JPH09264933A - Icテスタの並列試験方法 - Google Patents

Icテスタの並列試験方法

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JPH09264933A
JPH09264933A JP8099406A JP9940696A JPH09264933A JP H09264933 A JPH09264933 A JP H09264933A JP 8099406 A JP8099406 A JP 8099406A JP 9940696 A JP9940696 A JP 9940696A JP H09264933 A JPH09264933 A JP H09264933A
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JP
Japan
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test
handler
interrupt signal
start request
waiting time
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JP8099406A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Itou
稀祥 伊藤
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Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31903Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドラから状態信号を受信してハンドラの
処理開始時刻を予測し、テスト開始要求割り込み待ち時
間を可変させるICテスタの並列試験方法を提供する。 【解決手段】 ICを自動供給・収容する自動搬送手段
からテスト開始割り込み信号をICテスタ1の外部機器
制御回路1Aに送出すると、外部機器制御回路1Aは全
ての自動搬送手段からテスト開始要求割り込み信号が送
出されれば各IC測定部でICのテストを同時に実行
し、全ての自動搬送手段からテスト開始要求割り込み信
号が送出されていないときは、テスト開始要求割り込み
信号が送出されていない自動搬送手段の稼動状態をIC
テスタ1のコンピュータ1Bで読み込んで有効な待ち状
態かを判定し、有効な待ち状態でなければ直ちにテスト
を実行し、有効な待ち状態であれば最適待ち時間を算出
して、最適待ち時間経過時点でテストを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はICの自動測定に
おいて、並列測定時の測定時間を短縮する方法について
のものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICの試験を行うICテスタは
複数のIC測定部(以下、テストステーションとい
う。)を備え、一度に複数のICを測定する場合には、
各テストステーション間に同時に同じ試験信号を出力す
るモード(ステーション間並列モード)を設定して、各
テストステーションに装着されたICの測定を行う。ま
た、各テストステーションには測定されるICを自動的
に供給するの自動搬送手段(以下、ハンドラという。)
を接続し、テストステーションに対してICの供給・収
容が自動的に行われる。
【0003】次に、ICテスタとテストステーションお
よびハンドラの接続状態を図3に示す。図3の1はIC
テスタ、2A〜2Dはテストステーション、3A〜3D
はハンドラである。ICテスタ1には外部機器制御回路
1Aとコンピュータ1Bが備えられている。
【0004】図3では、例としてICテスタ1に接続さ
れるテストステーションの数を2A〜2Dの4台とし、
ハンドラの数もテストステーションの数と同数の3A〜
3Dの4台として説明している。一般にICテスタは、
複数個のテストステーションと、テストステーションに
それぞれ接続されるハンドラで構成される。テストステ
ーションの数は2個でも3個でもまたは5個以上でも良
い。各ハンドラは、被測定ICが測定準備を完了した時
点で、ICテスタ1の外部機器制御回路1Aにテスト開
始要求割り込み信号を送出する。
【0005】図3で、テストステーション2A〜2Dは
それぞれハンドラ3A〜3Dと接続されており、各ハン
ドラ3A〜3DはそれぞれICテスタ1の外部機器制御
回路1Aと電気的に接続されている。コンピュータ1B
は外部機器制御回路1Aに入力された各ハンドラ3A〜
3Dからの信号を処理する。
【0006】ハンドラ3A〜3Dを使用した場合、IC
テスタ1に対するテスト開始要求は、通常ICテスタの
操作者のスイッチ操作ではなく、各ハンドラからICテ
スタ1に対してテスト開始要求割り込み信号が送出さ
れ、ICテスタ1の外部機器制御回路1Aがそれを受信
することによりソフトウェア処理が行われ、テストが開
始される。
【0007】ICテスタ1に接続されている各ハンドラ
は、全てが常に同期して動作しているわけではなく、I
Cテスタ1の外部機器制御回路1Aに対し別々にテスト
開始要求割り込み信号を送信するので、テストステーシ
ョン2A〜2Dも同時にテスト準備が完了するわけでは
ない。
【0008】通常は、同時にテストを行うテストステー
ションの数を多くしてテスト時間を短縮するために、I
Cテスタ1は複数のハンドラからテスト開始要求割り込
み信号が外部機器制御回路1Aに入力されるのを一定時
間待つ。
【0009】外部機器制御回路1Aはどのハンドラから
割り込みが送出されたのかを確認するため各ハンドラの
割り込み信号をリードする。割り込み信号の確認ができ
たら並列測定に設定されている残りのハンドラからのテ
スト開始要求割り込み信号を待つ。
【0010】この時ICテスタ1側では待ち時間が計測
されており、設定された待ち時間以内に残りのハンドラ
からのテスト開始要求割り込みが外部機器制御回路1A
に受信されなければ、テスト開始要求割り込み信号が受
信できたハンドラと接続されたテストステーションのみ
がテストを実行する。テストを実行中はハンドラからの
テスト開始要求割り込み信号は保留され、先に実行した
テストが終了するまでテスト実行待ち状態となる。
【0011】次に、従来技術による図3の動作を図2の
フローチャートを参照して説明する。図2は、ICテス
タ1の外部機器制御回路1Aが、複数のハンドラからの
テスト開始要求割り込み信号が入力されるのを一定時間
待ってテストを開始する動作を示したものであり、具体
的にはテストステーション2A〜2Dがステーション並
列測定に設定されている場合について説明する。
【0012】図2のステップ11で、外部機器制御回路
1Aがハンドラ3A〜3Dのどれか一つからのテスト開
始要求割り込み信号を受信する。ステップ12ではこの
割り込み信号が最初の割り込みかどうかを判断し、最初
の割り込みであれば、ステップ13で割り込み待ち時間
タイマーのカウントを開始する。
【0013】例えば、初めにテストステーション2Aと
接続されたハンドラ3Aからテスト開始要求割り込み信
号が送出されたとすると、ICテスタ1の外部機器制御
回路1Aではこの割り込み信号を受信し、割り込み信号
がどのハンドラから送出されたのかを確認し、待ち時間
用のタイマーカウントを開始する。
【0014】待ち時間はあらかじめ図示を省略した設定
部等により設定されており、ステップ15で、あらかじ
め設定された待ち時間が経過したかどうかが判定され、
待ち時間が経過していなければ待ち状態を継続する。
【0015】この間、外部機器制御回路1Aは他のハン
ドラからのテスト開始要求割り込み信号を受け付けてお
り、他のハンドラからのテスト開始要求割り込み信号は
ステップ11からステップ12の処理に進み、ステップ
12では最初のテスト開始割り込みではないのでステッ
プ14に進む。
【0016】ステップ14では、ICテスタ1に並列に
接続された各ハンドラからの割り込みがあるかどうかを
判定し、全ハンドラからの割り込みがあれば、ステップ
15の待ち時間の経過にかかわりなく、ステップ16で
テストを実行させる。
【0017】全ハンドラからの割り込みでない場合、ス
テップ11の前に戻って、ステップ15の指定待ち時間
が経過するまで、他のハンドラからのテスト開始要求割
り込み信号を待つ。ここで、例えば、あらかじめ設定さ
れた待ち時間以内にハンドラ3Bとハンドラ3Cからテ
スト開始要求割り込み信号が送出されたときは、外部機
器制御回路1Aはそれぞれの割り込み信号がどのハンド
ラかを確認してさらにテスト開始を待つ。
【0018】ステップ15で設定された待ち時間が経過
すれば、残りのハンドラからのテスト開始要求割り込み
信号を待たずに、ステップ16で、すでに外部機器制御
回路1Aに受信されたハンドラと接続されているテスト
ステーションのみテストを開始する。ここでは、ハンド
ラ3A〜3Cの並列状態でテストを実行する。
【0019】ステップ17で、指定待ち時間が経過した
ことによりステップ16でテストが実行された場合、ハ
ンドラ3Dがテスト実行後にハンドラ3Dがテスト開始
要求割り込み信号を外部機器制御回路1Aに送出したと
しても、外部機器制御回路1Aはハンドラの確認のみ行
い、ハンドラ3Dからのテスト開始要求割り込み信号に
よる割り込みは保留する。
【0020】ステップ18で、テストステーション2A
〜2Cのテストが終了したら、ステップ19で、外部機
器制御回路1Aは残ったハンドラからのテスト開始要求
割り込み信号を受け付け再びステップ11からの処理を
繰り返すことになり、次の待ち時間のタイマーカウント
が開始される。テストステーション2A〜2Cのテスト
が終了し、被測定ICを排出して次の測定のための被測
定ICを供給し終えたハンドラは、再び外部機器制御回
路1Aにテスト開始要求割り込み信号を送出する。
【0021】以下同様に、全てのハンドラからのテスト
開始要求割り込み信号が受信できていればその時点でテ
ストを実行する。また、どれか1つ以上のハンドラから
のテスト開始要求割り込み信号を外部機器制御回路1A
が受信していなくても、待ち時間タイマーに設定された
待ち時間が経過した時点でテストを実行する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】図3の構成で、ICテ
スタのテストステーション並列測定を行う場合、図2の
ような処理では、例えば、ハンドラからのテスト開始要
求割り込み信号がテスト開始直後に送出された場合、I
Cテスタ側の待ち時間が一定に設定されているので、テ
スト開始直後に割り込みを送出したハンドラと接続され
ているテストステーションは、テスト実行が次のテスト
まで保留され、テスト時間が無駄になるという問題があ
る。
【0023】また、ハンドラが故障などの理由によりテ
スト開始要求割り込み信号を送出しない状態になった場
合、ICテスタ1の外部機器制御回路1Aは、指定時間
が経過するまでテスト開始要求割り込み信号を待つの
で、同様にテスト時間が無駄になるという問題がある。
【0024】この発明は、ハンドラから状態信号を受信
し、並列測定に設定されたテストステーションと接続さ
れたハンドラの処理開始時刻を予測し、ハンドラからの
テスト開始要求割り込み待ち時間を可変させるICテス
タの並列試験方法の提供を目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、ICテスタ1に接続し、ICを装着し
て試験を実行する複数のIC測定部と、複数のIC測定
部にそれぞれ取り付け、ICを自動供給・収容する自動
搬送手段を備え、自動搬送手段からテスト開始割り込み
信号をICテスタ1の外部機器制御回路1Aに送出し、
あらかじめ設定された任意の最終待ち時間までにテスト
開始要求割り込み信号を送出した自動搬送手段は、IC
測定部にICを装着して各IC測定部で同時に測定し、
最終待ち時間経過後に残りの自動搬送手段からテスト開
始要求割り込み信号が送出されたときは、外部機器制御
回路1Aはテストが終了するまで受付を保留し、測定の
終了したICをそれぞれ前記自動搬送手段に収容すると
ともに各自動搬送手段からのテスト開始要求割り込み信
号を受け付け、順次ICの試験を実行するICテスタの
並列試験方法において、外部機器制御回路1Aは全ての
自動搬送手段からテスト開始要求割り込み信号が送出さ
れれば各IC測定部でICのテストを実行し、全ての自
動搬送手段からテスト開始要求割り込み信号が送出され
ていないときは、テスト開始要求割り込み信号が送出さ
れていない自動搬送手段の稼動状態をICテスタ1のコ
ンピュータ1Bで読み込んで有効な待ち状態かを判定
し、有効な待ち状態でなければ直ちにテストを実行し、
有効な待ち状態であれば最適待ち時間を算出して、最適
待ち時間経過時点でテストを実行する。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、この発明による実施の形態
を図1を参照して説明する。図1はこの発明によるテス
トステーション並列測定の動作を示すフローチャートで
あり、図2の動作と同様に、テストステーション2A〜
2Dがステーション並列測定に設定されている場合につ
いて説明したものである。
【0027】図1のステップ21で、待ち時間を設定す
る。この待ち時間は、図2のステップ13でタイマー計
測されるものと同じであり、例えば、一回目のテスト実
行時にICの測定時間をICテスタ側で測定するなど、
あらかじめ測定された時間から、平均的な測定予測時間
を操作者が入力するなどして設定する。
【0028】ステップ22で、外部機器制御回路1Aが
割り込みを受け付けると、どのテストステーションと接
続されたハンドラから割り込みが送出されたのかを読み
込む。ステップ23で、この時全てのステーションと接
続されたハンドラから割り込みが送出されていれば、ス
テップ28でテストを直ちに実行する。
【0029】並列測定を設定したハンドラからのテスト
開始要求割り込みが全てのハンドラからでなければ、ス
テップ24で、外部機器制御回路1Aはテスト開始要求
割り込みを送出していないハンドラの状態、例えば現在
試験部加熱中とか、ジャムで停止中などのハンドラの稼
働状態を読み込む。
【0030】ステップ25で、外部機器制御回路1Aは
コンピュータ1Bにその情報を送出し、コンピュータ1
Bは読み込まれたハンドラの状態から、そのハンドラが
設定された待ち時間以内にテスト開始要求割り込み送出
可能か、すなわち、有効な待ち状態か判断する。ハンド
ラからテスト開始要求割り込み発生可能と判断されれ
ば、ステップ26で有効な待ち状態とし、他の任意のハ
ンドラからのテスト開始要求割り込みまでの最適待ち時
間を算出し、最初に割り込みのあったテストステーショ
ンと接続されたハンドラはテストの実行を待つ。
【0031】ここで、ハンドラがテスト開始要求割り込
み信号を送出するまでの最適待ち時間は、ハンドラから
送出されたハンドラの状態から一意的に決めることがで
きる。たとえば、コンピュータ1Bにあらかじめハンド
ラの状態と待ち時間のテーブルを作成しておき、ハンド
ラの状態により決めることができる。ハンドラの状態と
して、ハンドラの準備完了までの時間を送出する方法で
も良い。
【0032】ステップ26で算出された待ち時間が、ス
テップ21で設定された待ち時間と比べ小さければ、ス
テップ27でハンドラからのテスト開始要求割り込み信
号の送出を待つ。
【0033】すなわち、ステップ21で設定された待ち
時間以内に並列測定の設定をしたテストステーションと
接続されたハンドラからの割り込みがあると予測されれ
ば、最後のテストステーションと接続されたハンドラの
テスト開始割り込み後にテストを開始する。
【0034】ステップ25で、そのハンドラが設定され
た待ち時間以内にテスト開始要求割り込み送出可能か判
断した結果、送出が可能でない場合は、ステップ28
で、すでにテスト開始要求割り込み信号が送出されたハ
ンドラのみで試験を開始する。また、ステップ27で、
最適待ち時間が、ステップ21であらかじめ設定された
待ち時間よりも大きくなるならば、すでに割り込みを送
出しているテストステーションのみでテストを実行す
る。
【0035】ステップ29で、テスト実行中のテスト開
始要求割り込みは受け付けても保留とし、ステップ30
のテストが終了した時点で、ステップ31のテスト開始
要求割り込み信号受け付けを行うのは、図2と同様であ
る。
【0036】
【実施例】次に、図1の動作と図2の動作例を図4〜図
6を参照して説明する。図4〜図6は、図3に示すよう
に、ICテスタ1にテストステーションおよびハンドラ
が4台接続されている場合において、実際に考えられる
状況での従来の動作とこの発明による動作の原理を、時
間の流れとともに比較したものである。
【0037】図4は、テストステーションおよびハンド
ラが4台とも正常動作で、かつ、あらかじめ設定された
待ち時間が短い場合に、ハンドラ3Dの処理時間が速い
と仮定したときの動作を比較したものである。図4アは
従来技術による動作を示したものであり、図4イはこの
発明による動作を示したものである。図4ア・イで、横
軸は時間の経過を示し、「A」は各テストステーション
でのテスト時間、「B」はハンドラでの処理時間を示し
ており、ハンドラ3Dの処理時間「B」は短くなってい
る。
【0038】図4アで、テストステーション2A〜2D
とハンドラ3A〜3Dがそれぞれ動作している。ハンド
ラ3Dは処理が終了すると、図3の外部機器制御回路1
Aに対してテスト開始要求割り込み信号を送出する。こ
こで、あらかじめ設定された待ち時間タイマのカウント
が開始されるが、あらかじめ設定された待ち時間「D
1」が短い場合、他のハンドラの処理終了前に待ち時間
のカウントが終了してしまい、2回目のテストは、他の
ハンドラからのテスト開始要求割り込み信号が送出され
ないので、テストステーション2D・ハンドラ3D単独
で実行される。
【0039】テスト時間「A」・ハンドラ処理時間
「B」が経過した後、ハンドラ3Dは再びテスト開始要
求割り込み信号を送出するが、今度は、テストステーシ
ョン2D・ハンドラ3Dでテストを実行している間に、
他のハンドラ3A〜3Cから外部機器制御回路1Aに対
し送出されたテスト開始要求割り込み信号が時間「C
1」の間保留されているので、ハンドラ3Dがテスト開
始要求割り込み信号を送出すると同時に、全ハンドラか
ら割り込み信号有りとして、3回目のテストが実行され
る。
【0040】ハンドラ3Dの処理時間が短いので、4回
目のテスト以降は、テストステーション2D・ハンドラ
3D単独でのテスト実行と、4台揃ったテスト実行が繰
り返される。
【0041】図4イで、1回目のテスト実行で、ハンド
ラ3Dの処理時間「B」が短いのは図4アと同じであ
る。ハンドラ3Dが処理を終了した時点で、待ち時間が
設定されるとともに、テスト開始要求割り込み信号が外
部機器制御回路1Aに送出される。
【0042】この時点で、他のハンドラ3A〜3Cは処
理中である。コンピュータ1Bはハンドラ3A〜3Cの
状態をリードし、これらがまだ処理中であり、設定され
た待ち時間「D1」以内にテスト開始要求割り込み信号
を送出することができないと判断する。したがって、テ
ストステーション2D・ハンドラ3Dは待ち時間「D
1」の経過を待つことなく、すぐに2回目のテストを開
始する。
【0043】テストステーション2D・ハンドラ3Dで
テストを実行している間に、他のハンドラ3A〜3Cか
ら外部機器制御回路1Aに対し送出されたテスト開始要
求割り込み信号が時間「C2」の間保留されているの
で、ハンドラ3Dがテスト開始要求割り込み信号を送出
すると同時に、全ハンドラから割り込み信号有りとし
て、3回目のテストが実行される。図4ア・イによれ
ば、待ち時間「D1」の経過を待たない分だけ、図4イ
の処理時間は速くなる。
【0044】図5は、図4と同様の状態から、テスト実
行中にハンドラ3Aが正常動作しなくなったと仮定した
ときの動作を比較したものである。図5アは従来技術に
よる動作を示したものであり、図5イはこの発明による
動作を示したものである。
【0045】図5アで、ハンドラ3Dは処理が終了する
と、図3の外部機器制御回路1Aにテスト開始要求割り
込み信号を送出する。ここで、あらかじめ設定された待
ち時間タイマのカウントが開始される。
【0046】あらかじめ設定された待ち時間「D1」が
短いので、他のハンドラの処理終了前に待ち時間のカウ
ントが終了してしまい、2回目のテストは、他のハンド
ラからのテスト開始要求割り込み信号が送出されないの
で、テストステーション2D・ハンドラ3D単独で実行
される。
【0047】テスト時間「A」・ハンドラ処理時間
「B」が経過した後、ハンドラ3Dは再びテスト開始要
求割り込み信号を送出する。テストステーション2D・
ハンドラ3Dでテストを実行している間に、他のハンド
ラ3B・3Cから外部機器制御回路1Aに対し送出され
たテスト開始要求割り込み信号が時間「C1」の間保留
されるが、ハンドラ3Aからは、ハンドラ処理中に停止
しているためテスト開始要求割り込み信号の送出がない
ので、ハンドラ3Dがテスト開始要求割り込み信号を送
出すると同時に3回目のテストを実行することはでき
ず、さらに、待ち時間「E」=「D1」だけ時間の経過
を待ち、ここで、3回目のテストが実行される。
【0048】ハンドラ3Dの処理時間が短いので、4回
目のテスト以降は、テストステーション2D・ハンドラ
3D単独でのテスト実行と、待ち時間「E」経過後に3
台揃ったテスト実行が繰り返される。
【0049】図5イで、1回目のテスト実行で、ハンド
ラ3Dの処理時間「B」が短いのは図5アと同じであ
る。ハンドラ3Dが処理を終了した時点で、待ち時間が
設定されるとともに、テスト開始要求割り込み信号が外
部機器制御回路1Aに送出される。
【0050】この時点で、ハンドラ3Aは停止し、他の
ハンドラ3B・3Cは処理中である。コンピュータ1B
はハンドラ3A〜3Cの状態をリードし、ハンドラ3A
が停止し、テスト開始要求割り込み信号を送出できない
状況であることをリードするとともに、ハンドラ3B・
3Cがまだ処理中であり、設定された待ち時間「D1」
以内にテスト開始要求割り込み信号を送出することがで
きないと判断する。したがって、テストステーション2
D・ハンドラ3Dは待ち時間「D1」の経過を待つこと
なく、すぐに2回目のテストを開始する。
【0051】テストステーション2D・ハンドラ3Dで
テストを実行している間に、処理中のハンドラ3B・3
Cから外部機器制御回路1Aに対し送出されたテスト開
始要求割り込み信号が時間「C2」の間保留され、ハン
ドラ3Dがテスト開始要求割り込み信号を送出すると同
時に、全ハンドラから割り込み信号有りとして、3回目
のテストが実行される。このとき、ハンドラ3Aはコン
ピュータ1Bにより有効な待ち状態ではないと判断され
ているので、待ち時間「D1」および待ち時間「E」の
経過を待たない分だけ、図5イの処理時間は速くなる。
【0052】図6は、あらかじめ設定された待ち時間が
長い場合で、テスト実行中にハンドラ3Aが正常動作し
なくなったと仮定したときの動作を比較したものであ
る。図6アは従来技術による動作を示したものであり、
図6イはこの発明による動作を示したものである。
【0053】図6アで、ハンドラ3Dは処理が終了する
と、図3の外部機器制御回路1Aにテスト開始要求割り
込み信号を送出する。ここで、あらかじめ設定された待
ち時間タイマのカウントが開始される。
【0054】あらかじめ設定された待ち時間「D2」が
長いので、待ち時間のカウント中に、ハンドラ3B・3
Cからテスト開始要求割り込み信号が送出される。しか
し、ハンドラ3Aからのテスト開始要求割り込み信号の
送出がないので、結局待ち時間「D2」が経過した時点
で、2回目のテストをテストステーション2A・ハンド
ラ3Aを除いて実行し、以下、同様の処理を繰り返して
テストを実行する。
【0055】図6イで、1回目のテスト実行で、ハンド
ラ3Dの処理時間「B」が短いのは図6アと同じであ
る。ハンドラ3Dが処理を終了した時点で、待ち時間が
設定されるとともに、テスト開始要求割り込み信号が外
部機器制御回路1Aに送出される。
【0056】この時点で、ハンドラ3Aは停止し、他の
ハンドラ3B・3Cは処理中である。コンピュータ1B
はハンドラ3A〜3Cの状態をリードし、ハンドラ3A
が停止し、テスト開始要求割り込み信号を送出できない
状況であることをリードするとともに、ハンドラ3B・
3Cがまだ処理中であり、設定された待ち時間「D2」
以内にテスト開始要求割り込み信号を送出することがで
きないと判断する。
【0057】したがって、テストステーション2D・ハ
ンドラ3Dは待ち時間「D2」の経過を待つことなく、
ハンドラ3B・3Cから外部機器制御回路1Aにテスト
開始要求割り込み信号が送出された時点で、すなわち、
待ち時間「D3」が経過した時点で2回目のテストを開
始し、以下、同様の処理を繰り返してテストを実行す
る。
【0058】このとき、ハンドラ3Aはコンピュータ1
Bにより有効な待ち状態ではないと判断されているの
で、待ち時間「D2」の経過を待たない分だけ、図6イ
の処理時間は速くなる。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、並列測定を設定した
テストステーションのテスト開始待ち時間をハンドラの
状態に合わせて可変させるので、単位時間当たりの並列
測定数を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すフローチャートであ
る。
【図2】従来の方法を示すフローチャートである。
【図3】ICテストシステムの構成例である。
【符号の説明】
1 ICテスタ 1A 外部機器制御回路 1B コンピュータ 2A〜2D テストステーション 3A〜3D ハンドラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すフローチャートであ
る。
【図2】従来の方法を示すフローチャートである。
【図3】ICテストシステムの構成例である。
【図4】図1の動作と図2の動作を比較した第1の説明
図である。
【図5】図1の動作と図2の動作を比較した第2の説明
図である。
【図6】図1の動作と図2の動作を比較した第3の説明
図である。
【符号の説明】 1 ICテスタ 1A 外部機器制御回路 1B コンピュータ 2A〜2D テストステーション 3A〜3D ハンドラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICテスタ(1) に接続し、ICを装着し
    て試験を実行する複数のIC測定部と、前記複数のIC
    測定部にそれぞれ取り付け、前記ICを自動供給・収容
    する自動搬送手段を備え、前記自動搬送手段からテスト
    開始割り込み信号をICテスタ(1) の外部機器制御回路
    (1A)に送出し、あらかじめ設定された任意の最終待ち時
    間までにテスト開始要求割り込み信号を送出した自動搬
    送手段は、IC測定部に前記ICを装着して各IC測定
    部で同時に測定し、最終待ち時間経過後に残りの自動搬
    送手段からテスト開始要求割り込み信号が送出されたと
    きは、外部機器制御回路(1A)はテストが終了するまで受
    付を保留し、測定の終了した前記ICをそれぞれ前記自
    動搬送手段に収容するとともに各自動搬送手段からのテ
    スト開始要求割り込み信号を受け付け、順次ICの試験
    を実行するICテスタの並列試験方法において、 外部機器制御回路(1A)は全ての自動搬送手段からテスト
    開始要求割り込み信号が送出されれば各IC測定部で前
    記ICのテストを実行し、 全ての自動搬送手段からテスト開始要求割り込み信号が
    送出されていないときは、テスト開始要求割り込み信号
    が送出されていない自動搬送手段の稼動状態をICテス
    タ(1) のコンピュータ(1B)で読み込んで有効な待ち状態
    かを判定し、 有効な待ち状態でなければ直ちにテストを実行し、有効
    な待ち状態であれば最適待ち時間を算出して、最適待ち
    時間経過時点でテストを実行することを特徴とするIC
    テスタの並列試験方法。
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