JPH09235462A - 湿気硬化型ウレタン組成物及びコーティング材、シーリング材、接着剤 - Google Patents
湿気硬化型ウレタン組成物及びコーティング材、シーリング材、接着剤Info
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- JPH09235462A JPH09235462A JP8042502A JP4250296A JPH09235462A JP H09235462 A JPH09235462 A JP H09235462A JP 8042502 A JP8042502 A JP 8042502A JP 4250296 A JP4250296 A JP 4250296A JP H09235462 A JPH09235462 A JP H09235462A
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Abstract
2−ヒドロキシアルキルオキサゾリジンとの反応物及び
(B)数平均分子量2000より大きいウレタンプレポ
リマーとN−2−ヒドロキシアルキルオキサゾリジンと
の反応物及び(C)オキシアルキレン鎖中にオキシエチ
レン鎖を1〜9.9重量%含有するポリエーテルポリオ
ールとトリレンジイソシアネートとを反応して得られる
末端にイソシアネート基を2個以上有するウレタンプレ
ポリマーからなり、(A):(B)の重量比が4:1〜
1:10である湿気硬化型ウレタン組成物。 【効果】 粘度が低くて作業性に優れ、且つ長期間の保
存後においても樹脂分離の問題がない。
Description
性に優れ、且つ長期間の保存後においても樹脂分離の問
題がない湿気硬化型ウレタン組成物及び本組成を用いた
コーティング材、シーリング材、接着剤に関するもので
ある。
は、特開昭57−94056号公報があるが、硬化時に
水分とイソシアネート基が反応する際に発生する炭酸ガ
スのためにしばしば塗膜の膨れが発生する問題がある。
膨れの原因となる炭酸ガスの発生を抑えるためにケチミ
ン、エナミン等の湿気解離型の架橋剤が提案されてお
り、その中でも特開平6−293821号公報、特開平
7−33852号公報等で提案されているオキサゾリジ
ン化合物を用いた組成物は炭酸ガスの発生がなく、比較
的性能バランスのとれた材料である。
記載されているように、ポリイソシアネート化合物とN
−2ヒドロキシアルキルオキサゾリジンとをイソシアネ
ート基過剰で反応させた化合物のみを硬化成分として用
いた場合、樹脂粘度が高く塗布作業性に問題がある。一
方、特開平7−33852号公報に記載されているよう
にキシリレンジイソシアネート又はヘキサメチレンジイ
ソシアネートのような有機ジイソシアネートと反応させ
た化合物をウレタンプレポリマーと混合した場合、塗布
作業性は良好なもののウレタンオキサゾリジン化合物と
ウレタンプレポリマーの相溶性が低いため保存後に樹脂
の分離を起こし易い傾向がある。
は、樹脂粘度が低く、本組成物をコーティング材、シー
リング材、接着剤として用いた場合塗布作業性に優れた
性能を示し、更に長期にわたり樹脂の分離の問題がない
材料を提供することにある。
題を解決するために鋭意研究の結果、本発明を完成する
に至った。即ち、本発明は、(A)トリレンジイソシア
ネートとN−2−ヒドロキシアルキルオキサゾリジンと
の反応物及び(B)数平均分子量2000より大きいウ
レタンプレポリマーとN−2−ヒドロキシアルキルオキ
サゾリジンとの反応物及び(C)オキシアルキレン鎖中
にオキシエチレン鎖を1〜9.9重量%含有するポリエ
ーテルポリオールとトリレンジイソシアネートとを反応
して得られる末端にイソシアネート基を2個以上有する
ウレタンプレポリマーからなり、(A):(B)の重量
比が4:1〜1:10であることを特徴とする湿気硬化
型ウレタン組成物、好ましくは(B)で用いるウレタン
プレポリマーが、ポリエーテルジオールとトリレンジイ
ソシアネートとからなること、この組成物を含んでなる
ことを特徴とするコーテイング材、シーリング材、接着
剤を提供するものである。
ソシアネートとN−2−ヒドロキシアルキルオキサゾリ
ジンとの反応物(A)は、分子内に1個又は2個のオキ
サゾリジン基を有する化合物であるが、分子内に2個の
オキサゾリジン基を有する化合物が分子内に1個のオキ
サゾリジン基を有する化合物よりも多く存在することが
好ましい。
(b1)とN−2−ヒドロキシアルキルオキサゾリジンとの
反応物(B)は、分子内に少なくとも1個のオキサゾリ
ジン基を有する化合物であるが、分子内に2個以上のオ
キサゾリジン基を有する化合物が分子内に1個のオキサ
ゾリジン基を有する化合物よりも多く存在することが好
ましい。
N−2−ヒドロキシアルキルオキサゾリジンは、例えば
ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデ
ヒド、ブチルアルデヒド、ベンツアルデヒド等のアルデ
ヒド類と例えばジエタノールアミン、ジプロパノールア
ミン等のジヒドロキシアルキルアミン類との公知の縮合
反応により得られる化合物である。
ロキシアルキルオキサゾリジンとを反応して得られる化
合物(B)の合成に用いられるウレタンプレポリマーと
は、有機ポリイソシアネート(b1-1)と有機ポリヒドロキ
シル化合物(b1-2)の反応物で、その数平均分子量は、2
000より大きなもので、好ましくは2000より大き
く10000以下のもので、より好ましくは2500〜
9000のものである。
2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、一部をカルボジイミド化されたジフェニルメタンジ
イソシアネート、ポリメチレンポリフェニルポリイソシ
アネート、トリジンジイソシアネート、ナフタレンジイ
ソシアネート、フェニレンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、水添キシリレンジイ
ソシアネート、水添ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、シクロヘキサンジイソシアネート等の芳香族ジイソ
シアネート、脂肪族ジイソシアネート、脂環族ジイソシ
アネート1種又は2種以上の混合物が挙げられるが、
2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレン
ジイソシアネート、及び両者の混合物が好ましく用いら
れる。
化合物(b1-2)とは、例えばポリエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオール、その他のポリオール及びこれら
の混合ポリオールである。例えば、複合金属シアン化合
物錯体を触媒として製造されたポリオールも含まれる。
その数平均分子量は、好ましくは2000〜8000で
ある。
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、グルコース、ソルビトール、シ
ュークローズ等の多価アルコールの1種又は2種以上に
プロピレンオキサイド、エチレンオキサイド、ブチレン
オキサイド、スチレンオキサイド等の1種又は2種以上
を付加して得られるポリオール及びポリオキシテトラメ
チレンポリオール等が挙げられる。
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタ
ンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、シ
クロヘキサンジメタノール、グリセリン、トリメチロー
ルプロパンあるいはその他の低分子ポリオールの1種又
は2種以上とグルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、ス
ベリン酸、セバシン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、
ダイマー酸、水添ダイマー酸あるいはその他の低分子ジ
カルボン酸やオリゴマー酸の1種又は2種以上との縮合
重合体及びプロピオラクトン、カプロラクトン、バレロ
ラクトン等の開環重合体等が挙げられる。
カーボネートポリオール、ポリブタジエンポリオール、
水素添加されたポリブタジエンポリオール、アクリルポ
リオール等が挙げられる。又、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール、ブタンジオール、ペンタンジオール、
ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノールグリセ
リン、トリメチロールプロパン、グルコース、ソルビト
ール、シュークロース等の低分子ポリオールも挙げられ
る。
ンプレポリマー(C)としては、オキシアルキレン鎖中
にオキシエチレン鎖を1〜9.9重量%含有するポリエ
ーテルポリオールとトリレンジイソシアネートとの反応
物である。オキシエチレン鎖の含有量が1重量%未満で
あれば化合物(A)、(B)との相溶性が不十分であ
り、9.9重量%を越えれば硬化物の耐水性に問題があ
る。この(C)成分のポリエーテルポリオールは、前記
のポリエーテルポリオールと同一であるが、好ましくは
ポリエーテルジオール及び/又はポリエーテルトリオー
ルである。ウレタンプレポリマー(C)の末端イソシア
ネート基数は、好ましくは2以上、より好ましくは2〜
3である。更に、トリレンジイソシアネートとポリエー
テルポリオールとのNCO/OH比は、好ましくは1.
4以上、更に好ましくは1.4〜5.0である。残存N
CO%は、好ましくは1〜20重量%である。
は、化合物(A)、(B)、(C)のNCO基の和と化
合物(A)及び(B)が水で開環して発生する活性水素
基の和との比が0.4〜4.0の範囲が好ましい。4.
0より大であれば炭酸ガスの発生により塗膜に膨れが発
生し易くなるし、0.4未満であれば貯蔵安定性が低下
する。
1:10である必要がある。4:1より(A)が大にな
れば(A)、(B)、(C)を混合したときの相溶性が
低下する傾向がある。1:10より(A)が小さくなれ
ば樹脂の粘度が高くなり、塗布作業性に問題が起こる。
リング材、接着剤等の用途として使用することができ
る。
る際に必要に応じて酸、溶剤、無機充填剤、小量のプロ
セスオイル、可塑剤、揺変剤、体質顔料、耐侯性の維持
向上のための紫外線防止剤、安定剤等各種添加剤、触媒
などを含んでいてもよい。これら混合物が均一に混合で
き、且つ保存性が確保できるのに十分なる混合、混練装
置により製造する事ができる。
ことが出来る酸としては、好ましくは無機酸、有機酸お
よびそれらの無水物、エステル、酸性塩類の群から選ば
れる1種又は2種以上が使用されるが、例えば、塩酸、
硝酸、硫酸、燐酸、珪酸、アルミン酸、過塩素酸、蟻
酸、酢酸、クロロ酢酸、プロピオン酸、カプロン酸、シ
ュウ酸、コハク酸、アジピン酸、マレイン酸、フタル
酸、安息香酸、サリチル酸など、またはそれらの無水
物、エステル類、酸性塩類などが挙げられる。
ーペン、酢酸エチル等の通常のウレタン用溶剤が使用で
きる。
塩化ビニルパウダー、微粉末シリカ、ベントナイト等が
あげられる。このほか本発明の組成物には石油系高沸点
芳香族系留分,石油樹脂等を混合しても良い。
ト、ジオクチルフタレート、ジウンデシルフタレート、
ジラウリルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジ
イソデシルフタレート、ジブチルアジペート、ジオクチ
ルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジオクチルア
ゼレート、ジオクチルセバケート等のエステル系可塑剤
やトリオクチルホスヘート、トリフェニルホスヘート等
の燐酸エステル系可塑剤が挙げられる。
外線吸収剤等が挙げられる。無機充填剤としては、例え
ば炭酸カルシウム、酸化カルシウム、クレー、タルク、
酸化チタン、水酸化カルシウム、硫酸アルミニウム、カ
オリン、ゼオライト、硅そう土、ガラスバルーン等の無
機化合物の粉粒体が挙げられる。その添加量は、組成物
中好ましくは1〜70、より好ましくは30〜60重量
%である。
れら合成例、実施例に限定されるものではない。実施例
中の「部」、「%」は、重量基準であるものとする。
イド鎖の含有量5%のポリエチレンプロピレンエーテル
ジオール300重量部、平均分子量3000、エチレン
オキサイド鎖を含有しないポリプロピレンエーテルトリ
オール300重量部に2,4ートリレンジイソシアネー
ト95重量部、すなわちNCO/OHの当量比2.18
にて窒素気流下で80℃にて12時間フラスコ中で攪拌
しながら反応させNCO%が3.59%のウレタンプレ
ポリマー(UP−1)を得た。
00のポリプロピレンエーテルジオール1500重量
部、2、4ートリレンジイソシアネート870重量部、
すなわちNCO/OHの当量比10.0にて窒素気流下
で80℃にて12時間フラスコ中で攪拌しながら反応さ
せNCO%が16.0%、遊離トリレンジイソシアネー
ト30重量%を含有するウレタンプレポリマー(UP−
2)を得た。
量部に2ーイソプロピル3(2ヒドロキシエチル)1、
3オキサゾリジン(以下H−OXZと略)154.5重
量部を加え、すなわちNCO/OHの当量比1.03に
て窒素気流下で80℃にて20時間フラスコ中で攪拌し
ながら反応させ、化合物(OXZ−1)を得た。GPC
チャートよりトリレンジイソシアネートとH−OXZの
反応物:ウレタンプレポリマーとH−OXZの反応物の
重量比がおおよそ1:1であることを確認した。 〈A,B,C成分の混合〉ウレタンプレポリマーUP−
1 1172重量部にOXZ−1 211重量部を加
え、均一に混合してOXZP−1を得た。
して50℃雰囲気中に30日間放置し、外観を評価した
結果、樹脂の相分離がないことを確認した。
ンエーテルジオール1000重量部、2,4−トリレン
ジイソシアネート348重量部、すなわちNCO/OH
の当量比4.0にて窒素気流下で80℃にて12時間フ
ラスコ中で攪拌しながら反応させNCO%が9.36
%、遊離トリレンジイソシアネート13.9重量%を含
有するウレタンプレポリマー(UP−3)を得た。
量部にH−OXZ154.5重量部を加え、すなわちN
CO/OHの当量比1.03にて窒素気流下で80℃に
て20時間フラスコ中で攪拌しながら反応させ、化合物
(OXZ−2)を得た。GPCチャートよりトリレンジ
イソシアネートとH−OXZの反応物:ウレタンプレポ
リマーとH−OXZの反応物の重量比がおおよそ1:3
であることを確認した。 〈A,B,C成分の混合〉ウレタンプレポリマーUP−
1 1172重量部にOXZ−2 305重量部を加
え、均一に混合してOXZP−2を得た。
して50℃雰囲気中に30日間放置し、外観を評価した
結果、樹脂の相分離がないことを確認した。
イド鎖の含有量10%のポリエチレンプロピレンエーテ
ルトリオール1866重量部、平均分子量700、エチ
レンオキサイド鎖を含有しないポリプロピレンエーテル
ジオール70重量部2、4ートリレンジイソシアネート
104.4重量部及びヘキサメチレンジイソシアネート
84重量部を加え、すなわちNCO/OHの当量比2.
2にて窒素気流下で80℃にて36時間フラスコ中で攪
拌しながら反応させNCO%が2.38%のウレタンプ
レポリマー(UP−4)を得た。
エチレンオキサイド鎖の含有量5%のポリエチレンプロ
ピレンエーテルジオール1500重量部、2、4ートリ
レンジイソシアネート1740重量部、すなわちNCO
/OHの当量比20.0にて窒素気流下で80℃にて5
時間フラスコ中で攪拌しながら反応させNCO%が2
4.7%、遊離トリレンジイソシアネート49.0重量
%を含有するウレタンプレポリマー(UP−5)を得
た。
量部にH−OXZ151.4重量部を加え、すなわちN
CO/OHの当量比1.05にて窒素気流下で80℃に
て20時間フラスコ中で攪拌しながら反応させ、化合物
(OXZ−3)を得た。GPCチャートよりトリレンジ
イソシアネートとH−OXZの反応物:ウレタンプレポ
リマーとH−OXZの反応物の重量比がおおよそ7:3
であることを確認した。
リマーUP−4 1769重量部にOXZ−3 16
4.5重量部を加え、均一に混合してOXZP−3を得
た。
封して50℃雰囲気中に30日間放置し、外観を評価し
た結果、樹脂の相分離がないことを確認した。
イド鎖を含有しないポリプロピレンエーテルジオール3
00重量部、平均分子量3000、エチレンオキサイド
鎖を含有しないポリプロピレンエーテルトリオール30
0重量部に2,4ートリレンジイソシアネート95重量
部、すなわちNCO/OHの当量比2.18にて窒素気
流下で80℃にて12時間フラスコ中で攪拌しながら反
応させNCO%が3.59%のウレタンプレポリマー
(UP−6)を得た。
リマーUP−6 1172重量部にOXZ−1 211
重量部を加え、均一に混合してOXZP−4を得た。
封して50℃雰囲気中に30日間放置し、外観を評価し
た結果、樹脂の相分離があることを確認した。
イド鎖20重量%を含有するポリエチレンプロピレンエ
ーテルジオール300重量部、平均分子量3000、エ
チレンオキサイド鎖20重量%を含有するポリエチレン
プロピレンエーテルトリオール300重量部に2、4−
トリレンジイソシアネート95重量部、すなわちNCO
/OHの当量比2.18にて窒素気流下で80℃にて1
2時間フラスコ中で攪拌しながら反応させNCO%が
3.57%のウレタンプレポリマー(UP−7)を得
た。
リマーUP−7 1179重量部にOXZ−1 211
重量部を加え、均一に混合してOXZP−5を得た。
して50℃雰囲気中に30日間放置し、外観を評価した
結果、樹脂の相分離がないことを確認した。
サイド鎖の含有量5%のポリエチレンプロピレンエーテ
ルジオール300重量部、平均分子量3000 エチレ
ンオキサイド鎖を含有しないポリプロピレンエーテルト
リオール300重量部に2,4−トリレンジイソシアネ
ート78.3重量部、すなわちNCO/OHの当量比
1.8にて窒素気流下で80℃にて24時間フラスコ中
で攪拌しながら反応させNCO%が2.48%、遊離ト
リレンジイソシアネート0.7重量%を含有するウレタ
ンプレポリマー(UP−8)を得た。
ー(UP−8) 1698重量部にH−OXZ 15
1.6重量部を加え、すなわちNCO/OHの当量比
1.05にて窒素気流下で80℃にて20時間フラスコ
中で攪拌しながら反応させ、化合物(OXZ−6)を得
た。GPCチャートよりトリレンジイソシアネートとH
−OXZの反応物(A):ウレタンプレポリマーとH−
OXZの反応物(B)の重量比がおおよそ1:50であ
ることを確認した。
リマーUP−8 1698重量部にOXZ−6 929
重量部を加え、均一に混合してOXZP−6を得た。
して50℃雰囲気中に30日間放置し、外観を評価した
結果、樹脂の相分離がないことを確認した。
ンプレポリマー(UP−8) 1698重量部にH−O
XZ 53.1重量部を加え、すなわちNCO/OHの
当量比3.00にて窒素気流下で80℃にて20時間フ
ラスコ中で攪拌しながら反応させ、化合物(OXZP−
7)を得た。GPCチャートよりトリレンジイソシアネ
ートとH−OXZの反応物:ウレタンプレポリマーとH
−OXZの反応物の重量比がおおよそ1:40であるこ
とを確認した。
して50℃雰囲気中に30日間放置し、外観を評価した
結果、樹脂の相分離がないことを確認した。
サイド鎖の含有量5%のポリエチレンプロピレンエーテ
ルジオール150重量部、2,4−トリレンジイソシア
ネート522重量部、すなわちNCO/OHの当量比6
0.0にて窒素気流下で80℃にて5時間フラスコ中で
攪拌しながら反応させNCO%が40.0%、遊離トリ
レンジイソシアネート76.0重量%を含有するウレタ
ンプレポリマー(UP−9)を得た。
3重量部にH−OXZ151.4重量部を加え、すなわ
ちNCO/OHの当量比1.05にて窒素気流下で80
℃にて20時間フラスコ中で攪拌しながら反応させ、化
合物(OXZ−8)を得た。GPCチャートよりトリレ
ンジイソシアネートとH−OXZの反応物:ウレタンプ
レポリマーとH−OXZの反応物の重量比がおおよそ
7:1であることを確認した。
リマーUP−4 1769重量部にOXZ−8 132
重量部を加え、均一に混合してOXZP−8を得た。
封して50℃雰囲気中に30日間放置し、外観を評価し
た結果、樹脂の相分離があることを確認した。
に150℃で2時間乾燥し、水分を0.05%以下に調
整した炭酸カルシウム(日東粉化製NS−200)12
0℃で3時間乾燥し、水分を0.1%以下に調整した脂
肪酸処理炭酸カルシウム(白石カルシウム製ハクエンカ
CCR)、ウレタンプレポリマーとH−OXZの反応
物、トルエン、ジウンデシルフタレート(以下DUPと
略)、パラトルエンスルフォニルイソシアネート(以下
PTSIと略)、プロピオン酸及びイルガノックス24
5(チバガイギー製)をそれぞれ所定量加え均一に混合
した後、60トールの減圧下で脱泡して湿気硬化型ウレ
タンコンパウンドを得た。
−OXZの反応物(平均分子量486) 住友バイエル
ウレタン製
BH型回転粘度計で測定する。
ンプルを50℃雰囲気下に30日間保存した後、開封し
サンプル表面の樹脂の分離有無を目視で評価した。樹脂
の分離が認められないものを○、樹脂の分離が認められ
るものを×とした。
スレート板(30*30cm)上に厚さ2mmの割合で
試料を流し、70℃×50%の条件下で硬化させた後、
塗膜表面のフクレ、ピンホールの有無を観察した。フク
レ、ピンホールの無いものは○、フクレ、ピンホールが
有るものは×とした。
ルを0.5kg/m2の割合で塗布した後、磁器タイル
を張りつけ、室温で7日間養生した後、25℃水中に1
4日間浸漬しする。コンクリート舗道板を取り出し、磁
器タイルの上に建検式アッタッチメントをエポキシ樹脂
で接着させた後、建検式引張試験を行い、接着強度(kg/
cm2)を測定した。
型紙を貼ったガラス板(30*30cm)上に厚さ1.5
mmの割合で試料を流し、18℃×60%の条件下で放
置し、指で触り塗膜の動きが無くなるまでの時間を測定
した。
紙を貼り四方を枠で囲ったガラス板(30*30cm)上
に厚さ1.5mmの割合で試料を流し、25℃×50%の
条件下で10日間養生し硬化させた後、ダンベル3号型
試験片を打ち抜き、引張試験機を用い引張速度500mm
/minの条件で常態の引張強度(kg/cm2)、破断伸度(%)を
測定した。
法に準じて作製したダンベル3号型試験片を20℃水中
に7日間浸漬した後取り出し、室温で4時間放置後に常
態引張物性試験法に準じて引張強度(kg/cm2)、破断伸度
(%)を測定した。
により、高温高湿下でも炭酸ガスによる塗膜のフクレが
なく、適切な粘度と作業性を持ち、長期間保存しても樹
脂の分離の無い湿気硬化型ウレタン組成物及び本組成を
用いたコーティング材、シーリング材、接着剤を提供す
るものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)トリレンジイソシアネートとN−
2−ヒドロキシアルキルオキサゾリジンとの反応物及び
(B)数平均分子量2000より大きいウレタンプレポ
リマーとN−2−ヒドロキシアルキルオキサゾリジンと
の反応物及び(C)オキシアルキレン鎖中にオキシエチ
レン鎖を1〜9.9重量%含有するポリエーテルポリオ
ールとトリレンジイソシアネートとを反応して得られる
末端にイソシアネート基を2個以上有するウレタンプレ
ポリマーからなり、(A):(B)の重量比が4:1〜
1:10であることを特徴とする湿気硬化型ウレタン組
成物。 - 【請求項2】 (B)で用いるウレタンプレポリマー
が、ポリエーテルジオールとトリレンジイソシアネート
とからなり、有機イソシアネート末端のものであること
を特徴とする請求項1記載の湿気硬化型ウレタン組成
物。 - 【請求項3】 (B)で用いるウレタンプレポリマーの
数平均分子量が、2000より大きく10000以下の
ものであることを特徴とする請求項1記載の湿気硬化型
ウレタン組成物。 - 【請求項4】 請求項1の組成物を含んでなることを特
徴とするコーテイング材、シーリング材、接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP04250296A JP3593781B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 湿気硬化型ウレタン組成物及びコーティング材、シーリング材、接着剤 |
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JP04250296A JP3593781B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 湿気硬化型ウレタン組成物及びコーティング材、シーリング材、接着剤 |
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JPH09235462A true JPH09235462A (ja) | 1997-09-09 |
JP3593781B2 JP3593781B2 (ja) | 2004-11-24 |
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ID=12637851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04250296A Expired - Lifetime JP3593781B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 湿気硬化型ウレタン組成物及びコーティング材、シーリング材、接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3593781B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002026852A1 (de) * | 2000-09-28 | 2002-04-04 | Basf Coatings Ag | Thermisch und mit aktinischer strahlung härtbare mehrkomponentenbeschichtungsstoffe, -klebstoffe und -dichtungsmassen und ihre verwendung |
JP2011068806A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Auto Kagaku Kogyo Kk | 硬化性組成物 |
JP2021181538A (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | 株式会社イノアック技術研究所 | 低膨潤親水性ウレタンフォーム |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP04250296A patent/JP3593781B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002026852A1 (de) * | 2000-09-28 | 2002-04-04 | Basf Coatings Ag | Thermisch und mit aktinischer strahlung härtbare mehrkomponentenbeschichtungsstoffe, -klebstoffe und -dichtungsmassen und ihre verwendung |
JP2011068806A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Auto Kagaku Kogyo Kk | 硬化性組成物 |
JP2021181538A (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | 株式会社イノアック技術研究所 | 低膨潤親水性ウレタンフォーム |
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JP3593781B2 (ja) | 2004-11-24 |
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