JP2002295856A - 風呂システム - Google Patents

風呂システム

Info

Publication number
JP2002295856A
JP2002295856A JP2001092613A JP2001092613A JP2002295856A JP 2002295856 A JP2002295856 A JP 2002295856A JP 2001092613 A JP2001092613 A JP 2001092613A JP 2001092613 A JP2001092613 A JP 2001092613A JP 2002295856 A JP2002295856 A JP 2002295856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
room temperature
dehumidifier
display
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001092613A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3750551B2 (ja
Inventor
Satoru Matsumura
悟 松村
Yoshihide Nakajima
良秀 中嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2001092613A priority Critical patent/JP3750551B2/ja
Publication of JP2002295856A publication Critical patent/JP2002295856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3750551B2 publication Critical patent/JP3750551B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)
  • Control For Baths (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給湯器および暖房除湿機の双方の運転操作に
関して使い勝手を良くすることができる風呂システムを
提供する。 【解決手段】 浴室B内の室温を検出する室温センサS
tと、風呂の給湯機能を有する給湯器Hと、浴室B内の
暖房を行う暖房除湿機H/Dと、給湯器Hおよび暖房除
湿機H/Dの両方の運転を操作するためのリモコンR
1,R2とを有する風呂システムであって、各リモコン
R1,R2には、各種の設定操作に応じて表示画面が切
り換えられる表示部32,42が設けられている。各リ
モコンR1,R2の制御部30,40は、給湯器Hに関
する操作が行われた際、室温センサStにより検出され
た室温が暖房温度よりも低いときに限り、暖房除湿機H
/Dに関する操作画面を表示部32,42に表示させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風呂の給湯運転操
作に加え、浴室などの暖房や除湿の設定操作を遠隔操作
により行うことができる風呂システムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の風呂システムには、浴室内の室温
や湿度を検出するセンサと、風呂の給湯機能を有する給
湯器と、浴室内の暖房や除湿を行う暖房除湿機と、これ
ら給湯器および暖房除湿機の両方の運転を遠隔から操作
するための操作装置とを備えたものがある。このような
風呂システムに用いられる操作装置には、給湯状態や各
種の設定事項を表示するための表示部や、風呂の自動給
湯を行うための自動給湯スイッチなどが設けられてい
る。
【0003】たとえば、操作装置の自動給湯スイッチを
押下すると、給湯器から風呂への給湯が開始される一
方、操作装置の表示部には、暖房除湿機を運転操作する
ための表示画面が呼び出され、この暖房除湿機を実際に
稼動させるほか、暖房温度や除湿レベルの設定を行うこ
とができるものとされている。このような暖房除湿機に
関する暖房温度や除湿レベルについては、操作装置を介
して一度設定しておけば、その都度設定することなく引
き続き用いることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、暖房除湿機
に関して設定された暖房温度よりもセンサによって検出
された室温が高い場合、あるいは設定された除湿レベル
よりもセンサによって検出された湿度が低い場合などの
ように、暖房除湿機を運転する必要がない状態にあって
も、自動給湯スイッチを押下した際には暖房除湿機を運
転操作するための表示画面が必ず表示されるので、給湯
器および暖房除湿機の双方に対応した操作装置として使
い勝手が良くない面があった。
【0005】
【発明の開示】本発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、給湯器および暖房除湿機の双方の
運転操作に関して使い勝手を良くすることができる風呂
システムを提供することを、その課題とする。
【0006】上記の課題を解決するため、本発明では、
次の技術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本発明の第1の側面によれば、
浴室内あるいは脱衣室内の室温を検出する室温センサ
と、風呂の給湯機能を有する給湯器と、浴室内あるいは
脱衣室内の暖房を行う暖房機と、給湯器および暖房機の
両方の運転を操作するための操作装置とを有する風呂シ
ステムであって、操作装置において、各種の設定操作に
応じて表示画面が切り換えられる表示手段と、操作装置
を介して給湯器に関する操作が行われた際、室温センサ
により検出された室温が所定の雰囲気条件を満たす場
合、暖房機に関する操作を行うための表示画面を表示手
段に表示させる制御手段とを有することを特徴とする、
風呂システムが提供される。
【0008】好ましい実施の形態によれば、制御手段
は、室温センサにより検出された室温を表示手段に表示
させる。
【0009】他の好ましい実施の形態によれば、暖房機
は、浴室内あるいは脱衣室内を換気する機能を備える。
【0010】また、本発明の第2の側面によれば、浴室
内あるいは脱衣室内の湿度を検出する湿度センサと、風
呂の給湯機能を有する給湯器と、浴室内の除湿を行う除
湿機と、給湯器および除湿機の両方の運転を操作するた
めの操作装置とを有する風呂システムであって、操作装
置において、各種の設定操作に応じて表示画面が切り換
えられる表示手段と、操作装置を介して給湯器に関する
操作が行われた際、湿度センサにより検出された湿度が
所定の雰囲気条件を満たす場合、除湿機に関する設定操
作を行うための表示画面を前記表示手段に表示させる制
御手段とを有することを特徴とする、風呂システムが提
供される。
【0011】好ましい実施の形態によれば、制御手段
は、湿度センサにより検出された湿度を表示手段に表示
させる。
【0012】他の好ましい実施の形態によれば、制御手
段は、給湯器が所要の給湯動作を完了してから所定時間
内に雰囲気条件が満たされる場合にあっても、暖房機ま
たは除湿機に関する操作を行うための表示画面を表示手
段に表示させる。
【0013】他の好ましい実施の形態によれば、雰囲気
条件は、操作装置を介した設定操作に応じて任意に変更
可能なものである。
【0014】他の好ましい実施の形態によれば、操作装
置には、暖房機または除湿機に関する操作を行うための
表示画面が表示手段に表示された際、その旨を音声によ
って報知するための音声報知手段が設けられている。
【0015】他の好ましい実施の形態によれば、制御手
段は、雰囲気条件が満たされる場合にあって、かつ、給
湯器が給湯動作を行わない場合にあっても、暖房機また
は除湿機に関する操作を行うための表示画面を表示手段
に表示させる。
【0016】他の好ましい実施の形態によれば、屋外の
気温を検出する気温センサを備え、制御手段は、気温セ
ンサにより検出された屋外の気温についても表示手段に
表示させる。
【0017】他の好ましい実施の形態によれば、室温セ
ンサ、湿度センサ、または気温センサにより検出された
過去の結果を記憶する記憶手段を備え、制御手段は、記
憶手段に記憶された過去の検出結果に対して現在の検出
結果を比較して示すように表示手段に表示させる。
【0018】本発明によれば、操作装置を介してたとえ
ば給湯器の給湯運転操作を行うと、その時点でセンサに
より検出された室温あるいは湿度が所定の雰囲気条件を
満たす場合に限り、暖房機あるいは除湿機に関する操作
を行うための表示画面が表示される。具体例を挙げて言
い換えれば、あらかじめ設定された暖房温度よりも室温
センサによって検出された室温が高い場合、あるいはあ
らかじめ設定された除湿レベルよりも湿度センサによっ
て検出された湿度が低い場合には、暖房機や除湿機を運
転すべき雰囲気条件にあらず、給湯運転操作を行っても
それに連動して暖房機あるいは除湿機を操作するための
画面が表示されることはない。つまり、雰囲気条件に応
じて必要な場合にのみ暖房除湿機の操作画面が表示され
るので、給湯器および暖房除湿機の双方の運転操作に関
して使い勝手を良くすることができる。
【0019】また、センサにより検出された室温あるい
は湿度を表示させれば、これらを確認して暖房除湿機に
関する暖房温度や除湿レベルを適当に設定変更すること
ができる。暖房機が換気機能を備える場合には、必要な
場合にのみ換気を行うことができる。給湯器が所要の給
湯動作を完了してから所定時間内に雰囲気条件が満たさ
れる場合にあっても、暖房除湿機に関する操作画面を表
示させれば、予約により給湯器が給湯を終えた後にも暖
房除湿機の操作画面を自動的に表示することができる。
暖房除湿機に関する暖房温度や除湿レベルといった雰囲
気条件については、操作装置を介して任意に変更するこ
とができる。暖房除湿機の操作画面が表示される際に
は、その旨を音声によって報知して使用者の注意を喚起
することができる。雰囲気条件が満たされる場合にあっ
て給湯器が給湯動作を行わない待機中などにあっても、
暖房除湿機に関する操作画面を表示させることができ、
給湯器とは連動させずに暖房除湿機のみを運転操作する
こともできる。屋外の気温についても表示させれば、た
とえば暖房除湿機に関する暖房温度を屋外の気温も参考
として設定変更することができる。センサによる過去の
検出結果と現在の検出結果とを比較して表示するように
すれば、たとえば1日前の屋外の気温などを参考として
も暖房除湿機に関する暖房温度を設定変更することがで
きる。
【0020】本発明のその他の特徴および利点は、添付
図面を参照して以下に行う発明の実施の形態の説明によ
って、より明らかになるであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0022】図1は、本発明に係る風呂システムの一実
施形態について、その概要を示す概要図である。この図
に示すように、風呂システムは、室温センサSt、湿度
センサSh、気温センサSa、給湯器H、暖房除湿機H
/D、風呂リモコンR1、および台所リモコンR2など
を有して概略構成されている。この風呂システムは、操
作装置としての風呂リモコンR1や台所リモコンR2を
介して、給湯器Hおよび暖房除湿機H/Dの両方の運転
操作などを共通して行えるように構成されたものであっ
て、給湯器H以外の室温センサSt、湿度センサSh、
気温センサSa、暖房除湿機H/D、風呂リモコンR
1、および台所リモコンR2は、給湯器Hに接続されて
いる。
【0023】室温センサStは、浴室B内の室温を検出
するものであって、たとえばサーミスタなどにより構成
されている。この室温センサStからの検出信号は、給
湯器Hや暖房除湿機H/Dに伝えられる一方、給湯器H
を経由して風呂リモコンR1や台所リモコンR2に伝え
られる。
【0024】湿度センサShは、浴室B内の湿度を検出
するものであって、たとえば高分子膜、セラミック、あ
るいは電解質などといった湿度に応じてインピーダンス
や静電容量が変化する素子により構成されている。この
湿度センサShからの検出信号も、給湯器Hや暖房除湿
機H/Dに伝えられる一方、給湯器Hを経由して風呂リ
モコンR1や台所リモコンR2に伝えられる。
【0025】気温センサSaは、給湯器Hなどが設置さ
れる屋外の気温を検出するものであって、たとえばサー
ミスタなどにより構成されている。この気温センサSa
からの検出信号も、給湯器Hや暖房除湿機H/Dに伝え
られる一方、給湯器Hを経由して風呂リモコンR1や台
所リモコンR2に伝えられる。なお、気温センサSa
は、給湯器Hに内蔵されたものでも良い。
【0026】給湯器Hは、浴室B内の浴槽や台所などに
給湯を行うものであって、図示しない燃焼装置や熱交換
器などを備えるほか、CPUなどのマイクロコンピュー
タからなる制御部10と通信インターフェイス部11と
を有して構成されている。制御部10には、燃焼装置や
熱交換器などにおける燃焼調整弁や水量調整弁(図示省
略)、さらには図示しない水位センサや湯温センサなど
がインターフェイス回路(図示省略)を介して接続され
ているとともに、通信インターフェイス部11が接続さ
れている。通信インターフェイス部11は、制御部10
と外部との間で各種の信号をやり取りする。このような
給湯器Hにおける制御部10は、後述する風呂リモコン
R1や台所リモコンR2からの運転操作信号などに応じ
て、湯張り、保温、足し湯、さらには予約給湯などとい
った給湯動作を制御するほか、通信インターフェイス部
11に接続された外部機器を集中管理する。また、制御
部10は、気温センサSaにより検出された屋外の気温
をたとえば1分間隔などの定期的に取得し、その1時間
分の平均を算出する一方、少なくとも過去24時間以内
に取得した屋外の気温を履歴管理している。なお、制御
部10を構成するマイクロコンピュータは、CPUやR
OM、RAM、EEPROM、さらにはリアルタイムク
ロック回路などを備えたものであって、物理的構成につ
いては一般に広く知られていることから、その詳細な図
示説明を省略する。
【0027】暖房除湿機H/Dは、浴室B内の暖房を行
う機能や除湿を行う機能、さらには浴室B内の換気を行
う機能を備えたものであって、図示しないコンプレッサ
や熱交換器などを備えるほか、CPUなどのマイクロコ
ンピュータからなる制御部20と通信インターフェイス
部21とを有して構成されている。暖房方式としては、
給湯器Hから温水の供給を受け、この温水を熱源とした
温水暖房を採用するが、一般的な電気方式やガス方式で
も良い。制御部20には、コンプレッサなどがインター
フェイス回路(図示省略)を介して接続されているとと
もに、通信インターフェイス部21が接続されている。
通信インターフェイス部21は、制御部20と外部との
間で各種の信号をやり取りする。このような暖房除湿機
H/Dにおける制御部20は、後述する風呂リモコンR
1や台所リモコンR2からの運転操作信号などに応じ
て、暖房運転や除湿運転、さらには換気運転などといっ
た動作を制御するが、使用者により設定された暖房温度
や除湿レベルを記憶してこれらに応じた制御を行う。な
お、制御部20を構成するマイクロコンピュータは、C
PUやROM、RAM、EEPROMなどを備えたもの
であって、物理的構成については一般に広く知られてい
ることから、その詳細な図示説明を省略する。
【0028】風呂リモコンR1は、浴室B内から遠隔の
給湯器Hや暖房除湿機H/Dの運転操作や設定操作など
を行うことができるよう、浴室B内の壁面などに設置さ
れたものであって、図示しない自動給湯スイッチや予約
給湯スイッチ、設定スイッチ、給湯器Hや暖房除湿機H
/Dに関する操作画面や時刻などを表示する表示部3
2、さらには図示しないスピーカなどを備えるほか、C
PUなどのマイクロコンピュータからなる制御部30と
通信インターフェイス部31とを有して構成されてい
る。制御部30には、自動給湯スイッチや予約給湯スイ
ッチ、設定スイッチ、スピーカ、表示部32などがイン
ターフェイス回路(図示省略)を介して接続されている
とともに、通信インターフェイス部31が接続されてい
る。通信インターフェイス部31は、制御部30と外部
との間で各種の信号をやり取りする。このような風呂リ
モコンR1における制御部30は、使用者の操作に応じ
て各種の操作画面を表示部32に切り換え表示させた
り、表示内容に応じた音声アナウンスをスピーカから発
生させたりするが、使用者により設定された暖房温度や
除湿レベル、給湯温度などを記憶してこれらに応じた制
御を行う。なお、制御部30を構成するマイクロコンピ
ュータは、CPUやROM、RAM、EEPROM、さ
らにはリアルタイムクロック回路などを備えたものであ
って、物理的構成については一般に広く知られているこ
とから、その詳細な図示説明を省略する。また、台所リ
モコンR2も、風呂リモコンR1と同様の構成を備える
ものであって、設置箇所が台所の壁面などである点が風
呂リモコンR1と異なるだけであることから、その詳細
な図示説明を省略する。
【0029】図2は、各リモコンの表示部を説明するた
めの説明図であって、この図に一例として示すように、
風呂リモコンR1や台所リモコンR2における表示部3
2,42の左端には、「給湯」や「おふろ」、「暖房」
や「除湿」などといった各種の動作モードが示される。
この図に示す状態では、「給湯」にマークMを付した操
作画面が表示されており、給湯中の給湯設定温度と現在
時刻とが表示されている。特に図示しないが、浴槽への
給湯の際には、「おふろ」にマークMを付した操作画面
が表示され、その際の操作画面内には風呂設定温度と現
在時刻が表示される。また、暖房の設定や運転を行う際
には、「暖房」にマークMを付した操作画面が表示さ
れ、その際の操作画面内には室温センサStにより検出
された浴室B内の室温がすでに設定された暖房温度とと
もに表示される。同様に、除湿の設定や運転を行う際に
は、「除湿」にマークMを付した操作画面が表示され、
その際の操作画面内には湿度センサShにより検出され
た浴室B内の湿度がすでに設定された除湿レベルととも
に表示される。これらの操作画面が表示される際には、
その旨が音声によって知らされる。なお、表示部32の
右端画面外には、給湯温度や予約給湯時間、さらには暖
房温度や除湿レベルを入力するための設定スイッチSW
が設けられている。
【0030】ここで、風呂リモコンR1や台所リモコン
R2における自動給湯スイッチや予約給湯スイッチを押
下した際、各リモコンR1,R2の制御部30,40
は、給湯器Hへと運転操作信号を出力するが、それとほ
ぼ同時に暖房除湿機H/Dに関する操作画面を表示部3
2,42に表示させることができる。このような操作画
面は、たとえば10秒などのある程度時間を経ても使用
者が暖房や除湿に関する設定や運転操作を指示しないと
きには、本来表示されるべき浴槽への給湯に関する操作
画面に自動的に切り換えられる。そのため、使用者は、
所定時間内であれば暖房や除湿運転を指示したり、すで
に設定された暖房温度や除湿レベルを変更することが可
能とされている。もちろん、給湯器Hが給湯動作を行わ
ない待機中にあっても、使用者は、風呂リモコンR1や
台所リモコンR2を介して暖房や除湿運転を指示した
り、暖房温度や除湿レベルを変更することができる。
【0031】ところで、仮に、自動給湯スイッチや予約
給湯スイッチが押下される度に暖房除湿機H/Dに関す
る操作画面が表示され、その旨の音声が発せられるとす
ると、暖房や除湿を行う必要が無い場合、たとえばその
時点での浴室B内の室温が暖房温度より高い場合や、浴
室B内の湿度が除湿レベルより低い場合にあっては操作
が煩わしいものとなり、給湯器Bおよび暖房除湿機H/
Dに共通の操作装置として使い勝手が良くない。そのた
め、本実施形態では、自動給湯スイッチが押下された
際、浴室B内の室温が暖房温度よりも低い場合に限り、
暖房に関する操作画面を表示し、また、浴室B内の湿度
が除湿レベルよりも高い場合に限り、除湿に関する操作
画面を表示するように制御部30,40が制御してい
る。また、予約給湯スイッチが押下された場合には、そ
の後予約時刻となって給湯器Hが湯張りなどの給湯動作
を完了してから所定時間内に検出された室温が暖房温度
よりも低い場合に限り、その時点で暖房に関する操作画
面を表示し、また、給湯動作完了後の所定時間内に検出
された湿度が除湿レベルよりも高い場合に限り、その時
点で除湿に関する操作画面を表示するように制御部3
0,40が制御している。
【0032】次に、風呂システムにおける各リモコンを
中心とした動作について説明する。
【0033】図3ないし図6は、各リモコンの表示制御
処理を示すフローチャートである。なお、以下の説明に
おいては、風呂リモコンR1または台所リモコンR2の
制御部30,40におけるCPUを主体として説明す
る。また、制御部30,40のEEPROMには、使用
者により暖房運転を行う際の雰囲気条件として暖房温度
が設定されているとともに、除湿運転を行う際の雰囲気
条件として除湿レベルが設定されており、また、予約給
湯を行うための予約時刻が設定されているとする。
【0034】まず、図3に示すように、自動給湯スイッ
チが押下されると(S1:YES)、CPUは、給湯器
Hに対して給湯運転を要求する(S2)。これにより、
給湯器Hは給湯運転を始める。
【0035】このとき、CPUは、室温センサStおよ
び湿度センサShを駆使して浴室B内の室温と湿度を検
出する(S3)。
【0036】そして、CPUは、検出結果として得られ
た現時点での室温があらかじめ設定された暖房温度以下
か否かを判断する(S4)。
【0037】現時点での室温が暖房温度以下の場合(S
4:YES)、CPUは、暖房運転に関する操作画面を
表示させる(S5)。つまり、この場合には、自動給湯
スイッチが押下された直後であっても、暖房運転を行う
か否かを使用者に問うための操作画面が表示され、その
旨のアナウンスが音声によって報知される。図7は、こ
のときに表示される操作画面の一例を説明するための説
明図であって、この図に示すように、操作画面には、あ
らかじめ設定された暖房温度とともに現時点で検出され
た室温が表示される。
【0038】暖房運転に関する操作画面の表示に応じ
て、使用者により暖房運転を開始する操作がなされると
(S6:YES)、CPUは、暖房運転を暖房除湿機H
/Dに対して要求する(S7)。これにより、暖房除湿
機H/Dは暖房運転を始める。なお、暖房運転に関する
操作画面の表示中、使用者は、設定スイッチSWを操作
して暖房温度を変更したり、換気運転を開始する操作を
行ったりすることもできる。
【0039】また、CPUは、S3で検出結果として得
られた現時点での湿度があらかじめ設定された除湿レベ
ル以上か否かを判断する(S8)。
【0040】現時点での湿度が除湿レベル以上の場合
(S8:YES)、CPUは、除湿運転に関する操作画
面を表示させる(S9)。つまり、この場合には、自動
給湯スイッチが押下された後で暖房運転が始められた直
後であっても、除湿運転を行うか否かを使用者に問うた
めの操作画面が表示され、その旨のアナウンスが音声に
よって報知される。図8は、このときに表示される操作
画面の一例を説明するための説明図であって、この図に
示すように、操作画面には、あらかじめ設定された除湿
レベルとともに現時点で検出された湿度が表示される。
【0041】除湿運転に関する操作画面の表示に応じ
て、使用者により除湿運転を開始する操作がなされると
(S10:YES)、CPUは、除湿運転を暖房除湿機
H/Dに対して要求する(S11)。これにより、暖房
除湿機H/Dは除湿運転を始める。なお、除湿運転に関
する操作画面の表示中、使用者は、除湿レベルを変更す
る操作を行ったりすることもできる。
【0042】その後、CPUは、自動給湯に関する操作
画面を表示させ(S12)、その後の給湯器Hや暖房除
湿機H/Dの動作に応じた表示を行うべくこの表示制御
処理を終える。つまり、最終的には、給湯動作をメイン
とした操作画面が表示され、その旨のアナウンスが音声
によって報知される。図9は、このときに表示される操
作画面の一例を説明するための説明図であって、この図
に示すように、操作画面には、あらかじめ設定された風
呂の自動給湯温度や現在時刻などが表示される。なお、
給湯動作に関する操作画面の表示中、使用者は、設定ス
イッチSWを操作して給湯温度を変更したりすることも
できる。
【0043】S10において、使用者により除湿運転を
開始する操作がなされることなく(S10:NO)、操
作画面を切り換える操作がなされたり、あるいは一定時
間が経過すると、CPUは、S12に進む。
【0044】S8において、現時点での湿度が除湿レベ
ル以上でない場合にも(S8:NO)、CPUは、S1
2に進む。
【0045】S6において、使用者により暖房運転を開
始する操作がなされることなく(S6:NO)、操作画
面を切り換える操作がなされたり、あるいは一定時間が
経過すると、CPUは、S8に進む。
【0046】S4において、現時点での室温が暖房温度
以下でない場合にも(S4:NO)、CPUは、S8に
進む。つまり、自動給湯スイッチが押下された直後であ
っても、浴室B内の室温が暖房温度よりも高く、しかも
湿度が除湿レベルよりも低いときには、暖房除湿機H/
Dを運転する必要が無いために、図9に示すような風呂
の自動給湯動作に関する操作画面がすぐに表示されるの
である。
【0047】S1において、自動給湯スイッチが押下さ
れずに(S1:NO)、予約給湯スイッチが押下される
と(S20:YES)、CPUは、図4のフローに進
む。また、予約給湯スイッチが押下されずに(S20:
NO)、省エネ表示モードによる動作中の場合(S4
0:YES)、CPUは、図5のフローに進む。さら
に、省エネ表示モードによる動作中でもなく、給湯運転
が行われない待機中にある場合(S40:NO)、CP
Uは、図6のフローに進む。以下にこれらのフローを説
明する。なお、省エネ表示モードとは、給湯動作中など
にあってもそれに応じた操作画面が表示されることな
く、パーソナルコンピュータなどで言うスクリーンセー
バと同様の表示画面が表示された状態を意味する。
【0048】まず、図4に示すように、予約給湯に応じ
たCPUは、予約給湯スイッチが押下されてからの現在
時刻が予約時刻に達したか否かを判断する(S21)。
【0049】現在時刻が予約時刻に達した場合(S2
1:YES)、CPUは、給湯器Hに対して給湯運転を
要求する(S22)。これにより、給湯器Hは予約給湯
運転を始める。
【0050】給湯器Hが予約給湯運転を始めると、CP
Uは、予約給湯に関する操作画面を表示させる(S2
3)。このときにも、表示される操作画面は図9に示す
操作画面とほぼ同様であり、その旨のアナウンスが音声
によって報知される。
【0051】その後、CPUは、給湯器Hが給湯動作を
完了したか否かを判断する(S24)。
【0052】給湯器Hが給湯動作を完了すると(S2
4:YES)、CPUは、タイマをセットする(S2
5)。
【0053】そして、CPUは、室温センサStおよび
湿度センサShを駆使して浴室B内の室温と湿度を検出
する(S26)。
【0054】これより、CPUは、検出結果として得ら
れた現時点での室温があらかじめ設定された暖房温度以
下か否かを判断する(S27)。
【0055】現時点での室温が暖房温度以下の場合(S
27:YES)、CPUは、暖房運転に関する操作画面
を表示させる(S28)。つまり、この場合には、予約
給湯スイッチの押下からある程度の時間を経て給湯動作
を完了した後、暖房運転を行うか否かを使用者に問うた
めの操作画面が表示され、その旨のアナウンスが音声に
よって報知される。このときに表示される操作画面も、
図7に示す操作画面とほぼ同様とされる。
【0056】暖房運転に関する操作画面の表示に応じ
て、使用者により暖房運転を開始する操作がなされると
(S29:YES)、CPUは、暖房運転を暖房除湿機
H/Dに対して要求する(S30)。これにより、暖房
除湿機H/Dは暖房運転を始める。このときにも、使用
者は、設定スイッチSWを操作して暖房温度を変更した
り、換気運転を開始する操作を行ったりすることもでき
る。
【0057】また、CPUは、S26で検出結果として
得られた現時点での湿度があらかじめ設定された除湿レ
ベル以上か否かを判断する(S31)。
【0058】現時点での湿度が除湿レベル以上の場合
(S31:YES)、CPUは、除湿運転に関する操作
画面を表示させる(S32)。つまり、この場合には、
予約給湯スイッチの押下からある程度の時間を経て給湯
動作を完了した後、除湿運転を行うか否かを使用者に問
うための操作画面が表示され、その旨のアナウンスが音
声によって報知される。このときに表示される操作画面
も、図8に示す操作画面とほぼ同様とされる。
【0059】除湿運転に関する操作画面の表示に応じ
て、使用者により除湿運転を開始する操作がなされると
(S33:YES)、CPUは、除湿運転を暖房除湿機
H/Dに対して要求する(S34)。これにより、暖房
除湿機H/Dは除湿運転を始める。このときにも、使用
者は、除湿レベルを変更する操作を行ったりすることも
できる。
【0060】その後、CPUは、S25のタイマセット
から一定時間が経過してタイムアップとなったか否かを
判断する(S35)。
【0061】タイムアップとなった場合(S35:YE
S)、CPUは、元の予約給湯に関する操作画面を表示
させ(S36)、その後の給湯器Hや暖房除湿機H/D
の動作に応じた表示を行うべくこの表示制御処理を終え
る。つまり、最終的には、予約給湯動作をメインとした
操作画面が表示され、その旨のアナウンスが音声によっ
て報知される。
【0062】その一方、S35において、タイムアップ
しない場合(S35:NO)、CPUは、S26〜S3
4を繰り返すべくS26に戻る。
【0063】S33において、使用者により除湿運転を
開始する操作がなされることなく(S33:NO)、操
作画面を切り換える操作がなされたり、あるいは一定時
間が経過すると、CPUは、S35に進む。
【0064】S31において、現時点での湿度が除湿レ
ベル以上でない場合にも(S31:NO)、CPUは、
S35に進む。
【0065】S29において、使用者により暖房運転を
開始する操作がなされることなく(S29:NO)、操
作画面を切り換える操作がなされたり、あるいは一定時
間が経過すると、CPUは、S31に進む。
【0066】S27において、現時点での室温が暖房温
度以下でない場合にも(S27:NO)、CPUは、S
31に進む。つまり、予約給湯に応じて給湯動作を終え
た直後にあって、浴室B内の室温が暖房温度よりも高
く、しかも湿度が除湿レベルよりも低いときには、暖房
除湿機H/Dを運転する必要が無いために、予約給湯動
作に関する操作画面がすぐに表示されるのである。
【0067】S24において、給湯器Hが給湯動作を完
了しない場合(S24:NO)、CPUは、給湯動作を
完了するまでS24以降に進まない。
【0068】S21において、現在時刻が未だ予約時刻
に達しない場合(S21:NO)、CPUは、現在時刻
が予約時刻に達するまでS21以降に進まない。
【0069】次に、図5に示すように、省エネ表示モー
ド中にあってもCPUは、定期的に室温センサStおよ
び湿度センサShを駆使して浴室B内の室温と湿度を検
出している(S41)。
【0070】また、CPUは、使用者により省エネ表示
モードを解除する所定の操作がなされたか否かを監視し
ている(S42)。
【0071】使用者により省エネ表示モードが解除され
ると(S42:YES)、CPUは、その時点で検出結
果として得られた室温があらかじめ設定された暖房温度
以下か否かを判断する(S43)。
【0072】現時点での室温が暖房温度以下の場合(S
43:YES)、CPUは、暖房運転に関する操作画面
を表示させる(S44)。つまり、この場合には、省エ
ネ表示モードを解除する操作に応じて暖房運転を行うか
否かを使用者に問うための操作画面が表示され、その旨
のアナウンスが音声によって報知される。このときに表
示される操作画面も、図7に示す操作画面とほぼ同様と
される。
【0073】暖房運転に関する操作画面の表示に応じ
て、使用者により暖房運転を開始する操作がなされると
(S45:YES)、CPUは、暖房運転を暖房除湿機
H/Dに対して要求する(S46)。これにより、暖房
除湿機H/Dは暖房運転を始める。
【0074】また、CPUは、S41で検出結果として
得られた現時点での湿度があらかじめ設定された除湿レ
ベル以上か否かを判断する(S47)。
【0075】現時点での湿度が除湿レベル以上の場合
(S47:YES)、CPUは、除湿運転に関する操作
画面を表示させる(S48)。つまり、この場合にも、
省エネ表示モードを解除する操作を行った後、除湿運転
を行うか否かを使用者に問うための操作画面が表示さ
れ、その旨のアナウンスが音声によって報知される。こ
のときに表示される操作画面も、図8に示す操作画面と
ほぼ同様とされる。
【0076】除湿運転に関する操作画面の表示に応じ
て、使用者により除湿運転を開始する操作がなされると
(S49:YES)、CPUは、除湿運転を暖房除湿機
H/Dに対して要求し(S50)、その後この表示制御
処理を終える。これにより、暖房除湿機H/Dは除湿運
転を始めることとなる。
【0077】S49において、使用者により除湿運転を
開始する操作がなされることなく(S49:NO)、操
作画面を切り換える操作がなされたり、あるいは一定時
間が経過すると、CPUは、この表示制御処理を終え
る。
【0078】S47において、現時点での湿度が除湿レ
ベル以上でない場合にも(S47:NO)、CPUは、
この表示制御処理を終える。
【0079】S45において、使用者により暖房運転を
開始する操作がなされることなく(S45:NO)、操
作画面を切り換える操作がなされたり、あるいは一定時
間が経過すると、CPUは、S47に進む。
【0080】S43において、現時点での室温が暖房温
度以下でない場合にも(S43:NO)、CPUは、S
47に進む。
【0081】S42において、使用者により省エネ表示
モードが解除されない場合(S42:NO)、CPU
は、省エネ表示モードが解除されるまでS41を繰り返
す。
【0082】次に、図6に示すように、待機中にあって
もCPUは、定期的に室温センサStおよび気温センサ
Saを駆使して浴室B内の室温と屋外の気温とを検出し
ている(S60)。
【0083】このような待機中、使用者が設定スイッチ
SWを押下すると(S61:YES)、CPUは、待機
画面中に現時点での室温と屋外の気温とを表示させ(S
62)、その後、この表示制御処理を終える。図10
は、このときに表示される待機画面の一例を説明するた
めの説明図であって、この図に示すように、待機画面に
は、室温と外気温とが表示されるが、そのうちの外気温
の右端に表示された矢印は、24時間前の外気温に対す
る現時点での外気温の相対的な状態を示す。
【0084】S61において、待機中に使用者が設定ス
イッチSWを押下しない場合(S61:NO)、CPU
は、何ら室温や外気温を表示させることなく、S60に
戻る。
【0085】したがって、上記風呂システムによれば、
風呂リモコンR1や台所リモコンR2を介して給湯器H
に関する自動給湯運転操作を行った際、その時点で室温
センサStによって検出された室温があらかじめ設定さ
れた暖房温度よりも高いといった夏場などの場合、ある
いはあらかじめ設定された除湿レベルよりも湿度センサ
Shによって検出された湿度が低いといった乾燥時期な
どの場合には、暖房除湿機H/Dを運転すべき雰囲気条
件にあらず、給湯運転操作を行ってもそれに連動して暖
房除湿機H/Dに関する操作画面が表示されることはな
い。つまり、雰囲気条件に応じて必要な場合にのみ暖房
除湿機H/Dの操作画面が表示され、入浴時には浴室B
内の室温や湿度を快適にすることができるので、給湯器
Hおよび暖房除湿機H/Dの双方の運転操作に関して使
い勝手を良くすることができるのである。
【0086】また、除湿に関する操作画面を表示する際
には、音声によってその旨が報知されて注意が喚起され
るので、使用者は、除湿を忘れることなく行ってカビ発
生などを抑えることができる。
【0087】さらに、省エネ表示モードでは、浴室B内
の室温が暖房温度よりも高い場合や湿度が低い場合、暖
房除湿機H/Dの操作画面が表示されることなく、省エ
ネ表示モードがそのまま続けられるので、不必要に操作
画面を表示することなく省電力化を図ることができる。
【0088】さらにまた、浴室B内の室温が表示される
だけでなく、屋外の気温も表示され、しかも前日の気温
との違いも表示されるので、前日に比べて屋外の気温が
暖かいのか寒いのかをリモコンR1,R2の表示部3
2,42を通じて確認することができる。
【0089】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れるものではない。
【0090】風呂リモコンR1や台所リモコンR2の制
御部30,40が行う制御は、給湯器Hの制御部10な
どが集中的に行うとしても良い。
【0091】暖房除湿H/Dは、暖房機能および除湿機
能の別にそれぞれ独立して構成されたものであっても良
い。
【0092】室温センサStおよび湿度センサShにつ
いては、必ずしも両方を備える必要はなく、いずれか一
方のみでも良い。特に、気温センサSaは、必ずしも必
要とされるものではない。
【0093】各機器間の信号のやり取りは、無線により
行われるとしても良い。
【0094】室温センサStや湿度センサShは、暖房
除湿機H/Dに内蔵されたものであっても良く、また、
気温センサSaは、給湯器Hに内蔵されたものであって
も良い。また、室温センサStに関しては、浴室Bに併
設される脱衣室内などの室温を検出するものとしても良
い。
【0095】あらかじめ設定しておく暖房温度や除湿レ
ベルは、もちろん待機中に変更できるとしても良い。
【0096】予約給湯運転の際には、給湯動作を完了し
てからタイムアップするまでの間に限り、暖房や除湿に
関する操作画面が表示されるとしたが、このような一連
の動作は、自動給湯運転に伴う給湯動作完了後に行われ
るとしても良い。また、予約給湯運転開始時からタイム
アップするまでの間に限り、暖房や除湿に関する操作画
面が表示されるとしても良く、さらに、予約給湯運転開
始の所定時間前からタイムアップするまでの間に限り、
暖房や除湿に関する操作画面が表示されるとしても良
い。そうした場合、沸き上がり後の浴室B内の室温や湿
度を快適に保つことができる。
【0097】屋外の気温については、メモリの容量に応
じて24時間分以上のたとえば1ヶ月分を記憶するよう
にしても良い。
【0098】風呂リモコンR1や台所リモコンR2は、
複数設けられる必要はなく1つでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る風呂システムの一実施形態につい
て、その概要を示す概要図である。
【図2】各リモコンの表示部を説明するための説明図で
ある。
【図3】各リモコンの表示制御処理を示すフローチャー
トである。
【図4】各リモコンの表示制御処理を示すフローチャー
トである。
【図5】各リモコンの表示制御処理を示すフローチャー
トである。
【図6】各リモコンの表示制御処理を示すフローチャー
トである。
【図7】暖房運転に関する操作画面の一例を説明するた
めの説明図である。
【図8】除湿運転に関する操作画面の一例を説明するた
めの説明図である。
【図9】風呂の自動給湯動作に関する操作画面の一例を
説明するための説明図である。
【図10】室温と屋外の気温を表示する待機画面の一例
を説明するための説明図である。
【符号の説明】
St 室温センサ Sh 湿度センサ Sa 気温センサ H 給湯器 H/D 暖房除湿機 R1 風呂リモコン R2 台所リモコン 10,20,30,40 制御部 11,21,31,41 通信インターフェイス部 32,42 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L024 CC06 DD41 EE03 EE07 FF02 FF05 FF15 FF18 GG02 GG31 GG38 GG41 HH52 3L056 BD02 BD03 BE07 BF01 BF06 3L071 AA01 AC01 AF01 AG01 3L072 AB06 AB07 AD16 AD19 AE10 AF00 AF01 AF03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内あるいは脱衣室内の室温を検出す
    る室温センサと、風呂の給湯機能を有する給湯器と、前
    記浴室内あるいは脱衣室内の暖房を行う暖房機と、前記
    給湯器および前記暖房機の両方の運転を操作するための
    操作装置とを有する風呂システムであって、 前記操作装置において、各種の設定操作に応じて表示画
    面が切り換えられる表示手段と、 前記操作装置を介して前記給湯器に関する操作が行われ
    た際、前記室温センサにより検出された室温が所定の雰
    囲気条件を満たす場合、前記暖房機に関する操作を行う
    ための表示画面を前記表示手段に表示させる制御手段
    と、 を有することを特徴とする、風呂システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記室温センサにより
    検出された室温を前記表示手段に表示させる、請求項1
    に記載の風呂システム。
  3. 【請求項3】 前記暖房機は、前記浴室内あるいは脱衣
    室内を換気する機能を備える、請求項1または2に記載
    の風呂システム。
  4. 【請求項4】 浴室内あるいは脱衣室内の湿度を検出す
    る湿度センサと、風呂の給湯機能を有する給湯器と、前
    記浴室内の除湿を行う除湿機と、前記給湯器および前記
    除湿機の両方の運転を操作するための操作装置とを有す
    る風呂システムであって、 前記操作装置において、各種の設定操作に応じて表示画
    面が切り換えられる表示手段と、 前記操作装置を介して前記給湯器に関する操作が行われ
    た際、前記湿度センサにより検出された湿度が所定の雰
    囲気条件を満たす場合、前記除湿機に関する操作を行う
    ための表示画面を前記表示手段に表示させる制御手段
    と、 を有することを特徴とする、風呂システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記湿度センサにより
    検出された湿度を前記表示手段に表示させる、請求項4
    に記載の風呂システム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記給湯器が所要の給
    湯動作を完了してから所定時間内に前記雰囲気条件が満
    たされる場合にあっても、前記暖房機または前記除湿機
    に関する操作を行うための表示画面を前記表示手段に表
    示させる、請求項1ないし5のいずれかに記載の風呂シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記雰囲気条件は、前記操作装置を介し
    た設定操作に応じて任意に変更可能なものである、請求
    項1ないし6のいずれかに記載の風呂システム。
  8. 【請求項8】 前記操作装置には、前記暖房機または前
    記除湿機に関する操作を行うための表示画面が前記表示
    手段に表示された際、その旨を音声によって報知するた
    めの音声報知手段が設けられている、請求項1ないし7
    のいずれかに記載の風呂システム。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記雰囲気条件が満た
    される場合にあって、かつ、前記給湯器が給湯動作を行
    わない場合にあっても、前記暖房機または前記除湿機に
    関する操作を行うための表示画面を前記表示手段に表示
    させる、請求項1ないし8のいずれかに記載の風呂シス
    テム。
  10. 【請求項10】 屋外の気温を検出する気温センサを備
    え、 前記制御手段は、前記気温センサにより検出された屋外
    の気温についても前記表示手段に表示させる、請求項1
    ないし9のいずれかに記載の風呂システム。
  11. 【請求項11】 前記室温センサ、湿度センサ、または
    気温センサにより検出された過去の結果を記憶する記憶
    手段を備え、 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された過去の検出
    結果に対して現在の検出結果を比較して示すように前記
    表示手段に表示させる、請求項1ないし10のいずれか
    に記載の風呂システム。
JP2001092613A 2001-03-28 2001-03-28 風呂システム Expired - Fee Related JP3750551B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001092613A JP3750551B2 (ja) 2001-03-28 2001-03-28 風呂システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001092613A JP3750551B2 (ja) 2001-03-28 2001-03-28 風呂システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002295856A true JP2002295856A (ja) 2002-10-09
JP3750551B2 JP3750551B2 (ja) 2006-03-01

Family

ID=18947046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001092613A Expired - Fee Related JP3750551B2 (ja) 2001-03-28 2001-03-28 風呂システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3750551B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004198073A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室暖房機能付きの給湯付風呂釜
JP2017096534A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 大阪瓦斯株式会社 浴室暖房乾燥機
JP2018063084A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 東京瓦斯株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN109915893A (zh) * 2019-04-02 2019-06-21 嘉兴市英伦电器科技有限公司 一种具有内部除湿功能的浴霸
JP2022093851A (ja) * 2020-12-14 2022-06-24 三菱電機株式会社 浴室システム

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004198073A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室暖房機能付きの給湯付風呂釜
JP2017096534A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 大阪瓦斯株式会社 浴室暖房乾燥機
JP2018063084A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 東京瓦斯株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN109915893A (zh) * 2019-04-02 2019-06-21 嘉兴市英伦电器科技有限公司 一种具有内部除湿功能的浴霸
CN109915893B (zh) * 2019-04-02 2021-02-02 嘉兴市英伦电器科技有限公司 一种具有内部除湿功能的浴霸
JP2022093851A (ja) * 2020-12-14 2022-06-24 三菱電機株式会社 浴室システム
JP7367663B2 (ja) 2020-12-14 2023-10-24 三菱電機株式会社 浴室システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3750551B2 (ja) 2006-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4992452B2 (ja) 空気調和装置のリモートコントロールユニット
JP3750551B2 (ja) 風呂システム
JP2011033210A (ja) 空調機リモコン装置
JP5558803B2 (ja) 床暖房コントローラ、床暖房システム、床暖房制御方法
JP3081521B2 (ja) 空気調和装置
JP3852375B2 (ja) 機器操作用の表示機能付リモコン
JP2000111128A (ja) 空気調和機
KR200428202Y1 (ko) 원터치방식의 모드 조작기능을 구비한 룸콘트롤러
JP4175814B2 (ja) 空調設備及びその制御装置
JP2010164231A (ja) 空気調和機及びこれに使用されるリモコン装置
JP6255752B2 (ja) 空調管理システムおよび空調管理プログラム
JP5811697B2 (ja) 暖房システムの制御装置
JP2017161196A (ja) 空気調和機
JP2003259148A (ja) 省エネモード付きリモコン
JP3157447B2 (ja) 空気調和装置
JP3636249B2 (ja) 温水循環式の床暖房システム
JP5616723B2 (ja) 機器制御システム、コントローラ
JP2008075980A (ja) 空気調和機の遠隔制御装置
JP3777597B2 (ja) 心電情報報知機能付き風呂給湯器
JP2012038109A (ja) 機器制御システム
JP2009002622A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JPH0960952A (ja) 空調コントローラ
JP2004293931A (ja) 操作装置および電気機器システム
JP2000283522A (ja) 空気調和機の制御方法およびその装置
JP2558892B2 (ja) 空気調和機の運転制御装置およびタイマー運転制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091216

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees