JP2009214434A - 面付印刷装置および面付印刷方法 - Google Patents

面付印刷装置および面付印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】面付印刷において、印刷された画像のムラが低減できる印刷装置の提供。
【解決手段】完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、1枚のシートの中に互いに離間して配置した状態で印刷を行なう際に、シートに少なくとも多階調の画像を印刷する際、シート内の複数のページの各々を構成する画像を形成する領域毎に、印刷に用いられる少なくとも一色について、印刷時の濃度を補正する。こうすれば領域毎に補正が行なえるため、用紙幅方向にムラが生じても修正することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、1枚のシートの中に互いに離間して配置した状態で印刷を行なう面付印刷に関するものである。
従来、完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、1枚のシートの中に互いに離間して配置した状態で印刷を行なう面付印刷装置が知られており、いわゆるカンプの出力時などに用いられている。こうした面付印刷装置としては、例えば下記特許文献1記載の技術が知られている。この面付印刷装置では、画像と文字とにより、画像処理の内容を変えて、全体として望ましい画像を形成しようとしている。
特開平06−194818号公報 特開平09−261493号公報 特開平06−135051号公報
また刷版データの補正を行なう特許文献2のように、画像毎にトーンカーブを調整することで、画像毎の濃淡や色ずれなどを調整するものが知られている。更に、通常のプリンタでは、用紙幅方向の色むらを補正するために、シェーディング補正と呼ばれる技術も知られている(特許文献3)。
しかしながら、これらの補正を施した上で面付印刷を行なっても、なお色ムラが取り切れない場合が存在した。その一例を図13に基づいて説明する。図13は、4頁(第1、第2、第3、第4頁)分の画像データを、一枚の用紙に面付印刷する場合を示している。このとき、第2頁と第3頁とが、いわゆる見開きを構成する場合がある。見開きの左右の頁に亘る画像a1,b1が存在すると、両画像は、連続した一つの画像を形成するので、僅かな色ムラであっても、見る者は、色ムラの存在に気づいてしまう。もとより、用紙幅方向の色ムラを修正するシェーディング補正が完璧に行なわれていれば、こうした色ムラは生じないとも考えられるが、実際には、図13に示したように、第2頁と第3頁は、用紙に対して、幅方向Xにも、搬送方向Yにもずれて配置されているから、印刷条件を完全に揃えることは困難であり、色むらは生じてしまう。なお、こうした課題は、カラー印刷の場合に強く意識されるが、モノトーンの印刷の場合でも、同様の問題が生じることは言うまでもない。
本発明は、上記の問題の少なくとも一部を解決することを目的としてなされたものであり、次の態様または適用例として実施可能である。
[適用例1]
完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、1枚のシートの中に互いに離間して配置した状態で印刷を行なう面付印刷装置であって、
前記シートに少なくとも多階調の画像を印刷する印刷手段と、
前記シートへの印刷を行なう際、前記隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像の前記隣接の方向について、該方向における前記印刷時の濃度を、前記印刷に用いられる少なくとも一色に関して補正する補正手段と
を備えた面付印刷装置。
この面付印刷装置に対応する面付印刷方法の適用例は、
完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、1枚のシートの中に互いに離間して配置した状態で印刷を行なう面付印刷方法であって、
前記シートに少なくとも多階調の画像を印刷する際、前記隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像の前記隣接の方向について、該方向における前記印刷時の濃度を、前記印刷に用いられる少なくとも一色に関して補正すること
を要旨とする。
この適用例によれば、シート内の複数のページの各々を構成する画像を形成する領域毎に、印刷に用いられる少なくとも一色について、補正が必要な領域のみ、印刷時の濃度を補正することができ、面付印刷におけるその色についてのムラを軽減することができる。また、かかる面付印刷では、完成時に隣接して配置される複数のページ、例えば図13に示した第2頁の領域と第3頁の領域について、印刷時の濃度を補正できることになり、見開き頁であっても、ムラの小さい印刷が可能となる。
[適用例2]
上記の面付印刷装置であって、
前記印刷時の濃度の補正が可能な範囲は、前記複数のページの各々を構成する画像が配置された領域の、前記画像が隣接する方向の端部の所定幅である
面付印刷装置。
かかる面付印刷装置では、濃度の補正を行なう範囲が限定されるので、処理が簡略化されるという利点がある。見る側は、見開きのページ間にまたがった画像のムラを見ている場合でも、付き合わされる画像の端部の色を見ていることが多く、この端部の補正をすることでムラはないと判断されることになりやすい。
[適用例3]
上記の面付印刷装置であって、
前記印刷手段は、前記完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、前記シートの縦横方向に離間した状態で印刷可能であり、
前記補正手段は、前記ページの各々を構成する画像毎に、前記印刷時の濃度の補正を行なうか否かを設定可能である
面付印刷装置。
こうした面付印刷装置では、シートの縦横方向に離間した状態で印刷される画像間の濃度の補正を行なうことができる。また、対象となった画像以外の画像には、補正を行なわないということも容易である。
[適用例4]
上記の面付印刷装置であって、
前記ページの各々を構成する画像毎についての前記濃度の補正を行なうか否かを管理するテーブルを記憶する手段を備える
面付印刷装置。
かかる面付印刷装置では、ページ毎に補正を行なうか否かの管理が、きわめて容易になるという利点が得られる。
[適用例5]
上記の面付印刷装置であって、
前記印刷手段は、前記シートに対して、縦横いずれか一辺から順に印刷を行ない、
前記補正手段は、前記一辺から印刷が順に行なわれていく方向に垂直な方向に対して、前記濃度の補正値を記憶した補正テーブルを持ち、前記印刷の進行に従い、前記補正テーブルを参照して補正を行なう
面付印刷装置。
かかる面付印刷装置では、補正値を小さなテーブルで管理することができる。こうした手法は、いわゆるラインプリンタやシリアルプリンタのように、限られた数のラスタが一度に形成されるタイプの印刷装置においては、特に有用である。
[適用例6]
こうした面付印刷装置であって、
前記印刷手段は、複数の色のインクを用いてカラー印刷を行なう手段であり、
前記補正手段は、前記複数の色のインクのうち、少なくとも一つの色のインクについて、前記印刷時の濃度の補正を行なう
面付印刷装置。
かかる面付印刷装置では、カラー印刷を行なうことができ、更にそのうちの少なくと一つの色のインクについて補正を行なうことができるから、その色についてのムラを低減することができる。原色全てについて補正を行なえば、カラーの画像の色ムラを低減することができる。
[適用例7]
こうした面付印刷装置であって、
前記補正手段は、前記濃度を補正する補正データを、原画像の階調値に応じて複数有し、前記印刷する画像の階調値に応じて前記補正データを参照して、前記濃度の補正を行なう
面付印刷装置。
かかる面付印刷装置では、補正データを階調値に応じて複数有するので、ムラの低減をきめ細かく行なうことができる。もとより階調値が所定値以下の場合にのみ、補正を行なうものとしても良い。人の目は、一定以上の濃さの画像については、小さな差異に気づきにくいからである。
[適用例8]
こうした面付印刷装置であって、
前記印刷手段は、インクジェト方式のシリアルプリンタエンジン、またはインクジェト方式のラインプリンタエンジン、あるいは感光ドラムに潜像を順次形成してトナーを転写するページプリンタエンジンのうちのいずれか一つである
面付印刷装置。
かかる面付印刷装置では、種々のプリンタエンジンに関して、補正を適用し、ムラの低減を図ることができる。印刷手法の違いにより、ムラの発生箇所や発生の原因がことなりが、こうした違いに対応することができる。
実施例の概要:
本発明を実施するための最良の形態について、以下、実施例を挙げて説明する。図1は、実施例としての面付印刷装置20の概略構成を示す説明図である。図示するように、この面付印刷装置20は、印刷制御を司る制御部30、この制御部30に接続されて各種入力操作や表示を行なう操作パネル40、メモリカードSDからのデータを読み込むメモリカードリーダ50、パーソナルコンピュータPCなどが接続するためのUSBコネクタ60、6色のカラーインクをそれぞれ収納するインクカートリッジ70、用紙PPの幅方向に亘ってインクを噴射可能なラインヘッド80、用紙PPを搬送する搬送機構90などを備える。
制御部30は、全ての処理を司るCPU31、このCPU31が実行するプログラムや処理中のデータなどを保存するメモリ32、ラインヘッド80にデータを出力するためのラインヘッドドライバ回路(以下、単にドライバ回路)34、USBコネクタ60に接続されてデータの入出力を行なうUSBインタフェース36、メモリカードリーダ50とのやり取りを行なうメモリカードインタフェース37および操作パネル40とのやり取りとを行なうI/Oインタフェース38を備え、これらの素子および回路を、バスにより相互に接続している。
操作パネル40は、カーソルキーや決定キーなどの複数の操作キーと、液晶表示パネルとを有する。本実施例では、面付印刷装置20には、パーソナルコンピュータPCが接続されているが、面付印刷は、面付印刷装置20単独で動作する。具体的には、使用者が、メモリカードSDなどに保存した複数ページのデータを、メモリカードリーダ50を用いて、面付印刷装置20に読み込ませ、操作パネル40を操作して、後述する面付印刷を実施させる。もとより、パーソナルコンピュータPCからのデータを受け取って印刷することも可能である。この例については、第2実施例として説明する。
制御部30は、単独で印刷を行なう場合には、メモリカードSDから読み取った印刷すべき画像を、内部のメモリ32に展開し、ハーフトーン処理を行なって、ドットのオン・オフのデータに変換し、印刷を行なう。他方、パーソナルコンピュータPCからの指示を受けて印刷を行なう場合には、いわゆるハーフトーン処理済みのデータ、すなわちドットのオン・オフのデータをパーソナルコンピュータPCから受け取り、印刷を行なう。印刷は、この面付印刷装置20では、インクカートリッジ70、ラインヘッド80および用紙搬送機構90からなるラインプリンタエンジンを用いて行なわれる。なお、制御部30内には、後述する色補正回路CCCが、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)の形態で組み込まれているが、その処理内容については後述する。
ラインプリンタエンジンは、用紙PPの幅方向に亘って設けられたラインヘッド80から、多色のインクドットを、用紙PP上の所望の位置に噴射することにより、ラインを単位として印刷を行なう。本実施例では、ラインヘッド80は、用紙PPの幅方向に亘って、各色1600dpiのピッチで用意された多数のインク噴射用ノズルを、6色分、つまり6列分有する。このインク噴射用ノズルには、インクカートリッジ70からインク供給管72を介して、6色のインクがそれぞれ送り込まれる構成となっている。6色のインクの内訳は、K(ブラック)、Y(イエロ)、LC(ライトシアン)、C(シアン)、LM(ライトマゼンタ)、M(マゼンタ)である。なお、本実施例のラインヘッド80は、各ノズルに小さなヒータを備え、ヒータの加熱時に発生する泡(バブル)を利用してインクを噴射するいわゆるバブルジェット方式を採用している。本実施例では、噴射するインク滴の大きさは変更できないが、ピエゾの歪みを利用してインクを噴射する方式なども採用し、インク滴の大きさを制御する構成を採用しても差し支えない。また、イン噴射用ノズルは、1600dpiの密度で一直線上に配列しても良いし、千鳥の位置にずらして2列に配置しても良い。
かかるラインヘッド80には、各インク出力用ノズル列毎にラインバッファが設けられており、制御部30は、このラインバッファにデータを送信する。1列分のデータが用意されたところで、用紙の搬送に同期して、制御部30は、ラインヘッド駆動パルスを出力する。ラインヘッド80は、このラインヘッド駆動パルスを受けると、ラインバッファに用意されたデータに従って、インク噴射用ノズルからインク滴を噴射する。インク滴が噴射されると、制御部30は、用紙搬送機構90を駆動して用紙を搬送する。
用紙搬送機構90は、ラインヘッド80と対向する位置に設けられたプラテン91と、このプラテン91および図示しない搬送ローラなどを同期して駆動する紙送りモータ92とを備える。紙送りモータ92は、ステップモータであり、I/Oインタフェース38を介して出力されたパルスに同期して回転する。紙送りモータ92が回転すると、プラテン91と搬送ローラとが回転し、用紙PPが所定量、例えば1/720インチだけ搬送される。
インク噴射用ノズルは用紙PPの搬送方向に僅かずつずれて設けられているから、制御部30は、これらの差異を吸収して、所望の位置にインク滴を噴射できるよう、ドットのオン・オフのデータの準備、ラインヘッド駆動パルスの出力、用紙搬送機構90の駆動などを全て計算し、制御を実施する。
このラインヘッド80に送信されるデータは、本実施例では、メモリカードSDから読み取ったデータを、制御部30で展開することにより作られる。具体的には、制御部30は、メモリカードSD内のデータをカードリーダ50を用いて読み取り、この画像データを解析して、各画素毎に所定階調値を有する画像データにするラスタライザ処理、ラスタライズされた画素毎の画像データを色変換する処理、および色変換済みのデータをラインヘッド80が形成するドットのオン・オフのデータに変換する処理を実施している。
補正データの作成処理:
次に、面付印刷における補正データの作成について説明する。面付印刷装置20は、用紙PPの幅方向に亘って、各色インクを、むらなく噴射できるように設計されているが、現実に製造されたラインヘッド80では、さまざまな要因から、用紙幅方向に亘って若干のムラが生じている。こうしたムラの発生要因としては、ラインヘッド80のインク噴射用ノズルを加工する際の誤差や、インクカートリッジ70からのインクの供給圧のラインヘッド80の幅方向に亘る相違など、種々の事由が考えられる。面付印刷装置20としての調整は可能な限り済ませた上で、なお残存するムラを、本実施例では、まず以下の手法で測定する。
図2は、補正データ作成処理の概要示す工程図である。面付印刷装置20に残存しているムラを補正するために、まず較正用パターンを印刷する(工程S10)。較正用パターンの一例を図3に示した。要するに、用紙幅方向に亘って、均一の濃度のデータを作成し、これをラインヘッド80を用いて印刷するのである。図3では、分かりやすいように、パターンをハッチで示し、用紙PPの幅より短い幅で描いたが、実際には、所定階調のベタパターンをハーフトーン処理したものを、面付印刷がなされる範囲にわたって印刷する。印刷は各色毎に行なわれる。図3に示したパターンは、上から順に、階調値32、64、96、128、160のベタパターンをハーフトーン処理したものを示している。階調値の範囲は0〜255だが、階調値161〜255までの範囲のパターンは印刷していない。これは、濃度の高いパターンのムラは、気づきにくいからである。もとより、0〜255までの階調の範囲にわたって、均等のパターンを印刷してもよい。なお、図3に例示したパターンは、6色インク分印刷される。
次に、この印刷されたパターンを、用紙幅方向に亘って測色する(工程S20)。測色は、図示しない測色器を用いて行なえばよい。こうした測色に用いられる測色器は、それ自身の読み取り精度が精密に調整された専用機である。パターンが印刷された用紙を幅方向に亘って測色することにより、この面付印刷装置20が持っている各色印刷時の用紙幅方向に亘るムラが精密に測定される。なお、面付印刷装置20が、スキャナを備えた複合機として構成されていれば、自身のスキャナを用いてパターンを読み取り、簡易な測色処理を行なっても良い。こうしたスキャナは、通常はそれ自身の誤差を有しているが、スキャナの持つ誤差を予め測定して較正用のデータを用意しておけば、複合機のスキャナを用いても、測色を行なうことは可能である。
こうして測色を行なった後、測定したデータを用いて、色毎の補正データを作成する(工程S30)。この補正データの作成について、図4を用いて説明する。図4の上段は、工程S20で測定された所定の色のパターンの測定結果を示している。図4の例は、シアンCの階調値64(階調値の範囲は0〜255)のパターンを読み取った結果である。このうち、図4に「領域A」「領域B」として記載した範囲が、面付印刷において、画像が置かれる範囲を示している。そこで、工程S30では、この領域A,Bについて、補正データを作成する。これが図4の下段に示したデータである。補正データは、測色された濃度データのムラを打ち消すように作成される。すなわち、完全に均一に作られた面付印刷装置20では、図4の上段に示した測定データは、完全にフラットな特性を示す筈である。しかし、実際の面付印刷装置20は、図4に示したように、用紙幅方向について見ると、僅かにインクの濃度にムラが見られる。こうしたムラを、打ち消すように補正データは作成されるのである。なお、本実施例では、階調値64のパターンを元にして補正データを作成したが、他の階調値のパターンを用いて作成しても良い。
図2に示した補正データ作成処理を実行することにより、各色インク毎に補正データが作成される。本実施例では、この補正データは、制御部30のメモリ32に書き込まれる。補正データのメモリ32への書込は、パーソナルコンピュータPCから行なう。測色した結果を用いて作成された補正データは、一旦パーソナルコンピュータPCに取り込まれ、USBによる接続を介して、面付印刷装置20に送信され、これを受け取った制御部30は、補正データをメモり32に記憶する。
第1実施例:
図5は、面付印刷装置20が行なう処理の概要を示す説明図である。測色して作成された補正データCDは、メモリ32内に用意されている。また、印刷すべき面付された画像データGDは、メモリカードSDからメモりカードリーダ50を介して読み込まれ、制御部30により、ハーフトーン処理されて用意される。更に、印刷に際しては、補正領域指定データADが用意される。これは、面付された各頁に対応し、領域A,Bについての補正のオン・オフを指定するデータである。この補正領域指定データADは、本実施例では、操作パネル40を用いて、利用者が指定するものとした。
図5に例示した面付印刷では、画像データに含まれる1ないし4の各頁のうち、第2頁と第3頁が、完成された原稿上では、いわゆる見開きの位置に配置される。つまり第2頁と第3頁は印刷物としての完成時には隣接して配置される。そこで、補正領域指定データADとして、ページ番号1毎に次のように指定する。
[1]領域指定は「A」であり、補正はオフ(OFF)、すなわち補正を行なわない。
[2]領域指定は「B」であり、補正はオン(ON)、すなわち補正を行なう。
[3]領域指定は「A」であり、補正はオン(ON)、すなわち補正を行なう。
[4]領域指定は「B」であり、補正はオフ(OFF)、すなわち補正を行なわない。
以上の準備をしてから、操作パネル40を操作して印刷を指示すると、制御部30では、内蔵する色補正回路CCCにより色補正を行ないつつ、補正された画像データを順次印刷(プリンタ)エンジンPEに送り出す。色補正回路CCCは、制御部30に作り込まれた専用のデジタルシグナルプロセッサ(DSP)として実現されている。この色補正回路CCCは、ハーフトーン処理された画像データGDを用紙幅方向に沿って順次読み出し、用紙幅方向上の位置に基づいて、補正領域指定データADを参照する。そして領域指定がAで、かつ補正がオンとなっていれば、補正データCDから、領域Aの補正データを読み出し、この補正データを用いて画像データGCを補正する。領域指定がBで、かつ補正がオンの場合も同様である。他方、補正領域指定データADにより、補正がオフになっている場合には、補正データCDを読み込まず、画像データGDをそのままプリンタエンジンPEに出力する。面付印刷装置20は、画像データGDの印刷を完了するまで、用紙幅方向に沿った読み取りと、色補正回路CCCを用いた上記補正処理とを繰り返す。
この結果、プリンタエンジンPEの特性(A)が、用紙幅方向について、完全にフラットでない場合でも、このムラを補正データCDにより補正することができ、補正後の特性(B)は、ほぼフラットな特性となる。従って、印刷物としての完成に隣接する第2頁と第3頁の色ムラはほぼ解消され、見開き頁として構成しても、その色のずれは視認されにくくなる。
上記実施例では、補正データCDは、所定のグラフの形態で説明したが、実際には、図6に示すように、用紙幅方向の座標と対応付けたテーブルとして用意しても良い。また、補正領域指定データADは、図7に示すように、領域Aについての補正開始の位置を示す座標Asと補正終了の位置を示す座標Ae、領域Bについての補正開始の位置を示す座標Bsと補正終了の位置を示す座標Beとして用意しても良い。こうすれば、補正領域指定データADの容量を低減することができる。
第2実施例:
次に本発明の第2実施例について説明する。第2実施例では、上述したハーフトーン処理や用紙幅方向のムラに対する補正などは、パーソナルコンピュータPC側で行なわれる。すなわち、第2実施例では、面付印刷装置20で印刷に用いられるデータは、パーソナルコンピュータPC上で作られている。この場合には、印刷装置20は、色補正回路CCCなどを有しない通常のプリンタで足りる。面付印刷については、専用のアプリケーションプログラムが用いられる。このアプリケーションプログラムは、DTP(デスクトップパブリッシング)アプリケーションプログラムで作成された複数のページを表わす画像を、用紙PPの所定の位置に面付けし、種々の処理を行なった上で、印刷装置20に出力する。このとき、パーソナルコンピュータPCでは、OSの元で動作するプリンタドライバが起動し、アプリケーションプログラムから受け取った面付けのデータを、印刷装置20で印刷可能なドットのオン・オフデータまで展開する。
図8は、パーソナルコンピュータPCのプリンタドライバが実行する画像補正処理ルーチンを示すフローチャートである。この処理に先立って、第1実施例で説明した補正データの作成(図2)や補正領域指定データADの作成、およびパーソナルコンピュータPCへの入力は完了している。パーソナルコンピュータPCでは、これらの情報および印刷すべき画像データなどは、全て内蔵するハードディスク(図示せず)に一旦保存されている。
図8に示した処理を開始すると、プリンタドライバは、まず画像データにアクセスし、座標Xの画像データGDを読み込む処理を行なう(ステップS100)。座標Xは、画像データの先頭左端を0として規定されており、処理の開始時には、初期値0が与えられている。後述するように、座標Xは、処理に伴い、順次インクリメントされて、用紙幅方向に沿って画像データGDを読み出すのに用いられる。
画像データGDを読み取ると、次に、座標Xが、補正を行なう領域Aの開始位置を示す値Asより大きく補正を行なう領域Aの終了位置を示す値Aeより小さいか否かの判断を行なう(ステップS110)。座標Xがこの範囲に入っていれば、続いて、予め用意した補正データCDから、領域Aにおいて座標Xに対応する補正値CD1を読み取る処理を行なう(ステップS120)。そして、その補正値CD1を用いて、画像データGDを補正する処理を行なう(ステップS130)。ここでは、画像データGDに補正値CD1を乗算して補正を行なっている。
こうして領域Aにおける補正を行なった後、座標Xを値1だけインクリメントして(ステップS140)、1ライン分の処理が終了したか否かを判断する(ステップS150)。一ライン分の処理が終わっていなれば、上述したステップS100に戻って処理を継続する。画像データGD上の座標Xが、領域Aから外れれば(ステップS110:「NO」)、次に座標Xが補正を行なう領域Bの開始位置を示す値Bsより大きく補正を行なう領域Bの終了位置を示す値Beより小さいか否かの判断を行なう(ステップS160)。座標Xが、領域Aから外れても、次の補正領域に至るまでは、ステップS160での判断は「NO」となるので、上述したステップS140に移行し、座標Xをインクリメントし、1ライン終了かの判断から処理を繰り返す(ステップS150)。
他方、ステップS160での判断が「YES」、すなわち、座標Xがこの範囲Bs〜Beの範囲に入っていれば、続いて、予め用意した補正データCDから、領域Bにおいて座標Xに対応する補正値CD2を読み取る処理を行なう(ステップS170)。そして、その補正値CD2を用いて、画像データGDを補正する処理を行なう(ステップS180)。ここでは、画像データGDに補正値CD2を乗算して補正を行なっている。こうして領域Aにおける補正を行なった後、座標Xを値1だけインクリメントして(ステップS190)、1ライン分の処理が終了したか否かを判断する(ステップS150)。一ライン分の処理が終わっていなれば、上述したステップS100に戻って処理を継続する。
1ライン分の処理が終われば、本ルーチンを一旦終了して、処理を次のラインに移す。このとき座標Xは、値0に初期化される。また、ここまで処理された画像データGDは、プリンタドライバにより最終的にドットのオン・オフを示すドットデータに変換され、USB接続を介して、印刷装置20に出力される。印刷装置20は、このドットデータを受け取り、このデータを用いてラインヘッド80を駆動し、用紙PPへの印刷を行なう。
変形例:
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の態様で実施可能である。例えば、これらの実施例では、画像が面付けされた領域A、領域Bを単位として補正のオン・オフを決定したが、補正は、領域AやBの端部でのみ行なってもよい。図9は、こうした補正の様子を示す説明図である。図9上段は、上記実施例で用いられた領域A、領域Bでの補正データCDを示している。
これに対して、図9下段は、領域A,Bに対してその中心を含む所定の範囲をマスクMA,MBによりマスクし、補正を行なわないものとしている。またこのようにマスクMA、MBを加えた結果、領域Bでは、マスクMBによりマスクされていない両端の領域BES,BEEでの補正データCDは、ほぼ値1、つまり補正の必要がないことが分かったので、補正は、領域Aの両端、つまり領域AESと領域AEEのみで行なうことにした。このように、面付けされた領域A,Bの全域ではなくその端部に限って補正を行なうものとすれば、補正処理を簡略化することができ、処理の高速化や、メモリなどのハードウェア資源の節約を図ることができる。
印刷物として完成した際に見開きの位置に置かれるページ(上述した実施例では、第2,第3頁)では、隣接する画像同士の色合いの違いは、きわめて敏感に感じとられる。そこで、図9に示した例のように、領域A,Bの両端でのみ補正を行なうと、見開きの頁で隣接した部位については、色のムラやずれを感じることがない。なお、図9では、両端で補正を行なうものとしたが、見開きで隣接する側の端部だけで補正を行なうものとしても良い。
こうした端部のみで補正を行なう場合、図10に示すように、補正される範囲(AESやAEE)とマスクされた領域とのつなぎ目で、遷移処理を行なっても良い。すなわち、補正を行なう領域Aの端部領域AESの更に端の補正データCDTから、補正が行なわれないマスク領域MAの端部の補正データCDAまで、勾配を付けた補正データ(実線JLとして表示)を用いて補正を行なうのである。なお、実際の補正データCDが、破線BLのように変化しているとしても、見た目ではほぼ同等の補正となる。この場合には、補正データは所定の勾配で演算すれば良く、いちいち補正データ(BL)を読み出す必要がないので、処理の高速化を図ることができる。なお、この例では、マスク領域での補正データCDAは、値1(補正の必要がないもの)として説明しているが、実際には、マスク領域MAでも補正が必要な場合も存在する。この場合には、実際にはマスク領域MAでは補正を行なわないので、領域AESでの補正係数は、端の補正データCDTからマスク領域端部の補正データCDAまで、漸減するのではなく、端の補正データCDTから補正無しの値1まで漸減するように構成すればよい。
また、上記の実施例では、補正は、各階調値のパターンのうち、階調値64の場合のパターンを用いて測色したデータを用いて行なったが、複数の階調値でのパターンを測色したデータを用いてきめ細かく補正しても良い。図11は、用紙幅方向に亘って、各階調値CK1ないしCK6で検出された濃度データの計測例を示すグラフである。この例では、用紙の左端では、特に階調値が低い場合に大きなずれが見られる。そこで、一律に補正データCDを乗じるのではなく、画像データGDの階調値に応じた補正データを用いるのである。こうすれば、ラインヘッドにおけるムラが階調値に応じて異なっている場合でも、きめ細かく補正することができ、再現された面付された画像の色ずれを、低減することができる。なお、こうした特性を有していることが分かった場合には、補正を、画像データの階調値が所定の閾値以下の場合にのみ行なうといった対応を採ることも可能である。
上記の実施例では、補正をどの色について行なうかは特定しなった。例えば印刷装置20が、モノトーンの印刷を行なう場合には、その色のインクでパターンを印刷して測色を行ない、補正データを作成すれば良い。また、カラー印刷であれば、全ての色について同じように測色を行なって補正データを作成し、これを用いて補正を行なえばよい。図12は、C,M,Yの3色について、補正データを作成した例を示す説明図である。この例では、用紙幅方向に亘って、シアンインクCでは、右端で大きな補正量が必要となる特性を示し、マゼンタインクMでは、逆に用紙幅方向左側に向けて、補正量が漸増する特性を示し、イエロシンクYについてはほとんど補正が必要ない特性を示している。従って、各色インクについて補正を行なえば良く、補正量から見て、イエロインクについては補正を行なわず、CとMのみ補正を行なうものとしても良い。
上記の実施例や変形例では、印刷媒体として通常の用紙を用いたが、印刷媒体としてはシート状のものであればよい。例えば、特殊なフィルムや写真用マット紙などであっても同様に印刷することができる。また、上記の実施例や変形例では、印刷手段として用紙の幅方向に亘って設けられたラインヘッドからインクを噴射するラインプリンタエンジンを用いたが、印刷手段としては、ヘッドを印刷媒体搬送方向と交差する方向に走査しつつインクを噴射するシリアルプリンタエンジンを用いてもよいし、あるいは感光ドラムに潜像を順次形成してトナーを転写する電子写真方式のページプリンタエンジンを用いてもよい。
実施例の面付印刷装置20の概略構成を示す説明図である。 補正データ作成処理を示す工程図である。 測色に用いられるパターンの一例を示す説明図である。 測色されたデータから補正データを作成する様子を示す説明図である。 第1実施例における補正処理の概要を示す説明図である。 補正データの他の実現形態を示す説明図である。 補正領域指定データADの他の実現形態を示す説明図である。 第2実施例における画像補正処理ルーチンを示すフローチャートである。 領域A,Bの端部でのみ補正する場合の処理を示す説明図である。 端部において勾配を持たせた処理を行なう場合について説明する説明図である。 階調値毎の測色された濃度データを示すグラフである。 CMYの各色についての補正値を示すグラフである。 面付印刷において色ずれが視認されやすい理由について示す説明図である。
符号の説明
20…面付印刷装置
30…制御部
31…CPU
32…メモリ
34…ラインヘッドドライバ回路
36…USBインタフェース
37…カードリーダインタフェース
38…I/Oインタフェース
40…操作パネル
50…メモリカードリーダ
60…USBコネクタ
62…USBケーブル
70…インクカートリッジ
72…インク供給管
80…ラインヘッド
90…用紙搬送機構
91…プラテン
92…紙送りモータ
CCC…色補正回路
PC…パーソナルコンピュータ
SD…メモリカード

Claims (8)

  1. 完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、1枚のシートの中に互いに離間して配置した状態で印刷を行なう面付印刷装置であって、
    前記シートに少なくとも多階調の画像を印刷する印刷手段と、
    前記シートへの印刷を行なう際、前記隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像の前記隣接の方向について、該方向における前記印刷時の濃度を、前記印刷に用いられる少なくとも一色に関して補正する補正手段と
    を備えた面付印刷装置。
  2. 請求項1記載の面付印刷装置であって、
    前記印刷時の濃度の補正が可能な範囲は、前記複数のページの各々を構成する画像が配置された領域の、前記画像が隣接する方向の端部の所定幅である
    面付印刷装置。
  3. 請求項1記載の面付印刷装置であって、
    前記印刷手段は、前記完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、前記シートの縦横方向に離間した状態で印刷可能であり、
    前記補正手段は、前記ページの各々を構成する画像毎に、前記印刷時の濃度の補正を行なうか否かを設定可能である
    面付印刷装置。
  4. 請求項3記載の面付印刷装置であって、
    前記ページの各々を構成する画像毎についての前記濃度の補正を行なうか否かを管理するテーブルを記憶する手段を備える
    面付印刷装置。
  5. 請求項1記載の面付印刷装置であって、
    前記印刷手段は、前記シートに対して、縦横いずれか一辺から順に印刷を行ない、
    前記補正手段は、前記一辺から印刷が順に行なわれていく方向に垂直な方向に対して、前記濃度の補正値を記憶した補正テーブルを持ち、前記印刷の進行に従い、前記補正テーブルを参照して補正を行なう
    面付印刷装置。
  6. 請求項1記載の面付印刷装置であって、
    前記印刷手段は、複数の色のインクを用いてカラー印刷を行なう手段であり、
    前記補正手段は、前記複数の色のインクのうち、少なくとも一つの色のインクについて、前記印刷時の濃度の補正を行なう
    面付印刷装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の面付印刷装置であって、
    前記補正手段は、前記濃度を補正する補正データを、原画像の階調値に応じて複数有し、前記印刷する画像の階調値に応じて前記補正データを参照して、前記濃度の補正を行なう
    面付印刷装置。
  8. 完成時に隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像を、1枚のシートの中に互いに離間して配置した状態で印刷を行なう面付印刷方法であって、
    前記シートに少なくとも多階調の画像を印刷する際、前記隣接して配置される複数のページの各々を構成する画像の前記隣接の方向について、該方向における前記印刷時の濃度を、前記印刷に用いられる少なくとも一色に関して補正する
    面付印刷方法。
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