JPH09229090A - 発進クラッチ - Google Patents

発進クラッチ

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JPH09229090A
JPH09229090A JP8079962A JP7996296A JPH09229090A JP H09229090 A JPH09229090 A JP H09229090A JP 8079962 A JP8079962 A JP 8079962A JP 7996296 A JP7996296 A JP 7996296A JP H09229090 A JPH09229090 A JP H09229090A
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JP
Japan
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clutch
oil passage
starting clutch
cooling
starting
Prior art date
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JP8079962A
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English (en)
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Yasuto Koike
靖人 小池
Masao Shoji
雅夫 庄司
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NSK Warner KK
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NSK Warner KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/12Details not specific to one of the before-mentioned types
    • F16D25/123Details not specific to one of the before-mentioned types in view of cooling and lubrication
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D25/00Fluid-actuated clutches
    • F16D25/06Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
    • F16D25/062Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
    • F16D25/063Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
    • F16D25/0635Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
    • F16D25/0638Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦面冷却専用の油路がなかった。 【解決手段】 クラッチ作動用の油路とは独立した摩擦
面冷却用の専用の油路を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の変速機に用い
られる発進クラッチに関する。より詳細には、発進クラ
ッチの油圧回路の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロックアップクラッチ付きトルク
コンバータは、圧力差を利用してロックアップクラッチ
を作動させて締結、解放あるいはスリップの各制御を行
っている。
【0003】図4に、ロックアップクラッチ付きトルク
コンバータの一例を示す模式図である。トルクコンバー
タの動力伝達経路は以下の通りである。まず、ロックア
ップクラッチ10の解放時は、不図示のエンジンから出
力された動力が、ドライブプレートと結合しているポン
プインペラ8と一体になっている突起部7からポンプイ
ンペラ8に伝達されタービン9を経由して入力軸3に伝
わった後、後部自動変速機本体に動力が伝達される。
【0004】ロックアップクラッチ10の締結時は、エ
ンジンからの動力はドライブプレートに伝わり、ポンプ
インペラ8と一体になっている突起部7からポンプイン
ペラ8を経て、ポンプインペラ8と締結して一体となっ
ているロックアップクラッチ10に伝達され、入力軸3
から後部自動変速機本体に動力が伝達される。
【0005】ここで、油路を利用したロックアップクラ
ッチ10の制御を説明する。制御用の油路は3系統あ
り、1つは、トルクコンバータのスリーブ1の内周面と
ステータシャフト2の外周面とで画成される油路A、も
う一つはステータシャフト2の内周面と入力軸3の外周
面とで画成される油路B、最後は、入力軸3に設けられ
たセンタ穴である油路Cである。
【0006】次に、上述のロックアップクラッチは以下
のように作動する。ロックアップクラッチ10とフロン
トカバー24に挟まれた摩擦材10aが境界になって形
成されるロックアップピストン25左方の油室をP1、
ロックアップピストン25右方の油室をP2とした時、
例えばロックアップクラッチ10の締結時には、油室P
2内では、自動変速機のポンプから供給された油圧が、
油路Aからポンプインペラ8を経由し、図中11→12
→13→14→15→16の順で油が流れ、ロックアッ
プクラッチ10を図面左方に、すなわちフロントカバー
24側に移動させる。また、油室P1内では図中23→
22→21→20の順に油が流れ、入力軸3のセンタ穴
6から排出される。油室P1の圧力が油室P2の圧力よ
りも小さくなり、ロックアップクラッチ10が摩擦材1
0aを介してフロントカバー24の内面と締結する。
【0007】締結後のポンプ油圧は、ポンプインペラ8
からタービンランナを経由して、図中11→12→13
→17→18→19の順に流れ、油路Bから排出され
る。
【0008】また、ロックアップクラッチ10の解放時
には、入力軸3のセンタ穴6から油室P1に油圧を供給
する。(図中20→21→22→23の方向)このと
き、油室P1の油圧が油圧室P2の油圧よりも高くな
り、ロックアップクラッチ10を図面右方に移動させて
ロックアップクラッチ10を解放する。解放後の油室P
1の圧力は、タービンライナとポンプインペラ8とで形
成される隙間を通り、油路Bから排出される。(図中1
5→14→13→17→18→19の方向の流れ)。
【0009】以上の説明から明らかなように、油路A
は、ロックアップクラッチ10の締結専用として用いら
れ、油路Bは、ロックアップクラッチ10の締結圧力
(油路Aにおける隙間4からの流れ)とロックアップク
ラッチ10の解放圧力(入力軸3のセンタ穴6からの流
れ)のドレン専用として、また入力軸3のセンタ穴6か
らの油路Cは、ロックアップクラッチ10の解放専用と
して用いられている。従って、クラッチ作動とは独立し
た冷却専用の油圧回路が存在しない。
【0010】また、摩擦面が2枚設けられた多板式ロッ
クアップクラッチにおいても単板式のロックアップクラ
ッチと同様に、ロックアップクラッチの締結・ドレン・
解放いずれの場合でも、クラッチ作動とは独立した、冷
却専用の油圧回路が存在しない。
【0011】更に、閉じた油室を有する形式の多板ロッ
クアップクラッチ付きトルクコンバータにおいても、単
板式のロックアップクラッチと同様に、ロックアップク
ラッチの締結・ドレン・解放いずれの場合でも、クラッ
チ作動とは独立した、冷却専用の油圧回路が存在しな
い。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
一般にロックアップクラッチは、3つの油路で作動を行
っているが、例えば、ロックアップクラッチの摩擦材を
冷却する冷却専用油路が存在しない。ロックアップクラ
ッチの締結時やスリップ時の摩擦面の冷却をしようとし
た場合、ロックアップクラッチの摩擦材に油室P1とP
2が完全に解放されている溝を摩擦面に設けるなどの対
策を講じなければ冷却流量の調整が出来ない。しかしな
がら、そのような貫通溝を設けるとロックアップクラッ
チ締結トルクの低下やあるいは非締結状態になるなどの
新たな問題が発生する。
【0013】またロックアップクラッチ付きトルクコン
バータ自体では、構造上動力伝達を遮断する、いわゆる
ニュートラルの状態に出来ない。
【0014】従って、本発明の目的は発進クラッチの作
動に何ら影響を与えることなく、発進クラッチの摩擦面
を冷却できる専用の冷却油路を設けた発進クラッチを提
供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の発進クラッチは、軸方向に延在するセンタ
穴を有する入力軸と、該入力軸の半径方向外側に配置さ
れた軸部材と、該軸部材の半径方向外側に配置され、ク
ラッチ部およびクラッチピストンを収容したクラッチケ
ースと、該クラッチケースを収容したハウジングとから
成る、変速機用の発進クラッチにおいて、前記入力軸の
センタ穴から前記クラッチ部の間に画成され、前記クラ
ッチ部の摩擦面を冷却するための油を供給する冷却油
路、前記入力軸と前記軸部材との間から前記クラッチケ
ースと前記クラッチピストンとの間に画成され、前記ク
ラッチ部を作動させるための油を供給する作動油路及び
前記軸部材及び前記クラッチケースと前記ハウジングと
の間に画成され、前記摩擦面を冷却した冷却油の排出を
するドレン油路が設けられると共に、前記冷却油路と前
記ドレン油路とが前記作動油路と独立して設けられてい
て、更にロックアップクラッチ付きトルクコンバータの
3つの油路をそのまま使用して、基本的な構造変更なし
に本発進クラッチと容易に置換可能となることを特徴と
している。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、ロックアップクラッチ
付きトルクコンバータを発進クラッチに置き替えること
により、ロックアップクラッチで使用していた3つの油
路をそのまま用いて摩擦面の冷却をそれ単独で可能と
し、ドレン専用の油路とし、クラッチ制御用油路として
成立させた。
【0017】これは、冷却のみを目的とした油路の確保
により、油量を必要なときに必要な量をクラッチの摩擦
面に供給することができ、無駄なく効率的な冷却にな
り、発進クラッチの摩擦プレートの寿命を延ばすことが
できる。またドレン専用油路は、クラッチの動作とは独
立した油路のため、冷却後の円滑なドレンが可能にな
る。クラッチ制御用の油路も冷却路とドレン路とは独立
しているため、クラッチ制御も単独で操作可能になる。
また、これにより、例えば、摩擦材内周側から外周側に
貫通した摩擦面の溝を有した場合でも、クラッチ作動に
影響なく効果的な摩擦面冷却が可能になる。
【0018】
【実施例】図1は、ロックアップクラッチ付きトルクコ
ンバータを置換した本発明の第1実施例を示す発進クラ
ッチの模式的断面図である。
【0019】発進クラッチ200は、スリーブ76と、
スリーブ76の内側に設けられた固定軸77と、固定軸
77の内側に設けられた入力軸78とからなる。スリー
ブ76はハウジング100の一部であり、ハウジング1
00内には発進クラッチ200のクラッチケース101
が装着されている。クラッチケース101はハウジング
100と一体となって回転する。
【0020】クラッチケース101にはクラッチピスト
ン97が軸方向摺動自在に配置されている。クラッチケ
ース101の外周円筒部202には、スプラインなどを
介して軸方向に摺動自在の複数のプレート96が軸方向
に所定の間隔で設けられている。また、プレート96の
外側には固定プレート201がクラッチケース101に
固定されている。また、ハウジング100の背面には突
起部99が設けられている。
【0021】クラッチケース101の内周円筒部203
は軸受を介して固定軸77に嵌合している。内周円筒部
203には半径方向外方に延在するフランジ部204が
設けられ、フランジ部204とクラッチピストン97と
の間にスプリング98が配置されている。スプリング9
8はクラッチピストン97をクラッチケース101の内
周面に押しつける方向の力を与えている。
【0022】発進クラッチ200の入力軸78の端部
は、ハウジング100の後部側で円板状のハブ102と
なっており、ハブ102の半径方向外方には円筒部20
5が設けられている。
【0023】ハブ102の円筒部205には発進クラッ
チ200の複数の摩擦プレート95が、スプラインなど
を介して軸方向に所定の間隔で軸方向摺動自在に設けら
れている。本実施例においては、3個のプレート96そ
れぞれの間に1つの摩擦プレート95が挟まれるように
構成されている。すなわち、2つの摩擦プレート95が
設けられている。しかしながら、プレート96および摩
擦プレート95の枚数は任意に設定できることは言うま
でもない。また、摩擦プレート95に貼着する摩擦材も
両側及び片側のいづれに設けることもできる。後述する
第2実施例においても同様である。
【0024】ここで、発進クラッチ200の油路につい
て説明する。発進クラッチ200の固定軸77と発進ク
ラッチ200のスリーブ76との間には、発進クラッチ
のスリーブ76と固定軸77との間にドレン出口79を
有する摩擦プレート95とプレート96の摩擦面を冷却
する冷却油のドレン油路Dが形成されている。
【0025】同様に、固定軸77と入力軸78との間に
は孔92及び91を介して、固定軸77と入力軸78と
の間の隙間80に連通するクラッチピストン97の作動
用の作動油路Eが形成されている。
【0026】更に、入力軸78の軸方向に延在するセン
タ穴81には、孔84を介して摩擦プレート95とプレ
ート96の摩擦面を冷却する冷却油路Fが形成されてい
る。
【0027】尚、クラッチケース101の外周円筒部2
02には複数の連通孔85があり、また、ハブ102の
円筒部205には複数の連通孔83が設けられており、
摩擦プレート95とプレート96との間隙を介してドレ
ン油路Dと冷却油路Fとを連通している。すなわち、ド
レン油路Dと冷却油路Fとで、摩擦面冷却用の専用油路
を構成している。
【0028】以上の構成の発進クラッチ200の摩擦面
冷却油路の流れを以下説明する。
【0029】発進クラッチ200の摩擦面に冷却油が冷
却油路F、すなわちセンタ穴81から貫通孔84、貫通
孔83を通り、摩擦面を潤滑、すなわち冷却する方向に
流れる。この冷却油は、摩擦プレート95とプレート9
6のそれぞれの間で摩擦面を冷却後、ドレン油路D、す
なわち貫通孔85からドレン出口79へと流れ排出され
る。
【0030】尚、摩擦プレート95に貼着した摩擦材に
例えば、摩擦材の半径方向内周側から外周側へと延在
し、貫通する溝を設けると、冷却油の流れがより円滑に
なり、一層の冷却効果が得られる。溝の数については任
意に設定できるが、冷却油の円滑な流れのためには、円
周方向に複数設けることが好ましい。
【0031】これに対して、発進クラッチ200のクラ
ッチピストン97作動用の作動油路Eは、固定軸77と
入力軸78との間の隙間80から貫通孔91及び92を
通り、油圧室87へと向かう。発進クラッチ200を締
結させるときには、この油圧室87の油圧を上昇させ、
油圧力によりクラッチピストン97を図1で左方向に移
動させる。この結果、クラッチピストン97と固定プレ
ート201との間で摩擦プレート95とプレート96と
が互いに締結され、発進クラッチ200が締結状態にな
り、動力が伝達可能となる。次に、油圧室87の油圧を
減少させれば、クラッチピストン97は、コイルスプリ
ング98の反力により右方向に移動し、摩擦プレート9
5とプレート96とが互いに離れ、発進クラッチ200
の締結状態が解かれ非締結状態になる。
【0032】ここで、本実施例の発進クラッチ200の
動力伝達経路について説明する。発進クラッチの締結時
は、不図示のエンジンから出力された動力は、不図示の
ドライブプレートを介して、ハウジング100の突起部
99を介してハウジング100に伝達される。次に、動
力はハウジング100と一体となって回転する発進クラ
ッチのクラッチケース101に伝達され、クラッチケー
ス101にスプライン等を介して連結されたプレート9
6、ピストン97によりプレート96に押しつけられた
摩擦プレート95、ハブ205を介して発進クラッチ2
00の入力軸78に伝達される。入力軸78に伝達され
た動力は、不図示の自動変速機本体に伝達される。
【0033】次に、発進クラッチ200の解放時には、
エンジンから出力された動力は、ドライブプレートを介
して、ハウジング100の突起部99を介してハウジン
グ100に伝達される。その後動力はハウジング100
と一体となって回転する発進クラッチのクラッチケース
101に伝達され、クラッチケース101にスプライン
等を介して連結されたプレート96に伝達される。しか
しながら、発進クラッチ200の解放時には、プレート
96と摩擦プレート95との接続が断たれているため、
プレート96から摩擦プレート95への動力の伝達はな
く、発進クラッチ200はニュートラル状態となる。
【0034】図2は、本発明の第2実施例を示す発進ク
ラッチ300の模式的断面図である。
【0035】第2の実施例では、ダンパー装置132が
設けられていることを除けば、前述の第1実施例と同じ
構成なので、その部分についての説明は省略する。
【0036】発進クラッチ300のハウジング100の
クラッチ部分の上部の位置には、ダンパー装置132が
設けられている。ダンパー装置132は、クラッチケー
ス101の外周円筒部202の外周にスプライン等で連
結された円筒部133と一体のハブプレート131ハブ
プレート131間に介装されたダンパースプリング13
0とからなっている。
【0037】第2実施例の発進クラッチ300の動力伝
達経路について説明する。基本的には第1実施例の場合
と同じである。発進クラッチ300の締結時は、不図示
のエンジンから出力された動力は、不図示のドライブプ
レートを介して、ハウジング100と一体に構成された
突起部99によりハウジング100に伝達される。次
に、動力はハウジング100からダンパースプリング1
30、ハブプレート131、ハブプレート131とスプ
ラインなどにより連結されたクラッチケース101の外
周円筒部202に順次伝達される。
【0038】その後、ハウジング100と一体となって
回転する発進クラッチのクラッチケース101に伝達さ
れた動力は、クラッチケース101の外周円筒部202
にスプライン等を介して連結されたプレート96、ピス
トン97によりプレート96に押しつけられた摩擦プレ
ート95、ハブ205を介して発進クラッチ300の入
力軸78に伝達される。入力軸78に伝達された動力
は、不図示の自動変速機本体に伝達される。
【0039】次に、発進クラッチ300の解放時には、
エンジンから出力された動力は、ドライブプレートを介
して、ハウジング100の突起部99によりハウジング
100に伝達される。次に、動力はハウジング100か
らダンパースプリング130、ハブプレート131、ハ
ブプレート131とスプラインなどにより連結されたク
ラッチケース101の外周円筒部202に順次伝達され
る。
【0040】その後、動力はハウジング100と一体と
なって回転する発進クラッチのクラッチケース101に
伝達され、クラッチケース101にスプライン等を介し
て連結されたプレート96に伝達される。しかしなが
ら、発進クラッチ300の解放時には、プレート96と
摩擦プレート95との接続が断たれているため、プレー
ト96から摩擦プレート95への動力の伝達はなく、発
進クラッチ200はニュートラル状態となる。
【0041】以上説明した第2実施例によれば、ダンパ
ー装置132を設けたため、クラッチの断続時の衝撃を
吸収できるので、発進クラッチの耐久性および寿命が向
上する。また、ダンパー装置132を設けたにもかかわ
らず、動力伝達経路および冷却油路などは第1実施例の
場合と全く同様に機能する。
【0042】尚、第1及び第2実施例においては、クラ
ッチ部は摩擦プレートとプレートとから成っている。
【0043】第1実施例及び第2実施例いずれの場合で
も、発進クラッチのクラッチ摩擦面を独立して冷却でき
る冷却専用の油路を設けたので、クラッチピストン作動
用の作動油路は、独立して制御できる。また、ダンパー
装置132を設けた場合でも発進クラッチそれ自体の制
御には全く影響がない。
【0044】尚、ロックアップクラッチ付きトルクコン
バータでは、機構上それ自体で動力を遮断することが出
来なかったが、本発進クラッチでは、クラッチ解放時に
は、発進クラッチの摩擦プレート95とプレート96の
間で動力を完全に遮断したニュートラル状態を可能に
し、発進クラッチのクラッチピストン97を油圧制御す
ることで、動力伝達率ほぼ0%から100%まで任意に
必要なだけの動力伝達を可能にする。
【0045】また、本発進クラッチは、従来の自動変速
機(A/T)だけでなく、その他の動力伝達機構、例え
ばCVTなどの無段変速機などにも全く同様に適用する
ことが可能である。
【0046】図3は、本発明の発進クラッチがエンジン
と自動変速機等の変速機本体との間で任意の位置に配置
できることを説明する図である。図3の(a)では、ダン
パーを介してエンジン(E/G)に連結された発進クラ
ッチは通常の自動変速機(A/T)本体に連結されてい
る。図3の(b)では、ダンパーを介してエンジン(E/
G)に連結された発進クラッチは無段変速機(CVT)
本体に連結されている。図3の(c)では、図3の(a)とは
逆に、エンジンに連結された発進クラッチは、ダンパー
を介して自動変速機本体に連結されている。また、図3
の(d)では、図3の(b)とは逆に、エンジンに連結され
た発進クラッチは、ダンパーを介して無段変速機本体に
連結されている。図3の(e)では、ダンパーを介してエ
ンジンに連結された発進クラッチは、別のダンパーを介
して自動変速機本体に連結されている。もちろん、図3
の(e)で、自動変速機を無段変速機に置き換えることも
可能である。
【0047】また、図3のいづれの組み合わせの場合で
も、本発明の第1実施例の発進クラッチを用いることが
できることは言うまでもない。
【0048】図5は、入力軸のセンタ穴の他の構成を示
す発進クラッチの模式的断面図である。図面から、明ら
かなようにセンタ穴181は、入力軸78の軸方向の一
端182で閉じられている。しかしながら、この場合で
もセンタ穴181は、冷却油路の一部である貫通孔84
に連通する位置まで軸方向に延在している。尚、図5に
示す非貫通のセンタ穴は上記各実施例のいずれにも適用
可能なことは言うまでもない。
【0049】発進クラッチのピストン作動油路と摩擦面
の冷却油路が独立して設けられているので、摩擦面冷却
流量を適時・適量流すことができ、動力伝達率ほぼ0%
から100%までの範囲で必要な動力伝達を自在に制御
できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明した、本発明の発進クラッチに
よれば、次のような効果が得られる。
【0051】(1) 摩擦面の冷却を目的とした冷却専用の
油路を設けたので、必要なときに必要な油量をクラッチ
の摩擦面に供給することができ、無駄なく効率的な冷却
になり、発進クラッチの摩擦プレートの寿命を延ばすこ
とができる。
【0052】(2) また冷却油路の一部であるドレン専用
油路は、クラッチの動作とは独立した油路のため、冷却
後の油の円滑な排出が可能になる。
【0053】(3) クラッチ制御用の作動油路が冷却油
路とドレン油路とは独立しているため、クラッチ制御も
単独で任意の動力伝達効率で操作可能になる。また、こ
れにより、例えば、摩擦面に摩擦材内周側から外周側に
貫通した溝を有した場合でも、クラッチ作動に影響なく
効果的な摩擦面冷却が可能になる。
【0054】(4) ロックアップクラッチ付きトルクコ
ンバータの3つの油路形態をそのまま使用して、基本的
な構造変更なしに本発進クラッチと容易に置換可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す発進クラッチの模式
的断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す発進クラッチの模式
的断面図である。
【図3】本発明の発進クラッチとエンジン、ダンパーお
よび変速機本体との配置を説明するための図である。
【図4】従来のロックアップクラッチ付きトルクコンバ
ータを示す断面図である。
【図5】入力軸のセンタ穴の他の構成を示す発進クラッ
チの模式的断面図である。
【符号の説明】
200、300 発進クラッチ 97 クラッチピストン D ドレン油路 E 作動油路 F 冷却油路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に延在するセンタ穴を有する入力
    軸と、該入力軸の半径方向外側に配置された軸部材と、
    該軸部材の半径方向外側に配置され、クラッチ部および
    クラッチピストンを収容したクラッチケースと、該クラ
    ッチケースを収容したハウジングとから成る、変速機用
    の発進クラッチにおいて、 前記入力軸のセンタ穴から前記クラッチ部の間に画成さ
    れ、前記クラッチ部の摩擦面を冷却するための油を供給
    する冷却油路、前記入力軸と前記軸部材との間から前記
    クラッチケースと前記クラッチピストンとの間に画成さ
    れ、前記クラッチ部を作動させるための油を供給する作
    動油路及び前記軸部材及び前記クラッチケースと前記ハ
    ウジングとの間に画成され、前記摩擦面を冷却した冷却
    油の排出をするドレン油路が設けられると共に、前記冷
    却油路と前記ドレン油路とが前記作動油路と独立して設
    けられていることを特徴とする発進クラッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1の発進クラッチにおいて、前記
    発進クラッチにはダンパー装置が設けられていることを
    特徴とする発進クラッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発進クラッチ
    において、前記発進クラッチは、エンジン、ダンパー、
    発進クラッチ、変速機の順で連結された動力伝達経路に
    用いられることを特徴とした発進クラッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の発進クラッチ
    において、前記発進クラッチは、エンジン、発進クラッ
    チ、ダンパー、変速機の順で連結された動力伝達経路に
    用いられることを特徴とした発進クラッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の発進クラッチ
    において、前記発進クラッチは、エンジン、ダンパー、
    発進クラッチ、ダンパー、変速機の順で連結された動力
    伝達経路に用いられることを特徴とした発進クラッチ。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいづれか1項に記載の発
    進クラッチにおいて、前記変速機が、自動変速機である
    ことを特徴とする発進クラッチ。
  7. 【請求項7】 請求項3〜5のいづれか1項に記載の発
    進クラッチにおいて、前記変速機が、無段変速機である
    ことを特徴とする発進クラッチ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の発進クラッチにおい
    て、前記センタ穴は軸方向に貫通していることを特徴と
    する発進クラッチ。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の発進クラッチにおい
    て、前記センタ穴は軸方向の一端で閉じられていること
    を特徴とする発進クラッチ。
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