JP2019051464A - 循環水殺菌処理システム及びこれに用いられる循環水殺菌処理の制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、オゾン濃度に応じたオゾン殺菌→塩素殺菌の切り替えを行うことに関して、本発明の循環水殺菌システムは、
〔1〕浴槽9から循環水を流出させる流出管P2、及び、浴槽9に循環水を流入させる流入管P1を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管P2の下流側に介設される循環ろ過装置(例えば集毛器8、濾過ポンプ1、及び濾過機2からなる)と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に分岐接続されるオゾン注入装置(例えばオゾン発生装置3、オゾン注入管P3、エジェクター3Eからなる)と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置(例えばミキサー4、及び反応塔5からなる)と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管P1の上流側との間に分岐接続される薬注入装置(例えば薬発生装置7、及び三方電磁弁11からなる)と、
浴槽9内又は流入管P1、並びに浴槽9内又は流出管P2にそれぞれ設けられた第一、第二のオゾンセンサS1、S2と、を具備してなる循環水殺菌システムであって、
第一、第二のオゾンセンサS1、S2はそれぞれ、浴槽循環水のオゾン濃度が第一設定値を超えた状態であるか、及び、第二設定値を下回った状態であるかを、所定の設定時間間隔で検知するものであり、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、第一、第二のオゾンセンサS1,S2のいずれかで第一設定値を超えた状態が検知された場合、
オゾン注入装置の動作を停止させて、循環ろ過装置、及び混合反応装置が動作しかつオゾン注入装置及び薬注入装置が動作していない「非注入動作」に切り替え、
前記「非注入動作」への切り替えののち、第一、第二のオゾンセンサS1,S2のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された時点にて、
循環ろ過装置、混合反応装置、及び薬注入装置が動作しかつオゾン注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替えることを特徴とする。
前記「オゾン注入動作」から「非注入動作」への切り替えののち、第一、第二のオゾンセンサS1,S2のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された場合、或いは前記切り替えから所定時間が経過した場合のうち、いずれかが先に発生した時点にて、循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替えるものとしてもよい。
〔3〕前記流出管P2、流入管P1のそれぞれから分岐した分岐管同士が管連通してなり、循環配管路のうちオゾン注入部(例えばエジェクター3E)及び薬注入部(例えば三方電磁弁11)の両方を含む注入管路区間をバイパスするバイパス配管路BP1と、
循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路と、前記バイパス配管路BP1を通るバイパス循環経路とに切り替えるバイパス切り替え装置と、
前記流出管P2及び流入管P1にそれぞれにそれぞれ設けられた第一、第二のオゾンセンサS1、S2と、
前記バイパス配管路に設けられた第三のオゾンセンサS3と、を具備してなり、
第一、第二、第三の各オゾンセンサS1,S2,S3でそれぞれオゾン濃度測定を所定時間間隔毎に行い、
循環ろ過装置(8,1,2)、オゾン注入装置(3)、及び混合反応装置(4,5)が動作しかつ薬注入装置(7)が動作していない「オゾン注入動作」中において、
第一、第二、第三のオゾンセンサS1,S2,S3のいずれかで第三設定値を超えた状態が検知された場合、
バイパス切り替え装置によって循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路から、前記バイパス配管路BP1を通るバイパス循環経路に切り替えると共に、
オゾン注入装置(3)の動作を停止させて、循環ろ過装置(8,1,2)、及び混合反応装置(4,5)が動作しかつオゾン注入装置(3)及び薬注入装置(4,5)が動作していない「非注入動作」に切り替えることが好ましい。
第一、第二、第三のオゾンセンサS1,S2,S3のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された場合、或いは前記切り替えから所定時間が経過した場合のうち、いずれかが先に発生した時点にて、
バイパス切り替え装置によって循環配管路の流通経路を、前記バイパス配管路を通るバイパス循環経路から、前記注入管路を通る循環経路に切り替えると共に、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替えるものとしてもよい。
〔5〕浴槽9から循環水を流出させる流出管P2、及び、浴槽9に循環水を流入させる流入管P1を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管P2の下流側に介設される循環ろ過装置(例えば集毛器8、濾過ポンプ1、及び濾過機2からなる)と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に分岐接続されるオゾン注入装置(例えばオゾン発生装置3、オゾン注入管P3、エジェクター3Eからなる)と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置(例えばミキサー4、及び反応塔5からなる)と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管P1の上流側との間に分岐接続される薬注入装置(例えば薬発生装置7、及び三方電磁弁11からなる)と、
システム休止またはシステム再開の指令を受けた時点、ないし、動作切り替えを行った時点を認識する認識装置と、
システムの予定休止時刻、システムの予定再開時刻、及びシステムの予定休止時刻より所定時間前の休止前時刻を規定すると共に、前記認識装置による各認識時点からの所定時間を規定するタイマーと、を具備してなる循環水殺菌システムであって、
「システム予定休止/停止時の一連動作」として、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、
予め設定されたシステムの予定休止時刻から所定時間だけ前の時刻になった場合、或いはシステム停止の指令を受けた(システム停止のスイッチが押された)場合、
他の装置を動作させたままさらに薬注入装置を動作させることで、循環ろ過装置、オゾン注入装置、薬注入装置、及び混合反応装置の全てが動作している「同時注入動作」に切り替え、
「同時注入動作」にてシステム休止前の所定時間が経過したのち、オゾン注入装置、循環ろ過装置、混合反応装置、及び薬注入装置の順に運転を停止して、「動作停止」の状態に切り替えることを特徴とする。
〔6〕浴槽9から循環水を流出させる流出管P2、及び、浴槽9に循環水を流入させる流入管P1を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管P2の下流側に介設される循環ろ過装置(例えば集毛器8、濾過ポンプ1、及び濾過機2からなる)と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に分岐接続されるオゾン注入装置(例えばオゾン発生装置3、オゾン注入管P3、エジェクター3Eからなる)と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置(例えばミキサー4、及び反応塔5からなる)と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管P1の上流側との間に分岐接続される薬注入装置(例えば薬発生装置7、及び三方電磁弁11からなる)と、
システム休止またはシステム再開の指令(を受けた時点)、ないし、動作切り替え(を行った時点)を認識する認識装置と、
システムの予定休止時刻、システムの予定再開時刻、及びシステムの予定休止時刻より所定時間前の休止前時刻を規定すると共に、前記認識装置による各認識時点からの所定時間を規定するタイマーと、を具備してなる循環水殺菌システムであって、
「システムの予定再開/起動時の一連動作」として、
また、循環ろ過装置、オゾン注入装置、混合反応装置、及び薬注入装置のいずれも動作していない「動作停止」中において、
予め設定されたシステムの予定再開時刻になった場合、或いはシステム起動の指令を受けた(システム起動のスイッチが押された)場合、
他の装置を動作させたままさらに薬注入装置を動作させることで、
オゾン注入装置及び混合反応装置が動作しかつ循環ろ過装置及び薬注入装置が動作していない「オゾン混合動作」に一時的に切り替え、
「オゾン混合動作」にてシステム再開後の所定時間が経過したのち、循環ろ過装置の運転を開始して、「オゾン注入動作」の状態に切り替えることを特徴とする。
・特徴A オゾン濃度に応じてオゾン殺菌を行う「オゾン注入動作」から薬(塩素)殺菌を行う「薬注入動作」への動作切り替えを行う。但し、前記切り替えにおいて一旦「非注入動作」ないし「バイパス循環経路への切り替え動作」を介在させる。
・特徴B バイパス配管を含む3箇所でオゾン濃度測定を行い、各箇所の値、或いはタイマーによって、オゾン注入動作から薬注入動作への切り替えを行い、オゾン殺菌と薬(塩素)殺菌との重複(オーバーラップ)時間、ないし、非重複(オーバーラップ)時間を調節する。
・特徴C 運転停止時において「同時注入動作」に一時的に切り替えることで、システム停止中の薬(塩素)殺菌効果を確保する。
・特徴D 運転再開時において「オゾン混合動作」に一時的に切り替えることで、システム再開時のオゾン殺菌効果を確保する。
浴槽9から循環水を流出させる流出管P2、及び、浴槽9に循環水を流入させる流入管P1を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管P2の下流側に介設される循環ろ過装置(例えば集毛器8、濾過ポンプ1、及び濾過機2からなる)と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に分岐接続されるオゾン注入装置(例えばオゾン発生装置3、オゾン注入管P3、エジェクター3Eからなる)と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置(例えばミキサー4、及び反応塔5からなる)と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管P1の上流側との間に分岐接続される薬注入装置(例えば薬発生装置7、及び三方電磁弁11からなる)と、
浴槽9内又は流入管P1、並びに浴槽9内又は流出管P2にそれぞれ設けられた第一、第二のオゾンセンサS1、S2と、
さらに、前記流出管P2、流入管P1のそれぞれから分岐した分岐管同士が管連通して所定の注入管路区間をバイパスするバイパス配管路BP1と、
循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路と、前記バイパス配管路BP1を通るバイパス循環経路とに切り替えるバイパス切り替え装置と、
前記流出管P2及び流入管P1にそれぞれにそれぞれ設けられた第一、第二のオゾンセンサS1、S2と、
前記バイパス配管路に設けられた第三のオゾンセンサS3と、
さらに、システム休止またはシステム再開の指令を受けた時点、ないし、動作切り替えを行った時点を認識する認識装置と、
システムの予定休止時刻、システムの予定再開時刻、及びシステムの予定休止時刻より所定時間前の休止前時刻を規定すると共に、前記認識装置による各認識時点からの所定時間を規定するタイマーと、を具備してなる(図1,2,3)。
薬注入装置のみが動作していない「オゾン注入動作」中において、第一、第二のオゾンセンサのいずれかで第一設定値を超えた場合、オゾン注入装置の動作を停止させて、一旦、循環ろ過装置、及び混合反応装置が動作しかつオゾン注入装置及び薬注入装置が動作していない「非注入動作」に切り替え、
前記「非注入動作」への切り替えののち、第一、第二のオゾンセンサS1,S2のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された時点にて、循環ろ過装置、混合反応装置、及び薬注入装置が動作しかつオゾン注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替える。
或いは、前記「非注入動作」から「薬注入動作」への切り替えにおいては、
前記各動作の切り替え:その1の「オゾン注入動作」から「非注入動作」への切り替えののち、第一、第二のオゾンセンサS1,S2のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された場合、或いは前記切り替えから所定時間が経過した場合のうち、いずれかが先に発生した時点にて、循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替える。
また、(特徴B)バイパス配管路を含む3箇所でオゾン濃度測定を行うことに関して、本発明の循環殺菌システムは、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、
第一、第二、第三のオゾンセンサS1,S2,S3のいずれかで第三設定値を超えた状態が検知された場合、
バイパス切り替え装置によって循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路から、前記バイパス配管路を通るバイパス循環経路に切り替えると共に、
オゾン注入装置の動作を停止させて、循環ろ過装置、及び混合反応装置が動作しかつオゾン注入装置及び薬注入装置が動作していない「非注入動作」に切り替える。
第一、第二、第三のオゾンセンサS1,S2,S3のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された場合、或いは前記切り替えから所定時間が経過した場合のうち、いずれかが先に発生した時点にて、
バイパス切り替え装置によって循環配管路の流通経路を、前記バイパス配管路を通るバイパス循環経路から、前記注入管路を通る循環経路に切り替えると共に、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替える。
「システム予定休止/停止時の一連動作」として、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、
予め設定されたシステムの予定休止時刻から所定時間だけ前の時刻になった場合、或いはシステム停止の指令を受けた(システム停止のスイッチが押された)場合、
他の装置を動作させたままさらに薬注入装置を動作させることで、循環ろ過装置、オゾン注入装置、薬注入装置、及び混合反応装置の全てが動作している「同時注入動作」に切り替え、
「同時注入動作」にてシステム休止前の所定時間が経過したのち、オゾン注入装置、循環ろ過装置、混合反応装置、及び薬注入装置の順に運転を停止して、「動作停止」の状態に切り替える。
また、(特徴D)運転再開/起動時の殺菌時間調整に関して、本発明の循環殺菌システムは、
「システムの予定再開/起動時の一連動作」として、
また、循環ろ過装置、オゾン注入装置、混合反応装置、及び薬注入装置のいずれも動作していない「動作停止」中において、
予め設定されたシステムの予定再開時刻になった場合、或いはシステム起動の指令を受けた(システム起動のスイッチが押された)場合、
他の装置を動作させたままさらに薬注入装置を動作させることで、
オゾン注入装置及び混合反応装置が動作しかつ循環ろ過装置及び薬注入装置が動作していない「オゾン混合動作」に一時的に切り替え、
「オゾン混合動作」にてシステム再開後の所定時間が経過したのち、循環ろ過装置の運転を開始して、「オゾン注入動作」の状態に切り替えることを特徴とする。
システムは、「オゾン注入動作」「薬注入動作」「同時注入動作」「非注入動作」の各動作ないし「動作停止」を切り替える制御装置を備える。制御装置は、「オゾン注入動作」「薬注入動作」「同時注入動作」「非注入動作」の各動作ないし「動作停止」の相互切り替えを自動制御する。各動作ないし動作停止への切り替えは、特定の条件を満たすことで自動的に行われる。
認識装置は、各動作指令を受けた時点ないし、システムが自動で動作切り替えを行った時点を認識する。
タイマーは、システムの予定休止時刻、システムの予定再開時刻、及びシステムの予定休止時刻より所定時間(予め設定された10分〜60分の範囲内の時間)前の休止前時刻を規定すると共に、前記認識装置による各認識時点からの所定時間を規定する。
具体的には、浴槽9から循環水を流出させる流出管P2、及び、浴槽9に循環水を流入させる流入管P1を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管P2の下流側に介設される、集毛器8、濾過ポンプ1、及び濾過機2からなる循環ろ過装置と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に順に分岐接続される、オゾン発生装置3、オゾン注入管P3、エジェクター3Eからなるオゾン注入装置と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置(例えばミキサー4、及び反応塔5からなる)と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管P1の上流側との間に分岐接続される、薬発生装置7、及び三方電磁弁11からなる薬注入装置と、
浴槽9内又は流入管P1、並びに浴槽9内又は流出管P2にそれぞれ設けられた第一、第二のオゾンセンサS1、S2と、
さらに、前記流出管P2、流入管P1のそれぞれから分岐した分岐管同士が管連通して所定の注入管路区間をバイパスするバイパス配管路BP1と、
循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路と、前記バイパス配管路BP1を通るバイパス循環経路とに切り替えるバイパス切り替え装置と、
前記流出管P2及び流入管P1にそれぞれにそれぞれ設けられた第一、第二のオゾンセンサS1、S2と、
前記バイパス配管路に設けられた第三のオゾンセンサS3と、を具備する。
システムの予定休止時刻、システムの予定再開時刻、及びシステムの予定休止時刻より所定時間前の休止前時刻を規定すると共に、前記認識装置による各認識時点からの所定時間を規定するタイマーと、を具備する(図1)。これら認識装置、タイマーはオゾン発生装置の上部に設置された処理端末及びこれに接続された制御盤10に内蔵される。
センサは紫外線吸収測定器を用いることができる。この場合、溶存オゾン濃度、及び、微小な気相(オゾンバブル)濃度を検出する。
オゾン殺菌から薬(塩素)殺菌への切り替え例を以下にしめす。オゾン濃度センサからの信号にて、オゾン濃度が上限値0.05ppmを超えたとき又は、オゾン濃度が下限0.03ppmを超えたとき、専用制御装置にて塩素注入に切り替える。
<システムの使用方法及び制御方法>
システム停止・使用後薬(塩素)殺菌へタイマー注入(翌朝まで残留塩素で感染防止)
0.03ppm(0,01ppmCT値)〜0,05ppm オゾン殺菌0.01〜0,05ppm以外塩素に切り替わる。タイマー設定で、入浴t時間はシステム装置運転でオゾン殺菌、入浴終了し、装置停止30分前に塩素が注入され浴槽に流し込まれた後、装置が停止する。
本発明は特に、薬(塩素)殺菌とオゾン殺菌を時間差で平行使用することに特徴がある。すなわち、薬(塩素)殺菌度オソ゛ン殺菌を同時に行えば、薬(塩素)殺菌とオゾン殺菌は殺菌方法が異なる為、殺菌効果が作用して半減してしまう。本発明は薬(塩素)殺菌とオゾン殺菌を時間差で動作させるため、オゾン殺菌と薬(塩素)殺菌が理想的な形で実現できる。
次の運転開始はタイマーで装置運転再開しオゾン殺菌を開始する。2時間以上オゾン殺菌を行ってから入浴開始させる。
循環水のオゾン濃度が0.03ppm以上0.05ppm以下の一定の領域を外れた場合、センター稼働で自動的に薬(塩素)殺菌に切り替わる。公衆浴場・プール等は薬(塩素)殺菌が義務つけられているが、レジオネラ菌・大腸菌等に対して、オゾン殺菌(システム方式)濃度が認可領域以外になった場合自動的に塩素に切り替わる。
塩素とオゾンと同時殺菌すると、塩素&オソ゛ン殺菌効果が異なる為、殺菌効果が半減してしまう。これを回避するためシステム停止・使用後薬(塩素)殺菌へタイマー注入することで、翌朝までの残留塩素による感染防止を図る。具体的には、0.03ppm(0,01ppmCT値)〜0,05ppm オゾン殺菌0.01〜0,05ppm以外塩素に切り替わる。またタイマー設定で、入浴t時間はシステム装置運転でオゾン殺菌、入浴終了し、装置停止30分前に塩素が注入され浴槽に流し込まれた後、装置が停止する。装置停止後は残留性の無いオゾンはすぐに消えるものの、浴槽に流し込まれた残留塩素で装置停止中の浴槽の菌の増殖を防止して翌朝まで塩素の殺菌効果がある。このように、薬(塩素)殺菌とオゾン殺菌を時間差で平行使用することで、両システムの併用による悪影響を回避し適切な殺菌状態を維持することができる。
薬(塩素)殺菌度オソ゛ン殺菌を同時に行えば、薬(塩素)殺菌とオゾン殺菌は殺菌方法が異なる為、殺菌効果が作用して半減するところ、「非注入動作」ないし「バイパス配管路への切り替え動作」を一旦挟んで「オゾン注入動作」「塩素注入動作」時間差を設けることで、オゾン殺菌と薬(塩素)殺菌を実現することができる。
本発明の循環水殺菌システムは1本の循環配管ラインに介設されてなり、循環水を全量一括で殺菌する。オゾン発生装置3で生成された気相のオゾンが、注入管P3からエジェクタ3Eにて循環配管内に送り込まれ、ミキサ4を経て反応塔5に送られることで、マイクロバブル化し、かつ高濃度化した液相のオゾンとして循環水と均等に接触する。余剰オゾンは加熱処理で酸素へ変換させる環境に優しいシステムです。また、活性炭が不用なためコンパクトなシステムです。薬(塩素)殺菌と異なり、有機物の分解除去も良好で、細菌・ウィルスを殺滅し耐塩素細菌を作らないため、バイオフィルムを発生させない。これにより、循環システムのろ過機や配管内はいつも清潔に保たれる。
浴槽から反応塔へ入った処理水は反応塔内で飲料水レベルの水質に処理されるが、反応塔で生じた余剰オゾンは加熱処理で酸素へ返還され、反応塔から浴槽へ送水される処理水中の溶解中のオゾンは、人体へ影響の無い残留溶存オゾン0.05ppm以下<ドイツDIN規格基準>に設定しており、<システムの場合0.02ppm〜0.03ppm>30分に1回の割合で浴槽とシステム内の反応塔を循環しており、常に新しい新鮮な水質を有するオゾン処理水が補給される。
完全オゾン処理により菌の殺菌と同時に有機物が分解されるため、バイオフィルムの生成を抑制します。これによりろ過機内部、及び配管内壁へのバイオフィルムが付着せず、ろ過機・配管の洗浄作業が不要となる。
通常、オゾンは危険であるという認識がありますが、システムシステムにおいて人体に悪影響を及ぼす程の高濃度オゾンが室内等に漏洩することはなく、気中のオゾン濃度は0.05ppm※1以下を維持するよう設定している。
水中にオゾンが溶け込むことでオゾン水となりますが、オゾンは人体に悪影響を与えるものではありません。しかし、システムシステムでは安全と利用者の安心を考慮し、水中溶存オゾン濃度が0.05mg/L以下になるよう設定している。
システムに入った浴槽水は、最初に「集毛器8」で2mm以上の毛髪、無機質物が捕集され、「ろ過ポンプ1」により「ろ過装置」に入る。ろ過装置は砂ろ過方式で、ろ過材にセラミック(粒子径φ0.6〜1.4mm)を使用し長期に安定したろ過を確保する。
オゾン発生装置3は空気を原料とし窒素成分を吸着分離し、高純度のオゾンガスを発生する。オゾンガスは循環ラインの「高性能エジェクター」と「ミキサー」を通過し、発生量の80〜90%を処理水に注入させてオゾンを溶解したオゾン水に変わる。残った10〜20%のオゾンは、気体のままオゾン反応塔に処理水と共に入り、酸化効率を上げる助けとなる。
「ろ過装置」で除去できなかった溶存有機物及び細菌類を含んだ全ての浴槽循環水は「反応塔5」を通過する。反応塔5では微細粒気体のオゾンを吸収し、水とオゾンが溶け込みあった状態に近い処理水は、「オゾン反応塔」の内部を旋回しながら水中の細菌類や油脂などの有機物を激しく酸化させて殺菌し、あるいは分解し飲用水と同等レベルの浄化処理水となる。
「反応塔5」で殺菌や有機物の分解などの作業が済んだ後、処理水に吸収されていたオゾンはほとんど酸化に消費され残っていないものの、気体のまま残った微かなオゾンはオゾン反応塔の上部の排オゾンスペースに集められ、塔外に導かれて「気液分離器(ドレンセパレータ)」で水分を除いた後、セラミックヒーターの「排オゾン処理装置」により加熱(350℃以上)処理し、酸素に分解し空気中に放出する。
1日のシステム停止の約30 分前より、塩素注入装置を作動させ、夜間等システムの停止中に塩素によって浴槽内での細菌の殺菌、増殖の防止を行う。薬注入時間を設けることで、残留薬剤濃度により菌の減菌、増殖防止を図る。循環浄化装置運転時間と塩素注入時間は、制御盤10においてタイマーで設定されている。循環浄化装置運転中はオゾン殺菌を実施し、1 日の循環機運転停止前に薬注ポンプによってタイマーにより15〜30
分間前後自動注入され、塩素の残留性により翌朝の運転開始まで浴槽水の減菌及び増殖を防止する。なお、循環浄化装置運転中はオゾン殺菌を行っているため、塩素濃度はほとんどない。塩素注入直後の濃度は比較的濃く(約0.2〜0.4mg/L)、翌朝にかけて濃度は低下する。
通常、システムシステムにおいてはオゾンが室内等へ漏洩しない仕組みになっているものの、万が一、オゾン発生器等に故障が生じた場合など予測のできない事態に陥った場合は、オゾンが漏洩する可能性は否定できない。このため、第一、第二、第三のオゾンセンサS1,S2,S3において第三設定値を設定すると共に、第四センサS4,第五のオゾンセンサS5で液中内指揮中のオゾン濃度を一定時間間隔毎に測定し異常監視を行っている。
溶存オゾンモニターのアナログ信号を、デジタル信号に変換し,シーケンサーで制御盤内をプログラム制御する。プログラム内容は、
・溶存オゾン濃度0.03mg/L以下になると、オゾン発生器運転OFF,薬注装置運転ON。(オゾン発生器運転自動復帰は無し)
・溶存オゾン濃度0.05mg/L以上になると、オゾン発生器運転OFF,薬注装置運転ON。(オゾン発生器運転自動復帰は無し)
・シーケンサー制御開始は、システムろ過機が運転開始から浴槽水が1ターンする30分後より開始。
溶存オゾン濃度管理の帯域(0.03〜0.05mg/L)を外れ、薬(塩素)殺菌に切換わった場合、浴槽水の塩素濃度を測定し0.4mg/L以上の濃度を確認の後、オゾン殺菌を手動で再開する。(このときのシーケンサーによる制御は、オゾン殺菌再開30分後より開始する。)←異常解除ボタンでオゾン殺菌再開できるよう設定した。
溶存オゾンモニターのアナログ信号を、デジタル信号に変換し,シーケンサーで制御盤内をプログラム制御する。プログラム内容は、
・溶存オゾン濃度0.05mg/L以上になると、オゾン発生器運転ON
・溶存オゾン濃度0.01mg/L以下になると、オゾン発生器運転ON
・シーケンサー制御開始は、システムろ過機が運転開始から浴槽水が1ターンする30分後より開始。
(上記終了後、シーケンサーにより制御されたオゾン発生器ON,OFFの切換え時間を、シーケンサーとPCを接続して記録を確認する。)
10 制御装置
2 ろ過タンク
3 オゾン発生装置
3E 注入弁
4 バブル発生装置
5 反応塔
6 熱交換器
7 薬注装置
8 集毛器
9、9A,9B,9C 浴槽
90 オーバーフロータンク
F フランジ
S1,S2、S3A,S3B,S3C オゾンセンサ
Claims (6)
- 浴槽から循環水を流出させる流出管、及び、浴槽に循環水を流入させる流入管を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管の下流側に介設される循環ろ過装置と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に分岐接続されるオゾン注入装置と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管の上流側との間に分岐接続される薬注入装置と、
浴槽内又は流入管に設けられた第一のオゾンセンサと、
浴槽内又は流出管であって第一のオゾンセンサと異なる箇所に設けられた第二のオゾンセンサと、を具備してなる循環水殺菌システムであって、
第一、第二のオゾンセンサはそれぞれ、浴槽循環水のオゾン濃度が第一設定値を超えた状態であるか、及び、第二設定値を下回った状態であるかを、所定の設定時間間隔で検知するものであり、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、第一、第二のオゾンセンサのいずれかで第一設定値を超えた状態が検知された場合、
オゾン注入装置の動作を停止させて、循環ろ過装置、及び混合反応装置が動作しかつオゾン注入装置及び薬注入装置が動作していない「非注入動作」に切り替え、
前記「非注入動作」への切り替えののち、第一、第二のオゾンセンサS1,S2のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された時点にて、
循環ろ過装置、混合反応装置、及び薬注入装置が動作しかつオゾン注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替えることを特徴とする。 - 浴槽から循環水を流出させる流出管、及び、浴槽に循環水を流入させる流入管を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管P2の下流側に介設される循環ろ過装置と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に分岐接続されるオゾン注入装置と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管の上流側との間に分岐接続される薬注入装置と、
浴槽内又は流入管に設けられた第一のオゾンセンサと、
浴槽内又は流出管であって第一のオゾンセンサと異なる箇所に設けられた第二のオゾンセンサと、を具備してなる循環水殺菌システムであって、
第一、第二のオゾンセンサはそれぞれ、浴槽循環水のオゾン濃度が第一設定値を超えた状態であるか、及び、第二設定値を下回った状態であるかを、所定の設定時間間隔で検知するものであり、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、第一、第二のオゾンセンサのいずれかで第一設定値を超えた状態が検知された場合、
オゾン注入装置の動作を停止させて、循環ろ過装置、及び混合反応装置が動作しかつオゾン注入装置及び薬注入装置が動作していない「非注入動作」に切り替え、
前記「オゾン注入動作」から「非注入動作」への切り替えののち、第一、第二のオゾンセンサS1,S2のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された場合、或いは前記切り替えから所定時間が経過した場合のうち、いずれかが先に発生した時点にて、循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替えることを特徴とする、循環水殺菌システム。 - 前記流出管、流入管のそれぞれから分岐した分岐管同士が管連通してなり、循環配管路のうちオゾン注入部及び薬注入部の両方を含む注入管路区間をバイパスするバイパス配管路と、
循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路と、前記バイパス配管路を通るバイパス循環経路とに切り替えるバイパス切り替え装置と、
前記流出管及び流入管にそれぞれにそれぞれ設けられた第一、第二のオゾンセンサと、
前記バイパス配管路に設けられた第三のオゾンセンサと、を具備してなり、
第一、第二、第三の各オゾンセンサでそれぞれオゾン濃度測定を所定時間間隔毎に行い、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、
第一、第二、第三のオゾンセンサのいずれかで第三設定値を超えた状態が検知された場合、
バイパス切り替え装置によって循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路から、前記バイパス配管路を通るバイパス循環経路に切り替えると共に、
オゾン注入装置の動作を停止させて、循環ろ過装置、及び混合反応装置が動作しかつオゾン注入装置及び薬注入装置が動作していない「非注入動作」に切り替える、請求項1に記載の循環水殺菌システム。 - 前記流出管、流入管のそれぞれから分岐した分岐管同士が管連通してなり、循環配管路のうちオゾン注入部及び薬注入部の両方を含む注入管路区間をバイパスするバイパス配管路と、
循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路と、前記バイパス配管路を通るバイパス循環経路とに切り替えるバイパス切り替え装置と、
前記流出管及び流入管にそれぞれにそれぞれ設けられた第一、第二のオゾンセンサと、
前記バイパス配管路に設けられた第三のオゾンセンサと、を具備してなり、
第一、第二、第三の各オゾンセンサでそれぞれオゾン濃度測定を所定時間間隔毎に行い、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、
第一、第二、第三のオゾンセンサのいずれかで第三設定値を超えた状態が検知された場合、
バイパス切り替え装置によって循環配管路の流通経路を、前記注入管路を通る循環経路から、前記バイパス配管路を通るバイパス循環経路に切り替えると共に、
オゾン注入装置の動作を停止させて、循環ろ過装置、及び混合反応装置が動作しかつオゾン注入装置及び薬注入装置が動作していない「非注入動作」に切り替え、
上記バイパス循環経路への切り替え及び非注入動作への切り替えの後であって、
第一、第二、第三のオゾンセンサS1,S2,S3のいずれかで第二設定値を下回った状態が検知された場合、或いは前記切り替えから所定時間が経過した場合のうち、いずれかが先に発生した時点にて、
バイパス切り替え装置によって循環配管路の流通経路を、前記バイパス配管路を通るバイパス循環経路から、前記注入管路を通る循環経路に切り替えると共に、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「薬注入動作」に切り替える、請求項1に記載の循環水殺菌システム。 - 浴槽から循環水を流出させる流出管、及び、浴槽に循環水を流入させる流入管を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管P2の下流側に介設される循環ろ過装置と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に分岐接続されるオゾン注入装置と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管の上流側との間に分岐接続される薬注入装置と、
システム休止またはシステム再開の指令、ないし、動作切り替えを認識する認識装置と、
システムの予定休止時刻、システムの予定再開時刻、及びシステムの予定休止時刻より所定時間前の休止前時刻を規定すると共に、前記認識装置による各認識時点からの所定時間を規定するタイマーと、を具備してなる循環水殺菌システムであって、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、及び混合反応装置が動作しかつ薬注入装置が動作していない「オゾン注入動作」中において、
予め設定されたシステムの予定休止時刻から所定時間だけ前の時刻になった場合、或いはシステム停止の指令を受け場合、
他の装置を動作させたままさらに薬注入装置を動作させることで、循環ろ過装置、オゾン注入装置、薬注入装置、及び混合反応装置の全てが動作している「同時注入動作」に切り替え、
「同時注入動作」にてシステム休止前の所定時間が経過したのち、オゾン注入装置、循環ろ過装置、混合反応装置、及び薬注入装置の順に運転を停止して、「動作停止」の状態に切り替えることを特徴とする、請求項1ないし4に記載の循環水殺菌システム。 - 浴槽から循環水を流出させる流出管、及び、浴槽に循環水を流入させる流入管を互いに管連通して形成される循環配管路と、
循環配管路のうち流出管の下流側に介設される循環ろ過装置と、
循環配管路のうち循環ろ過装置の下流側に分岐接続されるオゾン注入装置と、
循環配管路のうちオゾン注入装置の下流側に介設される混合反応装置と、
循環配管路のうち混合反応装置の下流側と流入管の上流側との間に分岐接続される薬注入装置と、
システム休止またはシステム再開の指令、ないし、動作切り替えを認識する認識装置と、
システムの予定休止時刻、システムの予定再開時刻、及びシステムの予定休止時刻より所定時間前の休止前時刻を規定すると共に、前記認識装置による各認識時点からの所定時間を規定するタイマーと、を具備してなる循環水殺菌システムであって、
循環ろ過装置、オゾン注入装置、混合反応装置、及び薬注入装置のいずれも動作していない「動作停止」中において、
予め設定されたシステムの予定再開時刻になった場合、或いはシステム起動の指令を受けた(システム起動のスイッチが押された)場合、
他の装置を動作させたままさらに薬注入装置を動作させることで、
オゾン注入装置及び混合反応装置が動作しかつ循環ろ過装置及び薬注入装置が動作していない「オゾン混合動作」に一時的に切り替え、
「オゾン混合動作」にてシステム再開後の所定時間が経過したのち、循環ろ過装置の運転を開始して、「オゾン注入動作」の状態に切り替えることを特徴とする、請求項1ないし5に記載の循環水殺菌システム。
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