JPH06190324A - 塗工装置 - Google Patents

塗工装置

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JPH06190324A
JPH06190324A JP4348134A JP34813492A JPH06190324A JP H06190324 A JPH06190324 A JP H06190324A JP 4348134 A JP4348134 A JP 4348134A JP 34813492 A JP34813492 A JP 34813492A JP H06190324 A JPH06190324 A JP H06190324A
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Yoshinari Yasui
義成 康井
Takashi Iwasaki
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    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗工剤を基材の幅方向に対して均一に塗工す
ることのできる塗工装置を提供する。 【構成】 走行している連続体状の基材14の表面に、
前記基材14の幅方向に延在するノズル16から塗工剤
14を吐出して塗工する塗工装置において、前記ノズル
16の長手方向に所定の間隔をもって複数の吐出孔19
を整列配置するとともに、前記ノズル16の基材14と
対向する先端部の少なくとも基材14の走行方向下流側
に前記複数の吐出孔19から基材14に吐出した塗工剤
を均一な塗膜厚さとする平滑面23を形成したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂、紙、布、金属等の
幅広の基材に、磁性液、写真感光液、塗料等の塗工剤を
塗工する塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、樹脂フィルム、紙、布、金属等
からなる連続体状の基材に、種々の塗工剤を連続的に塗
布するために各種の塗工装置が用いられている。
【0003】このような基材に塗工剤を塗布する塗工装
置としては、ロール型塗工装置、グラビア型塗工装置、
エクストルージョン型塗工装置等の多種多様の塗工装置
が用いられている。そして、本発明はエクストルージョ
ン型塗工装置のように、塗工剤を塗工ヘッドのスリット
から適宜な圧力にて吐出するようにした塗工装置を対象
としている。
【0004】この種の塗工装置は、例えば、幅0.5〜
3.0m程度の基材の幅に対応した塗工ヘッドを有して
おり、この塗工ヘッドのスリットから所望の塗工剤を適
宜な液圧をもって吐出させるとともに、走行している基
材に塗工ヘッドを押しつけるようにして塗工剤を基材に
塗布するようにしている。
【0005】ところで、このような塗工装置において
は、塗工ヘッドに形成されているスリットから塗工剤を
適宜な液圧をもって吐出するようにされているため、塗
工剤の粘性もあいまって前記スリットの長手方向の中央
部の間隔が両端部の間隔に対し大きくなり、結果として
基材に塗工される塗工剤の幅方向の膜厚が均一になら
ず、塗工膜の厚みむら等の塗工精度の低下を招くという
問題点があった。
【0006】このような問題点に対処するため、特開平
2−56272号公報に開示されているように、スリッ
トの間隔を調整可能とすることにより、塗工精度を向上
させる塗工装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開平2−56272号公報に開示されている従来の
塗工装置おいては、図9および図10に示すように、塗
工装置1は塗工剤の供給口2につながった液溜3を内部
に有するとともに、前記液溜3は基材4(図2)の幅に
対応した幅方向寸法Lを有しており、該幅方向に亘って
塗工剤を吐出するスリット5がバックブロック6とドク
ターブロック7とにより形成されている。そして、前記
ドクターブロック7の側面の外周壁には、ヨーク8およ
び該ヨーク8に取付けられた付勢調節部材であるねじ部
材9aを有する構造とされている。前記ヨーク8は、図
10に示すように、前記塗工装置1の外壁面に沿って設
けられており、前記先端部10に接近した作用部11に
おいてねじ11aにより固定されおり、かつ、前記先端
部10から最も離れたヨーク端部に前記作用部11へ力
を付与する調整部9が設けられている。この調整部9に
前記ねじ部材9aが配設されており、前記ねじ部材9a
の調節によって前記スリット5の間隙tの大きさを調整
できるようにされている。また、前記ヨーク8の上した
方向のほぼ中央部には、ねじ12aにより前記側壁に接
するように止められているが、前記作用部11とは異な
り前記ねじ12aは前記中央部分を必ずしもしっかりと
固定しなくてもよく、前記中央部分がテコ作用の支点と
なる支点部12にすべく位置決めする作用を有するよう
になっている。
【0008】したがって、塗工剤を吐出させるスリット
5の間隙tの大きさの調整の操作性を向上させることは
できるものの、スリット5の間隙tの長手方向(基材4
の幅方向)の大きさの調整は依然として必要であり、操
作性、メンテナンス性を低下させるだけでなく、塗工装
置1の構造の設計上の制約を与えるという問題点および
経済的負担を増加させる等の問題点があった。
【0009】また、塗工剤を加熱して塗工を行なうホッ
トメルト方式においては、バックブロック6およびドク
ターブロック7とが加熱されて変形しやすくなり、前記
間隙tがより変動しやすいという問題点があった。
【0010】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、前述した従来のものにおける問題点を克服し、
塗工剤を基材の幅方向に対して均一に塗工することので
きる塗工装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の本発明の塗工装置は、走行してい
る連続体状の基材の表面に、前記基材の幅方向に延在す
るノズルから塗工剤を吐出して塗工する塗工装置におい
て、前記ノズルの長手方向に所定の間隔をもって複数の
吐出孔を整列配置するとともに、前記ノズルの先端部に
前記複数の吐出孔から吐出する塗工剤を基材の幅方向に
平滑にする平滑面を形成したことを特徴としている。
【0012】そして、請求項2に記載の本発明の塗工装
置は、請求項1において、前記複数の吐出孔を多列配置
し、走行している連続体状の基材の表面に複数の塗工剤
を重畳塗工可能とすることを特徴としている。
【0013】
【作用】前述した構成からなる本発明の塗工装置によれ
ば、塗工剤をノズルの長手方向に所定の間隔をもって整
列配置した複数の吐出孔から基材に吐出させ、基材に吐
出した塗工剤を、平滑面をもって基材の幅方向に対して
均一に塗工させることができる。つまり、長手方向の長
さ寸法の短い複数の吐出孔から塗工剤を吐出させるの
で、吐出孔の変形を確実に防止することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図8につい
て説明する。
【0015】図1は本発明に係る塗工装置の第1実施例
の要部を示す斜視図であり、図2は図1を基材の走行方
向に切断した要部を示す縦断面図である。
【0016】図1および図2に示すように、本実施例の
塗工装置13は、幅広の適宜な連続体状の基材14と対
向する先端が楔状にすぼまった略直方体形状に形成され
ており、基材14の図において矢印にて示す走行方向と
直交する方向(基材の幅方向)に本体15の長手方向が
延在するように配置される。そして、本体15の基材1
4と対向する先端は、所望の塗工剤を基材14に塗工す
るノズル16とされている。さらに、本体15内には、
図示しない適宜な塗工剤供給孔に連通する略円筒形状の
液溜17を有している。この液溜17は、本体15の長
手方向に延在するように形成されているとともに、走行
する基材14の幅に対応する長さ寸法とされている。
【0017】また、前記液溜17には、長手方向に亘っ
て塗工剤をノズル16の先端に向かって供給するスリッ
ト状の連通溝18が設けられ、連通溝18の末端に塗工
剤を吐出する適宜な形状の複数の吐出孔19がバックブ
ロック20およびドクターブロック21から形成される
対向面に設けられている。そして、各吐出孔19はノズ
ル16の長手方向に所定の間隔S、例えば1mm以下の
間隔をもって整列配置されている。なお、前記連通溝1
8および各吐出孔19は、バックブロック20およびド
クターブロック21の何れか一方の対向面に形成しても
よく、特に、本実施例に限定されるものではない。ま
た、各吐出孔19の塗工剤の流動方向の長さ寸法は10
mm未満の短い寸法としてもよく、特に、本実施例の形
状に限定されるものではない。
【0018】前記基材14と対向するノズル16の先端
面22の基材14の少なくとも走行方向下流側に位置す
るドクターブロック21側の先端面22aには、前記複
数の吐出孔19から基材14に向かって吐出した塗工剤
を基材14の幅方向に均一な塗膜厚さとする平坦な適宜
な長さの平滑面23が形成されている。
【0019】前記バックブロック20およびドクターブ
ロック21の相互に対向する面は、接合あるいは締結な
どにより相互に強固に固着されており、本体15の長手
方向両端部には、塗工剤の漏洩を確実に防止するように
して適宜な端部材24が固着されている。
【0020】なお、各部の形状は、液溜17に供給され
た塗工剤を連通溝18を介して複数の吐出孔19から基
材14に向かって吐出させる形状であれば、特に、本実
施例の形状に限定されるものではない。
【0021】また、前記連通溝18の適宜な位置に、バ
ックブロック20とドクターブロック21とを固着させ
る図示しない適宜な形状の受座部を設けてもよい。
【0022】また、本実施例の塗工装置の本体15は、
加工を容易にするためにバックブロック20とドクター
ブロック21とに分割したが、一体であってもよい。な
お、本体15を一体とする場合の各吐出孔19および連
通溝18などは、ケミカルエッチング、放電加工などの
各種の適宜な加工方法により形成するとよい。
【0023】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について図1から図3により説明する。
【0024】図3は塗工状態を説明する説明図である。
【0025】まず、基材14は図示しない適宜な方法に
より、図において矢印にて示す走行方向に所定速度で走
行される。また、塗工装置13においては、図示しない
ポンプ等の適宜な供給手段により本体15内の液溜17
内に塗工剤25(図3)が供給される。
【0026】つぎに、本体15の液溜17内に供給され
た塗工剤25は、図3に示すように、連通溝18を介し
て各吐出孔19から基材14に向かって吐出され、基材
14に塗工が施される。
【0027】また、各吐出孔19から基材14に向かっ
て吐出された塗工剤25は、次第に拡散するとともに、
基材14の走行によりノズル16の先端面22の基材1
4の走行方向下流側に位置するドクターブロック21側
に設けられた平滑面23を通過するときに、この平滑面
23と塗工剤25の表面張力とあいまって、容易にスム
ージングされ基材14の幅方向に均一な厚さの塗膜26
が形成される。
【0028】なお、前記複数の吐出孔19の相互に隣位
する間隔S(図1)を短くすると、各吐出孔19から吐
出する塗工剤25は、吐出孔19から吐出する瞬間の圧
力損失によって流路の断面積が広がり、各吐出孔19か
ら吐出する塗工剤25を本体15の長手方向につながっ
た一つの流れとすることができる。
【0029】このような構成の本実施例の塗工装置13
によれば、塗工剤25を基材14に吐出する吐出孔19
は、従来の長手方向に長いスリット5と異なり、長手方
向の長さ寸法の短い、いわゆるハーモニカの様に形成さ
れた複数の吐出孔19とされているので、塗工剤25が
各吐出孔19から吐出される場合に、塗工剤25の液圧
などにより、吐出孔19を塗工剤25の流路方向と直交
する方向に拡径する変形力に容易に抗することができ
る。すなわち、吐出孔19の変形を確実に防止すること
ができる。
【0030】さらに、塗工剤25を複数の吐出孔19か
ら吐出するようにしているので、従来より圧力損失を小
さくすることができ、塗工剤25の吐出量を一定量に保
持することが容易となる。
【0031】また、塗工剤25を複数の吐出孔19から
吐出するようにして圧力損失を小さくすることができる
ので、各吐出孔19の加工精度を緩くし、加工時間を少
なくしたり品質管理の手間を少なくすることができ経済
的負担を低減させることが可能である。
【0032】したがって、従来の塗工装置1と異なり、
各吐出孔19の調整操作を施すことなく高品位の塗工品
質を得ることができる。
【0033】このように本実施例においては、吐出孔1
9が全く変形しない機構であるために、ホットメルト方
式においても従来のような間隙tが変動する問題点が発
生することが皆無となる。したがって、ゼラチン質の塗
工剤や、UV塗工剤、EV塗工剤等の無溶剤の塗工剤等
のように加熱が必要な塗工剤を、ホットメルト方式によ
り極めて良好に塗工することができる。
【0034】また、前記実施例においては、基材14の
塗工装置13と対面していない上面を自由状態とさせて
いるが、当該上面にバックアップロール(図示せず)を
配設して塗工する場合にも、前記と同様な良好な塗工を
施すことができる。
【0035】なお、このような構成の本実施例の塗工装
置13によれば、従来のギャップクリアランス精度を保
つために設けていた調整機構としての図示しないストッ
パが不要となる。
【0036】図4は本発明に係る塗工装置の第2実施例
を示す縦断面図である。
【0037】本実施例の塗工装置13aは、基材14の
走行方向下流側に位置する平滑面23を有する先端面2
2aに対して、基材14の走行方向上流側に位置する先
端面22bを図において下方に配置している。その他の
構成は前述した第1実施例と同様である。
【0038】このような構成の本実施例の塗工装置13
aによっても前述した第1実施例と同様な効果を奏する
とともに、基材14の走行方向上流側の先端面22bと
基材14の走行方向下流側の先端面22aとの段差部2
7に、塗工剤25の貯留部28が形成され、塗工剤25
の基材14に対する塗工性を安定させることができる。
【0039】図5は本発明に係る塗工装置の第3実施例
を示す縦断面図である。
【0040】本実施例の塗工装置13bは、連通溝18
内の吐出孔19との接続部近傍に、本体15の長手方向
に延在する適宜な形状の緩衝溝29を設けたものであ
る。その他の構成は前述した第1実施例と同様である。
なお、緩衝溝29は連通溝18の両側に形成してもよ
く、特に、本実施例に限定されるものではない。
【0041】このような構成の本実施例の塗工装置13
bによっても前述した第1実施例と同様な効果を奏する
とともに、緩衝溝29がアキュームレータとなり連通溝
18を流動する塗工剤25の液圧の脈動を吸収し、各吐
出孔19から基材14に向かって吐出する塗工剤25の
液圧を均一、かつ、安定とすることができる。
【0042】図6は本発明に係る塗工装置の第4実施例
を示す縦断面図である。
【0043】本実施例の塗工装置13cは、基材14と
対向する本体15のノズル16の先端面22に基材14
の幅方向に延在する適宜な凹溝30が設けられており、
この凹溝30の底部30aに複数の吐出孔19を形成し
たものである。その他の構成は前述した第1実施例と同
様である。
【0044】このような構成の本実施例の塗工装置13
cによっても前述した第1実施例と同様な効果を奏する
とともに、凹溝30に前記第2実施例とほぼ同様の塗工
剤25の貯留部28aが形成され、塗工剤25の基材1
4に対する塗工性を安定させることができる。
【0045】図7は本発明に係る塗工装置の第5実施例
を示す縦断面図である。
【0046】本実施例の塗工装置13dは、例えば多層
構造の磁気テープ等のように、幅広の適宜な連続体状の
基材14の表面に2層の複数の塗工剤25a、25bを
塗工するものである。
【0047】本実施例の塗工装置13dの本体15は、
基材14の走行方向上流側から順に、バックブロック2
0、センターブロック31、ドクターブロック21が配
置され、バックブロック20とセンターブロック31と
の間に所望の第1の塗工剤25aを基材14に塗工する
ための第1実施例と同様の第1液溜17a、第1連通溝
18a、複数の第1吐出孔19aが形成され、センター
ブロック31とドクターブロック21との間に所望の第
2の塗工剤25bを第1の塗工剤25aに重畳させて基
材14に塗工するための第1実施例と同様の第2液溜1
7b、第2連通溝18b、複数の第2吐出孔19bが形
成されている。そして、センターブロック31の基材1
4と対向する先端面22に第1の塗工剤25aを基材1
4の幅方向に均一な塗膜26aとする第1平滑面23a
が形成され、ドクターブロック21の基材14と対向す
る先端面22に第2の塗工剤25bを基材14の幅方向
に均一な塗膜とする第2平滑面23bが形成されてい
る。前記バックブロック20およびセンターブロック3
1ならびにドクターブロック21の相互に対向する各面
は、前述した第1実施例と同様に接合あるいは締結など
により相互に強固に固着されている。その他の構成は前
述した第1実施例と同様である。つまり、第1実施例の
本体15の長手方向に整列配置した複数の吐出孔19
を、多列配置させることにより基材14に対する多層コ
ーティングを簡単に施すことができるようになされてい
る。
【0048】本実施例の塗工装置13dによれば、第1
液溜17aに供給された第1の塗工剤25aは、第1連
通溝18aを介して各第1吐出孔19aから基材14に
向かって吐出される。そして、基材14に塗工された第
1の塗工剤25aは、基材14の走行によりセンターブ
ロック31の第1平滑面23aを通過するときに、第1
平滑面23aにより容易にスムージングされ基材14の
幅方向に均一な第1塗膜26aが形成される。さらに、
第1の塗工剤25aが塗工された基材14の表面に対し
て、第2液溜17bに供給された第2の塗工剤25b
が、第2連通溝18bを介して各第2吐出孔19bから
吐出される。また、第1の塗工剤25aの表面に対して
塗工された第2の塗工剤25bは、基材14の走行によ
りドクターブロック21の第2平滑面23bを通過する
ときに、第2平滑面23bにより容易にスムージングさ
れ基材14の幅方向に均一な第2塗膜26bが形成さ
れ、基材14の表面に第1の塗工剤25aと第2の塗工
剤25bとが重畳した2層構造が形成されるようになっ
ている。また、このような構成の塗工装置13dによっ
ても前述した第1実施例と同様な効果を奏する。
【0049】また、本発明の塗工装置13は、図8に示
すように、グラビア型塗工装置32等の塗工剤供給装置
として適用することができる。
【0050】さらに、本発明の塗工装置13は、カーテ
ン塗工方法の塗工装置に適用することもできる。
【0051】なお、本発明は、前記各実施例に限定され
るものではなく、例えば各実施例の構成を組み合わせた
ものとしてもよく、必要に応じて各種の変更を施すこと
ができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の塗工装置に
よれば、長手方向の長さ寸法の短い複数の吐出孔から塗
工剤を吐出させるので、吐出孔の変形を確実に防止する
ことができ、塗工幅を小さく制限する必要がなく、幅広
の塗工を施すことができ、しかも均一な膜厚を有する高
品位の塗工を施すことができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗工装置の第1実施例の要部を示
す斜視図
【図2】図1を基材の走行方向に切断した要部を示す縦
断面図
【図3】塗工状態を説明する説明図
【図4】本発明に係る塗工装置の第2実施例の要部を示
す縦断面図
【図5】本発明に係る塗工装置の第3実施例の要部を示
す縦断面図
【図6】本発明に係る塗工装置の第4実施例の要部を示
す縦断面図
【図7】本発明に係る塗工装置の第5実施例の要部を示
す縦断面図
【図8】本発明に係る塗工装置をグラビア型塗工装置の
塗工剤供給装置として適用した実施例を示す概略図
【図9】従来の塗工装置の要部を示す一部切断斜視図
【図10】図9を基材の走行方向に切断した要部を示す
縦断面図
【符号の説明】
13、13a、13b,13c,13d 塗工装置 14 基材 15 本体 16 ノズル 17 液溜 18 連通溝 19 吐出孔 20 バックブロック 21 ドクターブロック 22、22a、22b 先端面 23、23a、23b 平滑面 24 端部材 25,25a,25b 塗工剤 26,26a,26b 塗膜 27 段差部 28 貯留部 29 緩衝溝 30 凹溝 30a 底部 31 センターブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行している連続体状の基材の表面に、
    前記基材の幅方向に延在するノズルから塗工剤を吐出し
    て塗工する塗工装置において、前記ノズルの長手方向に
    所定の間隔をもって複数の吐出孔を整列配置するととも
    に、前記ノズルの基材と対向する先端部の少なくとも基
    材の走行方向下流側に前記複数の吐出孔から基材に吐出
    した塗工剤を均一な塗膜厚さとする平滑面を形成したこ
    とを特徴とする塗工装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の吐出孔を多列配置し、走行し
    ている連続体状の基材の表面に複数の塗工剤を重畳塗工
    可能とすることを特徴とする請求項1に記載の塗工装
    置。
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