JP3615290B2 - 塗布装置の塗布液供給機構 - Google Patents

塗布装置の塗布液供給機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LCD用カラーフィルタのガラス基板等に塗布液を塗布する塗布装置において、塗布液を供給する塗布液供給機構に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、LCD用カラーフィルタ等の大型ガラス基板に塗布液を塗布する方式としては、スピン塗布方式が多く用いられている。
【0003】
このスピン塗布方式には大気開放型および密閉カップ型があるが、何れの方式も、その塗布効率が10パーセント程度と低く、しかも基板のコーナ部分の塗布膜厚が厚くなりすぎるという欠点があり、今後見込まれる基板サイズの大型化に伴って、塗布液の使用量,膜厚分布およびスループット等の点において問題が指摘されている。
【0004】
上述のようなスピン塗布方式の欠点を解決するための方式としては、ナイフ塗布方式,ロール塗布方式またはダイ塗布方式がある。
【0005】
これらの方式は、何れも、被塗布基板上に塗布用クリアランスを設け、その設定値によって塗布膜厚を決定して塗布面の平滑性を得る方式であるが、この方式では、基板表面の平滑度(凹凸度)が塗布精度以上に低く(凹凸度が大きい)ものに対しては、均一な膜厚を得ることが困難である。
【0006】
また、基板表面の凹凸に影響され難い塗布液の塗布方法としては、一般にディップ塗布方式が知られているが、この方式では、非塗布部を被覆することが不可欠であり、作業が煩雑なものとなる。
【0007】
このディップ塗布方式の原理に類似する方式で、かつ、基板の主面のみに選択的に塗布液を塗布する方式としては、(株)総合技術センタ発行(1988年4月30日)の尾崎勇次著「最新塗布技術の進歩」の第336頁に記載された塗布液の塗布方式が知られている。
【0008】
この方式では、ダイヘッドまたはスライドダイからほぼ水平方向に塗布液が供給され、このダイヘッドまたはスライドダイの側面に形成されたダイリップに対向する近接位置を基体が相対的に垂直方向上方に移動される。ダイヘッドまたはスライドダイから供給される塗布液は、基体とダイリップとの間にビードを形成し、基体の上方への移動に伴って基体主面に塗布されて塗布膜を形成する。
【0009】
この塗布方式は、一般的に、連続した基体に対する塗布方式として用いられる。そして、塗布された塗布液の膜厚は、基体と塗布ヘッドの相対速度および塗布液の粘性によって決定される。すなわち、基体とダイリップとの間に形成されたビードから引き上げられた塗布液は、重力の影響によって基体に沿って落下するため、この落下する速度と基体が塗布液を引き上げる速度とのバランスによって膜厚が決定される。
【0010】
この塗布方式においては、塗布液が低粘度でかつ表面張力が弱い場合には、基体と塗布ヘッドとの間に設けられたクリアランスにビードを形成させることが困難であり、塗布液は供給された直後にビードを形成することなく重力によって落下してしまうことがある。これを防ぐには、基体と塗布ヘッドとのクリアランスをきわめて小さくしなければならないという問題がある。
【0011】
しかし、基体がLCDカラーフィルタ用ガラス基板のように平面性が低く、最大で100μmもの凹凸のある場合には、ビードから塗布液が引き上げられる時に生じる引張り力に差が生じ、ビードに種々の異なる剪断力が作用することになる。このように、ビードに対して局所的に異なる剪断力が作用すると、ビードから引き出される塗布液の量が均一にはならず、したがって、膜厚も均一にはならない。
【0012】
さらに、この塗布方式においては、連続的な基体主面への塗布液の塗布が可能ではあっても、基体主面が垂直であり、この基体に対して直角方向から塗布液が供給されるので、枚葉基板のような不連続な複数の基体に塗布液を塗布する場合には、基板のスライド方向の最後端部がビードを通過した際にビードに残っていた塗布液が重力で落下し、次に塗布を行う基板の先端部やその裏面、さらには塗布ヘッドの下部に付着して汚染を生じることがある。このため、この塗布方式は枚葉基板の塗布に使用するのには不適当である。
【0013】
また、スライドダイを用いる塗布方式も、上述のダイヘッドを用いる塗布方式と同様な欠点を有している。特に、このスライドダイを用いる塗布方式は、スライドダイの傾斜表面上に塗布液を自由流動によって流して、基体の表面との間にビードを形成するので、任意時点で塗布液の供給を停止することは困難であり、枚葉基板のような不連続な基体に対し連続して塗布液を塗布するのには不適当である。
【0014】
そこで、上記のような各塗布方式における欠点を解消して、枚葉基板に塗布液の物性に影響を受けることなく安定した状態で均一な塗布膜を形成することのできる塗布装置が提案されている(特開平5−146757号)。
【0015】
この塗布装置は、図5に示されるように、装置本体1の一対の支持フレーム1A間に基板Sのスライド方向において下流側の端部が高くなるように傾斜した状態で取り付けられた直線状のガイドフレーム2と、このガイドフレーム2にスライド自在に取り付けられた基板ホルダ3と、上向きに開口する直線状のスリット4aを有しこのスリット4aがガイドフレーム2の軸方向と直交する方向に延びるようにガイドフレーム2の下方に配置された塗布ヘッド4とを備えている。
【0016】
そして、基板ホルダ3は、ガイドフレーム2に沿って設置されたボールねじ5に螺合されていて、このボールねじ5がモータMによって回転されることによりガイドフレーム2に沿ってスライドされるようになっており、吸引管接続部3Aに接続される図示しない吸引機構の作動によりその下向きの吸着面に基板Sを吸着して保持するようになっている。
【0017】
図6は、上記塗布装置の塗布開始時の状態を示しており、基板ホルダ3の吸着面に吸着された基板Sが、その先端部が塗布ヘッド4のスリット4aの直上に所定のクリアランスを介して対向するように位置されている。
【0018】
そして、塗布ヘッド4に塗布液供給機構から塗布液Rが供給されると、図7に拡大して示されるように、供給された塗布液Rがスリット4aから吐出されてビードBを形成し、基板Sの先端部下面に付着する。このとき、スリット4aの開口部と基板ホルダ3に吸着された基板Sの下面との間の最小クリアランスC1は、ビードBから塗布液Rが零れ出さないように、塗布液Rの粘度や表面張力等の物性を考慮して設定されている。
【0019】
図7において、ビードBの基板Sの後端側(図において左側)にメニスカスL1が形成され、先端側(図において右側)にメニスカスL2が形成されていて、このメニスカスL1の高さ寸法h1とメニスカスL2の高さ寸法h2は、ガイドフレーム2が角度θで傾斜していることによって、h1<h2の関係になっている。
【0020】
図6の状態からモータMが駆動され、ボールねじ5が回転されることによって、基板ホルダ3がガイドフレーム2に沿って一定速度で斜め上方にスライドされる。
【0021】
これによって、図8および図9に示されるように、ビードBから塗布液Rが基板Sの下面に順次付着され、塗布液Rの層Raが形成される。このとき、塗布ヘッド4には連続して塗布液Rの供給が行われ、ビードBにおける塗布液Rの量が一定に保たれている。
【0022】
そして、図10に示されるように、基板Sがガイドフレーム2に沿って上昇してその後端部S2が塗布ヘッド4のスリット4a上に到達すると、基板ホルダ3のスライドが停止され、さらに塗布ヘッド4に接続された図示しないサックバックバルブの作動によってビードBを形成する塗布液Rが塗布ヘッド4内に吸引されてビードBが消滅される。これによって、塗布ヘッド4と基板S上の塗布液Rの層Raが分離される。
【0023】
この後、基板Sが基板ホルダ3から取り外され、上向きまたは下向きの状態で水平に保たれて図示しない乾燥ユニットに搬送され、遠赤外線ヒータ等の手段によって乾燥されて、基板Sの主面上に均一な厚さの塗布膜が形成される。
【0024】
一般に、LCDカラーフィルタ用のガラス基板の主面は平滑度が低く、通常50〜70μm,最大では100μm程度の凹凸があるが、上記塗布装置によれば、基板Sと塗布ヘッド4のスリット4a間に、基板Sに形成される層Raの膜厚に対して10〜1000倍、好ましくは20倍以上の十分に大きなクリアランスを保つことにより、基板Sの主面の凹凸による影響を緩和することができる。さらに、基板Sへの塗布液の塗布が、基板Sが傾斜(5〜20度,好ましくは11度)した状態で行われるので、塗布された塗布液が基板Sの主面に沿って低い方に流動し、これにより塗布膜の表面を平滑にすることができる。
【0025】
上記のように基板Sに対する塗布液の塗布が行われている間、塗布ヘッド4への塗布液の供給は、図11に示される塗布液供給機構から行われる。
【0026】
この塗布液供給機構は、加圧タンク樽T内に収容されている塗布液を手動バルブ31を介して供給される空気圧によって押し出し、粗調節用ニードルバルブ32,フィルタ33,流量計34,微調節用ニードルバルブ35,空気作動弁36およびサックバックバルブ37を介して塗布ヘッド30に供給するようになっているものである。
【0027】
この塗布液供給機構は、基板Sの後端部が塗布ヘッド4の上方を通過すると、空気作動弁36が空気圧によって自動的に作動して、塗布ヘッド4への塗布液の供給を停止する。そして、空気作動弁36の閉鎖と同時に、サックバックバルブ37のピストン37aが図11に示す矢印の方向にスライドされてシリンダ37b内に負圧が発生され、これによって塗布ヘッド30に供給されている塗布液がサックバックバルブ37によって吸引されることにより回収される。
【0028】
しかしながら、上記従来の塗布装置においては、一枚の基板への塗布液の塗布の終了ごとに塗布液供給機構による塗布液の供給が停止され、サックバックバルブによって一旦塗布ヘッドに供給された塗布液が吸引されて回収されるようになっているので、塗布ヘッドの内壁部に付着して残留した塗布液が、次の基板に対する塗布開始までの間に乾燥して、その粘度が大きくなってしまったり、さらには固化してしまったりするおそれがある。
【0029】
このように、塗布ヘッド内にその粘度が大きくなったりまたは固化してしまった塗布液が残留していると、この塗布液が次の基板に塗布されるので、基板の塗布面上に筋等が発生して均一な塗布を行うことができなくなる。
【0030】
近年は、基板に塗布液を塗布する作業時間を短縮するために、塗布液が乾燥し易くなっており、上記のような塗布液の塗布工程時における塗布ヘッド内での塗布液の乾燥が大きな問題になっている。
【0031】
また、上記のように、一枚の基板への塗布液の塗布終了ごとに塗布ヘッドから塗布液を回収し、次の基板への塗布開始時に再度塗布液を塗布ヘッドに供給するように塗布液供給機構を制御するのは、その制御が煩雑であり、またそのための構成も複雑になる。
【0032】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、塗布ヘッドにおける塗布液の乾燥を防止して、常に均一な塗布液の塗布を行うことができるとともに、塗布液の供給制御が容易でしかも構成が簡易な塗布装置の塗布液供給機構を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の塗布装置の塗布液供給機構は、上方に向って開口するとともに水平方向に延びる帯状の吐出スリットを有する塗布ヘッドを備え、この塗布ヘッドに設けられた供給口から塗布ヘッドに塗布液を供給しながら基板を塗布ヘッドの上方を通って斜め上方向に移動させ、塗布ヘッドと基板との間に供給口に供給された塗布液を吐出スリットから吐出させてビードを形成し、基板の移動にともなってビードから基板の塗布を行なう面に塗布液を層状に付着させることによって基板への塗布液の塗布を行う塗布装置において、前記塗布ヘッドの上面に、前記吐出スリットと平行に延びるとともに開口面が吐出スリットの開口面よりも低い位置に位置される吸込みスリットが形成され、塗布ヘッドに塗布液の排出口が設けられ、この排出口に塗布ヘッドの内部において吐出スリットと前記供給口とを結ぶ経路とは分離された経路によって吸込みスリットが連通され、液面調整タンクがその中間部の高さ位置に吸込みスリットの開口面が位置されるように配置されて、この液面調整タンクが吸込みスリットの開口面よりも低い位置において塗布ヘッドの排出口と連通され、塗布液供給タンクが塗布ヘッドよりも低い位置に配置され、液面調整タンクが吸込みスリットの開口面とほぼ同じ高さ位置において排出部材によって塗布液供給タンクに接続され、塗布ヘッドの供給口が塗布液供給ポンプを介して塗布液供給タンクに接続されているような構成とした。
【0037】
本発明による塗布装置の塗布液供給機構は、塗布液供給ポンプによって塗布液供給タンク内の塗布液が吸い上げられて塗布ヘッドの供給口に供給され、この塗布液が吐出スリットから塗布ヘッドの上面上に吐出してビードを形成する。
【0038】
基板への塗布液の塗布時には、このビードから基板の塗布面に塗布液が供給されるが、基板への塗布が行われていないときには、塗布液供給ポンプの駆動によって吐出される塗布液は、吐出スリットから吸込みスリットの方向に流れる。
【0039】
このとき、塗布ヘッドの排出口と液面調節タンクとが吸込みスリットの開口面よりも低い位置において連通されていることによって、液面調節タンク内の塗布液の液面と吸込みスリットにおける塗布液の液面とが平衡して同一高さに維持され、吸込みスリットにおける塗布液の液面が上昇すると液面調節タンク内の塗布液の液面も上昇し、排出部材を介して塗布液供給タンク内に排出される。これにより、吸込みスリットにおける塗布液の液面の高さが、液面調節タンク内の塗布液の液面との平衡によって、一定に保たれる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の最も好ましいと思われる実施の形態について説明を行う。
【0041】
図1は、本発明による塗布液供給機構の一実施形態を示す構成図である。図1において、塗布ヘッド10は、本体上面にこの塗布ヘッド10の長手方向(紙面に対して直角方向)に沿って延びるように形成されたスリット10Aと、本体内部に形成された液溜り10Bを備えていて、この液溜り10Bがスリット10Aにこのスリット10Aの全域に亘って連通されている。
【0042】
塗布ヘッド10の本体上面には、さらに、スリット10Aと平行に延びるように、もう一本のスリット10Cが形成されている。そして、このスリット10Cは、その開口面10cが、図面から分かるように、塗布ヘッド上面のスリット10Aの開口面10aよりも若干低い位置に形成されている。この開口面10aと開口面10cの形成位置の差は、通常、5〜10mm程度とすることができる。
【0043】
塗布ヘッド10の本体内部には、さらに、液溜り10Bと隔壁10Dによって分離された液溜まり10Eが形成され、この液溜り10Eがスリット10Cにこのスリット10Cの全域に亘って連通されている。
【0044】
塗布ヘッド10の液溜り10B側の側壁部には、液溜り10Bに連通する塗布液供給口10Fが設けられていて、この塗布液供給口10Fから液溜り10B内に塗布液が供給されるようになっている。この塗布液供給口10Fは、塗布ヘッド10の長手方向においてその中央部に1個設けられていればよいが、塗布ヘッド10の長手方向に沿って複数個設けるようにしてもよい。
【0045】
塗布ヘッド10の液溜り10E側の側壁部には、液溜り10Eに連通する塗布液排出口10Gが設けられていて、この塗布液排出口10Gから液溜り10E内の塗布液が排出されるようになっている。この塗布液排出口10Gも、塗布液供給口10Fと同様に、塗布ヘッド10の長手方向においてその中央部に1個設けられていればよいが、複数個設けるようにしてもよい。
【0046】
塗布液供給口10Fには、供給パイプL1およびL2を介して塗布液供給ポンプPの吐出側が接続されており、この塗布液供給ポンプPから塗布液供給口10Fに塗布液が供給されるようになっている。供給パイプL1とL2の間には、フィルタFが接続されている。
【0047】
塗布液排出口10Gには塗布液の循環パイプL3の一端部が接続され、この循環パイプL3の他端部が、塗布液供給ポンプPの吸い込み側に接続されている。
【0048】
上記塗布液供給機構は、図5の従来の塗布装置と同様に、塗布ヘッド10が、傾斜したガイドフレームに沿って搬送される基板の搬送路の下方位置にスリット10Aの開口面10aを上方に向けて配置され、塗布ヘッド10の液溜り10B,10E,供給パイプL1,L2および循環パイプL3内に、塗布液が充満されている。
【0049】
そして、塗布液供給ポンプPが常時駆動されていて、この塗布液供給ポンプPから塗布液供給口10Fに塗布液が供給される。
【0050】
塗布液供給口10Fから液溜り10Bに導入された塗布液は、スリット10Aから塗布ヘッド10の上面上に吐出してビードBを形成する。
【0051】
このビードBには、塗布液供給ポンプPが常時駆動されていることによって常時スリット10Aから塗布液が供給され、この塗布液の供給によってビードBにおける塗布液の量が増加するが、この増加分の塗布液は、スリット10Aの開口面10aよりもその開口面10cが若干低い位置に形成されているスリット10Cの方向に流れる。
【0052】
そして、塗布液排出口10Gおよび循環パイプL3を介して接続されている塗布液供給ポンプPの吸引力によって、ビードBからスリット10Cに流れた塗布液が液溜り10E内に吸い込まれる。この液溜り10E内に吸い込まれた塗布液は、塗布液排出口10G−循環パイプL3−塗布液供給ポンプP−供給パイプL1−フィルタF−供給パイプL2の経路で循環して、塗布液供給口10Fから再び液溜り10B内に導入される。
【0053】
基板への塗布液の塗布は、塗布液供給ポンプPが駆動されている状態で、図5において説明したのと同様に、基板が塗布ヘッド10の上方を斜め上方に向ってスライド(図1において左から右の方向)して、基板に接触するビードBから基板に塗布液が供給されることにより行われる。そして、基板が塗布ヘッド10の上方を通過して基板とビードBの接触状態が解除された後も、塗布液供給ポンプPの駆動が継続されることによって、塗布液がスリット10Aからスリット10Cの方向に流される。
【0054】
このように塗布ヘッド10内には常時塗布液が充満され、かつこの塗布液が循環されているので、塗布液の粘度上昇や固化を生じて基板への塗布が不均一になることが有効に防止される。
【0055】
また、塗布液が塗布液供給ポンプPから塗布ヘッド10に供給される際に、塗布液がフィルタFを通過することによって、万一塗布液に固化部分がある場合であってもこの固化部分が除去されるので、均一な塗布液の塗布を行うことができる。
【0056】
上記塗布液供給機構は塗布液の循環路が密閉型であるため、基板への塗布液の塗布によって循環路内における塗布液の量が徐々に減っていくことになるが、塗布液供給機構の循環路の総容積を十分に大きくすることによって、塗布液の減少による塗布膜の厚さへの影響を無くすことができる。
【0057】
なお、塗布液供給機構への塗布液の補給は、供給パイプL1,L2または循環パイプL3内に図示しない三方弁を介して補給タンクから塗布液を供給する等の方法によって行うことができる。
【0058】
図2は、本発明による塗布液供給機構の他の実施形態を示すものである。
【0059】
この図2の塗布液供給機構の塗布ヘッド10の構成は、図1の塗布液供給機構と同様であり、図1と同様の符号が付されている。さらに、塗布ヘッド10の塗布液供給口10Fには供給パイプL1,フィルタFおよび供給パイプL2を介して塗布液供給ポンプPの吐出側が接続されており、この構成についても図1の場合と同様である。
【0060】
塗布液排出口10Gには、排出パイプL4を介してサブタンク11が接続され、このサブタンク11には下端部が塗布液供給タンク12内に挿入された排出パイプL5が接続されている。
【0061】
サブタンク11は、後述するようにその中を循環する塗布液の液面が、塗布ヘッド10のスリット10Cの開口面10cと同じ高さをとることができる位置に配置されており、排出パイプL4はこのサブタンク11の底部に接続され、排出パイプL5はサブタンク11の側壁のスリット10Cの開口面10cとほぼ同じ高さ位置に接続されている。
【0062】
塗布液供給ポンプPの吸引側には吸引パイプL6が接続され、この吸引パイプL6の下端部は、塗布液供給タンク12内に挿入されている。この塗布液供給タンク12の上部は開放されている。
【0063】
上記塗布液供給機構も、図1の塗布液供給機構と同様に、塗布ヘッド10が、傾斜したガイドフレームに沿って搬送される基板の搬送路の下方位置にスリット10Aの開口面10aを上方に向けて配置される。そして、塗布液供給タンク12内には塗布液が充填されており、排出パイプL5の下端部が塗布液供給タンク12内において塗布液の液面の下方に位置されている。
【0064】
さらに、塗布ヘッド10の液溜り10B,10E,供給パイプL1,L2,排出パイプL4およびサブタンク11内には、塗布液が充満されている。
【0065】
塗布液供給タンク12内の塗布液は、塗布液供給ポンプPの駆動によって吸引パイプL6に吸い上げられることにより、供給パイプL1,フィルタFおよび供給パイプL2を介して塗布液供給口10Fから塗布ヘッド10の液溜り10Bに導入される。
【0066】
そして、液溜り10Bに導入された塗布液は、図1の塗布液供給機構の場合と同様に、スリット10Aから塗布ヘッド10の上面上に吐出してビードBを形成し、さらにこのビードBから過剰な塗布液がスリット10Cの方向に流れる。
【0067】
このとき、塗布液排出口10Gとサブタンク11の底部とが排出パイプL4によって連通されていることによりサブタンク11内の塗布液の液面とスリット10Cにおける塗布液の液面とが平衡して同一高さに維持されるので、ビードBからスリット10Cに流れる塗布液によってスリット10Cにおける塗布液の液面が上昇するとサブタンク11内における塗布液の液面も上昇して、その上昇分だけ塗布液がサブタンク11から排出パイプL5を介して塗布液供給タンク12内に排出される。すなわち、サブタンク11内の塗布液の液面は常にほぼ一定の高さにあり、この液面と平衡の関係をもつスリット10Cにおける塗布液の液面の高さが一定に保たれることになる。
【0068】
上記塗布液供給機構においては、塗布液供給ポンプPによる塗布液の吸引のために塗布液供給タンク12は開放型とされ、さらに塗布ヘッド10からの塗布液の排出のために塗布液供給タンク12を塗布ヘッド10よりも低い位置に設置される。もし塗布液排出口10Gから塗布液供給タンク12に直接塗布液を排出しようとすると、塗布ヘッド10と塗布液供給タンク12との高低差のために液溜り10E内の塗布液が塗布液供給タンク12に流出してしまう。その結果、この液溜り10E内における塗布液と空気との接触面積が大幅に増大して塗布液の乾燥を招来してしまう。しかし、上述のようにサブタンク11が設けられることによって、スリット10Cにおける塗布液の液面が一定の高さに維持され、液溜り10Eから塗布液が流出して塗布液と空気との接触面積が増大することが防止される。
【0069】
上記塗布液供給機構によれば、塗布液供給タンク12から塗布ヘッド10に常に一定量の塗布液を供給することができるとともに、塗布液供給ポンプPを常時駆動することによって塗布液を循環させることができるので、塗布液の乾燥を防止することができるとともに塗布液の供給制御を簡便に行うことができる。
【0070】
そして、塗布液供給ポンプPの駆動を停止した場合であっても、塗布ヘッド10の液溜り10Bおよび10E内には塗布液が充満されたままとなり、塗布液と空気の接触面積は極めて少なく、液溜り10Bおよび10E内における塗布液の乾燥が防止される。このとき、塗布ヘッド10のスリット10Aおよび10Cのそれぞれの開口面10a,10cにおいては、塗布液に若干の乾燥が生じるが、この乾燥は塗布ヘッド10の露出部分において生じるものであるため、容易に拭き取ることができる。
【0071】
図1および図2において、塗布ヘッド10の長さよりも短い幅の基板Sに塗布液を塗布する場合には、図3に示されるように、基板Sがスリット10Aおよび10Cに対向しない端部部分wが生じ、この端部部分wにおいて塗布液が露出されることになる。
【0072】
このため、塗布ヘッド10の露出された端部部分wにおいて、塗布液が乾燥してゲル状になり、これが基板Sのスライドにともなって基板S側に引き寄せられて基板Sに付着することになるので、塗布不良の原因になる。また、端部部分wから基板Sの方向に生じる塗布液の流れによって、塗布液の液面に波動が生じ、これが塗布不良の原因になる。
【0073】
図4に示された液循環幅規制ブロック20は、上記のように塗布ヘッド10によってその長さよりも短い幅の基板Sに塗布液を塗布する場合に、塗布ヘッド10の上面に露出されるスリット10Aおよび10Cの長さを基板Sの幅に合せて調節するために使用されるものである。
【0074】
この液循環幅規制ブロック20は、その断面の下部輪郭線が塗布ヘッド10の断面の上部輪郭線に合致するように略L字形状に形成されており、塗布ヘッド10の上面に取り付けられた際にスリット10Aの開口面10aを覆う平面部20aと、この平面部20aよりも下位置に位置されてスリット10Cの開口面10cを覆う平面部20bとを有している。
【0075】
異なる幅の基板Sに塗布液の塗布を行う場合に、長さの異なる数種類の液循環幅規制ブロック20を用意しておき、基板Sの幅に合せて適宜の長さの液循環幅規制ブロック20を選択して塗布ヘッド10の上面に取り付けることにより、スリット10Aおよびスリット10Cが露出されることによって生じる上記のような塗布不良の発生を有効に防止することができる。
【0076】
【発明の効果】
以上詳述したように、第1の発明による塗布液供給機構によれば、基板が塗布ヘッドの上方を通過して基板とビードの接触状態が解除された後も、塗布液供給ポンプの駆動を継続すれば、塗布液が吐出スリットから吸込みスリットの方向に流れて循環し、塗布ヘッド内部にも常時塗布液が充満されるので、塗布液が乾燥して基板への塗布が不均一になるおそれはない。そして、この塗布液供給機構によれば、塗布液供給ポンプを連続的に駆動するだけでよいので、従来のような複雑な塗布液の供給制御を行う必要がなくなり、また構成も簡易である。
【0077】
また、第2の発明による塗布液供給機構によれば、塗布液供給タンクから塗布ヘッドに常に一定量の塗布液を供給することができるとともに、塗布液供給ポンプを常時駆動することによって塗布液を塗布ヘッドに循環させることができるので、塗布液の乾燥を防止することができるとともに塗布液の供給制御を簡便に行うことができる。そして、塗布液供給ポンプの駆動を停止した場合であっても、塗布ヘッド内には塗布液が充満されたままとなるので、従来のような塗布ヘッド内における塗布液の乾燥を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の最良の形態の一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の最良の形態の他の例を示す概略構成図である。
【図3】本発明における塗布ヘッドによってこの塗布ヘッドの長さよりも短い幅の基板に塗布液を塗布する場合の状態を示す斜視図である。
【図4】本発明における塗布ヘッドに液循環幅規制ブロックを装着した状態を示す斜視図である。
【図5】従来の塗布装置を示す側面図である。
【図6】同従来例における塗布開始時の基板とビードとの関係を示す概略側面図である。
【図7】同従来例における塗布開始時のビードの状態を拡大して示す説明図である。
【図8】同従来例における塗布途中の基板とビードとの関係を示す概略側面図である。
【図9】同従来例における塗布途中のビードの状態を拡大して示す説明図である。
【図10】同従来例における塗布終了時の基板とビードとの関係を示す概略側面図である。
【図11】同従来例の塗布液供給機構を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 …塗布ヘッド
10A…スリット(吐出スリット)
10a…開口面
10B…液溜り
10C…スリット(吸込みスリット)
10c…開口面
10E…液溜り
10F…塗布液供給口
10G…塗布液排出口
L1,L2…供給パイプ(塗布液供給部材)
L3 …循環パイプ(塗布液循環部材)
P …塗布液供給ポンプ
11 …サブタンク(液面調整タンク)
12 …塗布液供給タンク
L4,L5 …排出パイプ(排出部材)

Claims (1)

  1. 上方に向って開口するとともに水平方向に延びる帯状の吐出スリットを有する塗布ヘッドを備え、この塗布ヘッドに設けられた供給口から塗布ヘッドに塗布液を供給しながら基板を塗布ヘッドの上方を通って斜め上方向に移動させ、塗布ヘッドと基板との間に供給口に供給された塗布液を吐出スリットから吐出させてビードを形成し、基板の移動にともなってビードから基板の塗布を行なう面に塗布液を層状に付着させることによって基板への塗布液の塗布を行う塗布装置において、
    前記塗布ヘッドの上面に、前記吐出スリットと平行に延びるとともに開口面が吐出スリットの開口面よりも低い位置に位置される吸込みスリットが形成され、
    塗布ヘッドに塗布液の排出口が設けられ、
    この排出口に塗布ヘッドの内部において吐出スリットと前記供給口とを結ぶ経路とは分離された経路によって吸込みスリットが連通され、
    液面調整タンクがその中間部の高さ位置に吸込みスリットの開口面が位置されるように配置されて、この液面調整タンクが吸込みスリットの開口面よりも低い位置において塗布ヘッドの排出口と連通され、
    塗布液供給タンクが塗布ヘッドよりも低い位置に配置され、
    液面調整タンクが吸込みスリットの開口面とほぼ同じ高さ位置において排出部材によって塗布液供給タンクに接続され、
    塗布ヘッドの供給口が塗布液供給ポンプを介して塗布液供給タンクに接続されている、
    ことを特徴とする塗布装置の塗布液供給機構。
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