JP2000141772A - 印刷制御装置、印刷制御方法及び記録媒体 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法及び記録媒体

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JP2000141772A
JP2000141772A JP10328134A JP32813498A JP2000141772A JP 2000141772 A JP2000141772 A JP 2000141772A JP 10328134 A JP10328134 A JP 10328134A JP 32813498 A JP32813498 A JP 32813498A JP 2000141772 A JP2000141772 A JP 2000141772A
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JP10328134A
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English (en)
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Satoshi Kayama
敏 香山
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Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的かつ低コストで最適なドットゲインカ
ーブを特定すること。 【解決手段】 印刷対象のページ全体のベクトルデータ
を入力すると記憶ディスク13内に格納する。表示部1
1にはページ全体のイメージ表示が行われ、オペレータ
は操作入力部12より部分領域を指定するとともに、複
数種類のドットゲインカーブのうちから候補となるドッ
トゲインカーブを指定する。そして、部分領域抽出部2
3は部分領域に対応する部分データのみを抽出し、デー
タ変換部24は部分データに対してのみ指定されたドッ
トゲインカーブを適用してRIP処理を行う。配置部2
5では部分領域について生成された複数の出力データを
印刷物に配置を行う。この結果、1つの印刷物には複数
のドットゲインカーブを適用した際のイメージ表示が行
われるのでサンプル印刷の回数を低減することができ、
効率的かつ低コストで最適なドットゲインカーブを特定
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入力データに対
して所定の変換を施すことによって印刷対象となる出力
データを生成し、この出力データを印刷装置に出力する
印刷制御装置、及びコンピュータをそのような印刷制御
装置として実現させるためのプログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷物を印刷する際、印刷版の網点の面
積と印刷物にインキが付着した網点の面積とは一致せ
ず、一般に印刷物にインキが付着した網点の面積が大き
くなる。このため、印刷装置によって所定の印刷物を得
る際には、印刷物の色合いや形状等に応じて印刷版の網
点面積を補正しなければ所望の色調子が実現された美し
い印刷物を得られない場合があることは周知の事実とな
っている。
【0003】このような補正を行う技術として、ドット
ゲインカーブ(ハーフトーンキャリブレーションやプリ
ンティングキャリブレーション等と呼ばれることもあ
る)と呼ばれる補正特性によって、網点を太らせたり細
らせたりすることが行われる。
【0004】従来においては、各色版ごとにドットゲイ
ンカーブを設定し、入力データであるベクトルデータを
出力データであるラスターデータに変換するRIP(Ra
sterImage Prosessing)処理を行う際に各色版ごとに設
定されたドットゲインカーブを適用して出力イメージと
なるラスターデータに変換することが行われている。
【0005】しかしながら、各色版ごとに適切なドット
ゲインカーブを設定することは非常に難しく、印刷物の
内容,インキ,印刷用紙,網点形状等の様々な要因によ
って異なるものとなる。
【0006】したがって、どのようなドットゲインカー
ブを設定するかは、熟練したオペレータに頼らなければ
ならず、また、熟練したオペレータであっても1回の設
定では適切なドットゲインカーブを設定することができ
ない場合が多い。また、各色版ごとに設定されたドット
ゲインカーブが適切なものであったかどうかは実際に印
刷装置において印刷してみないとわからない。
【0007】このため、最適なドットゲインカーブを決
定するために、候補となるドットゲインカーブを選択し
て、印刷対象となるベクトルデータの全体に対してRI
P処理を施してラスターデータを生成し、これに基づい
てサンプル印刷が行われていた。
【0008】そして、オペレータがサンプル印刷された
印刷物の色の調子を見て、再度ドットゲインカーブの調
整を行う必要があると判断した場合は再度ドットゲイン
カーブの設定からサンプル印刷を行う作業を繰り返して
いた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に熟練したオペレータによってドットゲインカーブを設
定したとしても、完全に満足する印刷物が得られる場合
は少なく、ある程度の色の調子が得られた段階で妥協せ
ざるを得ない。なぜなら、完全に満足する印刷物が得ら
れるまでドットゲインカーブの設定変更とサンプル印刷
とを繰り返し行うと、印刷コストの上昇や作業時間の長
期化などを招くからである。
【0010】例えば、印刷装置において印刷物を得る際
には、インキの定着状態等が安定するまでに一定量のヤ
レ紙(損紙)が発生するので、幾度となくドットゲイン
カーブの設定を変更してサンプル印刷する場合は、その
度にヤレ紙が発生することとなる。したがって、この場
合は、大量のヤレ紙が発生し、紙やインキのコストが上
昇する。
【0011】また、RIP処理は非常に時間のかかる処
理であるため、幾度となくドットゲインカーブの設定を
変更してRIP処理を行うことは、多大な時間を要し、
効率的な処理を行うことができない。
【0012】この発明は、上記課題に鑑みてなされたも
のであって、効率的かつ低コストで最適なドットゲイン
カーブを特定することができる印刷制御装置、印刷制御
方法及びコンピュータをそのような印刷制御装置として
実現させるためのプログラムを記録した記録媒体を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、入力データに対して所定
の変換を施すことによって印刷対象となる出力データを
生成して出力する印刷制御装置であって、(a) 前記変換
の際に適用される補正特性を予め複数種類記憶しておく
記憶手段と、(b) 前記入力データの示す全イメージ領域
のうちから前記補正特性を適用する部分領域を指定入力
するとともに、前記複数種類の補正特性のうちから少な
くとも1つの補正特性を候補として指定入力するための
操作入力手段と、(c) 前記入力データのうちから前記操
作入力手段によって指定された前記部分領域についての
部分データを抽出する部分領域抽出手段と、(d) 前記部
分データに対して前記操作入力手段によって指定された
少なくとも1つの候補となる補正特性のそれぞれに基づ
いて前記変換を施して前記出力データを生成するデータ
変換手段とを備えている。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の印刷制御装置において、前記データ変換手段は、前記
部分データに対して指定された補正特性に基づいて前記
変換を施す際に、当該補正特性の名称を所定位置に割り
付けた状態で前記変換を行って前記出力データを生成す
ることを特徴としている。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の印刷制御装置において、前記データ変
換手段は、前記部分データに対して指定された補正特性
に基づいて前記変換を施す際に、当該補正特性の特性曲
線を所定位置に割り付けた状態で前記変換を行って前記
出力データを生成することを特徴としている。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置において、前
記データ変換手段は、前記部分データに対して指定され
た補正特性に基づいて前記変換を施す際に、前記全イメ
ージ領域に対しての前記変換を施す際と同一内容の印刷
条件を適用した状態で前記変換を行って前記出力データ
を生成することを特徴としている。
【0017】請求項5に記載の発明は、入力データに対
して所定の変換を施すことによって印刷対象となる出力
データを生成して出力する印刷制御方法であって、(a)
前記変換の際に適用される補正特性を予め複数種類記憶
しておく工程と、(b) 前記入力データの示す全イメージ
領域のうちから前記補正特性を適用する部分領域を指定
入力するとともに、前記複数種類の補正特性のうちから
少なくとも1つの補正特性を候補として指定入力する工
程と、(c) 前記入力データのうちから指定された前記部
分領域についての部分データを抽出する工程と、(d) 前
記部分データに対して、指定された少なくとも1つの候
補となる補正特性のそれぞれに基づいて前記変換を施し
て前記出力データを生成する工程とを有している。
【0018】請求項6に記載の発明は、コンピュータ
を、入力データに対して所定の変換を施すことによって
印刷対象となる出力データを生成して出力する印刷制御
装置として実現させるためのプログラムを記録した記録
媒体であって、前記プログラムは、コンピュータを、
(a) 前記変換の際に適用される補正特性を予め複数種類
記憶しておく記憶手段、(b) 前記入力データの示す全イ
メージ領域のうちから前記補正特性を適用する部分領域
を指定入力するとともに、前記複数種類の補正特性のう
ちから少なくとも1つの補正特性を候補として指定入力
するための操作入力手段、(c) 前記入力データのうちか
ら前記操作入力手段によって指定された前記部分領域に
ついての部分データを抽出する部分領域抽出手段、(d)
前記部分データに対して前記操作入力手段によって指定
された少なくとも1つの候補となる補正特性のそれぞれ
に基づいて前記変換を施して前記出力データを生成する
データ変換手段として機能させることを特徴としてい
る。
【0019】
【発明の実施の形態】一般に、オペレータがサンプル印
刷された印刷物を見て所望の色調子が実現されているか
否かを判断する際には、印刷物全体から判断することよ
りも印刷物の特定部分から判断することの方が多い。換
言すれば、印刷物全体を見ればほぼ所望の色調子が実現
されているが、印刷物の特定の部分に着目すると所望の
色調子が実現されていない場合が多く、このような場合
にはその特定部分の色調子を所望のものにするためにド
ットゲインカーブ(補正特性)の設定変更が行われる。
【0020】この実施の形態では、上記のように印刷物
において所望の色調子が実現されているか否かを判断す
ることができる特定部分が必ず存在することに着目し、
最適なドットゲインカーブを決定するためのサンプル印
刷を行う際には、印刷物全体をRIP処理するのではな
く、印刷物のうちの特定部分のみについてRIP処理を
行うように実現して、サンプル印刷の回数を低減するよ
うに構成されたものである。
【0021】以下、図面を参照しつつ、この発明の一実
施形態について説明する。
【0022】図1は、この実施形態におけるディジタル
印刷システム1を示す配置構成図である。図示のよう
に、このディジタル印刷システム1は、フロントエンド
コンピュータ2およびコントローラ10が相互にLAN
などのネットワークによって電気的に接続されており、
コントローラ10には印刷装置100が接続されてい
る。
【0023】フロントエンドコンピュータ2は、内部に
CPU、メモリ、ハードディスク等を備えた一般的なコ
ンピュータであり、作業者の操作によって印刷すべきペ
ージについて画像や文書や図形等の編集作業が行われ
る。このような編集作業の結果、最終的に生成されるデ
ータは、画像や文書や図形等が1ページ内に配置された
状態を表現したベクトルデータである。そして、生成さ
れたベクトルデータはコントローラ10に対して出力さ
れる。
【0024】コントローラ10は、印刷装置100に対
する印刷制御装置として機能するものであり、一般的な
コンピュータによって構成されている。そして、上記フ
ロントエンドコンピュータ2および印刷装置100と通
信可能となっている。そして、コントローラ10は、上
記フロントエンドコンピュータ2において生成されたベ
クトルデータを入力データとして入力し、ベクトルデー
タをラスター展開してラスターデータを生成するRIP
処理が行われる。このRIP処理は、一般にラスタライ
ズ処理と呼ばれるものと同じである。そして、RIP処
理によって生成された印刷対象となるラスターデータを
印刷装置100に出力する。
【0025】印刷装置100は、コントローラ10から
のラスターデータに基づいて印刷出力を行う。印刷装置
100は、例えば、K(墨),Y(イエロー),M(マ
ゼンタ),C(シアン)の4色を使用したカラー印刷を
行う場合は、各色ごとに入力するラスターデータに基づ
いて各色成分の重ね刷りを行う。
【0026】図2は、この実施の形態におけるコントロ
ーラ(印刷制御装置)10の概略構成図である。図示の
ように、このコントローラ10は、CRTなどの表示部
11と、キーボードやマウスなどの操作入力部12と、
処理ユニット20と、記憶手段として機能する記憶ディ
スク13が設けられている。また、処理ユニット20に
は、制御部21と、データ入力部22と、部分領域抽出
部23と、データ変換部24と、配置部25とデータ出
力部26とが設けられている。制御部21には、表示部
11と操作入力部12とが接続されている。
【0027】オペレータは、印刷物の内容,インキ,印
刷用紙,網点形状等の様々な要因を鑑みて、適用したい
と考える複数種類のドットゲインカーブを予め作成し、
それらドットゲインカーブを操作入力部12より設定入
力する。制御部21は、操作入力部12から新規なドッ
トゲインカーブの入力があると、それを記憶ディスク1
3内に格納保存(登録)する。このとき、カラー印刷に
対応するように各色ごとにドットゲインカーブを作成し
て1つの補正特性として格納保存しておくようにしても
よい。
【0028】データ入力部22は、フロントエンドコン
ピュータ2から入力される印刷対象となるベクトルデー
タで表現された入力データを記憶ディスク13内に格納
保存する。
【0029】そして、制御部21は、記憶ディスク13
内から印刷対象となるベクトルデータを読み出して表示
部11に表示する。オペレータは表示部11に表示され
た印刷対象となるページのイメージ表示を参照しつつ、
ページ全体(すなわち、全イメージ領域)のうちから所
望の色調子が実現されているか否かを判断することがで
きる特定の部分領域を操作入力部12より指定入力す
る。また、オペレータは、この特定の部分領域に対して
適用したいドットゲインカーブを記憶ディスク13中に
格納保存されている複数種類のドットゲインカーブのう
ちから少なくとも1つ選択し、それを指定入力する。
【0030】制御部21は、指定された部分領域に関す
る情報を部分領域抽出部23に送り、指定された少なく
とも1つのドットゲインカーブに関する情報をデータ変
換部24に送る。
【0031】部分領域抽出部23は、制御部21から得
られる部分領域に関する情報に基づいて記憶ディスク1
3内から印刷対象のベクトルデータを読み出し、全イメ
ージ領域のうちから指定された部分領域のみを抽出し、
ベクトルデータの部分データを生成する。この部分デー
タは、データ変換部24に送られる。
【0032】データ変換部24では、ベクトルデータを
ラスターデータに変換するRIP処理が行われる。この
実施形態においては、部分領域抽出部23で抽出された
部分データに対してRIP処理が行われる。RIP処理
の際には、制御部21から得られるドットゲインカーブ
に関する情報に基づいて記憶ディスク13内から対応す
るドットゲインカーブを読み出し、そのドットゲインカ
ーブを適用したRIP処理を行う。
【0033】ここで、オペレータによって複数のドット
ゲインカーブが候補として指定されていた場合には、そ
れら複数のドットゲインカーブのそれぞれを適用してR
IP処理を複数回行う。したがって、この場合は、同一
の部分領域に対して異なるドットゲインカーブが適用さ
れて生成されたラスターデータが複数個生成されること
となる。なお、ここでのRIP処理においては、全イメ
ージ領域ではなく、部分領域のみが対象となるため、複
数回RIP処理を行う場合であってもページ全体をRI
P処理する場合に比べれば、処理時間を短くすることが
でき、処理の効率化を図ることができる。
【0034】そして、データ変換部24で生成された部
分領域についての少なくとも1つのラスターデータは配
置部25に送られる。配置部25では、部分領域につい
てのラスターデータが複数個ある場合には、それら複数
のラスターデータをページ内に配置し、ページ単位ごと
のラスターデータを生成する。したがって、部分領域が
比較的小さく、また、指定された候補となるドットゲイ
ンカーブの数が比較的少ない場合には、1ページ内に複
数のラスターデータの全てを配置することができ、1つ
の印刷物を生成するだけで、複数のドットゲインカーブ
が適用されたサンプル印刷を得ることができる。
【0035】そして、配置部25で生成されたページ単
位ごとのラスターデータはデータ出力部26に送られ、
データ出力部26は配置部25から得られるラスターデ
ータを出力データとして印刷装置100に出力する。
【0036】この結果、印刷装置100では、出力デー
タに基づいた印刷が行われ、最適なドットゲインカーブ
を特定するためのサンプル印刷物を得ることができる。
この実施形態では、サンプル印刷において、既述のよう
に1ページ内に複数のラスターデータを配置することが
できるので、1つの印刷物中に同一の部分領域について
の複数のドットゲインカーブが適用された印刷結果が得
られる。
【0037】オペレータは印刷装置100によって得ら
れたサンプル印刷物を見ることによって、候補となるド
ットゲインカーブのうちから最適なドットゲインカーブ
を特定することができる。そして、最適なドットゲイン
カーブが特定された場合は、そのドットゲインカーブを
操作入力部12より入力する。
【0038】その後、処理ユニット20は、ページ全体
(全イメージ領域)についての実際の印刷を行うべく、
全イメージ領域についてのベクトルデータをデータ変換
部24に送出する。そして、データ変換部24では特定
された最適なドットゲインカーブを適用してページ全体
についてRIP処理を施してラスターデータを生成し、
それを配置部25に送る。ここで得られるラスターデー
タはページ全体についてのものであるので、配置部25
においては特に配置処理を行う必要はなく、ページ全体
についてのラスターデータをデータ出力部26に送る。
この結果、コントローラ20からページ全体についての
ラスターデータが出力され、印刷装置100において実
際の印刷物を得るための印刷工程が開始される。
【0039】なお、コントローラ10は既述のように一
般的なコンピュータで構成されているが、当該コンピュ
ータ内のCPUが、図2に示すように記録媒体9から上
記の各処理部(制御部21,データ入力部22等)とし
て機能させる処理プログラムを読み出して実行すること
によってこの実施形態で説明する印刷制御装置としての
機能が実現されるものであってもよいことは言うまでも
ない。
【0040】以上のような構成において、実際にコント
ローラ10で行われる処理シーケンスについて説明す
る。図3ないし図5は、この実施形態におけるコントロ
ーラ10における処理シーケンスを示すフローチャート
である。
【0041】まず、ステップS1,S2において、予め
複数種類のドットゲインカーブを記憶ディスク13内に
格納保存しておくことが行われる。ステップS1におい
ては、オペレータは、表示部11の表示を参照しつつ操
作入力部12より複数種類のドットゲインカーブの編集
作成を行う。このとき各ドットゲインカーブを区別する
ためにドットゲインカーブの名称を個別に設定入力して
おく。そして、ステップS2においては、ステップS1
で作成された複数種類のドットゲインカーブを制御部2
1が記憶ディスク21内に格納保存することにより、登
録を行う。
【0042】そして、次に、ステップS3の印刷処理に
進む。このステップS3の印刷処理は図4に示すフロー
チャートである。
【0043】まず、データ入力部22がフロントエンド
コンピュータ2で生成されたベクトルデータで表現され
た入力データをネットワークを介して受信し、この入力
データを記憶ディスク13に格納保存する(ステップS
10)。
【0044】そして、ステップS11においてオペレー
タは操作入力部12よりRIP処理の際の条件を入力す
る。RIP処理の際の条件とは、ページ全体を実際に印
刷する際に適用される網点形状,網点角度,線数(スク
リーン線数)の網点情報などである。そして、入力され
た網点情報は、制御部21を介して印刷部数などが登録
されたジョブ情報の一部として記憶ディスク13内に保
存される。
【0045】そして、オペレータは操作入力部12より
印刷する際の色補正を行うか否かの入力を行う。制御部
21は、オペレータによって入力された内容が網点補正
有りであるか否かの判定を行い、「YES」の場合はス
テップS13に進み、「NO」の場合はステップS19
に進む。
【0046】ステップS13では、制御部21は記憶デ
ィスク13からページ全体のベクトルデータを読み出
し、その内容を表示部11にイメージ表示させる。そし
て、オペレータは表示部11に表示されたイメージ表示
を参照することにより、ページ全体の全イメージ領域の
うちから所望の色調子が実現されているか否かを最も判
断することのできる部分領域を操作入力部12より指定
入力する。なお、複数の部分領域を設定するようにして
もよい。
【0047】ここで、部分領域を指定する際における部
分領域の大きさは任意のものであってよいが、サンプル
印刷の回数を低減させるということに鑑みれば、部分領
域の大きさは全イメージ領域のうちの半分以下になるよ
うに設定することが好ましい。そのためには、制御部2
1が部分領域の大きさとしての上限値を導き、オペレー
タが上限値よりも大きいサイズの部分領域を指定しよう
とした場合には表示部11に対してエラー表示を行うな
どの処理を行うように実現してもよい。
【0048】図6は、部分領域の指定を示す図である。
例えば、印刷対象となるベクトルデータの内容が図6に
示すような画像45であった場合、表示部11の表示画
面にはその画像45が表示される。オペレータは、この
ような画像45を参照しつつ操作入力部12を操作する
ことによって部分領域として設定する部分を指定枠48
で囲む。図6においては、指定枠48で囲まれた部分が
部分領域として指定された領域である。
【0049】このように部分領域の指定を操作入力部1
2の操作による指定枠48で指定することとすると、ペ
ージ全体の全イメージ領域のうちからオペレータの所望
する任意の部分を部分領域として設定することができる
ので、有効である。
【0050】そして、制御部21は指定枠48によって
指定された部分領域の位置と大きさとを調べ、それを部
分領域抽出部23に伝える。
【0051】ステップS14では、オペレータは記憶デ
ィスク13内に予め格納されている複数種類のドットゲ
インカーブのうちから部分領域のサンプル印刷に適用す
る候補となるドットゲインカーブを少なくとも1つ選択
し、それを操作入力部12より指定入力する。その際、
オペレータがドットゲインカーブの選択を容易にできる
ように複数種類のドットゲインカーブは表示部11によ
って表示される。そして、制御部21は、オペレータに
よって指定されたドットゲインカーブをデータ変換部2
4に伝える。複数のドットゲインカーブが指定された場
合は、それら複数のドットゲインカーブをデータ変換部
24に伝える。
【0052】そして、次に、ステップS15の部分RI
P処理と自動配置の処理に進む。このステップS15の
部分RIP処理と自動配置の処理は図5に示すフローチ
ャートである。
【0053】ステップS151においては、部分領域抽
出部23が記憶ディスク13に対してアクセスし、ペー
ジ全体のベクトルデータのうちから部分領域として指定
された部分のベクトルデータのみを部分データとして抽
出する。この結果、図6に示した指定枠48で囲まれた
領域に対応するベクトルデータのみが部分データとして
抽出される。そして、抽出された部分データはデータ変
換部24に送られる。
【0054】ステップS152では、データ変換部24
が指定されたドットゲインカーブの1つを記憶ディスク
13から読み出す。そして、ステップS153におい
て、データ変換部24はステップS152で読み出した
ドットゲインカーブを適用して部分データに対するRI
P処理を行う。この結果、図6の指定枠48で囲まれた
部分のみの出力イメージとなるラスターデータを生成す
ることができる。
【0055】ここでのRIP処理においては、記憶ディ
スク13に格納されているジョブ情報を取得することに
よって、上記ステップS11において設定されたRIP
処理の際の条件に基づいて行われるので、サンプル印刷
といえども実際の印刷の際と同一の印刷条件で印刷が行
われることとなる。換言すれば、データ変換部24は、
部分データに対してRIP処理を施す際に、全イメージ
領域に対してのRIP処理を施す際と同一内容の印刷条
件を適用した状態でRIP処理を行って部分領域につい
てのラスターデータを生成するように構成されている。
したがって、サンプル印刷として印刷したサンプル印刷
物を見れば、実際の印刷を行う際の色調子が厳密に再現
されており、最適なドットゲインカーブを特定するため
に適したサンプル印刷物を得ることができる。
【0056】また、ステップS153においては、部分
データのみについてのRIP処理しか行われないので、
ページ全体をRIP処理する場合に比べれば比較的短時
間で効率的にラスターデータに変換することができる。
【0057】そして、部分データのラスターデータが生
成されると、そのラスターデータは配置部25に送られ
る。
【0058】ステップS154においては、配置部25
が部分領域の大きさや数、候補として指定されたドット
ゲインカーブの数などを参照することにより、生成され
たラスターデータをページ内に配置位置を計算する。そ
して、ステップS155において、上記計算によって得
られた配置位置に基づいてステップS153で生成され
た部分領域についてのラスターデータをページ内に配置
する。
【0059】そして、ステップS156に進み、指定さ
れた全てのドットゲインカーブについて処理が終了した
か否かを判定し、「YES」であれば図4のフローチャ
ートに戻り、「NO」であればステップS152からの
処理を繰り返すこととなる。したがって、指定された全
てのドットゲインカーブについて処理が終了するまでス
テップS152〜S156の処理が繰り返し実行される
こととなり、この結果、指定された部分領域に対して全
てのドットゲインカーブが適用されたラスターデータが
生成される。例えば、部分領域について3つのドットゲ
インカーブが候補として指定されていた場合は、それぞ
れのドットゲインカーブが適用されてRIP処理された
3つのラスターデータが生成されることになる。
【0060】このように図5に示す部分RIP処理と自
動配置の処理が実行されることにより、図7に示すよう
に印刷用紙などの印刷媒体51に対して同一の部分領域
について複数種類のドットゲインカーブが適用されて生
成された出力イメージ52a〜52cが割り付けられた
状態となる。なお、図7では図6の指定枠48が部分領
域として指定された場合であって、候補となるドットゲ
インカーブが3つ選択された場合を示している。
【0061】したがって、図4のステップS16におい
ては、データ出力部26から図7に示したようなページ
単位ごとのラスターデータが印刷装置100に対して出
力されるので、サンプル印刷として図示のような印刷物
が生成される。
【0062】オペレータは、複数種類のドットゲインカ
ーブを適用した場合の出力イメージが1つの印刷媒体に
形成されているので、実際に印刷出力を行う際に適用す
べき最良のドットゲインカーブを特定することを容易に
行うことができる。このため、ステップS17では、オ
ペレータが候補として指定したドットゲインカーブのう
ちから最良のドットゲインカーブを特定することができ
た場合には操作入力部12より「YES」に対応する入
力を行い、特定することができなかった場合には「N
O」に対応する入力を行う。「YES」に対応する入力
があった場合は、処理はステップS18に進み、「N
O」に対応する入力があった場合は、再度部分領域の指
定や候補となるドットゲインカーブの指定を行うために
ステップS13からの処理を繰り返すことになる。
【0063】ステップS18では、オペレータはサンプ
ル印刷によって特定された最良のドットゲインカーブの
指定を操作入力部12より行った後、ステップS20に
進むことになる。そして、制御部21はステップS18
で指定された最良のドットゲインカーブをデータ変換部
24に対して伝達することになる。
【0064】そして、ステップS20においては、制御
部21はデータ入力部22を介して受信した全イメージ
領域のベクトルデータをデータ変換部24に送る。そし
て、データ変換部24は特定された最良のドットゲイン
カーブを記憶ディスク13から読み出して、そのドット
ゲインカーブを適用したページ全体についてのRIP処
理を行い、実際の印刷に使用されるページ全体のラスタ
ーデータが生成される。
【0065】そして、ステップS21において、データ
出力部26がページ全体のラスターデータを印刷装置1
00に出力することにより、実際のラスターデータが適
用された印刷物の出力過程に移る。
【0066】一方、ステップS12で「NO」と判断さ
れた場合は、網点補正の必要がないということなのでス
テップS19においてデフォルトで設定されているドッ
トゲインカーブを適用してステップS20に進む。そし
て、ステップS20ではデフォルトとして設定されてい
るドットゲインカーブを適用してページ全体についての
RIP処理が行われる。なお、デフォルトとして設定す
るドットゲインカーブは任意のものを設定することがで
きるが、一般にはリニア特性を有するドットゲインカー
ブがデフォルトとして設定される。
【0067】以上が、この実施形態におけるコントロー
ラ10における処理シーケンスである。
【0068】ここで、サンプル印刷としての印刷物が図
7に示すように指定された部分領域の出力イメージ52
a〜52cのみを記録するものである場合、オペレータ
がサンプル印刷として得られた印刷物を見るだけでは、
各出力イメージがどのドットゲインカーブに対応するか
が不明な場合がある。したがって、オペレータがサンプ
ル印刷として得られた印刷物を見るだけで、容易に各出
力イメージがどのドットゲインカーブに対応するのかを
判断することができるようにするために、以下のような
処理を行うことが好ましい。
【0069】まず、第1には、サンプル印刷としての印
刷物において、出力イメージ52a〜52cに対応させ
て、適用されたドットゲインカーブの名称を記録させる
ことである。例えば、図8に示すように、各出力イメー
ジ52a〜52cのそれぞれに適用されたドットゲイン
カーブの名称53a〜53cを各出力イメージに対応さ
せて印刷させれば、オペレータは容易に各出力イメージ
がどのドットゲインカーブに対応するのかを判断するこ
とができる。すなわち、図8の場合、出力イメージ52
aに対しては「特性1」という名称のドットゲインカー
ブが適用されており、出力イメージ52bに対しては
「特性2」という名称のドットゲインカーブが適用され
ており、出力イメージ52cに対しては「特性3」とい
う名称のドットゲインカーブが適用されているというこ
とが一見して把握することができるようになっている。
したがって、上記ステップS18においてオペレータが
最良のドットゲインカーブの指定を行う際にも効率的に
行うことが可能となる。
【0070】このようなドットゲインカーブの名称の割
付を実現するためには、ステップS153(図5)の前
段側に名称を所定位置に割り付ける処理を行うステップ
を追加すればよい。こうすることにより、データ変換部
24は、部分データに対して指定されたドットゲインカ
ーブに基づいてRIP処理を行う際に、当該ドットゲイ
ンカーブの名称を所定位置に割り付けた状態でRIP処
理を行うことになり、出力データにも当該ドットゲイン
カーブの名称が含まれることになる。
【0071】また、次に第2には、サンプル印刷として
の印刷物において、出力イメージ52a〜52cに対応
させて、適用されたドットゲインカーブの名称と適用さ
れたドットゲインカーブの特性曲線の概要とを記録させ
ることである。例えば、図9に示すように、各出力イメ
ージ52a〜52cのそれぞれに適用されたドットゲイ
ンカーブの名称53a〜53cを各出力イメージに対応
させるとともに、各出力イメージ52a〜52cのそれ
ぞれに適用されたドットゲインカーブの特性曲線の概要
54a〜54cを各出力イメージに対応させる。このよ
うに特性曲線の概要54a〜54cをも対応させた状態
でサンプル印刷を行うことにより、オペレータは容易に
各出力イメージがどのドットゲインカーブに対応するの
かを判断することができるとともに、具体的な特性曲線
の内容をも把握することができる。なお、図9の特性曲
線の概要54a〜54cのそれぞれには4つの特性曲線
が示されているが、これはカラー印刷の際の各色ごとに
設定されたドットゲインカーブを示すものである。
【0072】このようなドットゲインカーブの名称と特
性曲線の概要との割付を実現するためには、上記と同様
にステップS153(図5)の前段側に名称と特性曲線
の概要とを所定位置に割り付ける処理を行うステップを
追加すればよい。こうすることにより、データ変換部2
4は、部分データに対して指定されたドットゲインカー
ブに基づいてRIP処理を行う際に、当該ドットゲイン
カーブの名称と特性曲線の概要とを所定位置に割り付け
た状態でRIP処理を行うことになり、出力データにも
当該ドットゲインカーブの名称と特性曲線の概要とが含
まれることになる。
【0073】以上説明したように、この実施形態のコン
トローラ10、すなわち印刷制御装置を適用すると、サ
ンプル印刷として生成される1枚の印刷物には、同一の
部分領域について複数種類のドットゲインカーブが適用
された複数の出力イメージを出力することができるの
で、サンプル印刷の回数を減少させることができ、イン
クやヤレ紙の消費量を低減することができるので、低コ
ストで最適なドットゲインカーブを特定することができ
る。
【0074】また、サンプル印刷においては全イメージ
領域のうちの必要となる部分領域のみをRIP処理する
ように実現されているので、RIP処理に要する時間の
短縮を図ることができ、サンプル印刷の際の処理を効率
的に行うことができる。したがって、効率的に最適なド
ットゲインカーブを特定することができる。
【0075】また、データ変換部24において部分領域
の部分データに対して指定されたドットゲインカーブに
基づいてRIP処理を行う際に、当該ドットゲインカー
ブの名称を所定位置に割り付けた状態でRIP処理を行
うように構成すれば、効率的に最適なドットゲインカー
ブを特定することができる。
【0076】また、データ変換部24において部分領域
の部分データに対して指定されたドットゲインカーブに
基づいてRIP処理を行う際に、当該ドットゲインカー
ブの特性曲線を所定位置に割り付けた状態でRIP処理
を行うように構成すれば、さらに効率的に最適なドット
ゲインカーブを特定することができる。
【0077】さらに、データ変換24において部分領域
の部分データに対して指定されたドットゲインカーブに
基づいてRIP処理を行う際に、全イメージ領域に対し
てのRIP処理を行う際、すなわち実際の印刷物を生成
する際と同一内容の印刷条件を適用した状態でRIP処
理を行うように構成されているので、サンプル印刷によ
って得られる印刷物は、実際の印刷を行う際の色調子が
厳密に再現されており、最適なドットゲインカーブを特
定するために適したものとなっている。
【0078】なお、上記の実施形態は一例であって、こ
の発明は上記の内容に限定されるものではない。例え
ば、上記の実施形態においては、ドットゲインカーブに
ついてのみ説明したがこれに限定されるのもではなく、
その他の補正特性に関して最良のものを特定する際にも
適用することができることは言うまでもない。
【0079】また、上記においては、データ変換部24
がRIP処理を行うものについて説明したが、これに限
定されるものでもなく、その他の任意のデータ変換に対
しても適用することができる。すなわち、ドットゲイン
カーブ以外の他の補正特性に基づいてデータ変換を行う
必要がある場合は、全イメージ領域についてデータ変換
を行うことは効率が悪いので、指定された部分領域につ
いてのみテスト的にデータ変換を行うように実現するこ
とも可能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項5に記載の発明によれば、変換の際に適用される補正
特性を予め複数種類記憶しておき、入力データのうちか
ら指定された部分領域についての部分データを抽出する
とともに、指定された少なくとも1つの候補となる補正
特性のそれぞれに基づいて部分データに対する変換を施
して出力データを生成するため、変換に要する時間が削
減されるとともに、低コストで最適なドットゲインカー
ブを特定することが可能となる。
【0081】請求項2に記載の発明によれば、データ変
換手段は、部分データに対して指定された補正特性に基
づいて変換を施す際に、当該補正特性の名称を所定位置
に割り付けた状態で変換を行って出力データを生成する
ため、効率的に最適なドットゲインカーブを特定するこ
とができる。
【0082】請求項3に記載の発明によれば、データ変
換手段は、部分データに対して指定された補正特性に基
づいて変換を施す際に、当該補正特性の特性曲線を所定
位置に割り付けた状態で変換を行って出力データを生成
するため、さらに効率的に最適なドットゲインカーブを
特定することができる。
【0083】請求項4に記載の発明によれば、データ変
換手段は、部分データに対して指定された補正特性に基
づいて変換を施す際に、全イメージ領域に対しての変換
を施す際と同一内容の印刷条件を適用した状態で変換を
行って出力データを生成するため、最適なドットゲイン
カーブを特定するために適した印刷物を得ることができ
る。
【0084】請求項6に記載の発明によれば、コンピュ
ータを、効率的かつ低コストで最適なドットゲインカー
ブを特定することができる印刷制御装置として機能させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態におけるディジタル印刷
システムを示す配置構成図である。
【図2】コントローラ(印刷制御装置)の概略構成図で
ある。
【図3】コントローラにおける処理シーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図4】コントローラにおける処理シーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図5】コントローラにおける処理シーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図6】部分領域の指定を示す図である。
【図7】サンプル印刷で得られる出力イメージの一例を
示す図である。
【図8】サンプル印刷で得られる出力イメージの一例を
示す図である。
【図9】サンプル印刷で得られる出力イメージの一例を
示す図である。
【符号の説明】
1 ディジタル印刷システム 9 記録媒体 10 コントローラ(印刷制御装置) 11 表示部 12 操作入力部(操作入力手段) 13 記憶ディスク(記憶手段) 20 処理ユニット 21 制御部 22 データ入力部 23 部分領域抽出部(部分領域抽出手段) 24 データ変換部(データ変換手段) 25 配置部 26 データ出力部 100 印刷装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41M 1/18 B41M 1/18 H04N 1/387 H04N 1/387 Fターム(参考) 2C087 AB05 BA02 BA03 BA04 BA06 BA07 BA14 BD05 BD24 BD36 CB04 2C250 EA02 EA03 EA12 EA22 EA25 2C262 AA24 AA29 AB11 AC07 AC11 BA09 BC10 CA13 EA02 EA08 2H113 AA01 BA18 FA51 5C076 AA01 AA18 AA19 BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 CA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データに対して所定の変換を施すこ
    とによって印刷対象となる出力データを生成して出力す
    る印刷制御装置であって、 (a) 前記変換の際に適用される補正特性を予め複数種類
    記憶しておく記憶手段と、 (b) 前記入力データの示す全イメージ領域のうちから前
    記補正特性を適用する部分領域を指定入力するととも
    に、前記複数種類の補正特性のうちから少なくとも1つ
    の補正特性を候補として指定入力するための操作入力手
    段と、 (c) 前記入力データのうちから前記操作入力手段によっ
    て指定された前記部分領域についての部分データを抽出
    する部分領域抽出手段と、 (d) 前記部分データに対して前記操作入力手段によって
    指定された少なくとも1つの候補となる補正特性のそれ
    ぞれに基づいて前記変換を施して前記出力データを生成
    するデータ変換手段と、を備えることを特徴とする印刷
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷制御装置におい
    て、 前記データ変換手段は、前記部分データに対して指定さ
    れた補正特性に基づいて前記変換を施す際に、当該補正
    特性の名称を所定位置に割り付けた状態で前記変換を行
    って前記出力データを生成することを特徴とする印刷制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の印刷制
    御装置において、 前記データ変換手段は、前記部分データに対して指定さ
    れた補正特性に基づいて前記変換を施す際に、当該補正
    特性の特性曲線を所定位置に割り付けた状態で前記変換
    を行って前記出力データを生成することを特徴とする印
    刷制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の印刷制御装置において、 前記データ変換手段は、前記部分データに対して指定さ
    れた補正特性に基づいて前記変換を施す際に、前記全イ
    メージ領域に対しての前記変換を施す際と同一内容の印
    刷条件を適用した状態で前記変換を行って前記出力デー
    タを生成することを特徴とする印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 入力データに対して所定の変換を施すこ
    とによって印刷対象となる出力データを生成して出力す
    る印刷制御方法であって、 (a) 前記変換の際に適用される補正特性を予め複数種類
    記憶しておく工程と、 (b) 前記入力データの示す全イメージ領域のうちから前
    記補正特性を適用する部分領域を指定入力するととも
    に、前記複数種類の補正特性のうちから少なくとも1つ
    の補正特性を候補として指定入力する工程と、 (c) 前記入力データのうちから指定された前記部分領域
    についての部分データを抽出する工程と、 (d) 前記部分データに対して、指定された少なくとも1
    つの候補となる補正特性のそれぞれに基づいて前記変換
    を施して前記出力データを生成する工程と、を有するこ
    とを特徴とする印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータを、入力データに対して所
    定の変換を施すことによって印刷対象となる出力データ
    を生成して出力する印刷制御装置として実現させるため
    のプログラムを記録した記録媒体であって、 前記プログラムは、コンピュータを、 (a) 前記変換の際に適用される補正特性を予め複数種類
    記憶しておく記憶手段、 (b) 前記入力データの示す全イメージ領域のうちから前
    記補正特性を適用する部分領域を指定入力するととも
    に、前記複数種類の補正特性のうちから少なくとも1つ
    の補正特性を候補として指定入力するための操作入力手
    段、 (c) 前記入力データのうちから前記操作入力手段によっ
    て指定された前記部分領域についての部分データを抽出
    する部分領域抽出手段、 (d) 前記部分データに対して前記操作入力手段によって
    指定された少なくとも1つの候補となる補正特性のそれ
    ぞれに基づいて前記変換を施して前記出力データを生成
    するデータ変換手段、 として機能させることを特徴とするコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227218A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Sharp Corp 画像形成装置
JP2013216037A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Mitsubishi Electric Corp プリンタ
JP2019025698A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム及び画像形成方法

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