JPH08289132A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08289132A
JPH08289132A JP7113994A JP11399495A JPH08289132A JP H08289132 A JPH08289132 A JP H08289132A JP 7113994 A JP7113994 A JP 7113994A JP 11399495 A JP11399495 A JP 11399495A JP H08289132 A JPH08289132 A JP H08289132A
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JP7113994A
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Inventor
Masahiro Kitayama
政博 北山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数枚の原稿の合成画像を得る際に、画像合
成時の位置を画像イメージ上に直接指示できると共に、
合成範囲の再入力を不要にし、かつ、無理な変倍を避け
ることが出来ると共に、編集操作の負担が低減して、無
駄なコピーが発生せずに、そのコスト低減を図る。 【構成】 スキャナ部43で読み取った第1番目の原稿
画像メモリ44aに記憶し、操作部42で画面表示す
る。操作部42によって、例えば、エリア外消去を指定
して、そのエリア内を指定し、再度画像メモリ44aに
画像データを書き込む。同様にして第2番目の原稿を読
み取り、画面表示する。この後画像データの嵌め込みエ
リアを操作部42で指定し、画像処理部45で第1及び
第2番目の画像データを合成する。この合成画像を操作
部42で画面表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機、ファ
クシミリ機、プリンタ等にあって、ディスプレイの画面
上の画像を編集する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像処理装置ではディスプレイの
画面上の画像、例えば、単一原稿を編集したり、複数の
画像を画像処理部によって合成する編集が行われてい
る。また、スキャナとパーソナルコンピュータとをシス
テム化し、そのディスプレイの画面の画像を合成などの
編集を行ってプリントアウトしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の画像処理装置にあって、合成した画像を確認する
ためには、合成画像を印刷したコピーを出力する必要が
ある。したがって、無駄なコピーが生じると共に、その
時間も必要になってしまう。この解決のため外部インタ
フェース(I/F)回路を備えた複写機が用いられてい
る。この複写機のI/F回路にパーソナルコンピュータ
が接続されており、このパーソナルコンピュータで処理
した合成画像を画面で確認して、そのプリントアウトを
行うようにしている。この場合、無駄なコピーが発生し
ないものの、システム価格が高価になるという欠点があ
る。
【0004】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、複数枚の原稿の合成画像を
得る際に、画像合成時の位置を画像イメージ上に直接指
示できると共に、合成範囲の再入力を不要にし、かつ、
無理な変倍を避けることが出来ると共に、編集操作の負
担が低減して、無駄なコピーが発生せずに、かつ、コス
ト低減が可能になる画像処理装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像処理装置は、複数の原稿画像を読み
取る画像読取手段と、画像読取手段で読み取った複数の
画像データを記憶するための記憶手段と、記憶手段から
読み出した複数の画像データのそれぞれを画面表示する
画面表示手段と、画面表示手段で表示した複数の画像の
それぞれの任意の領域を指定する領域指定手段と、領域
指定手段で領域を指定した複数の画像データを合成する
合成画像処理手段とを備える構成である。
【0006】請求項2の画像処理装置は、前記記憶手段
で記憶している画像データが、画像読取手段で読み取っ
た画像データを、領域指定手段によって少なくともトリ
ミング処理又はマスキング処理した画像とする構成であ
る。
【0007】請求項3の画像処理装置は、前記領域指定
手段によって、記憶手段から読み出した画像データ及び
画像読取手段が読み取った画像データを合成する際の合
成範囲を指示する構成である。
【0008】請求項4の画像処理装置は、前記画像処理
手段によって、記憶手段から読み出した画像データ及び
画像読取手段が読み取った画像データを合成する際に、
指示範囲に入るように縮小処理を行う構成である。
【0009】請求項5の画像処理装置は、前記画像処理
手段に、記憶手段から読み出した画像データ及び画像読
取手段が読み取った画像データを合成する際に、指示範
囲に入るように縮小する自動変倍処理手段と、この自動
変倍処理手段に自動変倍を指示する自動変倍指示手段と
を備える構成である。
【0010】請求項6の画像処理装置は、警告報知手段
を備え、この警告報知手段が自動変倍指示手段で、自動
変倍を行わない指示の場合に、画像が指示範囲をはみ出
ることを警告する構成である。
【0011】請求項7の画像処理装置は、前記画面表示
手段が、合成した画像を再度画面表示する構成としてい
る。
【0012】
【作用】このような構成により、請求項1,2の画像処
理装置は、読み取った画像データを記憶し、この記憶し
た画像データの任意の領域を指定した複数の画像データ
を合成している。この場合、指示してトリミング処理、
マスキング処理を施した画像を記憶している。したがっ
て、複数枚の原稿の合成画像が容易かつ確実に得られ
る。
【0013】請求項3の画像処理装置は、画像データを
合成する際の合成範囲を指示して、その画像処理を行っ
ており、画像データを合成する際の位置が正確に判明す
る。
【0014】請求項4の画像処理装置は、画像データを
合成する際に、指示範囲に入るように縮小する処理が行
われる。すなわち、二つの画像が変倍されるため、再
度、合成範囲を画像を再入力する必要がなくなる。
【0015】請求項5の画像処理装置は、画像データを
合成する際に、指示範囲に入るように縮小する自動変倍
を指示しており、使用者が希望しない変則的な変倍が行
われなくなる。
【0016】請求項6の画像処理装置は、自動変倍を行
わない等倍の場合、及び、画像が指示範囲をはみ出る際
に警告を発している。したがって、合成画像が重なりあ
う場合が容易に判明するようになる。
【0017】請求項7の画像処理装置は、合成した画像
を再度画面表示しており、合成画像が確認可能になり、
プリントアウトが不要になる。
【0018】
【実施例】次に、本発明の画像処理装置の実施例を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の画像処理装
置の実施例の構成を示す側面図である。図1において、
この例はデジタル複写機であり、原稿から光学的に走査
して読み取った原稿情報に画像処理を施した画像データ
を出力するスキャナ部Aと、スキャナ部Aが出力する画
像データを感光体に一つの画像として形成する書込部B
とが設けられている。
【0019】また、画像データを一つの画像として形成
する感光体部Cと、書込部Bによって感光体に形成され
た静電潜像を顕像化する現像部Dとが設けられている。
さらに、複数サイズの転写紙(用紙)中における指示さ
れた用紙を給紙し、かつ、トナー(コピー画像)を定着
させさる給紙部Eと、スキャナ部Aが読み取った原稿情
報を表示し、そのサイズを拡大、縮小したり、また、部
分拡大を行い、かつ、合成の編集を行うエディタ部Fと
で概略構成されている。
【0020】図1において、スキャナ部Aには反射鏡
1、蛍光灯やハロゲンランプを用いた光源2及びミラー
3とで構成されて、一定速度で移動する第1スキャナ
と、ミラー4,5を有して第1スキャナの1/2の速度
かつ第1スキャナの移動に追従して移動する第2スキャ
ナとが設けられている。さらに、第1及び第2スキャナ
が光学的に走査する原稿が載せ置かれるコンタクトガラ
ス6と、このコンタクトガラス6を通じた反射光中の所
定の光以外を除去する色フィルタ7とが設けられてい
る。
【0021】また、色フィルタ7からの通過光を導出す
るレンズ8と、このレンズ8からの原稿読み取り光が結
像し、サンプリングクロック信号で光電変換した原稿信
号を送出するCCDなどの固体撮像素子9と、この固体
撮像素子9からの原稿信号をデジタル信号化し、かつ、
種々の画像処理を施す画像処理基板10とが設けられて
いる。
【0022】図2は書込部Bの詳細な構成を示す上面図
であり、図3は書込部Bの詳細な構成を示す側面図であ
る。書込部Bには、図1中に示す画像処理基板10から
の画像データを図示しない発光部からの原稿情報で発光
するレーザ光によって書き込む感光体ドラム11が設け
られている。
【0023】また、書き込み部Bは図2及び図3中に示
すように、画像データによるレーザ光を送出する半導体
レーザ12と、レーザ光を副走査方向に圧縮するシリン
ダレンズ13と、このシリンダレンズ13からのレーザ
光を反射(偏向)するポリゴンミラー14と、このポリ
ゴンミラー14を回転させるポリゴンモータ15とが設
けられている。
【0024】また、ポリゴンミラー14からのレーザ光
を感光体ドラム11上に結像させるfθレンズ16a,
16b,16cと、fθレンズ16a〜16cからのレ
ーザ光を導出する同期検知ミラー17と、この同期検知
ミラー17からのレーザ光から同期検出を行うための同
期検知板18とが設けられている。
【0025】感光体部Cは図1中の感光体ドラム11の
表面を均一にマイナス(−)帯電させる帯電チャージャ
19を有している。
【0026】現像部Dには、図1中の感光体ドラム11
の表面に形成された静電潜像を顕像化するための現像器
20a,20b,20c,20dと、感光体ドラム11
に形成された画像データ(トナー)が転写される中間転
写ベルト21とが設けられている。また、中間転写ベル
ト21にプラス(+)電位を与えるバイアスローラ22
と、感光体ドラム11に残留したトナーを掻き落とすた
めのクリーニングブラシ23及びクリーニングブレード
24とが設けられている。
【0027】また、感光体ドラム11に残留したパター
ン(電位)に光を照射して除去するための除電ランプ2
5と、中間転写ベルト21上の画像を転写紙に転写する
ためプラス電位をチャージする転写ローラ26とが設け
られている。
【0028】さらに、転写紙と転写ローラ26とを分離
するために除電する除電針27と、中間転写ベルト21
上のトナーを掻き落として除去するカウンターブレード
28と、トナー補給及びトナー残量不足を検出するため
のフォトセンサ29とが設けられている。
【0029】図1において、給紙部Eには、転写紙を収
容するカセット30a,30b,30cと、カセット3
0a〜30cに収納された転写紙を引き出して搬送する
給紙コロ31(31a,31b,31c)及び搬送ロー
ラ32a,32b,32cとが設けられている。
【0030】また、中間転写ベルト21の周囲面に転写
紙を送るレジストローラ33と、中間転写ベルト21か
らの転写紙を吸引かつ搬送する分離搬送部34と、転写
紙に転写されたトナー像(原稿)を定着させるヒートロ
ーラ35及び加圧ローラ36とが設けられている。
【0031】次に、エディタ部Fについて説明する。図
4はエディタ部Fの詳細な構成を示す平面図である。図
1及び図4において、このエディタ部Fには、液晶ディ
スプレイ(LCD)の画面部37と、原稿情報のサイズ
を変更する表示サイズキー38とが設けられている。ま
た、画面部37上のカーソル40を移動させるためのカ
ーソルキー39と、画面部37上でカーソル40が移動
した範囲を確定するピックキー41とが設けられてい
る。
【0032】図5は、図1に示すデジタル複写機の電気
的構成を示すブロック図である。図5において、このデ
ジタル複写機には、図4に示すエディタ部Fに対応する
操作部42と、スキャナ部43(図1中のスキャナ部A
に対応する)とが設けられている。
【0033】また、スキャナ部43で読み取った画像デ
ータを格納する画像メモリ44a,44bと、原稿情報
のサイズを拡大、縮小したり、また、部分拡大を行い、
かつ、合成等を処理する画像処理部45と、各部を制御
し、原稿情報を表示し、そのサイズを拡大、縮小した
り、また、部分拡大を行い、かつ、合成等を制御するメ
イン制御部46と、エディタ部47(図1中のエディタ
部Fに対応する)とで構成されている。
【0034】次に、この実施例の構成における動作につ
いて説明する。図1において、スキャナ部Aは、第1及
び第2スキャナによってコンタクトガラス上の原稿を光
学的に走査し、その反射光を色フィルタ7を介してレン
ズ8に導き、固体撮像素子9上に結像させる。原稿には
光源2から光が照射される。なお、光源2は複数個を配
置するようにしても良い。
【0035】また、固体撮像素子9は一定のサンプリン
グクロック信号で画像データを読み取っており、光源2
の周波数はサンプリングクロック信号より高い周波数に
設定して原稿の読み取りに悪影響を与えないようにす
る。固体撮像素子9で読み取ったアナログ信号の画像デ
ータがデジタル信号化され、画像処理基板10で種々の
画像処理を施して書込部Bに出力する。
【0036】書込部Bでは、画像処理基板10からの画
像データで半導体レーザ12を駆動し、そのレーザ光が
シリンダレンズ13によって、副走査方向に圧縮され
て、ポリゴンミラー14に入射される。ポリゴンミラー
14は周知の六角形状であり、ポリゴンモータ15で一
定方向に定速度で回転し、入射するレーザ光を偏向し
て、fθレンズ16a〜16cに順次入射する。fθレ
ンズ16a〜16cは角速度一定の走行光を感光体ドラ
ム11上で等速走査するように変換する。
【0037】そして、最小光点になるように結像し、さ
らに、面倒れ補正を行う。fθレンズ16a〜16cを
通過したレーザ光は、画像エリア外で同期検知ミラー1
7によって同期検知板18に導かれ、主走査方向の頭出
し信号の同期信号を出力した後の一定時間後に画像デー
タの1ライン分が出力される。以下、この動作を繰り返
して一つの画像を形成する。
【0038】感光体部Cにおいて、感光体ドラム11へ
書き込みを行う場合、一般的なレーザ光の書き込みでは
感光体ドラム11の画像部分に当てるネガ/ポジ(N/
P)プロセスと、地肌部に光を当てるポジ/ポジ(P/
P)プロセスの二通りがある。ここではネガ/ポジ(N
/P)プロセスを適用している。帯電チャージャ19は
感光体ドラム11にグリッドを有するスコロトロン方式
であり、感光体ドラム11の表面を均一にマイナス帯電
させ、画像の形成部分にレーザ光を照射して、その部分
の電位を除去する。
【0039】この結果、感光体ドラム11の表面に静電
潜像が形成される。この後、現像器20a〜20dで現
像ローラにバイアス電圧を印加し、マイナス電位に帯電
したトナーを付着して静電潜像を顕像化する。
【0040】現像部Dでは、現像器20aのトナー補給
器に黒トナーを入れ、また、現像器20bのトナー補給
器にカラートナー(シアン)を入れる。さらに、現像器
20cのトナー補給器にカラートナー(マゼンタ)を入
れ、現像器20dのトナー補給器にカラートナー(イエ
ロー)を入れる。この現像器20a〜20dでは1色の
現像中に多色の現像器の主極位置を偏向して、選択的に
現像を行う。
【0041】現像器20a〜20dで顕在化された画像
は、感光体ドラム11に同期して回転接離する中間転写
ベルト21上に、各トナーごとに中間転写ベルト21の
裏面からバイアスローラ22により、プラス電位が印加
されて転写される。
【0042】ここで、中間転写ベルト21に転写されず
に感光体ドラム11に残留したトナーは、クリーニング
ブラシ23及びクリーニングブレード24よって感光体
ドラム11から掻き落とされる。さらに、感光体ドラム
11に残留した原稿情報部分などの電位のパターンが除
電ランプ25からの光照射で消去される。
【0043】中間転写ベルト21上に形成された画像
は、給紙部Eから搬送されてきた転写紙上に、この裏か
ら転写ローラ26によって、プラス電位がチャージされ
て転写される。この転写が行われた転写紙は除電針27
による除電によって転写紙と転写ローラ26とが分離さ
れる。中間転写ベルト21上のトナーは、カウンターブ
レード28が中間転写ベルト21上のトナーを掻き落と
して除去する。
【0044】そして、フォトセンサ29が感光体ドラム
11表面の反射濃度を検出している。これはレーザ光の
書き込み部に、一定のパターン、例えば、真黒又は網点
パターンをフォトセンサ29で読み取り位置に書き込ん
でいる。この現像後にパターン部の反射率とパターン部
以外の感光体ドラム11の反射率の比から、画像濃淡を
判断する。この判断で薄い場合は、トナー補給を指示す
る。また、補給後も濃度が上がらない場合はトナー残量
不足を操作部42で画面表示する。
【0045】給紙部Eは、カセット30a〜30cの一
つが選択された後に、コピースタートが指示されると、
給紙コロ31(31a〜31c)、搬送ローラ32a,
32b,32c及びレジストローラ33によって、中間
転写ベルト21の周囲面に転写紙を搬送する。この後、
転写部でトナー像の転写が行われ、分離搬送部34によ
って中間転写ベルト21からの転写紙を吸引かつ搬送す
る。そしてヒートローラ35及び加圧ローラ36で転写
紙に転写されたトナー像(原稿)を定着させる。
【0046】エディタ部Fではエディタモードが指示さ
れた場合、第1及び第2スキャナで読み取った原稿情報
が図4中のLCDの画面部37に画面表示される。この
表示された画像データは表示サイズキー38の押下操作
によってサイズが変更される。表示されている画像に対
してエリア指定する場合、カーソルキー39によって画
面部37上のカーソル40を移動させ、ピックキー41
で画面部37上でカーソル40が移動した範囲を確定す
る。この確定した範囲では操作部からの指示で色変換、
エリア消去、エリア外消去等の編集によって、所望のコ
ピーが得られる。
【0047】次に、図5の電気的構成に対応して、その
動作を説明する。図6及び図7は、この動作の処理手順
を示すフローチャートである。図6及び図7において、
操作部42でのエディタによる合成モードに設定された
かメイン制御部46によって否かが判断される(ステッ
プS10)。ここで非設定の場合(No)、通常のコピ
ーを処理して終了となる(ステップS11)。
【0048】次に、原稿のコピーを行うため操作部42
におけるプリントキーのオン(ON)が判断され(ステ
ップS12)、メイン制御部46の制御によって次にス
キャナ部43から第1番目の原稿を読み取る(ステップ
S13)。
【0049】読み取った画像データをメイン制御部46
の制御で画像メモリ44aに記憶する。同時に読み取っ
た画像データを操作部42(エディタ部F)のLCDに
画面表示する(ステップS14)。ここで表示された画
像データに対する編集を行うかメイン制御部46によっ
て否かが判断される(ステップS15)。ここで合成編
集を行う場合、以降で説明するエリア50の処理を行う
(ステップS16)。例えば、操作部42によってエリ
ア外消去を指定して、そのエリア内を指定する。
【0050】図8は表示画面におけるエリア外消去を説
明するための図である。図8において、この例では文字
「R」を囲む対角2点(黒丸印、中心48)でエリア5
0を使用者が操作部42から指定している。ここで、ユ
ーザに対して他に行いたい画像処理がないか否かを確認
するため、操作部42で「これで良いですか」などのメ
ッセージを画面表示して、確認の入力を促すようにして
も良い(ステップS17)。
【0051】ここでユーザからの「OK」の指示がある
と、操作部42で選択されたモードや操作部42により
指定されたエリアを、メイン制御部46を通じて画像処
理部45に送出する。画像処理部45では画像メモリ4
4aに記憶している画像データに対して指示されたエリ
ア指定された範囲内の画像データのみを残すように画像
処理を行って、再度画像メモリ44aに画像データを書
き込むようにメイン制御部46が制御を行う(ステップ
S18)。
【0052】次に第2番目の原稿を処理する。まず、操
作部42におけるプリントキーのオン(ON)を判断し
(ステップS19)、ここでオン(ON)の場合に、ス
キャナ部43から第2番目の原稿を読み取り(ステップ
S20)、その読み込まれた画像データが画像メモリ4
4bに記憶されると共に、第1原稿を読み取って操作部
42のLCDに画面表示している画像データを、操作部
42の操作で消去し、第2番目の原稿を読み取った画像
データを画面表示する(ステップS21)。
【0053】この後、編集モードの入力が判断され、画
像メモリ44aに記憶されている画像データの嵌め込み
エリアを使用者が操作部42のLCD上で指定する(ス
テップS22)。
【0054】図9は、画像データの嵌め込みエリアの指
定状態を説明するための図である。図9において、画像
データの嵌め込みエリアが指定(エリア51)される
(ステップS23)。この場合、図8に示した第1番目
の原稿に対するエリア50の中心48と、図9に示した
第2番目の原稿に対するエリア51の中心49とを重ね
合わせると、その合成が正確に行われる。ここで、この
指定が良いかメイン制御部46によって否かが判断され
る(ステップS24)。ここで指定が良くない場合は、
ステップS22に戻って編集モード入力から再実行す
る。
【0055】なお、エリア50の面積がエリア51より
も大きい場合、そのまま合成すると二つの画像が重なり
合ってしまうため、エリア50,51の面積を比較する
(ステップS25)。ここでエリア50が小さい場合
(No)、自動変倍モードの設定を判断する(ステップ
S26)。次に、自動変倍モードが設定されている場合
(ステップS26:Yes)、画像処理部45で自動的
にエリア50がエリア51中に入るように縮小処理を行
う(ステップS27)。
【0056】ここで自動変倍モードが設定されていない
場合(ステップS26:No)、操作部42出画面表示
して、その警告を発する(ステップS28)。この自動
変倍モードの非設定を判断し(ステップS29)、その
ままで良い場合(Yes)は、次のステップS30に進
んで合成処理を行う(ステップS30)。
【0057】なお、エリア50の面積がエリア51より
も大きく、かつ、エリア51の外にエリア50を含むの
に十分な空白がある場合、縮小すると画像が小さくなっ
てしまうため、等倍モードを使用者が設定して、その合
成を行う。
【0058】この等倍モードが誤って指定され、その指
定かつエリア50がエリア51の外にはみ出す場合、操
作部42で「画像が重なります」の警告を発するように
すると良い。最後に使用者は操作部42のLCDに表示
された合成画像を確認し、この合成画像で良い場合に、
操作部42中のコピースタートキーを押下して、合成画
像を画像処理部45で得る。
【0059】ここで合成画像を操作部42のLCD上で
参照したい場合は、操作部42で、その画像表示を指示
する(ステップS31)。この指示で第1番目と第2番
目の画像の合成画像を操作部42のLCD上に画面表示
する(ステップS32)。次に、コピースタートキーの
オンを判断し(ステップS33)、オンの場合に図1中
の給紙部E(図5では図示せず)から合成した画像のコ
ピーを出力する(ステップS34)。
【0060】なお、3枚以上の原稿で一つの合成画像を
得たい場合、コピースタートキーを押下しないで、前記
の第1及び第2番目の原稿の合成と同様に合成を繰り返
すことによって、その合成状態を操作部42のLCDで
確認しながら処理することが出来る。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2の画像処理装置によれば、記憶した画像データの
任意の領域を指定した複数の画像データを合成してい
る。この合成では、指示してトリミング処理、マスキン
グ処理を施した画像を記憶しているため、複数枚の原稿
の合成画像が容易かつ確実に得られるという効果を有す
る。
【0053】請求項3の画像処理装置によれば、画像デ
ータを合成する際の合成範囲を指示して、その画像処理
を行っているため、画像データを合成する際の位置が正
確に判明するという効果を有する。
【0054】請求項4の画像処理装置によれば、画像デ
ータを合成する際に指示範囲に入るように二つの画像が
変倍(縮小)されるため、再度、合成範囲を画像を再入
力する必要がなくなるという効果を有する。
【0055】請求項5の画像処理装置によれば、画像デ
ータを合成する際に、指示範囲に入るように縮小する自
動変倍を指示しており、使用者が希望しない変則的な変
倍が行われなくなるという効果を有する。
【0056】請求項6の画像処理装置によれば、自動変
倍を行わない等倍、及び、画像が指示範囲をはみ出る場
合に、その警告を発しているため、合成画像が重なりあ
う場合が容易に判明するようになるという効果を有す
る。
【0057】請求項7の画像処理装置によれば、合成し
た画像を再度画面表示しており、合成画像が確認可能に
なり、プリントアウトが不要になるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の実施例の構成を示す側
面図である。
【図2】図1中の書込部の詳細な構成を示す上面図であ
る。
【図3】図1中の書込部の詳細な構成を示す側面図であ
る。
【図4】図1中のエディタ部の詳細な構成を示す平面図
である。
【図5】図1に示すデジタル複写機の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図6】実施例にあって動作の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】実施例にあって動作の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】実施例にあって表示画面におけるエリア外の消
去を説明するための図である。
【図9】実施例にあって画像データの嵌め込みエリアの
指定状態を説明するための図である。
【符号の説明】
A スキャナ部 B 書込部 C 感光体部 D 現像部 E 給紙部 F エディタ部 9 固体撮像素子 10 画像処理基板 11 感光体ドラム 12 半導体レーザ 20a〜20d 現像器 21 中間転写ベルト 30a〜30c カセット 34 分離搬送部 42 操作部 43 スキャナ部 44a,44b 画像メモリ 45 画像処理部 46 メイン制御部 47 エディタ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の原稿画像を読み取る画像読取手段
    と、 前記画像読取手段で読み取った複数の画像データを記憶
    するための記憶手段と、前記記憶手段から読み出した複
    数の画像データのそれぞれを画面表示する画面表示手段
    と、 前記画面表示手段で表示した複数の画像のそれぞれの任
    意の領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段で領域を指定した複数の画像データを
    合成する合成画像処理手段とを備えることを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段で記憶している画像データ
    が画像読取手段で読み取った画像データを、領域指定手
    段によって少なくともトリミング処理又はマスキング処
    理した画像であることを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記領域指定手段によって、記憶手段か
    ら読み出した画像データ及び前記画像読取手段が読み取
    った画像データを合成する際の合成範囲を指示すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段によって、記憶手段か
    ら読み出した画像データ及び前記画像読取手段が読み取
    った画像データを合成する際に、指示範囲に入るように
    縮小処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理手段に、記憶手段から読み
    出した画像データ及び前記画像読取手段が読み取った画
    像データを合成する際に、指示範囲に入るように縮小す
    る自動変倍処理手段と、この自動変倍処理手段に自動変
    倍を指示する自動変倍指示手段とを備えることを特徴と
    する請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 警告報知手段を備え、この警告報知手段
    が前記自動変倍指示手段で、自動変倍を行わない指示の
    場合に、画像が指示範囲をはみ出ることを警告すること
    を特徴とする制御部5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画面表示手段が、合成した画像を再
    度画面表示することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
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