JPH09266515A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09266515A
JPH09266515A JP8095845A JP9584596A JPH09266515A JP H09266515 A JPH09266515 A JP H09266515A JP 8095845 A JP8095845 A JP 8095845A JP 9584596 A JP9584596 A JP 9584596A JP H09266515 A JPH09266515 A JP H09266515A
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JP
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JP8095845A
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Takashi Mama
孝 真間
Tetsuya Kimura
鉄也 木村
Kenji Yamakawa
健志 山川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像読み取りの際に発生する振動により、画像
品質低下する場合があった。そこで、画像読み取りの際
に画像書き込みによる振動が発生することを防止する。 【解決手段】モード切換手段401は原稿から読み取っ
た画像データを一旦メモリ41記憶し原稿の読み取りが
終了した後にメモリ41記憶した画像データを読み出し
て感光体を露光する複写モードと原稿から読み取った画
像データを記憶せずに読み取った画像データを用いて直
接感光体を露光する複写モードとの切り換えをユーザの
選択に応じて行い、精密画像を読み取る際に振動が発生
することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は原稿から読み取っ
た画像情報を基に感光体上に画像を形成する画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機は、例えば自動原稿送り
装置、画像読取装置及びプリンタ装置を備え、通常は画
像の読み取り処理と印刷処理をほぼ同時に行なってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリン
タ装置では、転写紙の搬送や作像プロセスの過程におい
て種々の振動や衝撃が発生する。例えば、振動として
は、感光体ドラムや各種ローラ等を駆動する駆動系から
の振動が、また、衝撃としては、駆動系にて各々のロー
ラなどに駆動を伝達するためにクラッチがONされたと
き及びブレード又は廃トナータンクが揺動しプリンタ装
置の側板に当たることにより発生する衝撃がある。この
振動や衝撃により画像読取装置内のミラー、レンズ、C
CDセンサ等が揺れることにより原稿の画像読取位置が
ずれ、画像を劣化させるという問題が発生する。また、
この振動及び衝撃により原稿の画像読取位置がずれた
り、読み取り倍率及び読み取り密度により転写紙上の画
像の乱れが生じたりする。ここで、図8(a)〜図8
(c)にそれぞれ原稿の画像例、等倍での複写画像の
例、300%での拡大画像の例を示す。例えば、図8
(b)に示す等倍画像の例ではプリンタ装置からの衝撃
による画像の乱れのみが現れているのに対し、図8
(c)に示す拡大画像の例ではプリンタ装置からの振動
と衝撃の両者による画像の乱れがみられる。
【0004】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、形成した画像の劣化防止を図ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、ユーザの選択に応じて複写モードを原稿から読
み取った画像データを一旦記憶し記憶した画像データを
読み出して感光体を露光するモードと原稿から読み取っ
た画像データを記憶せずに読み取った画像データを用い
て直接感光体を露光するモードの間で切り換えて、画像
読み取りの際に振動等が発生し画像が劣化することを防
止する。
【0006】また、原稿の読み取り条件に応じて複写モ
ードを原稿から読み取った画像情報を一旦記憶した後に
記憶した画像情報を読み出して感光体を露光するモード
と原稿から読み取った画像情報を記憶せずに読み取った
画像データを用いて直接感光体を露光するモードの間で
切り換えて、画像読み取りの際に振動等が発生し画像が
劣化することを防止する。
【0007】さらに、画像読み取り倍率に応じて複写モ
ードを原稿から読み取った画像情報を一旦記憶した後に
記憶した画像情報を読み出して感光体を露光するモード
と原稿から読み取った画像情報を記憶せずに読み取った
画像データを用いて直接感光体を露光するモードの間で
切り換えて、プリンタ装置からの振動及び衝撃による画
像の乱れが発生することを防止する。
【0008】また、原稿の読み取り密度に応じて複写モ
ード原稿から読み取った画像情報を一旦記憶した後に記
憶した画像情報を読み出して感光体を露光するモードと
原稿から読み取った画像情報を記憶せずに読み取った画
像データを用いて直接感光体を露光するモードの間で切
り換えて、プリンタ装置からの振動及び衝撃による画像
の乱れが発生することを防止する。
【0009】さらに、複写モードが原稿から読み取った
画像情報を一旦記憶した後に記憶した画像情報を読み出
して感光体を露光するモードか原稿から読み取った画像
情報を記憶せずに読み取った画像データを用いて直接感
光体を露光するモードかに応じて画像形成条件を変更し
て、消費電力を低減する。
【0010】さらに、複写モードが原稿から読み取った
画像情報を一旦記憶した後に記憶した画像情報を読み出
して感光体を露光するモードか原稿から読み取った画像
情報を記憶せずに読み取った画像データを用いて直接感
光体を露光するモードかに応じて感光体を露光するとき
の偏光条件を変更する。
【0011】また、複写モードが原稿から読み取った画
像情報を一旦記憶した後に記憶した画像情報を読み出し
て感光体を露光するモードか原稿から読み取った画像情
報を記憶せずに読み取った画像データを用いて直接感光
体を露光するモードかに応じて画像を定着する温度を変
更する。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は、例え
ばデジタル複写機等のように原稿から画像情報を読み取
り、読み取った画像情報を用いて感光体を露光し画像を
形成するものである。
【0013】画像形成装置は、例えば自動原稿送り装
置、画像読取装置及びプリンタ装置を備える。自動原稿
送り装置はセットされた原稿を1枚ずつコンタクトガラ
ス上に搬送し、複写終了後にコンタクトガラス上の原稿
を排出する。画像読取装置は、光源部と第1ミラーとを
装備した第1キャリッジと、第2ミラー及び第3ミラー
を装備した第2キャリッジとCCDセンサを有する。第
1キャリッジが一定の速度で往動し、第2キャリッジが
第1キャリッジの1/2の速度で第1キャリッジに追従
して往動することによりコンタクトガラス上の原稿を光
学的に走査し、コンタクトガラス上の原稿からの反射光
像を第1ミラー、第2ミラー、第3ミラー、色フィルタ
及びレンズを介してCCDセンサ上に結像する。CCD
センサは原稿の反射光像を光電変換してアナログ画像信
号を出力し原稿の読み取りを行う。
【0014】プリンタ装置は、感光体、帯電装置、レー
ザービーム走査装置、現像装置、給紙装置、転写装置、
分離装置、定着装置、クリーニング装置、主制御部及び
画像記憶部を有する。感光体は、例えばメインモータか
らの駆動力により回転運動をする。帯電装置は回転する
感光体を均一に帯電する。レーザービーム走査装置は画
像処理が施されたデジタル画像信号を基に画像露光を行
い、感光体上に静電潜像を形成する。現像装置は感光体
上の静電潜像を現像する。給紙装置は感光体上の画像形
成とタイミングを合わせ転写紙を送出する。転写装置は
感光体上に形成された潜像を転写紙上に転写する。分離
装置は転写紙を感光体から分離する。定着装置は転写紙
上の画像を定着した後にトレイ上に排出する。クリーニ
ング装置は転写紙分離後の感光体をクリーニングして残
留トナーを除去する。
【0015】主制御部は、例えばモード切換手段を有す
る。モード切換手段はユーザの選択に応じて複写モード
を原稿から読み取った画像データを一旦画像記憶部に記
憶し記憶した画像情報を読み出して感光体を露光するモ
ードと原稿から読み取った画像情報を記憶せずに読み取
った画像データを用いて直接感光体を露光するモードの
間で切り換える。これにより、画像劣化が激しいことが
予想される場合には画像情報を一旦記憶した後に振動な
どが収まってから画像を形成するようにして、画像読み
取りの際に発生した振動等により画像が劣化することを
防止することができる。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の画像形成装置の
構成図である。図に示すように、画像形成装置は自動原
稿送り装置1、画像読取装置2及びプリンタ装置3を備
える。自動原稿送り装置1は原稿台12上にセットされ
た原稿を1枚ずつコンタクトガラス11上に搬送し、複
写終了後にコンタクトガラス11上の原稿を排出する。
画像読取装置2は、図1及び図2に示すように第1キャ
リッジ21、第2キャリッジ22、色フィルタ23、レ
ンズ24、CCDセンサ25、ビデオ信号制御部26及
び画像処理部27を備える。第1キャリッジ21は光源
部211と第1ミラーと212を備え、スキャナモータ
282からの駆動力により一定速度でコンタクトガラス
11上の原稿を走査する。第2キャリッジ22は第2ミ
ラー221及び第3ミラー222を備え、第1キャリッ
ジの半分の速度で移動し、コンタクトガラス11上の原
稿からの反射光像を第1ミラー212、第2ミラー22
1、第3ミラー222、色フィルタ23及びレンズ24
を介してCCDセンサ25上に結像する。CCDセンサ
25は原稿の反射光像を光電変換してアナログ画像信号
を出力する。ビデオ信号制御部26はアナログ画像信号
をデジタル画像信号に変換した後、シェーディング補正
等の処理を行う。画像処理部27はビデオ信号制御部2
6からのデジタル画像信号に対してガンマ補正、階調処
理、変倍処理等の処理を行う。
【0017】プリンタ装置3は、感光体31、帯電装置
32、レーザービーム走査装置33、現像装置34、給
紙装置35a〜35c、転写装置36、分離装置37、
定着装置38、クリーニング装置39を有する。感光体
31はメインモータ44からの駆動力により回転運動を
する。帯電装置32は回転する感光体31を均一に帯電
する。レーザービーム走査装置33はLD制御部33
1、レーザ光源部332、ポリゴンモータ制御部333
及びポリゴンモータ334を備え、画像処理が施された
デジタル画像信号を基に画像露光を行い、感光体31上
に静電潜像を形成する。現像装置34は感光体31上の
静電潜像を現像する。給紙装置35a〜35cは感光体
31上の画像形成とタイミングを合わせ転写紙を送出す
る。転写装置36は感光体31上に形成された潜像を転
写紙上に転写する。分離装置37は転写紙を感光体31
から分離する。定着装置38は定着ユニットヒータ38
1により転写紙上の画像を定着する。クリーニング装置
39は転写紙分離後の感光体31をクリーニングして残
留トナーを除去する。
【0018】また、画像形成装置は、主制御部40、メ
モリ41、ベースエンジン制御部42及び操作表示部4
3を有する。主制御部40は、モード切換手段401を
備える。モード切換手段401はユーザの選択に応じて
複写モードを高品位モードと通常品位モードとの間で切
り換える。ここで、高品位モードとは原稿から読み取っ
た画像情報を一旦メモリ41に記憶し、記憶した画像情
報を読み出して感光体31を露光するモードである。ま
た、通常品位モードとは原稿から読み取った画像情報を
記憶せずに、原稿から読み取った画像データを用いて直
接感光体31を露光するモードであり、この実施例にお
いては写真モードを含む。メモリ41は画像読取装置2
が読み取り、画像処理した画像データを記憶する。ベー
スエンジン制御部42はプリンタ装置3のメインモータ
44並びにび各クラッチ45のオンオフ制御及び定着ユ
ニットヒータ381の温度制御をする。また、ベースエ
ンジン制御部42は主制御部40にタイミング信号を送
る。操作表示部43は、例えば図3に示すように高品位
モードの設定を入力するスイッチ431等を備え、プリ
ント枚数、転写紙サイズ、画質モード、変倍率等の設定
情報を入力する。
【0019】上記構成の画像形成装置で画像を複写する
場合の動作を、図4のフローチャートを参照して説明す
る。
【0020】ユーザが原稿を原稿台12にセットし複写
開始の指示を入力すると、自動原稿送り装置1は原稿台
12にセットされた原稿を1枚ずつコンタクトガラス1
1上に搬送する。画像読取装置2は第1キャリッジ21
及び第2キャリッジを移動しコンタクトガラス11上の
原稿から反射光をCCDセンサ25上に結像し、CCD
センサ25はコンタクトガラス11上の原稿の画像を読
み取る(ステップS1)。ビデオ信号制御部26はCC
Dセンサ25が読み取ったアナログ画像信号をデジタル
画像信号に変換した後、シェーディング補正等の処理を
行う。画像処理部27はビデオ信号制御部26からのデ
ジタル画像信号に対してガンマ補正、階調処理、変倍処
理等の処理を行う(ステップS2)。
【0021】主制御部40のモード切換手段401は設
定されている複写モードが通常品位モードであるか又は
高品位モードであるかを調べ(ステップS3)、主制御
部40は通常品位モードが設定されている場合は、図5
のタイミングチャートに示すように画像処理部27が画
像処理した画像データを基に画像形成処理を行うように
プリンタ装置3を制御し(ステップS4)、画像の複写
が完了するまで上記処理(ステップS1〜S4)を繰り
返す(ステップS5)。
【0022】主制御部40のモード切換手段401は高
品位モードが設定されている場合は、図6のタイミング
チャートに示すように主制御部40は画像処理部27が
画像処理した画像データを一旦メモリ41に記憶し(ス
テップS6)、画像読み取りが完了するまで上記処理
(ステップS1〜S3,S6)を繰り返して、画像読取
装置2による原稿走査が行われている間(SFGATEがオン
である間)はプリンタ装置3の動作を行わないように制
御する(ステップS7)。画像の読み取りが完了して、
画像の読み取り時の振動等の影響が発生することが無く
なると、主制御部40はメモリ41に記憶した画像デー
タを読み出し(ステップS8)、読み出した画像データ
を基に画像形成処理を行うようにプリンタ装置3を制御
する(ステップS9)。このように、画像形成装置は高
品位モードが設定されている場合には画像の読み取り時
の振動等の影響により画像が劣化することを防止でき
る。
【0023】次に、他の実施例としてモード切換手段4
01aが、画像読み取り倍率等の条件に応じて複写モー
ドを高品位モードと通常品位モードとの間で切り換える
ようにしても良い。この場合に動作について、図7のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0024】既に説明したようにユーザが原稿を原稿台
12にセットし複写開始の指示を入力すると、画像読取
装置2はコンタクトガラス11上の原稿から反射光をC
CDセンサ25上に結像し、CCDセンサ25で画像を
読み取る(ステップS11)。ビデオ信号制御部26は
CCDセンサ25が出力したアナログ画像信号をデジタ
ル画像信号に変換した後、シェーディング補正等の処理
を行う。画像処理部27はビデオ信号制御部26からの
デジタル画像信号に対してガンマ補正、階調処理、変倍
処理等の処理を行う(ステップS12)。
【0025】主制御部40aのモード切換手段401a
は予めユーザが設定した画像読み取り倍率を調べる。画
像読み取り倍率が例えば25%以上200%以下の場合は
(ステップS13)、主制御部40aは前記実施例で通
常品位モードが設定されている場合と同様に画像処理部
27が画像処理した画像データを基に画像形成処理を行
うようにプリンタ装置3を制御し(ステップS14)、
画像の複写が完了するまで上記処理(ステップS11〜
S14)を繰り返す(ステップS15)。
【0026】画像読み取り倍率が例えば201%以上400%
以下の場合は(ステップS13)、主制御部40aは前
記実施例で高品位モードが設定されていた場合と同様に
画像処理部27が画像処理した画像データを一旦メモリ
41に記憶し(ステップS16)、画像読み取りが完了
するまで上記処理(ステップS11〜S13,S16)
を繰り返して、画像読取装置2による原稿走査が行われ
ている間はプリンタ装置3の動作を行わないように制御
する(ステップS17)。画像の読み取りが完了して、
画像の読み取りの際の振動等の影響が発生することが無
くなると、主制御部40はメモリ41に記憶した画像デ
ータを読み出し(ステップS18)、読み出した画像デ
ータを基に画像形成処理を行うようにプリンタ装置3を
制御する(ステップS19)。画像読み取り倍率を高く
すると、画像の読み取りの際の振動等の影響が大きく表
れるようになるが、このように画像読み取りの際の振動
による影響をなくすことにより、鮮明な複写画像を得る
ことができる。
【0027】また、画像読み取り倍率に応じて複写モー
ドを切り換える代わりに、画像読取密度に応じて複写モ
ードの切換を行ってもよい。ここで、画像読み取り倍率
及び読み取り密度の設定範囲はユーザの要望により変更
できるようにしても良い。
【0028】なお、複写モードが通常品位モードか又は
高品位モードかに応じて、感光体31を露光するときの
偏光条件を変更したり、定着装置38の定着ユニットヒ
ータ381の定着温度を変更したりしても良い。
【0029】例えば通常品位モードで画像読取装置2に
よる原稿の読み取りと同時にプリンタ装置3を動作させ
る場合はプリントキー432をオンにしたときにプリン
タ装置3は画像形成可能な状態になっている必要があ
る。それに対して、高品位モードで画像読取装置2によ
る原稿の読み取り動作が終了した後プリンタ装置3を動
作させる場合はプリントキー432をオンにしてからプ
リント装置3が動作するまでに時間がある。そのため、
高品位キーをオンにして高品位モードを設定した場合は
原稿読み取り中はポリゴンモータを停止するようにで
き、消費電力の低減及びポリゴンミラー回転音の無音化
をできる。ここで、ポリゴンミラーの立ち上がり時間は
回転数によっても異なるが、2〜3秒程度かかる。プリ
ントキー432をオンにしてからポリゴンモータの回転
を開始した場合、ファーストコピースピードが長くな
る。また、定着装置38の定着ユニットヒータ381の
設定温度も下げることができ(例えば、画像形成に必要
な定着温度が180゜のとき、通常は160゜Cに設定し、プ
リントキー432をオンにした後に180゜Cまで立ち上
げる。)、さらなる消費電力の低減が可能となる。な
お、複写モードを高品位モードから写真モード等に切り
換えたときは、モード選択キーが押されたときにポリゴ
ンモータの回転を開始したり、定着装置38の設定温度
を変更すれば良い。
【0030】また、上記実施例において画像処理部27
が処理した画像データをメモリ41に記憶するときは画
像データを圧縮し、メモリ41から読み出して印刷処理
するときは画像データを伸長し出力することによりメモ
リ41の情報記憶量を低減しても良い。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ユーザ
の選択に応じて、複写モードを原稿から読み取った画像
データを一旦記憶し記憶した画像データを読み出して感
光体を露光するモードと原稿から読み取った画像データ
を記憶せずに読み取った画像データを用いて直接感光体
を露光するモードの間で切り換えるので、ユーザは画像
読み取りの際に振動等が発生し画像が劣化することを防
止することができる。
【0032】また、原稿の読み取り条件に応じて、複写
モードを原稿から読み取った画像情報を一旦記憶した後
に記憶した画像情報を読み出して感光体を露光するモー
ドと原稿から読み取った画像情報を記憶せずに読み取っ
た画像データを用いて直接感光体を露光するモードの間
で切り換えるので、読み取り条件を基に複写モードを切
り換えて画像読み取りの際に振動等が発生し画像が劣化
することを防止することができる。
【0033】さらに、画像読み取り倍率に応じて、複写
モードを原稿から読み取った画像情報を一旦記憶した後
に記憶した画像情報を読み出して感光体を露光するモー
ドと原稿から読み取った画像情報を記憶せずに読み取っ
た画像データを用いて直接感光体を露光するモードの間
で切り換えるので、プリンタ装置からの振動及び衝撃に
よる画像の乱れが発生することを防止できる。
【0034】また、原稿の読み取り密度に応じて、複写
モード原稿から読み取った画像情報を一旦記憶した後に
記憶した画像情報を読み出して感光体を露光するモード
と原稿から読み取った画像情報を記憶せずに読み取った
画像データを用いて直接感光体を露光するモードの間で
切り換えるので、プリンタ装置からの振動及び衝撃によ
る画像の乱れが発生することを防止できる。
【0035】さらに、複写モードが原稿から読み取った
画像情報を一旦記憶した後に記憶した画像情報を読み出
して感光体を露光するモードか原稿から読み取った画像
情報を記憶せずに読み取った画像データを用いて直接感
光体を露光するモードかに応じて画像形成条件を変更す
るので、消費電力を低減することができる。
【0036】さらに、複写モードが原稿から読み取った
画像情報を一旦記憶した後に記憶した画像情報を読み出
して感光体を露光するモードか原稿から読み取った画像
情報を記憶せずに読み取った画像データを用いて直接感
光体を露光するモードかに応じて感光体を露光するとき
の偏光条件を変更する。
【0037】また、複写モードが原稿から読み取った画
像情報を一旦記憶した後に記憶した画像情報を読み出し
て感光体を露光するモードか原稿から読み取った画像情
報を記憶せずに読み取った画像データを用いて直接感光
体を露光するモードかに応じて画像を定着する温度を変
更する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】画像形成装置の制御部分の構成図である。
【図3】操作表示部の構成図である。
【図4】複写をする場合のフローチャートである。
【図5】画像読み取りと画像形成とを平行して行う場合
のシグナルチャートである。
【図6】画像読み取りと画像形成とを別に行う場合のシ
グナルチャートである。
【図7】読み取り倍率に応じて複写モードを変更する場
合のフローチャートである。
【図8】従来の複写結果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置 2 画像読取装置 21 第1キャリッジ 22 第2キャリッジ 24 レンズ 25 CCDセンサ 26 ビデオ信号制御部 27 画像処理部 3 プリンタ装置 31 感光体 32 帯電装置 33 レーザービーム走査装置 34 現像装置 38 定着装置 40 主制御部 401 モード切換手段 41 メモリ 43 操作表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体を露光し画像を形成する画像形成
    装置において、原稿から読み取った画像データを一旦記
    憶し原稿の読み取りが終了した後に記憶した画像データ
    を読み出して感光体を露光する複写モードと原稿から読
    み取った画像データを記憶せずに読み取った画像データ
    を用いて直接感光体を露光する複写モードとの切り換え
    をユーザの選択に応じて行うことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 感光体を露光し画像を形成する画像形成
    装置において、原稿から読み取った画像データを一旦記
    憶し原稿の読み取りが終了した後に記憶した画像データ
    を読み出して感光体を露光する複写モードと原稿から読
    み取った画像データを記憶せずに読み取った画像データ
    を用いて直接感光体を露光する複写モードとの切り換え
    を原稿の読み取り条件に応じて行うことを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記複写モードの切り換えを画像読み取
    り倍率に応じて行う請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記複写モードの切り換えを原稿の読み
    取り密度に応じて行う請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成条件の変更を上記いずれの複写
    モードが設定されているかに応じて行う請求項1又は2
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 感光体を露光するときの偏光条件の変更
    を上記いずれの複写モードが設定されているかに応じて
    行う請求項1又は2記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像を定着する温度の変更を上記いずれ
    の複写モードが設定されているかに応じて行う請求項1
    又は2記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001117432A (ja) * 1999-10-15 2001-04-27 Hitachi Ltd 電子写真記録装置
JP2008017231A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Ricoh Co Ltd 通信装置

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