JPH0972974A - 24時間タイマー及びこれを利用する風呂装置 - Google Patents

24時間タイマー及びこれを利用する風呂装置

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JPH0972974A
JPH0972974A JP22647695A JP22647695A JPH0972974A JP H0972974 A JPH0972974 A JP H0972974A JP 22647695 A JP22647695 A JP 22647695A JP 22647695 A JP22647695 A JP 22647695A JP H0972974 A JPH0972974 A JP H0972974A
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bathing
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秀東 篠原
Mitsutaka Takahashi
光孝 高橋
Takashi Saito
孝 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くの入浴シーンに対応できるよう入浴時間
帯の選択の自由度の幅を広げ、かつ選択された入浴時間
帯に対応した保温制御を行ない、その選択の状況を視覚
的に分かり易い表示形態にし、さらに、入浴時間帯の選
択に応じて自動的にオゾン殺菌制御を行なうための24
時間タイマー及びこれを利用する風呂装置を得ること。 【解決手段】 1日を複数の時間帯に分割し各時間帯に
対応する複数のメモリー21を有するタイマー制御部2
0と、各時間帯毎に利用時間帯又は非利用時間帯を設定
し上記タイマー制御部20の各メモリーに記憶させるタ
イマー設定部2と、タイマー制御部20のメモリー21
に対応した複数の表示部で構成されタイマー設定部2の
設定に応じて表示を行なうタイマー表示部3と、時刻を
カウントする時計制御部9と、この時計制御部9の時計
カウントに同期してメモリー21の内容を読み出し通電
制御を行なう通電制御部とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は利用時間帯に応じ
て装置の制御を行なうためのタイマーとこのタイマーを
用いる風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の24時間利用可能な風呂
装置の操作パネル図である。図において、30は現在時
刻または設定された入浴開始時刻、入浴終了時刻を表示
する時計/入浴時間帯表示部、31は時刻を調節する時
計設定スイッチ、32は入浴開始時刻a設定スイッチ3
2aと入浴終了時刻a´設定スイッチ32bとで構成さ
れている入浴時間帯A設定部、33は入浴開始時刻b設
定スイッチ33aと入浴終了時刻b´設定スイッチ33
bとで構成されている入浴時間帯B設定部である。ま
た、34は設定温度/現在湯温表示部であり、図のよう
に35℃から44℃まで1℃毎に対応する複数の表示部
から構成されている。35は設定温度調節スイッチ、3
6はオゾン殺菌停止スイッチである。
【0003】次に動作について図7のフローチャートを
用いて説明する。まず時計設定スイッチ31により現在
時刻をセットする(ステップ30)。次に、入浴開始時
刻a設定スイッチ32aを押して入浴を開始したい時刻
をセットする(ステップ31)。次に、入浴終了時刻a
´設定スイッチ32bを押して入浴を終了したい時刻を
セットする(ステップ32)。これにより、メモリーに
入浴時間帯Aが記憶される(ステップ33)。更に、別
の入浴時間帯を設定したいときは、入浴開始時刻b設定
スイッチ23aを押して入浴を開始したい時刻をセット
し(ステップ34)、入浴終了時刻b´設定スイッチ2
3bを押して入浴を終了したい時刻をセットする(ステ
ップ35)。これにより、入浴時間帯Bがメモリーに記
憶される(ステップ36)。その後の保温制御では、入
浴時間帯Aであるか否かを判定し(ステップ37)、入
浴時間帯Aであれば設定温度で保温制御が行なわれ(ス
テップ38)、入浴時間帯Aでなければ、入浴時間帯B
であるか否かを判定し(ステップ39)、入浴時間帯B
であれば入浴時間帯Aの場合と同様に設定温度で保温制
御が行われる(ステップ38)。また、入浴時間帯A、
B以外の時間帯であれば、設定温度より低い温度で保温
制御を行なう(ステップ40)。
【0004】以上の保温制御を行なっている間、現在湯
温は設定温度/現在湯温表示部34において、現在湯温
に対応する表示を点滅させることにより表示される。例
えば、現在湯温が40℃のときは、表示34aを点滅さ
せる。また、設定温度は、設定温度/現在湯温表示部3
4において、設定温度に対応する表示を点灯させる。例
えば、設定温度40℃のときは、図に斜線で示すように
表示34a〜表示34fを点灯させる。
【0005】また、設定した入浴時間帯Aを確認すると
きは、入浴開始時刻a設定スイッチ32aを押して時計
/入浴時間帯表示部30に一時的に入浴開始時刻aを表
示させ、次に入浴終了時刻a´設定スイッチ32bを押
して時計/入浴時間帯表示部30に一時的に入浴終了時
刻a´を表示させる。さらに、入浴時間帯Bを確認する
ときは、入浴開始時刻b設定スイッチ33aを押して時
計/入浴時間帯表示部30に一時的に入浴開始時刻bを
表示させ、次に入浴終了時刻b´設定スイッチ33bを
押して時計/入浴時間帯表示部30に一時的に入浴終了
時刻b´を表示させる。
【0006】またオゾン殺菌制御は、使用者がオゾン殺
菌停止スイッチ36を押してオゾン殺菌を停止するよう
にして行なう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の24時間利用可
能な風呂装置は以上のように構成されているので、最大
2パターンの入浴時間帯しか設定することができず、い
ろいろな入浴シーンに対応することができないという問
題点があった。この場合、入浴時間帯設定部を増やすこ
とも考えられるが、操作パネル上の限られたスペースで
は、対応できない。また、24時間風呂保温タイマでの
保温制御状況が現在入浴時間帯に相当しているのか、非
入浴時間帯に相当しているのかを知るための入浴時間帯
表示が一時的にしか表示できないので、設定されたパタ
ーン以外のイレギュラーな入浴の際、湯温が入浴時間帯
の温度まで達していると思い込み低い湯温の非入浴時間
帯に入浴するなどの問題があった。また、入浴の際オゾ
ン殺菌を停止して、人体に対する安全を確保するための
オゾン停止スイッチを有しているが、入浴の度にスイッ
チを押さなくてはならないので、非常に手間がかかり、
またオゾン停止スイッチを押さない可能性もあり、オゾ
ン停止スイッチの本来の機能を発揮できない状態が発生
するなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、利用時間帯に応じて装置の制御
を行なうための24時間タイマーを得ることを目的とす
る。また、この24時間タイマーを用いて、多くの入浴
シーンに対応できるよう入浴時間帯の選択に自由度を幅
広くもたせ、かつそれらの選択された入浴時間帯に対応
した保温制御を行ない、その保温制御状況が視覚的にわ
かりやすい表示形態となり、さらに入浴時間帯の設定情
報をオゾン殺菌制御に還元する自動殺菌制御行なう風呂
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る24時間タイマーは、1日を複数の時間帯に分割し各
時間帯に対応する複数のメモリーを有するタイマー制御
部と、上記各時間帯毎に利用時間帯又は非利用時間帯を
設定し上記タイマー制御部の各メモリーに記憶させるタ
イマー設定部と、上記タイマー制御部のメモリーに対応
した複数の表示部で構成され上記タイマー設定部の設定
に応じて表示を行なうタイマー表示部と、時刻をカウン
トする時計制御部と、この時計制御部の時計カウントに
同期して上記メモリーの内容を読み出し通電制御を行な
う通電制御部とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明に係る風呂装置は、1
日を複数の時間帯に分割し各時間帯に対応する複数のメ
モリーを有するタイマー制御部と、上記各時間帯毎に入
浴時間帯又は非入浴時間帯を設定し上記タイマー制御部
の各メモリーに記憶させるタイマー設定部と、上記タイ
マー制御部のメモリーに対応した複数の表示部で構成さ
れ上記タイマー設定部の設定に応じて表示を行なうタイ
マー表示部と、時刻をカウントする時計制御部と、この
時計制御部の時計カウントに同期して上記メモリーの内
容を読み出し保温制御を行なう保温制御部とを備えたも
のである。
【0011】請求項3記載の発明に係る風呂装置は、1
日を複数の時間帯に分割し各時間帯に対応する複数のメ
モリーを有するタイマー制御部と、上記各時間帯毎に入
浴時間帯又は非入浴時間帯を設定し上記タイマー制御部
の各メモリーに記憶させるタイマー設定部と、上記タイ
マー制御部のメモリーに対応した複数の表示部で構成さ
れ上記タイマー設定部の設定に応じて表示を行なうタイ
マー表示部と、入浴時間帯における温度を設定する温度
設定部と、湯温を検知する温度検知部と、時刻をカウン
トする時計制御部と、この時計制御部の時計カウントに
同期して上記メモリーの内容を読み出し、メモリー内容
が入浴時間帯であれば上記温度設定部で設定された設定
温度で保温制御を行なう保温制御部とを備え、入浴時間
帯において上記温度検知部により検知した湯温が設定温
度より低いときに警告するものである。
【0012】請求項4記載の発明に係る風呂装置は、請
求項3記載のものにおいて、温度検知部により検知され
た湯温を表示する現在湯温表示部を備え、入浴時間帯に
おいて上記温度検知部により検知した湯温が設定温度よ
り低いときに上記現在湯温表示部を点滅させて警告する
ものである。
【0013】請求項5記載の発明に係る風呂装置は、請
求項3記載のものにおいて温度設定部により設定された
設定温度を表示する設定温度表示部を備え、入浴時間帯
において温度検知部により検知した湯温が設定温度より
低いときに上記設定温度表示部を点滅させて警告するも
のである。
【0014】請求項6記載の発明に係る風呂装置は、請
求項3記載のものにおいて、入浴時間帯において温度検
知部により検知した湯温が設定温度より低いときに現在
時刻が含まれる時間帯に対応するタイマー表示部の表示
を点滅させて警告するものである。
【0015】請求項7記載の風呂装置は、1日を複数の
時間帯に分割し各時間帯に対応する複数のメモリーを有
するタイマー制御部と、上記各時間帯毎に入浴時間帯又
は非入浴時間帯を設定し上記タイマー制御部の各メモリ
ーに記憶させるタイマー設定部と、上記タイマー制御部
のメモリーに対応した複数の表示部で構成され上記タイ
マー設定部の設定に応じて表示を行なうタイマー表示部
と、オゾンを発生させ浴水と混合させるオゾン発生器
と、時刻をカウントする時計制御部と、この時計制御部
の時計カウントに同期して上記メモリーの内容を読み出
し、メモリーの内容に応じて上記オゾン発生器から発生
するオゾンの濃度を制御するオゾン殺菌制御部を備えた
ものである。
【0016】請求項8記載の発明に係る風呂装置は、請
求項2、3、または7記載のものにおいて、タイマー表
示部のうち、現在時刻が含まれる時間帯に対応する表示
部を点滅させるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下この発明の一実施の形態について説
明する。図1は、使用者が入浴時間帯や湯温を設定する
操作パネル1を示すものであって、ここで設定された情
報が制御装置(図2に示すコントローラー10)に送ら
れ、浴水の保温制御が行なわれる。図1において、2は
風呂装置の利用時間帯である入浴時間帯又は非利用時間
帯である非入浴時間帯を設定するタイマー設定部であ
り、設定したい時間帯に対応する表示にカーソルを移動
させる送りスイッチ2aと、入浴時間帯又は非入浴時間
帯をセットするセットスイッチ2bとで構成されてい
る。3は1日の24時間を8個に分割して表示3a〜3
hに分け、サークル状に表示したタイマー 表示部であ
り、タイマー設定部2のセットスイッチ2bにより入浴
時間帯としてセットされた時間帯に相当する表示が点灯
するように構成されている。図においては、斜線で示す
ように表示3bと表示3hが点灯しており、3〜6時及
び21〜0時が入浴時間帯としてセットされた状態を表
示している。また、4は設定温度を表示する設定温度表
示部、5は現在湯温を表示する現在湯温表示部であり、
表示切換スイッチ6により表示を切り換えると、設定温
度表示部4及び現在湯温表示部5にそれぞれ時・分が表
示される時計表示部7となる。また、8は入浴時間帯に
おける浴水の設定温度を調節する温度設定部であるが、
表示切換スイッチ6により表示が時計表示に変わったと
きは現在時刻を調節する時計設定部9となる。
【0018】図2はこの実施の形態における風呂装置の
システム図である。図において、10は風呂装置の制御
を行なうコントローラーである。浴水はポンプ11によ
り吸込口12より吸い込まれ、吐出口13より浴槽に戻
され循環している。コントローラー10は、タイマー設
定部2から入力された入浴・非入浴の情報、温度設定部
8からの設定温度の情報、温度検知部14からの温度情
報、及び時計設定部9からの現在時刻情報によりヒータ
ー15の通電を制御して浴水の保温を行ない、また、オ
ゾン発生信号をオゾン発生器16に出力して、オゾンを
発生させる。発生したオゾンは負圧によりオゾン誘導パ
イプ17を通り浴水と混合され、浴水の殺菌を行なう。
【0019】図3は、コントローラー10のブロック図
である。20はタイマー制御部であり、メモリーa〜メ
モリーhの8個のメモリー21で構成され、各メモリー
にはタイマー設定部2で任意に独立して入浴、非入浴の
設定情報を記憶させることができる。また、各メモリー
内容は、時計制御部22の時計カウントに同期して、0
〜3時のときはメモリーaの情報が、3〜6時のときは
メモリーbの情報が、6〜9時のときはメモリーcの情
報が、9〜12時のときはメモリーdの情報が、12〜
15時のときはメモリーeの情報が、15〜18時のと
きはメモリーfの情報が、18〜21時のときはメモリ
ーgの情報が、21〜0時のときはメモリーhの情報が
保温制御部23及びオゾン殺菌制御部24に出力され
る。この時計カウントに同期して出力される、入浴・非
入浴情報をもとに、保温制御部23ではヒーター15に
より保温制御を行なう。具体的には、入浴情報を確認し
たときは、温度設定部8より出力される設定温度(例え
ば42度)で浴水の保温制御を行ない、非入浴のとき
は、自動的に予め設定された低い温度(例えば35度)
に設定温度を変更して浴水の保温制御を行ない、保温エ
ネルギーの節約を図る。
【0020】また、タイマー制御部20の入浴・非入浴
の情報をオゾン殺菌制御部24に出力し、入浴時間帯で
あれば、非入浴時間帯に比べオゾン濃度を薄くしたり、
またはオゾン殺菌を停止したりするように、オゾン発生
器16を制御して殺菌制御を行なう。
【0021】次に、動作について説明する。まず、入浴
時間帯の設定の仕方を図1を用いて説明する。表示部3
の各表示3a〜3hのうち、入浴時間帯に対応する表示
は点灯し、非入浴時間帯に対応する表示は消灯するが、
この時間帯を変更したい場合には次のように操作する。
タイマー設定部2の送りスイッチ2aを押すと、押す度
に各表示3a〜3hをカーソルが移動するように構成さ
れているので、送りスイッチ2aを押して設定を変更し
たい時間帯に対応する表示にカーソルを移動させる。こ
の時カーソルのある表示は点滅するが、入浴時間帯であ
れば点灯時間の長いゆっくりした点滅、非入浴時間帯で
あれば点灯時間の短い点滅となっている。ここで、セッ
トスイッチ2bを押すと、カーソルのある時間帯の設定
が反転し、設定の変更ができる。スイッチから手を離し
て所定時間経過すると設定が確定する。
【0022】入浴・非入浴時間帯の設定の際のタイマー
制御部の動作を図4のフローチャートを用いて説明す
る。まず、時計設定部9により設定された現在時刻をセ
ットする(ステップ1)。0〜3時が入浴時間帯として
セットされれば(ステップ2)、メモリーaに「入浴」
を記憶し、表示3aを点灯させ(ステップ3)、入浴時
間帯としてセットされなければ(ステップ2)、メモリ
ーaに「非入浴」を記憶し、表示3aを消灯させる(ス
テップ4)。次に、3〜6時についても同様に、入浴時
間帯としてセットされれば(ステップ5)、メモリーb
に「入浴」を記憶し、表示3bを点灯させ(ステップ
6)、入浴時間帯としてセットされなければ(ステップ
5)、メモリーbに「非入浴」を記憶し、表示3bを消
灯させる(ステップ7)。同様に、6時から0時まで
も、各時間帯毎に同様に制御を行なう(図4においては
6時から21時までの制御を省略している)。
【0023】次に、保温制御及びオゾン殺菌制御につい
て図5のフローチャートを用いて説明する。ステップ1
1において現在時刻が0〜3時か否かを判定し、0〜3
時であればメモリーaに「入浴」が記憶されているか否
かを判定し(ステップ12)、「入浴」であれば0〜3
時は入浴時間帯であると判断し、保温制御部23により
ヒータ15を制御して設定温度で保温し、オゾン殺菌制
御部24によりオゾン発生器16を制御してオゾン濃度
を薄くする(ステップ13)。また、メモリーaに「非
入浴」が記憶されていれば、0〜3時は非入浴時間帯で
あると判断し、保温制御部23によりヒータ15の出力
を下げ、設定温度より低い温度で保温を行ない、オゾン
殺菌制御部24によりオゾン発生器16を制御してオゾ
ン濃度を濃くして殺菌を行なう(ステップ14)。この
ように、非入浴時間帯の場合に自動的に保温温度を下げ
ればエネルギーの節約になり、また、入浴時間帯の場合
に自動的にオゾン濃度を薄くすれば、使用者が入浴の度
にオゾン停止スイッチを押す手間を省ける。
【0024】更に、入浴時間帯である場合に、温度検知
部14により検出された湯温と設定温度を比較し(ステ
ップ15)、設定温度より低いときには、警告を発する
(ステップ16)。すなわち、入浴時間帯の保温制御を
行っているにもかかわらず、浴水量の変化などの外乱に
より希望の温度に湯温が達していないときには、使用者
が気付かずに低い温度の湯に入ってしまうことを防止す
るために警告をする。警告は、現在湯温表示部5、設定
温度表示部4、または、現在時刻の含まれるメモリーに
相当するタイマー表示部3の表示等を点滅させることに
より行なう。すなわち、点灯状態を変えるだけで、表示
部が通常の表示と警告表示とを兼ねるように構成されて
いる。このように警告を行なえば、使用者は入浴前に警
告に気付き追焚等の処置をとることができる。
【0025】ステップ10において現在時刻が0〜3時
と判断されなければ、次の時間帯である3〜6時である
か否かを判定する次のステップ(図示せず)に移る。図
5においては3時から21時の制御を省略しているが、
21〜0時の時間帯(ステップ17〜ステップ22)ま
で、各時間帯において同様の制御を行なう。
【0026】以上のように、1日を複数の時間帯に分割
し、各時間帯に対応する各メモリーに任意に独立して入
浴又は非入浴の情報を記憶できるため、数多くの入浴パ
ターンが選択でき、生活シーンを限定することがない。
また、メモリーa〜メモリーhに一対一に対応した表示
3a〜表示3hで構成されたタイマー表示部3の各表示
は、メモリーの内容が入浴のときは点灯表示、非入浴の
ときは消灯表示を行なっているため、保温制御の内容が
視覚的に分かり易く、その結果保温温度の低い非入浴時
間に、誤って入浴することの心配がなくなるなど、使い
やすい24時間利用可能な風呂装置となっている。ま
た、この実施の形態においてはタイマー表示部をサーク
ル状に形成しているので、より分かり易い。
【0027】実施の形態2.上記の実施の形態1では、
警告の表示を、現在湯温表示部5、設定温度表示部4、
または、現在時刻の含まれるメモリーに相当するタイマ
ー表示部の表示等を点滅させることにより行なっている
が、別途警告表示部を設けても良いことは言うまでもな
い。
【0028】実施の形態3.現在時刻を分かり易く表示
するために、図1に示すように、例えば現在時刻が3〜
6時の時間帯にある場合に表示3bを点滅させるように
してもよい。このように、現在時刻の含まれるメモリー
に相当するタイマー表示部3の表示を点滅表示させるよ
うにすれば、現在時刻と入浴・非入浴の設定との関係が
分かり易く、タイマー表示部と時計表示部の両方を見な
くても、現在の保温制御の状況を把握することができ
て、使用者の視点を惑わせないタイマ表示部3を有する
24時間利用可能な風呂装置となる。
【0029】実施の形態4.上記の実施の形態1では、
設定された入浴時間帯になったときにヒータの出力を変
化させるように制御しているが、入浴時間帯になる所定
時間前にヒーターの出力を変化させ、入浴時間帯になっ
たときには既に設定温度に達しているように制御しても
よい。このように制御すれば、入浴時間帯になってすぐ
に使用者が湯を使う場合でも、適温で使用できる。ま
た、オゾン発生器の出力も入浴時間帯になる所定時間前
に変化させれば、確実に人体への安全を確保できる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、1日を分
割した複数の時間帯毎に利用時間帯と非利用時間帯とを
設定できるため、利用時間帯の選択の幅が広がり、ま
た、設定した利用時間帯と非利用時間帯とを視覚的にわ
かり易く表示できる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、1日を分割
した複数の時間帯毎に入浴時間帯と非入浴時間帯とを設
定できるため、入浴時間帯の選択の幅が広がり、また、
設定した入浴時間帯と非入浴時間帯とを視覚的にわかり
易く表示できる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、警告により
使用者は湯温が低いことを知ることができるため、低い
湯温の風呂に入ってしまうことがなく、入浴前に追焚等
の処置をとることができる。
【0033】請求項4ないし請求項6記載の発明によれ
ば、請求項2記載の発明によれば、警告により使用者は
湯温が低いことを知ることができるため、低い湯温の風
呂に入ってしまうことがなく、入浴前に追焚等の処置を
とることができるとともに、1つの表示部で、通常の表
示と警告表示を兼ねることができる。
【0034】請求項7記載の発明によれば、入浴時間帯
か非入浴時間帯かにより自動的にオゾン殺菌制御を行な
うため、使用者の手間が省け、人体に対する安全をより
確実に確保できる。
【0035】請求項8記載の発明によれば、現在時刻と
設定した時間帯との関係がわかり易く表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の24時間利用可能な風呂装置の操
作パネル図である。
【図2】 この発明の24時間利用可能な風呂装置のシ
ステム図である。
【図3】 この発明の24時間利用可能な風呂装置の制
御装置のブロック図である。
【図4】 この発明の24時間利用可能な風呂装置の制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の24時間利用可能な風呂装置の制
御装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】 従来の24時間利用可能な風呂装置の操作パ
ネル図である。
【図7】 従来の24時間利用可能な風呂装置の制御装
置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 タイマー設定部、3 タイマー表示部、4 設定温
度表示部、5 現在湯温表示部、6 表示切換度スイッ
チ、7 時計表示部、8温度設定部、9 時計設定部、
16 オゾン発生器、20 タイマー制御部、22 時
計制御部、23 保温制御部、24 オゾン殺菌制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1日を複数の時間帯に分割し各時間帯に
    対応する複数のメモリーを有するタイマー制御部と、上
    記各時間帯毎に利用時間帯又は非利用時間帯を設定し上
    記タイマー制御部の各メモリーに記憶させるタイマー設
    定部と、上記タイマー制御部のメモリーに対応した複数
    の表示部で構成され上記タイマー設定部の設定に応じて
    表示を行なうタイマー表示部と、時刻をカウントする時
    計制御部と、この時計制御部の時計カウントに同期して
    上記メモリーの内容を読み出し通電制御を行なう通電制
    御部とを備えたことを特徴とする24時間タイマー。
  2. 【請求項2】 1日を複数の時間帯に分割し各時間帯に
    対応する複数のメモリーを有するタイマー制御部と、上
    記各時間帯毎に入浴時間帯又は非入浴時間帯を設定し上
    記タイマー制御部の各メモリーに記憶させるタイマー設
    定部と、上記タイマー制御部のメモリーに対応した複数
    の表示部で構成され上記タイマー設定部の設定に応じて
    表示を行なうタイマー表示部と、時刻をカウントする時
    計制御部と、この時計制御部の時計カウントに同期して
    上記メモリーの内容を読み出し保温制御を行なう保温制
    御部とを備えたことを特徴とする風呂装置。
  3. 【請求項3】 1日を複数の時間帯に分割し各時間帯に
    対応する複数のメモリーを有するタイマー制御部と、上
    記各時間帯毎に入浴時間帯又は非入浴時間帯を設定し上
    記タイマー制御部の各メモリーに記憶させるタイマー設
    定部と、上記タイマー制御部のメモリーに対応した複数
    の表示部で構成され上記タイマー設定部の設定に応じて
    表示を行なうタイマー表示部と、入浴時間帯における湯
    温を設定する温度設定部と、湯温を検知する温度検知部
    と、時刻をカウントする時計制御部と、この時計制御部
    の時計カウントに同期して上記メモリーの内容を読み出
    し、メモリー内容が入浴時間帯であれば上記温度設定部
    で設定された設定温度で保温制御を行なう保温制御部
    と、入浴時間帯において上記温度検知部により検知した
    湯温が設定温度より低いときに警告する警告手段とを備
    えたことを特徴とする風呂装置。
  4. 【請求項4】 温度検知部により検知された湯温を表示
    する現在湯温表示部を備え、入浴時間帯において上記温
    度検知部により検知した湯温が設定温度より低いときに
    上記現在湯温表示部を点滅させて警告することを特徴と
    する請求項3記載の風呂装置。
  5. 【請求項5】 温度設定部により設定された設定温度を
    表示する設定温度表示部を備え、入浴時間帯において温
    度検知部により検知した湯温が設定温度より低いときに
    上記設定温度表示部を点滅させて警告することを特徴と
    する請求項3記載の風呂装置。
  6. 【請求項6】 入浴時間帯において温度検知部により検
    知した湯温が設定温度より低いときに現在時刻が含まれ
    る時間帯に対応するタイマー表示部の表示を点滅させて
    警告することを特徴とする請求項3記載の風呂装置。
  7. 【請求項7】 1日を複数の時間帯に分割し各時間帯に
    対応する複数のメモリーを有するタイマー制御部と、上
    記各時間帯毎に入浴時間帯又は非入浴時間帯を設定し上
    記タイマー制御部の各メモリーに記憶させるタイマー設
    定部と、上記タイマー制御部のメモリーに対応した複数
    の表示部で構成され上記タイマー設定部の設定に応じて
    表示を行なうタイマー表示部と、オゾンを発生させ浴水
    と混合させるオゾン発生器と、時刻をカウントする時計
    制御部と、この時計制御部の時計カウントに同期して上
    記メモリーの内容を読み出し、メモリーの内容に応じて
    上記オゾン発生器から発生するオゾンの濃度を制御する
    オゾン殺菌制御部を備えたことを特徴とする風呂装置。
  8. 【請求項8】 タイマー表示部のうち、現在時刻が含ま
    れる時間帯に対応する表示部を点滅させることを特徴と
    する請求項2、請求項3、または請求項7記載の風呂装
    置。
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