JPH09264363A - ロータリダンパ - Google Patents

ロータリダンパ

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JPH09264363A
JPH09264363A JP8094698A JP9469896A JPH09264363A JP H09264363 A JPH09264363 A JP H09264363A JP 8094698 A JP8094698 A JP 8094698A JP 9469896 A JP9469896 A JP 9469896A JP H09264363 A JPH09264363 A JP H09264363A
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JP
Japan
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oil
rotary damper
hydraulic oil
damping force
rotor
Prior art date
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Application number
JP8094698A
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English (en)
Inventor
Nobumichi Hanawa
伸道 塙
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP97301789A priority patent/EP0798486B1/en
Publication of JPH09264363A publication Critical patent/JPH09264363A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/10Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
    • F16F9/14Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect
    • F16F9/145Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only rotary movement of the effective parts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/52Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics in case of change of temperature
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/20Type of damper
    • B60G2202/22Rotary Damper

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベアリングとロータとの間のクリアランスか
らの作動油の洩れを許容しつつ、ロータリダンパとして
の温度特性の安定化を図る。 【解決手段】 ハウジング2とロータ9の回動変位に伴
って交互に収縮および拡張を繰り返す二組の作動油室1
7a,17bと作動油室18a,18bを連絡流路54
で相互に連通し、この連絡流路54の途中に減衰力発生
機構44を介装して作動油の各流れ方向に対しそれぞれ
所定の減衰抵抗を与えるようにしたロータリダンパにお
いて、上記連絡流路54と並列に作動油室17a,17
bと作動油室18a,18bを直に短絡する独立したバ
イパス31流路を設け、当該バイパス流路31に温度変
化に伴って絞り度を自動的に連続して高低に調整する可
変絞り機構21を介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回動運動を利用
して減衰作用を行うロータリダンパに関し、例えば、自
動車のサスペンションや自動二輪車における後輪用サス
ペンション或いはその他諸々の機器への使用に適するロ
ータリダンパの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロータリダンパとして
は、例えば、昭和64年1月17日付で出願公開された
昭和64年特許出願公開第12152号公報にみられる
ようなものが知られている。
【0003】すなわち、このものは、ケーシングの内壁
に設けたセパレートブロックとロータの外周に設けたベ
ーンとで両者の間に二組の作動油室を区画し、これらケ
ーシングとロータの相対的な回動運動に伴って上記二組
の作動油室を交互に収縮および拡張させる。
【0004】そして、これら二組の作動油室をロータに
穿った半径方向の油孔と中心部分に設けた連絡流路を通
して相互に連通し、この連絡流路中に減衰力発生機構を
介装して収縮側の作動油室から拡張側の作動油室に向う
作動油に流動抵抗を与え、当該減衰力発生機構によって
所定の動作方向に対する減衰力を発生させるようにして
いる。
【0005】また、ロータ側には、上記連絡流路と軸方
向に並べてアキュムレータからなる温度補償機構を配設
し、この温度補償機構の貯油室を作動油室へと絞りを通
して連通することにより、温度変化に伴う作動油体積の
過不足を当該温度補償機構で補償しつつ、かつ、絞りに
よる流動抵抗でロータリダンパの作動時に温度補償機構
の貯油室へと流入する作動油の流量を制限するようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来から
知られているロータリダンパにあっては、作動に際して
収縮する側の作動油室から拡張する側の作動油室へと向
う作動油の一部が温度補償機構の貯油室へと流れ込むの
を絞りにより極力制限する。
【0007】これにより、拡張する側の作動油室に補給
される作動油量を確保してバキュームの発生を阻止しつ
つ、次のロータリダンパの反転時における初期減衰力特
性の乱れを防止するようにしている。
【0008】しかし、これとても、セパレートブロック
とベーンの周囲にできるクリアランスは、セパレートブ
ロックとベーンの周囲にシール部材を施すことで密封す
ることができるが、ロータを支持するケーシング側のベ
アリングと当該ロータとの間にできるクリアランスは、
シール部材によって密封することはできない。
【0009】そのために、減衰力発生機構を通らないで
これらベアリングとロータとの間のクリアランスを通し
て収縮側の作動油室から拡張側の作動油室に直に洩れる
作動油の流れが発生する。
【0010】しかも、この部分からの作動油の洩れ量
は、作動油温度が上昇して粘度が低くなればなるほど多
くなって連絡流路を流れる作動油量を減少させ、減衰力
発生機構での減衰特性を低下させることになってロータ
リダンパとしての温度特性を悪化させるという不都合を
有する。
【0011】したがって、この発明の目的は、ベアリン
グとロータとの間のクリアランスからの作動油の洩れを
許容しつつ、ロータリダンパとしての温度特性の安定化
を図ることのできる新規の構成を備えたロータリダンパ
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明において、上記
した目的は、ケーシングとロータの回動変位に伴って交
互に収縮および拡張を繰り返す両作動油室を連絡流路で
相互に連通し、この連絡流路の途中に減衰力発生機構を
介装して作動油の各流れ方向に対しそれぞれ所定の減衰
抵抗を与えるようにしたロータリダンパにおいて、上記
連絡流路と並列に両作動油室を直に短絡する独立したバ
イパス流路を設け、当該バイパス流路に温度変化に伴っ
て自動的に絞り度を連続して高低に調整する可変絞り機
構を介装することによって達成される。
【0013】すなわち、上記のように構成することによ
り、収縮側の作動油室から減衰力発生機構を通らないで
拡張側の作動油室に直に洩れる作動油の量は、当然のこ
とながら、ベアリングとロータとの間のクリアランスに
加えてバイパス流路からも洩れることになるので増加す
る。
【0014】しかし、上記のようにして作動油の洩れ量
が増えたとしても、ロータリダンパとしての減衰力特性
は、予め、これを見越して連絡流路中の減衰力発生機構
による減衰抵抗を設定しておくことで所期の特性を確保
する。
【0015】そうとは言っても、ベアリングとロータと
の間のクリアランスを通して収縮側の作動油室から拡張
側の作動油室に洩れる作動油の流量は、温度変化による
作動油粘度の高低の変化に伴って依然として減ったり増
えたりする。
【0016】しかし反面、バイパス流路中に介装した可
変絞り機構の開口面積は、当該温度変化による作動油粘
度の高低に伴って大小に自動調整され、その結果、バイ
パス流路からの作動油の洩れ量は増えたり減ったりす
る。
【0017】これにより、温度変化によってベアリング
とロータとの間のクリアランスから洩れる作動油の変化
量は、可変絞り機構によって自動調整されるバイパス流
路からの洩れ量によって相殺される。
【0018】かくして、温度変化による作動油粘度の大
小に関係なく全体としての洩れ量の変化量を小さく保っ
て、ロータリダンパとしての温度特性の安定化を図るこ
とになるのである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、この
発明の好ましい実施の形態を説明することにする。
【0020】図1および図2において、ロータリダンパ
のケーシング1を形作るハウジング2は、軸方向に貫通
して形成したボアー3を有する。
【0021】ボアー3の両端は、ハウジング2の両側面
にボルト4で取り付けた左右のサイドパネル5,6によ
りシール7,8を介して閉じられており、これらハウジ
ング2とサイドパネル5,6とでロータリダンパのケー
シング1を構成している。
【0022】ボアー3の中心部には、左右のサイドパネ
ル5,6を貫通してロータ9が挿通してあり、かつ、ロ
ータ9の左端は、サイドパネル5の外側面からさらに外
方へと突出して、例えば、図示しない車体のばね下側に
リンク等を介して取り付ける取付部9aを形作ってい
る。
【0023】また、ケーシング1には、ハウジング2と
左右にサイドパネル5,6を貫通してもう一方の取付部
である取付穴10が形成してあり、ケーシング1は、こ
れら取付穴10を通して例えば図示しない車体のばね上
側に取り付けられる。
【0024】上記ロータ9は、サイドパネル5,6に設
けたベアリング11a,11bにより回動自在に両持ち
支持されており、かつ、オイルシール12a,12bと
ダストシール13a,13bとで密封してある。
【0025】ロータ9のボアー3内に位置する部分の外
周面には、軸方向に沿い180度位相をずらせて二枚の
ベーン14a,14bがそれぞれ形成してある。
【0026】これらベーン14a,14bの先端面と両
側面は、それらの部分に亙って介装したベーンシール1
5a,15bを通してハウジング2側におけるボアー3
の内壁面とサイドパネル5,6の内壁面とにそれぞれ接
し、それらの接触部分を油密状態に保って摺接するよう
にしてある。
【0027】上記ロータ9のベーン14a,14bと対
向してハウジング2のボアー3の内壁には、同じく、軸
方向に沿い180度位相をずらせて二個のセパレートブ
ロック16a,16bがそれぞれ形成してある。
【0028】これらボアー3側のセパレートブロック1
6a,16bもまた、先端面から両側面へと亙って先に
述べたベーン14a,14bのベーンシール15a,1
5bと同一のシール15a,15bを備えており、これ
らシール15a,15bを介してロータ9の外周面とサ
イドパネル5,6の内壁面とに接し、それらの部分を油
密状態に保っている。
【0029】かくして、ケーシング1におけるボアー3
の内部をベーン14a,14bとセパレートブロック1
6a,16bとにより、ケーシング1とロータ9の相対
回動運動に伴って交互に収縮および拡張を繰り返す二組
の作動油室17a,17bと作動油室18a,18bと
に区画している。
【0030】また、上記各組同志の作動油室17aと1
7bおよび18aと18bは、ロータ9に穿った油孔1
9と20を通してそれぞれ相互に連通し、かつ、組を異
にする作動油室17a,17bと作動油室18a,18
bが、温度変化に伴って絞り度を連続して自動的に高低
に調整する可変絞り機構21を通してそれぞれ連通して
いる。
【0031】この実施の形態の場合、上記した可変絞り
機構21は、図2に示してあるように、ハウジング2に
おけるセパレートブロック16aの部分に設けてあって
作動油室17aと作動油室18bを連通している。
【0032】すなわち、セパレートブロック16aに
は、図3の詳細図に示すように、サイドパネル5,6間
に亙って横孔22が穿設してあり、この横孔22の一端
を外周にシール23をもつ盲栓24で密封している。
【0033】横孔22の他端は、シール25により外周
洩れを防いで螺着した通路部材としてのシート部材26
により閉じられており、このシート部材26と対向して
横孔22内に同じくシール27で外周洩れを防いだニー
ドル28が摺動自在に挿入してある。
【0034】作動油室17aは、セパレートブロック1
6aに穿った油孔29によりシート部材26の通路部分
を通してニードル28との間の横孔22の部分に通じ、
ここからセパレートブロック16aに設けた油孔30を
通して作動油室17aへと通じている。
【0035】かくして、これらシート部材26と油孔2
9,30とで、作動油室17aと作動油室18bとを直
に短絡する独立したバイパス流路31を形作っている。
【0036】また、盲栓24とニードル28で区画され
た横孔22の部分は、油で充満された密閉油室32とし
て形成されていると共に、シート部材26とニードル2
8との間にはスプリング33が介装してある。
【0037】これにより、ニードル28は、温度変化に
伴う密閉油室32内の油の膨張および収縮によりシート
部材26へと向って近づいたり或いはそれから遠ざかっ
たりすることで両者の間に可変絞り34を構成してい
る。
【0038】このようにして、シート部材26とニード
ル28とで温度変化により絞り度を自動的に調整する可
変絞り機構21を構成すると共に、当該可変絞り機構2
1をバイパス流路31の途中に介装するようにしてい
る。
【0039】なお、当該実施の形態では、可変絞り機構
21を有するバイパス流路31をハウジング2における
セパレートブロック16aの部分に設けたが、反対側の
セパレートブロック16bやサイドプレート5,6を含
むケーシング1の部分、または、ロータ9側のベーン1
4a,14bの部分に設けてもよく、或いは、それらの
部分に組み合わせて選択的に設けるようにしてもよい。
【0040】図2に戻って、作動油室17a,17b,
18a,18bの下方には、ハウジング2を横方向に向
って貫通する二本のボアー35,36が水平方向に並べ
て形成してある。
【0041】図1におけるX−X線からの拡大断面図で
ある図4から分かるように、ボアー35の両端開口部
は、ハウジング2との間にシール37,38を挟み込ん
だ状態でサイドパネル5,6により密閉されている。
【0042】それに対して、ボアー36の両端開口部
は、サイドパネル5,6の内壁面に形成した窪み39,
40へと通じ、かつ、ハウジング2との間にシール4
1,42を挟み込んだ状態でサイドパネル5,6により
油密に閉じられている。
【0043】上記窪み39,40内からは、ボアー36
の内部へと向って二個一組の減衰要素43a,43bが
互に向い合わせにして配置してあり、これら二つの減衰
要素43a,43bで一つの減衰力発生機構44を構成
している。
【0044】減衰要素43a,43bは、図5の部分拡
大図にみられるように、それぞれ独立したガイドロッド
45,46を有し、これらガイドロッド45,46の基
端側を個々にハウジング2と左右のサイドパネル5,6
とで挟んで固定することによりボアー36内に対向して
配置してある。
【0045】上記ガイドロッド45,46には、それぞ
れ外周面にシール47,48を備えた隔壁体49,50
が嵌挿してあり、当該隔壁体49,50によってボアー
36の内部を三つの油室51,52,53に区画し、こ
れら油室51,52,53で連絡流路54を形作ってい
る。
【0046】隔壁体49,50における油室52側の面
には、減衰バルブ55,56が嵌挿してあって隔壁体4
9,50に穿った一方の組のポート57,58を塞ぎ、
隔壁体49,50に穿ったもう一方の組のポート59,
60は、油室51,53側に嵌挿した戻りバルブ61,
62で塞かれている。
【0047】このようにして、上記した隔壁体49,5
0と減衰バルブ55,56および戻りバルブ61,62
をそれぞれナット63,64でガイドロッド45,46
に固定することにより、減衰バルブ55,56の背面側
を互に向き合わせにして配置してある。
【0048】また、ガイドロッド45,46には、減衰
バルブ55,56と並行してそれらを迂回しつつ連絡流
路54の油室51と52および油室52と53を相互に
連通する油路65,66が穿設してある。
【0049】外部からは、上記油路65,66へと向
け、サイドパネル5,6とガイドロッド45,46の基
端部分を貫通してそれぞれ絞りバルブ67,68が螺挿
してあり、これらサイドパネル5,6と絞りバルブ6
7,68間にシール69,70を施すことで油路65,
66を通る作動油の流量を個々に可変制御する減衰力調
整機構71,72を構成している。
【0050】図4に戻って、もう一方のボアー35の内
部には、外周面にシール73を備えたフリーピストン7
4が摺動自在に挿入してあり、当該フリーピストン74
でボアー35の内部を左方のガス室75と右方の貯油室
76とに区画している。
【0051】上記貯油室76は、ハウジング2に穿った
油路77で前記ボアー36内における連絡流路54の油
室52(図5参照)の部分に通じると共に、サイドパネ
ル6に設けた注油ポート78を通して外部へと通じ、か
つ、通常の使用状態において当該注油ポート78は、シ
ール79を施した栓体80によって塞がれている。
【0052】また、左方のサイドパネル5には、ガス室
75に向ってガス給排バルブ81がシール82を施して
設けてあり、これらによって、ボアー35の内部を温度
補償機構83として構成している。
【0053】このようにして、温度補償機構83におけ
る貯油室76は、連絡流路54に設けた減衰力発生機構
44における減衰バルブ55,56の背面側である油室
52に通じると共に、栓体80を開くことで注油ポート
78から外部へと通じることになる。
【0054】一方、油路19で相互に連通された一方の
組の作動油室17a,17bは、図2と図5および図6
から分かるように、当該作動油室17bの収縮側のスト
ロークエンドに開口して左方のサイドパネル5に穿った
横孔84と縦孔85を通して窪み39に通じ、ここから
ガイドロッド45の基端部分に穿った通孔86を通して
ボアー36における連絡流路54中の油室51に通じて
いる。
【0055】同様に、油路20で相互に連通された他方
の組の作動油室18a,18bもまた、図2と図5およ
び図7から明らかなように、作動油室18aの収縮側の
ストロークエンドに開口して右方のサイドパネル6に穿
った横孔87と縦孔88を通して窪み40に通じ、ここ
からガイドロッド46の基端部分に穿った通孔89を通
してボアー36における連絡流路54中の油室53に通
じている。
【0056】かくして、ケーシング1とロータ9の相対
的な回動運動に伴い交互に収縮および拡張される二組の
作動油室17a,17bと作動油室18a,18bは、
連絡流路54中の減衰力発生機構44と減衰力調整機構
71,72を通して相互に連通されることになる。
【0057】なお、図6と図7において示したピン9
0,91は、ハウジング2と左右のサイドパネル5,6
とに亙って介装した位置合わせ用のダウェルピンをそれ
ぞれ示している。
【0058】また、この実施の形態にあっては、減衰力
調整機構71,72を減衰力発生機構44の部分に組み
込むようにしてきたが、ハウジング2側に油路65,6
6を穿って減衰力発生機構44とは別にそれぞれの途中
に減衰力調整機構71,72を設けるようにしてもよい
ことは言うまでもない。
【0059】次に、以上のように構成したこの発明によ
る実施の形態であるロータリダンパの作用について説明
する。
【0060】先づ、組立の終わったロータリダンパ内に
作動油を注入する際には、外部から栓体80を取り外し
て注油ポート78を開く。
【0061】そして、この状態から注油ポート78を通
して内部に注油ノズルを挿入し、当該注油ノズルの先端
で温度補償機構83におけるフリーピストン74を抑え
て位置決めしながらロータリダンパ内のエアーを抜く。
【0062】しかる後に、注油ノズルから内部へと作動
油を供給してやると、当該作動油が温度補償機構83内
の貯油室76内へと供給されると共に、油路77を通し
て連絡流路54の油室52にも供給される。
【0063】この油室52に供給された作動油は、減衰
力発生機構44における戻りバルブ61,62を開きつ
つ、また、油路65,66から減衰力調整機構71,7
2を通してサイドパネル5,6の窪み39,40に流入
し、ここから縦孔85,88と横孔84,87を通して
ロータリダンパ内の各部分に作動油が供給される。
【0064】そこで、ロータリダンパ内が当該作動油で
満たされたところで注油ポート78を栓体80で閉じて
やれば、以後、温度補償機構83の貯油室76が油路7
7で連絡流路54の油室52にのみ通じることになる。
【0065】このようにして、注油作業の際には、注油
ノズルから供給された作動油が殆ど流動抵抗を受けるこ
となくロータリダンパ内の各部分に行き渡り、短時間で
しかも確実に注油作業が終了して当該注油作業の簡便化
を図ることになる。
【0066】一方、この状態での使用に際してロータリ
ダンパが外力を受け、ロータリダンパのケーシング1と
ロータ9との間に相対的な回動運動が生じて、一方の組
みの作動油室17a,17bが収縮しつつ他方の組みの
作動油室18a,18bが拡張したとする。
【0067】すると、収縮した作動油室17a,17b
内の作動油が、左方のサイドパネル5に設けた横孔84
と縦孔85および窪み39を通してガイドロッド45の
通孔86から連絡流路54の油室51へと押し出され、
当該ガイドロッド45の油路65から減衰力調整機構7
1の絞りバルブ67を通して油室52に流入する。
【0068】このとき、上記したガイドロッド45の油
路65を通る作動油は、減衰力調整機構71の絞りバル
ブ67によって流動抵抗を受け、当該流動抵抗に応じた
減衰力を発生する。
【0069】しかも、油室52に流入してきた作動油
は、減衰力調整機構71の絞りバルブ67を通った後の
低圧油であるために、当該油室52から油路77を通し
て温度補償機構83の貯油室76に流れ込むことはな
い。
【0070】したがって、油室52に流入してきた作動
油は、一部が減衰要素43bの油路66から減衰力調整
機構72を通して、また、その殆どは減衰要素43bの
ポート60から戻りバルブ62を開いて油室53に流入
する。
【0071】そして、この油室53からガイドロッド4
6の通孔89およびサイドパネル6の縦孔88と横孔8
7を通してそのとき拡張する作動油室18a,18bへ
と流入し、当該作動油室18a,18b内に生じた作動
油の不足分を補う。
【0072】また、油室51に押し出されてきた作動油
の圧力が減衰要素43aにおける減衰バルブ55のクラ
ッキング圧力を越えた場合には、上記ガイドロッド45
の油路65を通る作動油の流れと並行して減衰要素43
aのポート57から減衰バルブ55を押し開き、当該減
衰バルブ55で所定の減衰力を発生しつつ油室52へと
流入する作動油の流れが生じる。
【0073】これら油室52に流れてきた作動油もま
た、減衰力発生機構44の減衰バルブ55と減衰力調整
機構71の絞りバルブ67とを通った後の低圧油である
がために、当該油室52から油路77を通して温度補償
機構83の貯油室76に流れ込むことはない。
【0074】したがって、これら二つの作動油の流れが
油室52内で一緒になり、減衰要素43bの油路66か
ら減衰力調整機構72を通して、また、減衰要素43b
の戻りバルブ62を開いて油室53からガイドロッド4
6の通孔89およびサイドパネル6の縦孔88と横孔8
7を通してそのとき拡張する作動油室18a,18bへ
と流入し、当該作動油室18a,18b内に生じた作動
油の不足分を補うことになる。
【0075】その結果、上記したロータリダンパの作動
時における減衰力特性は、作動油が減衰力調整機構71
の絞りバルブ67と減衰力発生機構44における減衰バ
ルブ55を通して流れるときの流動抵抗によって決まる
ことになる。
【0076】さらに、上記とは逆に、一方の組みの作動
油室17a,17bが拡張して他方の組みの作動油室1
8a,18bが収縮する方向にケーシング1とロータ9
が相対回動運動を起したとする。
【0077】この場合には、収縮した組みの作動油室1
8a,18b内の作動油が右方のサイドパネル6に設け
た横孔87と縦孔88および窪み40を通してガイドロ
ッド46の通孔89から連絡流路54の油室53へと押
し出されてくる。
【0078】この油室53へと押し出されてきた作動油
は、減衰要素43bのガイドロッド46に穿設した油路
66から減衰力調整機構72の絞りバルブ68を通して
油室52に流入する。
【0079】また、油室53内の作動油の圧力が減衰要
素43bにおける減衰バルブ56のクラッキング圧力を
越えたときには、上記した作動油の流れと並行して減衰
要素43bのポート58から減衰バルブ56を押し開い
て油室52に流入する作動油の流れが生じる。
【0080】この油室52に流れてきた作動油もまた、
減衰力発生機構44における減衰要素43bの減衰バル
ブ56と減衰力調整機構72の絞りバルブ68を通った
後の低圧油であるがために、当該油室52から油路77
を通して温度補償機構83の貯油室76に流れ込むこと
はない。
【0081】したがって、上記の何れの場合にあって
も、その全量が、減衰要素43aの油路65と戻りバル
ブ61を通して殆ど抵抗なく油室51に流れ、ここから
ガイドロッド45の通孔86およびサイドパネル5の縦
孔85と横孔84を通してそのとき拡張する作動油室1
7a,17bへと流入し、当該作動油室17a,17b
内に生じた作動油の不足分を補うことになる。
【0082】これにより、上記したロータリダンパの作
動時における減衰力特性もまた、作動油が減衰力調整機
構72の絞りバルブ68或いは当該絞りバルブ68と減
衰力発生機構44の減衰バルブ56を通して流れるとき
の流動抵抗によって決まることになる。
【0083】以上のことから、ロータリダンパの作動方
向に応じて減衰力発生機構44における減衰バルブ5
5,56の特性を使い分けることにより、ロータリダン
パの作動方向に応じてそれぞれの減衰力特性を個々にか
つ適宜に設定し得る。
【0084】しかも、そればかりでなく、これら何れの
場合にあっても、外部から減衰力調整機構71,72を
操作して絞りバルブ67,68を通る作動油の流動抵抗
を調整し、減衰力発生機構44の減衰バルブ55,56
で設定された減衰力特性を調整することで、上記ロータ
リダンパの作動方向に応じた減衰力特性をそれぞれ独立
して調整することもできる。
【0085】しかし、そうとは言っても、相対回動運動
を行うケーシング1とロータ9との間には必然的にクリ
アランスができ、当該クリアランスを通して収縮側の作
動油室から拡張側の作動油室へと直に流れる作動油の洩
れが生じる。
【0086】この場合、ベーン14a,14bとセパレ
ートブロック16a,16bの周囲からの洩れは、それ
らの部分にシール15a,15bを施すことで防ぐこと
ができるが、残りの部分であるケーシング1のベアリン
グ11a,11bとロータ9との間のクリアランスはシ
ール部材によって密封することはできない。
【0087】そのために、前記したロータリダンパのそ
れぞれの作動時において、減衰力調整機構71,72と
減衰力発生機構44を通らないでベアリング11a,1
1bとロータ9との間のクリアランスから拡張側の作動
油室へと直に洩れる作動油の流れが発生する。
【0088】しかも、この部分からの作動油の洩れ量
は、温度上昇によって作動油の粘度が低くなればなるほ
ど多くなって連絡流路54を流れる作動油量を減少さ
せ、減衰力発生機構44と減衰力調整機構71,72で
発生する減衰力特性を低下させることになってロータリ
ダンパとしての温度特性を悪化させる。
【0089】その点、これまで述べてきたこの発明の実
施の形態にあっては、上記作動油の洩れと並行して同時
に、ロータリダンパ内に配置したバイパス流路31から
可変絞り機構21を通して収縮側の作動油室から拡張側
の作動油室へと積極的に洩らす作動油の流れが生じる。
【0090】しかも、このバイパス流路31からの洩れ
量は、作動油の温度が上昇して粘度が低くなればなるほ
ど密閉油室32内の油が膨張して可変絞り機構21のニ
ードル28をシート部材26に近づけ、これらシート部
材26とニードル28とで形成する可変絞り機構21の
絞り度を高めて当該バイパス流路31からの洩れ量を少
なくするように自動調整する。
【0091】これにより、ケーシング1側のベアリング
11a,11bとロータ9との間のクリアランスから洩
れる作動油の温度変化による変化量を可変絞り機構21
で自動調整するバイパス流路31からの洩れ量によって
相殺し、温度変化に伴う作動油の全体として洩れ量の変
化量を小さく保ってロータリダンパとしての温度特性の
安定化を図ることになる。
【0092】ただし、このようにすると、収縮側の作動
油室から拡張側の作動油室に向って直に洩れる作動油の
量は、当然のことながらバイパス流路31から洩れる量
だけ増加することになるが、予め、これをこれらを見越
して連絡流路54中の減衰力発生機構44と減衰力調整
機構71,72による減衰抵抗を設定しておくことによ
り、ロータリダンパとしての減衰力特性を所期の特性に
保つことができる。
【0093】なお、上記した実施の形態にあっては、可
変絞り機構21の調整源として封入オイルを用いるよう
にしてきたが、当該封入オイルの代わりバイパス流路3
1を有する部材(ハウジング2)よりも大きい線膨張係
数をもつ調整部材を盲栓24とニードル28との間に介
装して用いるようにしてもよい。
【0094】すなわち、このようにしたとしても、作動
油の温度が上昇して粘度が低くなればなるほど調整部材
が伸張してニードル28をシート部材26に近づけ、可
変絞り機構21の絞り度を高めてバイパス流路31から
の洩れ量を自動調整し、温度変化に伴う作動油の全体と
して洩れ量の変化量を小さく保ってロータリダンパとし
ての温度特性の安定化を図ることになる。
【0095】また、上記した可変絞り機構21は、必ず
しも、ハウジング2のセパレートブロック16aの部分
に設けてやることなく、反対側のセパレートブロック1
6bの部分或いはケーシング1自体またはロータ9のベ
ーン14a,14bの部分に対して選択的に或いは互に
組み合わせて並列的に配設してもよいことは言うまでも
ない。
【0096】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、作動油の温度変化によってケーシング側のベアリン
グとロータとの間のクリアランスから洩れる洩れ量の変
化量を可変絞り機構で自動調整されるバイパス流路から
の洩れ量によって相殺し、温度変化に伴う作動油の全体
として洩れ量の変化量を小さく保ってロータリダンパと
しての温度特性の安定化を図ることができる。
【0097】請求項2の発明によれば、可変絞り機構の
調整源として封入オイル或いはバイパス流路を有する部
材よりも大きい線膨張係数をもつ調整部材を用いること
により、簡単な構成でもってロータリダンパとしての温
度特性の安定化を図ることができる。
【0098】さらに、請求項3の発明によれば、上記の
効果に加えて、可変絞り機構を有するバイパス流路をケ
ーシング或いは当該ケーシングに設けたセパレートブロ
ックまたはロータ側のベーンに選択的に或いは互に組み
合わせて並列に配設することにより、大小各種のロータ
リダンパに対して容易に可変絞り機構を組み込むことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるロータリダンパの実施の形態を
示す縦断正面図である。
【図2】同上、図1におけるW−W線からの縦断側面図
である。
【図3】温度変化に伴って作動油の内部洩れ量を制御す
るバイパス流路と可変絞り機構の部分の縦断側面図であ
る。
【図4】図1におけるX−X線からの切断図で、減衰力
発生機構と温度補償機構の部分を示す横断平面図であ
る。
【図5】図4における減衰力発生機構の部分を拡大して
示す横断平面図である。
【図6】図1におけるY−Y線からの切断図で、左方の
サイドパネルを内壁面側からみた側面図である。
【図7】同じく、図1におけるZ−Z線からの切断図
で、右方のサイドパネルを内壁面側からみた側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ハウジング 5,6 サイドパネル 9 ロータ 11a,11b ベアリング 14a,14b ベーン 16a,16b セパレートブロック 17a,17b,18a,18b 作動油室 19,20 油孔 24 盲栓 26 シート部材 28 ニードル 29,30 油孔 31 バイパス流路 32 密閉油室 33 スプリング 34 可変絞り 43a,43b 減衰要素 44 減衰力発生機構 54 連絡流路 71,72 減衰力調整機構 83 温度補償機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングとロータの回動変位に伴って
    交互に収縮および拡張を繰り返す両作動油室を連絡流路
    で相互に連通し、この連絡流路の途中に減衰力発生機構
    を介装して作動油の各流れ方向に対しそれぞれ所定の減
    衰抵抗を与えるようにしたロータリダンパにおいて、上
    記連絡流路と並列に両作動油室を直に短絡する独立した
    バイパス流路を設け、当該バイパス流路に温度変化に伴
    って絞り度を自動的に連続して高低に調整する可変絞り
    機構を介装したことを特徴とするロータリダンパ。
  2. 【請求項2】 可変絞り機構を、封入オイル或いはバイ
    パス流路を有する部材よりも大きい線膨張係数をもった
    調整部材と、これら封入オイルまたは調整部材の温度変
    化による膨張および収縮に伴って絞り度を連続して自動
    的に高低に調整する可変絞りとで構成した請求項1のロ
    ータリダンパ。
  3. 【請求項3】 可変絞り機構を有するバイパス流路を、
    ケーシング或いは当該ケーシングに設けたセパレートブ
    ロックまたはロータ側のベーンに対して、選択的に或い
    は互に組み合わせて並列に配置した請求項1のロータリ
    ダンパ。
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