JP5472515B1 - 塗布装置、膜体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出部での液の乾燥を抑制すると共に、被塗布体に塗布された液の厚みの均一性を確保する。
【解決手段】上方に向けて液を吐出する吐出部と、該吐出部に対して塗布位置と非塗布位置に相対移動する被塗布体が非塗布位置にあるときに該吐出部から液を吐出し、該被塗布体が塗布位置に到着する前に該液の吐出を停止してから該塗布位置の被塗布体に液を吐出して塗布し、該被塗布体への液の塗布を終えてから該被塗布体が塗布位置より離れるまでの間、液の吐出を停止するように該吐出部を制御する制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗布装置、膜体の製造方法に関する。
特許文献1には、上方に向って開口するとともに水平方向に延びる帯状のスリットを有する塗布ヘッドを備えた塗布装置において、塗布ヘッドの上面に、スリットと平行に延びるとともに開口面がスリットの開口面よりも低い位置に位置されるスリットが形成され、塗布液排出口に循環パイプを介して塗布液供給ポンプの吸込み側が接続され塗布液供給口に供給パイプおよびを介して塗布液供給ポンプの吐出側が接続されて、塗布液排出口と塗布液供給口との間に塗布液の循環回路が形成されている塗布装置が開示されている。
特開平9−155270号公報
本発明は、吐出部での液の乾燥を抑制すると共に、被塗布体に塗布された液の厚みの均一性を確保することを課題とする。
請求項1の発明は、上方に向けて液を吐出する吐出部と、該吐出部に対して塗布位置と非塗布位置に相対移動する被塗布体が非塗布位置にあるときに該吐出部から液を吐出し、該被塗布体が塗布位置に到着する前に該液の吐出を停止してから該塗布位置の被塗布体に液を吐出して塗布し、該被塗布体への液の塗布を終えてから該被塗布体が塗布位置より離れるまでの間、液の吐出を停止するように該吐出部を制御する制御部と、を有する。
請求項2の発明は、前記吐出部の先端に水平面が形成されており、前記制御部は、前記被塗布体の塗布位置への到着前に行う前記液の吐出の停止を、前記水平面に前記液の一部が残るように実施する。
さらに、請求項1の発明では、前記吐出部は、前記液の吐出が停止される際を含めて、吐出口の内側から該吐出口に向けて送液する送液部と、前記液の吐出が停止されるように、前記送液部の送液力に対抗して前記液を前記吐出口の内側へ後退させる後退部と、を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の塗布装置を用いて被塗布体に液を塗布する塗布工程と、前記塗布工程で前記被塗布体に塗布された液を乾燥させる乾燥工程と、を有する。
本発明の請求項1の構成によれば、本構成における制御部を有さない場合に比べ、吐出部での液の乾燥を抑制すると共に、被塗布体に塗布された液の厚みの均一性を確保できる。
本発明の請求項2の構成によれば、被塗布体の塗布位置への到着前に液の吐出が停止した際に水平面に液が残らない場合に比べ、被塗布体に塗布された液における塗布開始側の厚みが薄くなるのを抑制できる。
本発明の請求項1の構成によれば、本構成を有さない場合に比べ、液の吐出を停止してから液を吐出させる復帰動作が速くなる。
本発明の請求項3の製造方法によれば、本構成における塗布装置を用いない場合に比べ、塗布装置の吐出部での液の乾燥を抑制すると共に、膜厚の均一性が確保された膜体を得ることができる。
本実施形態に係る塗布装置の構成を示す概略図である。 図1に示す構成において、基体が対向位置に移動した状態を示す概略図である。 図2に示す構成において、スリットダイからの吐出を停止した状態を示す概略図である。 図3に示す構成において、基体への塗布液の塗布を開始した状態を示す概略図である。 図4に示す構成において、基体への塗布液の塗布後、スリットダイからの吐出を停止した状態を示す概略図である。 本実施形態に係る吸引部の構成を示す概略図である。 各部の駆動制御のための制御パターンを示す図である。 スリットダイの吐出面に塗布液の一部が残る本実施形態の構成を示す概略図である。 スリットダイの吐出面に塗布液の一部が残らない比較例の構成を示す概略図である。 変形例に係る吐出ユニットの構成を示す概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(塗布装置10の構成)
まず、本実施形態に係る塗布装置10の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る塗布装置10の構成を示す概略図である。なお、下記の説明で用いるX方向、−X方向、Y方向、−Y方向、Z方向及び−Z方向は、図中の矢印方向を示すものである。また、図中の「○」の中に「×」が記載されたものは、紙面の手前から奥へ向かう矢印(奥行き方向)を意味し、図中の「○」の中に「・」が記載されたものは、紙面の奥から手前へ向かう矢印(手前方向)を意味する。
塗布装置10は、図1に示されるように、円筒状の基体14(被塗布体の一例)を回転させる回転部としての回転ユニット20と、回転ユニット20によって回転している基体14に対して塗布液Lを吐出する吐出ユニット30(吐出部の一例)と、吐出ユニット30の駆動を制御する制御ユニット70(制御部の一例)と、を備えている。
(回転ユニット20)
回転ユニット20は、図1に示されるように、円筒状の基体14を回転可能に支持する支持部22と、支持部22によって支持されている基体14をその軸線周りに回転駆動する駆動モータ24と、支持部22をX方向、−X方向に移動させる移動機構26と、を有している。
支持部22は、具体的には、基体14の軸方向(Z方向)両端部を回転可能に支持するように構成されている。
移動機構26は、一例として、Z方向に間隔をあけて配置された2本のシャフト(図示省略)の間にボールネジ28が配置された構成となっている。そして、移動機構26では、モータ29がボールネジ28を正回転、逆回転させることでX方向、−X方向に支持部22を移動するようになっている。これにより、支持部22に支持された基体14は、吐出ユニット30(後述の吐出口32A)に対して対向する対向位置(図2〜図5に示す位置)と、吐出ユニット30(後述の吐出口32A)に対して対向しない非対向位置(待機位置、図1に示す位置)との間を移動可能となっている。なお、移動機構26のモータ29は、後述するように、制御ユニット70により駆動制御されるようになっている。
(吐出ユニット30)
吐出ユニット30は、基体14の表面(外周面)に塗布液Lを吐出する吐出手段としてのスリットダイ32と、塗布液Lが内部に貯留された貯留タンク34と、貯留タンク34の底部とスリットダイ32とに接続された流路としての供給配管36と、を有している。
さらに、吐出ユニット30は、供給配管36内の塗布液Lをスリットダイ32に向けて供給(送液)する供給ポンプ38(送液部の一例)と、吐出ユニット30の吐出口32Aから溢れた塗布液Lを受ける受け部39と、受け部39から貯留タンク34へ塗布液を戻す戻り配管40と、を有している。
さらに、吐出ユニット30は、スリットダイ32からの塗布液Lの吐出を停止する際に塗布液Lを吸引する吸引部44(後退部の一例、サックバックバルブ)と、スリットダイ32をY方向、−Y方向に移動させる移動機構46と、を有している。
スリットダイ32は、Z方向を長手方向とすると共にY方向側(基体14の表面と対向する上側)に開口した吐出口32Aと、Z方向に間隔をあけて複数配置されると共にY方向を軸方向として吐出口32Aに接続された分岐管32Bと、複数の分岐管32Bの吐出口32A側とは反対側に接続されZ方向を軸方向とするマニホールド32Cと、マニホールド32Cと供給配管36とを接続する接続管32Dと、を有している。このスリットダイ32では、対向位置に位置する基体14に対して対向する対向面(スリットダイ32の先端に形成された上面)が、吐出口32Aが形成された吐出面32Mとされている。この吐出面32Mは、水平面(X−Z面)とされている。
そして、スリットダイ32では、塗布液Lを吐出口32Aから上方に向けて吐出し(図4及び図8(B)参照)、吐出面32M(吐出口32A)に形成された塗布液Lによる液溜り(ビード)を基体14に接触させて、塗布液Lを基体14に対して塗布するようになっている。具体的には、スリットダイ32は、塗布液Lの塗布開始端側(基体14の周方向に沿った一端)と塗布終了端側(基体14の周方向に沿った他端)とが重なるように、回転する基体14の周方向に沿って、略1周(略360°)分、塗布するようになっている。
貯留タンク34は、Y方向上部に戻り配管40の下端が接続されており、Y方向下部に供給配管36の一端が接続されている。これにより、貯留タンク34では、戻り配管40内を流れた塗布液Lが内部に貯留されると共に、底部(Y方向下部)から供給配管36へ塗布液Lが供給されるようになっている。
供給ポンプ38(送液部の一例)は、供給配管36(貯留タンク34に近い側)に取り付けられている。この供給ポンプ38は、塗布液Lがスリットダイ32の吐出口32Aから吐出されるように、塗布液Lを貯留タンク34(吐出口32Aの内側)から吐出口32Aに向けて供給(圧送)するようになっている。この供給ポンプ38の作動、停止は、後述のように、制御ユニット70によって制御されるようになっている。
受け部39は、スリットダイ32の−X方向側及びX方向側に配置された一対で構成されている。この受け部39は、スリットダイ32の長手方向(Z方向)に沿って長さを有しており、Y方向(上方)へ開口している。一対の受け部39のそれぞれには、戻り配管40の上流側が接続されている。戻り配管40の下流側は、一対の受け部39からの塗布液Lを合流させて、当該塗布液Lを貯留タンク34へ流入させるようになっている。
なお、スリットダイ32の吐出口32Aに対する−Z方向側及びZ方向側には、吐出口32Aから−Z方向及びZ方向に塗布液Lが流れないように規制する規制部材(図示省略)が設けられている。なお、受け部39としては、スリットダイ32の吐出口32Aをその−X方向側、X方向側、−Z方向側及びZ方向側から囲むように配置される構成であってもよい。
吸引部44(後退部の一例)は、供給配管36に設けられた本体44Aと、本体44A内で移動可能に設けられたピストンシリンダ44B(一軸ロボシリンダ)と、を有している。本体44Aの内部は供給配管36と通じており、本体44Aの内部を塗布液Lが流通するようになっている。ピストンシリンダ44Bは、基準位置(図6(A)に示す位置)と、第1位置(図6(C)に示す位置)と、第2位置(図6(B)に示す位置)と、第3位置(図6(D)に示す位置)と、に移動するようになっている。これにより、本体44Aの容積(空間)が4段階に変化されるようになっている。図6に示す例では、本体44Aの容積(空間)は、(A)(C)(B)(D)の順で大きくなるようになっている。このピストンシリンダ44Bの動作は、後述するように、制御ユニット70により制御されるようになっている。
移動機構46は、一例として、Z方向に間隔をあけて配置された2本のシャフト(図示省略)の間にボールネジ48が配置された構成となっている。そして、移動機構46では、モータ49がボールネジ48を正回転、逆回転させることでY方向、−Y方向にスリットダイ32を移動するようになっている。これにより、スリットダイ32は、基体14に対して塗布液Lの塗布を行う塗布位置(吐出位置、図4に示す位置)と、基体14に対して塗布液Lの塗布を行なわない非塗布位置(退避位置、図1〜図3に示す位置)との間を移動可能となっている。なお、移動機構46のモータ49は、後述するように、制御ユニット70により駆動制御されるようになっている。
(制御ユニット70)
制御ユニット70は、各部の駆動制御のための制御パターン(制御手順、図7参照)を記憶しており、この制御パターンに基づき、各部の駆動制御を行うようになっている。なお、図7に示された時点t1からt14までは、一例として記載したものであり、異なる時点で設定されてもよい。なお、tの数字が大きいほど後の時点であることを表している。
制御ユニット70では、外部から入力された塗布指令に基づき、時点t1から各部(供給ポンプ38を除く)を順次起動(ON)し、時点t14までで各部(供給ポンプ38を除く)の動作が停止(OFF)する設定となっている。
制御ユニット70が移動機構26のモータ29を駆動制御することで、図7(B)に示されるように、基体14が非対向位置P0(図1に示す位置)と対向位置PF(図2〜図5に示す位置)との間を移動するようになっている。具体的には、基体14は、時点t1から時点t2までで、非対向位置P0から対向位置PFへ移動し、時点t2から時点t11まで対向位置PFに位置する状態を維持するようになっている。さらに、基体14は、時点t11から時点t12までで対向位置PFから非対向位置P0へ移動するようになっている。
また、制御ユニット70が移動機構46のモータ49を駆動制御することで、図7(C)に示されるように、スリットダイ32が、非塗布位置P0(図1〜図3に示す位置)と塗布位置PH(図4に示す位置)との間を移動するようになっている。具体的には、スリットダイ32は、時点t5から時点t7までで、非塗布位置P0から塗布位置PHへ移動し、時点t7から時点t8まで塗布位置PHに位置する状態を維持するようになっている。さらに、スリットダイ32は、時点t8から時点t10までで塗布位置PHから非塗布位置P0へ移動するようになっている。
また、図7に示す制御パターンでは、図示を省略しているが、供給ポンプ38は、塗布装置10が稼働されると、外部から入力された塗布指令の有無にかかわらず、制御ユニット70による駆動制御によって作動するようになっている。すなわち、供給ポンプ38は、外部から入力された塗布指令に基づき各部が動作される時点t1から時点t14までを含むと共に、塗布指令に基づき動作する各部が待機する待機状態においても、作動するようになっている。
従って、供給ポンプ38は、スリットダイ32が非塗布位置に位置する状態においても、吐出口32Aから塗布液Lが吐出されるように、作動するようになっている。これにより、塗布液Lが、貯留タンク34から供給配管36、スリットダイ32、受け部39、戻り配管40、貯留タンク34の順で循環するようになっている。さらに、供給ポンプ38は、吸引部44が塗布液Lを吸引する後述の吸引動作の際も含めて作動するようになっている。
また、制御ユニット70による駆動制御によって、吸引部44のピストンシリンダ44Bが、図7(D)に示されるように、基準位置P0(図6(A)に示す位置)と、第1位置P1(図6(C)に示す位置)と、第2位置P2(図6(B)に示す位置)と、第3位置P3(図6(D)に示す位置)と、に移動するようになっている。この吸引部44のピストンシリンダ44Bの移動(動作)に対応して、図7(E)に示されるように、吐出口32Aにおける塗布液Lの液面位置が変化するようになっている。
具体的には、ピストンシリンダ44Bが、吐出口32Aからの塗布液Lの吐出が停止されるように、時点t3から時点t4までで基準位置P0(図6(A)に示す位置)から第2位置P2(図6(B)に示す位置)へ移動するようになっている。これにより、本体44A内の容積が拡大され、供給ポンプ38の送液力に対抗して、塗布液Lを吐出口32Aの内側(−Y方向)へ後退させる(引く)ようになっている。すなわち、吸引部44が吐出口32Aに対する流通方向上流側へ塗布液Lを吸引する。これにより、吐出口32Aからの塗布液Lの吐出が一時的に停止される。
液面位置は、吸引部44が塗布液Lを吸引することで、図7(E)に示されるように、吐出面32Mよりも外側(Y方向側)に位置する状態(塗布液Lが吐出口32Aから吐出された状態)から吐出面32Mよりも内側(−Y方向側)へ移動するようになっている。
さらに、吸引部44が塗布液Lを吸引したとき、吐出面32Mに塗布液Lの一部が残るように、ピストンシリンダ44Bの後退量(吸引力)が設定されている。すなわち、制御ユニット70は、スリットダイ32の塗布位置への到着前に行う塗布液Lの吐出の停止を、吐出面32Mに塗布液Lの一部が残るように、実施するようになっている。
さらに、ピストンシリンダ44Bが、時点t4から時点t6まで第2位置P2に位置する状態を維持するようになっている。これにより、液面位置は、図7(E)に示されるように、吐出面32Mよりも内側(−Y方向側)に位置する状態を維持するようになっている。
また、ピストンシリンダ44Bが、時点t6から時点t7までで第2位置P2から第1位置P1(図6(C)に示す位置)へ移動するようになっている。これにより、液面位置は、図7(E)に示されるように、吐出面32Mよりも外側(Y方向側)へ移動するようになっている。すなわち、吐出口32Aから塗布液Lの吐出が開始され、基体14の表面に対する塗布液Lの塗布動作が開始されるようになっている(図7(A)参照)。なお、ピストンシリンダ44Bの第2位置P2から第1位置P1(図6(C)に示す位置)へ移動により、塗布液Lが基体14へ押し出され、液面位置が、一時的に、Y方向側へ高く上がるようになっている(図7のLT1部分参照)。
さらに、ピストンシリンダ44Bが、時点t7から時点t8まで第1位置P1に位置する状態を維持するようになっている。これにより、液面位置は、図7(E)に示されるように、吐出面32Mよりも外側に位置する状態(塗布液Lが吐出口32Aから吐出された状態)を維持するようになっている。
さらに、ピストンシリンダ44Bが、時点t8から時点t9までで第1位置P1から第3位置P3(図6(D)に示す位置)へ移動するようになっている。これにより、本体44A内の容積が拡大され、供給ポンプ38の送液力に対抗して、塗布液Lを吐出口32Aの内側(−Y方向)へ後退させる(引く)ようになっている。すなわち、吸引部44が吐出口32Aに対する流通方向上流側へ塗布液Lを吸引する。これにより、吐出口32Aからの塗布液Lの吐出が停止され、基体14に対する塗布液Lの塗布動作が終了されるようになっている(図7(A)参照)。
この吸引部44が塗布液Lを吸引したとき、液面位置は、図7(E)に示されるように、吐出面32Mよりも外側(Y方向側)に位置する状態(塗布液Lが吐出口32Aから吐出された状態)から吐出面32Mよりも内側(−Y方向側)へ移動するようになっている。
また、ピストンシリンダ44Bが、時点t9から時点t13まで第3位置P3に位置する状態を維持するようになっている。これにより、液面位置は、図7(E)に示されるように、吐出面32Mよりも内側(−Y方向側)に位置する状態を維持した後、徐々に、吐出面32Mよりも外側(Y方向側)へ移動し(塗布液Lが吐出口32Aから吐出され)、吐出面32Mよりも外側(Y方向側)に位置する状態(塗布液Lが吐出口32Aから吐出された状態)を維持するようになっている。すなわち、塗布液Lが、貯留タンク34から供給配管36、スリットダイ32、受け部39、戻り配管40、貯留タンク34の順で循環する循環状態に戻るようになっている。
さらに、ピストンシリンダ44Bが、時点t13から時点t14までで第3位置P3から基準位置P0へ移動するようになっている。これにより、液面位置は、一時的に、Y方向側へ高く上がった後(図7のLT2部分参照)、吐出面32Mよりも外側(Y方向側)に位置する状態(塗布液Lが吐出口32Aから吐出された状態)を維持するようになっている。
なお、当該制御パターンでは、液面位置は、図7(E)に示す0の位置において、吐出面32Mと一致することを意味し、図7(E)に示すLHの位置で吐出面32Mよりも外側に液面があること、すなわち、塗布液Lが吐出口32Aから外側へ吐出されていることを意味する。さらに、図7(E)に示すLLの位置で吐出面32Mよりも内側に液面があること、すなわち、塗布液Lが吐出口32Aの内側へ吸引されたことを意味する。
(感光体層の製造方法)
次に、本実施形態の作用として、電子写真式の画像形成装置に用いられる感光体の感光体層(膜体の一例)の製造方法について説明する。
当該製造方法では、初期状態において、図1に示されるように、基体14が非対向位置に位置し、スリットダイ32が非塗布位置に位置している。また、このとき、制御ユニット70の指示により、供給ポンプ38は駆動し、塗布液Lは、貯留タンク34から供給配管36、スリットダイ32、受け部39、戻り配管40、貯留タンク34の順で流通(循環)する。なお、スリットダイ32から受け部39への流通は、スリットダイ32の吐出口32Aから溢れた塗布液Lを、受け部39が受けることで行われる。また、このとき、吸引部44のピストンシリンダ44Bは、基準位置P0(図6(A)に示す位置)に位置する。
次に、制御ユニット70の指示により、図2に示されるように、移動機構26が基体14を非対向位置から対向位置へ移動させる(図7(B)の時点t1から時点t2参照)。
次に、制御ユニット70の指示により、図3に示されるように、吸引部44のピストンシリンダ44Bが−Y方向へ(基準位置P0から第2位置P2に)移動して、本体44A内の容積を拡大することで、供給ポンプ38の送液力に対抗して、塗布液Lを吐出口32Aの内側(−Y方向)へ後退させる(図7(D)の時点t3から時点t4参照)。すなわち、吸引部44が吐出口32Aに対する流通方向上流側へ塗布液Lを吸引する。これにより、図3に示されるように、塗布液Lの吐出が一時的に停止される。さらに、塗布液Lの吐出を停止した際には、図3及び図8に示されるように、塗布液Lの一部が吐出面32Mに残る。
次に、制御ユニット70の指示により、図4に示されるように、移動機構46がスリットダイ32を非塗布位置から塗布位置へ移動させると共に(図7(C)の時点t5から時点t7参照)、吸引部44のピストンシリンダ44BがY方向へ(第2位置P2から第1位置P1に)移動して、本体44A内の容積を縮小させる(図7(D)の時点t6から時点t7参照)。
これにより、塗布液Lが吐出口32Aから吐出され、吐出面32M(吐出口32A)に形成された塗布液Lによる液溜り(ビード)が基体14に接触することで、塗布液Lの基体14の表面への塗布が開始される。なお、ピストンシリンダ44Bの第2位置P2から第1位置P1への移動により、塗布液Lが基体14へ押し出される(図7(E)のLT1部分参照)。
次に、基体14への塗布液Lの塗布を終えたとき、(具体的には塗布液Lの吐出停止の条件が満たされたとき)、図5に示されるように、吸引部44のピストンシリンダ44Bが−Y方向へ(第1位置P1から第3位置P3に)移動して、本体44A内の容積を拡大することで、供給ポンプ38の送液力に対抗して、塗布液Lを吐出口32Aの内側(−Y方向)へ後退させる(図7(D)の時点t8から時点t9参照)。すなわち、吸引部44が吐出口32Aに対する流通方向上流側へ塗布液Lを吸引する。これにより、塗布液Lの吐出が停止される。以上のように、本製造方法における塗布工程がなされる。
なお、塗布液Lの吐出停止の条件とは、例えば、吐出開始時点から予め定められた経過時間(基体14が、例えば360.5°回転する時間)が経過した時点や、基体14が吐出開始の回転位置から予め定められた回転角度(例えば、360.5°)回転したときであり、具体的には、塗布液Lの塗布開始端側(基体14の周方向に沿った一端)と塗布終了端側(基体14の周方向に沿った他端)とが重なる時点である。
さらに、吸引部44が塗布液Lを吸引する際に、スリットダイ32が塗布位置から非塗布位置へ移動して、スリットダイ32を基体14から離間させる(図7(C)の時点t8から時点t10参照)。このように、本実施形態では、基体14への塗布液Lの塗布を終えてから基体14が塗布位置より離れるまでの間、塗布液Lの吐出を停止する。なお、「基体14が塗布位置より離れる」には、非塗布位置に位置する場合だけでなく、塗布位置と非塗布位置との間の位置であって塗布位置から離間した位置も含まれる。
次に、制御ユニット70の指示により、移動機構26が基体14を対向位置から非対向位置へ移動させる(図7(B)の時点t11から時点t12参照)。
塗布液Lの吐出を停止させた後は、吸引部44のピストンシリンダ44Bが第3位置P3に位置した状態でも(図7(D)の時点t9から時点t13参照)、供給ポンプ38の吐出口32Aへの送液が継続されることで、塗布液Lが、貯留タンク34から供給配管36、スリットダイ32、受け部39、戻り配管40、貯留タンク34の順で流通(循環)する状態に戻る。
さらに、塗布液Lが循環する状態に戻った後、吸引部44のピストンシリンダ44BがY方向に移動して、基準位置P0に戻る(図7(D)の時点t13から時点t14参照)。
次に、駆動モータ24は、単位時間当たりの回転数を低下させると共に、塗布液Lが塗布された基体14を、あらかじめ設定された設定時間又は設定回転数で回転させる(回転工程(レべリング工程)の一例)。これにより、塗布液Lは、塗布開始端と塗布終了端との重なり部分が徐々にならされ(レベリングされ)、平滑になってくる。
次に、基体14を加熱して、基体14の表面に塗布された塗布液Lを乾燥させる(乾燥工程の一例)。乾燥方法としては、基体14を乾燥炉に入れる方法、基体14に熱風を吹き付ける方法、赤外線加熱方法など任意の公知の方法が用いられる。乾燥中も塗布液Lが垂れないように、基体14を回転させることが望ましい。
このようにして、基体14の表面に感光体層が製造される。なお、感光体層は、例えば、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層、及び保護層などで構成され、このうちの少なくとも1層が、上記製造方法により製造される。そして、基体14に当該感光体層が製造されることで、感光体が製造される。
前述のように、本実施形態では、スリットダイ32が非塗布位置にあるとき(すなわち、基体14に対する塗布液Lの塗布を行わないとき)においても、スリットダイ32から塗布液Lを吐出して、塗布液Lが、貯留タンク34から供給配管36、スリットダイ32、受け部39、戻り配管40、貯留タンク34の順で流通(循環)する。このため、スリットダイ32の吐出口32Aでの塗布液Lの乾燥が抑制される。
さらに、本実施形態では、基体14に対する塗布液Lの塗布を開始する際及び、基体14に対する塗布液Lの塗布を終了する際において、塗布液Lを吐出口32Aの内側(−Y方向)へ後退させる。
一方、塗布液Lを後退させないで、循環状態にある塗布液Lをそのまま基体14に塗布開始する比較例では、塗布開始端の膜厚が厚くなってしまう。また、塗布液Lを後退させないで、吐出状態にある塗布液Lをそのまま基体14への塗布終了する比較例では、塗布終了端の膜厚が厚くなってしまう。
これに対して、本実施形態では、前述のように、塗布液Lを基体14に塗布する塗布状態と、塗布液Lを循環させる循環状態とを切り替える際において、塗布液Lを吐出口32Aの内側(−Y方向)へ後退させるので、被塗布体に塗布された塗布液における塗布開始側及び塗布終了側の厚みが制御され、塗布液の厚み(塗布膜の膜厚)の均一性が確保される。
従って、本製造方法によれば、膜厚の均一性が確保された感光体層及び、当該感光体層が形成された感光体を得られる。
さらに、本実施形態では、図3及び図8(A)に示されるように、基体14の対向位置への到着前(基体14への塗布液Lの塗布前)に行う塗布液Lの吐出の停止を、吐出面32Mに塗布液Lの一部が残るように、実施する。すなわち、吐出面32Mに塗布液Lの一部が残っている状態から、図8(B)に示されるように、塗布液Lの基体14への塗布がなされる。このため、塗布液Lによる液溜り(ビード)が吐出面32M上に効率的に形成され、塗膜の塗布開始端の膜厚が薄くなることが抑制される。すなわち、塗布液Lの吐出から狙いの膜厚にするまでの時間が短縮される。
一方、図9(A)(B)に示されるように、吐出面32Mに塗布液Lの一部が残っていない状態から塗布液Lの塗布を行う比較例では、塗布液Lによる液溜り(ビード)が吐出面32M上に効率的に形成されず、塗布開始端の膜厚が薄くなってしまう。また、塗布液Lの吐出から狙いの膜厚にするまでの時間がかかってしまう。
さらに、本実施形態では、塗布液Lを基体14に塗布する塗布状態と、塗布液Lを循環させる循環状態と、当該塗布状態と当該循環状態とを切り替える際の吸引部44によって塗布液Lが吸引される状態を含め、供給ポンプ38が作動された状態が維持されるので、塗布液Lの吐出を停止してから塗布液Lを吐出させる復帰動作が速くなる。
さらに、本実施形態では、循環状態から塗布状態に切り替える際に、吸引部44のピストンシリンダ44Bが塗布液Lを押し出すので、塗布液Lによる液溜り(ビード)が吐出面32M上に効率的に形成される。このため、塗膜の塗布開始端の膜厚が薄くなることが抑制される。すなわち、塗布液Lの吐出から狙いの膜厚にするまでの時間が短縮される。
(変形例)
上記実施形態では、基体14及びスリットダイ32の両方が移動する構成となっていたが、これに限られない。すなわち、基体14及びスリットダイ32の少なくとも一方が移動すればよく、基体14が、スリットダイ32による塗布液Lの塗布がなされる位置(塗布位置)と、スリットダイ32による塗布液Lの塗布がなされない位置(非塗布位置)とにスリットダイ32に対して相対移動すればよい。
また、上記実施形態では、受け部39は、スリットダイ32の−X方向側及びX方向側に配置された一対で構成されていたが、図10に示されるように、受け部39がスリットダイ32の−X方向側又はX方向側の片側に設けられる構成であってもよい。この構成では、スリットダイ32の片側に設けられた受け部39が、戻り配管40と接続され、受け部39からの塗布液Lが貯留タンク34へ流入するようになっている。さらに、スリットダイ32の先端部は、受け部39が配置された側において、他方側よりも低く形成されている。これにより、受け部39側に塗布液Lが流れるようになっている。
また、上記実施形態では、塗布装置10は、基体14の軸方向に長さを有する吐出口32Aから塗布液を、基体14の周方向に沿って、略1周(略360°)分、塗布する構成となっていたが、これに限られず、塗布液Lを基体14に対してらせん状に塗布する構成であってもよい。らせん状に塗布する構成としては、例えば、フローコート法(例えば、特開2006−065171等)と、帯状塗膜(例えば、特開2013−075274等)がある。
また、上記の製造方法では、感光体の感光体層を製造する場合について説明したが、製造される膜体としては、環状のベルト(例えば、中間転写ベルト)などであってもよい。この場合では、基体14に形成された塗膜を基体14から取り外すことでベルトが製造される。
また、上記の製造方法では、回転工程(レべリング工程)を有していたが、これに限られない。例えば、製造物によっては継ぎ目部分において、ある程度のうねり(凹凸)が許容され、その場合では、回転工程(レべリング工程)を経ずに、製造物を製造してもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成しても良い。
10 塗布装置
14 基体(被塗布体の一例)
30 吐出ユニット(吐出部の一例)
32M 吐出面(水平面の一例)
38 供給ポンプ(送液部の一例)
44 吸引部(後退部の一例)
70 制御ユニット(制御部の一例)
L 塗布液(液の一例)

Claims (3)

  1. 上方に向けて液を吐出する吐出部と、
    該吐出部に対して塗布位置と非塗布位置に相対移動する被塗布体が非塗布位置にあるときに該吐出部から液を吐出し、該被塗布体が塗布位置に到着する前に該液の吐出を停止してから該塗布位置の被塗布体に液を吐出して塗布し、該被塗布体への液の塗布を終えてから該被塗布体が塗布位置より離れるまでの間、液の吐出を停止するように該吐出部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記吐出部は、
    前記液の吐出が停止される際を含めて、吐出口の内側から該吐出口に向けて送液する送液部と、
    前記液の吐出が停止されるように、前記送液部の送液力に対抗して前記液を前記吐出口の内側へ後退させる後退部と、
    を有する
    塗布装置。
  2. 前記吐出部の先端に水平面が形成されており、
    前記制御部は、
    前記被塗布体の塗布位置への到着前に行う前記液の吐出の停止を、前記水平面に前記液の一部が残るように実施する請求項1に記載の塗布装置。
  3. 請求項1又は2に記載の塗布装置を用いて被塗布体に液を塗布する塗布工程と、
    前記塗布工程で前記被塗布体に塗布された液を乾燥させる乾燥工程と、
    を有する膜体の製造方法。
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