JPH1042158A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1042158A
JPH1042158A JP8210537A JP21053796A JPH1042158A JP H1042158 A JPH1042158 A JP H1042158A JP 8210537 A JP8210537 A JP 8210537A JP 21053796 A JP21053796 A JP 21053796A JP H1042158 A JPH1042158 A JP H1042158A
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JP
Japan
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image
unit
mode
reading
color
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Pending
Application number
JP8210537A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Sakai
良博 堺
Yutaka Hasegawa
裕 長谷川
Kazue Taguchi
和重 田口
Hiroshi Soga
浩史 曽我
Manabu Izumikawa
学 泉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナ等の読取手段の読取動作を低速化す
ることで、装置の騒音及び振動を抑え、高精度な画像の
読み取りを行うことができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 カラースキャナ3によって原稿の画像が
同時にBGR信号に分解して読み取られ、記憶装置5c
によってカラースキャナ3により読み取られたBGR信
号が記憶され、書込ユニット20によってカラースキャ
ナ3により読み取られたBGR信号または記憶装置5c
に記憶されたBGR信号に基づいて感光ドラム30に画
像が作像され、中間転写ユニット50および転写ユニッ
ト56によって書込ユニット20により感光ドラム30
に作像された画像が記録紙に転写されて形成されるよう
に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置等に適用される画像形成装置に関し、詳しくは
スキャナ等により読み取られた画像を記憶する記憶手段
を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ等により読み取られた画
像を記憶する記憶手段を有する画像形成装置が知られて
いる。
【0003】この種の装置としては、例えば特開平4−
7970号公報記載の装置、特開平4−58660号公
報記載の装置、特開平5−181342号公報記載の装
置、特開平5−224500号公報記載の装置および特
開平5−227386号公報記載の装置が報告されてい
る。
【0004】特開平4−7970号公報記載の記録装置
は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色
の情報を記憶するビットマップの画面を2枚分設け、一
方のビットマップに1色のデータを展開するとともに、
もう一方のビットマップに記憶されたデータを用紙に転
写してクリアする処理を画面毎に交互に繰り返すこと
で、メモリを有効に活用し、効率の良い記録を実現して
いる。
【0005】また、特開平4−58660号公報記載の
画像複写装置は、フィルムスキャナ部5により読み取ら
れ、メモリ部4に記憶された画像データをその配列順を
変換して読み出し、プリンタ部3により記録紙に記録す
ることで、原稿1枚分の画像データを記憶することな
く、小容量の記憶手段を用いた効率の良い画像複写を実
現している。
【0006】また、特開平5−181342号公報記載
のカラー画像形成装置は、カラー画像を構成する各色の
うち1色の1面分の画像データを記憶する画像データ記
憶手段15を設け、この画像データ記憶手段に1面分の
データが記憶されるまで、像担持体1への静電潜像の形
成をウェイト状態にしておくことで、記憶容量が少ない
安価な装置を提供している。
【0007】さらに、特開平5−224500号公報記
載のフルカラー複写機は、1色分の色画像データを記憶
する画像メモリ55を設け、スキャナにより1回の走査
で得られる画像信号に基づいて2色分の色画像データを
生成し、一方の色画像データを直接レーザドライバユニ
ット18に出力するとともに、もう一方の色画像データ
を画像メモリ55に記憶し、次いで、画像メモリ55に
記憶された色画像データを読み出してレーザドライバユ
ニット18に出力することで、リターン動作の期間を有
効に利用して高速な複写を実現している。
【0008】また、特開平5−227386号公報記載
の画像記録装置は、スモールサイズの転写紙2枚を転写
ドラム27にはりつけて、1枚目の画像記録を原稿読取
光学系により読み取られた画像を用いて記録し、2枚目
の画像記録を1枚目の画像記録に用いた画像信号をメモ
リから読み出して記録し、2枚目の画像記録時に原稿読
取開始位置に戻すことで、光学系の戻り速度を低速に抑
えつつ、同じ画像を複数枚の転写紙に高速に記録するよ
うにしたものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記憶手段を有する画像形成装置にあっては、スキャナ等
の読取手段によりカラー画像を読み取る場合、複数回の
走査により読み取りを行っていたため、高速な読み取り
動作が要求されていた。このため、画像を高精度に読み
取ることが困難であるといった問題があった。
【0010】そこで、本発明は、スキャナ等の読取手段
によりカラー画像を読み取る場合、原稿の画情報を1回
の読取動作で読み取ることで、読取手段の読取動作を低
速化して装置の騒音および振動を抑え、高精度な画像の
読み取りを行うことができる画像形成装置を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、原稿の画像を同時に複数の
色情報に分解して読み取る読取手段と、該読取手段によ
り読み取られた色情報を記憶する記憶手段と、前記読取
手段により読み取られた色情報または前記記憶手段に記
憶された色情報に基づいて作像体に画像を作像する作像
手段と、該作像手段により作像体に作像された画像を記
録紙に転写して形成する形成手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0012】請求項1記載の発明では、読取手段によっ
て原稿の画像が同時に複数の色情報に分解して読み取ら
れ、記憶手段によって読取手段により読み取られた色情
報が記憶され、作像手段によって読取手段により読み取
られた色情報または記憶手段に記憶された色情報に基づ
いて作像体に画像が作像され、形成手段によって作像手
段により作像体に作像された画像が記録紙に転写されて
形成される。
【0013】したがって、カラー画像を読み取る場合、
読取手段によって原稿の画像を1回の読取動作で読み取
ることができるので、読取手段の読取動作を低速化して
高精度な画像の読み取りを行うことができる。また、複
数回の走査によりカラー画像を読み取る読取手段のよう
に、例えば走査開始位置に高速に復帰させる動作が不要
となるので、装置の騒音および振動を抑え、一層、高精
度な画像の読み取りを行うことができる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記作像手段によって前記記憶手段に記憶
された色情報に基づいて作像体に画像を作像する場合、
前記読取手段は、前記作像手段の作像中に次の原稿の画
像を複数の色情報に分解して読み取り、前記記憶手段
は、前記作像手段により作像中の原稿の一部の色情報を
前記読取手段により読み取られた次の原稿の画像の一部
の色情報に書き換えて記憶することを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明では、前記作像手段に
よって前記記憶手段に記憶された色情報に基づいて作像
体に画像を作像する場合には、前記読取手段によって前
記作像手段の作像中に、次の原稿の画像が複数の色情報
に分解して読み取られ、前記記憶手段によって前記作像
手段により作像中の原稿の一部の色情報が前記読取手段
により読み取られた次の原稿の画像の一部の色情報に書
き換えられて記憶される。
【0016】したがって、前記読取手段によって前記作
像手段の作像中に、次の原稿の画像を読み取ることがで
きるので、画像形成動作を高速化することができる。ま
た、作像中の原稿の一部の色情報を次の原稿の画像の一
部の色情報に書き換えて記憶することができるので、記
憶手段の記憶容量を原稿2ページ分の情報量より小さく
することができる。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記作像手段によって前記読取手
段により読み取られた色情報に基づいて作像体に画像を
作像するノン記憶モードおよび前記記憶手段によって前
記読取手段により読み取られた色情報を記憶し、前記作
像手段によって前記記憶手段に記憶された色情報に基づ
いて作像体に画像を作像する記憶モードのうち何れかの
動作モードを選択する動作モード選択手段を有すること
を特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明では、動作モード選択
手段によってノン記憶モードおよび記憶モードのうち何
れかの動作モードが選択される。したがって、原稿およ
び形成される画像の品質、画像形成動作速度等を考慮し
て記憶手段に画像を記憶するか否かを選択することがで
きる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記形成手段によって記録紙に形成される
画像が単色か多色かを選択する記録色選択手段を有し、
前記動作モード選択手段は、前記記録色選択手段により
単色が選択された場合、前記ノン記憶モードを選択し、
前記記録色選択手段により多色が選択された場合、前記
記憶モードを選択することを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明では、前記動作モード
選択手段によって、前記記録色選択手段により単色が選
択された場合にノン記憶モードが選択され、前記記録色
選択手段により多色が選択された場合に記憶モードが選
択される。したがって、記録紙に単色画像を形成する場
合には、記憶手段を介すことなく読取手段により読み取
られた画像が作像体に作像されるので、画像形成処理速
度を高速化することができる。一方、記録紙に多色画像
を形成する場合には、記憶手段に画像を記憶することに
より、読取手段の読取動作を1回にすることができるの
で、効率の良い画像形成動作を行うことができる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記読取手段は、原稿の画像が単色か多色
かを判別する判別手段を有し、前記動作モード選択手段
は、前記判別手段により原稿の画像が単色と判別された
場合、前記ノン記憶モードを選択し、前記判別手段によ
り原稿の画像が多色と判別された場合、前記記憶モード
を選択することを特徴とする。
【0022】請求項5記載の発明では、前記動作モード
選択手段によって、前記判別手段により原稿の画像が単
色と判別された場合にノン記憶モードが選択され、前記
判別手段により原稿の画像が多色と判別された場合に記
憶モードが選択される。したがって、原稿が単色画像の
場合には、記憶手段を介すことなく読取手段により読み
取られた画像が作像体に作像されるので、画像形成処理
速度を高速化することができる。一方、原稿が多色画像
の場合には、記憶手段に画像を記憶することにより、読
取手段の読取動作を1回にすることができるので、効率
の良い画像形成動作を行うことができる。
【0023】請求項6記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記形成手段による記録部数を設定する操
作手段と、原稿の枚数を検知する原稿枚数検知手段と、
を有し、該原稿枚数検知手段により原稿枚数が1枚と検
知され、かつ前記操作手段によって形成手段による記録
部数が1部に設定された場合、前記動作モード選択手段
は、前記ノン記憶モードを選択することを特徴とする。
【0024】請求項6記載の発明では、該原稿枚数検知
手段により原稿枚数が1枚と検知され、かつ前記操作手
段によって前記形成手段による記録部数が1部に設定さ
れた場合、前記動作モード選択手段によってノン記憶モ
ードが選択される。したがって、記憶手段を介すことな
く読取手段により読み取られた画像が作像体に作像され
るので、画像形成処理速度を高速化することができる。
【0025】請求項7記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、原稿台に載置された複数の原稿を
1枚毎に前記読取手段の所定の読取位置に搬入するとと
もに、前記読取手段により画像が読み取られた原稿を前
記読取位置から搬出する原稿搬送手段と、前記原稿台に
載置された原稿の枚数を検知する原稿枚数検知手段と、
を有し、前記読取手段は、前記原稿搬送手段により前記
読取位置に搬入された1枚目の原稿の画像を読み取ると
ともに、該原稿に基づいて装置の動作モードを設定する
ことを特徴とする。
【0026】請求項7記載の発明では、前記原稿枚数検
知手段により複数の原稿が検知された場合、前記読取手
段によって前記原稿搬送手段により前記読取位置に搬入
された1枚目の原稿の画像が読み取られるとともに、該
原稿に基づいて装置の動作モードが設定される。したが
って、1枚目の原稿の画像を読み取る前にプレスキャン
を行うのでなく、画像の読み取りと同時にプレスキャン
を行うことができるので、1枚目の画像形成動作を早く
することができる。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項記載の発明において、前記読取手段の走査
速度を切り換える読取速度切換手段を有し、該読取速度
切換手段は、前記読取手段の走査速度を前記作像手段の
走査速度と同じ速度に切り換える同速モードと、前記読
取手段の走査速度を前記作像手段の走査速度より低速に
切り換える低速モードとを有することを特徴とする。
【0028】請求項8記載の発明では、前記読取速度切
換手段によって同速モードまたは低速モードに切り換え
られる。したがって、原稿および形成される画像の画
質、画像形成処理速度等を考慮して読取手段の走査速度
を切り換えることができる。
【0029】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、前記形成手段によって記録紙に形成される
画像が単色か多色かを選択する記録色選択手段を有し、
前記読取速度切換手段は、前記記録色選択手段により単
色が選択された場合、前記同速モードに切り換え、前記
記録色選択手段により多色が選択された場合、前記低速
モードに切り換えることを特徴とする。
【0030】請求項9記載の発明では、前記読取速度切
換手段によって、前記記録色選択手段により単色が選択
された場合に同速モードに切り換えられ、前記記録色選
択手段により多色が選択された場合に低速モードに切り
換えられる。したがって、記録紙に単色画像を形成する
場合には、同速モードにより画像を高速に読み取ること
ができる。一方、記録紙に多色画像を形成する場合に
は、低速モードにより画像を高精度に読み取ることがで
きる。
【0031】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
発明において、前記読取手段は、原稿の画像が単色か多
色かを判別する判別手段を有し、前記読取速度切換手段
は、前記判別手段により原稿の画像が単色と判別された
場合、前記同速モードに切り換え、前記判別手段により
原稿の画像が多色と判別された場合、前記低速モードに
切り換えることを特徴とする。
【0032】請求項10記載の発明では、前記読取速度
切換手段によって、前記判別手段により原稿の画像が単
色と判別された場合に同速モードに切り換えられ、前記
判別手段により原稿の画像が多色と判別された場合に低
速モードに切り換えられる。したがって、原稿が単色画
像の場合には、同速モードにより画像を高速に読み取る
ことができる。一方、原稿が多色画像の場合には、低速
モードにより画像を高精度に読み取ることができる。
【0033】請求項11記載の発明は、請求項8記載の
発明において、前記読取手段は、原稿に光を照射する照
射ランプと、該照射ランプにより照射された原稿の反射
光を光学系を介して入射して電気信号に変換する光電変
換素子と、を有し、前記読取速度切換手段により低速モ
ードに切り換えられた場合、前記読取手段は、前記照射
ランプの印加電圧を前記同速モード時の印加電圧より低
くすることを特徴とする。
【0034】請求項11記載の発明では、前記読取速度
切換手段により低速モードに切り換えられた場合、前記
読取手段によって照射ランプの印加電圧が同速モード時
の印加電圧より低くされる。したがって、低速モードの
場合には、読取手段の走査速度の低下に応じて照射ラン
プの印加電圧を低下させ、読取手段の走査速度の低下に
拘らず、光電変換素子によって同速度モード時と略同じ
電気信号を得ることができる。また、印加電圧を低下さ
せることで、読取手段の温度上昇を防止することができ
るとともに、消費電力を少なくすることができる。
【0035】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の発明において、前記読取速度切換手段により低速モー
ドに切り換えられた場合、前記読取手段は、前記光電変
換素子の駆動クロック周波数を前記同速モード時の駆動
クロック周波数より低くすることを特徴とする。
【0036】請求項12記載の発明では、前記読取速度
切換手段により低速モードに切り換えられた場合、前記
読取手段によって光電変換素子の駆動クロック周波数が
同速モード時の駆動クロック周波数より低くされる。こ
のため、低速モードの場合には、光電変換素子の駆動ク
ロック周波数を低下させ、タイミングのずれやノイズの
影響を小さくして高精度な電気信号を得ることができ
る。したがって、原稿の画像を高精度に読み取ることが
できる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1〜図4を参照して説明する。
【0038】図1は本発明に係る一実施形態の画像形成
装置を適用した複写機の全体構成を示す図である。
【0039】図1に示すように、複写機は、カラー画像
読取装置3、カラー画像記録装置4および制御ボード5
を内蔵する複写機本体1と、複写機本体1の上面に設け
られたコンタクトガラス10を覆うように複写機本体1
に対して開閉自在に設けられた自動原稿搬送装置2によ
って構成されている。
【0040】カラー画像読取装置(以下、カラースキャ
ナという)3は、コンタクトガラス10上にセットされ
た原稿の画像を読み取るものであり、照射ランプ11a
により照射された光をミラー11bにより反射してコン
タクトガラス10を通して原稿に照射し、その反射光を
ミラー12a、12b、12cおよびレンズ13等を介
してCCDイメ−ジセンサ14に結像する。CCDイメ
−ジセンサ14は、結像された光を例えばB(blue)、
G(green )、R(red )に色分解し、それぞれ光の強
度に応じたアナログ信号に変換して出力するようになっ
ている。以下、これらの信号を総称してBGR信号とい
う。
【0041】CCDイメージセンサ14により出力され
たBGR信号は、制御ボード5に搭載された画像処理ユ
ニット5bにより、所定の画像処理が施された後、例え
ばBK(black )、C(cyan)、M(magenta )、Y
(yellow)の4色の画像信号に変換される。以下、これ
らの信号を総称してCMY信号という。このCMY信号
は、カラー画像記録装置4に出力される。
【0042】カラー画像記録装置(以下、カラープリン
タという)4は、画像処理ユニットbにより変換された
CMY信号に基づいて記録紙に画像を形成するものであ
る。
【0043】カラースキャナ3の下方に設けられた書込
ユニット20は、例えばレーザダイオードからなるレー
ザ光源21、ポリゴンモータ23により高速に回転する
ポリゴンミラー22、fθレンズ24およびミラー25
を有しており、レーザ光源21によりCMY信号に基づ
いて発せられるレーザ光をこれらの光学系を介して感光
ドラム30に結像し、図中、矢印A方向に回転する感光
体30の表面に順次BK、C、MおよびY信号の静電潜
像を形成するようになっている。
【0044】複写機本体1の下側には、異なるサイズの
転写紙が収納される転写紙カセット61、62および6
3が設けられており、それぞれのカセットに収納された
転写紙を給紙ローラ61a、62aおよび63a、縦搬
送ローラ64a、64bおよび64c、並びに、レジス
トローラ65により図中、破線で示される搬送経路を通
して転写ユニット56に供給するようになっている。
【0045】また、複写機本体1の図中、右側には、転
写紙カセット66および手差し給紙トレイ67が設けら
れており、転写紙を図示しない搬送経路を通して転写ユ
ニット56に供給するようになっている。
【0046】感光ドラム30の周りには、図1および図
2に示すように、感光体クリーニングユニット31、除
電ランプ32、帯電器33、電位センサ34、現像ユニ
ット40および中間転写ユニット50が配設されてい
る。
【0047】現像ユニット40は、BK現像器41、C
現像器42、M現像器43、Y現像器44および現像濃
度検知センサ45を有し、感光体30の表面に順次に形
成されたBK、C、MおよびY信号の静電潜像にそれぞ
れの色に対応するトナー像を形成する。BK現像器41
は、パドル41bにより攪拌して汲み上げられた不図示
の黒色(BK)の現像剤をスリーブ41aを介して感光
体30の表面に供給する。C現像器42、M現像器43
およびY現像器44は、それぞれシアン(C)、マゼン
タ(M)、イエロー(Y)の現像剤を同様に感光体30
の表面に供給する。
【0048】なお、感光体30の表面に各色の静電潜像
を形成する順および各色のトナー像を感光体30の表面
に各色のトナー像を形成する順は、これに限るものでは
ない。
【0049】感光体30の表面に形成された各色のトナ
ー像は、中間転写ベルト51に転写される。中間転写ベ
ルト51は、バイアスローラ52、駆動ローラ53およ
び従動ローラ54にかけ渡され、バイアスローラ52を
移動することにより感光体30の表面に接触および離間
するようになっており、駆動モータ53aの回転が駆動
ベルト53bを介して伝達される駆動ローラ53によっ
て駆動されるようになっている。
【0050】中間転写ベルト51は、転写時に感光体3
0の表面に接触して図中、フォーワード方向に感光体3
0の周速と等速に回転するよう駆動されるようになって
いる。このとき、バイアスローラ52にはバイアス電圧
が印加される。
【0051】各色のトナー像は、感光体30と中間転写
ベルト51とが接触状態において、BK、C、M、Yの
順に4色を重ねるように位置合わせされて中間転写ベル
ト51に転写される。
【0052】この中間転写ベルト51は、往復駆動方式
により駆動される。1色目のBKトナー像の転写が終了
すると、中間転写ベルト51は停止するとともに感光体
30から離間して、BKトナー像の先端位置が転写開始
位置よりも図中、リターン方向に高速に戻される。次い
で、中間転写ベルト51は再度、感光体30に接触し、
フォーワード方向に回転され2色目のCトナー像が転写
される。以下、同様にMおよびYトナー像が転写されて
4色重ねのトナー像が得られる。
【0053】転写ユニット56は、中間転写ベルト51
に転写された4色重ねのトナー像を一括して転写紙に転
写するものであり、レジストローラ65によりタイミン
グ制御されて供給された転写紙をバイアスローラ56a
により中間転写ベルト51との間で挟持するとともに、
このバイアスローラ56aにバイアス電圧を印加してト
ナー像を転写紙に転写するようになっている。
【0054】バイアスローラ56aは、接離機構56c
によって、待機時には中間転写ベルト51に非接触に下
方に退避しており、転写時には上昇して中間転写ベルト
51を押圧するようになっている。
【0055】ベルトクリーニングユニット55は、トナ
ー像が転写紙に転写された後に中間転写ベルト51に残
留したトナー像をブラシローラ55aおよびゴムブレー
ド55bにより除去するものである。ブラシローラ55
aおよびゴムブレード55bは、接離機構55cにより
クリーニング時のみ中間転写ベルト51に接触するよう
になっている。
【0056】トナー像が転写された転写紙は、搬送ベル
ト70により定着器71に搬送され、所定温度に定着ロ
ーラ71aおよび加圧ローラ71bによりトナー像が溶
融定着されて排出トレイ72に排出されるようになって
いる。
【0057】自動原稿搬送装置(以下、ADFという)
2は、原稿台81にセットされた原稿を1枚毎に分離給
送し、図中、矢印Bで示される搬送経路を通して、コン
タクトガラス10上に搬入するとともに、カラースキャ
ナ3により画像が読み取られた原稿をコンタクトガラス
10上から搬出するものである。
【0058】原稿台81には、原稿の枚数を検知する原
稿枚数検知センサ82が設けられており、例えば原稿台
81にセットされた原稿の厚さを検出することにより、
原稿枚数を検知するようになっている。
【0059】制御ボード5には、BGR信号をYMC信
号に変換する画像処理ユニット5bとともに、本複写機
を制御する制御ユニット5aが搭載されており、さらに
カラースキャナ3により読み取られたBGR信号を記憶
する記憶装置5cが搭載されている。記憶装置5cは、
揮発性メモリから構成され、原稿の1/4ページ単位に
BGR信号を記憶するようになっており、原稿7/4ペ
ージ分のBGR信号を記憶する容量を有している。
【0060】制御ユニット5aは、カラースキャナ3に
読み取られたBGR信号を直接に画像処理ユニット5b
に出力するノン記憶モードと、カラースキャナ3に読み
取られたBGR信号を一時的に記憶装置5cに記憶し、
記憶されたBGR信号を読み出して画像処理ユニット5
bに出力する記憶モードとの2つの動作モードを設定す
るようになっている。
【0061】原稿を直接コンタクトガラス10上にセッ
トして複写を行い、かつ後述する操作表示部により複写
部数が1枚にセットされた場合および原稿枚数検知セン
サ82によりADF2の原稿台81にセットされた原稿
が1枚と検知され、かつ後述する操作表示部により複写
部数が1枚にセットされた場合には、ノン記憶モードが
設定され、それ以外の場合には、後述する記録色選択モ
ードによる選択結果に基づいてノン記憶モードおよび記
憶モードの何れかが設定される。
【0062】複写機本体1の上面には、オペレータの操
作に基づいて装置の動作モードが設定するとともに、装
置の状態情報を表示する図示しない操作表示部が設けら
れている。この操作表示部では、例えば複写部数、転写
紙選択、変倍率の設定、両面複写等の動作モードが設定
されるようになっており、これらの動作モードのひとつ
として記録色選択モードが設けられている。
【0063】記録色選択モードには、BK(黒色)によ
り記録する白黒モード、指定された1色で記録する単色
モード、2色原稿またはエリア指定された原稿をBKお
よび指定された1色により記録する2色モードと、BK
を除くC、MおよびYの3色によりフルカラー画像を記
録する3色カラーモード、BK、C、MおよびYの4色
によりフルカラー画像を記録する4色カラーモードが設
けられている。
【0064】制御ユニット5aは、白黒モードおよび単
色モードが選択された場合には、ノン記憶モードを設定
し、2色モード、3色カラーモードおよび4色カラーモ
ードが選択された場合には、記憶モードを設定する。
【0065】また、この記録色選択モードは、カラース
キャナ3の読取結果に基づいて選択される。カラースキ
ャナ3は、コンタクトガラス10上に直接セットされた
原稿およびADF2により搬送された1枚目の原稿の画
像(BGR信号)を読み取ると同時に、例えば原稿サイ
ズ情報、単色/多色判別情報、写真/文字(図形を含
む)エリア判別情報等を含む原稿情報を読み取るように
なっている。
【0066】制御ユニット5aは、カラースキャナ3に
より読み取られた原稿情報に基づいて装置の記録色選択
モードを設定するようになっており、原稿が単色と判別
された場合には白黒モードを設定し、原稿が多色と判別
された場合には4色カラーモードを設定するようになっ
ている。
【0067】ただし、前記操作表示部により記録色選択
モードの他のモードが選択されている場合には、そのモ
ードが優先される。例えば、原稿がカラーであっても、
記録色選択モードの白黒モードが選択されている場合に
は、白黒モードが優先される。
【0068】すなわち、前記操作表示部により記録色選
択モードが選択されていない場合には、記憶モードが設
定され、1枚目の原稿のBGR信号は、記憶装置5cに
記憶されるようになっており、1枚目の原稿情報に基づ
いて2枚目以降または1枚目の2部以降のノン記憶/記
憶モードが選択されるようになっている。
【0069】さらに、制御ユニット5aは、カラースキ
ャナ3の走査速度(以下、読取線速ともいう)を設定す
るようになっている。カラースキャナ3の走査速度に
は、書込ユニット20の走査速度(以下、プロセス線速
ともいう)と同速の同速モードと、書込ユニット20の
走査速度の1/4の速度の低速モードとが設けられてい
る。
【0070】制御ユニット5aは、前記操作表示部の記
録色選択モードにより、白黒モードおよび単色モードが
選択された場合には、同速モードを設定し、2色モー
ド、3色カラーモードおよび4色カラーモードが選択さ
れた場合には、低速モードを設定する。
【0071】また、カラースキャナ3により読み取られ
た原稿情報に基づいて原稿が単色と判別された場合には
同速モードを設定し、原稿が多色と判別された場合には
低速モードを設定するようになっている。この場合、1
枚目の原稿に対しては、低速モードが設定されており、
この1枚目の原稿情報に基づいて2枚目以降または1枚
目の2部以降の同速/低速モードが選択されるようにな
っている。ただし、前記操作表示部により記録色選択モ
ードの他のモードが選択されている場合には、そのモー
ドが優先される。
【0072】さらに、低速モード時には、カラースキャ
ナ3の照射ランプ11aの印加電圧は、CCDイメージ
センサ13により同速モード時と略同じレベルの電気信
号を得るために、同速モード時よりも低く設定され、C
CDイメージセンサ13の駆動クロック周波数は、タイ
ミングのずれやノイズの影響を小さくして高精度な電気
信号を得るために、同速モード時よりも低く設定され
る。
【0073】次に、4色カラーモード時の本複写機の動
作を説明する。ここで、ADF2の原稿台81に複数の
カラー原稿がセットされているものとする。また、複写
部数は前記操作表示部により1部に設定され、記録色選
択モードは何れのモードも選択されてないものとする。
【0074】まず、前記操作表示部の図示しないスター
トキーが押下されると、1枚目の原稿がADF2により
コンタクトガラス10上に搬入され、カラースキャナ3
によりBGR信号および前記原稿情報が読み取られ、B
GR信号が記憶装置5cに記憶される。このとき、カラ
ースキャナ3は低速モードに設定されており、読取線速
はプロセス線速の1/4である。
【0075】次いで、記憶装置5cに記憶されたBGR
信号が読み出され、画像処理ユニット5bによりCMY
信号に変換され、書込ユニット20に出力される。ま
た、制御ユニット5aによってカラースキャナ3により
読み取られた原稿情報(単色/多色判別情報)に基づい
て記憶モードおよび低速モードに設定される。
【0076】次いで、書込ユニット20により感光体3
0の表面にBKの静電潜像の形成が開始される。同時
に、ADF2により1枚目の原稿はコンタクトガラス1
0上から搬出されるとともに、2枚目の原稿がコンタク
トガラス10上に搬入され、2枚目の原稿の読み取りが
開始される。
【0077】次いで、BK現像器41のスリーブ41a
を回転させ、BK静電潜像からBKトナー像が形成さ
れ、さらに中間転写ベルト51に転写される。同時に、
カラースキャナ3によって2枚目の原稿の先端から1/
4ページまでの1/4ページ分の画像が読み込まれ、記
憶装置5cにBGR信号が記憶される。
【0078】次いで、書込ユニット20により感光体3
0の表面にCの静電潜像の形成がされ、C現像器42に
よりCトナー像が形成され、さらに中間転写ベルト51
に転写される。同時に、カラースキャナ3によって2枚
目の原稿の1/4ページから2/4ページまでの1/4
ページ分の画像が読み込まれ、記憶装置5cにBGR信
号が記憶される。
【0079】次いで、書込ユニット20により感光体3
0の表面にMの静電潜像の形成がされ、M現像器43に
よりMトナー像が形成され、さらに中間転写ベルト51
に転写される。同時に、カラースキャナ3によって2枚
目の原稿の2/4ページから3/4ぺージまでの1/4
ページ分の画像が読み込まれ、記憶装置5cにBGR信
号が記憶される。
【0080】次いで、書込ユニット20により感光体3
0の表面にYの静電潜像の形成がされ、Y現像器44に
よりYトナー像が形成され、さらに中間転写ベルト51
に転写される。同時に、カラースキャナ3によって2枚
目の原稿の3/4ページから4/4ページまでの1/4
ページ分の画像が読み込まれ、記憶装置5cにBGR信
号が記憶される。
【0081】次いで、中間転写ベルト51に転写された
4色重ねのトナー像が、転写ユニット56によって転写
紙に一括転写され、この転写紙は、搬送ベルト70によ
り定着器71に搬送され、所定温度に定着ローラ71a
および加圧ローラ71bによりトナー像が溶融定着され
て排出トレイ72に排出される。
【0082】なお、感光体30の表面は、各色のトナー
像が中間転写ベルト51に転写される毎に感光体クリー
ニングユニット31によりクリーニングされ、除電ラン
プ32により除電され、帯電器33により再度、均一に
帯電される。また、中間転写ベルト51は、転写紙への
転写が終了すると、ベルトクリーニングユニット55に
よりクリーニングされる。
【0083】次に、記憶モード時の記憶装置5cへの画
像データの書込および読出動作を図3および図4に基づ
いて説明する。図3に示すように、記憶装置5cは、カ
ラースキャナ3により読み取られた原稿のBGR信号を
それぞれ1/4ページ毎に記憶するS1〜S7の記憶領
域を有している。
【0084】図4に示すように、1枚目の原稿のBGR
信号がカラースキャナ3により低速モードで読み取ら
れ、その先端から1/4ページまでの1/4ページ分P
1aが領域S1に書き込まれる。
【0085】次いで、1/4ページから2/4ページま
での1/4ページ分P1bが領域S2に書き込まれる。
【0086】次いで、2/4ページから3/4ページま
での1/4ページ分P1cが領域S3に書き込まれる。
【0087】次いで、3/4ページから4/4ページま
での1/4ページ分P1dが領域S3に書き込まれる。
同時に、領域S1からP1aが読み出されBKの静電潜
像の形成が開始される。なお、書込ユニット20のプロ
セス線速は、カラースキャナ3の読取線速の4倍のた
め、P1aの記憶装置5cからの読出時間は、記憶装置
5cへの書込時間の1/4となる。
【0088】次いで、2枚目の原稿のBGR信号がカラ
ースキャナ3により低速モードで読み取られ、その先端
から1/4ページまでの1/4ページ分P2aが領域S
5に書き込まれる。同時に、領域S2、S3およびS4
から順次P1b、P1cおよびP1dが読み出されBK
の静電潜像が形成され、さらに領域S1からP1aが読
み出されCの静電潜像の形成が開始される。
【0089】次いで、2枚目の原稿の1/4ページまで
の2/4ページ分P2bが領域S6に書き込まれる。同
時に、領域S2、S3およびS4から順次P1b、P1
cおよびP1dが読み出されCの静電潜像が形成され、
さらに領域S1からP1aが読み出されMの静電潜像の
形成が開始される。
【0090】次いで、2枚目の原稿の2/4ページまで
の3/4ページ分P2cが領域S7に書き込まれる。同
時に、領域S2、S3およびS4から順次P1b、P1
cおよびP1dが読み出されMの静電潜像が形成され、
さらに領域S1からP1aが読み出されYの静電潜像の
形成が開始され、領域S1のP1aが消去される。
【0091】次いで、2枚目の原稿の3/4ページまで
の4/4ページ分P2dが領域S1に書き込まれる。同
時に、領域S2、S3およびS4から順次P1b、P1
cおよびP1dが読み出されYの静電潜像が形成され、
さらに領域S1からP2aが読み出されBKの静電潜像
の形成が開始される。
【0092】すなわち、P2dの書込時には、領域S1
に書き込まれていたP1aはすでに読み出され、書込ユ
ニット20に出力されている。このため、記憶装置5c
の容量は、原稿の7/4ページ分でよい。
【0093】なお、2色モードおよび3色カラーモード
の場合には、対応する色数に応じて同様の動作を行うよ
うになっている。また、ノン記憶モード時にカラー画像
を形成する場合には、カラースキャナ3により色数に応
じた読み取りが同速モードで行われる。
【0094】また、白黒モードおよび単色モードの場合
には、制御ユニット5aによってノン記憶モードおよび
同速モードが設定され、カラースキャナ3により画像が
高速に読み取られるとともに、画像データが記憶装置5
cを介すことなく、そのまま書込ユニット20に出力さ
れる。したがって、画像形成動作を高速化することがで
きる。カラー画像のように高精度な位置合わせを必要と
しないからである。
【0095】このように、本実施形態では、カラースキ
ャナ3によって原稿の画像が同時にBGR信号に分解し
て読み取られ、記憶装置5cによってカラースキャナ3
により読み取られたBGR信号が記憶され、書込ユニッ
ト20によってカラースキャナ3により読み取られたB
GR信号または記憶装置5cに記憶されたBGR信号に
基づいて感光ドラム30に画像が作像され、中間転写ユ
ニット50および転写ユニット56によって書込ユニッ
ト20により感光ドラム30に作像された画像が記録紙
に転写されて形成される。
【0096】したがって、カラー画像を読み取る場合、
カラースキャナ3によって原稿の画像を1回の読取動作
で読み取ることができるので、カラースキャナ3の読取
動作を低速化して高精度な画像の読み取りを行うことが
できる。また、複数回の走査によりカラー画像を読み取
る読取手段のように、例えば走査開始位置に高速に復帰
させる動作が不要となるので、装置の騒音および振動を
抑え、一層、高精度な画像の読み取りを行うことができ
る。
【0097】また、書込ユニット20によって記憶装置
5cに記憶されたBGR信号に基づいて感光体30に画
像を作像する場合には、カラースキャナ3によって書込
ユニット20の作像中に、次の原稿の画像がBGR信号
に分解して読み取られ、記憶装置5cによって書込ユニ
ット20により作像中の原稿の一部(1/4ページ分)
のBGR信号がカラースキャナ3により読み取られた次
の原稿の画像の一部(1/4ページ分)のBGR信号に
書き換えられて記憶される。
【0098】したがって、カラースキャナ3によって書
込ユニット20の作像中に、次の原稿の画像を読み取る
ことができるので、画像形成動作を高速化することがで
きる。また、作像中の原稿の一部のBGR信号を次の原
稿の画像の一部のBGR信号に書き換えて記憶すること
ができるので、記憶装置5cの記憶容量を原稿2ページ
分の情報量より小さくすることができる。
【0099】また、記録色選択モードによってノン記憶
モードおよび記憶モードのうち何れかの動作モードが選
択される。したがって、原稿および形成される画像の画
質、画像形成動作速度等を考慮して記憶手段に画像を記
憶するか否かを選択することができる。
【0100】また、制御ユニット5aによって、記録色
選択モードにより白黒モードおよび単色モードが選択さ
れた場合にノン記憶モードが選択され、記録色選択モー
ドにより2色モード、3色カラーモードおよび4色カラ
ーモードが選択された場合に記憶モードが選択される。
したがって、記録紙に単色画像を形成する場合には、記
憶装置5cを介すことなくカラースキャナ3により読み
取られた画像が感光ドラム30に作像されるので、画像
形成処理速度を高速化することができる。一方、記録紙
に多色画像を形成する場合には、記憶装置5cに画像を
記憶することにより、カラースキャナ3の読取動作を1
回にすることができるので、効率の良い画像形成動作を
行うことができる。
【0101】また、制御ユニット5aによって、カラー
スキャナ3により原稿の画像が単色と判別された場合に
ノン記憶モードが選択され、カラースキャナ3により原
稿の画像が多色と判別された場合に記憶モードが選択さ
れる。したがって、原稿が単色画像の場合には、記憶装
置5cを介すことなくカラースキャナ3により読み取ら
れた画像が感光ドラム30に作像されるので、画像形成
処理速度を高速化することができる。一方、原稿が多色
画像の場合には、記憶装置に5cに画像を記憶すること
により、カラースキャナ3の読取動作を1回にすること
ができるので、効率の良い画像形成動作を行うことがで
きる。
【0102】さらに、ADF2の原稿枚数検知センサ8
2により原稿枚数が1枚と検知され、かつ前記操作表示
部により複写部数が1枚に設定された場合、制御ユニッ
ト5aによってノン記憶モードが選択される。したがっ
て、記憶装置5aを介すことなくカラースキャナ3によ
り読み取られた画像が感光ドラム30に作像されるの
で、画像形成処理速度を高速化することができる。
【0103】また、ADF2の原稿枚数検知センサ82
により複数の原稿が検知された場合、カラースキャナ3
によってADF2によりコンタクトガラス10上の読取
位置に搬入された1枚目の原稿の画像の読み取りと同時
に、該原稿に基づいて装置の動作モードが設定される。
したがって、1枚目の原稿の画像を読み取る前にプレス
キャンを行うのでなく、画像の読み取りと同時にプレス
キャンを行うことができるので、1枚目の画像形成動作
を早くすることができる。
【0104】さらに、制御ユニット5aによって同速モ
ードまたは低速モードに切り換えられる。したがって、
原稿および形成される画像の画質、画像形成処理速度等
を考慮してカラースキャナ3の走査速度を切り換えるこ
とができる。
【0105】また、制御ユニット5aによって、記録色
選択モードにより白黒モードおよび単色モードが選択さ
れた場合に同速モードに切り換えられ、記録色選択モー
ドにより2色モード、3色カラーモードおよび4色モー
ド選択された場合に低速モードに切り換えられる。した
がって、記録紙に単色画像を形成する場合には、同速モ
ードにより画像を高速に読み取ることができる。一方、
記録紙に多色画像を形成する場合には、低速モードによ
り画像を高精度に読み取ることができる。
【0106】また、制御ユニット5aによって、カラー
スキャナ3により原稿の画像が単色と判別された場合に
同速モードに切り換えられ、カラースキャナ3により原
稿の画像が多色と判別された場合に低速モードに切り換
えられる。したがって、原稿が単色画像の場合には、同
速モードにより画像を高速に読み取ることができる。一
方、原稿が多色画像の場合には、低速モードにより画像
を高精度に読み取ることができる。
【0107】また、制御ユニット5aにより低速モード
に切り換えられた場合、カラースキャナ3によって照射
ランプの印加電圧が同速モード時の印加電圧より低くさ
れる。したがって、低速モードの場合には、カラースキ
ャナ3の走査速度の低下に応じて照射ランプの印加電圧
を低下させ、カラースキャナ3の走査速度の低下に拘ら
ず、CCDイメージセンサ14によって同速度モード時
と略同じレベルの電気信号を得ることができる。また、
印加電圧を低下させることで、カラースキャナ3の温度
上昇を防止することができるとともに、消費電力を少な
くすることができる。
【0108】また、制御ユニット5aにより低速モード
に切り換えられた場合、カラースキャナ3によってCC
Dイメージセンサ14の駆動クロック周波数が同速モー
ド時の駆動クロック周波数より低くされる。このため、
低速モードの場合には、光電変換素子の駆動クロック周
波数を低下させ、タイミングのずれやノイズの影響を小
さくして高精度な電気信号を得ることができる。したが
って、原稿の画像を高精度に読み取ることができる。
【0109】なお、本実施形態では、ノン記憶/記憶モ
ードの設定を記録色選択モードに対応して設定している
が、これに限るものではなく、例えば操作表示部により
独立に設定してもよいことはいうまでもない。
【0110】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、読取手段
によって原稿の画像を同時に複数の色情報に分解して読
み取り、記憶手段によって読取手段により読み取られた
色情報を記憶され、作像手段によって読取手段により読
み取られた色情報または記憶手段に記憶された色情報に
基づいて作像体に画像を作像し、形成手段によって作像
手段により作像体に作像された画像を記録紙に転写して
形成する。
【0111】したがって、カラー画像を読み取る場合、
読取手段によって原稿の画像を1回の読取動作で読み取
ることができるので、読取手段の読取動作を低速化して
高精度な画像の読み取りを行うことができる。また、複
数回の走査によりカラー画像を読み取る読取手段のよう
に、例えば走査開始位置に高速に復帰させる動作が不要
となるので、装置の騒音および振動を抑え、一層、高精
度な画像の読み取りを行うことができる。
【0112】請求項2記載の発明によれば、前記作像手
段によって前記記憶手段に記憶された色情報に基づいて
作像体に画像を作像する場合には、前記読取手段によっ
て前記作像手段の作像中に、次の原稿の画像を複数の色
情報に分解して読み取り、前記記憶手段によって前記作
像手段により作像中の原稿の一部の色情報を前記読取手
段により読み取られた次の原稿の画像の一部の色情報に
書き換えて記憶する。
【0113】したがって、前記読取手段によって前記作
像手段の作像中に、次の原稿の画像を読み取ることがで
きるので、画像形成動作を高速化することができる。ま
た、作像中の原稿の一部の色情報を次の原稿の画像の一
部の色情報に書き換えて記憶することができるので、記
憶手段の記憶容量を原稿2ページ分の情報量より小さく
することができる。
【0114】請求項3記載の発明によれば、動作モード
選択手段によってノン記憶モードおよび記憶モードのう
ち何れかの動作モードを選択する。したがって、原稿お
よび形成される画像の画質、画像形成動作速度等を考慮
して記憶手段に画像を記憶するか否かを選択することが
できる。
【0115】請求項4記載の発明によれば、前記動作モ
ード選択手段によって、前記記録色選択手段により単色
が選択された場合にノン記憶モードを選択し、前記記録
色選択手段により多色が選択された場合に記憶モードを
選択する。したがって、記録紙に単色画像を形成する場
合には、記憶手段を介すことなく読取手段により読み取
られた画像が作像体に作像されるので、画像形成処理速
度を高速化することができる。一方、記録紙に多色画像
を形成する場合には、記憶手段に画像を記憶することに
より、読取手段の読取動作を1回にすることができるの
で、効率の良い画像形成動作を行うことができる。
【0116】請求項5記載の発明によれば、前記動作モ
ード選択手段によって、前記判別手段により原稿の画像
が単色と判別された場合にノン記憶モードを選択し、前
記判別手段により原稿の画像が多色と判別された場合に
記憶モードを選択する。したがって、原稿が単色画像の
場合には、記憶手段を介すことなく読取手段により読み
取られた画像が作像体に作像されるので、画像形成処理
速度を高速化することができる。一方、原稿が多色画像
の場合には、記憶手段に画像を記憶することにより、読
取手段の読取動作を1回にすることができるので、効率
の良い画像形成動作を行うことができる。
【0117】請求項6記載の発明によれば、該原稿枚数
検知手段により原稿枚数が1枚と検知され、かつ前記操
作手段によって前記形成手段による記録枚数が1枚に設
定された場合、前記動作モード選択手段によってノン記
憶モードを選択する。したがって、記憶手段を介すこと
なく読取手段により読み取られた画像が作像体に作像さ
れるので、画像形成処理速度を高速化することができ
る。
【0118】請求項7記載の発明によれば、前記原稿枚
数検知手段により複数の原稿が検知された場合、前記読
取手段によって前記原稿搬送手段により前記読取位置に
搬入された1枚目の原稿の画像の読み取りと同時に、該
原稿に基づいて装置の動作モードが設定される。したが
って、1枚目の原稿の画像を読み取る前にプレスキャン
を行うのでなく、画像の読み取りと同時にプレスキャン
を行うことができるので、1枚目の画像形成動作を早く
することができる。
【0119】請求項8記載の発明によれば、前記読取速
度切換手段によって同速モードまたは低速モードに切り
換える。したがって、原稿および形成される画像の画
質、画像形成処理速度等を考慮して読取手段の走査速度
を切り換えることができる。
【0120】請求項9記載の発明によれば、前記読取速
度切換手段によって、前記記録色選択手段により単色が
選択された場合に同速モードに切り換え、前記記録色選
択手段により多色が選択された場合に低速モードに切り
換える。したがって、記録紙に単色画像を形成する場合
には、同速モードにより画像を高速に読み取ることがで
きる。一方、記録紙に多色画像を形成する場合には、低
速モードにより画像を高精度に読み取ることができる。
【0121】請求項10記載の発明によれば、前記読取
速度切換手段によって、前記判別手段により原稿の画像
が単色と判別された場合に同速モードに切り換え、前記
判別手段により原稿の画像が多色と判別された場合に低
速モードに切り換える。したがって、原稿が単色画像の
場合には、同速モードにより画像を高速に読み取ること
ができる。一方、原稿が多色画像の場合には、低速モー
ドにより画像を高精度に読み取ることができる。
【0122】請求項11記載の発明によれば、前記読取
速度切換手段により低速モードに切り換えられた場合、
前記読取手段によって照射ランプの印加電圧を同速モー
ド時の印加電圧より低くする。したがって、低速モード
の場合には、読取手段の走査速度の低下に応じて照射ラ
ンプの印加電圧を低下させ、読取手段の走査速度の低下
に拘らず、光電変換素子によって同速モード時と略同じ
レベルの電気信号を得ることができる。また、印加電圧
を低下させることで、読取手段の温度上昇を防止するこ
とができるとともに、消費電力を少なくすることができ
る。
【0123】請求項12記載の発明によれば、前記読取
速度切換手段により低速モードに切り換えられた場合、
前記読取手段によって光電変換素子の駆動クロック周波
数を同速モード時の駆動クロック周波数より低くする。
このため、低速モードの場合には、光電変換素子の駆動
クロック周波数を低下させ、タイミングのずれやノイズ
の影響を小さくして高精度な電気信号を得ることができ
る。したがって、原稿の画像を高精度に読み取ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の画像形成装置を適用
した複写機の構成を示す図である。
【図2】図1に示されたカラー記録装置4の要部を示す
図である。
【図3】図1に示された記憶装置5aのBGR信号の記
憶領域を示す図である。
【図4】図1に示された記憶装置5aにおけるBGR信
号の書込および読出動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 複写機本体1 2 自動原稿搬送装置 3 カラー画像読取装置 4 カラー画像記録装置 5 制御ボード 5a 制御ユニット 5b 画像処理ユニット 5c 記憶装置 10 コンタクトガラス 11 照射ユニット 11a 照射ランプ 11b ミラー 12a、12b、12c ミラー 13 CCDイメージセンサ 20 書込ユニット 21 レーザ光源 22 ポリゴンミラー 23 ポリゴンモータ 24 fθレンズ 25 ミラー 30 感光ドラム 31 感光体クリーニングユニット 31a クリーニング前除電器 31b ブラシローラ 31c ゴムブレード 32 除電ランプ 33 帯電器 34 電位センサ 40 現像ユニット 41 BK現像器 42 C現像器 43 M現像器 44 Y現像器 41a、42a、43a、44a スリーブ 41b、42b、43b、44b パドル 41c、42c、43c、44c トナー濃度検知セン
サ 45 現像濃度センサ 50 中間転写ユニット 51 中間転写ベルト 52 バイアスローラ 53 駆動ローラ 53a 駆動モータ 54 従動ローラ 55 ベルトクリーニングユニット 55a ブラシローラ 55b ゴムブレード 55c 接離機構 56 転写ユニット 56a バイアスローラ 56b クリーニングブレード 56c 接離機構 61、62、63、66 転写紙カセット 61a、62a、63a、66a 給紙ローラ 64a、64b、64c 縦搬送ローラ 65 レジストローラ 67 手差し給紙トレイ 70 搬送ベルト 70a 駆動モータ 71 定着器 71a 定着ローラ 71b 加圧ローラ 72 排出トレイ 81 原稿台 82 原稿枚数検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 曽我 浩史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 泉川 学 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を同時に複数の色情報に分解
    して読み取る読取手段と、 該読取手段により読み取られた色情報を記憶する記憶手
    段と、 前記読取手段により読み取られた色情報または前記記憶
    手段に記憶された色情報に基づいて作像体に画像を作像
    する作像手段と、 該作像手段により作像体に作像された画像を記録紙に転
    写して形成する形成手段と、を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記作像手段によって前記記憶手段に記
    憶された色情報に基づいて作像体に画像を作像する場
    合、 前記読取手段は、前記作像手段の作像中に、次の原稿の
    画像を複数の色情報に分解して読み取り、 前記記憶手段は、前記作像手段により作像中の原稿の一
    部の色情報を前記読取手段により読み取られた次の原稿
    の画像の一部の色情報に書き換えて記憶することを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記作像手段によって前記読取手段によ
    り読み取られた色情報に基づいて作像体に画像を作像す
    るノン記憶モードおよび前記記憶手段によって前記読取
    手段により読み取られた色情報を記憶し、前記作像手段
    によって前記記憶手段に記憶された色情報に基づいて作
    像体に画像を作像する記憶モードのうち何れかの動作モ
    ードを選択する動作モード選択手段を有することを特徴
    とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記形成手段によって記録紙に形成され
    る画像が単色か多色かを選択する記録色選択手段を有
    し、 前記動作モード選択手段は、前記記録色選択手段により
    単色が選択された場合、前記ノン記憶モードを選択し、
    前記記録色選択手段により多色が選択された場合、前記
    記憶モードを選択することを特徴とする請求項3記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記読取手段は、原稿の画像が単色か多
    色かを判別する判別手段を有し、 前記動作モード選択手段は、前記判別手段により原稿の
    画像が単色と判別された場合、前記ノン記憶モードを選
    択し、前記判別手段により原稿の画像が多色と判別され
    た場合、前記記憶モードを選択することを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記形成手段による記録部数を設定する
    操作手段と、 原稿の枚数を検知する原稿枚数検知手段と、を有し、 該原稿枚数検知手段により原稿枚数が1枚と検知され、
    かつ前記操作手段によって形成手段による記録部数が1
    部に設定された場合、前記動作モード選択手段は、前記
    ノン記憶モードを選択することを特徴とする請求項3記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿台に載置された複数の原稿を1枚毎
    に前記読取手段の所定の読取位置に搬入するとともに、
    前記読取手段により画像が読み取られた原稿を前記読取
    位置から搬出する原稿搬送手段と、 前記原稿台に載置された原稿の枚数を検知する原稿枚数
    検知手段と、を有し、 前記読取手段は、前記原稿搬送手段により前記読取位置
    に搬入された1枚目の原稿の画像を読み取るとともに、
    該原稿に基づいて装置の動作モードを設定することを特
    徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記読取手段の走査速度を切り換える読
    取速度切換手段を有し、 該読取速度切換手段は、前記読取手段の走査速度を前記
    作像手段の走査速度と同じ速度に切り換える同速モード
    と、前記読取手段の走査速度を前記作像手段の走査速度
    より低速に切り換える低速モードとを有することを特徴
    とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記形成手段によって記録紙に形成され
    る画像が単色か多色かを選択する記録色選択手段を有
    し、 前記読取速度切換手段は、前記記録色選択手段により単
    色が選択された場合、前記同速モードに切り換え、前記
    記録色選択手段により多色が選択された場合、前記低速
    モードに切り換えることを特徴とする請求項8記載の画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記読取手段は、原稿の画像が単色か
    多色かを判別する判別手段を有し、 前記読取速度切換手段は、前記判別手段により原稿の画
    像が単色と判別された場合、前記同速モードに切り換
    え、前記判別手段により原稿の画像が多色と判別された
    場合、前記低速モードに切り換えることを特徴とする請
    求項8記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記読取手段は、原稿に光を照射する
    照射ランプと、該照射ランプにより照射された原稿の反
    射光を光学系を介して入射して電気信号に変換する光電
    変換素子と、を有し、 前記読取速度切換手段により低速モードに切り換えられ
    た場合、前記読取手段は、前記照射ランプの印加電圧を
    前記同速モード時の印加電圧より低くすることを特徴と
    する請求項8記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記読取速度切換手段により低速モー
    ドに切り換えられた場合、前記読取手段は、前記光電変
    換素子の駆動クロック周波数を前記同速モード時の駆動
    クロック周波数より低くすることを特徴とする請求項1
    1記載の画像形成装置。
JP8210537A 1996-07-22 1996-07-22 画像形成装置 Pending JPH1042158A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7338042B2 (en) 2004-03-19 2008-03-04 Canon Kabushiki Kaisha Sheet supplying apparatus

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