌ００心のスペーサ型光ファイバケーブル
である。中心の抗張力部材１には、ｌ．４ｍｍφの鋼線
を使用した。スペーサ３の外径はｌ０．５ｍｍで、シー
ス６を施した光ファイバケーブルの外径は、ｌ５．０ｍ
ｍである。溝３はＳ−Ｚ撚りの形状で、反転ピッチは２
５０ｍｍ、反転角度は２７５゜である。溝３の断面積は
７．３ｍｍ2 、光ファイバ心線２０本の総断面積は１．
０ｍ2 であるから、光ファイバ心線の溝内充填率は、 （１．０／７．３）×１００≒１４％ である。
説明する。使用した光ファィバ心線４は、被覆外径が２
５０μｍの単心線で、各溝３には２０心ずつ光ファイバ
心線４を収納した。スペーサ３には５つの溝が形成され
ており、全ての溝に同じ数の光ファイバ心線４を収納し
たから、合計ｌ００心のスペーサ型光ファイバケーブル
である。中心の抗張力部材１には、ｌ．４ｍｍφの鋼線
を使用した。スペーサ３の外径はｌ０．５ｍｍで、シー
ス６を施した光ファイバケーブルの外径は、ｌ５．０ｍ
ｍである。溝３はＳ−Ｚ撚りの形状で、反転ピッチは２
５０ｍｍ、反転角度は２７５゜である。溝３の断面積は
７．３ｍｍ2 、光ファイバ心線２０本の総断面積は１．
０ｍ2 であるから、光ファイバ心線の溝内充填率は、 （１．０／７．３）×１００≒１４％ である。
【００２１】図２は、本発明のスペーサ型光ファイバケ
ーブル第２の実施の形態の断面図である。図中、図１と
同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。７は
糸である。この実施の形態では、溝３内の光ファイバ心
線４を複数本ごとに糸７で粗巻きした点が第１の実施の
形態と相違する。なお、粗巻きは、糸に限られるもので
はなく、紐を用いてもよい。
ーブル第２の実施の形態の断面図である。図中、図１と
同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。７は
糸である。この実施の形態では、溝３内の光ファイバ心
線４を複数本ごとに糸７で粗巻きした点が第１の実施の
形態と相違する。なお、粗巻きは、糸に限られるもので
はなく、紐を用いてもよい。
【００２２】光ファイバ心線４を複数本ごとに粗巻きし
たことによって、光ファイバ心線４の取扱いが容易とな
るばかりでなく、溝３の内壁と光ファイバ心線４との間
の摩擦抵抗力を向上させ、光ファイバ心線４の溝３内で
の長手方向の移動を抑止する効果を高めることができ
る。このとき、糸または紐によって溝のクリアランスは
減少するが、後述するように、糸または紐の材料をコッ
トン、ナイロン、炭素繊維、例えばケブラー（登録商
標）等の材料を用いた柔軟な材質とすることで、光ファ
イバ心線ヘの応力を極力低減させることが可能となる。
たことによって、光ファイバ心線４の取扱いが容易とな
るばかりでなく、溝３の内壁と光ファイバ心線４との間
の摩擦抵抗力を向上させ、光ファイバ心線４の溝３内で
の長手方向の移動を抑止する効果を高めることができ
る。このとき、糸または紐によって溝のクリアランスは
減少するが、後述するように、糸または紐の材料をコッ
トン、ナイロン、炭素繊維、例えばケブラー（登録商
標）等の材料を用いた柔軟な材質とすることで、光ファ
イバ心線ヘの応力を極力低減させることが可能となる。
【００２３】さらに、糸または紐を着色することで、同
―色の光ファイバ心線の識別も可能となり、同一溝内ヘ
収納する光ファイバ心線の本数を増加できるようにな
る。この時、糸あるいは紐を２本以上、少なくともその
１対を逆方向に粗巻きすることで、糸あるいは紐がほど
けてしまうのを抑止する効果も生まれる。
―色の光ファイバ心線の識別も可能となり、同一溝内ヘ
収納する光ファイバ心線の本数を増加できるようにな
る。この時、糸あるいは紐を２本以上、少なくともその
１対を逆方向に粗巻きすることで、糸あるいは紐がほど
けてしまうのを抑止する効果も生まれる。
【００２４】具体例の諸元は、第１の実施の形態で説明
した値と同じである。粗巻きについては、光ファイバ心
線４を４本ずつ束ねた。糸７は、各バンドルについて、
２２５デニールのコットン糸２本を互いに逆方向に巻き
付け、粗巻きピッチは６０〜８０ｍｍとした。
した値と同じである。粗巻きについては、光ファイバ心
線４を４本ずつ束ねた。糸７は、各バンドルについて、
２２５デニールのコットン糸２本を互いに逆方向に巻き
付け、粗巻きピッチは６０〜８０ｍｍとした。
【００２５】第１および第２の実施の形態で説明した具
体例の初期伝送損失を測定した。波長λ＝１．５５μｍ
で１００心の最大が０．２ｌ３ｄＢ／ｋｍであり、その
他の機械的特性、温度特性なども全て良好であった。
体例の初期伝送損失を測定した。波長λ＝１．５５μｍ
で１００心の最大が０．２ｌ３ｄＢ／ｋｍであり、その
他の機械的特性、温度特性なども全て良好であった。
【００２６】ここで、本発明の効果を確認するために、
図１と図２に示す２つのタイプのスペーサ型光ファイバ
ケーブルの具体例の各々について、溝の寸法を変えるこ
とにより、光ファイバ充填率を５％，ｌ０％，２５％，
４０％，５０％，６０％と６種類を試作した。合計ｌ２
種類の試作光ファイバケーブルについて、−４０〜＋６
０℃のヒートサイクル試験と、５０ｍ垂直布設・振動試
験を実施した。結果を図３，図４に示す。図３には、損
失変化が最大となった−４０℃での値をプロットし、図
４には、上端からの光ファイバ心線の引き込みが停止状
態となった時点、すなわち、心線余長が下側に溜まった
状態での損失変動値をプロットした。
図１と図２に示す２つのタイプのスペーサ型光ファイバ
ケーブルの具体例の各々について、溝の寸法を変えるこ
とにより、光ファイバ充填率を５％，ｌ０％，２５％，
４０％，５０％，６０％と６種類を試作した。合計ｌ２
種類の試作光ファイバケーブルについて、−４０〜＋６
０℃のヒートサイクル試験と、５０ｍ垂直布設・振動試
験を実施した。結果を図３，図４に示す。図３には、損
失変化が最大となった−４０℃での値をプロットし、図
４には、上端からの光ファイバ心線の引き込みが停止状
態となった時点、すなわち、心線余長が下側に溜まった
状態での損失変動値をプロットした。
【００２７】図３から明らかなように、充填率５０％以
下とすれば低温での損失増加が抑制され、図４からは、
充填率１０％以上とすれば、光ファイバ心線の余長移動
によるロス増も避けられることが分かる。また、充填率
５％でも、光ファイバ心線に粗巻きを施すことによっ
て、粗巻きを施さないものに対してロス増をある程度低
減できることが確認された。同様の効果を、被覆外径５
００μｍの光ファイバ心線と５５０デニールのコットン
糸を使用した試作ケーブルでも確認できた。
下とすれば低温での損失増加が抑制され、図４からは、
充填率１０％以上とすれば、光ファイバ心線の余長移動
によるロス増も避けられることが分かる。また、充填率
５％でも、光ファイバ心線に粗巻きを施すことによっ
て、粗巻きを施さないものに対してロス増をある程度低
減できることが確認された。同様の効果を、被覆外径５
００μｍの光ファイバ心線と５５０デニールのコットン
糸を使用した試作ケーブルでも確認できた。
【００２８】さらに、コットン糸の粗巻き条件による、
ばらけ防止効果についても検証した。ケーブル端末ｌｍ
の粗巻きバンドルを取り出して垂直に垂らし、３分間の
振動を加えてもコットン糸が光ファイバ心線複数本に巻
かれた状態を保っているか、どうかを調査した。結果を
図５に示す。粗巻き状態をＯ△×の３段階で表わした。
Ｏは初期状態のままで良好、△はばらけつつあるが作業
を慎重に行えば同―色の光ファイバ心線の識別が可能、
×はすっかりほどけてしまったことを意味する。図５か
ら分かるように、２本の糸を一対として用いた逆方向巻
きには、互いの糸のばらけを抑止する効果があり、更に
粗巻ピッチを４００ｍｍ以下とすることでその効果を一
層引き出すことが可能となる。糸は、ナイロン、炭素繊
維を用いた場合でも同様な効果が確認された。
ばらけ防止効果についても検証した。ケーブル端末ｌｍ
の粗巻きバンドルを取り出して垂直に垂らし、３分間の
振動を加えてもコットン糸が光ファイバ心線複数本に巻
かれた状態を保っているか、どうかを調査した。結果を
図５に示す。粗巻き状態をＯ△×の３段階で表わした。
Ｏは初期状態のままで良好、△はばらけつつあるが作業
を慎重に行えば同―色の光ファイバ心線の識別が可能、
×はすっかりほどけてしまったことを意味する。図５か
ら分かるように、２本の糸を一対として用いた逆方向巻
きには、互いの糸のばらけを抑止する効果があり、更に
粗巻ピッチを４００ｍｍ以下とすることでその効果を一
層引き出すことが可能となる。糸は、ナイロン、炭素繊
維を用いた場合でも同様な効果が確認された。
【００２９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１に記載の発明によれば、長手方向に連続した複数の溝
を有するスペーサの溝部分に充填材を充填せずに複数本
の単心線の光ファイバ心線を収納したエアコア型のスペ
ーサ型光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線を
収納した溝におけるその溝の光ファイバ心線が動ける空
間の断面積に対する光ファイバ心線複数本の断面積の総
和が１０％〜５０％にすることにより、光ファイバ心線
の曲げロス増および破断を防ぐことができる。また、光
ファイバ心線に発生した過余長を吸収でき、かつ、光フ
ァイバ心線余長の長手方向移動を抑えることができるの
で、ビル内などに垂直布設して使用するような構内光フ
ァイバケーブルなどに使用すると効果的である。
１に記載の発明によれば、長手方向に連続した複数の溝
を有するスペーサの溝部分に充填材を充填せずに複数本
の単心線の光ファイバ心線を収納したエアコア型のスペ
ーサ型光ファイバケーブルにおいて、光ファイバ心線を
収納した溝におけるその溝の光ファイバ心線が動ける空
間の断面積に対する光ファイバ心線複数本の断面積の総
和が１０％〜５０％にすることにより、光ファイバ心線
の曲げロス増および破断を防ぐことができる。また、光
ファイバ心線に発生した過余長を吸収でき、かつ、光フ
ァイバ心線余長の長手方向移動を抑えることができるの
で、ビル内などに垂直布設して使用するような構内光フ
ァイバケーブルなどに使用すると効果的である。
【００３０】請求項２に記載の発明によれば、前記溝に
収納される前記光ファイバ心線が、複数本ごとに糸また
は紐によって粗巻きされていることことによって、溝内
壁と光ファイバ心線の間の摩擦抵抗力を向上させ、光フ
ァイバ心線の長手方向移動を抑止する効果を高めること
ができる。
収納される前記光ファイバ心線が、複数本ごとに糸また
は紐によって粗巻きされていることことによって、溝内
壁と光ファイバ心線の間の摩擦抵抗力を向上させ、光フ
ァイバ心線の長手方向移動を抑止する効果を高めること
ができる。
【００３１】請求項３，４に記載の発明によれば、前記
糸または紐を複数本用いて粗巻きされ、かつ、少なくと
も１対の糸または紐が逆方向に巻かれていることによ
り、また、前記糸または紐の粗巻きのピッチが、４００
ｍｍ以下であることにより、糸または紐がほどけてしま
うのを抑止することができる。
糸または紐を複数本用いて粗巻きされ、かつ、少なくと
も１対の糸または紐が逆方向に巻かれていることによ
り、また、前記糸または紐の粗巻きのピッチが、４００
ｍｍ以下であることにより、糸または紐がほどけてしま
うのを抑止することができる。
【００３２】請求項５に記載の発明によれば、前記糸ま
たは紐が着色されていることにより、同―色の光ファイ
バ心線の識別も可能となり、同一溝内ヘ収納する光ファ
イバ心線の本数が増加しても取扱いが容易となる。
たは紐が着色されていることにより、同―色の光ファイ
バ心線の識別も可能となり、同一溝内ヘ収納する光ファ
イバ心線の本数が増加しても取扱いが容易となる。
【００３３】請求項６,７に記載の発明によれば、被覆
外径が２３０〜２９０μｍの光ファイバ心線が、複数本
ごとに２００〜２５０デニールの糸で粗巻きされている
ことにより、また、被覆外径が４５０〜５５０μｍの光
ファイバ心線が、複数本ごとに５００〜６００デニール
の糸で粗巻きされていることにより、被覆外径に適応し
たバンドルを形成することができる。
外径が２３０〜２９０μｍの光ファイバ心線が、複数本
ごとに２００〜２５０デニールの糸で粗巻きされている
ことにより、また、被覆外径が４５０〜５５０μｍの光
ファイバ心線が、複数本ごとに５００〜６００デニール
の糸で粗巻きされていることにより、被覆外径に適応し
たバンドルを形成することができる。
【００３４】請求項８に記載の発明によれば、前記糸ま
たは紐の材料が、コットン、ナイロン、炭素繊維のいず
れか、もしくは、その組み合わせであることにより、糸
または紐によって溝のクリアランスは減少するが、糸ま
たは紐の材質を柔軟な材料とすることで、光ファイバヘ
の応力を極力低減させることが可能となる。
たは紐の材料が、コットン、ナイロン、炭素繊維のいず
れか、もしくは、その組み合わせであることにより、糸
または紐によって溝のクリアランスは減少するが、糸ま
たは紐の材質を柔軟な材料とすることで、光ファイバヘ
の応力を極力低減させることが可能となる。
【００３５】請求項９に記載の発明によれば、前記スペ
ーサの溝がＳ−Ｚ撚りの形状に形成されていることによ
り、後分岐作業において、光ファイバ心線の取り出しが
容易となる。
ーサの溝がＳ−Ｚ撚りの形状に形成されていることによ
り、後分岐作業において、光ファイバ心線の取り出しが
容易となる。
【図１】本発明のスペーサ型光ファイバケーブル第１の
実施の形態の断面図である。
実施の形態の断面図である。
【図２】本発明のスペーサ型光ファイバケーブル第２の
実施の形態の断面図である。
実施の形態の断面図である。
【図３】試作例について、ヒートサイクル試験を行なっ
た結果の説明図である。
た結果の説明図である。
【図４】試作例について、５０ｍ垂直布設・振動試験を
行なった結果の説明図である。
行なった結果の説明図である。
【図５】コットン糸の粗巻き条件によるばらけ防止効果
試験を行なった結果の説明図である。
試験を行なった結果の説明図である。
１…抗張力部材、２…スペーサ、３…溝、４…光ファイ
バ心線、５…押さえ巻き、６…シース、７…糸。
バ心線、５…押さえ巻き、６…シース、７…糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保苅 和男 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 古川 眞一 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内
Claims (9)
- 【請求項１】 長手方向に連続した複数の溝を有するス
ペーサの溝部分に充填材を充填せずに複数本の単心線の
光ファイバ心線を収納したエアコア型のスペーサ型光フ
ァイバケーブルにおいて、光ファイバ心線を収納した溝
におけるその溝の光ファイバ心線が動ける空間の断面積
に対する光ファイバ心線複数本の断面積の総和が１０％
〜５０％であることを特徴とするスペーサ型光ファイバ
ケーブル。 - 【請求項２】 前記溝に収納される前記光ファイバ心線
が、複数本ごとに糸または紐によって粗巻きされている
ことを特徴とする請求項１に記載のスペーサ型光ファイ
バケーブル。 - 【請求項３】 前記糸または紐を複数本用いて粗巻きさ
れ、かつ、少なくとも１対の糸または紐が逆方向に巻か
れていることを特徴とする請求項２に記載のスペーサ型
光ファイバケーブル。 - 【請求項４】 前記糸または紐の粗巻きのピッチが、４
００ｍｍ以下であることを特徴とする請求項２または３
に記載のスペーサ型光ファイバケーブル。 - 【請求項５】 前記糸または紐が着色されていることを
特徴とする請求項２ないし４のいずれか１項に記載のス
ペーサ型光ファイバケーブル。 - 【請求項６】 被覆外径が２３０〜２９０μｍの光ファ
イバ心線が、複数本ごとに２００〜２５０デニールの糸
で粗巻きされていることを特徴とする請求項２ないし５
のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ル。 - 【請求項７】 被覆外径が４５０〜５５０μｍの光ファ
イバ心線が、複数本ごとに５００〜６００デニールの糸
で粗巻きされていることを特徴とする請求項２ないし５
のいずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブ
ル。 - 【請求項８】 前記糸または紐の材料が、コットン、ナ
イロン、炭素繊維のいずれか、もしくは、その組み合わ
せであることを特徴とする請求項２ないし７のいずれか
１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブル。 - 【請求項９】 前記スペーサの溝がＳ−Ｚ撚りの形状に
形成されていることを特徴とする請求項１ないし８のい
ずれか１項に記載のスペーサ型光ファイバケーブル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9131261A JPH10319284A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | スペーサ型光ファイバケーブル |
| US09/082,466 US6122427A (en) | 1997-05-21 | 1998-05-21 | Spacer type optical fiber cable |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9131261A JPH10319284A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | スペーサ型光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10319284A true JPH10319284A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15053797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9131261A Pending JPH10319284A (ja) | 1997-05-21 | 1997-05-21 | スペーサ型光ファイバケーブル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6122427A (ja) |
| JP (1) | JPH10319284A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000075705A1 (fr) * | 1999-06-03 | 2000-12-14 | Ube-Nitto Kasei Co., Ltd. | Separateur pour cable a fibres optiques, procede de fabrication correspondant et cable a fibres optiques utilisant ce separateur |
| JP2007034094A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | 光ファイバケーブルの製造装置と製造方法 |
| JP2007272098A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | 光ファイバケーブル |
| JP2015099315A (ja) * | 2013-11-20 | 2015-05-28 | 株式会社フジクラ | スロット型光ファイバケーブル |
| JP2016075814A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバケーブル |
| JP2017090913A (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-25 | オーエフエス ファイテル，エルエルシー | ファイバ束及びその束を結束するための糸を含む光ケーブル |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6321012B1 (en) * | 1999-08-30 | 2001-11-20 | Alcatel | Optical fiber having water swellable material for identifying grouping of fiber groups |
| NL1033918C2 (nl) * | 2007-05-31 | 2008-12-02 | Draka Comteq Bv | Kabel, alsmede gebruik en werkwijze voor het aanleggen van een kabelnetwerk. |
| US8818156B2 (en) | 2010-03-30 | 2014-08-26 | Corning Cable Systems Llc | Multiple channel optical fiber furcation tube and cable assembly using same |
| US8855454B2 (en) * | 2010-05-03 | 2014-10-07 | Draka Comteq, B.V. | Bundled fiber optic cables |
| WO2013066315A1 (en) * | 2011-11-01 | 2013-05-10 | Empire Technology Development Llc | Cable with optical fiber for prestressed concrete |
| WO2015052951A1 (ja) * | 2013-10-07 | 2015-04-16 | 株式会社フジクラ | 光ファイバユニット、光ファイバ分岐方法、及び、光ファイバケーブル |
| GB201417836D0 (en) * | 2014-10-08 | 2014-11-19 | Optasense Holdings Ltd | Fibre optic cable with transverse sensitivity |
| EP3410168A4 (en) * | 2016-01-28 | 2019-09-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | FIBER OPTIC CABLE |
| GB201701595D0 (en) * | 2017-01-31 | 2017-03-15 | Optasense Holdings Ltd | Cable for distributed sensing |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59181403A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | 東芝ライテック株式会社 | シヤンデリア |
| JPS62258411A (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光フアイバケ−ブル及びその製造方法 |
| US5561730A (en) * | 1995-02-23 | 1996-10-01 | Siecor Corporation | Cable containing fiber ribbons with optimized frictional properties |
| KR100207818B1 (ko) * | 1995-11-27 | 1999-07-15 | 윤종용 | 루즈튜브를 이용한 광섬유 복합가공지선의 구조 및 제조방법 |
-
1997
- 1997-05-21 JP JP9131261A patent/JPH10319284A/ja active Pending
-
1998
- 1998-05-21 US US09/082,466 patent/US6122427A/en not_active Expired - Lifetime
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| US6795625B1 (en) | 1999-06-03 | 2004-09-21 | Ube-Nitto Kasei Co., Ltd. | Spacer for optical fiber cable and optical fiber cable using the spacer |
| JP2007034094A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Swcc Showa Cable Systems Co Ltd | 光ファイバケーブルの製造装置と製造方法 |
| JP4657846B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-03-23 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 光ファイバケーブルの製造装置と製造方法 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6122427A (en) | 2000-09-19 |
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