JP2003248572A

JP2003248572A - 同様のデジタル画像のライブラリの印刷したカラー及びトーンを修正する方法

Info

Publication number: JP2003248572A
Application number: JP2002328456A
Authority: JP
Inventors: Michael J Piatt; マイケル・ジェイ・ピアット; Terry Wozniak; テリー・ウォズニアク; Joshua H Howard; ジョシュア・エイチ・ハワード
Original assignee: Kodak Versamark Inc
Current assignee: Kodak Versamark Inc
Priority date: 2001-11-13
Filing date: 2002-11-12
Publication date: 2003-09-05
Also published as: EP1311112A3; EP1311112A2; US20040125388A1

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】同様のデジタル画像のライブラリの印刷した
カラー及びトーンを修正するシステム及び方法の提供。【解決手段】単一の画像が同様の画像のライブラリ１０
から選ばれ、且つ一組の特徴的な変態により操作され
る。操作した画像の各々は印刷のため処理する。実際の
ジョブデータに対する印刷機の設定値を特定し、選んだ
画像の多数の複製物をそのジョブに対して特定された印
刷機の設定値にて印刷する。完全な配列の画像を視覚的
に検査することにより、最適な変態が決定され、完全な
配列の画像の各々が印刷する前に異なる変態により操作
される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、画像の処理、より
具体的には、同様のデジタル画像のライブラリの印刷カ
ラー及びトーンスケールを修正することに関する。

【０００２】

【従来の技術】デジタル印刷機にとって連続的なトーン
（白黒又はカラー）印刷を行う色々な技術が既知であ
る。従来のオフセット印刷システムはドット利得の測定
を通じてトーンの非直線性を補償する。ドット利得は５
０％強さのドットのスポットサイズの増加率である。こ
のドット利得は、印刷版の作成時に修正される。転写媒
体と印刷版との間の圧力の調節を通じて更なる修正を行
うことができる。その目的は、印刷システム内で所定の
インクの最も明るい部分から最も暗い陰部分までの直線
性のトーンスケールを得ることである。印刷版と転写媒
体との間の圧力を修正すればまた、転写されるインク量
を変化させることができ、従って形成される多色印刷画
像の色のバランスに影響を与えることができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従って、印刷画像の許
容可能な画像の質を得るためにはカラー及びトーンのス
ケールを修正することがしばしば必要となる。多色印刷
システムのカラー及びトーンを修正する方法は、通常幾
つかの試行錯誤を伴う。印刷機から形成される画像の質
と質の偏差を生じさせるデータ又は工程の改変とを相関
させなければならない。

【０００４】高速度のデジタルインクジェット印刷シス
テムは入力データが命令するようにインクを直接基層に
付与する。特定のデジタル印刷システムにおいて、直線
状ののインクの諧調を基層に付与しても、直線状のトー
ンの諧調の外観とはならない。画像データはトーンの直
線性が特定の基層の上で実現されるように修正しなけれ
ばならい。従来、適宜なデータの変態を決定するために
は多数の印刷インク量のサンプルを印刷し且つそれらサ
ンプルのトーンを測定することが必要であった。次に、
この変態を画像データに適用していた。

【０００５】典型的に、印刷システムの形態及び基層は
許容可能な最大インク限界値が相違する。エッジの明確
さ及び陰領域の鮮明さの損失のような画像の質の問題点
が生じる可能性がある。画像の質及びインクの乾燥時間
は基層と共に大幅に相違する。印刷システムの状態及び
基層の型式は規則的に変化するため、トーンの曲線形状
及びシステム内の各インクに対するインクの上限量を再
設定する新たなデータの変態を決定することがしばしば
必要である。

【０００６】従来技術のシステム及び方法は単一の入力
画像から可変の出力を形成しようとするものであった。
典型的な適用例は、最適な変態を特定する目的にて標準
に対して修正した画像をスクリーン選択部分上で繰り返
すことを伴う。この方法には幾つかの欠点がある。スク
リーン表現物から評価し且つ選ばれた画像は印刷物に対
し良好に相関しないことがしばしばである。このこと
は、印刷速度、用紙及び乾燥機の温度のような設定パラ
メータと共に変化する印刷システムにて特にそうであ
る。スクリーン上で選択する場合、精々、おおよその近
似値しか得られない。第二に、これらのシステムは画像
ライブラリに対する適宜な転写機能を発生させ且つ適用
することを自動的に行わない。高速度のデジタル印刷分
野では、多量の量のデジタル情報を操作し且つ処理する
ことを必要とする。効率の点にてバッチ処理工程は実際
上有利であり又は必要でさえもある。

【０００７】画像ライブラリに適用すべき適宜なデータ
変態を決定することが可能であれば、それは望ましいこ
とである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、１つの画像ラ
イブラリに適用すべき適宜なデータ変態を決定すること
に関する。本発明において、多数の所定の変態がサンプ
ル画像データの頁に適用される。印刷物を検査して何れ
の変態が各型式のグラフィック及びテキストに対し直線
状のトーン及び最適な印刷の質を最も正確に近似するか
を決定する。これらのマスター曲線を選択することか
ら、システム内の各一次インクに対する特徴的な曲線を
求め且つ画像データに適用することができる。更に、印
刷物に対する影響を特定するため画像ライブラリ内の代
表的な画像に任意の変態関数を適用することができる。
１つの画像ライブラリを表わす単一の画像は寸法を縮小
し、その多数が単一の印刷頁に合うようにする。その頁
の隣接する画像の各々は対照サンプルに対する画像デー
タの異なる修正を表わす。

【０００９】本発明の１つの側面によれば、ライブラリ
中の単一の代表的な画像の印刷の質を評価することによ
り、画像ライブラリに適用すべき適宜なデータの変態を
決定する方法が提供される。単一の画像は、同様の画像
のライブラリから選ばれる。多数の画像が１頁に合うよ
うに、この画像を選択的にサイズ変更する。画像の各々
は一定の又はユーザが設定した組みの変態となるように
操作する。同一の画像の異なる型式のものを印刷のため
に処理する。印刷結果はユーザが脇で評価して好ましい
印刷結果であるかどうかを決定する。同一の画像の異な
る型式のものの各々をその画像に適用した変態を特定す
る文字及び番号にて標識する。ユーザは、コード文字及
び番号を選んだ象の多数の型式のものを発生させた同一
のソフトウェアに入力する。ソフトウェアは適宜な変態
を出力し、この変態は、通常、次に、ライブラリ中の残
りの画像にて使用されるシステムＲＩＰに入力される。
単一の画像にて使用される適宜な変態はライブラリ中の
画像の他の部分に適しているものと想定される。

【００１０】本発明のその他の目的及び有利な点は、以
下の説明、添付図面及び特許請求の範囲から明らかにな
るであろう。本発明は、所定のシステム及び基層にて印
刷すべき画像に適用される適宜な変態を決定する簡略化
した方法に関するものである。本発明は、テキストを印
刷するため最適なインク装填量を決定することを更に許
容する。テキストの質を特に最適化し得るように特に、
テキストデータが別個のデータ変態を有することは珍し
いことではない。本明細書に記載したシステムはグラフ
ィックに対する最大インク限界値及びテキストに対する
適宜な印刷量の双方を決定することを許容する。更に、
本発明は、ビジネスグラフィック、写真、ラインアート
等のような特定型式のグラフィックに対し最適な曲線形
状及びインク限界値を特定し得るように拡張することが
できる。この方法の結果として、シアン、マゼンタ、黄
色、黒（ＣＭＹＫ）入力データの１つ又はより多くの一
元的変態を決定し、印刷した画像にて直線状のトーンの
応答性が実現される。

【００１１】本発明によれば、ライブラリからの単一の
画像をサイズの点で拡大し、この画像の多数の型式のも
のが単一又は多数の印刷頁に合うようにする。画像のサ
イズは画像の特徴を変化させずに印刷のため、自動的に
拡大することができる。更に、サイズを変更した画像は
基層の上に自動的に配置することができる。一連の関連
する変態を画像の個別の表現物に適用して当初の対照画
像に並べて印刷する。所望の画像の質を適宜に選ぶこと
により多数の処理パラメータを最適化することができ
る。これらのパラメータは、トーンスケールの修正、多
色システムの色の修正、最適化したディザリングアルゴ
リズム及びインクの最大限界値を非限定的に含む。本発
明により規定された試験頁は一連の画像及び関係するコ
ードを含んでいる。コードは画像を変態するための設定
値を特定する。所定の一組の判断基準に対して画像を視
覚的に検査することにより、適宜な画像の操作を特定す
ることができる。次に、これらの変態を画像ライブラリ
の全体に適用することができる。乾燥パワー及び紙の選
択のような、画像の質に対する印刷機の特定の影響は、
この閉ループシステムを通じて自動的に補正される。

【００１２】従来の技術において、多色デジタル印刷機
においてバランスしたカラーを得るのに必要な適宜な変
態を決定することは骨の折れる作業である。精密な方法
はシステム内で各カラーに対するトーンスケールの全体
を印刷し、その結果を分光光度計にて測定することを含
む。次に、画像データに適用される入力／出力転写関数
を求める。この転写関数は、システム内の各顔料に対し
印刷物の最も明るい部分から最も暗い陰部分まで直線状
のトーン諧調を保証する。次に、画像データの各カラー
面に対し個別の変態を適用する。

【００１３】その他の型式のカラー変態は同様の手順を
必要とする。例えば、インクの上限値及びカラーの調節
を適用することは、画像データに対し必要な変更を予測
するため対照画像を入念に測定することを必要とする。
当該技術分野の当業者は、国際カラー協会（ＩＣＣ）プ
ロフィールの発生過程及び既知の標準に対しカラーの全
域を最大にし且つカラーを正確に再現し得るよう多次元
的変態を画像データに適用することが理解されよう。

【００１４】本発明は、用途に応じて選んだ一連の転写
関数を同様の特徴のライブラリ内にて代表的な画像に適
用することを許容することにより、画像の管理のための
簡略化した方策を形成することでこれらの既存の問題点
及び難点を取り扱うものである。これらの多数の変態に
よる印刷結果は、印刷機の操作者が検討し得るように紙
にて提供される。変更しない画像データは、変態した画
像に対する比較の参考として同時に印刷される。所望の
変態は簡単なコード名によって特定することができる。
この名称は画像ライブラリのデータの残りに対して適用
される適宜な変態及び（又は）ルックアップテーブルを
形成する商業的に利用可能、修正し又は開発したソフト
ウェアに入力することができる。

【００１５】

【発明の実施の形態】次に、図面を参照すると、図１に
は、画像Ｘ、Ｘ₁、Ｘ_n-1、Ｘ_nの一例としての画像ライ
ブラリ１０が図示されている。このライブラリは多少均
質であるものと想定される。すなわち、ライブラリ中の
画像は同様の方法を通じ且つスキャナ又はデジタルカメ
ラを介して行うような同様の状態下にて形成されること
が好ましい。更に、本発明の好ましい実施の形態におい
て、ライブラリ中の全ての画像の画像処理は同一であ
り、全ての写真は同一の分解能であり且つ同一のカラー
スペース内にあるようにする。また、画像は、典型的
に、バッチプロセス操作、リッピング（ＲＩＰｐｉｎ
ｇ）及び最終的に印刷の同一のワークフローに従う。こ
れは、単一の走査装置からの走査したデータ群とし、又
は同様の光状態下にてデジタルカメラで撮影した一組の
写真とすることができる。これと代替的に、これは一定
の方法によりデジタル化し且つＣＤに記憶させた一組の
写真としてもよい。何れの場合でも、ライブラリ中のフ
ァイルは、全て色の飽和、色相、エッジの鮮明さ等の点
で同様の特徴を呈する。

【００１６】本発明の方法は図２に概略図的に図示され
ている。概略図１２において、図１の画像ライブラリ１
０が使用される。１つの可能な方法はこられ画像を図示
するように印刷することである。このことは、ＲＩＰ１
４への未修正の経路及びブロック１６の印刷工程として
示してある。未修正の画像は連続的インクジェット多色
印刷機のような特定の標識装置にて画像を形成するのに
最適化されていことがしばしばである。ライブラリ中の
印刷画像又は未印刷画像を検査したとき、ユーザは経路
１８に沿って最適化過程を選ぶことができる。この過程
を通じて、単一の代表的な画像がライブラリ１０からブ
ロック２０にて選ばれる。この画像は変態を行うソフト
ウェアに入力する。一例としての図面において、異なる
トーンスケール修正曲線はシステム内の１つ又はより多
くの一次インクに適用される。また、異なる操作を行う
こともできる。例えば、異なるインク上限値を各画像に
適用することができる。

【００１７】図２を続けて参照すると、ブロック２２の
ソフトウェアは、操作の目的とするライブラリから適宜
な画像を借手が選ぶことを許容する簡単なユーザインタ
ーフェースを備えている。ソフトウェアは選んだ画像の
サイズを縮小させることを許容する。次に、より小さい
画像の各々１つに異なる変態が適用される。変態はＬＵ
Ｔ又はルックアップテーブルの形態にて保存する。各画
像に対し異なるテーブルが適用される。本明細書の例に
おいて、テーブルはトーンスケールの修正変態である。
しかし、当該技術分野の当業者は画像に対し任意の変態
を適用することが可能であることが理解されよう。好ま
しくは、テーブルはプログラムと同一の辞書に保存さ
れ、プログラムはその保存した変態の各々１つを選んだ
画像に自動的に適用する。ユーザがそれ自体の一組の変
態を有しないならば、ソフトウェアはその選んだ画像に
対し一組の不履行変態を適用することができる。ユーザ
が何れの変態をデータに適用して所望の結果が得られた
かを知るならば、ユーザは、修正した画像全体の配列を
形成したプログラムに戻らずに、同一の変態を画像ライ
ブラリの残りに手操作で適用することができる。

【００１８】ユーザインターフェースは、ユーザがこれ
らの変態をデータのカラー面（ＣＭＹＫ）の各々に適用
すべきか又は特定カラーデータに適用すべきかを決定す
ることを許容する。例えば、ある画像がシアン及び黄色
の量に基づいて過度に緑であるならば、ユーザはこれら
のカラーにのみより少ないインク限界値を適用すること
を望むであろう。画像の全体が露出されているならば、
ユーザは同時にデータの全てのカラー面を暗くすること
を望むであろう。既存のソフトウェアはこうした操作に
対応する。

【００１９】図２を続けて参照すると、一組の画像修正
が選ばれる。画像変更の選択はこれらの機能を発生させ
る利用可能なソフトウェアによってのみ制限される。当
該技術分野の当業者は、典型的に、一時又は別の時点で
デジタル画像ワークフローに適用される多数のかかる機
能を案出することができる。一例として、トーンスケー
ルの直線状化機能はソフトウェアを介して選んだ画像に
適用されよう。

【００２０】直線状のトーン諧調を得るのに必要な変態
はインク／基層の組みに極めて依存することが分かっ
た。このことは、高速度デジタルインクジェット印刷シ
ステムの場合、特にそうである。これらのシステムにお
いて、色々な強さレベルを得るため液滴分散技術が使用
される。大きく隔てられた幾つかの液滴を使用してハイ
ライト部分を形成する。互いに接近して配置された多数
の液滴を使用して陰部分を形成する。

【００２１】印刷後で且つインクを乾燥させる前にて、
休止時間は個別のドットサイズに強力な影響を与える。
このことは、一方印刷した紙における形成されるカラー
に顕著な影響を与える。２つ又はより多くの一次インク
の液滴から成る処理後のカラーは、１つ又はより多数の
組成物に起因するドットサイズの僅かなずれに極めて敏
感である。印刷機の通常の作動速度にて各インクに対し
するトーンスケール変態を決定することが重要である。

【００２２】従来の方法により正確な直線状化トーンス
ケールの修正曲線を求めることが有利であることがしば
しばであるが、そうすることが常に実際的又は必要であ
る訳ではない。全てではないにしても、多くの直線状化
変態曲線は、良好な動作の単調な関数であることは分か
っている。更に、特定の印刷装置の場合、ある範囲の紙
の型式に対し実際的な変態の範囲を経験的に求めること
ができる。この情報を与えれば、対象とする範囲を包含
する一連の曲線を得ることができる。

【００２３】インク／基層の印刷システムの特徴を決定
する際の別の重要なパラメータは、インクの上限値を決
定することである。殆どの基層は同一の画素の位置にて
一次インクの各々の完全なカバー範囲を取り扱うことが
できない。システム内の個別の一次インクの用紙におけ
るインク装填量を制限するため、トーンスケール較正曲
線を使用することができる。多数の紙材料に対し最適な
選択をカバーし得るようある範囲のインク上限値を特定
することが可能である。これらの変数を組み合わせれ
ば、その一組が特定のインク／基層の組み合わせに適し
た所定の組みの曲線を作成することが可能となる。

【００２４】説明のために本明細書にて使用した例にお
いて、ユーザは最初に作動モードを決定する。例えば、
ユーザは、連続的なトーンの画像を調節するため全体的
に操作し、これにより、全てのカラーに同時に影響を与
えることができる。これと代替的に、ユーザは画像の個
別のカラー面を操作し、これによりその画像の色のバラ
ンスを変化させることができる。こうした変態は、図３
Ａ、図３Ｂ、図３Ｃ及び図４Ａ、図４Ｂ、図４Ｃにそれ
ぞれ概略図的に図示されている。変態の型式及びその大
きさは当初の画像の状態によって決まる。図３Ａは標準
的な直線状化であり、図３Ｂ及び図３Ｃは全体的な調節
の図である。同様に、図４Ａは標準的な直線状化である
一方、図４Ｂ及び図４Ｃは個別的なカラーの調節の図で
ある。

【００２５】顕著な数の変態を単一の画像に適用し且つ
印刷した形態にて脇で見ることができることは本発明の
この方法の１つの有利な点である。転写関数を選んだ
後、ソフトウェアは画像を所定のサイズに縮小し、サイ
ズを縮小した画像サンプルを各々に異なる変態を適用す
る。このサイズの縮小方法は任意ではない。全ての画像
の詳細を維持するため必要な条件ではない。実際には、
サイズ縮小ファクタに依存してこれを行うことは殆ど不
可能である。しかし、色の飽和、色相及び明るさの点で
最初の画像の全体的な特徴を維持することが必要であ
る。カラー毎に多数の画素を平均化することが画像のサ
イズを縮小させる適宜な方法であることが判明してい
る。

【００２６】個別に操作し且つサイズを縮小させた画像
を図５に図示するようにソフトウェアによって頁４０に
配置する。その頁の絵の各々は異なる関数にて操作され
最初の絵と共にグリッドパターンにて配置される。ソフ
トウェアユーティリティを通じて画像のライブラリ中の
各画像に対し名称（Ｆ１、Ｆ２、Ｆ３、Ｆ４、Ｆ５）が
割り当てられる。これら名称は任意であるが、各画像に
適用される個別の変態を正確に説明することができる。

【００２７】図２の概略図１２を再度参照すると、図２
の経路２４に沿った多数のトライアルジョブが準備され
た後、ＲＩＰ２６により従来の手段に更に処理されて箇
所２８にて印刷するのに適した２進デジタルファイルを
形成する。典型的に、ＲＩＰは印刷機に対するフォーマ
ットを設定する前に画像データを更に操作する能力を備
えている。この場合、更なるカラーの操作を必要とせず
に画像データがＲＩＰ２６を通過することが重要であ
る。実際のジョブを目的とする同一の状態にてフォーマ
ット設定したトライアルジョブはブロック２８にて印刷
機で画像を形成する。紙の選択、印刷速度、乾燥機の温
度、二重選択等のようなパラメータはトライアルジョブ
作業のための制御変数の例である。

【００２８】トライアルジョブの作業の後、出力物を検
査し、所望の画像の質を最も正確に表わす群から１つの
絵を選ぶ。この画像の関係するコード名を経路３０を介
して送り、トライアルジョブを形成したソフトウェア２
２に入力して戻す。図５にて供給されたコード名は箇所
２２にてソフトウェアにて特定し、経路２４にてトライ
アルジョブが形成された画像ライブラリ１０の全体にて
作動するように適宜な転写関数を経路３２に沿って出力
する。経路３２の選んだ画像ライブラリの変態は、次
に、直接、ＲＩＰ内の画像ライブラリに適用し、印刷機
に対するデータのフォーマットを形成するか又はブロッ
ク３６にてリッピング（ＲＩＰＩＮＧ）する前にブロッ
ク３４の別個の工程に送る。ＲＩＰ３６の出力は、印刷
機にて３８で印刷するのに最適化した変態した画像ライ
ブラリの印刷ジョブである。

【００２９】典型的に、ダイレクトメール及びカタログ
のような適用例は、画像ライブラリの全体を専ら印刷す
るものではない。この画像ライブラリは、キスト、ライ
ンアート及びグラフィックを含む可変で且つ一定の情報
にて形成された合成頁上で組み合わせるべき一組の要素
である。このため、一体のジョブを処理し且つ印刷する
前に画像ライブラリを適宜に調節する能力は、極めて有
利である。選んだ転写関数を特定するため自動的なコー
ド名の決定方法を使用することができる。また、一体的
なソフトウェアを使用してユーザが選んだ転写関数に基
づいて印刷するためのジョブを形成することができる。
一体化パッケージ体は、画像ライブラリの全体を更に処
理し得るように選んだ転写関数を出力することができ
る。また、一体化パッケージは、自動的に転写関数を画
像ライブラリに適用し且つジョブファイルを形成するこ
ともできる。

【００３０】本発明はその特定の好ましい実施の形態に
関して特に詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲内
で改変例及び変更が具体化可能であることが理解されよ
う。

【図面の簡単な説明】

【図１】一例としての画像ライブラリの図である。

【図２】本発明の方法を示す概略ブロック図である。

【図３】３Ａは、変態のグラフ図である。３Ｂは、変態
のグラフ図である。３Ｃは、変態のグラフ図である。

【図４】４Ａは、変態のグラフ図である。４Ｂは、変態
のグラフ図である。４Ｃは、変態のグラフ図である。

【図５】操作し且つサイズを調節した画像を個別に示す
図である。

【符号の説明】

１０画像ライブラリ１２フローチャ
ートの概略図１４ＲＩＰ１６ブロック
（印刷）２０ブロック（画像の選択）１８経路２２ブロック（ソフトウェア）２４経路３０経路３２経路３４ブロック３６ブロック
（ＲＩＰ）３８印刷４０頁

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 1/23 １０１Ｂ４１Ｊ 3/00 Ｂ５Ｃ０７４ 1/46 Ｈ０４Ｎ 1/46 Ｚ５Ｃ０７７ 1/60 1/40 Ｄ５Ｃ０７９ (72)発明者テリー・ウォズニアクアメリカ合衆国オハイオ州45502，スプリングフィールド，フェアフィールド・パイク 3222 (72)発明者ジョシュア・エイチ・ハワードアメリカ合衆国オハイオ州45419，ケッターリング，カリフォルニア・アベニュー 2537 Ｆターム(参考） 2C056 EA11 EB27 EE02 EE03 2C187 AC08 AF03 BF42 BG06 BG49 GA01 GA09 2C262 AA02 AB11 AB17 BA16 BA18 BB03 BB36 EA02 EA06 EA07 EA11 EA12 5B021 LG07 LG08 NN23 5B057 BA25 BA26 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD05 CE11 CE17 CH08 CH18 5C074 AA12 BB16 DD24 DD26 FF15 HH04 5C077 LL19 MP08 PP15 PP20 PP33 PP37 PQ08 PQ12 SS02 SS05 TT05 5C079 HB03 KA16 LA02 LA12 LA23 LA31 LA37 LB01 MA11 MA19 NA01 NA03 PA03

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】同様のデジタル画像のライブラリの印刷
したカラー及びトーンを修正する方法において、同様の画像のライブラリから単一の画像を選ぶ工程と、選んだ画像を一組の特徴的な変態にて操作する工程と、各ジョブ用に特定された処理ワークフローを使用して印
刷すべく操作した画像の各々を処理する工程と、実際のジョブデータに対する印刷機の設定値を特定する
工程と、ジョブに対して特定された印刷機の設定値にて選んだ画
像の多数の複製物を印刷する工程と、完全な画像配列を視覚的に検査することにより最適な変
態を決定し、完全な配列の画像の各々が印刷する前に異
なる変態により操作されるようにする工程とを備える、
方法。
【請求項２】請求項１に記載の方法において、選んだ
画像の印刷した多数の複製物の各々に対し変態の特定化
を行う工程を更に備える、方法。
【請求項３】請求項１に記載の方法において、決定し
た最適な変態をソフトウェアに入力して選んだ画像の多
数の変形物を発生させる工程を更に備える、方法。
【請求項４】請求項１に記載の方法において、印刷し
た画像に対する異なる画像の処理を特定する工程を更に
備える、方法。
【請求項５】請求項１に記載の方法において、印刷し
た多数の複製物に適用されたマスター変態を視覚的に選
ぶことにより、個別のカラーの平面変態を求める工程を
更に備える、方法。
【請求項６】請求項１に記載の方法において、単一の
頁にて多数の選んだ画像が合うようにする工程を更に備
える、方法。
【請求項７】同様のデジタル画像のライブラリの印刷
したカラー及びトーンを修正するシステムにおいて、同様の画像のライブラリから選んだ単一の画像と、一組の特徴的な変態により選んだ画像を操作する手段
と、操作した画像の各々を印刷のため処理する手段と、実際のジョブデータに対し特定された印刷機の設定値
と、ジョブに対し特定した印刷機の設定値にて印刷された選
んだ画像の多数の複製物と、完全な配列の画像を視覚的に検査することにより、最適
な変態を決定し、該完全な配列の画像の各々が印刷する
前に異なる変態により操作されるようにする手段とを備
える、システム。
【請求項８】請求項７に記載のシステムにおいて、選
んだ画像の印刷した多数の複製物の各々に対する変態を
特定することを更に備える、システム。
【請求項９】請求項７に記載のシステムにおいて、決
定した最適な変態をソフトウェアに入力して選んだ画像
の多数の変形物を発生させる手段を更に備える、システ
ム。
【請求項１０】請求項７に記載のシステムにおいて、
印刷した画像に対し異なる画像の処理を特定する手段を
更に備える、システム。