JPH09263374A - エレベータのガイドレール給油装置 - Google Patents
エレベータのガイドレール給油装置Info
- Publication number
- JPH09263374A JPH09263374A JP7021196A JP7021196A JPH09263374A JP H09263374 A JPH09263374 A JP H09263374A JP 7021196 A JP7021196 A JP 7021196A JP 7021196 A JP7021196 A JP 7021196A JP H09263374 A JPH09263374 A JP H09263374A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- guide rail
- lever
- pump
- elevator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガイドレールに油を塗布する塗布部材に油を
自動的にポンプを介して給油するエレベータのガイドレ
ール給油装置を提供する。 【解決手段】 ガイドレール1の塗布部材3の近傍に設
けられた油タンク5と吸い上げ機構よりなるポンプ6と
このポンプ6にレバー10を設け、このレバー10を上
下動して所定量の油を吸い上げ、この油を塗布部材3に
供給する配管11とガイドレールの端部にけり部材14
を設け、かごを低速運転することにより、けり部材14
を介してレバー10を上下動させて塗布部材3に所定量
の油を供給する。
自動的にポンプを介して給油するエレベータのガイドレ
ール給油装置を提供する。 【解決手段】 ガイドレール1の塗布部材3の近傍に設
けられた油タンク5と吸い上げ機構よりなるポンプ6と
このポンプ6にレバー10を設け、このレバー10を上
下動して所定量の油を吸い上げ、この油を塗布部材3に
供給する配管11とガイドレールの端部にけり部材14
を設け、かごを低速運転することにより、けり部材14
を介してレバー10を上下動させて塗布部材3に所定量
の油を供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのガイ
ドレールに油を含浸した塗布部材により給油を行なうエ
レベータのガイドレール給油装置に関する。
ドレールに油を含浸した塗布部材により給油を行なうエ
レベータのガイドレール給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エレベータのかごおよび釣合お
もりは前後左右すなわち水平方向の安定を図るために4
個のガイドシューを介してガイドレールに装着されると
ともに、このガイドレールに案内されて走行するように
なっている。そして、前記かごあるいは釣合おもりの走
行をスムーズに行なうためガイドシューの上部にガイド
レール給油装置が設けられている。
もりは前後左右すなわち水平方向の安定を図るために4
個のガイドシューを介してガイドレールに装着されると
ともに、このガイドレールに案内されて走行するように
なっている。そして、前記かごあるいは釣合おもりの走
行をスムーズに行なうためガイドシューの上部にガイド
レール給油装置が設けられている。
【0003】このガイドレール給油装置は、たとえば特
開昭61−150977号公報に開示しているように、
油を含んだ含油部材たとえばカポック繊維を多孔質状材
で覆った塗布部材をガイドレールに圧着して油をガイド
レールに供給する装置が提案されている。
開昭61−150977号公報に開示しているように、
油を含んだ含油部材たとえばカポック繊維を多孔質状材
で覆った塗布部材をガイドレールに圧着して油をガイド
レールに供給する装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のエレベータ
のガイドレール給油装置にあっては、エレベータの稼動
にしたがって、含油部材に含まれている油は減少してく
る。そのため、定期的に油を含油部材に補給しなければ
ならない。
のガイドレール給油装置にあっては、エレベータの稼動
にしたがって、含油部材に含まれている油は減少してく
る。そのため、定期的に油を含油部材に補給しなければ
ならない。
【0005】ところで、この油を補給するには、保守員
が定期的にエレベータを休止させて、油缶を持ってかご
上に上がり、所定量の油を含油部材に注油している。そ
のため汚い作業であるばかりか、非常に面倒であるとい
う問題があった。
が定期的にエレベータを休止させて、油缶を持ってかご
上に上がり、所定量の油を含油部材に注油している。そ
のため汚い作業であるばかりか、非常に面倒であるとい
う問題があった。
【0006】本発明は上記の欠点に鑑みて、かご上に上
らなくても容易に油を塗布部材に注油することができる
エレベータのガイドレール給油装置を提供することにあ
る。
らなくても容易に油を塗布部材に注油することができる
エレベータのガイドレール給油装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的は、エレベータ
のかごあるいは釣合おもりを案内するガイドレールに、
前記かごあるいは釣合おもりに取付けられた塗布部材を
介して油を前記ガイドレールに供給するエレベータのガ
イドレール給油装置において、前記塗布部材の近傍に設
けられた油タンクと吸い上げ機構よりなるポンプとこの
ポンプにレバーを設け、このレバーを上下動することに
より所定量の油を吸い上げ、この油を前記塗布部材に供
給する配管と前記ガイドレールの上端部にけり部材を設
け、前記かごを低速運転することにより前記けり部材を
介して前記レバーを上下動させて、前記塗布部材に所定
量の油を給油する構成としたものである。
のかごあるいは釣合おもりを案内するガイドレールに、
前記かごあるいは釣合おもりに取付けられた塗布部材を
介して油を前記ガイドレールに供給するエレベータのガ
イドレール給油装置において、前記塗布部材の近傍に設
けられた油タンクと吸い上げ機構よりなるポンプとこの
ポンプにレバーを設け、このレバーを上下動することに
より所定量の油を吸い上げ、この油を前記塗布部材に供
給する配管と前記ガイドレールの上端部にけり部材を設
け、前記かごを低速運転することにより前記けり部材を
介して前記レバーを上下動させて、前記塗布部材に所定
量の油を給油する構成としたものである。
【0008】本発明にあっては、けり部材をアップリミ
ットスイッチの動作位置よりやや下方に据え付ける。そ
して、かごを最上階からアップリミットスイッチまで低
速で往復運転させる。このようにすることにより、ポン
プのレバーはけり部材を介して上下動し、所定の油量が
塗布部材に供給される。
ットスイッチの動作位置よりやや下方に据え付ける。そ
して、かごを最上階からアップリミットスイッチまで低
速で往復運転させる。このようにすることにより、ポン
プのレバーはけり部材を介して上下動し、所定の油量が
塗布部材に供給される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1および図2を用いて説明する。
1および図2を用いて説明する。
【0010】図1は本発明になる一実施形態のエレベー
タのガイドレール給油装置の全体構成を示す斜視図、図
2は図1の要部の内部構造を示す正面図である。
タのガイドレール給油装置の全体構成を示す斜視図、図
2は図1の要部の内部構造を示す正面図である。
【0011】図において、1はガイドレール、2は図示
しないかごに支持されたガイドシュー、3はガイドシュ
ー2の上部に設けられた塗布部材で、たとえばカポック
繊維に油を含浸し多孔質状で覆ったものである。4は本
発明になる給油装置で、塗布部材3と同一箱体よりなる
油タンク5と油タンク5の上部に設けられたポンプ6と
によりなり、ポンプ6は、油タンク5よりポンプ6のシ
リンダー7内に油を送油する送油管8とシリンダー7内
のピストン9を上下に動かすレバー10とシリンダー7
内に吸い上げられた油を塗布部材3に配油する配管11
および弁12、13とにより構成されている。
しないかごに支持されたガイドシュー、3はガイドシュ
ー2の上部に設けられた塗布部材で、たとえばカポック
繊維に油を含浸し多孔質状で覆ったものである。4は本
発明になる給油装置で、塗布部材3と同一箱体よりなる
油タンク5と油タンク5の上部に設けられたポンプ6と
によりなり、ポンプ6は、油タンク5よりポンプ6のシ
リンダー7内に油を送油する送油管8とシリンダー7内
のピストン9を上下に動かすレバー10とシリンダー7
内に吸い上げられた油を塗布部材3に配油する配管11
および弁12、13とにより構成されている。
【0012】14は図示しないアップリミットスイッチ
の下部に設けられたけり部材で、かごが上昇し、レバー
10をせり上げると、ピストン9が上昇し、ポンプ6が
油を吸い上げるようになっている。
の下部に設けられたけり部材で、かごが上昇し、レバー
10をせり上げると、ピストン9が上昇し、ポンプ6が
油を吸い上げるようになっている。
【0013】次に、本実施形態の動作を説明する。
【0014】今、保守作業時にかごを最上階へ運転しこ
の位置から低速運転モードに切替え、低速でアップリミ
ットスイッチが動作する位置まで上昇させる。上昇途中
において、レバー10がけり部材14に当たり、レバー
10がせり上がると、それに伴って、ポンプ6のピスト
ン9も上昇し、弁12が開き、油は送油管8を通ってシ
リンダー7内に所定量が送油される。そして、レバー1
0がけり部材14から離れると、弁13が開き、シリン
ダー7内の油は配管11を通って、塗布部材3に供給さ
れる。
の位置から低速運転モードに切替え、低速でアップリミ
ットスイッチが動作する位置まで上昇させる。上昇途中
において、レバー10がけり部材14に当たり、レバー
10がせり上がると、それに伴って、ポンプ6のピスト
ン9も上昇し、弁12が開き、油は送油管8を通ってシ
リンダー7内に所定量が送油される。そして、レバー1
0がけり部材14から離れると、弁13が開き、シリン
ダー7内の油は配管11を通って、塗布部材3に供給さ
れる。
【0015】なお、釣合おもりのガイドレールも同様の
給油装置4を設けることにより容易にガイドレールに給
油することができるので、説明は省略する。
給油装置4を設けることにより容易にガイドレールに給
油することができるので、説明は省略する。
【0016】また、けり部材14はガイドレール1の上
端部に設けられたが、下端部に設けても同様の効果が得
られる。
端部に設けられたが、下端部に設けても同様の効果が得
られる。
【0017】このように、定期的にかごを最上階よりさ
らに低速運転でアップリミットスイッチの位置まで往復
運転を行なうことにより、塗布部材3に所定量の油を容
易に供給することができる。
らに低速運転でアップリミットスイッチの位置まで往復
運転を行なうことにより、塗布部材3に所定量の油を容
易に供給することができる。
【0018】
【発明の効果】以下、述べたように、本発明によれば、
ガイドレールの塗布部材の近傍にポンプを設け、かごを
最上階あるいは最下階で低速運転を行なうことにより、
塗布部材に自動的に油を所定量だけ給油することができ
るので、安全にしかも短時間に保守作業を行なうことが
でき保守効率を向上させることができる。
ガイドレールの塗布部材の近傍にポンプを設け、かごを
最上階あるいは最下階で低速運転を行なうことにより、
塗布部材に自動的に油を所定量だけ給油することができ
るので、安全にしかも短時間に保守作業を行なうことが
でき保守効率を向上させることができる。
【図1】本発明のエレベータのガイドレール給油装置の
一実施形態を示す斜視図である。
一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の要部の内部構造を示す正面図である。
1 ガイドレール 2 ガイドシュー 3 塗布部材 5 油タンク 6 ポンプ 10 レバー 11 配管 14 けり部材
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータのかごあるいは釣合おもりを
案内するガイドレールに、前記かごあるいは釣合おもり
に取付けられた塗布部材を介して油を前記ガイドレール
に供給するエレベータのガイドレール給油装置におい
て、前記塗布部材の近傍に設けられた油タンクと吸い上
げ機構よりなるポンプとこのポンプにレバーを設け、こ
のレバーを上下動することにより所定量の油を吸い上
げ、この油を前記塗布部材に供給する配管と前記ガイド
レールの上端部にけり部材を設け、前記かごを低速運転
することにより前記けり部材を介して前記レバーを上下
動させて、前記塗布部材に所定量の油を給油する構成と
したことを特徴とするエレベータのガイドレール給油装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021196A JPH09263374A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | エレベータのガイドレール給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7021196A JPH09263374A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | エレベータのガイドレール給油装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09263374A true JPH09263374A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13424970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7021196A Pending JPH09263374A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | エレベータのガイドレール給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09263374A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115402907A (zh) * | 2022-09-23 | 2022-11-29 | 贵州中航电梯有限责任公司 | 一种轿厢主动减振控制装置 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP7021196A patent/JPH09263374A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115402907A (zh) * | 2022-09-23 | 2022-11-29 | 贵州中航电梯有限责任公司 | 一种轿厢主动减振控制装置 |
CN115402907B (zh) * | 2022-09-23 | 2024-04-16 | 贵州中航电梯有限责任公司 | 一种轿厢主动减振控制装置 |
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