JPH09285412A - 浴水循環濾過装置 - Google Patents
浴水循環濾過装置Info
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- JPH09285412A JPH09285412A JP8103061A JP10306196A JPH09285412A JP H09285412 A JPH09285412 A JP H09285412A JP 8103061 A JP8103061 A JP 8103061A JP 10306196 A JP10306196 A JP 10306196A JP H09285412 A JPH09285412 A JP H09285412A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オゾン発生装置が停止しているときは空気の
流入を遮断し、オゾン発生装置の運転は空気を流入して
から行い、また浴水の循環量に応じてオゾンの発生量を
制御する浴水循環濾過装置を提供する。 【解決手段】 吸込部２と濾過槽５とを結ぶ入水路３ａ
に装着された循環ポンプ３と、濾過槽５と吹出部７とを
結ぶ出水路３ｂに装着された流量センサ２１と、一端に
空気流入口８を有する空気流入路８ａ及びオゾン流路１
０に接続されたオゾン発生装置９と、空気流入路８ａを
開閉する電磁弁２２と、循環ポンプ３が駆動された後に
電磁弁２２の弁開放及びオゾン発生装置９を運転するコ
ントローラ２３とを備えた。
流入を遮断し、オゾン発生装置の運転は空気を流入して
から行い、また浴水の循環量に応じてオゾンの発生量を
制御する浴水循環濾過装置を提供する。 【解決手段】 吸込部２と濾過槽５とを結ぶ入水路３ａ
に装着された循環ポンプ３と、濾過槽５と吹出部７とを
結ぶ出水路３ｂに装着された流量センサ２１と、一端に
空気流入口８を有する空気流入路８ａ及びオゾン流路１
０に接続されたオゾン発生装置９と、空気流入路８ａを
開閉する電磁弁２２と、循環ポンプ３が駆動された後に
電磁弁２２の弁開放及びオゾン発生装置９を運転するコ
ントローラ２３とを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴水を循環させて
濾過槽で浄化し、オゾンにより殺菌する浴水循環濾過装
置に関するものである。
濾過槽で浄化し、オゾンにより殺菌する浴水循環濾過装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は従来の浴水循環濾過装置のブロッ
ク図であり、図において、１は浴槽、２は槽１に装着さ
れた吸込部で、吸込口が設けられ、内部にフィルタが着
脱可能に装着されている。３は循環ポンプで、吸込口２
及び濾過槽５を結ぶ入水路３ａと濾過槽５及び吹出部７
を結ぶ出水路３ｂとで形成される循環路に浴水を循環さ
せる。４は入水路３ａ内に流れる浴水の温度を検出する
温度センサ、６は出水路３ｂに装着されたセラミックヒ
ータである。
ク図であり、図において、１は浴槽、２は槽１に装着さ
れた吸込部で、吸込口が設けられ、内部にフィルタが着
脱可能に装着されている。３は循環ポンプで、吸込口２
及び濾過槽５を結ぶ入水路３ａと濾過槽５及び吹出部７
を結ぶ出水路３ｂとで形成される循環路に浴水を循環さ
せる。４は入水路３ａ内に流れる浴水の温度を検出する
温度センサ、６は出水路３ｂに装着されたセラミックヒ
ータである。
【０００３】前述した濾過槽５は、ゴミ等を濾過するフ
ィルタが設けらていると共に、浴水に含まれたタンパク
質や脂肪等を濾過する活性炭が充填されている。また、
前記吹出部７は、吸込部２と同様に浴槽１に装着され、
出水路３ｂに連結された吹出口が設けられている。
ィルタが設けらていると共に、浴水に含まれたタンパク
質や脂肪等を濾過する活性炭が充填されている。また、
前記吹出部７は、吸込部２と同様に浴槽１に装着され、
出水路３ｂに連結された吹出口が設けられている。
【０００４】８は空気流入口で、オゾン発生装置９を介
してオゾン流路１０と繋がっており、出水路３ｂに流れ
る浴水の流速によるインジェクタ効果により空気が流入
するようになっている。オゾン発生装置９は流入した空
気からオゾンを発生する。このオゾンは、前記インジェ
クタ効果により出水路３ｂ内の浴水と共に吹出部７から
吹き出される。１１はコントローラで、循環ポンプ３の
運転制御、設定温度に基づくセラミックヒータ６の加熱
制御、オゾン発生装置９の通電制御等を行う。
してオゾン流路１０と繋がっており、出水路３ｂに流れ
る浴水の流速によるインジェクタ効果により空気が流入
するようになっている。オゾン発生装置９は流入した空
気からオゾンを発生する。このオゾンは、前記インジェ
クタ効果により出水路３ｂ内の浴水と共に吹出部７から
吹き出される。１１はコントローラで、循環ポンプ３の
運転制御、設定温度に基づくセラミックヒータ６の加熱
制御、オゾン発生装置９の通電制御等を行う。
【０００５】前記のように構成された従来の浴水循環濾
過装置において、運転時には、循環ポンプ３により、浴
槽１内の浴水が吸込部２から吸い込まれて濾過槽５で浄
化され、セラミックヒータ６を介してオゾンと共に吹出
部７から浴槽１に吹き出される。このとき、コントロー
ラ１１は、循環している浴水の温度を温度センサ４を通
して検知し、湯温が設定温度になるようにセラミックヒ
ータ６を加熱制御し、また、所定時間毎にオゾン発生装
置９を運転してオゾンを発生させる。
過装置において、運転時には、循環ポンプ３により、浴
槽１内の浴水が吸込部２から吸い込まれて濾過槽５で浄
化され、セラミックヒータ６を介してオゾンと共に吹出
部７から浴槽１に吹き出される。このとき、コントロー
ラ１１は、循環している浴水の温度を温度センサ４を通
して検知し、湯温が設定温度になるようにセラミックヒ
ータ６を加熱制御し、また、所定時間毎にオゾン発生装
置９を運転してオゾンを発生させる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の浴水循
環濾過装置では、オゾン発生装置９が作動していないと
きでも、湿度の高い浴室内の空気がインジェクタ効果に
より空気流入口から取り込まれているため、その湿度に
よりオゾン発生装置９が悪影響を受け劣化の要因になっ
ていた。また、空気が空気流入口に取り込まれる前にオ
ゾン発生装置９が作動した場合には、高濃度のオゾンが
発生し、オゾン発生装置９やオゾン通過部分の部品の劣
化につながっていた。さらに、フィルタ等が目ずまりを
起こして浴水の循環量が低下したときには、オゾン発生
装置９のオゾン発生量が一定であるため、高濃度のオゾ
ンが発生するということがあった。
環濾過装置では、オゾン発生装置９が作動していないと
きでも、湿度の高い浴室内の空気がインジェクタ効果に
より空気流入口から取り込まれているため、その湿度に
よりオゾン発生装置９が悪影響を受け劣化の要因になっ
ていた。また、空気が空気流入口に取り込まれる前にオ
ゾン発生装置９が作動した場合には、高濃度のオゾンが
発生し、オゾン発生装置９やオゾン通過部分の部品の劣
化につながっていた。さらに、フィルタ等が目ずまりを
起こして浴水の循環量が低下したときには、オゾン発生
装置９のオゾン発生量が一定であるため、高濃度のオゾ
ンが発生するということがあった。
【０００７】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、オゾン発生装置が停止しているときは空
気の流入を遮断し、オゾン発生装置の運転は空気を流入
してから行い、またその運転の停止は空気の流入を遮断
してから行い、さらに浴水の循環量に応じてオゾンの発
生量を制御する浴水循環濾過装置を提供することを目的
とする。
されたもので、オゾン発生装置が停止しているときは空
気の流入を遮断し、オゾン発生装置の運転は空気を流入
してから行い、またその運転の停止は空気の流入を遮断
してから行い、さらに浴水の循環量に応じてオゾンの発
生量を制御する浴水循環濾過装置を提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る浴水循環濾
過装置は、浴槽にそれぞれ設けられた吸込部及び吹出部
と、浴水を浄化するための濾過槽と、前記吸込部と前記
濾過槽とを結ぶ入水路と、前記濾過槽と前記吹出部とを
結ぶ出水路と、前記入水路に装着され、浴水を前記濾過
槽を介して循環させる循環ポンプと、空気からオゾンを
発生するオゾン発生装置と、一端に空気流入口を有し、
前記オゾン発生装置を介して前記出水路に接続された分
岐路と、分岐路に装着され、その分岐路を開閉する弁を
有する弁開閉手段と、前記循環ポンプが駆動された後に
前記弁開閉手段の弁開放及び前記オゾン発生装置を運転
するオゾン発生制御手段とを備えたものである。
過装置は、浴槽にそれぞれ設けられた吸込部及び吹出部
と、浴水を浄化するための濾過槽と、前記吸込部と前記
濾過槽とを結ぶ入水路と、前記濾過槽と前記吹出部とを
結ぶ出水路と、前記入水路に装着され、浴水を前記濾過
槽を介して循環させる循環ポンプと、空気からオゾンを
発生するオゾン発生装置と、一端に空気流入口を有し、
前記オゾン発生装置を介して前記出水路に接続された分
岐路と、分岐路に装着され、その分岐路を開閉する弁を
有する弁開閉手段と、前記循環ポンプが駆動された後に
前記弁開閉手段の弁開放及び前記オゾン発生装置を運転
するオゾン発生制御手段とを備えたものである。
【０００９】前記オゾン発生制御手段は、前記循環ポン
プが駆動されると、前記弁開閉手段の弁を開放し、その
後に前記オゾン発生装置を運転するものである。
プが駆動されると、前記弁開閉手段の弁を開放し、その
後に前記オゾン発生装置を運転するものである。
【００１０】また、浴水循環濾過装置は前記出水路に装
着された流量センサを備え、前記オゾン発生制御手段
は、前記オゾン発生装置の運転開始後に前記流量センサ
の検出流量が第１の所定値以下かどうかを判定し、検出
流量が第１の所定値以下のときは前記オゾン発生装置の
運転を停止し、前記流量センサの検出流量が第１の所定
値を越えているときはその検出流量が第２の所定値（第
１の所定値＜第２の所定値）以下かどうかを判定し、前
記流量センサの検出流量が第２の所定値以下のときは前
記オゾン発生装置のオゾン発生量を所定量まで減少させ
るものである。
着された流量センサを備え、前記オゾン発生制御手段
は、前記オゾン発生装置の運転開始後に前記流量センサ
の検出流量が第１の所定値以下かどうかを判定し、検出
流量が第１の所定値以下のときは前記オゾン発生装置の
運転を停止し、前記流量センサの検出流量が第１の所定
値を越えているときはその検出流量が第２の所定値（第
１の所定値＜第２の所定値）以下かどうかを判定し、前
記流量センサの検出流量が第２の所定値以下のときは前
記オゾン発生装置のオゾン発生量を所定量まで減少させ
るものである。
【００１１】前記オゾン発生制御手段は、前記循環ポン
プの駆動が停止されたときは前記オゾン発生装置の運転
を停止し、その後に前記弁開閉手段の弁を閉鎖するもの
である。
プの駆動が停止されたときは前記オゾン発生装置の運転
を停止し、その後に前記弁開閉手段の弁を閉鎖するもの
である。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施形態を示す浴
水循環濾過装置のブロック図である。なお、図５で説明
した従来例と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明
を省略する。
水循環濾過装置のブロック図である。なお、図５で説明
した従来例と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明
を省略する。
【００１３】図１において、２１はセラミックヒータ６
と吹出部７との間の出水路３ｂに装着された流量センサ
で、循環ポンプ３の駆動により循環する浴水の流れを検
出したときにオンし、浴水の循環量に応じて信号を出力
する。２２は例えば電磁弁で、空気流入口８とオゾン発
生装置９とを結ぶ空気流入路８ａに設けられ、オゾン発
生装置９が停止しているときは弁が閉鎖されている。
と吹出部７との間の出水路３ｂに装着された流量センサ
で、循環ポンプ３の駆動により循環する浴水の流れを検
出したときにオンし、浴水の循環量に応じて信号を出力
する。２２は例えば電磁弁で、空気流入口８とオゾン発
生装置９とを結ぶ空気流入路８ａに設けられ、オゾン発
生装置９が停止しているときは弁が閉鎖されている。
【００１４】２３はコントローラで、本発明のオゾン発
生制御手段を備え、例えば、運転開始時には、まず循環
ポンプ３を駆動し、次いで流量センサ２１のオン検知後
に電磁弁２２の弁を開放し、弁開放から所定時間Ｔ経過
後にオゾン発生装置９の運転を開始し、運転停止時に
は、まずオゾン発生装置９の運転を停止し、所定時間Ｔ
経過後に電磁弁２２の弁を閉鎖し、次いで循環ポンプ３
の駆動を停止する。
生制御手段を備え、例えば、運転開始時には、まず循環
ポンプ３を駆動し、次いで流量センサ２１のオン検知後
に電磁弁２２の弁を開放し、弁開放から所定時間Ｔ経過
後にオゾン発生装置９の運転を開始し、運転停止時に
は、まずオゾン発生装置９の運転を停止し、所定時間Ｔ
経過後に電磁弁２２の弁を閉鎖し、次いで循環ポンプ３
の駆動を停止する。
【００１５】オゾン発生装置の運転中は、流量センサ２
１の出力信号から循環量の測定値Ｐを読み取り、第１の
所定値Ｐ１と比較する。測定値Ｐが第１の所定値Ｐ１以
下のときはオゾン発生装置９の運転を停止し、前記測定
値Ｐが第１の所定値Ｐ１を越えているときはその測定値
Ｐと第２の所定値Ｐ２（Ｐ１＜Ｐ２）とを比較する。測
定値Ｐが第２の所定値Ｐ２以下のときはオゾン発生装置
９のオゾン発生量を例えば５０％まで減少させ、測定値
Ｐが第２の所定値Ｐ２を越えているときは通常運転（１
００％）にする。
１の出力信号から循環量の測定値Ｐを読み取り、第１の
所定値Ｐ１と比較する。測定値Ｐが第１の所定値Ｐ１以
下のときはオゾン発生装置９の運転を停止し、前記測定
値Ｐが第１の所定値Ｐ１を越えているときはその測定値
Ｐと第２の所定値Ｐ２（Ｐ１＜Ｐ２）とを比較する。測
定値Ｐが第２の所定値Ｐ２以下のときはオゾン発生装置
９のオゾン発生量を例えば５０％まで減少させ、測定値
Ｐが第２の所定値Ｐ２を越えているときは通常運転（１
００％）にする。
【００１６】前記のように構成された浴水循環濾過装置
の動作を説明する。図２はその浴水循環濾過装置の動作
を示すフローチャート、図３は浴水循環濾過装置の運転
開始時のタイミングチャート、図４は浴水循環濾過装置
の運転停止時のタイミングチャートである。
の動作を説明する。図２はその浴水循環濾過装置の動作
を示すフローチャート、図３は浴水循環濾過装置の運転
開始時のタイミングチャート、図４は浴水循環濾過装置
の運転停止時のタイミングチャートである。
【００１７】外部操作による運転開始の指令が入力され
ると、コントローラ２３は、まず循環ポンプ３を駆動し
（Ｓ１）、流量センサ２１がオンしたかどうかを判定す
る（Ｓ２）。流量センサ２１のオンを検知したときは、
循環ポンプ３の駆動により浴槽１内の浴水が循環してい
ると判断して電磁弁２２の弁を開放し（Ｓ３）、次いで
タイマ（図示せず）を作動して時間の計測に入る（Ｓ
４）。このとき、弁の開放により空気が空気流入口８よ
り流入しオゾン発生装置９を介して出水路３ｂに導か
れ、循環している浴水と共に吹出部７より吹き出され
る。
ると、コントローラ２３は、まず循環ポンプ３を駆動し
（Ｓ１）、流量センサ２１がオンしたかどうかを判定す
る（Ｓ２）。流量センサ２１のオンを検知したときは、
循環ポンプ３の駆動により浴槽１内の浴水が循環してい
ると判断して電磁弁２２の弁を開放し（Ｓ３）、次いで
タイマ（図示せず）を作動して時間の計測に入る（Ｓ
４）。このとき、弁の開放により空気が空気流入口８よ
り流入しオゾン発生装置９を介して出水路３ｂに導か
れ、循環している浴水と共に吹出部７より吹き出され
る。
【００１８】一方、コントローラ２３は、計測時間Ｔ１
が所定時間Ｔに達したかどうかを判定し（Ｓ５）、計測
時間Ｔ１が所定時間Ｔに達したときにオゾン発生装置９
の運転を開始し（Ｓ６）、流量センサ２１の測定値Ｐを
読み込む（Ｓ７）。そして、その測定値Ｐが第１の所定
値Ｐ１を越えているかどうかを判定し（Ｓ８）、測定値
Ｐが第１の所定値Ｐ１以下のときは浴水の循環量が少な
いと判断してオゾン発生装置９の運転を停止し（Ｓ
９）、再び流量センサ２１の測定値Ｐを読み込んで第１
の所定値Ｐ１と比較する（Ｓ７，Ｓ８）。また、前記測
定値Ｐが所定値Ｐ１を越えているときはその測定値Ｐと
第２の所定値Ｐ２とを比較し（Ｓ１０）、第２の所定値
Ｐ２の方が大きいときは浴水の循環量が通常より少ない
と判断してオゾン発生装置９のオゾン発生量が５０％に
なるように制御し（Ｓ１１）、流量センサ２１の測定値
Ｐの読み込みに入る（Ｓ７）。また、第２の所定値Ｐ２
より流量センサ２１の測定値Ｐの方が大きいときは、浴
水の循環量が正常であると判断してオゾン発生装置９を
フル運転し（Ｓ１２）、外部操作による運転停止の指令
が入力されたかどうかを判定する（Ｓ１３）。停止指令
の入力がないときは流量センサ２１の測定値Ｐを読み込
み（Ｓ７）、その値Ｐに基づいてオゾン発生装置９を制
御する。
が所定時間Ｔに達したかどうかを判定し（Ｓ５）、計測
時間Ｔ１が所定時間Ｔに達したときにオゾン発生装置９
の運転を開始し（Ｓ６）、流量センサ２１の測定値Ｐを
読み込む（Ｓ７）。そして、その測定値Ｐが第１の所定
値Ｐ１を越えているかどうかを判定し（Ｓ８）、測定値
Ｐが第１の所定値Ｐ１以下のときは浴水の循環量が少な
いと判断してオゾン発生装置９の運転を停止し（Ｓ
９）、再び流量センサ２１の測定値Ｐを読み込んで第１
の所定値Ｐ１と比較する（Ｓ７，Ｓ８）。また、前記測
定値Ｐが所定値Ｐ１を越えているときはその測定値Ｐと
第２の所定値Ｐ２とを比較し（Ｓ１０）、第２の所定値
Ｐ２の方が大きいときは浴水の循環量が通常より少ない
と判断してオゾン発生装置９のオゾン発生量が５０％に
なるように制御し（Ｓ１１）、流量センサ２１の測定値
Ｐの読み込みに入る（Ｓ７）。また、第２の所定値Ｐ２
より流量センサ２１の測定値Ｐの方が大きいときは、浴
水の循環量が正常であると判断してオゾン発生装置９を
フル運転し（Ｓ１２）、外部操作による運転停止の指令
が入力されたかどうかを判定する（Ｓ１３）。停止指令
の入力がないときは流量センサ２１の測定値Ｐを読み込
み（Ｓ７）、その値Ｐに基づいてオゾン発生装置９を制
御する。
【００１９】このときの浴槽１内は、浄化された浴水と
オゾンが吹出部７から吹き出され殺菌される。また、運
転中は、浴水の温度が設定温度になるようにセラミック
ヒータ６を加熱制御する。
オゾンが吹出部７から吹き出され殺菌される。また、運
転中は、浴水の温度が設定温度になるようにセラミック
ヒータ６を加熱制御する。
【００２０】運転中に停止指令が入力されると、コント
ローラ２３は、まずオゾン発生装置９の運転を停止し
（Ｓ１４）、タイマを作動して時間の計測に入る（Ｓ１
５）。そして、計測時間Ｔ２が所定時間Ｔに達したかど
うかを判定し（Ｓ１６）、計測時間Ｔ２が所定時間Ｔに
達したときに電磁弁２２の弁を閉鎖してオゾン発生装置
９への空気の流入を遮断し（Ｓ１７）、次いで循環ポン
プ３の駆動を停止し（Ｓ１８）、さらに、循環している
浴水が止まったかどうかを流量センサ２１を通して判定
する（Ｓ１９）。循環ポンプ３の駆動停止により流量セ
ンサ２１がオフになると、前述した動作を終了する。
ローラ２３は、まずオゾン発生装置９の運転を停止し
（Ｓ１４）、タイマを作動して時間の計測に入る（Ｓ１
５）。そして、計測時間Ｔ２が所定時間Ｔに達したかど
うかを判定し（Ｓ１６）、計測時間Ｔ２が所定時間Ｔに
達したときに電磁弁２２の弁を閉鎖してオゾン発生装置
９への空気の流入を遮断し（Ｓ１７）、次いで循環ポン
プ３の駆動を停止し（Ｓ１８）、さらに、循環している
浴水が止まったかどうかを流量センサ２１を通して判定
する（Ｓ１９）。循環ポンプ３の駆動停止により流量セ
ンサ２１がオフになると、前述した動作を終了する。
【００２１】以上のように本実施形態においては、運転
開始時には、図３のタイミングチャートに示すように、
まず循環ポンプ３を駆動し、次いで流量センサ２１のオ
ン検知後に電磁弁２２の弁を開放し、さらに弁開放から
所定時間Ｔ経過後にオゾン発生装置９の運転を開始し、
運転停止時には、図４のタイミングチャートに示すよう
に、まずオゾン発生装置９の運転を停止し、所定時間Ｔ
経過後に電磁弁２２の弁を閉鎖し、次いで循環ポンプ３
の駆動を停止するようにしたので、オゾン発生装置９や
オゾン通過部分の部品等にオゾンが滞留するということ
がなくなり、それらの劣化を防止できるという効果があ
る。また、オゾン発生装置９の運転を停止しているとき
は、電磁弁２２の弁を閉鎖しているので、湿気によるオ
ゾン発生装置９の劣化を防ぐことができるという効果も
ある。
開始時には、図３のタイミングチャートに示すように、
まず循環ポンプ３を駆動し、次いで流量センサ２１のオ
ン検知後に電磁弁２２の弁を開放し、さらに弁開放から
所定時間Ｔ経過後にオゾン発生装置９の運転を開始し、
運転停止時には、図４のタイミングチャートに示すよう
に、まずオゾン発生装置９の運転を停止し、所定時間Ｔ
経過後に電磁弁２２の弁を閉鎖し、次いで循環ポンプ３
の駆動を停止するようにしたので、オゾン発生装置９や
オゾン通過部分の部品等にオゾンが滞留するということ
がなくなり、それらの劣化を防止できるという効果があ
る。また、オゾン発生装置９の運転を停止しているとき
は、電磁弁２２の弁を閉鎖しているので、湿気によるオ
ゾン発生装置９の劣化を防ぐことができるという効果も
ある。
【００２２】さらに、浴水の循環量が第１の所定値Ｐ１
以下のときオゾン発生装置９を停止し、浴水の循環量が
第２の所定値Ｐ２以下のときはオゾン発生装置９を５０
％になるようにしたので、高濃度のオゾンが発生すると
いうことがなくなり、オゾン発生装置９や前記部品等の
劣化をより防止できるという効果がある。
以下のときオゾン発生装置９を停止し、浴水の循環量が
第２の所定値Ｐ２以下のときはオゾン発生装置９を５０
％になるようにしたので、高濃度のオゾンが発生すると
いうことがなくなり、オゾン発生装置９や前記部品等の
劣化をより防止できるという効果がある。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、循環ポン
プが駆動された後に弁開閉手段の弁開放及びオゾン発生
装置を運転するようにしたので、浴水が循環されていな
いときにオゾンが発生するということがなくなり、高濃
度によるオゾン発生装置の劣化を防止できるという効果
がある。
プが駆動された後に弁開閉手段の弁開放及びオゾン発生
装置を運転するようにしたので、浴水が循環されていな
いときにオゾンが発生するということがなくなり、高濃
度によるオゾン発生装置の劣化を防止できるという効果
がある。
【００２４】また、循環ポンプが駆動されると、弁開閉
手段の弁を開放し、その後にオゾン発生装置を運転する
ようにしたので、空気が流入する前にオゾンを発生する
ということが確実になくなるという効果がある。
手段の弁を開放し、その後にオゾン発生装置を運転する
ようにしたので、空気が流入する前にオゾンを発生する
ということが確実になくなるという効果がある。
【００２５】さらに、オゾン発生装置の運転開始後に流
量センサの検出流量が第１の所定値以下のときはオゾン
発生装置の運転を停止し、流量センサの検出流量が第２
の所定値（第１の所定値＜第２の所定値）以下のときは
オゾン発生装置のオゾン発生量を所定量まで減少させる
ようにしたので、高濃度のオゾンが発生するということ
がなくなり、オゾン発生装置や他の部品等の劣化をより
防止できるという効果がある。
量センサの検出流量が第１の所定値以下のときはオゾン
発生装置の運転を停止し、流量センサの検出流量が第２
の所定値（第１の所定値＜第２の所定値）以下のときは
オゾン発生装置のオゾン発生量を所定量まで減少させる
ようにしたので、高濃度のオゾンが発生するということ
がなくなり、オゾン発生装置や他の部品等の劣化をより
防止できるという効果がある。
【００２６】さらにまた、循環ポンプの駆動が停止され
たときはオゾン発生装置の運転を停止し、その後に弁開
閉手段の弁を閉鎖するようにしたので、浴室内の湿気に
よるオゾン発生装置の劣化を防止できるという効果があ
る。
たときはオゾン発生装置の運転を停止し、その後に弁開
閉手段の弁を閉鎖するようにしたので、浴室内の湿気に
よるオゾン発生装置の劣化を防止できるという効果があ
る。
【図１】 図１は本発明の実施形態を示す浴水循環濾過
装置のブロック図である。
装置のブロック図である。
【図２】 浴水循環濾過装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図３】 浴水循環濾過装置の運転開始時のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図４】 浴水循環濾過装置の運転停止時のタイミング
チャートである。
チャートである。
【図５】 従来の浴水循環濾過装置のブロック図であ
る。
る。
１ 浴槽、２ 吸込部、３ 循環ポンプ、４ 温度セン
サ、５ 濾過槽、７ 吹出部、８ 空気流入口、９ オ
ゾン発生装置、２１ 流量センサ、２２電磁弁、２３
コントローラ。
サ、５ 濾過槽、７ 吹出部、８ 空気流入口、９ オ
ゾン発生装置、２１ 流量センサ、２２電磁弁、２３
コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 1/50 ５３１ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０Ｌ ５５０ ５６０Ｚ ５６０ 1/78 1/78 Ｆ２４Ｈ 9/00 Ｗ Ｆ２４Ｈ 9/00 Ｂ０１Ｄ 35/02 Ｊ (72)発明者 篠原 秀東 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 齋藤 和宏 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三 菱電機株式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 浴槽にそれぞれ設けられた吸込部及び吹
出部と、 浴水を浄化するための濾過槽と、 前記吸込部と前記濾過槽とを結ぶ入水路と、 前記濾過槽と前記吹出部とを結ぶ出水路と、 前記入水路に装着され、浴水を前記濾過槽を介して循環
させる循環ポンプと、 空気からオゾンを発生するオゾン発生装置と、 一端に空気流入口を有し、前記オゾン発生装置を介して
前記出水路に接続された分岐路と、 該分岐路に装着され、その分岐路を開閉する弁を有する
弁開閉手段と、 前記循環ポンプが駆動された後に前記弁開閉手段の弁開
放及び前記オゾン発生装置を運転するオゾン発生制御手
段とを備えたことを特徴とする浴水循環濾過装置。 - 【請求項２】 前記オゾン発生制御手段は、前記循環ポ
ンプが駆動されると、前記弁開閉手段の弁を開放し、そ
の後に前記オゾン発生装置を運転することを特徴とする
請求項１記載の浴水循環濾過装置。 - 【請求項３】 前記出水路に装着された流量センサを備
え、前記オゾン発生制御手段は、前記オゾン発生装置の
運転開始後に前記流量センサの検出流量が第１の所定値
以下かどうかを判定し、検出流量が第１の所定値以下の
ときは前記オゾン発生装置の運転を停止し、前記流量セ
ンサの検出流量が第１の所定値を越えているときはその
検出流量が第２の所定値（第１の所定値＜第２の所定
値）以下かどうかを判定し、前記流量センサの検出流量
が第２の所定値以下のときは前記オゾン発生装置のオゾ
ン発生量を所定量まで減少させることを特徴とする請求
項１又は２記載の浴水循環濾過装置。 - 【請求項４】 前記オゾン発生制御手段は、前記循環ポ
ンプの駆動が停止されたときは前記オゾン発生装置の運
転を停止し、その後に前記弁開閉手段の弁を閉鎖するこ
とを特徴とする請求項１、２又は３記載の浴水循環濾過
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8103061A JPH09285412A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 浴水循環濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8103061A JPH09285412A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 浴水循環濾過装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285412A true JPH09285412A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14344169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8103061A Pending JPH09285412A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 浴水循環濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09285412A (ja) |
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1996
- 1996-04-25 JP JP8103061A patent/JPH09285412A/ja active Pending
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