JPH0210522Y2 - - Google Patents

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JPH0210522Y2
JPH0210522Y2 JP1985132995U JP13299585U JPH0210522Y2 JP H0210522 Y2 JPH0210522 Y2 JP H0210522Y2 JP 1985132995 U JP1985132995 U JP 1985132995U JP 13299585 U JP13299585 U JP 13299585U JP H0210522 Y2 JPH0210522 Y2 JP H0210522Y2
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JP
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temperature
tank
processing liquid
photosensitive material
processing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、フイルムや印画紙などの感光材料
を、処理槽及び水洗槽中を通過させ、その処理を
行なう感光材料の処理装置に関し、特に処理槽内
の処理液の温度制御を行なう際に、処理液を冷却
水により冷却するようにした感光材料処理装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
感光材料処理装置においては、処理槽内の処理
液を所定温度に維持するため、処理液を処理槽よ
り熱交換タンクに導くと共に、その温度を測定
し、処理液温度が所定値より低いときには熱交換
タンク内に配設したヒーターにより加熱し、所定
値より高いときには熱交換タンク内に外部より供
給した冷却水を通過させて冷却している。このよ
うな装置においては、冷却水は、処理液の冷却後
は廃棄されており、不経済であつた。
このため、実公昭57−34504号公報や実公昭60
−20116号公報において、外部より供給した冷却
水を熱交換タンクを通過させることにより処理液
の冷却を行なつた後、この冷却水を水洗槽に導
き、水洗水として再使用する感光材料処理装置が
提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
実公昭57−34504号公報や実公昭60−20116号公
報に記載の処理装置によれば、水の消費量を減少
させることが可能ではあるが、感光材料を連続し
て処理しない場合には以下に述べる問題点があ
る。すなわち、感光材料を処理しない待機時にお
いても、処理液の温度は所定温度に維持しておく
必要があり、このような場合において処理液を冷
却した冷却水は、水洗槽に導かれる感光材料の水
洗に再使用されることなく水洗槽より排出される
ので節約効果が得られない。
また、実公昭57−34504号公報や実公昭60−
20116号公報に記載の装置においては、水の供給
源より水洗槽へ熱交換タンクを介して接続する管
路と、処理液の冷却を行なわない場合のための、
水の供給源より水洗槽へ直接接続する管路の2系
統の管路が必要であり、装置が複雑なものとな
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記問題点を解決するための手段
として、冷却水が通過する管路により処理液を冷
却する熱交換式処理液温度制御機構を有する感光
材料処理装置において、前記管路の両端部を水洗
槽に接続し、水洗槽内の水洗水を冷却水として使
用することを特徴とするものである。
〔作 用〕
水洗槽内の水洗水を冷却水として使用するた
め、処理液の冷却専用の冷却水は必要ないので、
処理装置が消費する水の量は処理液の冷却の度合
にかかわらず、水洗に必要な量のみでよい。また
水洗槽の水洗水を冷却水として使用するので配管
を簡略化できる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を、この考案にかかる
感光材料処理装置の1実施例を示す図に基づいて
説明する。
図において、2は現像液12が入つた現像槽で
あり、ヒーター42及び温度センサ44を内設し
た熱交換タンク8と接続されている。現像槽2及
び熱交換タンク8内の現像液12は、ポンプ22
によりフイルター32を介して循環され、熱交換
タンク8内のヒーター42及び後述する水洗水1
6が通過する管路54により温度制御される。
4は定着液14が入つた定着槽であり、該定着
液14はポンプ24によりフイルター34を介し
て循環されると共に、熱交換タンク8内でコイル
状の管路52を介して現像液12と接続すること
により、現像液12とほぼ同一温度になる様制御
される。
また6は水洗水16を入れた水洗槽であり、そ
の上部には電磁弁48を介して水導管(図示せ
ず)に接続した新しい水洗水の供給用の供給管5
0が配設されていると共に、その一端にはドレイ
ン(図示せず)に接続したオーバーフロー管6が
内設されている。水洗槽6内の水洗水16は、必
要に応じてポンプ26を駆動することにより、フ
イルター36を介して循環され、熱交換タンク8
内で管路54を介して現像液12と接することに
より現像液12を冷却する。
40は、現像槽2の入口に配設されたマイクロ
スイツチ46や熱交換タンク8に内設された温度
センサ44などの信号に基づいてヒータ42、ポ
ンプ26、電磁弁48の制御を行なうマイクロコ
ンピユータ等の制御回路である。制御回路40
は、マイクロスイツチ46より、現像槽2に進入
する感光材料10の先端及び後端の検出信号を受
け、感光材料10の先端が水洗槽6に進入する所
定時間前に電磁弁48を開けて供給管50より水
洗槽6に新しい水洗水の供給を開始させる共に、
感光材料10の後端が水洗槽6より排出される時
に電磁弁48を開じて、別の感光材料10が現像
槽2に供給されて後、所要時間経過していない限
り、水洗水の供給を停止させる。
つぎにこの装置における処理液の温度制御動作
について説明する。
制御回路40において、現像液12の設定温度
と温度センサ44により測定された実際の現像液
12の温度とを比較し、現像液12の温度が設定
温度より低いときには、制御回路40よりヒータ
42に信号を送り、ヒータ42を駆動することに
より現像液12を加熱する。また、現像液12の
温度が設定温度より高いときには、制御回路40
よりポンプ26に信号を送り、ポンプ26を駆動
することにより水洗水16を循環させ、熱交換タ
ンク8内のコイル状の管路54内を流れる水洗水
16により現像液12を冷却する。これらの動作
により、現像液12の温度は設定温度に維持さ
れ、またこれにより定着液14の温度も現像液1
2の温度とほぼ同一の温度に維持される。
この状態において、感光材料10は、図示しな
い搬送手段により、現像槽2、定着槽4、水洗槽
6中を順次搬送され、各々の処理が行なわれる。
なお上述した温度制御時において、制御回路4
0は、感光材料10の後端が水洗槽6より排出さ
れた後、電磁弁48が閉じられている時間を積算
し、この時間が一定値を越えたとき電磁弁48に
信号を送り、所定時間だけ電磁弁48を開けるよ
うに構成してもよい。これは、処理装置に感光材
料がかなり長時間挿入されず、水洗槽6に長時間
新しい水洗水が供給されない場合において、現像
液12の冷却により水洗水16の温度が過度に上
昇し、現像液12の冷却効果が低下することを防
止するためである。このとき、電磁弁48が閉じ
ている時間を積算する代りに、水洗槽6に水洗水
16の温度を測定する温度センサを配設し、この
温度センサの信号により電磁弁48を開ける構成
としてもよい。
上述した実施例においては、熱交換タンク8に
より、現像液12の温度制御を行なう場合につい
て述べたが、ヒータ42、温度センサ44及び管
路54を直接現像槽2内に配設することにより、
熱交換タンク8を省略することも可能である。ま
た管路54はコイル状である必要はなく、要する
に現像液12などの処理液と水洗水16との間で
熱交換が行なえるものであればよい。
〔考案の効果〕
この考案にかかる感光材料処理装置は極めて簡
単な構成であるにもかかわらず、処理液の冷却専
用の水の使用をなくすことが可能であり、処理装
置の水の使用量を最少限にすることができるばか
りでなく、以下に述べる特有の諸効果をも奏す
る。
水洗槽の水洗水を冷却水として使用するの
で、水洗槽の水洗水の温度が上昇するため感光
材料の水洗効果を高めることができる。
水洗槽の水洗水を冷却水として使用するの
で、たとえば給水制限時や断水時においても処
理液の温度制御を行なうことができる。
従来の装置では行なわれていなかつた水洗槽
における水洗水の循環が行なわれているので、
その循環路中にフイルタを配設することによ
り、水洗水の水アカ等による汚染を防止するこ
とができ、感光材料をより確実に水洗すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係る感光材料処理装置の実施例
を示す概要図である。 2……現像槽、4……定着槽、6……水洗槽、
8……熱交換タンク、12……現像液、14……
定着液、16……水洗水、52,54……管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 感光材料を処理液によつて処理する処理槽並び
    に処理後の感光材料を水洗水によつて水洗する水
    洗槽を備え、処理液の温度を温度検出手段によつ
    て検出し、処理液の温度が設定温度より低いとき
    は加熱手段によつて処理液を加熱し、処理液の温
    度が設定温度より高いときは冷却水が通過する冷
    却用管路との間の熱交換によつて処理液を冷却す
    る熱交換式処理液温度制御機構を有する感光材料
    処理装置において、前記水洗槽に循環管路の両端
    部を接続しかつその循環管路にポンプを介設して
    前記冷却用管路を構成するとともに、感光材料の
    処理に応じて外部より前記水洗槽に水洗水を供給
    する水洗水供給管を配設したことを特徴とする感
    光材料処理装置。
JP1985132995U 1985-08-29 1985-08-29 Expired JPH0210522Y2 (ja)

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JPS6241144U JPS6241144U (ja) 1987-03-12
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JPS5734504U (ja) * 1980-07-30 1982-02-23

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