JPH09247172A - Aal1処理方法とその装置 - Google Patents

Aal1処理方法とその装置

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JPH09247172A
JPH09247172A JP5149996A JP5149996A JPH09247172A JP H09247172 A JPH09247172 A JP H09247172A JP 5149996 A JP5149996 A JP 5149996A JP 5149996 A JP5149996 A JP 5149996A JP H09247172 A JPH09247172 A JP H09247172A
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
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    • H04L2012/5652Cell construction, e.g. including header, packetisation, depacketisation, assembly, reassembly
    • H04L2012/5653Cell construction, e.g. including header, packetisation, depacketisation, assembly, reassembly using the ATM adaptation layer [AAL]
    • H04L2012/5654Cell construction, e.g. including header, packetisation, depacketisation, assembly, reassembly using the ATM adaptation layer [AAL] using the AAL1

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数コネクションが収容される場合でも、共
通ハードウェア上でセル分解遅延少なくして、しかも処
理制御容易としてAAL1処理を行うこと。 【解決手段】 全入力ATMセルにポインタが挿入され
ていると仮定し、かつ状態パラメータ保持手段60より
コネクション毎に状態パラメータが読み出され、しかも
フレーム長カウント手段50よりフレーム先頭までの残
りバイト数が得られつつ、シーケンスナンバー処理手段
20とポインタ比較手段30を並行動作させ、その結果
にもとづく判定手段40〜42でのポインタ比較結果に
対する判断結果により、出力制御手段70からデータが
所定に出力されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(非同期転
送モード)網からのATMセル多重信号をSTM多重信
号に変換した上、STM(同期転送モード)網に転送す
るためのセル分解装置における一部処理としてのAAL
1処理方法とその装置に係わり、特に複数コネクション
を収容した上、共通ハードウェア上でセル分解遅延少な
くして、AAL1処理を行い得るAAL1処理方法とそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATM技術が確立されるに伴い、低速回
線が多重されたフレーム構造データもそのATM技術を
用い高速に中継伝送するニーズが次第に高まっている。
フレーム構造の固定速度データをATMセル化して伝送
する際でのAALのタイプは1とされ、これにはシーケ
ンスナンバー(SN)処理とポインタ処理が必要となっ
ている。ここにいうSN処理とは、ATMセル送信側
(セル組立装置側)で、STMフレームをATMセル化
するに際し、ATMセル各々にシーケンスナンバーを所
定に挿入する処理とされ、これによりATMセル受信側
(セル分解装置側)では、受信ATMセル各々からST
Mフレームを組立てる際に、それら受信ATMセル各々
に挿入されているSNに連続性が維持されているか否か
を監視することによって、ATMセルの損失/誤挿入が
検出可とされているものである。また、ポインタ処理と
は、ATMセル送信側で、STMフレームをATMセル
化するに際し、所定のATMセルにSTMフレームの境
界位置(フレーム先頭位置)を示すデータをポインタと
して挿入する処理とされ、これによりATMセル受信側
では、受信ATMセル各々からSTMフレームを組立て
る際に、受信ATMセルからポインタが抽出されること
によって、STMフレームの境界位置が検出された上、
STMフレームが組立てられているものであり、これに
よりフレーム同期が図られているものである。
【0003】ここで、セル分解装置とATM網,STM
網各々との関係について説明すれば、その概要は図7に
示すようである。図示のように、ATM網300からの
ATMセル多重信号301はセル分解装置200でST
M多重信号201に変換された上、STM網400に転
送されたものとなっている。そのセル分解装置200で
は、ATMヘッダ解析装置2によりATMセル多重信号
301はそのATMヘッダが回線番号に変換された上、
AAL1処理装置1では、回線番号対応にAALタイプ
1処理が行われることによって、ATMセルの損失/誤
挿入の監視・対策やフレーム先頭の認識についての処理
が行われているものである。その処理の結果として、A
AL1処理装置1からSTM多重装置3に出力されるユ
ーザデータは、そのSTM多重装置3で回線対応に分離
された状態として一時記憶された上、バイト単位に順次
読み出されSTM多重された状態としてSTM網400
に出力されているものである。
【0004】因みに、セル組立装置でSTMフレームが
如何にATMセル化されるかその一例を図8(a),
(b)に、また、ATMセルのフォーマットを図9にそ
れぞれ示す。図9に示すように、ATMセル自体は、5
バイトのATMヘッダと48バイトのペイロードとから
基本的に構成されているが、ペイロードはまた、その最
初のバイト位置相当のデータがAAL1ヘッダ610と
された上、必要に応じて次バイト位置にはポインタ61
2が挿入されたものとなっている。結局、ペイロード内
には、ポインタ612が挿入されている場合は、ユーザ
データ615が46バイト挿入されており、それが挿入
されていない場合には、47バイト挿入されているもの
である。セル組立装置では、STMデータストリーム8
00がATMセル化、即ち、ATMセルとして分割され
る際に、AAL1ヘッダ610内には“0”〜“7”の
SN613が3ビットデータとして付加される一方で
は、フレーム先頭611を示すポインタ612が挿入さ
れたATMセルであることを示すCSI614が1ビッ
トとして、8ATMセル中、偶数SNのATMセルの何
れか1つに挿入されるものとなっている。そのポインタ
612には、偶数SNセルと奇数SNセルを合せた一組
単位のデータブロック(93バイト)の中で、フレーム
先頭611が、ポインタが挿入されているバイト位置か
らカウントして何バイト後の位置に格納されているかが
7ビットデータとして示されているものである。
【0005】なお、セル分解装置の1構成要素としての
AAL1処理装置に関しては、これまでに、例えば特開
平7ー99493号公報に記載されたものが知られてい
る。従来技術に係るAAL1処理装置について図10に
より説明すれば、図示のように、ATM網からのATM
セル多重信号はセル分離部704でコネクション毎にA
TMセルが分離された後、デセル化部700a,700
b各々に振分けされたものとなっている。デセル化部7
00a,700b各々では、SN処理手段701a,7
01b各々で受信ATMセルのAAL1ヘッダが抽出さ
れた上、SNがチェックされることによって、SN自体
でのビットエラーの有無やATMセルの損失/誤挿入が
監視されたものとなっている。そのSN処理で異常が検
出されなかったATMセル各々からは、後続のポインタ
処理手段702a,702b各々でポインタの示すフレ
ーム先頭が識別された上、データ保持手段703a,7
03b各々にデータがフレーム先頭位置が意識された状
態として一時的に保持されるが、このようにして保持さ
れているデータは、その後、多重化部705により多重
化された状態としてSTM網上に出力されたものとなっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載のAAL1処理装置による場合、複数コネクシ
ョンを収容しようとすれば、コネクション対応に同一ハ
ードウェアが具備されなければならず、複数コネクショ
ンが同一ハードウェア上で多重処理される必要があり、
ハードウェア上での大型化は回避され得ないものとなっ
ている。また、実際のサービス運用上、コネクション各
々は任意速度とされ、しかもATMセル送信時での揺ら
ぎやバーストにも対応しなければならないばかりか、処
理数が多いためATMセルからフレーム構造データへの
組立ての際にセル分解遅延が増大し、大きな伝送遅延が
発生されるものとなっている。更に、複数コネクション
を処理するに際し、制御用パラメータが各処理毎にコネ
クション分保持されていなくてはならず、処理制御上の
複雑化は避けられないものとなっている。本発明の目的
は、複数コネクションが収容される場合であっても、共
通ハードウェア上でセル分解遅延少なくして、しかも処
理制御容易としてAAL1処理を行い得るAAL1処理
方法とその装置を供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるAAL1処理装置では、1ATMセル
時間を単位として処理を行う。1ATMセル時間内で処
理し遅延を小さくするために、SN処理手段とフレーム
同期の信頼性を高めるポインタ比較手段とを並列動作と
する。その際、ポインタは8ATMセル中に1回のみ挿
入されているが、全てのATMセルにポインタが挿入さ
れていると仮定の上、ポインタ比較処理を行う。SN処
理手段により確定するSN確定値とCSI、ポインタ比
較手段の比較結果、および該当コネクション処理状況を
示す状態パラメータを用い、SN種別が偶数の正常セ
ル、SNが奇数のセル、SNが偶数のダミーセルの3つ
に分類された判定手段で、ポインタが挿入されていると
仮定して行った比較処理の有効性を判定するが、この判
定結果にもとづきデータおよびフレーム先頭信号の出力
制御を行う。また、SN処理手段や判定手段で処理制御
用として使用される状態パラメータは、状態パラメータ
保持手段にコネクション毎に1バイト/ワード単位で共
通メモリ上に更新可として保持されることで、コネクシ
ョン毎の処理制御上での容易化が図られているものであ
る。その際に、状態パラメータの一部として、コネクシ
ョン毎にSN処理初期化フラグおよびポインタ処理初期
化フラグを設け、SN処理初期化フラグが設定されてい
る場合には、受信ATMセルのSNが次受信ATMセル
のSN判定用に強制的に保持され、また、ポインタ処理
初期化フラグが設定されている場合は、受信ATMセル
のポインタがフレーム長がカウントしているダウンカウ
ンタに強制的にロードされるといった具合にすれば、回
線開通時に最初の受信ATMセルから正常なAAL1処
理が期待され得るものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1から図6によ
り説明する。先ず既述のセル分解装置の1構成要素とさ
れている、本発明によるAAL1処理装置について説明
すれば、図1はその一例でのブロック構成を、図2はそ
の全体としての動作タイミングをそれぞれ示したもので
ある。図1に示すように、そのAAL1処理装置は、S
N処理手段20、ポインタ比較手段30、判定手段4
0,41,42、フレーム長カウント手段50、状態パ
ラメータ保持手段60、出力制御手段70およびタイミ
ング生成手段80により構成されたものとなっててい
る。タイミング生成手段80からのタイミングナンバ信
号81に従い、AAL1処理装置で各種処理が所定に行
われているわけであるが、ATMヘッダ解析装置(図示
せず)からの受信ATMセル各々は、図2に示すよう
に、タイミングナンバ0に回線情報(CH)620が付
加された状態として、そのAAL1処理装置で処理され
るが、AAL1処理装置では、タイミングナンバ0にお
いて状態パラメータ保持手段60に回線情報620が、
また、タイミングナンバ6においてSN処理手段20に
AAL1ヘッダ610が、更に、タイミングナンバ7に
おいてポインタ比較手段30にポインタ612位置相当
の1バイトデータがそれぞれラッチされるものとなって
いる。
【0009】さて、SN処理手段20の一例での構成が
図3に示されているが、図示のように、AAL1ヘッダ
610内のCRC、パリティによりビット誤りをチェッ
クするAAL1ヘッダビット誤り検出手段25と、SN
25−1と予め予測しておいたSN予測値62−2との
比較によりATMセル到着順の順序性を確認し、セルの
損失/誤挿入を監視するSN比較手段24と、これら手
段25,24各々からの検出/処理結果よりSN確定値
21、CSI22およびセル廃棄信号23を出力するS
N保持手段26と、状態パラメータ保持手段60からS
N処理に必要な状態パラメータを得た上、これを制御す
るパラメータ制御手段とから構成されたものとなってい
る。その動作について説明すれば、AAL1ヘッダビッ
ト誤り検出手段25では、これにラッチされたAAL1
ヘッダ610にビット誤りがなく、また、SN比較手段
24によりセルの損失/誤挿入がないことが確認された
ならば、SN比較手段24より初めて一致信号24ー1
が出力されており、これによりAAL1ヘッダビット誤
り検出手段25からのSN,CSI25ー1はSN保持
手段26に保持されるものとなっている。そのSN25
ー1はSN確定値21としてSN保持手段26から保持
出力されているものである。また、もしも、ビット誤
り、またはセルの損失/誤挿入があったならば、一致信
号24ー1は出力されず、SN保持手段26からは、S
N予測値62ー2がSN確定値21として保持出力され
るとともに、セル廃棄信号23が出力されているもので
ある。SN保持手段26からのSN確定値21はパラメ
ータ制御手段でインクリメント(+1更新)された上、
次ATMセルに対するSN予測値62ー2として得られ
ているものである。また、各コネクションとも回線開通
時に、最初のATMセル目から正常なSN確定値21を
得てセル廃棄をなくすべく、回線開通時にSN初期化フ
ラグ62−1がパラメータ制御手段から出力される場合
には、恰も一致信号24ー1が出力されたのと同一状態
にし、SN保持手段26を正常に動作させセル廃棄が回
避されるものとなっている。回線開通時にはSN予測値
62ー2が存在しないにも拘らず、SN保持手段26を
正常に動作させることで、セル廃棄が回避されているも
のである。
【0010】また、ポインタ612位置相当の1バイト
データがラッチされたポインタ比較手段30では、その
データが常時ポインタであると仮定の上、このポインタ
が固定フレーム長をカウントしているフレーム長カウン
ト手段50からのカウンタ値(フレーム先頭位置までの
残りバイトデータ数)59ー1と比較されているが、状
態パラメータ保持手段60からの誤り履歴63による制
御下に、その比較結果として、2回連続して不一致なら
ば、初めてアンマッチ信号31がポインタ比較手段30
から出力されるものとなっている。後述のように、フレ
ーム長カウント手段50にはダウンカウンタ59が具備
されているが、このダウンカウンタ59でフレーム先頭
位置までの残りバイトデータ数がカウントされているも
のである。
【0011】さて、判定手段40,41,42は、タイ
ミングナンバ7でのデータが仮定通りポインタであり、
ポインタ比較結果が有効であったこと判断するために設
けられているが、このうち、判定手段40はSN確定値
21が偶数であるが、SN処理においてセルの損失/誤
挿入の判断により、またはAAL1ヘッダ610がビッ
ト誤りによりセル廃棄される場合に、また、判定手段4
1はSN確定値が“7”であった場合に、更に、判定手
段42はSN確定値21が偶数で、正常なATMセルで
あった場合にそれぞれ適用されるものとなっている。
【0012】より詳細に説明すれば、図4(a)〜
(c)にはそれぞれ判定手段40,41,42の構成が
示されているが、図4(a)に示すように、判定手段4
0は識別手段40ー1,40ー2から構成されており、
SN確定値21が偶数であって、セル廃棄される場合に
対応している。先ず識別手段40ー1での識別条件であ
るが、これは、フレーム先頭までの残りバイト数を示し
ているカウンタ値59−1が93〜0の間にあるにも拘
らず、SNの値が“0”から“7”まで更新されるサイ
クル中で、既にポインタが到着していることを示すポイ
ンタ履歴61がまだなく、しかもSN処理手段20から
のSN確定値21が偶数の場合である。また、識別手段
40ー2では、フレーム長が375(=47×8−1)
バイトより大きく、ポインタが挿入されてはいるが、カ
ウンタ値59ー1が93〜0の範囲内に収っていない場
合に対応しており、その識別条件は、ポインタ履歴61
がまだなく、SN確定値21が“6”の場合である。以
上の何れかの識別条件が満足されれば、ポインタ比較処
理は一応有効であると見做された上、Pセル信号43が
出力制御手段70に、ポインタ履歴セット信号46が状
態パラメータ保持手段60にそれぞれ出力されているも
のである。判定手段41はまた、図4(b)に示すよう
に、SN確定値21が“7”である場合を単に識別する
識別手段41ー1として構成されており、SN確定値2
1が“7”であると識別された場合には、ポインタ履歴
61をリセットすべく、ポインタ履歴リセット信号47
が状態パラメータ保持手段70に出力されたものとなっ
ている。これは、SNが“0”から“7”に更新される
サイクルの中で、ただの一度のみポインタが何れか1つ
の偶数ATMセルに挿入されていることから、SN確定
値21が“7”に達した時点でポインタ履歴61は、次
サイクルでの処理に待機すべく、一旦強制的にリセット
される必要があるからである。更に、判定手段42は、
図4(c)に示すように、識別手段42ー1,42ー2
から構成されており、正常にSN処理が終了し、SN確
定値21が偶数である場合に対応している。識別手段4
2ー1での識別条件は、SN確定値21が偶数、かつC
SI22が“1”であって、ポインタ履歴61がまだな
い場合である。この識別条件が満足された場合には、ポ
インタ比較処理は有効であると見做された上、Pセル信
号44が出力制御手段70に、ポインタ履歴セット信号
48が状態パラメータ保持手段60にそれぞれ出力され
ているものである。一方、識別手段42ー2はポインタ
比較処理においてポインタとカウンタ値59ー1が不一
致であった場合に対応しており、ダウンカウンタ59に
ポインタ値32が強制的にロードされるものとなってい
る。その識別条件は、識別手段42ー1での識別条件に
加え、ポインタ比較手段30からポインタアンマッチ信
号31が出力された場合である。識別手段42ー1での
識別条件が満足されることでポインタ比較処理が有効で
あったと見做された上、ポインタ比較手段30からポイ
ンタアンマッチ信号31があったことを条件として、カ
ウンタロード信号45がダウンカウンタ59に出力され
ているものである。また、回線開通後から可及的迅速に
正常にダウンカウンタ59を動作させるべく、回線開通
時に状態パラメータ保持手段60からポインタ処理初期
化フラグ64があった場合には、処理初期化フラグ64
がポインタアンマッチ信号31と同等に機能することに
よって、強制的にポインタ値32がカウンタロード信号
45によりダウンカウンタ59にロードされたものとな
っている。
【0013】ここで、遅ればせながら、図5により状態
パラメータ保持手段60について説明すれば、これは、
上記判定手段40,41,42やSN処理手段20、ポ
インタ比較手段30を動作させる上で必要とされる各種
の状態パラメータを回線対応に1バイトデータとして格
納する状態テーブル67と、この状態テーブル67を回
線毎に更新制御する状態テーブル制御手段65とから構
成されたものとなっている。回線情報620はタイミン
グナンバ0でデータストリーム600から抽出された
上、状態テーブル制御手段65にラッチされているが、
この回線情報620がデコードされることで、状態テー
ブル67へのアクセスアドレスが得られるものである。
SN処理手段20とポインタ比較手段30とは並列動作
状態におかれることから、SN処理手段20で用いられ
るSN処理初期化フラグ62ー1やSN予測値62ー
2、状態モード62ー3は、ポインタ比較手段30で用
いられる誤り履歴63やポインタ履歴61、ポインタ処
理初期化フラグ64とともに全て同一タイミングナンバ
4でのリード信号906により状態テーブル67より読
み出された後、その後の同一タイミングナンバ2でのラ
イト信号905により状態テーブル67に書込みされて
いるものである。因みに、SN処理初期化フラグ62ー
1やポインタ処理初期化フラグ64は回線開通に備える
べく、事前設定されている必要があるが、一旦SN処理
初期化やポインタ処理初期化が行われた後は、以降、リ
セット状態におかれるものとなっている。
【0014】更に、フレーム長カウント手段50につい
て図6により説明すれば、フレーム長カウント手段50
は、フレーム長をカウントするダウンカウンタ59を主
構成要素として、その周辺にそのカウンタ値59ー1が
0になるタイミングを監視した上、フレーム先頭信号5
1および0信号54ー1を出力するカウンタ値識別手段
54と、ダウンカウンタ59へのロード信号を制御する
ロード条件制御手段53と、ダウンカウンタ59へのロ
ード値を選択制御するロード値制御手段52と、コネク
ション毎にバンク分けされた状態として、カウンタ値5
9ー1が更新可として格納されるカウンタテーブル56
と、カウンタテーブル56の制御を行うカウンタテーブ
ル制御手段55とが配置された状態として構成されたも
のとなっている。回線情報620はタイミングナンバ0
でデータストリーム600から抽出された上、カウンタ
テーブル制御手段55にラッチされるが、この回線情報
620にもとづきカウンタテーブル56からは、該当コ
ネクションの前カウンタ値がタイミングナンバ4でテー
ブル値55ー1として読み出された上、ダウンカウンタ
59にテーブル値ロード信号55ー2によりロードされ
ているものである。ダウンカウンタ59では、出力制御
手段70からのユーザデータ出力信号83にもとづき、
ユーザデータがバイト単位に出力されている間のみ、そ
のカウンタ値がカウントダウンされており、ユーザデー
タの出力が終了するタイミングナンバ2で、カウンタテ
ーブル56にその時点でのカウンタ値59ー1が格納さ
れているものである。ユーザデータが出力中にカウンタ
値59ー1が0になると、そのタイミングがフレーム先
頭を表しているため、フレーム先頭信号51がカウンタ
値識別手段54から出力されたものとなっている。因み
に、0信号54ー1が得られた場合には、これをロード
信号53ー1として、フレーム長(固定STMフレーム
長)52ー2がロード値52ー1としてダウンカウンタ
59にロードされるものとなっている。
【0015】AAL1処理装置の構成要素として、最後
に出力制御手段70について説明すれば、出力制御手段
70にはデータストリーム600が一時記憶された上、
出力制御手段70からは、図2に示すように、タイミン
グナンバ3で回線情報が、タイミングナンバ10からタ
イミングナンバ2までデータが出力データストリーム7
1としてSTM多重装置に出力されるものとなってい
る。その際、判定手段40,42からPセル信号43,
44の何れかが得られている場合には、これは出力制御
手段70から、タイミングナンバ10でポインタである
ことを示すポインタ信号72としてSTM多重装置に出
力されているものである。結局、Pセル信号43,44
の何れかが得られた場合には、46バイト分のユーザデ
ータが、また、Pセル信号43とセル廃棄信号23が得
られている場合は、46バイト分のダミーデータが、更
に、セル廃棄信号23のみが得られている場合は、47
バイト分のダミーデータが、更にまた、Pセル信号4
3,44およびセル廃棄信号23がともに得られていな
い場合には、47バイト分のユーザデータがSTM多重
装置に出力されているものである。
【0016】最後に、AAL1処理装置全体としての一
般的な動作について説明した上、具体的なATMセルに
例を採って、その具体的動作について説明すれば以下の
ようである。即ち、先ず一般的な動作であるが、ATM
ヘッダ解析装置からの受信ATMセル各々は、図1,図
2にデータストリーム600として示すように、その先
頭に回線番号(CH)が付加された状態としてAAL1
処理装置に順次入力されるものとなっている。さて、A
AL1処理装置では、受信ATMセルが入力される度
に、その受信ATM自体は出力制御手段70に一時記憶
されつつ、それに付加されている回線番号が先ず状態パ
ラメータ保持手段60にラッチされるものとなってい
る。回線番号が状態パラメータ保持手段60にラッチさ
れれば、その回線番号を読出しアドレスとして、その回
線番号対応の状態パラメータがタイミングナンバ4で読
み出された上、SN処理手段20、ポインタ比較手段3
0、判定手段40,41にそれぞれ必要とされる状態パ
ラメータが分散設定されているものである。一方、これ
に並行して、フレーム長カウント手段50では、同じく
その回線番号にもとづきカウンタテーブル56からは、
その回線対応のカウンタ値が読み出された上、ダウンカ
ウンタ59にロードされるものとなっている。この時点
で、その回線についての、直前ATMセルが処理された
直後の処理状態が復元され、これにより現に入力されつ
つあるATMセルについての処理が、処理上での連続性
が維持された状態として以降、行われ得るものである。
【0017】さて、そのような状態で、その後、SN処
理手段20にはAAL1ヘッダ610がラッチされる
が、ラッチされたAAL1ヘッダ610に対しては、S
N処理手段20でビット誤りやセル損失/誤挿入のチェ
ックが行われているものである。そのAAL1ヘッダ6
10のラッチ直後にはまた、AAL1ヘッダ610直後
のバイト位置相当のデータがポインタ値であると仮定さ
れた上、ポインタ比較手段30にラッチされた上、ポイ
ンタ値とダウンカウンタ59からのカウンタ値59ー1
が比較されているものである。これらSN処理やポイン
タ比較処理が終了すれば、実際にポインタが挿入されて
いたか否かが判断されているものである。仮定通りポイ
ンタが挿入されていると判断されれば、ポインタ比較手
段30からのアンマッチ信号31は有効とされた上、出
力制御手段70およびフレーム長カウント手段50に反
映される一方、ポインタが挿入されていないと判断され
た場合には、ポインタ比較手段30からのアンマッチ信
号31は判定手段42で無効とされているものである。
【0018】一方、以上の各処理が終了されるまでの
間、ATMセルが出力制御手段70に所定時間(本例で
は、3クロック分)一時記憶されているが、判定手段4
0からPセル信号43、または判定手段42からPセル
信号44が出力制御手段70にあった場合には、Pセル
信号43、またはPセル信号44がポインタ信号72と
してSTM多重装置に出力されているものである。ポイ
ンタ信号72は、ポインタ挿入により、STM多重装置
に出力されるユーザデータが46バイトであることを示
しているものである。これとは逆に、Pセル信号43、
セル信号44がともになかった場合には、STM多重装
置にユーザデータが47バイト出力されているものであ
る。また、フレーム長カウント手段50では、STM多
重装置へのバイト単位のデータ送出に同期したユーザデ
ータ出力信号83をダウンクロックとして、ダウンカウ
ンタ59でフレーム先頭までの残りバイト数がカウント
されているが、そのカウンタ値59ー1が0となった時
点でフレーム先頭信号51がSTM多重装置に出力され
ているものである。やがて、そのATMセルについての
一連の処理が終了すれば、処理状態の変化により状態パ
ラメータ自体も更新されていることから、その回線につ
いての、次ATMセルの処理に待機すべく、更新後の状
態パラメータが収集された上、タイミングナンバ2で状
態パラメータ保持手段60に書込みされているものであ
る。これと同様に、ダウンカウンタ59でのカウンタ値
もカウンタテーブル56に待避されているものである。
【0019】以上、一般的な動作について説明した。以
下、これを踏まえて、先ず回線番号が1、SNが3、ポ
インタはなし、したがって、ユーザデータが47バイト
であるATMセルが入力された場合に例を採って、その
ATMセルに対する具体的な処理動作について説明すれ
ば、ラッチされた回線番号1にもとづき、状態パラメー
タ保持手段60からは、その回線番号1対応の状態パラ
メータが状態パラメータ保持手段60から読み出される
一方では、フレーム長カウント手段50では、回線番号
1対応のカウンタ値が読み出された上、ダウンカウンタ
59にロードされることによって、そのATMセルに対
する処理準備が整えられることになる。この状態で、S
N処理手段20にAAL1ヘッダ610がラッチされれ
ば、ビット誤りのチェックに引き続き、SNとSN予測
値が比較されることで、セルの損失/誤挿入の有無がチ
ェックされるものとなっている。もしも、ビット誤りが
なく、SN予測値が3であれば、そのATMセルは正常
であると判断されるものである。また、AAL1ヘッダ
610のラッチに引き続き、そのAAL1ヘッダ610
直後のバイト位置相当のデータがポインタ値であると仮
定された上、そのポインタ値がポインタ比較手段30に
ラッチされた後、フレーム先頭までの残りバイト数を示
すカウンタ値59ー1と比較されるが、そのポインタ値
はそもそも正規のものでないことから、極く一部の例外
(そのポインタ値がたまたま正規のものに一致している
場合)を除き、殆どの場合、ポインタ比較手段30から
はポインタアンマッチ信号31が得られるものとなって
いる。尤も、SN処理とポインタ比較処理とは並行して
行われていることから、この時点では、まだ、正規のポ
インタが実際に挿入されているか否かは不明である。
【0020】以上のように、ポインタ比較手段30から
はポインタアンマッチ信号31が得られるものの、それ
が正規のポインタ値との比較の結果、得られたものか否
かが判定手段40,42で判定されているものである。
それら判定手段40,42のうち、判定手段40での対
象はSN確定値21が偶数とされた異常ATMセルとさ
れていることから、本例でのATMセルは対象外とされ
るものである。また、判定手段42での対象はSN確定
値21が偶数とされた正常ATMセルとされていること
から、SN確定値21が3とされた本例でのATMセル
は対象外とされ、ポインタ比較手段30からはポインタ
アンマッチ信号31は無効とされるものとなっている。
結局、出力制御手段70では、Pセル信号43,44の
何れも得られなかったことから、ポインタなしと判断の
上、ユーザデータが47バイトSTM多重装置に出力さ
れる一方では、フレーム長カウント手段50では、ダウ
ンカウンタ59でそのカウンタ値が47カウントダウン
されるものとなっている。これら処理が終了すれば、S
N処理手段20等に分散設定されている状態パラメータ
が収集された上、状態パラメータ保持手段60に回線番
号1対応のものとして書込みされるが、その際に、当然
のことながら、SN予測値62ー2は4として書込みさ
れているものである。これと同様に、ダウンカウンタ5
9でのカウンタ値も、読出し時より47減じられた値と
してカウンタテーブル56に待避されているものであ
る。
【0021】次に、回線番号が2、SNが0、ポインタ
はあり、したがって、ユーザデータが46バイトである
ATMセルがポインタ履歴なしの状態として入力された
場合を想定すれば、ラッチされた回線番号2にもとづ
き、状態パラメータ保持手段60からは、その回線番号
2対応の状態パラメータが状態パラメータ保持手段60
から読み出される一方では、フレーム長カウント手段5
0では、回線番号2対応のカウンタ値が読み出された
上、ダウンカウンタ59にロードされることによって、
そのATMセルに対する処理準備が整えられることにな
る。この状態で、SN処理手段20にAAL1ヘッダ6
10がラッチされれば、ビット誤りのチェックに引き続
き、SNとSN予測値が比較されることで、セルの損失
/誤挿入の有無がチェックされるものとなっている。も
しも、ビット誤りがなく、SN予測値が0であれば、そ
のATMセルは正常であると判断されるものである。そ
のATMセルが正常であるとして説明を続行すれば、A
AL1ヘッダ610のラッチ後、そのAAL1ヘッダ6
10直後のバイト位置相当のデータがポインタ値である
と仮定された上、そのポインタ値がポインタ比較手段3
0にラッチされた後、フレーム先頭までの残りバイト数
を示すカウンタ値59ー1と比較されるが、本例でのA
TMセルには正規なポインタが挿入されていることか
ら、それら値は通常、一致し、したがって、ポインタア
ンマッチ信号31は得られないものとなっている。しか
しながら、ここでは、ダウンカウンタ59での異常を想
定の上、ポインタアンマッチ信号31が得られたとし
て、以下、説明を続行することとする。
【0022】さて、その後は、先の場合と同様、ポイン
タ比較手段30からはポインタアンマッチ信号31が得
られていることから、それが正規のポインタ値との比較
の結果として得られたものか否かが判定手段40,42
で判定されているものである。本例でのATMセルはポ
インタ履歴なしとして入力されていることから、そのA
TMセルは判定手段40で対象外とされるも、判定手段
42での対象とされ、しかも現にポインタアンマッチ信
号31が得られていることから、Pセル信号44および
ポインタ履歴セット信号48は勿論のこと、カウンタロ
ード信号45も併せて得られるものとなっている。結
局、出力制御手段70では、Pセル信号44が得られて
いることから、ポインタあり判断の上、ポインタ信号7
2と46バイトのユーザデータがSTM多重装置に出力
される一方では、フレーム長カウント手段50では、ダ
ウンカウンタ59にポインタ値32がカウンタ値として
ロードされた上で、そのカウンタ値が46カウントダウ
ンされているものである。これら処理が終了すれば、S
N処理手段20等に分散設定されている状態パラメータ
が収集された上、状態パラメータ保持手段60に回線番
号2対応のものとして書込みされるが、その際に、当然
のことながら、SN予測値62ー2は1として、また、
ポインタ履歴61は設定状態として書込みされているも
のである。これと同様に、ダウンカウンタ59でのカウ
ンタ値も、ポインタ値32より46減じられた値として
カウンタテーブル56に待避されているものである。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜7に
よれば、複数コネクションが収容される場合であって
も、共通ハードウェア上でセル分解遅延少なくして、し
かも処理制御容易としてAAL1処理を行い得るAAL
1処理方法とその装置が得られるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるAAL1処理装置の一例
でのブロック構成を示す図
【図2】図2は、その全体としての動作タイミングを示
す図
【図3】図3は、本発明に係るSN処理手段の一例での
構成を示す図
【図4】図4(a)〜(c)は、それぞれ本発明に係る
判定手段の構成を示す図
【図5】図5は、本発明に係る状態パラメータ保持手段
の一例での構成を示す図
【図6】図6は、本発明に係るフレーム長カウント手段
の一例での構成を示す図
【図7】図7は、セル分解装置とATM網,STM網各
々との関係を一般的に示す図
【図8】図8(a),(b)は、STMフレームが如何
にATMセル化されるかの一例を示す図
【図9】図9は、ATMセルのフォーマットを示す図
【図10】図10は、従来技術に係るAAL1処理装置
の一例での構成を示す図
【符号の説明】
20…SN処理手段、30…ポインタ比較手段、40〜
42…判定手段1、50…フレーム長カウント手段、6
0…状態パラメータ保持手段、70…出力制御手段、8
0…タイミング生成手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 克佳 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 村上 勝 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM網からのATMセル多重信号をS
    TM多重信号に変換した上、STM網に転送するための
    セル分解装置の一部としてのAAL1処理装置における
    AAL1処理方法であって、ATM網からのATMセル
    各々が、セル分解装置内で該ATMセルのATMヘッダ
    が回線番号に事前変換された状態でAAL1処理装置で
    AAL1処理が行われるに際しては、ATMセル各々に
    挿入されているAAL1ヘッダから抽出されたシーケン
    スナンバーにもとづくシーケンスナンバー処理に並行し
    て、ATMセル各々にポインタが挿入されていると仮定
    の上、全ATMセルに対してポインタ処理が実行される
    ようにしたAAL1処理方法。
  2. 【請求項2】 ATM網からのATMセル多重信号をS
    TM多重信号に変換した上、STM網に転送するための
    セル分解装置の一部としてのAAL1処理装置における
    AAL1処理方法であって、ATM網からのATMセル
    各々が、セル分解装置内で該ATMセルのATMヘッダ
    が回線番号に事前変換された状態でAAL1処理装置で
    回線番号対応にAAL1処理が行われるに際しては、直
    前処理履歴を示すものとして、更新可として予め設定さ
    れている回線番号対応状態パラメータ群からは、該回線
    番号対応の状態パラメータが読み出された上、該状態パ
    ラメータによる制御下に、ATMセル各々に挿入されて
    いるAAL1ヘッダから抽出されたシーケンスナンバー
    にもとづくシーケンスナンバー処理に並行して、ATM
    セル各々にポインタが挿入されていると仮定の上、全A
    TMセルに対してポインタ処理が実行されるようにした
    AAL1処理方法。
  3. 【請求項3】 ATM網からのATMセル多重信号をS
    TM多重信号に変換した上、STM網に転送するための
    セル分解装置の一部としてのAAL1処理装置における
    AAL1処理方法であって、ATM網からのATMセル
    各々が、セル分解装置内で該ATMセルのATMヘッダ
    が回線番号に事前変換された状態でAAL1処理装置で
    回線番号対応にAAL1処理が行われるに際しては、直
    前処理履歴を示すものとして、更新可として予め設定さ
    れている回線番号対応状態パラメータ群からは、該回線
    番号対応の状態パラメータが1ワードとして読み出され
    た上、該状態パラメータによる制御下に、ATMセル各
    々に挿入されているAAL1ヘッダから抽出されたシー
    ケンスナンバーにもとづくシーケンスナンバー処理に並
    行して、ATMセル各々にポインタが挿入されていると
    仮定の上、全ATMセルに対してポインタ処理が実行さ
    れるようにしたAAL1処理方法。
  4. 【請求項4】 ATM網からのATMセル多重信号をS
    TM多重信号に変換した上、STM網に転送するための
    セル分解装置の一部としてのAAL1処理装置における
    AAL1処理方法であって、ATM網からのATMセル
    各々が、セル分解装置内で該ATMセルのATMヘッダ
    が回線番号に事前変換された状態でAAL1処理装置で
    回線番号対応にAAL1処理が行われるに際しては、直
    前処理履歴を示すものとして、更新可として予め設定さ
    れている回線番号対応状態パラメータ群からは、該回線
    番号対応の、初期状態からの正常動作を可能ならしめる
    シーケンスナンバー処理初期化フラグおよびポインタ処
    理初期化フラグを含む状態パラメータが読み出された
    上、該状態パラメータによる制御下に、ATMセル各々
    に挿入されているAAL1ヘッダから抽出されたシーケ
    ンスナンバーにもとづくシーケンスナンバー処理に並行
    して、ATMセル各々にポインタが挿入されていると仮
    定の上、全ATMセルに対してポインタ処理が実行され
    るようにしたAAL1処理方法。
  5. 【請求項5】 ATM網からのATMセル多重信号をS
    TM多重信号に変換した上、STM網に転送するための
    セル分解装置の一部としてのAAL1処理装置における
    AAL1処理方法であって、ATM網からのATMセル
    各々が、セル分解装置内で該ATMセルのATMヘッダ
    が回線番号に事前変換された状態でAAL1処理装置で
    回線番号対応にAAL1処理が行われるに際しては、直
    前処理履歴を示すものとして、更新可として予め設定さ
    れている回線番号対応状態パラメータ群からは、該回線
    番号対応の状態パラメータが読み出された上、該状態パ
    ラメータによる制御下に、ATMセル各々に挿入されて
    いるAAL1ヘッダから抽出されたシーケンスナンバー
    にもとづくシーケンスナンバー処理に並行して、ATM
    セル各々にポインタが挿入されていると仮定の上、該回
    線番号対応の状態パラメータと受信条件とにもとづきA
    TMセルへのポインタの挿入の有無が判断されつつ、全
    ATMセルに対してポインタ処理が実行されるようにし
    たAAL1処理方法。
  6. 【請求項6】 ATM網からのATMセル多重信号をS
    TM多重信号に変換した上、STM網に転送するための
    セル分解装置の一部としてのAAL1処理装置における
    AAL1処理方法であって、ATM網からのATMセル
    各々が、セル分解装置内で該ATMセルのATMヘッダ
    が回線番号に事前変換された状態でAAL1処理装置で
    回線番号対応にAAL1処理が行われるに際しては、直
    前処理履歴を示すものとして、更新可として予め設定さ
    れている回線番号対応状態パラメータ群からは、該回線
    番号対応の状態パラメータが読み出された上、該状態パ
    ラメータによる制御下に、ATMセル各々に挿入されて
    いるAAL1ヘッダから抽出されたシーケンスナンバー
    にもとづくシーケンスナンバー処理に並行して、ATM
    セル各々にポインタが挿入されていると仮定の上、該回
    線番号対応の状態パラメータと受信条件とにもとづきA
    TMセルへのポインタの挿入の有無が分類されたATM
    セル種別より判断されつつ、全ATMセルに対してポイ
    ンタ処理が実行されるようにしたAAL1処理方法。
  7. 【請求項7】 ATM網からのATMセル多重信号をS
    TM多重信号に変換した上、STM網に転送するための
    セル分解装置の一部としてのAAL1処理装置であっ
    て、直前処理履歴を示すものとして、更新可として回線
    番号対応状態パラメータ群が設定されている状態パラメ
    ータ保持手段と、受信ATMセル各々のAAL1ヘッダ
    に格納されているシーケンスナンバーの順序性を、回線
    番号対応状態パラメータにもとづき確認することで、A
    TMセル各々の損失誤挿入の監視処理を行うシーケンス
    ナンバー処理手段と、該受信ATMセル各々にポインタ
    が挿入されていると仮定の上、回線番号対応状態パラメ
    ータにもとづき該ポインタの値とフレーム先頭までの残
    りバイト数とを比較することによりSTMフレーム同期
    上での信頼性を高めるポインタ比較手段と、上記ポイン
    タ比較手段、シーケンスナンバー処理手段各々での処理
    結果と上記状態パラメータ保持手段からの回線番号対応
    状態パラメータとにもとづき、仮定通りポインタが挿入
    されており、比較処理が有効であったと判断する判定手
    段と、フレーム先頭までの残りバイト数をカウントする
    フレーム長カウント手段と、装置外部へのデータの出力
    タイミングと該データの種別を制御する出力制御手段と
    を含み、ATMセル入力時に取得される回線番号により
    状態パラメータ保持手段から該回線番号対応の状態パラ
    メータを読み出した上、該当回線番号の処理状態を復元
    し、ATMセル各々にポインタが挿入されていると仮定
    の上、シーケンスナンバー処理手段、ポインタ比較手段
    各々を並行動作させ、その結果をもとに後段の判定手段
    によりポインタ比較処理の有効性を判断し、この判断結
    果により出力制御手段からデータが出力制御される構成
    のAAL1処理装置。
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