JPH09230664A - 画像形成方法及びその装置 - Google Patents

画像形成方法及びその装置

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JPH09230664A
JPH09230664A JP8065405A JP6540596A JPH09230664A JP H09230664 A JPH09230664 A JP H09230664A JP 8065405 A JP8065405 A JP 8065405A JP 6540596 A JP6540596 A JP 6540596A JP H09230664 A JPH09230664 A JP H09230664A
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image carrier
image
belt
toner
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JP8065405A
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Takashi Fuchiwaki
隆 渕脇
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、各色トナー像の位置ズレに伴
う色ズレや像担持体の帯電ムラ等による色ムラを有効に
抑え、しかも、最上層トナーの中抜け等による画質劣化
を有効に回避する。 【解決手段】 像担持体1に圧接配置されて回転移動す
る中間転写体2を備えた画像形成装置を用い、像担持体
1を一定の周速vpで回転移動させ、像担持体1上に各
色成分のトナー像を順次形成するトナー像形成工程A
と、像担持体1と異なる一定の周速vmで且つ中間転写
体2の1回転時間tmが像担持体1の1回転時間tpのn
(n:整数又は1/整数)倍となる条件下にて中間転写
体2を回転移動させ、像担持体1上に担持された各色成
分のトナー像を中間転写体2へ転写させるトナー像中間
転写工程Bと、中間転写体2に転写された各色トナー像
を記録媒体6に一括転写するトナー像最終転写工程Cと
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真複写機
等の画像形成装置に係り、特に、中間転写体を使用する
タイプの画像形成装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機等の画像形成装置におい
ては、感光ドラム等の像担持体上に形成されたトナー像
を転写用紙等の転写材に転写する方法として、転写材を
像担持体上のトナー像に重ねて搬送すると同時に、転写
材の背面側から帯電を施してトナー像を転写材上に静電
的に吸着させる方法が一般的である。特に、上記転写材
を像担持体と同期して回転駆動される転写ドラム上に一
旦支持し、この転写ドラム上に支持された転写材上にト
ナー像を転写させる転写方法は、転写材上にトナー像を
直接多重転写することが可能であるという理由により、
主としてカラー画像形成装置において使用されている。
しかしながら、このような転写ドラムを使用したカラー
画像形成装置では、厚くこしの強い転写材を転写ドラム
上に保持するのが困難で、限られた転写材しか使用でき
ないという難点を有している。
【0003】このような転写ドラム方式に代わる方式の
カラー画像形成装置としては、例えば特開昭62−20
6567号公報等に示されるように、感光ドラム等の像
担持体上のトナー像を一旦転写材以外の中間転写体上に
一次転写した後、改めて中間転写体に転写されたトナー
像を転写材上へ二次転写してカラー画像を得るようにし
たものが既に知られている。このような中間転写方式に
よる多重転写を行なうカラー画像形成装置においては、
転写用紙等の転写材の保持状態、転写材の厚さやこし、
転写材の表面性等多くの要因による多重転写不良やカラ
ーレジストレーションのズレの発生を抑えることができ
るという効果を有することが知られている。更に、中間
転写体を用いたカラー画像形成装置では、白黒、単色の
複写機に使用される転写材と同様に厚紙を含む多様な転
写材にカラー像を得ることができ、また、転写ドラム上
に転写材を保持しなくてよいことより、紙送り機構が簡
易になり、紙づまりのトラブルが低減できるという利点
がある。
【0004】また、このようなカラー画像形成装置にお
いては、回転駆動部材の偏心による感光ドラム等の像担
持体や中間転写体の周速変化が問題となり、それによる
色ずれ、色相のずれが得られるカラー画質に大きな影響
を与える。このように感光ドラム等の像担持体と中間転
写体とを備えた複写機、レーザプリンタ等の画像形成装
置においては、中間転写体上での各色のトナー像の位置
合わせが高精細カラー画像を得る上で重要な課題とな
る。このため、例えば特開昭62−1956号公報に記
載されたように、感光ドラム等の像担持体及び中間転写
体が駆動される各駆動手段を共通の基本クロック信号に
同期させて制御すると共に、前記基本クロック信号を使
用して前記各色の露光、転写のタイミングを制御する手
法が既に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置では、電気的に制御を行ってい
るので、エンコーダ等の速度検出のためのセンサ、セン
サから検出された検出信号の処理回路、クロック供給回
路、基準信号発生回路、それらを制御するCPU等多数
の制御要素が必要になり、構成が複雑化してコストが嵩
んでしまうという事態を生ずる。
【0006】このような事態を回避するための従来の技
術としては、例えば特開平6−167842号公報に示
されるように、中間転写ベルトの周長を中間転写ベルト
が駆動される駆動ロールの周長の整数倍とし、かつ、中
間転写ベルトが駆動される駆動ロールの周長を感光ベル
トが駆動される駆動ロールの周長の整数倍にした構成が
開示されている。しかしながら、上記構成では、駆動ロ
ールの偏心成分による中間転写ベルトの速度変化のピッ
チと感光ベルトの速度変化のピッチとは同期できるが、
中間転写ベルトと感光ベルトとの周長に対しては何の規
定もされていないので、毎色ごとに感光ベルトへの像の
書き出し位置が中間転写ベルトの位置に対して相対的に
は変わることになってしまい、たとえ、中間転写体と感
光ベルトとの速度差を防げたとしても、感光ベルトの電
位ムラや塗りムラ等による色ムラを防ぐことができず、
しかも、感光ベルトの所定部位が平均速度に対して速度
変化すると、その速度変化部位に対応する中間転写ベル
ト位置がまちまちになり、回転ムラ、速度ムラによる各
色成分トナー像の位置ズレ(色ズレ)が生じてしまい、
高品位のカラー画像を得ることはできない。
【0007】また、従来の他の技術では、例えば特開平
6−258897号公報に示されるように、感光ベルト
に接触して従動回動するように中間転写ドラムを支持
し、中間転写ドラムの1回動周期が所定の周期となるよ
うに感光ベルト駆動モータの回転速度を制御装置により
制御し、また、感光ベルト駆動モータの速度制御データ
の調整を静電潜像形成タイミング外に行い、このように
することにより、感光ベルトと中間転写ドラムとの間に
速度差を発生させることなく、複数のトナー像を中間転
写ドラム表面に正確に重合させて転写できるというもの
が開示されている。しかしながら、このタイプにおいて
は、中間転写体上に多重転写されるカラートナー像の最
上層のトナーが中抜けし易いという新たな技術的課題が
見られた。これは、感光ベルト及び中間転写ドラムの周
速を同速に制御して各トナー像の重ね合わせを行なって
いる分、感光ベルト、トナー間付着力、トナー間凝集力
が転写電界による力より大きくなっていることに起因す
るものと思われる。また、トナー層への静電的、物理的
圧力以外にその他の外力として速度差による剪断力が寄
与して最上層のトナーが中抜けし難くなるということを
本発明者は実験では確認できている。
【0008】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ためになされたものであって、簡単な構成で、各色トナ
ー像の位置ズレに伴う色ズレや像担持体の帯電ムラ等に
よる色ムラを有効に抑え、しかも、最上層トナーの中抜
け等による画質劣化を有効に回避し、もって、カラー画
像品質の良好な画像形成装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
図1に示すように、回転移動する像担持体1と、この像
担持体1に圧接配置されて回転移動する中間転写体2と
を備えた画像形成装置を用い、像担持体1を一定の周速
vpで回転移動させ、像担持体1上に各色成分のトナー
像を順次形成するトナー像形成工程Aと、像担持体1と
異なる一定の周速vmで且つ中間転写体2の1回転時間
tmが像担持体1の1回転時間tpのn(n:整数又は1
/整数)倍となる条件下にて中間転写体2を回転移動さ
せ、像担持体1上に担持された各色成分のトナー像を中
間転写体2へ転写させるトナー像中間転写工程Bと、中
間転写体2に転写された各色トナー像を記録媒体6に一
括転写するトナー像最終転写工程Cとを備えたことを特
徴とするものである。
【0010】このような方法発明を具現化する装置発明
は、図2に示すように、回転移動する像担持体1と、こ
の像担持体1に圧接配置されて回転移動する中間転写体
2と、前記像担持体1上に所定の作像プロセスにて各色
成分のトナー像を順次形成する多色トナー像形成手段3
と、像担持体1上に担持される各色トナー像を中間転写
体2に順次転移させる一次転写手段4と、中間転写体2
上に多重転写された各トナー像を記録媒体6に一括転写
させる二次転写手段5とを備えた画像形成装置におい
て、像担持体1が一定の周速vpで回転駆動される像担
持体駆動手段8と、中間転写体2が像担持体1の速度と
異なる一定の周速vmで回転駆動される中間転写体駆動
手段9とを備え、中間転写体2の1回転時間tmが像担
持体1の1回転時間tpのn(n:整数又は1/整数)
倍となる関係を満たすことを特徴とするものである。
【0011】このような方法及び装置において、像担持
体1の周速vpと中間転写体2の周速vmとは異なるもの
であればよく、一義的に一方を他方よりも速く設定すれ
ばよいものではないし、また、速度差についても一義的
に決まらない。すなわち、両者の周速vp,vmの設定に
ついては、像担持体1と中間転写体2との圧接条件(圧
接力や表面接触状態(表面粗さ,摩擦抵抗)など)や一
次転写条件などを考慮し、最上層トナー像の中抜けが生
じないよう適宜選定されるべきものである。
【0012】また、像担持体1及び中間転写体2の少な
くともいずれか一方が、複数本のロール7群に掛け渡さ
れ且つ複数本のロール7群の少なくとも1本を駆動伝達
ロール7aとして循環移動可能に支持されたベルト状回
動体BTである態様にあっては、当該ベルト状回動体B
Tの周長Lbが当該駆動伝達ロール7aの周長Lbrのm
(m:整数)倍であることが好ましい。このとき、駆動
伝達ロール7a交換時において、駆動伝達ロール7aの
周長が変化する場合には、これに対応してベルト状回動
体BTの周長Lbを調整することが必要である。
【0013】ここで、本発明において、像担持体1及び
中間転写体2の一方がドラム状回動体DMであり、前記
他方が複数本のロール7群に掛け渡され且つ複数本のロ
ール7群の少なくとも1本を駆動伝達ロール7aとして
循環移動可能に支持されたベルト状回動体BTである画
像形成装置においては、図3に示すように、像担持体1
が一定の周速vpで回転駆動される像担持体駆動手段8
と、中間転写体2が像担持体1の速度と異なる一定の周
速vmで回転駆動される中間転写体駆動手段9とを備
え、ベルト状回動体BTの周長を以下の関係式を満たす
ように設定するようにすればよい。 Lb=m・Lbr(m:整数) Lb/vb=n・Ld/vd(n:整数又は1/整数) 但し、Lb:ベルト状回動体BTの周長 Lbr:駆動伝達ロール7aの周長 Ld:ドラム状回動体DMの周長 vb:ベルト状回動体BTの周速(vp又はvm) vd:ドラム状回動体DMの周速(vm又はvp)
【0014】また、像担持体1及び中間転写体2の両方
が複数本のロール7群に掛け渡され且つ複数本のロール
7群の少なくとも1本を駆動伝達ロール7aとして循環
移動可能に支持されたベルト状回動体BTである画像形
成装置においては、図4に示すように、像担持体1が一
定の周速vpで回転駆動される像担持体駆動手段8と、
中間転写体2が像担持体1の速度と異なる一定の周速v
mで回転駆動される中間転写体駆動手段9とを備え、像
担持体1及び中間転写体2の各ベルト状回動体BTの周
長を以下の関係式を満たすように設定すればよい。 Lb1=m1・Lbr1(m1:整数) Lb2=m2・Lbr2(m2:整数) Lb1/vb1=n・Lb2/vb2(n:整数又は1/整数) 但し、Lb1:像担持体1のベルト状回動体BTの周長 Lbr1:像担持体1の駆動伝達ロール7aの周長 Lb2:中間転写体2のベルト状回動体BTの周長 Lbr2:中間転写体2の駆動伝達ロール7aの周長 vb1:像担持体1のベルト状回動体BTの周速(=v
p) vb2:中間転写体2のベルト状回動体BTの周速(=v
m)
【0015】更に、本発明に係る装置において、ベルト
状回動体BTの駆動をより安定的に行なうという観点か
らすれば、ベルト状回動体BTの駆動伝達ロール7aに
ついて、他のロール7に比べてベルト状回動体BTに対
する接触面積を広く設定するようにしたり、あるいは、
ベルト状回動体BTの駆動伝達ロール7aについて、ベ
ルト状回動体BTに対する負荷変動の大きい箇所(例え
ばリトラクト自在なクリーナ配設箇所等)に対応して配
設するようにすればよい。更に、像担持体駆動手段8及
び中間転写体駆動手段9の駆動源については、夫々独自
の駆動源を具備するようにしてもよいし、あるいは、同
一の駆動源を共用するようにしてもよい。更にまた、本
発明に係る中間転写体駆動手段9については、一定周速
で回転移動させるものであればよいが、例えば定着性を
高めるために、像担持体1から中間転写体2への最終色
トナー像の一次転写工程が終了した後に、中間転写体2
の周速を変更するようにしてもよい。
【0016】また、本発明において、主として、最上層
トナーの中抜け等による画質劣化という技術的課題を有
効に回避するには、回転移動する像担持体1と、この像
担持体1に圧接配置されて回転移動する中間転写体2と
を備えた画像形成装置を用い、像担持体1を一定の周速
vpで回転移動させ、像担持体1上に各色成分のトナー
像を順次形成するトナー像形成工程Aと、像担持体1と
異なる一定の周速vmで中間転写体2を回転移動させ、
像担持体1上に担持された各色成分のトナー像を中間転
写体2へ転写させるトナー像中間転写工程Bと、中間転
写体2に転写された各色トナー像を記録媒体6に一括転
写するトナー像最終転写工程Cとを備えるようにすれば
よい。
【0017】次に、上述したような技術的手段の作用に
ついて説明する。例えば図2に示す画像形成装置を例に
挙げると、先ず、トナー像形成工程Aが行なわれ、像担
持体駆動手段8は像担持体1を一定の周速vpで回転移
動させ、トナー像形成手段3は像担持体1上に各色成分
のトナー像を順次形成する。次いで、トナー像中間転写
工程Bが行なわれ、中間転写体駆動手段9が像担持体1
と異なる一定の周速vmで中間転写体2を回転移動さ
せ、一次転写手段4が像担持体1上の各色成分トナー像
を中間転写体2へ順次転写させる。このとき、中間転写
体2と像担持体1との周速が相違しているから、トナー
層への静電的、物理的圧力以外にその他の外力として速
度差による剪断力が寄与して感光ベルト、トナー間付着
力、トナー間凝集力に影響を与える。このため、一次転
写時において、トナーのパイルハイトが高いことに起因
して、最上層のトナー像が中抜けするという現象は見ら
れない。更に、トナー像中間転写工程Bでは、中間転写
体2の1回転時間tmが像担持体1の1回転時間tpのn
(n:整数又は1/整数)倍となる条件に設定されてい
るため、像担持体1の所定の位置は常に中間転写体2の
所定の位置に対応して配置されることになり、たとえ、
像担持体1の所定部位が平均速度に対して速度変化する
としても、当該速度変化部位に対応する中間転写体2の
位置は常に一定であり、回転ムラ、速度ムラによる各色
成分トナー像の位置ズレ(色ズレ)は起こらない。しか
る後、トナー像最終転写工程Cが行なわれ、二次転写手
段5が中間転写体2に転写された各色トナー像を記録媒
体6に一括転写する。
【0018】ここで、像担持体1及び中間転写体2の少
なくともいずれかが 複数本のロール7群に掛け渡され
且つ複数本のロール7群の少なくとも1本を駆動伝達ロ
ール7aとして循環移動可能に支持されたベルト状回動
体BTである態様にあっては、ベルト状回動体BTの周
長Lbが当該駆動伝達ロール7aの周長Lbrのm(m:
整数)倍であるから、駆動伝達ロール7aの偏心誤差は
ベルト状回動体BTの決まった位置に定期的に現れる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図5は本発明に係るカラー電子写真複写機の実施の形態
1を示す概略図である。同図において、符号21は矢印
A方向に回転する負極性の感光ドラム(OPC−I
R)、22は感光ドラム21を予め帯電する一様帯電
器、23は帯電された感光ドラム21上に静電潜像を書
き込むレーザ露光器、24(24a〜24d)は前記感
光ドラム21に対向する現像位置に離接自在な現像器
(24aはブラック用現像器、24bはイエロ用現像
器、24cはマゼンタ用現像器、24dはシアン用現像
器)である。
【0020】また、符号25は感光ドラム21表面に当
接するように配設され、且つ、複数、例えば4個のロー
ル(29〜32)に張架されて矢印B方向へ回動する中
間転写べルト、符号26は感光ドラム21上の各色トナ
ー像Tを中間転写べルト25に一次転写させるためのコ
ロナ放電器、導電又は半導電性ロール、導電又は半導電
性ブラシ等の一次転写装置、27は感光ドラム21上の
残留トナーを除去するドラムクリーナ、28は最終的に
感光ドラム21上の電位を光照射により略0にするイレ
ーズランプである。
【0021】更にまた、符号33は中間転写ベルト25
上のトナー像を転写紙35に二次転写する二次転写装置
であり、図5に示すように、中間転写ベルト25の画像
形成面側に接離自在に設けられ、二次転写時に中間転写
ベルト25に接触して回転する転写ロールからなり、中
間転写べルト25の裏面側に配設されたロール31を転
写ロール33の対向電極としての導電性ロールとし、二
次転写時に前記転写ロール33にトナーの帯電極性と逆
極性の電圧を印加するようになっている。特に、本実施
の形態においては、前記転写ロール33は、カラー画像
が形成される場合には、最終色のトナー像が中間転写ベ
ルト25に一次転写する迄中間転写ベルトから離間し、
最終色のトナー像が一次転写された後で中間転写ベルト
25上のトナー像の先端部が二次転写部位に到達するま
での任意の時点で中間転写ベルト25に接触するように
なっている。
【0022】また、符号34は所定サイズの転写紙35
を供給する転写紙供給トレイ、36は転写紙35を所定
のタイミングで二次転写部位に搬出するフィードロー
ル、37はフィードロール36により搬出された転写紙
35を二次転写部位へ搬送案内する搬送ガイドロール、
39は二次転写時に中間転写ベルト25に付着した転写
紙35を剥離する剥離爪、40は中間転写べルト25上
に残留する残留トナーを剥離、除去するためのべルトク
リーナ、41は二次転写された転写紙35を定着部位ま
で搬送する搬送ベルト、42は未定着トナー像が担持さ
れた転写紙35の未定着トナー像を定着する定着器であ
る。
【0023】本実施の形態において、前記剥離爪39及
びベルトクリーナ40は中間転写ベルト25と接離自在
に配設されており、カラー画像が形成される場合には最
終色のトナー像が中間転写ベルト25に一次転写される
迄、これら部材は中間転写ベルト25から離間してい
る。
【0024】また、本実施の形態において、前記中間転
写ベルト25は例えば長尺状のベルト部材の両端部がシ
ーム部(継ぎ目部)として接合されたもので、アクリ
ル、塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネイト、ポ
リイミド等の樹脂又は各種ゴムにカーボンブラック等の
帯電防止剤を適当量含有させ、例えば厚さ0.1mmに
形成されており、その体積抵抗率は106〜1014Ω・
cmに調整されている。尚、中間転写ベルト25として
はシーム部のない態様のものもあることは勿論である。
ここで、中間転写ベルト25を掛け渡すロール29〜3
2について説明する。符号29は駆動伝達ロールであ
り、中間転写ベルト25を鋭角に掛け渡したもので、中
間転写ベルト25との接触面積を広く確保するようにし
たものである。また、駆動伝達ロール29はアルミニウ
ムの押出し材にポリウレタンを塗布したものである。ま
た、符号30〜32はいずれも従動ロールであり、特
に、31は転写ロール33のバックアップロールを兼用
している。
【0025】本実施の形態において、バックアップロー
ル31は、接地されている導電性ロールの表面を半導電
性の薄層フィルムで被覆している。一般的に前記導電性
ロールとしては導電性カーボンを分散させたゴムロール
または金属ロールが用いられるが、本実施の形態におい
ては、金属ロールにゴムロールの発泡させたものを巻い
たロールを用いることとし、その硬度は例えばアスカC
で62度のものを使用することとした。一方、前記薄層
フィルムとしては、通常、PVdF、ポリエステルフィ
ルム、PFA、アクリルにカーボンブラック等を適当量
分散させて抵抗を制御したもの等、体積抵抗率は108
Ω・cm以上の材料であれば適宜選定して差し支えない
が、薄層フィルムはその厚さが薄いほど導電性ロールが
転写ロール33に近接し、転写ロール33に印加する電
圧が低くても十分な転写電界が得られる反面、ピンホー
ルの発生や製造の不安定性が増大する点、及び、薄層フ
ィルムは誘電率が高くなるほど薄層化と同等の効果が得
られる点を比較考慮して、本実施の形態においては、厚
さ10μm〜100μmのPVdFであって誘電率8の
ものを用いることとした。尚、本実施の形態では薄層フ
ィルムの材料として体積抵抗率を108Ω・cm以上の
ものに設定した理由は以下のとおりである。すなわち、
この種の装置では人体が触れた場合の安全性確保及び紙
詰まりによる発火等の事故を防止し、又は、中間転写べ
ルトに生じた傷や孔等に電流が集中により中間転写べル
トの損傷、発火等の事故を防止する目的から、電源の電
流容量は数mA以下に制限されているが、もし、転写ロ
ール33が中間転写べルト25に直接接触する等して過
電流が流れると、過電流の継続的な通電を防止すべく電
源の電流リミッタの働きで電源電圧が降下するようにな
っているため、このような電圧の降下が転写不良、中間
転写べルトの損傷等の事態を招いてしまう。そこで、転
写紙35が無い場合における過電流の大きさを単位長さ
当たり100μA以下に抑えれば、電流リミッタが働い
て電源電圧が急激に降下する事態を防止することができ
ること、及び、本実施の形態の転写電圧が約1000V
であることから、バックアップロール31と中間転写べ
ルト25との接触位置から導電性ロールの接地位置まで
の体積抵抗を単位長さ(1cm)当たり107Ω以上と
する必要がある。このため、本実施の形態においては、
安全を考慮して体積抵抗率を108Ω・cm以上に設定
することとした。従って、このようなバックアップロー
ル31を用いることにより、転写紙35のサイズが小さ
い場合、転写紙35に対応する部分以外の領域において
転写ロール33とバックアップロール31とが中間転写
べルト25を介して接触しても、バックアップロール3
1は体積抵抗率108Ω・cm以上を有する薄層フィル
ムにて被覆されているため、過電流が発生することがな
いことから、過電流によって中間転写べルト25が損傷
する事態を防止することができる。
【0026】更に、本実施の形態では、図5及び図6に
示すように、中間転写ベルト25の幅方向一側には中間
転写ベルト25表面と反射率の異なるマーク51が形成
されており、マーク検知センサ50は反射型光学センサ
であり、前記マーク51からの反射光にてマーク51位
置を検知するようになっている。尚、中間転写ベルト2
5上のマーク51としては穴を開けたものでもよく、こ
の場合には、マーク検知センサ50としては透過型光学
センサを用いるようにすればよい。そして、マーク検知
センサ50の出力は、特に図6に示すように、作像プロ
セス制御装置61に取り込まれており、この作像プロセ
ス制御装置61は、検知されたマーク51位置に対応し
て各色の画像形成タイミングを決定し、感光ドラム駆動
系62及び中間転写ベルト駆動系63に所定の駆動制御
信号を送出すると共に、各プロセスデバイスに対して所
定の動作制御信号を送出するようになっている。
【0027】本実施の形態において、感光ドラム駆動系
62は、図7(a)(b)に示すように、感光ドラム2
1の駆動軸211に駆動ギア621(Z(歯数)=12
8)を連結し、フレーム620にドラムモータ622を
取付け、このドラム駆動モータ622のシャフトに形成
されたモータギア623(Z=9)に二段アイドラギア
624(Z=108/32)を介して前記駆動ギア62
1に噛合させるようにしたものである。尚、符号625
は逆転防止クラッチ用ギア(Z=54)である。一方、
中間転写ベルト駆動系63は、図8(a)(b)に示す
ように、中間転写ベルト25の駆動伝達ロール29に駆
動ギア631(Z(歯数)=96)を連結し、フレーム
630にベルト駆動モータ632を取付け、このベルト
駆動モータ632のシャフトに形成されたモータギア6
33(Z=8)にアイドラギア634(Z=48)を介
して前記駆動ギア631に噛合させるようにしたもので
ある。
【0028】また、本実施の形態において、厚さ0.1
mmの中間転写ベルト25は、直径20.937mmの
駆動伝達ロール29で駆動され、ベルト速度v2(v2=
159.52mm/s)で駆動されている。そして、中
間転写ベルト25の周長L2は526.2mmで、駆動
伝達ロール29が8回転すると中間転写ベルト25が1
回転するようになっている。また、感光ドラム21の直
径は168mm(周長L1:527.52mm)で、中
間転写ベルト25が1回転すると感光ドラム21も1回
転するようになっている。本実施の形態では、感光ドラ
ム21の表面速度v1は160.00mm/sで駆動さ
れている。つまり中間転写ベルト25は感光ドラム21
より0.3%遅い速度で駆動されていることになる。
【0029】次に、このようなカラー画像形成装置の作
像プロセスを詳細に説明する。感光ドラム21の矢線A
方向への回転に伴い、その表面には周知の電子写真プロ
セスによって画情報に応じた静電潜像が形成される。す
なわち、感光ドラム21は帯電器22によって所定の暗
電位まで帯電された後、レーザ露光器23から発せられ
た光ビームによって画像信号に応じた露光がなされる。
そして、感光ドラム21に形成された静電潜像はいずれ
か一つの現像器24a〜24dのいずれかで現像されて
トナー像Tが形成される。従って、感光ドラム21に書
き込まれた静電潜像がイエロの画情報に対応したもので
あれば、この静電潜像はイエロ(Y)のトナーを内包す
る現像器24bで現像され、感光ドラム21上にはイエ
ロのトナー像が形成される。
【0030】そして、感光ドラム21に形成されたトナ
ー像Tは、感光ドラム21と中間転写ベルト25とが接
する一次転写位置で、中間転写ベルト25の裏面側に配
設された一次転写装置26にトナーの帯電極性と逆極性
の直流電圧を印加することにより、感光ドラム21から
中間転写ベルト25の表面に静電吸引転写される。一
方、一次転写後の感光ドラム21上の残留トナーはドラ
ムクリーナ27によって除去される。その後、イレーズ
ランプ28の光照射によって感光ドラム21の表面電位
は±0Vとなり、次の帯電工程に備える。
【0031】単色画像を形成する場合には中間転写ベル
ト25に一次転写されたトナー像Tを直ちに転写紙35
に二次転写するのであるが、複数色のトナー像を重ね合
わせたカラー画像を形成する場合には、感光ドラム21
上でのトナー像の形成並びにこのトナー像の一次転写の
工程が色数分だけ繰り返される。例えば4色のトナー像
を重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合には、感
光ドラム21上にはその一回転毎にブラック、イエロ、
マゼンタ及びシアンのトナー像Tが形成され、これらト
ナー像Tは順次中間転写ベルト25に一次転写される。
一方、中間転写ベルト25は最初に一次転写されたブラ
ックのトナー像Tを保持したまま感光ドラム21と同一
周期で回動し、中間転写ベルト25上にはその一回転毎
にイエロ、マゼンタ及びシアンのトナー像Tがブラック
のトナー像Tに重ねて転写される。
【0032】このような一次転写工程においては、図6
に示すように、感光ドラム21の周速v1は160.0
0mm/sであり、一方、中間転写ベルト25の周速v
2は159.52mm/sであるから、各色成分トナー
像は僅かずつ変位した状態で多重転写されることにな
り、最上層のトナー像が中抜けするという現象は見られ
なかった。
【0033】また、中間転写ベルト25の周長L2は駆
動伝達ロール29の周長L2rの整数倍(本実施の形態で
は8倍)であるため、駆動伝達ロール29の偏心誤差は
中間転写ベルト25表面の所定部位に定期的に現れるほ
か、中間転写ベルト25が1回転すると感光ドラム21
も1回転するようになっているため、たとえ感光ドラム
21の振れ等により感光ドラム21に直径の差が現れ、
この感光ドラム21の偏心誤差に起因して感光ドラム2
1の表面速度が変動したとしても、その感光ドラム21
の速度変動部位は中間転写ベルト25の所定部位に定期
的に現れる。従って、本実施の形態では、図9に示すよ
うに、中間転写ベルト25上の1色目の画像と2(N:
2,3,4)色目の画像との書き出し位置が完全に一致
し、その位置ズレが0になるほか、感光ドラム21の所
定部位が中間転写ベルト25の所定部位に対応する分、
各色成分毎に感光ドラム21の帯電ムラや塗布ムラがま
ちまちになることはない。それゆえ、本実施の形態にあ
っては、中間転写ベルト25上の各色トナー像は位置ズ
レに伴う色ズレや、感光ドラム21の帯電ムラ、塗布ム
ラに伴う色ムラを生じない極めて良好なものである。
【0034】これに対して、中間転写ベルト25の周長
L2を駆動伝達ロール29の周長L2rの整数倍にしない
態様(比較の形態)について検討してみるに、図10に
示すように、駆動伝達ロール29の偏心誤差が中間転写
ベルト25表面の所定部位に定期的に現れず、中間転写
ベルト25上の1色目の画像と2(N:2,3,4)色
目の画像との書き出し位置が一致しない。また、本比較
の形態において、更に、中間転写ベルト25が1回転す
るとき感光ドラム21が整数回転しない態様にすると、
たとえ感光ドラム21の振れ等により感光ドラム21に
直径の差が現れ、この感光ドラム21の偏心誤差に起因
して感光ドラム21の表面速度が変動すると、その感光
ドラム21の速度変動部位が中間転写ベルト25上の不
定期部位に現れ、ますます1色目の画像と2(N)色目
の画像との位置が重ならないほか、各色成分毎に感光ド
ラム21の帯電ムラや塗布ムラがまちまちになってしま
う。すなわち、図11に示すように、中間転写ベルト2
5上の1色目と2(N)色目とのトナー像を重ねた場合
の各色トナー像の位置誤差が例えばAで示すように生じ
てしまい、中間転写ベルト25上の各色トナー像には位
置ズレに伴う色ズレや、感光ドラム21の帯電ムラ、塗
布ムラに伴う色ムラが生じてしまう。
【0035】このようにして中間転写ベルト25に一次
転写されたトナー像Tは、中間転写ベルト25の回動に
伴って転写紙35の搬送経路に面した二次転写位置へと
搬送される。前記二次転写位置では二次転写装置である
転写ロール33が中間転写ベルト25に接しており、フ
ィードローラ36によって所定のタイミングでトレイ3
4から搬出された転写紙35は転写ロール33と中間転
写ベルト25との間に挟み込まれる。また、二次転写位
置における中間転写ベルト25の裏面側には前記転写ロ
ール33の対向電極をなす導電性ロール31が配設され
ており、前記転写ロール33にトナーの帯電極性と逆極
性の電圧を印加すると、中間転写ベルト25に担持され
たトナー像Tは前記二次転写位置において転写紙35に
静電吸引転写される。
【0036】そして、トナー像Tが転写された転写紙3
5は剥離爪39によって中間転写ベルト25から剥がさ
れ、定着器42に送り込まれてトナー像の定着処理がな
される。一方、トナー像の二次転写が終了した中間転写
ベルト25上の残留トナーはベルトクリーナ40によっ
て除去される。
【0037】更に、本実施の形態に対して各種の設計変
形を施してよいことは勿論である。例えば本実施の形態
では、中間転写ベルト25のロール29〜32のうちロ
ール29を駆動伝達ロールとして用いているが、ベルト
クリーナ40の配設位置に対応した箇所に対応したロー
ル32を駆動伝達ロールとして用いるようにすれば、ベ
ルトクリーナ40のリトラクト動作に伴う中間転写ベル
ト25に対する負荷変動が大きいとしても、この負荷変
動の影響を少なく抑えることが可能である。
【0038】また、本実施の形態では、ドラム駆動モー
タ622とベルト駆動モータ632とを別個に設けてい
るが、これらを兼用するようにしてもよい。
【0039】更に、本実施の形態では、作像プロセス制
御装置61は、中間転写ベルト25を一定の周速v2で
駆動するようにしているが、例えば、最終色のトナー像
が感光ドラム21から中間転写ベルト25に一次転写さ
れた後に低速モードに切換え、定着器42での転写紙3
5の通過速度を低速にし、カラートナー像の定着性を高
めるようにしてもよい。このとき、一次転写位置と二次
転写位置との関係において、最終色のトナー像の一次転
写が終了した時点で、中間転写ベルト25上のトナー像
の先端が二次転写位置を通過する場合(例えば画像サイ
ズが最大サイズなど)には、中間転写ベルト25を更に
1回空回転させた後、前記中間転写ベルト25上のトナ
ー像の先端が二次転写位置に到達する前に低速モードに
切換えるようにすればよい。
【0040】◎実施の形態2 図12は本発明が適用された感光ベルト及び中間転写ベ
ルトを用いたカラー画像形成装置の実施の形態2を示
す。尚、実施の形態1と同様な構成要素については実施
の形態1と同様な符号を付してここではその詳細な説明
を省略する。同図において、符号71は感光ベルトであ
り、例えば樹脂又は各種ゴム等の基層の上層に金属等の
導電又は半導電性の通電層を設け、その上層に感光層を
設けたものである。そして、この感光ベルト71は一対
のロール72,73間に掛け渡されており、本実施の形
態では、ロール72が駆動伝達ロールとして使用されて
いる。この感光ベルト71の周囲には、実施の形態1と
略同様に、帯電器22、レーザ露光器23、現像器24
a〜24d、静電転写ロールからなる一次転写装置7
4、感光ベルト71上の残留トナーを除去するベルトク
リーナ75、感光ベルト71上の残留電荷除去用のイレ
ーズランプ28が夫々配設されている。
【0041】また、本実施の形態では、中間転写ベルト
25の掛け渡し構造が実施の形態1と若相違する点を除
いて、中間転写ベルト25及び中間転写ベルト25の周
辺デバイスは実施の形態1と略同様である。ここで、中
間転写ベルト25の掛け渡し構造について簡単に述べる
と、本実施の形態では、中間転写ベルト25はロール7
4〜76に掛け渡されており、ロール74は前述したよ
うに静電転写ロールを兼用したベルト搬送用の従動ロー
ルであり、ロール75は二次転写装置である転写ロール
33のバックアップロールを兼用したベルト搬送従動ロ
ールであり、ベルトクリーナ40に対応した箇所に配設
されたロール76が駆動伝達ロールとして利用されてい
る。
【0042】更に、本実施の形態では、感光ベルト71
の周速v1及び中間転写ベルト25の周速v2は実施の形
態1と同様に設定されており、また、感光ベルト71が
1回転する間に中間転写ベルト25が1回転するように
なっている。そして、本実施の形態では、感光ドラム7
1の周長L1は、駆動伝達ロール72の周長の整数倍
(例えば8倍)に設定され、一方、中間転写ベルト71
の周長L2は、駆動伝達ロール76の周長の整数倍(例
えば8倍)に設定されている。尚、感光ドラム71、中
間転写ベルト25の夫々の駆動伝達ロール72,76に
対する整数比は必ずしも同じである必要はない。
【0043】次に、本実施の形態に係るカラー画像形成
装置の画像形成プロセスについて説明する。本実施の形
態に係る画像形成プロセスは実施の形態1と略同様であ
り、感光ベルト71には帯電、露光、現像、一次転写が
なされ、一次転写後の感光ベルト71に残留したトナー
はベルトクリーナ75で除去される。そして、一次転写
後以降の工程は実施の形態1と同様である。
【0044】このような画像形成プロセスにおいて、感
光ベルト71の周速v1は160.00mm/sであ
り、一方、中間転写ベルト25の周速v2は159.5
2mm/sであるから、各色成分トナー像は僅かずつ変
位した状態で多重転写されることになり、最上層のトナ
ー像が中抜けするという現象は見られなかった。また、
感光ベルト71の周長L1及び中間転写ベルト25の周
長L2は、夫々の駆動伝達ロール72,76の周長の整
数倍であるため、駆動伝達ロール72,76の偏心誤差
は感光ベルト71,中間転写ベルト25表面の所定部位
に定期的に現れるほか、中間転写ベルト25が1回転す
ると感光ベルト71も1回転するようになっているた
め、たとえ感光ベルト71の振れ等により感光ベルト7
1の表面速度が変動したとしても、その感光ベルト71
の速度変動部位は中間転写ベルト25の所定部位に定期
的に現れる。従って、本実施の形態においても、図9に
示すように、中間転写ベルト25上の1色目の画像と2
(N:2,3,4)色目の画像との書き出し位置が完全
に一致し、その位置ズレが0になるほか、感光ベルト7
1の所定部位が中間転写ベルト25の所定部位に対応す
る分、各色成分毎に感光ベルト71の帯電ムラや塗布ム
ラがまちまちになることはない。それゆえ、本実施の形
態にあっても、中間転写ベルト25上の各色トナー像は
位置ズレに伴う色ズレや、感光ドラム21の帯電ムラ、
塗布ムラに伴う色ムラを生じない極めて良好なものであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、像担持体に圧接配置される中間転写体を備えた画像
形成装置において、像担持体及び中間転写体の周速を相
違させ、かつ、像担持体の1回転時間が中間転写体の1
回転時間の整数倍若しくは1/整数倍になるように設定
したので、最上層トナー像の中抜け現象を有効に回避す
ると共に、中間転写体上の各色トナー像の位置ズレに伴
う色ズレや、像担持体の帯電ムラ、塗布ムラに伴う色ム
ラを有効に回避することができ、もって、良好なカラー
画像を得ることができる。特に、像担持体及び中間転写
体の少なくとも一方がベルト状回動体である態様にあっ
ては、ベルト状回動体の周長をその駆動伝達ロールの周
長の整数倍に設定したので、駆動伝達ロールの偏心誤差
をベルト状回動体の所定部位に定期的に位置させること
が可能になり、その分、駆動伝達ロールの偏心誤差に伴
うベルト状回動体上での各色トナー像の位置ズレを確実
に回避することができる。更に、本発明によれば、色ズ
レや色ムラを回避するために、像担持体、中間転写体、
あるいは、ベルト状回動体の駆動伝達ロールの寸法精
度、取り付け精度を特別に高いものにする必要はなく、
また、各色トナー像を位置合わせするために複雑な制御
系を使用する必要がないことから、装置構成を簡単にす
ることができる。
【0046】また、本発明において、ベルト状回動体の
駆動伝達ロールのベルト状回動体に対する接触面積を広
く設定したり、ベルト状回動体の負荷変動の大きい箇所
に駆動伝達ロールを設けるようにすれば、ベルト状回動
体の搬送安定性をより確実なものにすることができる。
更に、本発明において、中間転写体の移動速度を所定の
タイミングで変更するようにすれば、例えばカラートナ
ー像の定着性を高める等各種の効果を達成することがで
きる。
【0047】更にまた、本発明において、少なくとも像
担持体及び中間転写体の周速を相違させるようにすれ
ば、少なくとも最上層トナー像の中抜け現象を有効に回
避でき、それに伴うカラー画像品質を良好に保つことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成方法を示す説明図であ
る。
【図2】 本発明に係る画像形成装置を示す説明図であ
る。
【図3】 本発明に係る画像形成装置のうち、像担持体
及び中間転写体の一方がドラム状回動体で他方がベルト
状回動体である態様を示す説明図である。
【図4】 本発明に係る画像形成装置のうち、像担持体
及び中間転写体の両方がベルト状回動体である態様を示
す説明図である。
【図5】 実施の形態1に係る画像形成装置を示す説明
図である。
【図6】 実施の形態1に係る画像形成装置の感光ドラ
ム、中間転写ドラムの駆動制御系を示す説明図である。
【図7】 (a)は感光ドラム駆動系の平面説明図、
(b)はその側方説明図である。
【図8】 (a)は中間転写ベルト駆動系の平面説明
図、(b)はその側方説明図である。
【図9】 実施の形態1に係る中間転写ベルト上の1色
目画像と2(N)色目画像との位置誤差を示す説明図で
ある。
【図10】 比較の形態に係る中間転写ベルト上の1色
目画像と2(N)色目画像との位置誤差を示す説明図で
ある。
【図11】 比較の形態に係る中間転写ベルト上の1色
目画像と2(N)色目画像との位置誤差を重ねて示す説
明図である。
【図12】 実施の形態2に係る画像形成装置を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…像担持体,2…中間転写体,3…多色トナー像形成
手段,4…一次転写手段,5…二次転写手段,6…記録
媒体,7…ロール,7a…駆動伝達ロール,8…像担持
体駆動手段,9…中間転写体駆動手段,21…感光ドラ
ム,22…一様帯電器,23…レーザ露光器,24(2
4a〜24d)…現像器,25…中間転写ベルト,26
…一次転写装置,29…駆動伝達ロール,33…二次転
写装置,35…転写紙,50…マーク検知センサ,51
…マーク,61…作像プロセス制御装置,62…感光ド
ラム駆動系,63…中間転写ベルト駆動系,71…感光
ベルト,72,76…駆動伝達ロール,74…一次転写
装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転移動する像担持体(1)と、この像
    担持体(1)に圧接配置されて回転移動する中間転写体
    (2)とを備え、像担持体(1)及び中間転写体(2)
    の少なくともいずれか一方が、複数本のロール(7)群
    に掛け渡され且つ複数本のロール(7)群の少なくとも
    1本を駆動伝達ロール(7a)として循環移動可能に支
    持されたベルト状回動体(BT)であって、当該ベルト
    状回動体(BT)の周長(Lb)が当該駆動伝達ロール
    (7a)の周長(Lbr)のm(m:整数)倍である画像
    形成装置を用い、 像担持体(1)を一定の周速(vp)で回転移動させ、
    像担持体(1)上に各色成分のトナー像を順次形成する
    トナー像形成工程(A)と、 像担持体(1)と異なる一定の周速(vm)で且つ中間
    転写体(2)の1回転時間(tm)が像担持体(1)の
    1回転時間(tp)のn(n:整数又は1/整数)倍と
    なる条件下にて中間転写体(2)を回転移動させ、像担
    持体(1)上に担持された各色成分のトナー像を中間転
    写体(2)へ転写させるトナー像中間転写工程(B)
    と、 中間転写体(2)に転写された各色トナー像を記録媒体
    (6)に一括転写するトナー像最終転写工程(C)とを
    備えたことを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 回転移動する像担持体(1)と、この像
    担持体(1)に圧接配置されて回転移動する中間転写体
    (2)と、前記像担持体(1)上に所定の作像プロセス
    にて各色成分のトナー像を順次形成する多色トナー像形
    成手段(3)と、像担持体(1)上に担持される各色ト
    ナー像を中間転写体(2)に順次転移させる一次転写手
    段(4)と、中間転写体(2)上に多重転写された各ト
    ナー像を記録媒体(6)に一括転写させる二次転写手段
    (5)とを備え、像担持体(1)及び中間転写体(2)
    の少なくともいずれか一方が、複数本のロール(7)群
    に掛け渡され且つ複数本のロール(7)群の少なくとも
    1本を駆動伝達ロール(7a)として循環移動可能に支
    持されたベルト状回動体(BT)である画像形成装置に
    おいて、 像担持体(1)が一定の周速(vp)で回転駆動される
    像担持体駆動手段(8)と、 中間転写体(2)が像担持体(1)の速度と異なる一定
    の周速(vm)で回転駆動される中間転写体駆動手段
    (9)とを備え、 ベルト状回動体(BT)の周長(Lb)を駆動伝達ロー
    ル(7a)の周長(Lbr)のm(m:整数)倍とし、中
    間転写体(2)の1回転時間(tm)が像担持体(1)
    の1回転時間(tp)のn(n:整数又は1/整数)倍
    となる関係を満たすことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 回転移動する像担持体(1)と、この像
    担持体(1)に圧接配置されて回転移動する中間転写体
    (2)と、前記像担持体(1)上に所定の作像プロセス
    にて各色成分のトナー像を順次形成する多色トナー像形
    成手段(3)と、像担持体(1)上に担持される各色ト
    ナー像を中間転写体(2)に順次転移させる一次転写手
    段(4)と、中間転写体(2)上に多重転写された各ト
    ナー像を記録媒体(6)に一括転写させる二次転写手段
    (5)とを備え、像担持体(1)及び中間転写体(2)
    の一方がドラム状回動体(DM)であり、前記他方が複
    数本のロール(7)群に掛け渡され且つ複数本のロール
    (7)群の少なくとも1本を駆動伝達ロール(7a)と
    して循環移動可能に支持されたベルト状回動体(BT)
    である画像形成装置において、 像担持体(1)が一定の周速(vp)で回転駆動される
    像担持体駆動手段(8)と、 中間転写体(2)が像担持体(1)の速度と異なる一定
    の周速(vm)で回転駆動される中間転写体駆動手段
    (9)とを備え、 ベルト状回動体(BT)の周長を以下の関係式を満たす
    ように設定したことを特徴とする画像形成装置。 Lb=m・Lbr(m:整数) Lb/vb=n・Ld/vd(n:整数又は1/整数) 但し、Lb:ベルト状回動体(BT)の周長 Lbr:駆動伝達ロール(7a)の周長 Ld:ドラム状回動体(DM)の周長 vb:ベルト状回動体(BT)の周速(vp又はvm) vd:ドラム状回動体(DM)の周速(vm又はvp)
  4. 【請求項4】 回転移動する像担持体(1)と、この像
    担持体(1)に圧接配置されて回転移動する中間転写体
    (2)と、前記像担持体(1)上に所定の作像プロセス
    にて各色成分のトナー像を順次形成する多色トナー像形
    成手段(3)と、像担持体(1)上に担持される各色ト
    ナー像を中間転写体(2)に順次転移させる一次転写手
    段(4)と、中間転写体(2)上に多重転写された各ト
    ナー像を記録媒体(6)に一括転写させる二次転写手段
    (5)とを備え、像担持体(1)及び中間転写体(2)
    の両方が複数本のロール(7)群に掛け渡され且つ複数
    本のロール(7)群の少なくとも1本を駆動伝達ロール
    (7a)として循環移動可能に支持されたベルト状回動
    体(BT)である画像形成装置において、 像担持体(1)が一定の周速(vp)で回転駆動される
    像担持体駆動手段(8)と、 中間転写体(2)が像担持体(1)の速度と異なる一定
    の周速(vm)で回転駆動される中間転写体駆動手段
    (9)とを備え、 像担持体(1)及び中間転写体(2)の各ベルト状回動
    体(BT)の周長を以下の関係式を満たすように設定し
    たことを特徴とする画像形成装置。 Lb1=m1・Lbr1(m1:整数) Lb2=m2・Lbr2(m2:整数) Lb1/vb1=n・Lb2/vb2(n:整数又は1/整数) 但し、Lb1:像担持体(1)のベルト状回動体(BT)
    の周長 Lbr1:像担持体(1)の駆動伝達ロール(7a)の周
    長 Lb2:中間転写体(2)のベルト状回動体(BT)の周
    長 Lbr2:中間転写体(2)の駆動伝達ロール(7a)の
    周長 vb1:像担持体(1)のベルト状回動体(BT)の周速
    (=vp) vb2:中間転写体(2)のベルト状回動体(BT)の周
    速(=vm)
  5. 【請求項5】 請求項2記載のものにおいて、ベルト状
    回動体(BT)の駆動伝達ロール(7a)は、他のロー
    ル(7)に比べてベルト状回動体(BT)に対する接触
    面積を広く設定したものであることを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のものにおいて、ベルト状
    回動体(BT)の駆動伝達ロール(7a)は、ベルト状
    回動体(BT)に対する負荷変動の大きい箇所に対応し
    て配設されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のものにおいて、中間転写
    体駆動手段(9)は、像担持体(1)から中間転写体
    (2)への最終色トナー像の一次転写工程が終了した後
    に、中間転写体(2)の周速を変更するものであること
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 回転移動する像担持体(1)と、この像
    担持体(1)に圧接配置されて回転移動する中間転写体
    (2)とを備えた画像形成装置を用い、 像担持体(1)を一定の周速(vp)で回転移動させ、
    像担持体(1)上に各色成分のトナー像を順次形成する
    トナー像形成工程(A)と、 像担持体(1)と異なる一定の周速(vm)で且つ中間
    転写体(2)の1回転時間(tm)が像担持体(1)の
    1回転時間(tp)のn(n:整数又は1/整数)倍と
    なる条件下にて中間転写体(2)を回転移動させ、像担
    持体(1)上に担持された各色成分のトナー像を中間転
    写体(2)へ転写させるトナー像中間転写工程(B)
    と、 中間転写体(2)に転写された各色トナー像を記録媒体
    (6)に一括転写するトナー像最終転写工程(C)とを
    備えたことを特徴とする画像形成方法。
  9. 【請求項9】 回転移動する像担持体(1)と、この像
    担持体(1)に圧接配置されて回転移動する中間転写体
    (2)と、前記像担持体(1)上に所定の作像プロセス
    にて各色成分のトナー像を順次形成する多色トナー像形
    成手段(3)と、像担持体(1)上に担持される各色ト
    ナー像を中間転写体(2)に順次転移させる一次転写手
    段(4)と、中間転写体(2)上に多重転写された各ト
    ナー像を記録媒体(6)に一括転写させる二次転写手段
    (5)とを備えた画像形成装置において、 像担持体(1)が一定の周速(vp)で回転駆動される
    像担持体駆動手段(8)と、 中間転写体(2)が像担持体(1)の速度と異なる一定
    の周速(vm)で回転駆動される中間転写体駆動手段
    (9)とを備え、 中間転写体(2)の1回転時間(tm)が像担持体
    (1)の1回転時間(tp)のn(n:整数又は1/整
    数)倍となる関係を満たすことを特徴とする画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 回転移動する像担持体(1)と、この
    像担持体(1)に圧接配置されて回転移動する中間転写
    体(2)とを備えた画像形成装置を用い、 像担持体(1)を一定の周速(vp)で回転移動させ、
    像担持体(1)上に各色成分のトナー像を順次形成する
    トナー像形成工程(A)と、 像担持体(1)と異なる一定の周速(vm)で中間転写
    体(2)を回転移動させ、像担持体(1)上に担持され
    た各色成分のトナー像を中間転写体(2)へ転写させる
    トナー像中間転写工程(B)と、 中間転写体(2)に転写された各色トナー像を記録媒体
    (6)に一括転写するトナー像最終転写工程(C)とを
    備えたことを特徴とする画像形成方法。
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