JP2766263B2 - 車両のロータリダンパー - Google Patents

車両のロータリダンパー

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JP2766263B2 JP62169320A JP16932087A JP2766263B2 JP 2766263 B2 JP2766263 B2 JP 2766263B2 JP 62169320 A JP62169320 A JP 62169320A JP 16932087 A JP16932087 A JP 16932087A JP 2766263 B2 JP2766263 B2 JP 2766263B2
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/10Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
    • F16F9/14Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect
    • F16F9/145Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only rotary movement of the effective parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/20Type of damper
    • B60G2202/22Rotary Damper
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    • B60G2202/24Fluid damper

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両のロータリダンパーに関する。 (従来の技術) 車両用ダンパーとして従来からロータリダンパーが特
公昭42−4848号等として知られている。 従来のロータリダンパーは筒状ケーシング内に軸を回
転自在に設け、この軸に一体的に設けた可動ベーンの外
端をケーシング内周面に摺接せしめることで、ケーシン
グ内を2つの油室に区画し、軸を回転させて可動ベーン
を摺動せしめることで上記油室間で油の出入りを生じさ
せ、この油の出入りに伴って減衰緑を発生させるように
している。 そして、減衰力を発生させるための具体的な構造とし
ては、軸に2つの油室間を連通する油孔を穿設し、この
油孔に外部操作可能なニードル弁を臨ませている。 (発明が解決しようとする問題点) 上述した従来のロータリダンパーにあっては2乗カー
ブを描く減衰力特性しか得られず、任意の減衰力特性を
得ることができない。このため車両用のロータリダンパ
ーとして使用した場合、最適な乗心地性を達成すること
ができない。 更に従来のロータリダンパーにあってはニードル弁を
交換しても発生する減衰力にそれ程変化はなく、機種変
更に対応することができない。 (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決すべく本発明は、特許請求の範囲第
1項では、ケーシング内に中空軸を回転自在に支承し、
この中空軸に中空軸とケーシングとの間を第1及び第2
の外側油室に隔成する可動ベーンを設け、前記中空軸内
に中空軸内の油室を第1及び第2の内側油室に画成する
セパレータを設け、前記中空軸に穿設した第1の油孔に
て前記第1の外側油室と前記第1の内側油室とを連通
し、また第2の油孔にて前記第2の外側油室と前記第2
の内側油室とを連通し、前記セパレータには第1及び第
2の内側油室を連通する油路、及びこの油路に臨む圧側
バルブと伸び側バルブとからなる減衰力発生機構を設け
たことを特徴とする車両のロータリダンパーである。 又特許請求の範囲第2項では、特許請求の範囲第1項
を前提として中空軸内のセパレータには、第1の内側油
室と第2の内側油室を連通する油路を形成し、この油路
に圧側バルブと伸び側バルブを設け、中空軸内に臨むロ
ッドにセパレータを固定し、このロッドを、中空軸の一
端を塞ぐキャップに固定した。 更に特許請求の範囲第3項では、ケーシング内に中空
軸を支承し、この中空軸に中空軸とケーシングとの間を
第1及び第2の外側油室に隔成する可動ベーンを設けた
車両のロータリダンパーにおいて、中空軸に、少なくと
も一方の外側油室を中空軸内に形成した温度補償室に連
通させる油路を形成したことを特徴とする車両のロータ
リダンパーである。 (作用) 中空軸が回転すると第1及び第2の外側油室の一方か
ら他方へ向って油が流れるが、このとき油は第1及び第
2の内側油室及び減衰力発生機構の部分を通過し、所定
の減衰力を発生する。 (実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。 第1図は本発明に係るロータリダンパーをリヤダンパ
ーとして適用した自動二輪車の側面図、第2図は同ロー
タリダンパーの側面図である。 自動二輪車はフレーム1の前上部に設けたヘッドパイ
プ2にステアリングシャフトを挿通し、このステアリン
グシャフトの上下端にアッパー及びロアブリッジ3,4を
取付け、これらブリッジ3,4にて前輪5を支持するフロ
ントフォーク6の上部を保持し、またフレーム1の後下
部に設けたピボット軸にて揺動アーム7の前端部を枢支
し、揺動アーム7の後端にて後輪8を回転自在に支承し
ている。 また、揺動アーム7の前部には上方に向ってブラケッ
ト9を設け、一方揺動アーム7よりも上方のフレーム1
後部には軸10を介してロータリダンパー11のケーシング
12を前後に回動可能に支持し、このロータリダンパー11
の回転軸と前記ブラケット9とをレバー13にて連結し、
これら揺動アーム7、レバー13及びロータリダンパー11
のケーシング12によってコンパクトな緩衝機構を構成し
ている。 ロータリダンパー11は径方向断面図である第3図及び
軸方向断面図である第4図に示すように筒状ケーシング
12に回転軸としての中空軸14を貫通せしめている。 即ち、ケーシング12は大径孔12aと小径孔12bを有し、
小径孔12bを形成した側と反対側(第4図中左方)には
環状突部12cを一体的に形成している。そして、中空軸1
4の一端側はベアリング15等を介して小径孔12bにて回転
自在に支承され、また中空軸14の他端側は環状突部12c
内側に嵌め込んだサイドカバー16の内径孔にベアリング
15等を介して回転自在に支承されている。ここでサイド
カバー16はそのフランジ部16aを突部12cの端面に突き当
てた状態でナット17を突部12c外周部に刻設したネジ部
に螺着することでケーシング12に固定される。 また、中空軸14には径方向外側に向って可動ベーン18
が一体的に設けられている。この可動ベーン18の一面側
には突部18aが形成され、この突部18a外側に矩形状シー
ル部材19を嵌め付け、このシール部材19を押え板20をボ
ルト21で可動ベーン18に固着することで、可動ベーン18
との間で挟持している。 更に、ケーシング12の大径孔12a内には中空軸14の外
周面が摺接する固定ベーン22,22がノックピン23を介し
て固着され、これら固定ベーン22,22間を前記可動ベー
ン18により第1の外側油室S1と第2の外側油室S2に隔成
している。また、ケーシング12の大径孔12a内周面には
溝24…を形成しているが、この溝24は可動ベーン18及び
固定ベーン22をケーシング12に組み込む際にベーンに取
付けたシール部材19がめくれたり伸びたりしないための
ものであり、これら溝24は可動ベーン18の回転移動範囲
(例えば94゜)外に設けるとよい。 一方、中空軸14は隔壁25によって左右の室に分離さ
れ、第4図において左側の室には減衰力発生機構を配設
している。即ち中空軸14の左端にはキャップ26が螺着さ
れ、このキャップ26には中空軸14内に臨むロッド27が螺
着され、このロッド27には中空軸14内周面に密に当接す
るセパレータ28が固着されている。このセパレータ28は
中空軸14内を第1の内側油室S3と第2の内側油室S4に分
離し、第1の内側油室S3と前記第1の外側油室S1とは中
空軸14に形成した油孔29で連通し、第2の内側油室S4と
前記第2の外側油室S2とは中空軸14に形成した油孔30で
連通している。またセパレータ28には第1及び第2の内
側油室S3,S4を連通する油路31,31を形成し、これら油路
31,31の開口に減衰力を発生する圧側バルブ、及び伸び
側バルブであるディスクバルブ32を設けている。 また隔壁25によって仕切られた右側の室にはフリーピ
ストン33を摺動自在に配設し、このフリーピストン33と
隔壁25との間を小径の油路34にて前記外側の油室S1,S2
と連通する温度補償室S5を形成し、フリーピストン33と
中空軸14の一端に螺着されたエアバルブ35を備えたキャ
ップ36との間に高圧ガス室S6を形成している。 以上の如き構成からなるロータリダンパーの作用を以
下に述べる。 自動二輪車が走行中に路面の凹凸に追従して上下動す
ると、揺動アーム7が上下に揺動し、この揺動によって
レバー13を介して中空軸14が回転する。 中空軸14が第3図において矢印方向に回転すると、第
1の外側油室S1の体積が減少し、第2の外側油室S2の体
積が増加する。その結果、第1の外側油室S1内の油は中
空軸14に形成した油孔29を介して第1の内側油室S3内に
流入し、第1の内側油室S3内に流入した油はセパレータ
28に形成した油路31を通り、ディスクバルブ32を押し広
げて第2の内側油室S4内に流入し、第2の内側油室S4に
流入した油は中空軸14に形成した油孔30を通って第2の
外側油室S2内に流入する。そして、ディスクバルブ32に
よって絞られた部分を通過する際に減衰力を発生する。 また、回転軸14が逆方向に回転する場合も同様の作用
となる。 (発明の効果) 以上説明した如く本発明によれば、ケーシング内に中
空軸を回転自在に支承し、この中空軸に中空軸とケーシ
ングとの間を第1及び第2の外側油室に隔成する可動ベ
ーンを設け、前記中空軸内に中空軸内の油室を第1及び
第2の内側油室に画成するセパレータを設け、前記中空
軸に穿設した第1の油孔にて前記第1の外側油室と前記
第1の内側油室とを連通し、また第2の油孔にて前記第
2の外側油室と前記第2の内側油室とを連通し、前記セ
パレータには第1及び第2の内側油室を連通する油路、
及びこの油路に臨む圧側バルブと伸び側バルブとからな
る減衰力発生機構を設けたので、2/3乗特性を発揮する
バルブ機構等の任意の減衰力発生機構を組込むことがで
き、自動二輪車等の乗心地を高めることができる。また
特許請求の範囲第2項のようにキャップに減衰力発生機
構を備えたロッドを固着しておけば、容易に減衰力発生
機構のみを交換することができ、機種変更に対して容易
に対応できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係るロータリダンパーを適用した自動
二輪車の側面図、第2図は同ロータリダンパーの側面
図、第3図は同ロータリダンパーの径方向断面図、第4
図は同ロータリダンパーの軸方向断面図である。 尚、図面中11はロータリダンパー、12はケーシング、14
は中空軸、18は可動ベーン、22は固定ベーン、28はセパ
レータ、29,30は油孔、32はディスクバルブ、S1,S2は第
1及び第2の外側油室、S3,S4は第1及び第2の内側油
室である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.ケーシング内に中空軸を回転自在に支承し、この中
    空軸に中空軸とケーシングとの間を第1及び第2の外側
    油室に隔成する可動ベーンを設け、 前記中空軸内に中空軸内の油室を第1及び第2の内側油
    室に画成するセパレータを設け、 前記中空軸に穿設した第1の油孔にて前記第1の外側油
    室と前記第1の内側油室とを連通し、また第2の油孔に
    て前記第2の外側油室と前記第2の内側油室とを連通
    し、 前記セパレータには第1及び第2の内側油室を連通する
    油路、及びこの油路に臨む圧側バルブと伸び側バルブと
    からなる減衰力発生機構を設けた、 ことを特徴とする車両のロータリダンパー。 2.前記中空軸内の前記セパレータには、第1の内側油
    室と第2の内側油室を連通する油路を形成し、この油路
    に圧側バルブと伸び側バルブを設け、中空軸内に臨むロ
    ッドにセパレータを固定し、このロッドを、中空軸の一
    端を塞ぐキャップに固定したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の車両のロータリダンパー。 3.ケーシング内に中空軸を支承し、この中空軸に中空
    軸とケーシングとの間を第1及び第2の外側油室に隔成
    する可動ベーンを設けた車両のロータリダンパーにおい
    て、 前記中空軸に、少なくとも一方の外側油室を中空軸内に
    形成した温度補償室に連通させる油路を形成した、 ことを特徴とする車両のロータリダンパー。
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