JPH09261493A - 刷版データ修正装置および刷版作成装置 - Google Patents

刷版データ修正装置および刷版作成装置

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JPH09261493A
JPH09261493A JP6444696A JP6444696A JPH09261493A JP H09261493 A JPH09261493 A JP H09261493A JP 6444696 A JP6444696 A JP 6444696A JP 6444696 A JP6444696 A JP 6444696A JP H09261493 A JPH09261493 A JP H09261493A
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健次 大塚
Yoshinori Hosoya
佳紀 細矢
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正敏 大竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CtPにおいて色調補正を行なう刷版データ
修正装置を提供する。 【解決手段】 色調補正前の色調補正グラフは、320
Aに示すようにそのトーンカーブは対角線となる。ここ
で、320A中の点線で囲まれた領域を暗くする補正を
行なう場合には、中間調を表わす点Cをドラックして、
点C’に移動させる。この場合、トーンカーブが変化し
て色調補正グラフは、320Bに示すようになり、表示
枠に表示される各ページ部は、110Aから110Bに
変化し、110B中の斜線部分が暗くなる。このように
オペレータがトーンカーブを変化させると、これに対応
して表示枠の色調が変化するようになっており、オペレ
ータは以上の動作を繰り返し、刷版出力データDSを作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刷版データの修
正を行なうのに好適な刷版データ修正装置および刷版作
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製版フィルムを用いた印刷にあっては、
まず、印刷物の各ページに対応した分版フィルムを作成
する。この分版フィルムは各ページのカラー画像をY,
M,C,Kの分色成分に色分解したフィルムである。次
に分版フィルムを数ページ単位でまとめる作業が行なわ
れる。この作業は殖版面付け作業と呼ばれ、これを自動
的に行なう装置として殖版機が知られている。この後、
感光剤が塗布されている刷版に殖版面付け作業が終了し
た製版フィルムを重ね、露光、現像して刷版が作成さ
れ、この刷版は印刷工程に送られる。
【0003】印刷工程においては、同一内容の印刷物を
大量に印刷する本機印刷に先立ち、校正紙を少量の部数
を印刷する見本刷りが行なわれる。この見本刷りは、平
台印刷校正機と呼ばれる簡易な印刷機で行なわれ、そこ
で印刷された校正紙は、得意先等で全体のバランスや色
調等がチェックされる。そして、校正紙で印刷物の出来
映えが事前に確認されると、本機印刷が本機印刷機によ
って行なわれる。この本機印刷では、見本刷りと同様の
印刷が求められるが、両者は印刷条件が異なるため、何
らかの調整が必要になるのが通常である。
【0004】ここで、16ページの原稿を印刷する場合
を想定する。この場合、見本刷りでは、そこで得られる
校正紙が得意先または印刷機のオペレータに対して製品
見本として用いられるため、見開きページ単位で印刷が
行なわれる。具体的には、図5に示すように、見開きペ
ージ単位で6回に分けて印刷が行なわれる。なお、同図
中の矢印は印刷の方向(インキの流れ方向)を示したも
のである。一方、本機印刷では、印刷終了後の製本・加
工工程を考慮して8ページ単位、あるいは16ページ単
位で印刷が行なわれる。図6は、8ページ単位で行なう
本機印刷の例を示した図である。
【0005】ところで、本機印刷機と平台印刷校正機で
は、印刷機構が相違するため、印刷速度、印刷サイズま
たは印圧等の印刷条件が異なる。また、本機印刷の場合
は、8ページ単位で面付けされた刷版を用いて印刷を行
なうため、あるページの印刷仕上がり品質が他のページ
のインキの消費量によって影響を受ける。さらに、本機
印刷において、図6中に斜線を施した部分にあっては、
印刷の刷り方向(インキの流れ方向)が見本刷りの場合
と相違するので、インキの供給量が見本刷りの場合と異
なる。このため、見本刷りと本機印刷ではそれらの仕上
がり品質が相違することが多いが、上述したように両者
の品質は一致することが求められる。
【0006】そこで、オペレータは、本機印刷機の制御
機構を操作し、インキ量や印圧等を微妙に調整して、本
機印刷の品質を見本刷りの品質と一致するようにしてい
る。しかしながら、上記調整は、大幅な修正には対応で
きず、また、相当の熟練が必要となるため、見本刷りと
本機印刷で品質を一致させることができない場合もあっ
た。このような場合にあっては、前工程の製版工程に戻
り、分版フィルムを作り直し、再び分版フィルムの殖版
面付けを行ない、これに基づいて刷版を作成し直してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、製版
フィルムを用いることなく、印刷データから刷版を直接
作成するCtP(Computer to Plate)に関する技術が
開発されつつある。CtPにあっては、ページデータ面
付け装置によって、PostScript等のページ記述言語やC
EPS(Color Electronic prepress System)で作成さ
れた集版データのようなデジタルデータを入力データと
して、刷版上の面付け位置を各色毎に調整した印刷デー
タ(面付済ページデータ)が生成される。この印刷デー
タ(面付済ページデータ)が刷版作成装置に入力される
と、印刷データから刷版を作成するために用いられる刷
版出力データが作成される。そして、刷版出力データに
基づいて変調したレーザー光を、感光材料が塗布された
刷版に照射して露光し、これを現像して刷版が作成され
る。
【0008】このCtPにおいて、見本刷りと本機印刷
とで部分的に色調が相違し、本機印刷機を調整しても仕
上がり品質を一致させることができない場合にあって
は、新たな刷版出力データに基づいて刷版を作成し直す
必要がある。この場合には、ページ単位でデジタルデー
タを作成し直した後、ページデータ面付け装置によって
印刷データを作成し、さらに印刷データから刷版出力デ
ータを作成する必要があり、作業が煩雑になるという問
題があった。また、ページ単位のデータでは刷版全体の
画像の配列がわからないので、修正が難しいといった問
題もあった。さらに、修正個所を細かく設定できないと
いった問題もあった。
【0009】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、刷版出力データの修正を簡易に行なう刷版デ
ータ修正装置および、これにより生成された刷版出力デ
ータに基づいて刷版を新たに作成することができる刷版
作成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明にあっては、刷版を作成するため
の刷版データを各色版毎に予め記憶する記憶手段と、前
記記憶手段から前記刷版出力データを読み出して前記刷
版の印刷内容をシュミレーション画面に表示する表示手
段と、前記シュミレーション画面内の領域を特定する領
域特定手段と、色調補正に係わる色版を特定する色版特
定手段と、色調補正の度合を特定する補正特定手段と、
前記領域特性手段で特定された領域について、前記色版
特定手段で特定された色版に係わる刷版データを、前記
補正特定手段で特定された色調補正の度合に応じて修正
し、新たな刷版データを生成する修正手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載の発明にあっては、
前記表示手段の画面内の任意の点を指示する指示手段を
備え、前記表示手段は、具象化された複数の図形種を表
示し、前記領域特定手段は、前記指示手段によって特定
された前記図形種に基づいて、前記シュミレーション画
面枠内の領域を特定することを特徴とする。
【0012】また、請求項3に記載の発明にあっては、
前記表示手段は、前記色版特定手段によって特定された
色版を表示することを特徴とする。
【0013】また、請求項4に記載の発明にあっては、
前記表示手段の画面内の任意の点を指示する指示手段を
備え、前記表示手段は、補正前後の色調値の関係を示す
グラフを表示し、前記補正特定手段は、前記指示手段に
よって前記グラフに修正を加えることによって、色調補
正の度合を特定することを特徴とする。
【0014】また、請求項5に記載の発明にあっては、
前記修正手段は生成した新たな前記刷版データを前記記
憶手段に記憶することを特徴とする。
【0015】また、請求項6に記載の発明にあっては、
刷版データの修正を行なう刷版データ修正装置と、前記
刷版データに基づいて刷版を作成する刷版出力装置とを
備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成 以下、図面を参照してこの発明の実施形態の構成につい
て説明する。図1は、この発明に係わる刷版作成装置を
用いた印刷システムの一実施形態のブロック図である。
図1において、1は刷版作成装置であり、刷版上の面付
け位置が各色毎に調整された印刷データDPに基づい
て、各版毎の刷版を作成する。また、2はCEPSであ
って、コンピュータを中心に構成される画像処理装置で
あり、そこでは1ページ単位のページデータDが生成さ
れる。また、3はページデザインシステムであって、C
EPS2と同様に、ページデータDが生成される。な
お、ページデザインシステム3で生成されるページデー
タDの言語としては、PostScript等のページ記述言語が
用いられる。また、4はページデータ面付け装置であ
り、そこでは、複数のページに対応するページデータD
と面付け情報に基づいて、上記印刷データDPが生成さ
れる。
【0017】次に、刷版作成装置1の詳細な構成につい
て説明する。10は、刷版作成装置1全体の動作を制御
するCPUであり、所定処理を行ない刷版出力データD
Sを生成する。なお、この刷版出力データDSは、刷版
を作成するためのデータである。また、11は文字や記
号を入力するためのキーボード、12は操作指示を入力
するためのマウスであり、これらはCPU10に接続さ
れている。また、13は、メモリ等で構成される主記憶
装置であり、そのメモリ空間はCPU1の作業領域とし
て機能し、そこには印刷データDPや刷版出力データD
Sが記憶される。14は、ハードディスクであり、そこ
には大容量の刷版出力データDS等が記憶される。15
はモニタであり、ここに色調補正指示画面や登録画面が
表示される。また、表示画面中には各種のGUIが表示
され、それらはマウス12の指示対象となる。また、1
6は刷版出力装置であり、刷版出力データDSに基づい
て、刷版を露光、現像して各色に対応した刷版を作成す
る。
【0018】2.実施形態の動作 以下、図面を参照してこの発明の実施形態の全体動作に
ついて説明する。図2は、本実施形態に係わる印刷シス
テムの作業フローチャートである。同図において、処理
が開始されると、ページデータ面付け装置4から刷版上
の面付け位置が各色毎に調整された印刷データDPが刷
版作成装置1に供給される(ステップS1)。この場
合、印刷データDPは、CPU10の制御の下、主記憶
装置13またはハードディスク14に一旦記憶される。
【0019】この後、刷版出力データDSの生成処理が
行なわれる(ステップS2)。この処理にあっては、C
PU10は、主記憶装置13またはハードディスク14
から印刷データDPを読み出して、各色毎に各刷版を露
光するための刷版出力データDSを生成する。なお、こ
の刷版出力データDSは主記憶装置13またはハードデ
ィスク14に記憶される。
【0020】ステップS2が終了すると、ステップS3
に進んで、刷版出力データDSに色調補正を施すか否か
を判定する。この場合、モニタ14に「色調補正を行な
いますか? YES/NO」というメッセージが表示さ
れるとともに、「YES」と示されたボタンと「NO」
と示されたボタンが表示され、オペレータはいずれか一
方を選択することを促される。ここで、マウス12を操
作して「YES」と示されたボタンをクリックしたとす
れば、ステップS3の判定結果は「YES」となり、ス
テップS4に進んで、刷版出力データDSに対する色調
補正指示が行なわれる。
【0021】この場合、モニタ14には、例えば、図3
に示す色調補正指示/登録画面が表示される。同図にお
いて、まず、100はイメージ表示部であり、そこには
所定の条件下で刷版出力データDSを表わすシュミレー
ション画面が表示される。この例は、一枚の刷版に8ペ
ージの面付けを行なう場合であり、イメージ表示部10
0には各ページに対応したページ部111〜118が表
示される。また、そこには、刷版自体の大きさを表わす
表示枠110が表示される。
【0022】次に、200は色調補正領域設定表示部で
あり、イメージ表示部100に表示された刷版出力デー
タDSが指示する版色や指定領域の図形種等が表示され
る。ここで、ボタン211〜213は、変更に係わる領
域を指定するための図形種を表わしている。ボタン21
1は長方形指定を指示するGUIであり、これを選択す
る場合、オペレータはマウス12を操作して長方形の対
角に位置する2点を指定し、色調補正を行なう領域を特
定する。また、ボタン212は多角形指定を指示するG
UIであり、これを選択する場合、オペレータはマウス
12を操作して表示枠110中の任意のN点(N=3,
4,5…)を指定する。また、ボタン213はフリーハ
ンド図形指定を指示するGUIである。これを選択する
場合、オペレータがマウス12を操作して表示枠110
中に曲線や不規則な線を指定すると、フリーハンド図形
が生成される。
【0023】また、ボタン221は拡大を、ボタン22
2は縮小をそれぞれ指示するGUIである。ボタン22
1,222はシュミレーション画面を拡大縮小する場合
に用いられる。具体的には、マウス12を操作して、矢
印を拡大縮小の中心に移動させ、ボタン221,222
をクリックすることによって、矢印を中心として拡大縮
小が行なわれる。この拡大機能を用いれば、細かい修正
を行なう場合に当該部分を拡大して色調補正を行なう領
域を指定することが可能となる。
【0024】また、ボタン230には、イメージ表示部
100のシュミレーション画面に表示される各色版の種
別が表示される。この例は、全色版が表示される場合で
あるが、ボタン230をクリックする毎に表示する色版
を変更できるようになっている。すなわち、全色版→イ
エロー版→マゼンダ版→シアン版→スミ版といったよう
に表示する色版を順次変更することができる。
【0025】また、300は色調補正値設定表示部であ
り、色調補正の対象となる色版を指定するボタン310
と、色調補正グラフ320、トーンカーブ330、デー
タの登録を指定する登録部340およびデータの登録を
末梢するキャンセル部350からなる。色調補正グラフ
320において、グラフのX軸は補正前の刷版出力デー
タDSの色調値を示し、一方、グラフのY軸は補正後の
刷版出力データDSの色調値を示す。また、トーンカー
ブ330は、そのカーブ上の任意の点をドラッグして移
動することによって変更できるようになっている。な
お、ボタン310は、ボタン230と同様に、そこをク
リックすれば、全色版→イエロー版→マゼンダ版→シア
ン版→スミ版といったように表示する色版を順次変更で
きるようになっている。
【0026】さてここで、表示枠110中の点線で囲わ
れた部分の色調を修正する場合について説明する。この
例では、シアン色を全体的に暗くするものとする。この
場合には、まず、ボタン211をクリックして、長方形
図形指定を選択し、この後、点Aと点Bとを指定して、
色調補正の領域を特定する。次に、色調補正の対象とな
る色版を指定する。ここでは、シアン版について補正を
行なうため、図3に示すようにボタン310に「シアン
(C)色版」が表示されように、選択を行なう。
【0027】この後、色調の補正範囲を特定する。この
点について、図4を参照しつつ説明する。まず、補正前
にあっては、色調補正グラフ320は、図中の320A
に示すようにそのトーンカーブは対角線となる。ここ
で、中間調を表わす点Cをドラックして、点C’に移動
すると、トーンカーブが変化して色調補正グラフ320
は、320Bに示すようになる。この場合、表示枠11
0に表示される各ページ部111〜118は、図中、1
10Aから110Bに変化し、110B中の斜線部分が
暗くなる。このようにオペレータがトーンカーブを変化
させると、これに対応して表示枠110の色調が変化す
るようになっている。このため、オペレータは色調の変
化を確認しながら、トーンカーブを決定することができ
る。
【0028】色調の補正範囲が特定された後、オペレー
タがマウス12を操作して登録部340をクリックする
と、修正された色調が色調補正情報として登録される。
なお、登録を希望しない場合には、キャンセル部350
を選択する。この場合には、イメージ表示部100に表
示された刷版出力データDSは補正前の状態に戻る。こ
のようにして色調補正が行なわれるが、以上の処理を繰
り返し行なうことによって最終的な刷版出力データDS
が生成される。
【0029】この後、図2に示すステップS41に進ん
で、色調補正指示を実行するか否かを選択する。色調補
正指示の実行は、図3に示す実行部400をクリックす
ることにより行なわれ、この場合には、色調補正指示に
基づく刷版出力データDSの修正が行なわれる(ステッ
プS5)。そして、再度補正を行なう場合に備えて、補
正後の刷版出力データDSは、主記憶装置13またはハ
ードディスク14に記憶される。また、補正後の刷版出
力データDSは、刷版出力装置16に出力され、刷版が
作成される(ステップS6)。なお、刷版出力データD
Sを色調補正を行なわないため、ステップS3の判定結
果が「NO」となる場合、あるいは、ステップS41に
おいて色調補正指示を実行しないため、中止部500を
選択したような場合には、直接ステップS6に進み、上
記処理が行なわれる。
【0030】上述したように本実施形態によれば、刷版
出力データDSを対象として色調の補正を行なうことが
できるから、色調補正を施した刷版を容易に作成し直す
ことができる。また、色調補正の程度はイメージ表示部
100に表示されるから、シュミレーション画面を参照
しながら、色調補正の程度を調整することができる。さ
らに、イメージ表示部100には、1枚の刷版全体に対
応する複数のページが表示され、ページをまたがって補
正に係わる領域を特定することができるので、効率良く
補正を行なうことができる。
【0031】3.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものでなく、例
えば以下のように種々の変形が可能である。
【0032】上記実施形態においては、補正に係わる
領域を特定し、当該領域についてのみ色調補正を行なっ
たが、この補正を行なうことにより他の部分の色調が変
化する場合がある。例えば、図4の110Bにおいて、
印刷方向が同図中の矢印Yであり、点線で囲われた部分
を暗くするとすれば、この部分の網点の面積が大きくな
り、そこでインクが多くとられる。このため、点線で囲
われた部分の上側では、インクの量が減少し、色調が変
化してしまう。そこで、印刷方向を考慮して他の部分の
刷版出力データDSを補正するようにしても良い。この
場合には、印刷方向から見て手前の領域の補正量に応じ
て、後半部分の刷版出力データDSを補正する関数を予
め主記憶装置13に記憶しておく。そして、補正が行な
われた場合、この関数を読み出して後半部分の刷版出力
データDSを自動的に補正するようにすれば良い。
【0033】上記実施形態において、補正に係わる領
域の指定は、図3中の表示枠110の内部であれば良い
こととしたので、各ページ部111〜118からはみ出
して補正に係わる領域が指定されることがある。このた
め、各ページ部111〜118からはみ出して領域が指
定された場合には、はみ出した部分を無視してシュミレ
ーション画面を表示するとともに刷版出力データDSを
生成するようにしても良い。
【0034】上記実施形態において、上記実施形態に
おいては、各色版の一例として、YMCK版を用いて説
明したが、この他に、金銀等の特色を用いても良い。こ
の場合には、図3中のボタン230,310には、全色
版→イエロー版→マゼンダ版→シアン版→スミ版→特色
1版→特色2版といったように印刷に用いられる特色も
含めて順次表示するようにすれば良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項6に記載した発明特定事項によれば、刷版データの補
正をシュミレーション画面を見ながら効率的に行なうこ
とができる。また、補正を施した刷版データは記憶手段
に記憶されるから、再度補正を行なう場合には、この刷
版データに基づいて行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる刷版作成装置を用いた印刷
システムの一実施形態のブロック図である。
【図2】 本実施形態に係わる印刷システムの作業フロ
ーチャートである。
【図3】 本実施形態に係わる色調補正/登録画面を示
した図である。
【図4】 本実施形態に係わる色調補正の動作を説明す
るための概念図である。
【図5】 平台印刷校正機における印刷単位を説明する
ための図である。
【図6】 本印刷機における印刷単位を説明するための
図である。
【符号の説明】
DS 刷版出力データ(刷版データ) 13 主記憶装置(記憶手段) 14 ハードディスク(記憶手段) 110 イメージ表示部(シュミレーション画面枠) 15 モニタ(表示手段) 12 マウス(領域特定手段、色版特定手段、補正特定
手段、指示手段) 211〜213,310 ボタン(領域特定手段、図形
種、色版特定手段) 320 色調補正グラフ(補正特定手段) 330 トーンカーブ(補正特定手段) 10 CPU(修正手段) 16 刷版出力装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刷版を作成するための刷版データを各色
    版毎に予め記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から前記刷版出力データを読み出して前記
    刷版の印刷内容をシュミレーション画面に表示する表示
    手段と、 前記シュミレーション画面内の領域を特定する領域特定
    手段と、 色調補正に係わる色版を特定する色版特定手段と、 色調補正の度合を特定する補正特定手段と、 前記領域特性手段で特定された領域について、前記色版
    特定手段で特定された色版に係わる刷版データを、前記
    補正特定手段で特定された色調補正の度合に応じて修正
    し、新たな刷版データを生成する修正手段とを備えたこ
    とを特徴とする刷版データ修正装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段の画面内の任意の点を指示
    する指示手段を備え、 前記表示手段は、具象化された複数の図形種を表示し、 前記領域特定手段は、前記指示手段によって特定された
    前記図形種に基づいて、前記シュミレーション画面枠内
    の領域を特定することを特徴とする請求項1に記載の刷
    版データ修正装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前記色版特定手段によ
    って特定された色版を表示することを特徴とする請求項
    1または2に記載の刷版データ修正装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段の画面内の任意の点を指示
    する指示手段を備え、 前記表示手段は、補正前後の色調値の関係を示すグラフ
    を表示し、 前記補正特定手段は、前記指示手段によって前記グラフ
    に修正を加えることによって、色調補正の度合を特定す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の刷版データ修正装置。
  5. 【請求項5】 前記修正手段は生成した新たな前記刷版
    データを前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の刷版データ修正装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    刷版データ修正装置と、 前記刷版データに基づいて刷版を作成する刷版出力装置
    とを備えたことを特徴とする刷版作成装置。
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Cited By (3)

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