JPH09276769A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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JPH09276769A
JPH09276769A JP8114293A JP11429396A JPH09276769A JP H09276769 A JPH09276769 A JP H09276769A JP 8114293 A JP8114293 A JP 8114293A JP 11429396 A JP11429396 A JP 11429396A JP H09276769 A JPH09276769 A JP H09276769A
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coating
liquid
slit
coating liquid
head
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Application number
JP8114293A
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English (en)
Inventor
Shinichiro Murakami
慎一郎 村上
Jun Takemoto
潤 竹本
Yasuhide Nakajima
泰秀 中島
Shunji Miyagawa
俊二 宮川
Takashi Yaguchi
矢口  孝
Masayuki Murata
村田  正幸
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型ガラス基板等の枚葉タイプの被塗布基板
に対して均一な塗布膜の形成が可能な塗布装置を提供す
る。 【解決手段】 上方に向って開口するとともに水平方向
に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッドを備えた塗
布装置において、スリットと平行に延びるとともに全域
に亘って連通する中空状の液溜め部をスリットの下方に
備える塗布ヘッドとし、かつ、この液溜め部に供給口を
設け、さらに、液溜め部内にその軸方向に沿って少なく
とも1つの液流阻害部材を対向面と所定の間隙を形成す
るように供給口とスリットとの間に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に大型ガラス基
板等の枚葉タイプの被塗布基板等に塗布液を均一、か
つ、効率良く塗布するための塗布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、LCD用カラーフィルタ等の大
型ガラス基板に塗布液を塗布する方式としては、スピン
塗布方式が多く用いられている。
【0003】このスピン塗布方式には大気開放型および
密閉カップ型があるが、何れの方式も、その塗布効率が
10パーセント程度と低く、しかも基板のコーナ部分の
塗布膜厚が厚くなりすぎるという欠点があり、今後見込
まれる基板サイズの大型化に伴って、塗布液の使用量、
膜厚分布およびスループット等の点において問題が指摘
されている。
【0004】上述のようなスピン塗布方式の欠点を解決
するための方式としては、ナイフ塗布方式、ロール塗布
方式またはダイ塗布方式がある。
【0005】これらの方式は、何れも、基板上に塗布用
クリアランスを設け、その設定値によって塗布膜厚を決
定して塗布面の平滑性を得る方式であるが、この方式で
は、基板表面の平滑度(凹凸度)が塗布精度以上に低い
(凹凸度が大きい)ものに対しては、均一な膜厚を得る
ことが困難である。
【0006】また、基板表面の凹凸に影響され難い塗布
液の塗布方法としては、一般にディップ塗布方式が知ら
れているが、この方式では、非塗布部を被覆することが
不可欠であり、作業が煩雑なものとなる。
【0007】そこで、上記のような各塗布方式における
欠点を解消して、枚葉基板に塗布液の物性に影響を受け
ることなく安定した状態で均一な塗布膜を形成すること
のできるビード塗布方式の塗布装置が提案されている
(特願平5−146757号)。
【0008】この塗布装置では、上向きに開口する直線
状のスリットを有する塗布ヘッドを備え、基板保持部材
に保持された基板が、その先端部が塗布ヘッドのスリッ
トの直上に所定のクリアランスを介して対向するように
位置される。そして、塗布ヘッドに塗布液が供給される
と、塗布液がスリットから吐出されてビードを形成し、
被塗布基板の先端部下面に付着する。この状態から基板
保持部材が一定速度で斜め上方にスライドされ、ビード
から塗布液が基板の下面に順次付着され、塗布液の層が
形成される。このとき、塗布ヘッドには連続して塗布液
の供給が行われ、ビードにおける塗布液の量が一定に保
たれている。そして、基板が斜め上方に上昇してその後
端部が塗布ヘッドのスリット上に到達すると、基板保持
部材のスライドが停止され、ビードを形成する塗布液が
塗布ヘッド内に吸引されてビードが消滅される。これに
よって、塗布ヘッドと基板上の塗布液の層が分離され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図11は、このような
ビード塗布方式の塗布ヘッドの一例を示す斜視図であ
る。図11において、塗布ヘッド101は、前壁部10
2と後壁部104とを備え、前壁部102の上部と後壁
部104の上部とが対向する箇所に、軸方向に沿って延
びるとともに上方に向って開口するスリット103が形
成されている。また、塗布ヘッド101の内部には、ス
リット103と平行に延びるとともに、その軸方向の全
域に亘って連通される中空状の液溜め部105が前壁部
102と後壁部104との間に形成されている。さら
に、この塗布ヘッド101の軸方向のほぼ中央の1か所
において液溜め部105に塗布液供給口106が設けら
れている。
【0010】このような塗布ヘッド101では、塗布液
供給口106から液溜め部105に供給された塗布液
は、塗布液供給口106からスリット103方向に拡散
して液溜め部105内を流れる。しかし、スリット10
3のうち、中央部103aと両端部103bとを比較す
ると、両端部103bは塗布液供給口106からの距離
が中央部103aよりも大きく、このためスリット10
3の両端部103bにおける塗布液の吐出圧は中央部1
03aにおける吐出圧よりも小さくなり、均一なビード
Bの形成が困難となる。この現象は塗布液の供給圧力を
高めても解消されない。
【0011】このような塗布ヘッドを使用して基板への
塗布を行うと、中央部の塗布膜と左右の塗布膜との間に
厚みムラが生じて均一な塗布が困難となる。
【0012】上記の問題を解消するために、塗布液供給
口106を複数、例えば、塗布ヘッド101の軸方向の
中央と左右の端部近傍の3か所に設け、塗布液供給口か
らスリットまでの距離のバラツキを小さくすることが行
われた。しかし、このような塗布ヘッドを使用して基板
への塗布を行うと、形成される塗布膜の各塗布液供給口
からの塗布液流がぶつかる箇所に相当位置にスジが発生
し、均一な塗布に支障を来すという問題がある。
【0013】また、上記の問題を解消するために、図1
2に示されるように液溜め部105の中央部を深くして
底面が中央部から両端部に向かって上向きに傾斜したも
のとし、液溜め部105の中央部の最も深い箇所に塗布
液供給口106を設けることにより、塗布液供給口10
6からスリット103までの塗布液の流路を均一化した
塗布ヘッド101´が開発された。しかしながら、この
塗布ヘッド101´は基板への均一な塗布は可能である
が、構造上から大型化と重量増大が避けられず、塗布装
置に装着して使用する場合に種々の問題が発生する。
【0014】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、大型ガラス基板等の枚葉タイプの被塗布
基板に対して均一な塗布膜の形成が可能な塗布装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の塗布装置は、上方に向って開口するととも
に水平方向に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッド
と、被塗布基板を前記塗布ヘッドの上方を通って斜め上
方向に移動させるための基板保持部材とを備え、前記塗
布ヘッドに塗布液を供給し、前記基板保持部材に保持さ
れた前記被塗布基板と前記塗布ヘッドとの間に前記スリ
ットから吐出される塗布液によってビードを形成し、前
記塗布ヘッドと被塗布基板との相対移動にともなってビ
ードから被塗布基板の塗布面に塗布液を付着させること
によって前記被塗布基板への塗布液の塗布を行う塗布装
置において、前記塗布ヘッドは、前記スリットと平行に
延びるとともに全域に亘って連通する中空状の液溜め部
を前記スリットの下方に備えるとともに、該液溜め部に
は供給口が設けられ、かつ、前記液溜め部内にはその軸
方向に沿って少なくとも1つの液流阻害部材が対向面と
所定の間隙を形成するように前記供給口と前記スリット
との間に設けられているような構成とした。
【0016】このような本発明では、供給口から液溜め
部内に供給された塗布液は、供給口から近傍のスリット
に向かう短絡的な流れが液流阻害部材により阻害され、
液溜め部内の供給口と液流阻害部材との間の空間におい
て均一な圧力状態とされ、その後、液流阻害部材と対向
面との間隙を経由して液溜め部内をスリット方向に流
れ、スリットから均一な圧力で吐出される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の最も好ましいと思
われる実施の形態について説明する。
【0018】図1は本発明の塗布装置の実施形態の一例
を示す概略構成図である。図1において、本発明の塗布
装置10は、装置本体11の一対の支持フレーム11A
間に基板Wのスライド方向において下流側の端部が高く
なるように傾斜した状態で取り付けられた直線状のガイ
ドフレーム12と、このガイドフレーム12にスライド
自在に取り付けられた基板保持部材13と、上向きに開
口する直線状の第1スリットS1 と第2スリットS2
有し、この第スリットS1 と第2スリットS2が相互に
平行で、かつ、ガイドフレーム12の軸方向と直交する
方向に延びるようにガイドフレーム12の下方に配置さ
れた塗布ヘッド1とを備えている。
【0019】そして、基板保持部材13は、ガイドフレ
ーム12に沿って設置されたボールねじ15に螺合され
ていて、このボールねじ15がモータMによって回転さ
れることによりガイドフレーム12に沿ってスライドさ
れるようになっている。そして、基板保持部材13の吸
引管接続部13Aに接続されている図示しない吸引機構
の作動により、その下向きの吸着面に被塗布基板Wを吸
着して保持するようになっている。また塗布ヘッド1
は、図示しない塗布液供給機構から供給される塗布液を
第1スリットS1 から上方に吐出するようになってい
る。
【0020】ここで、塗布ヘッド1の一例を図2および
図3を参照して説明する。
【0021】図2は塗布ヘッド1の一例を示す斜視図で
あり、図3は図2に示される塗布ヘッドの III−III 線
における拡大縦断面図である。図2および図3におい
て、塗布ヘッド1は隔壁部3と、この隔壁部3を挟むよ
うに位置する前壁部2と後壁部4とを備え、この前壁部
2、隔壁部3および後壁部4の両端部に側壁部7,7が
固着されている。
【0022】この塗布ヘッド1において、前壁部2の上
部の側面はスリット面2aをなし、このスリット面2a
が隔壁部3の上部側面3aと対向する箇所に、軸方向に
沿って延びるとともに上方に向って開口する第1スリッ
トS1 が形成されている。また、隔壁部3と後壁部4の
上部の対向する面によって、軸方向に沿って延びるとと
もに上方に向って開口する第2スリットS2 が形成され
ており、この第2スリットS2 は上記の第1スリットS
1 と平行であり、かつ、第2スリットS2 の開口面は第
1スリットS1 の開口面よりも若干低い位置(例えば、
5〜10mm程度)となっている。そして、この第1ス
リットS1 と第2スリットS2 を挟むようにその両側に
一対の斜面2bおよび4bが形成されている。
【0023】また、塗布ヘッド1の内部には、第1スリ
ットS1 と平行に延びるとともに、その軸方向の全域に
亘って連通される中空状の第1液溜め部1Aが前壁部2
と隔壁部3との間に形成され、また、第2スリットS2
と平行に延びるとともに、その軸方向の全域に亘って連
通される中空状の第2液溜め部1Bが隔壁部3と後壁部
4との間に形成されている。そして、第1液溜め部1A
内部には、軸方向に沿って前壁部2から液流阻害部材5
aが突設され、また、軸方向に沿って隔壁部3から液流
阻害部材5bが突設されている。この液流阻害部材5
a,5bは相互に平行であり、液流阻害部材5aの厚み
1 と液流阻害部材5aが対向する面(隔壁部3)との
間隙i1 、および液流阻害部材5bの厚みh2 と液流阻
害部材5bが対向する面(前壁部2)との間隙i2 は、
塗布液の粘度、塗布液の供給量等を考慮して適宜設定す
ることができる。また、このような第1液溜め部1Aに
は、上記の液流阻害部材5a,5bよりも下部に塗布液
供給口6が設けられている。
【0024】上述のような塗布ヘッド1では、塗布液供
給口6から第1液溜め部1Aに供給された塗布液は、塗
布液供給口6から第1スリットS1 方向に拡散するが、
この塗布液の流れは液流阻害部材5a,5bにより大き
く乱され、塗布液は、第1液溜め部1A内の塗布液供給
口6と液流阻害部材5a,5bとの間の領域において軸
方向に亘ってほぼ均一な圧力状態とされる。したがっ
て、液流阻害部材5bと対向面(前壁部2)との間隙お
よび液流阻害部材5aと対向面(隔壁部3)との間隙を
経由して第1液溜め部1A内を第1スリットS1 方向に
流れる塗布液は、塗布ヘッド1の全幅に亘って均一な圧
力で流れて第1スリットS1 から吐出される。すなわ
ち、塗布ヘッド1では、塗布液供給口6から近傍の第1
スリットS1に向かう短絡的な流れが液流阻害部材によ
り遮断され、均一な圧力で塗布液が第1スリットS1
ら吐出されるので、ムラのない均一なビードBが形成さ
れる。
【0025】また、第2液溜め部1Bには図示されてい
ない塗布液排出口が接続されており、ビードBから第2
スリットS2 を介して第2液溜め部1Bに流れた塗布液
は、この塗布液排出口から排出されるようになってい
る。
【0026】図2および図3に示された塗布ヘッド1の
各部の寸法の一例としては、以下の寸法が可能である。
【0027】 塗布ヘッド1の長さa =770mm 塗布ヘッド1の幅b = 50mm 塗布ヘッド1の高さc = 80mm 第1スリットS1 と第2スリットS2 の長さd=750mm 第1スリットS1 の幅e1 = 10mm 第2スリットS2 の幅e2 = 2mm 第1スリットS1 の深さf= 70mm 液溜め部1Aの深さg = 50mm 液流阻害部材5aの厚みh1 = 5mm 液流阻害部材5bの厚みh2 = 5mm 液流阻害部材5aと対向面(隔壁部3)との間隙i1 = 1mm 液流阻害部材5bと対向面(前壁部2)との間隙i2 = 1mm 上述の本発明の塗布ヘッド1では、第1液溜め部1A上
に平行に2個の液流阻害部材5a,5bが形成されてい
るが、液流阻害部材の形成数はこれに限定されず、1個
あるいは3個以上であってもよい。
【0028】また、液流阻害部材の形状、形成位置も上
述の形態の限定されるものでない。図4は液流阻害部材
の形状、形成位置の例を説明するための図である。図4
(A)は上述の塗布ヘッド1の隔壁部3に形成された液
流阻害部材5bを示しており、液流阻害部材5bは隔壁
部3の軸方向の全域に亘って形成されている。しかし、
本発明では、図4(B)に示されるように、液流阻害部
材5bが隔壁部3の両端部において形成されていないよ
うな構成としてもよく、また、図4(C)に示されるよ
うに、液流阻害部材5bが隔壁部3の軸方向の全域に亘
って形成ているものの、両端部において液流阻害部材5
bと対向面(前壁部2)との間隙が大きくなるような形
状としてもよい。液流阻害部材を図4(B)、(C)に
示されるような構成とすることにより、第1液溜め部1
A内において、塗布液供給口6からの距離が大きい両端
部近傍での塗布液の流れ抵抗を中央部での流れ抵抗より
も小さくすることができ、第1スリットS1 から吐出さ
れる塗布液の圧力をさらに均一にすることができる。
【0029】また、上述の塗布ヘッド1では、液流阻害
部材5a,5bの断面形状が方形であるが、本発明はこ
れに限定されるものでない。図5は液流阻害部材の断面
形状の例を示すものであり、本発明では液流阻害部材の
断面形状を三角形状(図5(A))、半円形状(図5
(B))、あるいは、台形状(図5(C))等、任意に
設定することができる。
【0030】また、上述の塗布ヘッド1において、第1
液溜め部1Aに設けられる液流阻害部材を前壁部2や隔
壁部3から突設するのではなく、塗布ヘッド1の軸方向
両端部に位置する側壁部7間に掛け渡すように設けても
よい。図6は、液流阻害部材が係合された側壁部を示す
斜視図である。図6に示される例では、断面形状が円形
で両端部に係合用の凸部を備えた液流阻害部材5´が、
それぞれ係合用の凹部7aを備えた側壁部7に係合され
るようになっている。この液流阻害部材5´を図7に示
されるように一方の開口端から第1液溜め部1A内に挿
入し、液流阻害部材5´の両端部が側壁部7に係合する
ようにして側壁部7を前壁部2、隔壁部3および後壁部
4の両端部に固着することにより塗布ヘッド1´とする
ことができる。この塗布ヘッド1´では、図7に示され
るように第1液溜め部1A内において液流阻害部材5´
は隔壁部3に接触しており、この液流阻害部材5´と前
壁部2との間に塗布液が流れる間隙が形成されている。
この間隙は、塗布液の粘度、塗布液の供給量等を考慮し
て0.05〜1mmの範囲で適宜設定することができ
る。
【0031】尚、液流阻害部材5´の形状は、図示のよ
うな断面形状が円形のものに限定されず、方形、多角
形、三角形、楕円等、任意に設定することができる。ま
た、側壁部7間に掛け渡す液流阻害部材5´の数は、図
示例では1本であるが、2本以上としてもよい。
【0032】ここで、本発明の塗布装置における塗布液
供給機構について、図2および図3に示される塗布ヘッ
ドを例にして説明する。
【0033】図8は、本発明の塗布装置における塗布液
供給機構の一例を示す構成図である。図8において、塗
布ヘッド1の液溜め部1Aには、その塗布液供給口6に
供給パイプP1およびP2を介して塗布液供給ポンプP
の吐出側が接続されており、この塗布液供給ポンプPか
ら塗布液供給口を介して液溜め部1Aに塗布液が供給さ
れるようになっている。供給パイプP1とP2の間に
は、フィルタFが接続されている。
【0034】また、塗布ヘッド1の液溜め部1Bには、
その塗布液排出口に塗布液の循環パイプP3の一端部が
接続され、この循環パイプP3の他端部が、塗布液供給
ポンプPの吸い込み側に接続されている。
【0035】上記の塗布液供給機構では、塗布ヘッド1
の液溜め部1A,1B、供給パイプP1,P2および循
環パイプP3内に、塗布液が充満されている。そして、
塗布液供給ポンプPが常時駆動されていて、この塗布液
供給ポンプPによって液溜め部1Aに導入された塗布液
は、液流阻害部材5bと対向面(前壁部2)との間隙お
よび液流阻害部材5aと対向面(隔壁部3)との間隙を
経由して第1スリットS1 から塗布ヘッド1の上面に吐
出してビードBを形成する。
【0036】このビードBには、塗布液供給ポンプPが
常時駆動されていることによって常時第1スリットS1
から塗布液が供給され、この塗布液の供給によってビー
ドBにおける塗布液の量が増加するが、この増加分の塗
布液は、第2スリットS2 の方向に流れる。
【0037】そして、後壁部4の塗布液排出口および循
環パイプP3を介して接続されている塗布液供給ポンプ
Pの吸引力によって、ビードBから第2スリットS2
流れた塗布液が液溜め部1B内に吸い込まれる。この液
溜め部1B内に吸い込まれた塗布液は、塗布液排出口→
循環パイプP3→塗布液供給ポンプP→供給パイプP1
→フィルタF→供給パイプP2の経路で循環して、前壁
部2の塗布液供給口から再び液溜め部1A内に導入され
る。
【0038】基板への塗布液の塗布は、塗布液供給ポン
プPが駆動されている状態で、基板が塗布ヘッド1の上
方を斜め上方に向ってスライド(図8において左から右
の方向)して、基板に接触するビードBから基板に塗布
液が供給されることにより行われる。そして、基板が塗
布ヘッド1の上方を通過して基板とビードBの接触状態
が解除された後も、塗布液供給ポンプPの駆動が継続さ
れることによって、塗布液が第1スリットS1 から第2
スリットS2 の方向に流される。
【0039】このように塗布ヘッド1内には常時塗布液
が充満され、かつ、この塗布液が循環されているので、
塗布液の粘度上昇や固化を生じて基板への塗布が不均一
になることが有効に防止される。
【0040】また、塗布液が塗布液供給ポンプPから塗
布ヘッド1に供給される際に、塗布液がフィルタFを通
過することによって、万一塗布液に固化部分がある場合
であってもこの固化部分が除去されるので、均一な塗布
液の塗布を行うことができる。
【0041】図8に示される上記塗布液供給機構は塗布
液の循環路が密閉型であるため、基板への塗布液の塗布
によって循環路内における塗布液の量が徐々に減ってい
くことになるが、塗布液供給機構の循環路の総容積を十
分に大きくすることによって、塗布液の減少による塗布
膜の厚さへの影響を無くすことができる。
【0042】なお、塗布液供給機構への塗布液の補給
は、供給パイプP1,P2または循環パイプP3内に図
示しない三方弁を介して補給タンクから塗布液を供給す
る等の方法によって行うことができる。
【0043】図9は、本発明の塗布装置における塗布液
供給機構の他の例を示す構成図である。
【0044】図9において、塗布ヘッド1の前壁部2の
塗布液供給口には供給パイプP1,フィルタFおよび供
給パイプP2を介して塗布液供給ポンプPの吐出側が接
続されているのは、図8の場合と同様である。
【0045】塗布ヘッド1の後壁部4の塗布液排出口に
は、排出パイプP4を介してサブタンク21が接続さ
れ、このサブタンク21には下端部が塗布液供給タンク
22内に挿入された排出パイプP5が接続されている。
【0046】サブタンク21は、後述するようにその中
を循環する塗布液の液面が、塗布ヘッド1の第2スリッ
トS2 の開口面と同じ高さをとることができる位置に配
置されており、排出パイプP4はサブタンク21の底部
に接続され、排出パイプP5はサブタンク21の側壁に
第2スリットS2 の開口面とほぼ同じ高さ位置で接続さ
れている。
【0047】塗布液供給ポンプPの吸引側には吸引パイ
プP6が接続され、この吸引パイプP6の下端部は、塗
布液供給タンク22内に挿入されている。この塗布液供
給タンク22の上部は開放されている。
【0048】図9の示した塗布液供給機構では、塗布液
供給タンク22内には塗布液が充填されており、排出パ
イプP5の下端部が塗布液供給タンク22内において塗
布液の液面の下方に位置されている。さらに、塗布ヘッ
ド1の液溜め部1A,1B、供給パイプP1,P2、排
出パイプP4およびサブタンク21内には、塗布液が充
満されている。
【0049】塗布液供給タンク22内の塗布液は、塗布
液供給ポンプPの駆動によって吸引パイプP6に吸い上
げられることにより、供給パイプP1,フィルタFおよ
び供給パイプP2を介して塗布液供給口6から塗布ヘッ
ド1の液溜め部1Aに導入される。そして、液溜め部1
Aに導入された塗布液は、図8の塗布液供給機構の場合
と同様に、液流阻害部材5bと対向面(前壁部2)との
間隙および液流阻害部材5aと対向面(隔壁部3)との
間隙を経由して第1スリットS1 から塗布ヘッド1の上
面に吐出してビードBを形成し、さらに、このビードB
から過剰な塗布液が第2スリットS2 の方向に流れる。
【0050】このとき、後壁部4の塗布液排出口とサブ
タンク21の底部とが排出パイプP4によって連通され
ていることによりサブタンク21内の塗布液の液面と第
2スリットS2 における塗布液の液面とが平衡して同一
高さに維持される。このため、ビードBから第2スリッ
トS2 に流れる塗布液によって第2スリットS2 におけ
る塗布液の液面が上昇するとサブタンク21内における
塗布液の液面も上昇して、その上昇分だけ塗布液がサブ
タンク21から排出パイプP5を介して塗布液供給タン
ク22内に排出される。すなわち、サブタンク21内の
塗布液の液面は常にほぼ一定の高さにあり、この液面と
平衡の関係をもつ第2スリットS2 における塗布液の液
面の高さが一定に保たれることになる。
【0051】図9に示される塗布液供給機構において
は、塗布液供給ポンプPによる塗布液の吸引のために塗
布液供給タンク22は開放型とされ、さらに塗布ヘッド
1からの塗布液の排出のために塗布液供給タンク22は
塗布ヘッド1よりも低い位置に設置される。もし後壁部
4の塗布液排出口から塗布液供給タンク22に直接塗布
液を排出すると、塗布ヘッド1と塗布液供給タンク22
との高低差のために液溜め部1B内の塗布液が塗布液供
給タンク22に流出してしまう。その結果、この液溜め
部1B内における塗布液と空気との接触面積が大幅に増
大して塗布液の乾燥を招来してしまう。しかし、上述の
ようにサブタンク21が設けられることによって、第2
スリットS2 における塗布液の液面が一定の高さに維持
され、液溜め部1Bから塗布液が流出して塗布液と空気
との接触面積が増大することが防止される。
【0052】また、上記の塗布液供給機構によれば、塗
布液供給タンク22から塗布ヘッド1に常に一定量の塗
布液を供給することができるとともに、塗布液供給ポン
プPを常時駆動することによって塗布液を循環させるこ
とができるので、塗布液の乾燥を防止することができる
とともに塗布液の供給制御を簡便に行うことができる。
そして、塗布液供給ポンプPの駆動を停止した場合であ
っても、塗布ヘッド1の液溜め部1Aおよび1B内には
塗布液が充満されたままとなり、塗布液と空気の接触面
積は極めて少なく、液溜め部1Aおよび1B内における
塗布液の乾燥が防止される。このとき、塗布ヘッド1の
第1スリットS1 および第2スリットS2 のそれぞれの
開口面においては、塗布液に若干の乾燥が生じるが、こ
の乾燥は塗布ヘッド1の露出部分において生じるもので
あるため、容易に拭き取ることができる。
【0053】上述の本発明の塗布装置の実施形態は、い
ずれも塗布ヘッドが2つの液溜め部(第1液溜め部1A
と第2液溜め部1B)と、この液溜め部に連通した2つ
のスリット(第1スリットS1 と第2スリットS2 )と
を備えるものであるが、本発明の塗布装置に使用可能な
塗布ヘッドは1つの液溜め部とこれに連通したスリット
からなるものでもよい。
【0054】図10はこのような塗布ヘッドの一例を示
す断面図である。図10において、塗布ヘッド31は、
前壁部32と後壁部34とを備え、前壁部32の上部の
側面はスリット面32aをなし、このスリット面32a
が後壁部34の上部側面34aと対向する箇所に、軸方
向に沿って延びるとともに上方に向って開口するスリッ
トS´が形成されている。また、塗布ヘッド31の内部
には、スリットS´と平行に延びるとともに、その軸方
向の全域に亘って連通される中空状の液溜め部31Aが
前壁部32と後壁部34との間に形成されている。そし
て、溜め部31A内部には、軸方向に沿って前壁部32
から液流阻害部材35aが突設され、また、軸方向に沿
って後壁部34から液流阻害部材35bが突設されてい
る。この液流阻害部材35a,35bは相互に平行であ
り、液流阻害部材35aの厚みh1 と液流阻害部材35
aが対向する面(後壁部34)との間隙i1 、および液
流阻害部材35bの厚みh2 と液流阻害部材35bが対
向する面(前壁部32)との間隙i2 は、塗布液の粘
度、塗布液の供給量等を考慮して0.05〜1mmの範
囲で適宜設定することができる。また、このような液溜
め部31Aには、上記の液流阻害部材35a,35bよ
りも下部に塗布液供給口36が設けられている。
【0055】上述のような塗布ヘッド31では、塗布液
供給口36から液溜め部31Aに供給された塗布液は、
塗布液供給口36からスリットS´方向に拡散するが、
この塗布液の流れは液流阻害部材35a,35bにより
大きく乱され、塗布液は液溜め部31A内の塗布液供給
口36と液流阻害部材35a,35bとの間の領域にお
いて軸方向に亘ってほぼ均一な圧力状態とされる。した
がって、液流阻害部材35bと対向面(前壁部32)と
の間隙および液流阻害部材35aと対向面(後壁部3
4)との間隙を経由して溜め部31A内をスリットS´
方向に流れる塗布液は、塗布ヘッド31の全幅に亘って
均一な圧力で流れ、スリットS´から均一な圧力で吐出
される。
【0056】上記の塗布ヘッド31を構成する液流阻害
部材の形成数は、1個あるいは3個以上であってもよ
い。また、液流阻害部材の形状、形成位置も、例えば、
図4にしめされるように、種々の形状、位置とすること
ができる。さらに、液流阻害部材の断面形状も、図示の
ような方形の他に、例えば、図5に示されるような三角
形状、半円形状、あるいは、台形状等、任意に設定する
ことができる。
【0057】また、液流阻害部材を前壁部32や後壁部
34から突設するのではなく、塗布ヘッド31の軸方向
両端部に位置する側壁部(図示せず)間に掛け渡すよう
に設けてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば上
方に向って開口するとともに水平方向に延びる帯状のス
リットを有する塗布ヘッドを備えた塗布装置において、
スリットと平行に延びるとともに全域に亘って連通する
中空状の液溜め部をスリットの下方に備える塗布ヘッド
とし、かつ、この液溜め部に供給口を設け、さらに、液
溜め部内にその軸方向に沿って少なくとも1つの液流阻
害部材を対向面と所定の間隙を形成するように供給口と
スリットとの間に設けるので、供給口から液溜め部内に
供給された塗布液は、供給口から近傍のスリットに向か
う短絡的な流れが液流阻害部材により大きく阻害され、
液溜め部内の供給口と液流阻害部材との間の空間におい
て均一な圧力状態とされ、その後、液流阻害部材と対向
面との間隙を経由して液溜め部内をスリット方向に流れ
てスリットから均一な圧力で吐出され、これにより、枚
葉タイプの被塗布基板に対して均一な塗布膜の形成が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布装置の実施形態の一例を示す概略
構成図である。
【図2】図1に示される塗布ヘッドの一例を示す斜視図
である。
【図3】図2に示される塗布ヘッドの III−III 線にお
ける拡大縦断面図である。
【図4】液流阻害部材の形状、形成位置を説明するため
の図である。
【図5】液流阻害部材の断面形状の例を示す図である。
【図6】液流阻害部材が係合された側壁部を示す斜視図
である。
【図7】塗布ヘッドの液流阻害部材の他の例を示す断面
図である。
【図8】本発明の塗布装置における塗布液供給機構の一
例を示す構成図である。
【図9】本発明の塗布装置における塗布液供給機構の他
の例を示す構成図である。
【図10】本発明の塗布装置に用いる塗布ヘッドの他の
例を示す断面図である。
【図11】従来の塗布装置に用いられている塗布ヘッド
の例を示す斜視図である。
【図12】従来の塗布装置に用いられている塗布ヘッド
の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,31…塗布ヘッド 1A…第1液溜め部 1B…第2液溜め部 31…液溜め部 2,32…前壁部 3…隔壁部 4,34…後壁部 5a,5b,5´,35a,35b…液流阻害部材 6,36…塗布液供給口 7…側壁部 10…塗布装置 S1 …第1スリット S2 …第2スリット S´…スリット B…ビード W…基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 俊二 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 矢口 孝 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 村田 正幸 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に向って開口するとともに水平方向
    に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッドと、被塗布
    基板を前記塗布ヘッドの上方を通って斜め上方向に移動
    させるための基板保持部材とを備え、前記塗布ヘッドに
    塗布液を供給し、前記基板保持部材に保持された前記被
    塗布基板と前記塗布ヘッドとの間に前記スリットから吐
    出される塗布液によってビードを形成し、前記塗布ヘッ
    ドと被塗布基板との相対移動にともなってビードから被
    塗布基板の塗布面に塗布液を付着させることによって前
    記被塗布基板への塗布液の塗布を行う塗布装置におい
    て、 前記塗布ヘッドは、前記スリットと平行に延びるととも
    に全域に亘って連通する中空状の液溜め部を前記スリッ
    トの下方に備えるとともに、該液溜め部には供給口が設
    けられ、かつ、前記液溜め部内にはその軸方向に沿って
    少なくとも1つの液流阻害部材が対向面と所定の間隙を
    形成するように前記供給口と前記スリットとの間に設け
    られていることを特徴とする塗布装置。
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