JP3286892B2 - 浴水循環濾過装置 - Google Patents
浴水循環濾過装置Info
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- JP3286892B2 JP3286892B2 JP22832096A JP22832096A JP3286892B2 JP 3286892 B2 JP3286892 B2 JP 3286892B2 JP 22832096 A JP22832096 A JP 22832096A JP 22832096 A JP22832096 A JP 22832096A JP 3286892 B2 JP3286892 B2 JP 3286892B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、浴水を循環させ
て濾過槽で浄化し、オゾンにより殺菌する浴水循環濾過
装置に関するものである。
て濾過槽で浄化し、オゾンにより殺菌する浴水循環濾過
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の浴水循環濾過装置の構成図
であり、図において、１は浴槽、２は浴槽１内に挿入さ
れた浴水吸込口で、内部にフィルタが着脱可能に装着さ
れている。３は循環ポンプで、浴水吸込口２と濾過槽５
を結ぶ入水路３ａと濾過槽５と浴水吐出口７を結ぶ出水
路３ｂとで形成される循環路に浴水を循環させる。４は
入水路３ａ内に流れる浴水の温度を検出する温度セン
サ、６は出水路３ｂに設けられたヒータである。なお、
Ａは浴水循環濾過装置の本体を示している。
であり、図において、１は浴槽、２は浴槽１内に挿入さ
れた浴水吸込口で、内部にフィルタが着脱可能に装着さ
れている。３は循環ポンプで、浴水吸込口２と濾過槽５
を結ぶ入水路３ａと濾過槽５と浴水吐出口７を結ぶ出水
路３ｂとで形成される循環路に浴水を循環させる。４は
入水路３ａ内に流れる浴水の温度を検出する温度セン
サ、６は出水路３ｂに設けられたヒータである。なお、
Ａは浴水循環濾過装置の本体を示している。
【０００３】前述した濾過槽５は、ゴミ等を濾過するフ
ィルタが設けられていると共に、浴水に含まれたタンパ
ク質や脂肪等を濾過する活性炭が充填されている。ま
た、前記浴水吐出口７は、浴水吸込口２と同様に浴槽１
内に挿入されている。
ィルタが設けられていると共に、浴水に含まれたタンパ
ク質や脂肪等を濾過する活性炭が充填されている。ま
た、前記浴水吐出口７は、浴水吸込口２と同様に浴槽１
内に挿入されている。
【０００４】８は空気流入口で、オゾン発生装置９及び
電磁開閉弁１０を介してオゾン流路１１と繋がってお
り、出水路３ｂに流れる浴水の流速によるインジェクタ
効果により空気が流入するようになっている。オゾン発
生装置は流入した空気からオゾンを発生させる。このオ
ゾンは、前記インジェクタ効果により出水路３ｂ内の浴
水と共に浴水吐出口７から浴槽１内に吐出される。１２
はコントローラで、循環ポンプ３の運転制御、設定温度
に基づくヒータ６の加熱制御、オゾン発生装置９の運転
制御、電磁開閉弁１０の開閉制御等を行う。
電磁開閉弁１０を介してオゾン流路１１と繋がってお
り、出水路３ｂに流れる浴水の流速によるインジェクタ
効果により空気が流入するようになっている。オゾン発
生装置は流入した空気からオゾンを発生させる。このオ
ゾンは、前記インジェクタ効果により出水路３ｂ内の浴
水と共に浴水吐出口７から浴槽１内に吐出される。１２
はコントローラで、循環ポンプ３の運転制御、設定温度
に基づくヒータ６の加熱制御、オゾン発生装置９の運転
制御、電磁開閉弁１０の開閉制御等を行う。
【０００５】前記のように構成された従来の浴水循環濾
過装置において、運転時には、循環ポンプ３により、浴
槽１内の浴水が浴水吸込口２から吸い込まれて濾過槽５
で浄化され、ヒータ６を介して浴水吐出口７から浴槽１
に吐出される。このとき、コントローラ１２は、循環し
ている浴水の温度を温度センサ４を通して検知し、湯温
が設定温度になるようにヒータ６を加熱制御し、また、
所定時間毎にオゾン発生装置９の運転を開始すると共に
電磁開閉弁１０を開放して、オゾンを発生させ、浄化し
た浴水とともに浴槽１内に供給する。
過装置において、運転時には、循環ポンプ３により、浴
槽１内の浴水が浴水吸込口２から吸い込まれて濾過槽５
で浄化され、ヒータ６を介して浴水吐出口７から浴槽１
に吐出される。このとき、コントローラ１２は、循環し
ている浴水の温度を温度センサ４を通して検知し、湯温
が設定温度になるようにヒータ６を加熱制御し、また、
所定時間毎にオゾン発生装置９の運転を開始すると共に
電磁開閉弁１０を開放して、オゾンを発生させ、浄化し
た浴水とともに浴槽１内に供給する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の浴水循
環濾過装置では、オゾン発生装置９の運転を停止させる
と同時に電磁開閉弁１０を閉じているため、発生した全
てのオゾンが浴水とともに浴水吐出口７から吐出されず
に出水路３ｂやオゾン流路１１内に一部が残留してした
り、またオゾン発生装置９を介して逆流したオゾンが装
置本体Ａ内に残留してしまう。この残留オゾンが、オゾ
ン通過部分の部品と化学反応して部品の劣化につながっ
ていた。
環濾過装置では、オゾン発生装置９の運転を停止させる
と同時に電磁開閉弁１０を閉じているため、発生した全
てのオゾンが浴水とともに浴水吐出口７から吐出されず
に出水路３ｂやオゾン流路１１内に一部が残留してした
り、またオゾン発生装置９を介して逆流したオゾンが装
置本体Ａ内に残留してしまう。この残留オゾンが、オゾ
ン通過部分の部品と化学反応して部品の劣化につながっ
ていた。
【０００７】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、オゾンの残留による部品の劣化のない
浴水循環濾過装置を得ることを目的とする。
なされたもので、オゾンの残留による部品の劣化のない
浴水循環濾過装置を得ることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係る浴水循環
濾過装置は、浴水吸込口及び浴水吐出口と、浴水を浄化
するための濾過槽と、前記浴水吸込口と前記濾過槽とを
結ぶ入水路及び前記濾過槽と前記浴水吐出口とを結ぶ出
水路からなる循環路と、浴水を前記濾過槽を介して循環
させる循環ポンプと、空気からオゾンを発生するオゾン
発生装置と、一端に空気流入口を有し、前記オゾン発生
装置を介して前記出水路に接続されたオゾン流路と、こ
のオゾン流路を開閉する開閉弁と、前記オゾン発生装置
及び前記開閉弁を制御するコントローラとを備え、前記
浴水吐出口は、浴槽中の水面下にある第１の吐出口と水
面上にある第２の吐出口からなり、これら第１の吐出口
と第２の吐出口を選択する吐出口選択手段を設け、前記
コントローラは、前記吐出口選択手段により第２の吐出
口が選択されたときには、前記開閉弁の開放及び前記オ
ゾン発生装置の運転を行わないように制御するものであ
る。
濾過装置は、浴水吸込口及び浴水吐出口と、浴水を浄化
するための濾過槽と、前記浴水吸込口と前記濾過槽とを
結ぶ入水路及び前記濾過槽と前記浴水吐出口とを結ぶ出
水路からなる循環路と、浴水を前記濾過槽を介して循環
させる循環ポンプと、空気からオゾンを発生するオゾン
発生装置と、一端に空気流入口を有し、前記オゾン発生
装置を介して前記出水路に接続されたオゾン流路と、こ
のオゾン流路を開閉する開閉弁と、前記オゾン発生装置
及び前記開閉弁を制御するコントローラとを備え、前記
浴水吐出口は、浴槽中の水面下にある第１の吐出口と水
面上にある第２の吐出口からなり、これら第１の吐出口
と第２の吐出口を選択する吐出口選択手段を設け、前記
コントローラは、前記吐出口選択手段により第２の吐出
口が選択されたときには、前記開閉弁の開放及び前記オ
ゾン発生装置の運転を行わないように制御するものであ
る。
【０００９】また、この発明に係る給水循環濾過装置
は、浴水吸込口及び浴水吐出口と、浴水を浄化するため
の濾過槽と、前記浴水吸込口と前記濾過槽とを結ぶ入水
路及び前記濾過槽と前記浴水吐出口とを結ぶ出水路から
なる循環路と、浴水を前記濾過槽を介して循環させる循
環ポンプと、空気からオゾンを発生するオゾン発生装置
と、一端に空気流入口を有し、前記オゾン発生装置を介
して前記出水路に接続されたオゾン流路と、このオゾン
流路を開閉する開閉弁と、前記オゾン発生装置及び前記
開閉弁を制御するコントローラとを備え、前記浴水吐出
口は、浴槽中の水面下にある第１の吐出口と水面上にあ
る第２の吐出口からなり、これら第１の吐出口と第２の
吐出口を選択する吐出口選択手段を設け、前記コントロ
ーラは、前記開閉弁を開放した後、一定時間の経過後に
前記オゾン発生装置の運転を開始させ、また、前記オゾ
ン発生装置の運転を停止した後、一定時間経過した後に
前記開閉弁を閉じるように制御するとともに、前記コン
トローラは、前記オゾン発生装置の運転中に前記第２の
吐出口が選択されたときには、前記オゾン発生装置の運
転を直ちに停止するとともに、その一定時間経過後に前
記開閉弁を閉じるように制御するものである。
は、浴水吸込口及び浴水吐出口と、浴水を浄化するため
の濾過槽と、前記浴水吸込口と前記濾過槽とを結ぶ入水
路及び前記濾過槽と前記浴水吐出口とを結ぶ出水路から
なる循環路と、浴水を前記濾過槽を介して循環させる循
環ポンプと、空気からオゾンを発生するオゾン発生装置
と、一端に空気流入口を有し、前記オゾン発生装置を介
して前記出水路に接続されたオゾン流路と、このオゾン
流路を開閉する開閉弁と、前記オゾン発生装置及び前記
開閉弁を制御するコントローラとを備え、前記浴水吐出
口は、浴槽中の水面下にある第１の吐出口と水面上にあ
る第２の吐出口からなり、これら第１の吐出口と第２の
吐出口を選択する吐出口選択手段を設け、前記コントロ
ーラは、前記開閉弁を開放した後、一定時間の経過後に
前記オゾン発生装置の運転を開始させ、また、前記オゾ
ン発生装置の運転を停止した後、一定時間経過した後に
前記開閉弁を閉じるように制御するとともに、前記コン
トローラは、前記オゾン発生装置の運転中に前記第２の
吐出口が選択されたときには、前記オゾン発生装置の運
転を直ちに停止するとともに、その一定時間経過後に前
記開閉弁を閉じるように制御するものである。
【００１０】
【００１１】
実施の形態１．図１はこの発明の実施の形態１を示す浴
水循環濾過装置の構成図である。なお、図３で説明した
従来例と同一又は相当部分には同じ符号を付し、説明を
省略する。また、図２はこの発明による浴水循環濾過装
置のオゾン発生動作を示すフローチャートである。
水循環濾過装置の構成図である。なお、図３で説明した
従来例と同一又は相当部分には同じ符号を付し、説明を
省略する。また、図２はこの発明による浴水循環濾過装
置のオゾン発生動作を示すフローチャートである。
【００１２】図１において、７ａは浴槽１中の水面下に
ある第１の浴水吐出口、７ｂは水面上にある第２の浴水
吐出口である。２１は吐出口選択手段で、選択されてい
る吐出口に応じて信号をコントローラへ出力する。２２
はタイマ機能を備えたコントローラである。
ある第１の浴水吐出口、７ｂは水面上にある第２の浴水
吐出口である。２１は吐出口選択手段で、選択されてい
る吐出口に応じて信号をコントローラへ出力する。２２
はタイマ機能を備えたコントローラである。
【００１３】次に、この発明による浴水循環濾過装置の
動作を、図２のフローチャートを用いて説明する。浴水
循環濾過装置の運転中、コントローラ２２はタイマによ
り所定の時間間隔毎にオゾン発生動作を行う。
動作を、図２のフローチャートを用いて説明する。浴水
循環濾過装置の運転中、コントローラ２２はタイマによ
り所定の時間間隔毎にオゾン発生動作を行う。
【００１４】コントローラ２２は、オゾン発生動作の開
始時に吐出口選択手段２１からの出力信号を判定し、第
２の吐出口７ｂが選択されているときはオゾン発生動作
を終了する（Ｓ１）。第１の吐出口７ａが選択されてい
るときは、まず電磁開閉弁１０を開放し（Ｓ２）、次い
でタイマを作動して時間の計測に入る（Ｓ３）。このと
き、電磁開閉弁１０の開放により空気が空気流入口８よ
り流入し、オゾン発生装置９を介して出水路３ｂに導か
れ、循環している浴水と共に第１の吹出口７ａより浴槽
１内に吐出される。
始時に吐出口選択手段２１からの出力信号を判定し、第
２の吐出口７ｂが選択されているときはオゾン発生動作
を終了する（Ｓ１）。第１の吐出口７ａが選択されてい
るときは、まず電磁開閉弁１０を開放し（Ｓ２）、次い
でタイマを作動して時間の計測に入る（Ｓ３）。このと
き、電磁開閉弁１０の開放により空気が空気流入口８よ
り流入し、オゾン発生装置９を介して出水路３ｂに導か
れ、循環している浴水と共に第１の吹出口７ａより浴槽
１内に吐出される。
【００１５】一方、コントローラ２２は、タイマの計測
時間Ｔが所定時間Ｔ１（例えば１分）に達したかどうか
を判定し（Ｓ４）、タイマの計測時間Ｔが所定時間Ｔ１
に達したときにオゾン発生装置９の運転を開始し（Ｓ
５）、次いで、タイマを作動して時間の計測に入る（Ｓ
６）。これによりオゾン発生装置９からオゾンが発生
し、出水路３ｂに導かれ、循環している浴水と共に第１
の吐出口７ａより浴槽１内に吐出される。
時間Ｔが所定時間Ｔ１（例えば１分）に達したかどうか
を判定し（Ｓ４）、タイマの計測時間Ｔが所定時間Ｔ１
に達したときにオゾン発生装置９の運転を開始し（Ｓ
５）、次いで、タイマを作動して時間の計測に入る（Ｓ
６）。これによりオゾン発生装置９からオゾンが発生
し、出水路３ｂに導かれ、循環している浴水と共に第１
の吐出口７ａより浴槽１内に吐出される。
【００１６】コントローラ２２は、タイマの計測時間Ｔ
が所定時間Ｔ２（例えば５分）に達したかどうかを判定
し（Ｓ７）、タイマの計測時間Ｔが所定時間Ｔ２に達し
たときには、オゾン発生停止動作（Ｓ９以降）に入る。
また、コントローラ２２は、吐出口選択手段２１の出力
信号を判定し（Ｓ８）、第２の吐出口が選択されたとき
もオゾン発生停止動作（Ｓ９以降）に入る。
が所定時間Ｔ２（例えば５分）に達したかどうかを判定
し（Ｓ７）、タイマの計測時間Ｔが所定時間Ｔ２に達し
たときには、オゾン発生停止動作（Ｓ９以降）に入る。
また、コントローラ２２は、吐出口選択手段２１の出力
信号を判定し（Ｓ８）、第２の吐出口が選択されたとき
もオゾン発生停止動作（Ｓ９以降）に入る。
【００１７】オゾン発生停止動作において、コントロー
ラ２２は、オゾン発生装置９の運転を停止し（Ｓ９）、
次いでタイマを作動して時間の計測に入る（Ｓ１０）。
これによりオゾン発生装置９からのオゾン発生が停止
し、このとき出水路３ｂやオゾン流路１１内にあるオゾ
ンはその後、空気流入口８より流入する空気と循環して
いる浴水と共に第１の吐出口７ａより浴槽１内に吐出さ
れる。一方、コントローラ２２は、タイマの計測時間Ｔ
が所定時間Ｔ３（例えば１分）に達したかどうかを判定
し（Ｓ１１）、タイマの計測時間Ｔが所定時間Ｔ３に達
したときに電磁弁１０を閉じて（Ｓ１２）、オゾン発生
動作を終了する。これにより、空気及びオゾンの吐出が
すべて終了する。
ラ２２は、オゾン発生装置９の運転を停止し（Ｓ９）、
次いでタイマを作動して時間の計測に入る（Ｓ１０）。
これによりオゾン発生装置９からのオゾン発生が停止
し、このとき出水路３ｂやオゾン流路１１内にあるオゾ
ンはその後、空気流入口８より流入する空気と循環して
いる浴水と共に第１の吐出口７ａより浴槽１内に吐出さ
れる。一方、コントローラ２２は、タイマの計測時間Ｔ
が所定時間Ｔ３（例えば１分）に達したかどうかを判定
し（Ｓ１１）、タイマの計測時間Ｔが所定時間Ｔ３に達
したときに電磁弁１０を閉じて（Ｓ１２）、オゾン発生
動作を終了する。これにより、空気及びオゾンの吐出が
すべて終了する。
【００１８】以上のように、オゾン発生装置９の運転開
始の一定時間前に電磁開閉弁１０を開放し、まだオゾン
発生装置９の運転停止の一定時間経過後に電磁開閉弁１
０を閉じるようにしたので、オゾン発生装置９の運転停
止後にオゾンが出水路３ｂやオゾン流路１１内に一部残
留したり、またオゾン発生装置９を介して逆流したオゾ
ンが装置本体Ａ内に残留するということがなくなり、オ
ゾンの残留によるオゾン発生装置９やオゾン通過部分の
部品の劣化を防止できるという効果がある。
始の一定時間前に電磁開閉弁１０を開放し、まだオゾン
発生装置９の運転停止の一定時間経過後に電磁開閉弁１
０を閉じるようにしたので、オゾン発生装置９の運転停
止後にオゾンが出水路３ｂやオゾン流路１１内に一部残
留したり、またオゾン発生装置９を介して逆流したオゾ
ンが装置本体Ａ内に残留するということがなくなり、オ
ゾンの残留によるオゾン発生装置９やオゾン通過部分の
部品の劣化を防止できるという効果がある。
【００１９】また、浴槽中の水面より上にある第２の吐
出口７ｂを使用する場合には、オゾンを発生しないよう
にしたので、これによりオゾンの残留もなくなり、オゾ
ン発生装置９や構成部品の劣化を防止できるという効果
がある。
出口７ｂを使用する場合には、オゾンを発生しないよう
にしたので、これによりオゾンの残留もなくなり、オゾ
ン発生装置９や構成部品の劣化を防止できるという効果
がある。
【００２０】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、浴水吸
込口及び浴水吐出口と、浴水を浄化するための濾過槽
と、前記浴水吸込口と前記濾過槽とを結ぶ入水路及び前
記濾過槽と前記浴水吐出口とを結ぶ出水路からなる循環
路と、浴水を前記濾過槽を介して循環させる循環ポンプ
と、空気からオゾンを発生するオゾン発生装置と、一端
に空気流入口を有し、前記オゾン発生装置を介して前記
出水路に接続されたオゾン流路と、このオゾン流路を開
閉する開閉弁と、前記オゾン発生装置及び前記開閉弁を
制御するコントローラとを備え、前記浴水吐出口は、浴
槽中の水面下にある第１の吐出口と水面上にある第２の
吐出口からなり、これら第１の吐出口と第２の吐出口を
選択する吐出口選択手段を設け、前記コントローラは、
前記吐出口選択手段により第２の吐出口が選択されたと
きには、前記開閉弁の開放及び前記オゾン発生装置の運
転を行わないようにしたので、浴水の吐出流速の低下に
よって、オゾンが装置本体外に導かれず装置本体内に残
留するという心配がまったくなく、残留オゾンによるオ
ゾン発生装置や構成部品の劣化を未然に防止できるとい
う効果がある。
込口及び浴水吐出口と、浴水を浄化するための濾過槽
と、前記浴水吸込口と前記濾過槽とを結ぶ入水路及び前
記濾過槽と前記浴水吐出口とを結ぶ出水路からなる循環
路と、浴水を前記濾過槽を介して循環させる循環ポンプ
と、空気からオゾンを発生するオゾン発生装置と、一端
に空気流入口を有し、前記オゾン発生装置を介して前記
出水路に接続されたオゾン流路と、このオゾン流路を開
閉する開閉弁と、前記オゾン発生装置及び前記開閉弁を
制御するコントローラとを備え、前記浴水吐出口は、浴
槽中の水面下にある第１の吐出口と水面上にある第２の
吐出口からなり、これら第１の吐出口と第２の吐出口を
選択する吐出口選択手段を設け、前記コントローラは、
前記吐出口選択手段により第２の吐出口が選択されたと
きには、前記開閉弁の開放及び前記オゾン発生装置の運
転を行わないようにしたので、浴水の吐出流速の低下に
よって、オゾンが装置本体外に導かれず装置本体内に残
留するという心配がまったくなく、残留オゾンによるオ
ゾン発生装置や構成部品の劣化を未然に防止できるとい
う効果がある。
【００２１】また、この発明によれば、浴水吸込口及び
浴水吐出口と、浴水を浄化するための濾過槽と、前記浴
水吸込口と前記濾過槽とを結ぶ入水路及び前記濾過槽と
前記浴水吐出口とを結ぶ出水路からなる循環路と、浴水
を前記濾過槽を介して循環させる循環ポンプと、空気か
らオゾンを発生するオゾン発生装置と、一端に空気流入
口を有し、前記オゾン発生装置を介して前記出水路に接
続されたオゾン流路と、このオゾン流路を開閉する開閉
弁と、前記オゾン発生装置及び前記開閉弁を制御するコ
ントローラとを備え、前記浴水吐出口は、浴槽中の水面
下にある第１の吐出口と水面上にある第２の吐出口から
なり、これら第１の吐出口と第２の吐出口を選択する吐
出口選択手段を設け、前記コントローラは、前記開閉弁
を開放した後、一定時間の経過後に前記オゾン発生装置
の運転を開始させ、また、前記オゾン発生装置の運転を
停止した後、一定時間経過した後に前記開閉弁を閉じる
ように制御するとともに、前記コントローラは、前記オ
ゾン発生装置の運転中に前記第２の吐出口が選択された
ときには、前記オゾン発生装置の運転を直ちに停止する
とともに、その一定時間経過後に前記開閉弁を閉じるよ
うに制御するので、これによりオゾンの残留もなくな
り、オゾン発生装置や構成部品の劣化を防止できるとい
う効果がある。
浴水吐出口と、浴水を浄化するための濾過槽と、前記浴
水吸込口と前記濾過槽とを結ぶ入水路及び前記濾過槽と
前記浴水吐出口とを結ぶ出水路からなる循環路と、浴水
を前記濾過槽を介して循環させる循環ポンプと、空気か
らオゾンを発生するオゾン発生装置と、一端に空気流入
口を有し、前記オゾン発生装置を介して前記出水路に接
続されたオゾン流路と、このオゾン流路を開閉する開閉
弁と、前記オゾン発生装置及び前記開閉弁を制御するコ
ントローラとを備え、前記浴水吐出口は、浴槽中の水面
下にある第１の吐出口と水面上にある第２の吐出口から
なり、これら第１の吐出口と第２の吐出口を選択する吐
出口選択手段を設け、前記コントローラは、前記開閉弁
を開放した後、一定時間の経過後に前記オゾン発生装置
の運転を開始させ、また、前記オゾン発生装置の運転を
停止した後、一定時間経過した後に前記開閉弁を閉じる
ように制御するとともに、前記コントローラは、前記オ
ゾン発生装置の運転中に前記第２の吐出口が選択された
ときには、前記オゾン発生装置の運転を直ちに停止する
とともに、その一定時間経過後に前記開閉弁を閉じるよ
うに制御するので、これによりオゾンの残留もなくな
り、オゾン発生装置や構成部品の劣化を防止できるとい
う効果がある。
【図１】 この発明の実施の形態１を示す浴水循環濾過
装置の構成図である。
装置の構成図である。
【図２】 浴水循環濾過装置のオゾン発生動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図３】 従来の浴水循環濾過装置の構成図である。
１ 浴槽、２ 浴水吸込口、３ 循環ポンプ、５ 濾過
槽、７ 浴水吐出口、７ａ 第１の吐出口、７ｂ 第２
の吐出口、８ 空気流入口、９ オゾン発生装置、１０
電磁開閉弁、１１ オゾン流路、２１ 吐出口選択手
段、２２ コントローラ。
槽、７ 浴水吐出口、７ａ 第１の吐出口、７ｂ 第２
の吐出口、８ 空気流入口、９ オゾン発生装置、１０
電磁開閉弁、１１ オゾン流路、２１ 吐出口選択手
段、２２ コントローラ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５５０Ｌ ５６０ ５６０Ａ ５６０Ｚ Ａ４７Ｋ 3/00 Ａ４７Ｋ 3/00 Ｋ Ｃ０２Ｆ 1/78 Ｃ０２Ｆ 1/78 (72)発明者 篠原 秀東 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 齋藤 和宏 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 五十嵐 芳貴 東京都千代田区丸の内二丁目２番３号 三菱電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平８−89978（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−249591（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−136594（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−96984（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭63−14949（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47K 3/00 C02F 1/50 C02F 1/78
Claims (2)
- 【請求項１】 浴水吸込口及び浴水吐出口と、浴水を浄
化するための濾過槽と、前記浴水吸込口と前記濾過槽と
を結ぶ入水路及び前記濾過槽と前記浴水吐出口とを結ぶ
出水路からなる循環路と、浴水を前記濾過槽を介して循
環させる循環ポンプと、空気からオゾンを発生するオゾ
ン発生装置と、一端に空気流入口を有し、前記オゾン発
生装置を介して前記出水路に接続されたオゾン流路と、
このオゾン流路を開閉する開閉弁と、前記オゾン発生装
置及び前記開閉弁を制御するコントローラとを備え、前
記浴水吐出口は、浴槽中の水面下にある第１の吐出口と
水面上にある第２の吐出口からなり、これら第１の吐出
口と第２の吐出口を選択する吐出口選択手段を設け、前
記コントローラは、前記吐出口選択手段により第２の吐
出口が選択されたときには、前記開閉弁の開放及び前記
オゾン発生装置の運転を行わないように制御することを
特徴とする浴水循環濾過装置。 - 【請求項２】 浴水吸込口及び浴水吐出口と、浴水を浄
化するための濾過槽と、前記浴水吸込口と前記濾過槽と
を結ぶ入水路及び前記濾過槽と前記浴水吐出口とを結ぶ
出水路からなる循環路と、浴水を前記濾過槽を介して循
環させる循環ポンプと、空気からオゾンを発生するオゾ
ン発生装置と、一端に空気流入口を有し、前記オゾン発
生装置を介して前記出水路に接続されたオゾン流路と、
このオゾン流路を開閉する開閉弁と、前記オゾン発生装
置及び前記開閉弁を制御するコントローラとを備え、前
記浴水吐出口は、浴槽中の水面下にある第１の吐出口と
水面上にある第２の吐出口からなり、これら第１の吐出
口と第２の吐出口を選択する吐出口選択手段を設け、前
記コントローラは、前記開閉弁を開放した後、一定時間
の経過後に前記オゾン発生装置の運転を開始させ、ま
た、前記オゾン発生装置の運転を停止した後、一定時間
経過した後に前記開閉弁を閉じるように制御するととも
に、前記オゾン発生装置の運転中に前記第２の吐出口が
選択されたときには、前記オゾン発生装置の運転を直ち
に停止し、その一定時間経過後に前記開閉弁を閉じるよ
うに制御することを特徴とする浴水循環濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22832096A JP3286892B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 浴水循環濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22832096A JP3286892B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 浴水循環濾過装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1066979A JPH1066979A (ja) | 1998-03-10 |
| JP3286892B2 true JP3286892B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=16874608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22832096A Expired - Fee Related JP3286892B2 (ja) | 1996-08-29 | 1996-08-29 | 浴水循環濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3286892B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6800205B2 (en) * | 2002-07-31 | 2004-10-05 | Softub, Inc. | Method and means for ozonation of pools and spas |
| JP7199072B2 (ja) * | 2017-09-14 | 2023-01-05 | 株式会社エコロジーサイエンス | 循環水殺菌処理システム及びこれに用いられる循環水殺菌処理の制御方法 |
-
1996
- 1996-08-29 JP JP22832096A patent/JP3286892B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1066979A (ja) | 1998-03-10 |
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|---|---|---|---|
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