JPS6020116Y2 - 自動現像装置 - Google Patents

自動現像装置

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JPS6020116Y2
JPS6020116Y2 JP1980091178U JP9117880U JPS6020116Y2 JP S6020116 Y2 JPS6020116 Y2 JP S6020116Y2 JP 1980091178 U JP1980091178 U JP 1980091178U JP 9117880 U JP9117880 U JP 9117880U JP S6020116 Y2 JPS6020116 Y2 JP S6020116Y2
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JP
Japan
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water
tank
film
temperature
washing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980091178U
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English (en)
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JPS5714143U (ja
Inventor
寛 谷口
憲正 野村
康仁 美見
Original Assignee
大日本スクリ−ン製造株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフィルム等を現像槽、定着、水洗槽そして乾
燥槽へ順次送り込んで現像を自動的に行うフィルム等の
自動現像装置の改良に関するものである。
この種の現像装置は一端から挿入されたフィルムが現像
、定着、水洗そして乾燥の必要な処理工程のための各処
理部の中を一定の経路にしたがって絶えず移動しながら
順次搬送されて行き、その間に各処理が行われるもので
最後に装置の他端から現像されたフィルムが排出されよ
うになっている。
その構成の概略は第1図に例示するとおりで1が現像槽
、2が定着槽、3が水洗槽、4が乾燥槽を示しておりフ
ィルムFは左方一端から送り込まれ各種に順次送られる
各種には移動するベルトと回転ローラからなる搬送手段
で右方他端へと送られる。
W□は現像液、W2は定着液、W3は水洗水を示し、ま
た6はフィルムFの黒化度測定器である。
ところでこのようなフィルム自動現像装置においては、
現像液W□の液組成の安定化のためさらには現像能力の
維持のため現像液の液温を一定に維持する恒温機構が付
設されている。
この恒温機構には種々のものがあるが、一般的には第1
図に示すように現像槽1に対して検温水温12を付設し
この両槽1,12を介設する循環路?、 9. 10を
設けるとともに現像槽1からの現像液W□を恒温水槽1
2に吸出し再び現像槽に送り込む循環用ポンプ8を設け
て構成された機構が使用されている。
そしてこの恒温水槽12にはサーモスタットならびに必
要に応じて冷却手段およびヒータが内蔵されていて、サ
ーモスタットで水槽12の温度を測定しながら水槽12
の温度が所定値より低いときはヒータで加熱し高くなる
と冷却手段で冷却して水槽12内を恒温にし、ひいて現
像槽1の液温を一定に維持させるようにしているのであ
る。
しかしながら従来におけるこのような現像槽の温度を一
定に維持する方式には経済的に問題を有している。
すなわち従来の恒温水槽における冷却手段としては電気
エネルギーを直接的に使用する冷却機あるいは冷水を送
る冷水方式が採用されているが、この冷水方式の場合も
恒温水槽に熱交換器を介した送水管路の一端から冷水を
送り込んで他端より外部へ排出する方式であって冷水の
不経済な使用が行われているのが実情である。
この考案は特に迅速現像の場合現像液温が高くしたがっ
て水道水によっても充分現像液の冷却が可能である点に
着目して、経済性のすぐれたフィルム自動現像装置を提
供しようとするものである。
この考案が提供するフィルム自動現像装置は、恒温水槽
を熱交換器を介して冷却して送水管路から送出される冷
水を水洗槽に導びくようにした水洗用水道水の使用量を
軽減しようとするものである。
以下第1図に示される実施例についてこの考案を説明す
る。
図において、14は電源回路13に接続されるヒータで
恒温水槽12内の液W1′すなわち現像液を加熱する。
15はサーモスタットなどの温度検出器でその出力Aは
制御回路16に入力される。
17は水洗槽3に水洗水W3を送る送水路で一端は電磁
弁19を介して水道栓(図示せず)に接続され、先端は
水洗槽3の底部に接続されている。
さて18はこの考案の特徴とする冷水用送水管路で恒温
水槽12内では液W□′への接触面積を大ならしめるよ
うにコイル状18′をなしている。
そして一端は電磁弁20を介して冷水供給源(図示せず
)に接続され送水端が前記送水路17に接続されている
Mはその接続地点を示している。
冷水は水道水でもよいし、又Mで接続せずに直接水洗槽
に配管してもよい。
5はフィルム挿入を検知するスイッチで、このオン・オ
フ信号を適当なラグリレー(図示せず)等の手段によっ
て、フィルムの先端。
が水洗槽3に入る時からフィルムの後端が乾燥槽4へ送
り込まれるまでの期間フィルム水洗信号Bを出力する。
この水洗信号Bも制御回路16に入力されこれら信号A
、 Bの入力にもとづいて制御回路16は電源回路13
および両電磁弁19,20へ信号を発信し、後述すると
おり恒温水槽12の温度制御および水洗槽3への給水が
良好に行うようにされる。
なお第1図において11はフィルタを示している。
さて恒温水槽12の温度制御はつぎのとおり行われるが
、制御回路16は第2図に示すとおり構成されていて電
磁弁19,20の動作が制御されるようになっている。
すなわち第2図において21はアンプ、22はノット回
路、23はアンド回路である。
したがってサーモスタット15からの出力信号A特に恒
温水槽12の液温か所定値より高くて冷却する必要のあ
る信号(これを冷却信号A′という)が発せられると、
その信号は増幅され電磁弁20を動作させる信号aが出
力されて電磁弁20は送水管路18を開成すると、この
時は、電磁弁19はフィルム水洗信号Bの有無に関せず
動作しない。
冷却信号A′がない場合(当然電磁弁20は開口しない
)で、フィルt、水洗信号Bがあるときには電磁弁19
が動作し送水管路17が開成されるようになっている。
又フィルムが水洗槽にない場合すなわちフィルム水洗信
号Bがない場合には電磁弁19は開口しないようになっ
ている。
したがってつぎのとおり作動する。
すなわち現像液W1の温度調整中において前記冷却信号
A′が発生すると電磁弁20のみが動作して冷水が恒温
水槽12に送られその中の液温を低下せしめる。
もちろんこの温度により恒温水槽12の液温か所定値よ
り低下するとサーモスタット15からのヒータ信号A/
/によって電源回路13が動作しヒータ14が水槽12
内の液を加熱する。
またフィルムFの水洗処理中において現像液W1の温調
すべくヒータ信号が発生するとb信号の出力により電磁
弁19がその間すなわちフィルムが水洗槽4に存在する
間、電磁弁19が動作し水道水が水洗槽3に送水される
ことになる。
そしてフィルム水洗処理中現像液温調の冷却信号A′が
発生されたときはその間電磁弁20のみが動作して冷水
(または水道水)が送水されその後フィルム水洗処理中
に冷却信号が消滅したりヒータ信号A“に切り換えられ
た場合は電磁弁20は動作せず電磁弁19のみが動作す
るようになっている。
もちろんヒータ信号A“の発生によりヒ−タ14が恒温
水槽12を加熱する。
このようにして冷水および水道水が電磁弁19.20の
動作により行われるわけであるが冷水は恒温水槽12を
通過後水洗槽へ送水され水の有効利用がはかられれ節水
が保護されることになるのである。
この考案は以上説明したとおり水洗槽への給水について
通常の水洗水の給水は冷水が供給されているときには行
われないようにして節水すると共にフィルム水洗処理中
でないときは通常の水洗水の送水も停止されて節水する
こともできるようにしたものであるが、もちろん図示実
施例のみに限定されるものではない。
上述した実施例の場合恒温水槽の温度をサーモスタット
で検出しその出力信号でヒータと冷水給送の作動を自動
的に行わせるいわゆる自動温調機構であるがある程度の
粗精度で可能であれば作業者の監視によりヒータおよび
冷水給送特に冷水の給送を手動弁により調節して手動作
業で行わせることも可能でありその場合冷水給送時には
通常の水道水の水洗槽への給水は行われないよう弁機構
が工夫されないしは給水管路が工夫される。
図示例のように自動化機構の場合でもたとえば恒温水槽
の構成さらには制御回路の構成は図示例ならびに上記に
限定されるものではない。
電磁弁の作動制御も上記には限定されない。
又前記においては、別個に恒温槽を設けたもので述べた
が別個の恒温槽は無しにヒータと冷却用送水管路18′
を現像槽内部に配しても良いことは言うまでもない。
さらには前記例ではフィルムの自動現像機において説明
したが印刷版例えばP、3版の現像処理においてももち
ろん可能である。
この考案は以上詳述したとおりであって水洗槽への給水
量を最少限にすることができ節水化に有益である。
しかも現像液温調を保証しこれらをきわめて簡単な構成
により達成するもので経済性のすぐれたフィルム自動現
像装置を提供したものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるフィルム自動現像装置の構成を
概略的に示す一実施例図、第2図は制御回路の構成を示
す一実施例図である。 1・・・・・・現像槽、2・・・・・・定着槽、3・・
・・・・水洗槽、4・・・・・・乾燥槽、5・・・・・
・スイッチ、?、9.10・・・・・・循環路、12・
・・・・・恒温水槽、13・・・・・・電源回路、14
・・・・・・ヒータ、15・・・・・・サーモスタット
、16・・・・・・制御回路、17・・・・・・水洗水
用送水管路、18・・・・・・冷水用送水管路、19.
20・・・・・・電磁弁、M・・・・・・接続L F・
・・・・・フィルム、A・・・・・・サーモスタットか
らの出力信号、B・・曲フィルム水洗信号、A′・・・
・・・冷却信号、A′・・・・・・ヒータ信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フィルム等の自動現像装置における現像液の温度が所定
    値より低いときはヒータ等で加熱し、所定値より高いと
    きは冷水用送水管路に熱交換器を介した冷水又は水道水
    を送水して温度低下させるようにし、現像液温を所定値
    に維持するようにした装置において、前記冷水用送水管
    路の送水流出端側を前記自動現像装置に設けられた水洗
    槽へ接続するとともに、外部から水洗水を供給する水洗
    水用送水管路を前記水洗槽へ接続し、かつ前記両送水管
    路の送水を切り換える切換え手段を設けてなることを特
    徴とし、前記切換え手段により、フィルムが水洗槽の中
    にあるときで、現像液がヒータ等で加温されているとき
    のみ水洗水を外部から直接水洗槽に送水し、現像液の冷
    却中は冷水用送水管路からの流出水を水洗槽に送水する
    ようにした自動現像装置。
JP1980091178U 1980-06-27 1980-06-27 自動現像装置 Expired JPS6020116Y2 (ja)

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JPS5714143U JPS5714143U (ja) 1982-01-25
JPS6020116Y2 true JPS6020116Y2 (ja) 1985-06-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935272U (ja) * 1982-08-31 1984-03-05 スズキ株式会社 自動車のフロアトンネル装置
JPS59131319U (ja) * 1983-02-24 1984-09-03 三菱自動車工業株式会社 シフトコントロ−ルユニツト取付部の構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0328733B2 (ja) * 1982-02-04 1991-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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JP3028733U (ja) * 1996-03-05 1996-09-13 日本硝子繊維株式会社 ガラス繊維紡糸用紙管

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