JP2005229475A - データ変換装置、およびデータ変換プログラム - Google Patents

データ変換装置、およびデータ変換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 技術に精通していないユーザでも、複数のプロセス色を重ね合わせて好ましい色で特色を再現することができるデータ変換装置、およびデータ変換プログラムを提供する。
【解決手段】
特色とプロセス色の量の組み合わせとを対応付けて保存する保存部と、その組み合わせを含む複数の組み合わせ候補を生成する組み合わせ候補生成部と、出力デバイスに複数の組み合わせ候補それぞれに応じた複数の色パッチを出力させるパッチ画像作成部と、複数の色パッチのうち1つの色パッチの指定を受ける色パッチ指定部と、保存部に保存されたプロセス色の量の組み合わせを、指定された色パッチの組み合わせ候補に置き換える組み合わせ更新部と、特色を含む画像を表わす第1の画像データを取得する画像データ取得部と、第1の画像データを、対応関係で対応付けられたプロセス色の量の組み合わせで特色が再現された第2の画像データに変換する画像データ変換部とを備える。
【選択図】 図5


Description

本発明は、原画像を、複数のプロセス色それぞれで構成された複数のプロセス色画像と、特色で構成された特色画像との重ね合わせとして表現した第1の画像データを、プロセス色で画像を出力する出力デバイス用に、複数のプロセス色画像の重ね合わせとして原画像を表現した第2の画像データに変換するデータ変換装置、およびコンピュータ内で実行されることにより、コンピュータをそのようなデータ変換装置として動作させるデータ変換プログラムに関する。
従来、カラー印刷の分野においては、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)4色のプロセスインクが使用され、それらのプロセスインクが重ね合わされることによって様々な色が表現されている。しかし、金色や銀色などといったプロセスインクの組み合わせでは表現しにくい色や、企業のイメージカラーのように、使用頻度が高く、微妙な色合いを常に安定して出力することが要求される色などについては、「特色」としてその色をそのまま表現するように特別に調整されたインク(以下、この特色用のインクを特色インクと称する)が用いられることがある。特色インクを使用可能な印刷機などでは、特色の画像部分は特色インクで構成され、特色以外の画像部分はプロセスインクで構成されたカラー画像が作成される。
しかし、汎用のプルーファなどには、特色インクを使用できないものも多く、そのような出力デバイスでは、特色の画像部分も特色以外の画像部分といっしょにプロセスインクを使って表現することが広範に行われている。通常、特色インクを開発しているメーカから、特色を複数のプロセス色の重ね合わせで表現する際の各プロセス色の網%値などといった代替値が提供されるため、特色インクを使用できない出力デバイスでは、その提供された代替値に基づいてプロセスインクが重ね合わされて特色が再現され、特色の画像部分と特色以外の画像部分とがいっしょにプロセスインクで構成されたカラー画像が作成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−157074号公報
ここで、複数のプロセスインクが重ね合わされて構成された特色は、特色インクで構成された特色と同じ色が再現されることが理想である。しかし、特色はもともと微妙な色合いを有する色であるのに対し、メーカから提供される代替値は、ユーザ側の出力デバイスの出力性能が考慮されていないうえ、なるべく特色に似せた色を再現するための近似値であるため、それらプロセスインクで構成された特色と特色インクで構成された特色とは完全には一致しない。したがって、メーカから提供された代替値をそのまま用いて特色を含む画像を出力すると、出力した画像の見た目の印象がユーザの希望と大きく異なってしまうことがある。このような場合、ユーザは、メーカから提供された代替値を微調整して特色の色パッチを出力し、その色パッチの色を目視で確認するという作業を、好ましい色で特色が再現された色パッチが得られるまで行う必要があり、多大な時間を要するうえ、出力用紙を無駄に使ってしまうという問題がある。また、この代替値の微調整は熟練した技術を要するものであるため、技術に精通していないユーザには大変困難な作業であるという問題もある。
本発明は、上記事情に鑑み、技術に精通していないユーザでも、複数のプロセス色の重ね合わせによって特色を好ましい色で再現することができるデータ変換装置、およびデータ変換プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のデータ変換装置は、
原画像を、複数のプロセス色それぞれで構成された複数のプロセス色画像と、特色で構成された特色画像との重ね合わせとして表現した第1の画像データを、前記複数のプロセス色で画像を出力する所定の出力デバイス用に前記複数のプロセス色画像の重ね合わせとして前記原画像を表現した第2の画像データに変換するデータ変換装置において、
特色と、該特色を再現した前記複数のプロセス色の重ね合わせにおける各プロセス色の量の組み合わせとを対応付けて保存する保存部と、
前記保存部に保存されている対応関係において前記特色と対応付けられた組み合わせを含む複数の組み合わせ候補を生成する組み合わせ候補生成部と、
前記出力デバイスに、前記複数の組み合わせ候補それぞれによるプロセス色の重ね合わせで複数の色パッチを出力させるパッチ画像作成部と、
前記複数の色パッチのうち1つの色パッチの指定を受ける色パッチ指定部と、
前記対応関係において前記特色と対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを、前記色パッチ指定部で指定された色パッチの出力に用いられた組み合わせ候補に置き換える組み合わせ更新部と、
前記第1の画像データを取得する画像データ取得部と、
前記第1の画像データを、前記特色画像を構成する特色に対して前記対応関係で対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを用いて前記第2の画像データに変換する画像データ変換部とを備えたことを特徴とする。
特色インクを使用できない出力デバイスでも、特色を含む画像を出力するために、通常は、特色インクを開発しているメーカ等から、特色と、その特色を複数のプロセス色の重ね合わせで再現する際の各プロセス色の量の組み合わせとの対応関係が提供されることが一般的である。
本発明のデータ変換装置によると、メーカ等から提供された対応関係が保存部に予め保存されており、実際に特色を含む画像が作成される前に、その対応関係における組み合わせを含む複数の組み合わせ候補それぞれによってプロセス色が重ね合わされて、複数の色パッチが出力される。さらに、ユーザが複数の色パッチのうち所望の色を有する色パッチを指定すると、保存部に保存されている対応関係における組み合わせが、指定された色パッチの出力に用いられた組み合わせ候補に置き換えられ、実際に特色を含む画像を作成する際には、この置き換えられた組み合わせ候補によってプロセス色が重ね合わされて特色が表現される。したがって、技術に精通していないユーザでも、複数のプロセス色の重ね合わせによって特色が好ましい色で再現された画像を容易に得ることができる。また、複数の色パッチを一度に出力することによって、確認作業にかかる時間や出力用紙の無駄を省くことができる。
また、本発明のデータ変換装置において、上記のパッチ画像作成部は、出力デバイスに複数の色パッチを出力させると共に、複数の色パッチそれぞれに対応付けて、各色パッチの出力に用いられた組み合わせ候補を表現した記述も出力させるものであり、
色パッチ指定部は、1つの色パッチの指定に替えて、その色パッチに対応付けられて出力された記述が表す組み合わせ候補の指定を受けるものであることが好ましい。
複数の色パッチと、それら複数の色パッチの出力に用いられた組み合わせ候補を表現した記述とを対応付けて出力することによって、特色を好ましい色で再現するための組み合わせ候補を容易に指定することができる。
また、本発明のデータ変換装置において、上記の組み合わせ候補生成部は、保存部において特色と対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを含み、プロセス色の量が所定量ずつ異なる一連の組み合わせ候補を生成するものであることが好適である。
通常、特色インクを開発しているメーカ等から、上述した対応関係とともに、実際に特色インクを使って出力された色見本が提供されることが一般的である。対応関係における組み合わせの微調整を行う際には、その組み合わせによるプロセス色の重ね合わせで出力された色パッチの色と、提供された色見本の色とを見比べて、組み合わせを少しずつ変えながら色パッチの色を色見本の色に近づけることが行われている。
本発明の好適なデータ変換装置によると、色が所定程度ずつ異なる複数の色パッチが作成されるため、色見本の色と複数の色パッチそれぞれの色との微妙な差を容易に識別することができ、色見本の色に近い色を有する色パッチを容易に指定することができる。
コンピュータ内で実行され、そのコンピュータに、原画像を、複数のプロセス色それぞれで構成された複数のプロセス色画像と、特色で構成された特色画像との重ね合わせとして表現した第1の画像データを、複数のプロセス色で画像を出力する所定の出力デバイス用に複数のプロセス色画像の重ね合わせとして原画像を表現した第2の画像データに変換させるデータ変換プログラムにおいて、
上記コンピュータ上で、
特色と、特色を再現した複数のプロセス色の重ね合わせにおける各プロセス色の量の組み合わせとを対応付けて保存する保存部と、
保存部に保存されている対応関係において特色と対応付けられた組み合わせを含む複数の組み合わせ候補を生成する組み合わせ候補生成部と、
出力デバイスに、複数の組み合わせ候補それぞれによるプロセス色の重ね合わせで複数の色パッチを出力させるパッチ画像作成部と、
複数の色パッチのうち1つの色パッチの指定を受ける色パッチ指定部と、
上記対応関係において特色と対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを、色パッチ指定部で指定された色パッチの出力に用いられた組み合わせ候補に置き換える組み合わせ更新部と、
第1の画像データを取得する画像データ取得部と、
第1の画像データを、特色画像を構成する特色に対して対応関係で対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを用いて第2の画像データに変換する画像データ変換部とを構成することを特徴とする。
なお、本発明にいうデータ変換プログラムについては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいうデータ変換プログラムには、上記の基本形態のみではなく、前述したデータ変換装置の各形態に対応する各種の形態が含まれる。
以上説明したように、本発明によれば、技術に精通していないユーザでも、複数のプロセス色の重ね合わせによって特色を好ましい色で再現することができるデータ変換装置、およびデータ変換プログラムを提供することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された画像処理システムの全体構成図である。
図1に示す画像処理システムは、原稿画像を読み取るカラースキャナ10と、オペレータが編集した編集画像を表わす編集画像データを生成する編集装置20と、編集装置20で生成された編集画像データをプリンタ40,50に適合したデータ形式の出力画像データに変換するRIP(Raster Image Processor)装置30と、出力画像データが表わす出力画像を出力する2台のプリンタ40,50とで構成されている。この2つのプリンタ40,50のうち上側のプリンタ40はプロセスインクおよび特色インクの両方を使用可能なプリンタであり、下側のプリンタ50は特色インクを使用することができず、プロセスインクのみで画像を出力するプリンタである。
まず、図1に示す画像処理システムにおけるデータの流れについて説明する。
編集装置20には、カラースキャナ10で原稿画像が読み取られるなどして得られた、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(黒)4色の色分解画像データが入力される。編集装置20では、オペレータにより、入力された色分解画像データに基づく電子的な集版が行われて、編集画像が編集される。この編集画像は、本発明にいう原画像の一例に相当する。また、ここでは、編集装置20を操作するオペレータによって、CMYK4色のプロセスインクのみでなく、ある特色インクを使って編集画像を出力することが決定され、この電子集版によって、編集画像を、CMYKのプロセスインクそれぞれで構成された4つのプロセス色画像と、特色インクで構成された特色画像との重ね合わせとして表現した編集画像データが生成される。本実施形態においては、編集画像データとして、CMYK各色のプロセス画像を表す4つの画像データが1つにまとめられた4次元のプロセス画像データ部分と、特色画像を表す1次元の特色画像データ部分とからなる編集画像データが生成されるものとして説明を行う。この編集画像データは、本発明にいう第1の画像データの一例にあたる。プロセス画像データ部分および特色画像データ部分は別名を付されており、特色画像データ部分の名称には特色名が含まれている。生成された編集画像データは、RIP装置30に送られる。
ここで、編集画像データにはプロセス画像データ部分と特色画像データ部分とが含まれており、特色インクを使用することができないプリンタ40では、特色画像データ部分が表わす特色画像を表現することができない。このため、RIP装置30は、編集画像データを、編集画像をCMYK4つのプロセス色画像の重ね合わせとして表現したプロセス編集画像データに変換する。すなわち、RIP装置30は、編集画像データに含まれる特色画像データ部分を、CMYK各色のプロセスインクが重ね合わされて表現された特色画像(以下では、複数のプロセスインクが重ね合わされて表現された特色画像を代替特色画像と称する)を表わす代替特色画像データ部分に変換する。この代替特色画像データ部分は、編集画像データに含まれるプロセス画像データ部分と同様に、CMYK各色のプロセス色成分の組み合わせを表す4次元の画像データ部分である。RIP装置30は、さらに、代替特色データ部分とプロセス画像データ部分とを加算して、編集画像をプロセス画像の重ね合わせとして表現したプロセス編集画像データを生成する。このプロセス編集画像データは、本発明にいう第2の画像データの一例にあたる。
また、上記のようにして生成されたプロセス編集画像データや、編集装置20で生成された編集画像データは、いわゆるPDL(Page Description Language)で記述されたページ記述データであり、このままではプリンタ40,50で出力することができない。したがって、RIP装置30は、このページ記述言語で記述されたプロセス編集画像データおよび編集画像データを、プリンタ40,50で出力可能なラスタデータ形式のプロセス出力画像データおよび出力画像データに変換する(以下では、このデータ形式の変換処理をラスタライズ処理と称する)。これらラスタデータ形式のプロセス出力画像データおよび出力画像データは、実質的には、ページ記述データ形式のプロセス編集画像データおよび編集画像データと同一である。出力画像データは、特色インクに対応したプリンタ40に送られて、プロセス出力画像データは、特色インクに非対応のプリンタ50に送られる。
プリンタ40では、出力画像データに含まれる特色画像データ部分が表わす特色画像41aが特色インクで構成され、プロセス画像データ部分が表わすCMYKのプロセス画像41bが各プロセスインクで構成されて、それら特色画像と4つのプロセス画像とが重ねあわされた出力画像41が生成される。
また、プリンタ50では、代替特色画像51aが4色のプロセス画像51bに組み込まれて一緒にプロセスインクで構成された出力画像51が生成される。
ここで、図1に示す画像処理システムにおける、本発明の一実施形態としての特徴は、RIP装置30で実行される処理内容にあり、以下、このRIP装置30について詳しく説明する。
図2は、図1のRIP装置30の外観斜視図、図3はそのハードウェア構成図である。
このRIP装置30は、外観構成上、本体装置31、その本体装置31からの指示に応じて表示画面32a上に画像を表示する画像表示装置32、本体装置31に、キー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード33、および、表示画面32a上の任意の位置を指定することにより、その位置に表示された、例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス34を備えている。この本体装置31は、外観上、フレキシブルディスク(以下ではFDと省略する)を装填するためのFD装填口31a、およびCD−ROMを装填するためのCD−ROM装填口31bを有する。
本体装置31の内部には、図3に示すように、各種プログラムを実行するCPU311、ハードディスク装置313に格納されたプログラムが読み出されCPU311での実行のために展開される主メモリ312、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディスク装置313、FD100が装填され、そのFD100をアクセスするFDドライブ314、CD−ROM200をアクセスするCD−ROMドライブ315、図1の編集装置20から画像データを受け取る入力インタフェース316、図1のプリンタ40,50に画像データを送る出力インタフェース317が内蔵されており、これらの各種要素と、さらに図2にも示す画像表示装置32、キーボード33、マウス34は、バス35を介して相互に接続されている。
ここで、CD−ROM200には、このRIP装置30を本発明のデータ変換装置の一実施形態として動作させるためのデータ変換プログラムが記憶されており、そのCD−ROM200はCD−ROMドライブ315に装填され、そのCD−ROM200に記憶されたデータ変換プログラムがこのRIP装置30にアップロードされてハードディスク装置313に記憶される。こうしてRIP装置30は本発明のデータ変換装置の一実施形態として動作する。
ここで、本実施形態においては、データ変換プログラムを記憶する記憶媒体としてCD−ROM200が例示されているが、本発明のデータ変換プログラムを記憶する記憶媒体はCD−ROMに限られるものではなく、それ以外のMO、FD、磁気テープなどの記憶媒体であってもよい。また、本発明のデータ変換プログラムは、記憶媒体を介さずに、通信網を介して直接にコンピュータに供給されるものであってもよい。
次に、このRIP装置30内で実行される、データ変換プログラムについて説明する。
図4は、本発明のデータ変換プログラムの一実施形態が記憶されたCD−ROM200を示す概念図である。
このデータ変換プログラム210は、図1に示すRIP装置30内で実行され、そのRIP装置30を本発明のデータ変換装置の一実施形態として動作させるものであり、特色保存部211と、パッチデータ生成部212と、指定部213と、データベース更新部214と、データ取得部215と、特色変換部216と、RIP処理部217とを有する。このデータ変換プログラム210の各要素の詳細については後述する。
図5は、図1に示すRIP装置30の機能ブロック図である。
このRIP装置30は、インクデータベース410と、パッチデータ生成部420と、指定部430と、データベース更新部440と、データ取得部450と、特色変換部460と、RIP処理部470とを有している。
インクデータベース410と、パッチデータ生成部420と、指定部430と、データベース更新部440と、データ取得部450と、特色変換部460と、RIP処理部470は、図4に示すデータ変換プログラム210を構成する特色保存部211と、パッチデータ生成部212と、指定部213と、データベース更新部214と、データ取得部215と、特色変換部216と、RIP処理部217にそれぞれ対応するが、図5の各要素は、コンピュータのハードウェアとそのコンピュータで実行されるOSやアプリケーションプログラムとの組合せで構成されているのに対し、図4に示すデータ変換プログラム210の各要素はそれらのうちのアプリケーションプログラムのみにより構成されている点が異なる。
図5に示すインクデータベース410は、本発明のデータ変換装置における保存部の一例あたり、以下同様に、パッチデータ生成部420は組み合わせ候補生成部の一例、指定部430は色パッチ指定部の一例、データベース更新部440は組み合わせ更新部の一例、データ取得部450は、本発明のデータ変換装置における画像データ取得部の一例、特色変換部460は画像データ変換部の一例にそれぞれ相当する。
以下、図5に示すRIP装置30の各要素を説明することによって、図4に示すデータ変換プログラム210の各要素も併せて説明する。
インクデータベース410は、図3に示すハードディスク装置313とCPU311とがその役割を担う。画像を出力する出力デバイスが特色インクに対応していなかったり、出力デバイスは特色インクに対応しているが、特色インクが切れている場合などにも特色を含む画像を出力することができるように、特色インクを開発しているメーカ等から、特色インクの特色名と、その特色の濃度が100%のときの色をCMYKのプロセスインクの組み合わせで再現するための、各プロセス色の量の組み合わせとの対応関係が提供され、その対応関係がインクデータベース410に予め保存されている。このプロセス色の量の組み合わせは、本発明にいうプロセス色の量の組み合わせの一例にあたる。
メーカから提供されて、インクデータベース410に保存されている各プロセス色の量の組み合わせは、この組み合わせでプロセスインクを重ね合わせることにより、特色インクの色と近い色を再現することができるという近似値であり、この各プロセス色の量の組み合わせで再現された特色は、常にオペレータが希望する色になるとは限らない。したがって、実際にプロセス出力画像を作成する前に、プロセスインクの組み合わせによって特色を好ましい色で再現するための、特色の色合わせが行われる。
指定部430は、図2に示すマウス34やキーボード33がその役割を担うものである。特色の色合わせが行われる際には、オペレータによって、色合わせを行う特色インクの特色名が指定される。指定部430は、指定された特色名をパッチデータ生成部420に送る。
パッチデータ生成部420は、インクデータベース410から、指定部430から送られてきた特色名と対応付けられた各プロセス色の量の組み合わせを取得する。さらに、パッチデータ生成部420は、その組み合わせを含む複数の組み合わせ候補を生成し、それら組み合わせ候補それぞれによるプロセス色の重ね合わせで構成される複数の色パッチを表わすパッチデータを生成する。
パッチデータ生成部420で生成されたパッチデータは、RIP処理部470に送られる。RIP処理部470では、パッチデータにラスタライズ処理が施されて、出力パッチデータが生成される。出力パッチデータは図1に示す特色インクに対応していないプリンタ50に送られ、プリンタ50において、複数の色パッチが配置されたパッチ画像が出力される。
特色インクを開発しているメーカからは、インクデータベース410に保存されている対応関係とともに、特色インクを使って作成された色見本が提供される。オペレータは、生成されたパッチ画像と色見本とを見比べて、パッチ画像を構成している複数の色パッチのうち、好ましい色で特色が再現された色パッチを選択する。オペレータによって色パッチが選択されると、指定部430は、特色名と、指定された色パッチを出力するためのプロセス色の量の組み合わせ候補をデータベース更新部440に送る。
データベース更新部440は、インクデータベース410に保存されている対応関係において、指定部430から送られてきた特色名と対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを、指定部430から送られてきた組み合わせ候補に置き換える。
まずは、以上のような手順で特色の色合わせが行われ、続いて、実際のプロセス出力画像が生成される。
オペレータの編集に基づいて、図1の編集装置20で生成された編集画像データは、図5のデータ取得部450に取得される。この編集画像データは、上述したように、特色画像データ部分と、プロセス画像データ部分とで構成されており、特色インクに対応したプリンタ40では出力することができるが、特色インクに対応していないプリンタ50では出力することができない。データ取得部450は、特色インクに対応したプリンタ40用に、編集画像データを特色変換部460に送るとともに、特色インクに対応していないプリンタ50用に、編集画像データをRIP処理部470に送る。
特色変換部460は、送られてきた編集画像データを、編集画像をCMYKのプロセスインクの重ね合わせとして表現したプロセス編集画像データに変換する。
図6は、特色変換部によって行われるデータ変換方法を示す図である。
ここには、特色参照過程461、濃度調整過程462、および加算部463が示されている。
特色参照過程461では、編集画像データに含まれる特色画像データ部分に付された名称に基づいて特色名が認識され、図6のインクデータベース410に保存されている対応関係において、その特色名と対応付けられたプロセス色の量の組み合わせが取得される。
濃度調整過程103では、取得されたプロセス色の量の組み合わせ(濃度が100%の特色を再現するための、各プロセス色の量の組み合わせ)と特色画像データ部分とが掛け合わされて特色の濃度が調節され、特色画像がプロセス色の組み合わせで表現された代替特色画像を表わす代替特色画像データ部分が生成される。
生成された代替特色画像データ部分は、加算部463において、編集画像データに含まれるプロセス画像データ部分と加算され、プロセス編集画像データが生成される。特色変換部460で生成されたプロセス編集画像データは、図5のRIP処理部470に送られる。
RIP処理部470は、データ取得部450から送られてきた編集画像データにラスタライズ処理を施して出力画像データを生成し、その出力画像データを、特色インクに対応したプリンタ40に送る。また、RIP処理部470は、特色変換部460から送られてきたプロセス編集画像データにラスタライズ処理を施してプロセス出力画像データを生成し、そのプロセス出力画像データを、特色インクに対応していないプリンタ50に送る。
特色インクに対応しているプリンタ40では、出力画像データに基づいて、特色インクとプロセスインクが用いられて出力画像が作成され、特色インクに対応していないプリンタ50では、プロセス出力画像データに基づいて、プロセスインクのみが用いられてプロセス出力画像が作成される。
以上のようにして、出力画像、およびプロセス出力画像が生成される。
ここで、本発明のデータ変換装置の特徴は、特色の色合わせにおける一連の処理にある。以下では、特色の色合わせの処理について詳しく説明する。
図7は、本発明のデータ変換装置で、特色の色合わせを行う一連の処理を示すフローチャートである。
まず、オペレータによって、色合わせを行う特色の特色名が指定される(図7のステップS1)。ここでは、オペレータによって「Spot1」という特色名が指定されたものとして説明する。指定された特色名は、図5の指定部430からパッチデータ生成部420に送られる。
パッチデータ生成部420では、複数の色パッチを出力するためのパッチデータが生成される(図7のステップS2)。まず、パッチデータ生成部420では、インクデータベース410から、「Spot1」という特色名と対応付けられたプロセス色量の組み合わせが取得される。
図8は、インクデータベースに保存された対応関係の概念図である。
図8のパート(A)には、メーカから予め提供された対応関係が示されている。
パート(A)に示すインクデータベース410には、特色インクの特色名411a,412a,413aと、それら特色名で表される特色の濃度が100%のときの色を再現する、CMYK各色のプロセス色量(網%値)の組み合わせ411b,412b,413bとがそれぞれ対応付けられた対応関係411,412,413が保存されている。
パッチデータ生成部420は、図8のパート(A)に示す対応関係411,412,413において、「Spot1」という特色名411aと対応付けられたプロセス色量の組み合わせ(C,M,Y,K)=(C1,M1,Y1,K1)411bを取得する。さらに、パッチデータ生成部420は、取得した組み合わせ411bを含み、プロセス色量が所定量ずつ異なる一連の組み合わせ候補を生成する。K色は、C,M,Y3色を組み合わせることによって表現できるため、この例ではKの値は一定として、C,M,Y色の量を調整することによってK色の量の調整に替える。また、ここでは、取得した組み合わせ411bを基準に、C,M,Yそれぞれの網%値が±6%の範囲で2%ずつ異なる一連の組み合わせ候補が生成される。表1は、まずYの値をY=Y1(K=K1で一定)として固定し、C,Mの網%値それぞれを2%ステップで±6%変化させたときの組み合わせ候補のグループを示す表である。
Figure 2005229475
表1においては、縦方向にCの値がソートされており、横方向にMの値がソートされている。図5のパッチデータ生成部420は、表1に示す、Y=Y1における組み合わせ候補のグループと同様にして、Y=Y1±2,Y1±4,Y1±6それぞれにおいてC,Mの網%値それぞれを変化させて組み合わせ候補のグループを生成する。さらに、それら組み合わせ候補のグループに含まれる組み合わせ候補に基づいて、それら組み合わせ候補それぞれによるプロセス色の重ね合わせで構成される複数の色パッチを表わすパッチデータを生成する。特色名と生成されたパッチデータは、RIP処理部470に送られる。
RIP処理部470では、送られてきたパッチデータにラスタライズ処理が施されて出力パッチデータが生成され、さらに、生成された出力パッチデータが図1のプリンタ50に送られる。
プリンタ50では、出力パッチデータに基づいて、複数の色パッチが配置されたパッチ画像が出力される(図7のステップS3)。
図9は、パッチ画像の一部を示す図である。
図9には、パッチ画像のうち、表1に示す組み合わせ候補のグループに含まれる組み合わせ候補それぞれに基づいて出力された色パッチ501a_1,501a_2,…,501a_49が配置された、Y=Y1(K=K1で一定)における色パッチグループ501が示されている。色パッチグループ501には、色パッチ501a_1,501a_2,…,501a_49と、それら色パッチ501a_1,501a_2,…,501a_49それぞれの下に、各色パッチを出力するのに用いられたプロセス色量の組み合わせ501b_1,501b_2,…,501b_49が出力されている。これら色パッチ501a_1,501a_2,…,501a_49は、中央に出力された色パッチ501a_25を元に、プロセス色量が2%ずつ増減されて出力されており、それら色パッチの色は少しずつ徐々に異なっている。この例では、色パッチグループ501は、140mm×98mmのスペースに、幅15mm、高さ9mmの矩形の色パッチが5mmの間隔をあけて縦横7個ずつ配置されて構成されている。また、パッチ画像には、この色パッチグループ501といっしょに、Y=Y1±2,Y1±4,Y1±6それぞれにおける組み合わせ候補のグループに基づいた色パッチグループが配置されて出力される。
図10は、パッチ画像の全体構成図である。
パッチ画像500には、図8にも示す色パッチグループ501(Y=Y1)と同様に、Y=Y1−6における色パッチグループ502、Y=Y1−4における色パッチグループ504、Y=Y1−2における色パッチグループ504、Y=Y1+2における色パッチグループ505、Y=Y1+4における色パッチグループ506、Y=Y1+6における色パッチグループ507が含まれている。この例では、パッチ画像500は、色パッチグループ501,…,507がA3縦(297mm×420mm)サイズの用紙1枚上に出力されている。また、これら色パッチグループ501,…,507を構成する複数の色パッチは、色が徐々に変化するように配置されている。
オペレータは、図10に示すパッチ画像500を構成している複数の色パッチのうち、メーカから提供された色見本に近い色パッチを選択し(図7のステップS4)、その色パッチの下に出力されたプロセス色量の組み合わせを指定する。ここでは、パッチ画像500を構成している複数の色パッチのうち、図8にも示す色パッチグループ501に含まれる色パッチ501a_2が選択され、その色パッチ501a_2の下に出力されたプロセス色量の組み合わせ候補(C1−4,M1−6,Y1,K1)501b_2が指定される。
指定されたプロセス色量の組み合わせ501b_2は、特色名「Spot1」といっしょにデータベース更新部440に送られる。
データベース更新部440は、図8のパート(A)に示すインクデータベース410に保存されている対応関係411において、「Spot1」という特色名411aと対応付けられたプロセス色量の組み合わせ411bを、指定部430から送られてきたプロセス色量の組み合わせ候補(C1−4,M1−6,Y1,K1)501b_2に置き換える(図7のステップS5)。
以上のようにして、特色の色合わせが行われる。
図8のパート(B)は、色合わせが行われた後のインクデータベース410に保存された対応関係の概念図である。パート(B)に示すインクデータベース410においては、「Spot1」という特色名411aが、プロセス色量の組み合わせ候補501b_2と対応付けられている。実際に編集画像を特色インクに対応していないプリンタ50で出力する際には、このプロセス色量の組み合わせ候補501b_2でプロセスインクが重ね合わされて、特色が再現される。この再現された特色は、オペレータが色見本と見比べて選択した好ましい色である。
このように、RIP装置30によると、色が少しずつ異なる複数の色パッチが出力され、オペレータがそれら複数の色パッチのうち所望の色を有する色パッチを指定することによって、インクデータベースに保存された組み合わせがその色パッチを出力するための組み合わせ候補に置き換えられる。したがって、技術に精通していないユーザでも、容易に複数のプロセス色の重ね合わせによって特色を好ましい色で再現することができる。
また、RIP装置30によると、複数の色パッチが用紙上にいっしょに出力されるため、色パッチを出力する時間と用紙の無駄を省くことができる。
ここで、上記では、一連の組み合わせ候補として、C,M,Yの3色それぞれのプロセス色の量が所定量ずつ異なる複数の組み合わせ候補を生成したが、本発明のデータ変換装置における組み合わせ候補生成部は、C,M,Y,およびKの4色それぞれのプロセス色の量が所定量ずつ異なる複数の組み合わせ候補を生成するものであってもよい。
また、上記では、C,M,Yの3色それぞれのプロセス色の量が所定量ずつ異なる複数の組み合わせ候補を生成したが、例えば、組み合わせ候補における各プロセス色の量の取りうる値の範囲を超えてしまうときには、そのプロセス色の量を境界値に丸め込むものであってもよい。
また、上記では、C,M,Y,K各色の網%値の組み合わせを保存することによって、本発明にいうプロセス色の量の組み合わせを直接保存する例について説明したが、本発明のデータ変換装置は、例えば、カラーマッチングシステム等によってプロセス色の量の組み合わせに変換可能なL*,a*,b*の組み合わせなどを保存することによって、プロセス色の量の組み合わせを間接的に保存するものであってもよい。
また、上記では、複数の色パッチを1枚の用紙上にいっしょに出力する例について説明したが、出力用紙が小さい場合などには、1枚の用紙上に入りきらない色パッチは、別の用紙上に分けて出力するものであってもよい。
本発明の一実施形態が適用された画像処理システムの全体構成図である。 図1のRIP装置の外観斜視図である。 RIP装置のハードウェア構成図である。 本発明のデータ変換プログラムの一実施形態が記憶されたCD−ROMを示す概念図である。 図1に示すRIP装置の機能ブロック図である。 特色変換部によって行われるデータ変換方法を示す図である。 本発明のデータ変換装置で、特色の色あわせを行う一連の処理を示すフローチャートである。 インクデータベースに保存された対応関係の概念図である。 パッチ画像の一部を示す図である。 パッチ画像の全体構成図である。
符号の説明
10 カラースキャナ
20 編集装置
30 RIP装置
40,50 プリンタ
32a 表示画面
32 画像表示装置
33 キーボード
34 マウス
100 FD
200 CD−ROM
311 CPU
312 主メモリ
313 ハードディスク装置
314 FDドライブ
315 CD−ROMドライブ
316 入力インタフェース
317 出力インタフェース
35 バス
210 データ変換プログラム
211 特色保存部
212 パッチデータ生成部
213 指定部
214 データベース更新部
215 データ取得部
216 特色変換部
217 RIP処理部
410 インクデータベース
420 パッチデータ生成部
430 指定部
440 データベース更新部
450 データ取得部
460 特色変換部
461 特色参照過程
462 濃度調整過程
463 加算過程
470 RIP処理部
500 パッチ画像

Claims (4)

  1. 原画像を、複数のプロセス色それぞれで構成された複数のプロセス色画像と、特色で構成された特色画像との重ね合わせとして表現した第1の画像データを、前記複数のプロセス色で画像を出力する所定の出力デバイス用に前記複数のプロセス色画像の重ね合わせとして前記原画像を表現した第2の画像データに変換するデータ変換装置において、
    特色と、該特色を再現した前記複数のプロセス色の重ね合わせにおける各プロセス色の量の組み合わせとを対応付けて保存する保存部と、
    前記保存部に保存されている対応関係において前記特色と対応付けられた組み合わせを含む複数の組み合わせ候補を生成する組み合わせ候補生成部と、
    前記出力デバイスに、前記複数の組み合わせ候補それぞれによるプロセス色の重ね合わせで複数の色パッチを出力させるパッチ画像作成部と、
    前記複数の色パッチのうち1つの色パッチの指定を受ける色パッチ指定部と、
    前記対応関係において前記特色と対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを、前記色パッチ指定部で指定された色パッチの出力に用いられた組み合わせ候補に置き換える組み合わせ更新部と、
    前記第1の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記第1の画像データを、前記特色画像を構成する特色に対して前記対応関係で対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを用いて前記第2の画像データに変換する画像データ変換部とを備えたことを特徴とするデータ変換装置。
  2. 前記パッチ画像作成部は、前記出力デバイスに前記複数の色パッチを出力させると共に、該複数の色パッチそれぞれに対応付けて、各色パッチの出力に用いられた組み合わせ候補を表現した記述も出力させるものであり、
    前記色パッチ指定部は、1つの色パッチの指定に替えて、該色パッチに対応付けられて出力された記述が表す組み合わせ候補の指定を受けるものであることを特徴とする請求項1記載のデータ変換装置。
  3. 前記組み合わせ候補生成部は、前記保存部において前記特色と対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを含み、プロセス色の量が所定量ずつ異なる一連の組み合わせ候補を生成するものであることを特徴とする請求項1記載のデータ変換装置。
  4. コンピュータ内で実行され、該コンピュータに、原画像を、複数のプロセス色それぞれで構成された複数のプロセス色画像と、特色で構成された特色画像との重ね合わせとして表現した第1の画像データを、前記複数のプロセス色で画像を出力する所定の出力デバイス用に前記複数のプロセス色画像の重ね合わせとして前記原画像を表現した第2の画像データに変換させるデータ変換プログラムにおいて、
    該コンピュータ上で、
    特色と、該特色を再現した前記複数のプロセス色の重ね合わせにおける各プロセス色の量の組み合わせとを対応付けて保存する保存部と、
    前記保存部に保存されている対応関係において前記特色と対応付けられた組み合わせを含む複数の組み合わせ候補を生成する組み合わせ候補生成部と、
    前記出力デバイスに、前記複数の組み合わせ候補それぞれによるプロセス色の重ね合わせで複数の色パッチを出力させるパッチ画像作成部と、
    前記複数の色パッチのうち1つの色パッチの指定を受ける色パッチ指定部と、
    前記対応関係において前記特色と対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを、前記色パッチ指定部で指定された色パッチの出力に用いられた組み合わせ候補に置き換える組み合わせ更新部と、
    前記第1の画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記第1の画像データを、前記特色画像を構成する特色に対して前記対応関係で対応付けられたプロセス色の量の組み合わせを用いて前記第2の画像データに変換する画像データ変換部とを構成することを特徴とするデータ変換プログラム。
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