JPH01241021A - 塗布装置 - Google Patents

塗布装置

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Publication number
JPH01241021A
JPH01241021A JP6855388A JP6855388A JPH01241021A JP H01241021 A JPH01241021 A JP H01241021A JP 6855388 A JP6855388 A JP 6855388A JP 6855388 A JP6855388 A JP 6855388A JP H01241021 A JPH01241021 A JP H01241021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
opening
nozzle
reservoir
die body
Prior art date
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Pending
Application number
JP6855388A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Naka
裕之 中
Takashi Ichiyanagi
一柳 高畤
Masato Mitani
真人 三谷
Keigo Watanabe
渡辺 恵吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6855388A priority Critical patent/JPH01241021A/ja
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、薄膜状のウェブ等に液状塗膜を形成する塗布
装置に関するものである。
従来の技術 磁気テープの塗布工程を例に説明する。数10μm厚程
度0薄板状長幅ウェブに、厚さ数10μm以下で塗液を
均一に塗布する技術に関して、グラビア塗工方式が代表
例として挙げられる。本方式は、無数の凹状微小溝を回
転ロール表面上に形成し、回転ロール面の周方向回転移
動に伴い、凹溝への塗料供給、計量、ウェブへの転写を
連続的に行い、最終的に塗膜表面をスムージングするも
のである。本方式の最大塗工速度は、回転ロール上の塗
液が遠心力で飛散する限界から200〜250m/mi
Rとされている。一方、最近の量産合理化のニーズから
、ノズルから直接塗液をウェブに塗膜つけるダイ方式が
採用されるに至り、塗工限界も400m/m以上にまで
向上できることが判明しており、今後、ダイ方式による
塗工へのニーズはますます高まる傾向にある。
発明が解決しようとする課題 磁気テープに代表される様に、溶媒で希釈した溶液を用
いる時、その乾燥過程において、塗膜の固化に伴う、大
幅な体積収縮が生じる。通率、体積収縮は、塗液や溶媒
の種類にもよるが、膜厚変化量換算で約Z〜1/20 
程度にまで低下する。この時の収縮・固化現象を簡単に
説明する。ウェブとの接合面上の塗液は、流体力学で言
うNo−3lip条件を満足し動かないことから、見掛
は上置化が無く、これを補う形で、接合面より上部の自
由流体が収縮に伴って流動し、最終的な塗膜分布形状を
決定する。この時の塗料の動きを模式化して第4図に示
す。塗膜の端部エツジ(A部)に若干のダレを生じる。
但し、1はウェブの一部、2は塗工直後の塗料形状、3
は乾燥後の塗料形状を示す。
一方、ダイ塗工方式に代表される様に、ノズル状の塗料
噴出部から一定流量の塗液を、走行するウェブ上に連続
塗布した時に注目する0ウエブ上に形成された塗膜は、
先に示したと同様に、ノズル壁でのNo−3lip条件
から、第3図に例示する様に、流速分布a及び生成塗膜
断面形状すが最初から不均一な分布を有しており、ノズ
ルのコーナー部では流量が著しく低下する。従ってこの
場合、乾燥工程を終えた塗膜は、第4図に示したよυ更
に端部エツジのダレ現象が顕著となる。
ウェブ上生成膜の均一性を特に重要視する塗工製膜にお
いては、上記のエツジのダレ現象は、塗膜の品質安定性
を低下させるばかシでなく、歩留υ率の低下につながる
◇更に、ウェブ全幅に対し、これを喀均等に分割して間
隔を設け、縞状に連続塗布する、いわゆるストライプ状
の塗工に際しては、−組の塗膜幅が狭いため、両エツジ
からのダレに伴う膜厚均一性の劣化は致命的となる。
本発明は上記の問題点を解決するもので、ダイのノズル
の断面形状を合理的に設定することにょシ、コーナー部
での流出不足を回避し、乾燥後の塗膜のエツジダレを大
幅改善し、均質な塗膜を実現し、ストライプ状塗工をも
安定に実現する塗布装置を提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために本発明の塗布装置は、ブロ
ック状のダイ本体と、前記ダイ本体の一側面から突出し
て設けられたブロック状のノズルと、前記ノズルの先端
部に設けられ、略矩形状断面を有する開口部と、前記ダ
イ本体に設けられた塗料溜りと、前記開口部と前記塗料
溜りを流体的に導通ずる略薄肉平板状の空隙から成る流
れ溝と、前記塗料溜りに対しダイ本体の外部とを流体的
に導通する塗料供給口とから成シ、前記開口部において
コーナー部で局所的に開口面積を増加せしめたものであ
る。
作   用 上記した構成によって、ノズルを通じて吐出される装置
は、開口部内壁における流体摩擦によるコーナー部での
局所的流出不足を回避し、従ってウェブ上に均一な膜厚
の塗膜を形成し、エツジの立った良品質の塗膜を安定的
に塗布することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における塗布装置のノズ
ル吐出口の形状を示す斜視図である。11はダイ本体、
12はダイ本体の先端部に位置するノズルである013
はノズル内に設けられた開口部で、エツジ部の開口断面
積を局部的に大きくしである。15はダイ本体11内に
設けられた塗料溜り、16はダイ本体11中に設けられ
、塗料溜シ16と連通した塗料供給口、14は開口部1
3と塗料溜シ16とを連通し、主流れと垂直な面内の断
面形状が、開口部13のそれと路間−に設定された流れ
溝である。また、17は前記のダイ本体11の開口部1
3に軟接触し、開口部13に対し一定の相対速度で摺動
するウェブである。
上記の様に構成された塗布装置の動作について更に詳細
に説明する。別の供給手段(図示せず)から送られて来
た塗材は、塗料供給口16を通じてダイ本体11内の塗
料溜シ16へ一旦蓄えられ、それに応じて流速分布の片
寄りが平均化されサージング作用を受ける。更に供給が
続くと、塗料溜シラ5内の流体圧が上昇し、開口部13
に通ずる流れ溝14中の流体抵抗を越えるとき、開口部
からの塗料噴出が生じる。吐出流量は、塗料供給量に依
存して変化する。第2図は本発明の塗布装置の開口部1
3の断面形状を適用した場合の塗料吐出の流速分布a、
及びウェブ上への生成塗膜断面形状すを、第3図の従来
例による場合者a、bと夫々比較して示す。
今回の比較検討には、汎用流体解析ソフト、英CHAM
社のrP)(OEMIC3J  を用いた。粘度0.5
poise、ギャップG=50μとした時の数値解析結
果を例示する0従来例(第3図)の開口部では、X方向
の塗料吐出流量分布が壁面から測って約0.2 m以内
の領域において、吐出流量が平均値を下回っている。そ
れに対し、本発明の開口部(図2a)では、吐出流量低
下は、壁面から約0.04jll鯛ま1えられ、吐出の
均一化に対して大幅な改善が図られていることが分る。
エツジにおけるY方向断面の切り込み量δは、概ねギャ
ップ量Gの%倍以上〜約1.5倍までが望ましい。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第1の実施例と異なる点は、前記第1図の流れ溝14か
ら開口部13にかけて、塗料が流出する流路壁に、テフ
ロンコート等に代表される、すべり壁層を設ける点であ
る。塗料と壁とのすべり抵抗が減少することによって、
従来壁部で顕著となっていた流速の急激な低下による塗
料噴出ムラを大幅に低減できる。また、一定流量を噴出
せしめるに必要な塗料溜シ部の圧力を低く設定できる等
のメリットを有している。
発明の効果 以上の様に、本発明はノズル開口部の断面形状をコーナ
ー部で局所的に増加させたので、コーナー部での流出不
足を解消して塗料を均一かつ安定に塗布することができ
る。
又、内壁をすベシ壁で構成することによシー層流速分布
を均一にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における塗布装置の斜視
図、第2図は同実施例の塗料吐出特性の説明図、第3図
は従来例の塗料吐出特性の説明図、第4図はウェブ上塗
料の乾燥による変化の説明図である。 11・・・・・・ダイ本体、12・・・・・・ノズル、
13・・・・・・開口部、14・・・・・・流れ溝、1
5・・・・・・塗料溜り、16・・・・・・塗料供給口
、17・・・・・・ウェブ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブロック状のダイ本体と、前記ダイ本体の一側面
    から突出して設けられたブロック状のノズルと、前記ノ
    ズルの先端部に設けられ、略矩形状断面を有する開口部
    と、前記ダイ本体に設けられた塗料溜りと、前記開口部
    と前記塗料溜りを流体的に導通する略薄肉平板状の空隙
    から成る流れ溝と、前記塗料溜りに対しダイ本体の外郭
    とを流体的に導通する塗料供給口とから成り、前記開口
    部においてコーナー部で局所的に開口面積を増加せしめ
    た塗布装置。
  2. (2)前記開口部又は流れ溝の内壁をすべり壁で構成し
    た請求項1記載の塗布装置。
JP6855388A 1988-03-22 1988-03-22 塗布装置 Pending JPH01241021A (ja)

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JP6855388A JPH01241021A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 塗布装置

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JP6855388A JPH01241021A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 塗布装置

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JPH01241021A true JPH01241021A (ja) 1989-09-26

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ID=13377068

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JP6855388A Pending JPH01241021A (ja) 1988-03-22 1988-03-22 塗布装置

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