JPH0812265A - 移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置 - Google Patents

移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置

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Publication number
JPH0812265A
JPH0812265A JP14737594A JP14737594A JPH0812265A JP H0812265 A JPH0812265 A JP H0812265A JP 14737594 A JP14737594 A JP 14737594A JP 14737594 A JP14737594 A JP 14737594A JP H0812265 A JPH0812265 A JP H0812265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jib
length
electric wire
crane
resistance value
Prior art date
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Pending
Application number
JP14737594A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoteru Fujita
直輝 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP14737594A priority Critical patent/JPH0812265A/ja
Publication of JPH0812265A publication Critical patent/JPH0812265A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 継ぎジブをピンで結合してなるジブにおい
て、ジブ長さを自動検出する手段を与えることにより、
過負荷防止装置の表示する吊上げ性能を自動的に切換え
うるようにし、これにより、従来のオペレ−タが誤った
ジブ長さを過負荷防止装置に入力したことが原因で発生
したような事故を未然に防ぐことを目的とする。 【構成】 継ぎジブをピンで結合して組立ててなるジブ
を備えたクレ−ンにおいて、各継ぎジブa1,a2・・・
に所定抵抗値を有する固定抵抗を含み、端部にコネクタ
3a,3bを備えた電線1を取付け、継ぎジブa1,a2・・
・を組立てた後この電線1を互に接続し、接続された電
線内の固定抵抗の総和を求める演算器6を備え、該抵抗
値の総和によりジブ長さを検出し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、継ぎジブをピンで結合
して組立ててなるジブを備えたクレ−ンのジブ長さ検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のジブは図1に示すごとく、中間
に入れる継ぎジブ(a1〜a3)の数を変えて組み立てるこ
とにより仕事の内容に応じてジブ長さを変えることがで
きる。そしてジブの長さに応じて異なる吊上げ性能を持
つようにするのが普通である。トラッククレ−ン等の伸
縮ジブではコ−ドリ−ル型の長さ検出器c(図3)によ
りジブ長さを検出している。これに対しピンで結合して
組立てるジブ(クロ−ラクレ−ンのラチス式ジブやトラ
ッククレ−ンのラフィングジブ等)では自動検出してお
らず、図2の如くオペレ−タが運転室内でジブ長さの数
値を直接過負荷防止装置入力部dに入力するか、或いは
ロ−タリスイッチe等で選択している。このため、オペ
レ−タが誤ったジブ長さを入力してクレ−ン作業をした
時には、転倒事故を起こす危険性がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、継ぎジブを
ピンで結合してなるジブにおいて、ジブ長さを自動検出
する手段を与えることにより、過負荷防止装置の表示す
る吊上げ性能を自動的に切換えうるようにし、これによ
り従来のオペレ−タが誤ったジブ長さを過負荷防止装置
に入力したことが原因で発生したような事故を未然に防
ぐことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】継ぎジブをピンで結合し
て組立ててなるジブを備えたクレ−ンにおいて、各継ぎ
ジブa1,a2・・・に所定抵抗値を有する固定抵抗を含
み、端部にコネクタ3a,3bを備えた電線を取付け、継ぎ
ジブa1,a2・・・を組立てた後この電線を互に接続
し、接続された電線内の固定抵抗の総和を求める演算器
6を備え、該抵抗値の総和によりジブ長さを検出し得る
ようにした。
【0005】
【作用】演算器6によって得られた全抵抗値をもとに過
負荷防止装置の表示を自動的に切替えることができるの
で、オペレ−タが誤ったジブ長さに入力することが無
く、オペレ−タの誤りから発生する事故を未然に防止す
ることができる。
【0006】
【実施例】図4と図5に基いて説明する。図4は、継ぎ
ジブaの片側に電線1を固定具2で固定した状態を示
す。電線1は両端にコネクタ3aと3bが取付けられてい
て、隣接する継ぎジブの電線とこのコネクタを介し接続
できる。4は電線1の途中に設けた抵抗箱で、この中に
一定の抵抗値Rの抵抗がセットされている。この抵抗は
電線1の中に入れ込んでもよく、或いは図5の如く防水
ケ−ス4′の中に存在させてもよい。
【0007】図6のように継ぎジブa1,a2・・・を組
立てた後、上記電線1のコネクタ3a,3bを全て接続する
と、回路の全抵抗は接続した固定抵抗の数すなわち継ぎ
ジブの数によって変化する。従って、全抵抗値R1+R2
+R3(又は電圧降下量)を測定することによりジブの長
さLを知ることができる。
【0008】移動式クレ−ンのジブには図7,図8に示
すごとく、過巻防止装置5が取付けてあり、ジブを組立
てた後、過巻防止装置5のための配線7(図8)をジブ
の基部からジブの先端まで伸ばしている。本発明の場
合、電線の芯数を増やして前記電線1と過巻防止装置用
の配線7を一体化することもできる。
【0009】全抵抗値ΣR(又は電圧降下量)を過負荷
防止装置5の演算器6(マイクロコンピュ−タ)で測定
し、ジブ長さLを検出する。そしてこの検出されたジブ
長さLに応じて性能の種類を自動で切換えすれば、オペ
レ−タの入力ミスによる事故を未然に防ぐことができ
る。
【0010】
【効果】継ぎジブをピンで結合して組立ててなるジブを
備えたクレ−ンにおいて、各継ぎジブaに所定抵抗値を
有する固定抵抗を含み、端部にコネクタ3a,3bを備えた
配線を取付け、継ぎジブaを組立てた後この電線を互に
接続し、接続された電線内の固定抵抗の総和を求める演
算器6を備え、該抵抗値の総和によりジブ長さを検出し
得るようにした。このようにしたので、演算器6によっ
て得られた全抵抗値をもとに過負荷防止装置の表示を自
動的に切替えることができるので、オペレ−タが誤った
ジブ長さに入力することがなく、オペレ−タの誤りから
発生する事故を未然に防止することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知継ぎジブを備えたクレ−ンの側面図。
【図2】公知の運転室内に設けた過負荷防止装置入力部
を示す。
【図3】公知コ−ドリ−ル型長さ検出器を示す。
【図4】本発明に係る継ぎジブに設けた抵抗付電線。
【図5】電線の拡大詳細図。
【図6】継ぎジブを継ぎ、抵抗付電線も接続した状態を
示す。
【図7】長さ検出用の電線と過負荷防止装置の電線を一
体化した図。
【図8】図7の配線の詳細図。
【符号の説明】 a 継ぎジブ 1 電線 2 固定具 3a,3b コネクタ 4 抵抗箱 4′ 防止ケ−ス 5 過巻防止装置 6 演算器 7 配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継ぎジブをピンで結合して組立ててなる
    ジブを備えたクレ−ンにおいて、各継ぎジブ(a1,a2
    ・・・)に所定抵抗値を有する固定抵抗を含み、端部に
    コネクタ(3a,3b)を備えた電線(1)を取付け、継ぎジブ
    (a1,a2・・・)を組立てた後この電線(1)を互に接続し、
    接続された電線内の固定抵抗の総和を求める演算器(6)
    を備え、該抵抗値の総和によりジブ長さを検出し得るよ
    うにしたことを特徴とする移動式クレ−ンのジブ長さ検
    出装置。
JP14737594A 1994-06-29 1994-06-29 移動式クレ−ンのジブ長さ検出装置 Pending JPH0812265A (ja)

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