JPH09220875A - 製本装置用用紙供給装置 - Google Patents
製本装置用用紙供給装置Info
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- JPH09220875A JPH09220875A JP6699396A JP6699396A JPH09220875A JP H09220875 A JPH09220875 A JP H09220875A JP 6699396 A JP6699396 A JP 6699396A JP 6699396 A JP6699396 A JP 6699396A JP H09220875 A JPH09220875 A JP H09220875A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製本装置のクランパーの強度を確保しなが
ら、くせのある葉紙に対しても確実にクランパーに挿入
できる製本装置用用紙供給装置を提供すること。 【解決手段】 印刷機や複写機等から送られた葉紙を積
み重ね、一冊分積み重ねた本身(枚葉紙)16を、上下
動する架台40に設置したモータ42で旋回するアーム
30の可動及び固定クランプ板33、34で挾持し、製
本装置のクランパー6に、その上方から本身16を挿入
するとともに、前記可動及び固定クランプ板33、34
に本身16の下部に延びる平板状のガイド板35、36
を固定し、本身16を製本装置のクランパー6に挿入す
るとき、その挿入が終わるまで本身16をガイド板3
5、36で案内し、くせのある葉紙による本身16の下
部の膨らみを抑制して製本装置のクランパー6の開き量
を少なくする。
ら、くせのある葉紙に対しても確実にクランパーに挿入
できる製本装置用用紙供給装置を提供すること。 【解決手段】 印刷機や複写機等から送られた葉紙を積
み重ね、一冊分積み重ねた本身(枚葉紙)16を、上下
動する架台40に設置したモータ42で旋回するアーム
30の可動及び固定クランプ板33、34で挾持し、製
本装置のクランパー6に、その上方から本身16を挿入
するとともに、前記可動及び固定クランプ板33、34
に本身16の下部に延びる平板状のガイド板35、36
を固定し、本身16を製本装置のクランパー6に挿入す
るとき、その挿入が終わるまで本身16をガイド板3
5、36で案内し、くせのある葉紙による本身16の下
部の膨らみを抑制して製本装置のクランパー6の開き量
を少なくする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製本装置用用紙供
給装置に関するものである。
給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は一例の製本装置の概略の構成を示
す図、図10は図9の製本装置の製本処理工程(動作)
を説明する説明図で、図9及び図10を参照して簡単に
説明すると、製本装置1はクランプ部2、ミーリング部
3、糊付け部4、ニッピング部5が設けられ、可動クラ
ンプ板7と固定クランプ板8を備えるクランパー6が各
部を順に移動するように構成されている。
す図、図10は図9の製本装置の製本処理工程(動作)
を説明する説明図で、図9及び図10を参照して簡単に
説明すると、製本装置1はクランプ部2、ミーリング部
3、糊付け部4、ニッピング部5が設けられ、可動クラ
ンプ板7と固定クランプ板8を備えるクランパー6が各
部を順に移動するように構成されている。
【0003】クランプ部2は、例えば、印刷機や複写機
等から送られた葉紙15を頁順に積み重ね、一冊分積み
重ねた枚葉紙(以下、「本身」という。)16をクラン
パー6の可動クランプ板7と固定クランプ板8の間に、
本身16の背面18をレベル板9側にして挿入し、挿入
された本身16を可動クランプ板7の固定クランプ板8
側へ移動させて本身16をクランパー6に挟持させる部
(本身16の製本処理開始工程)である。
等から送られた葉紙15を頁順に積み重ね、一冊分積み
重ねた枚葉紙(以下、「本身」という。)16をクラン
パー6の可動クランプ板7と固定クランプ板8の間に、
本身16の背面18をレベル板9側にして挿入し、挿入
された本身16を可動クランプ板7の固定クランプ板8
側へ移動させて本身16をクランパー6に挟持させる部
(本身16の製本処理開始工程)である。
【0004】ミーリング部3は、クランプ部2でクラン
パー6に挟持された本身16の背面18をフライス盤1
0により面一に揃える部(本身16のミーリング処理工
程)である。糊付け部4は、ミーリング部3で面一に揃
えられた本身16の背面18に糊付け機11により糊付
けする部(本身16の糊付け処理工程)である。ミーリ
ング部3及び糊付け部4での作業は、本身16をクラン
パー6に挟持させたままでクランパー6の移動とともに
行なわれる。
パー6に挟持された本身16の背面18をフライス盤1
0により面一に揃える部(本身16のミーリング処理工
程)である。糊付け部4は、ミーリング部3で面一に揃
えられた本身16の背面18に糊付け機11により糊付
けする部(本身16の糊付け処理工程)である。ミーリ
ング部3及び糊付け部4での作業は、本身16をクラン
パー6に挟持させたままでクランパー6の移動とともに
行なわれる。
【0005】ニッピング部5は、予め表紙ストッカー
(あるいは給紙台)の表紙17の1枚がニップ板(締め
板)12、13上に運ばれて、所定の位置に位置決めさ
れてあり、表紙17のニップ板12、13の間に位置す
る上部にクランパー6に挟持された背面18に糊付けさ
れた本身16を位置させ、ニップ板12、13及び底板
14を少し上昇させ、本身16を表紙17を挟んでニッ
プ板12、13の間の底板14の上に当て本身16の背
面18に表紙17を貼着し、ほぼ同時にニップ板12、
13を移動して本身16の背面18側の縁辺部近傍を両
側から締め付けて表紙17を折り込み、表紙17を本身
16に沿わせる表紙付けする部(表紙付け処理工程)で
ある。
(あるいは給紙台)の表紙17の1枚がニップ板(締め
板)12、13上に運ばれて、所定の位置に位置決めさ
れてあり、表紙17のニップ板12、13の間に位置す
る上部にクランパー6に挟持された背面18に糊付けさ
れた本身16を位置させ、ニップ板12、13及び底板
14を少し上昇させ、本身16を表紙17を挟んでニッ
プ板12、13の間の底板14の上に当て本身16の背
面18に表紙17を貼着し、ほぼ同時にニップ板12、
13を移動して本身16の背面18側の縁辺部近傍を両
側から締め付けて表紙17を折り込み、表紙17を本身
16に沿わせる表紙付けする部(表紙付け処理工程)で
ある。
【0006】ところで、上記のような製本装置1は、人
手により本身16を形成し、クランプ部2のクランパー
6の可動クランプ板7と固定クランプ板8の間に挿入
し、製本装置1を単独で使用できるようにされている
が、図11に示すように、製本装置1のクランプ部2に
隣接して用紙供給装置20を配置し、この用紙供給装置
20に隣接して印刷機や複写機等21を配置し、印刷機
や複写機等21からの葉紙15を用紙供給装置20に頁
順に供給し、用紙供給装置20で一冊分積み重ねた本身
16を、図12に示すように、回転するアーム30に装
着されたクランパー31に本身16を挟持してクランパ
ー6の可動クランプ板7と固定クランプ板8の間に自動
的に挿入される場合がある。すなわち印刷や複写から製
本まで一貫した一つの流れで自動的に行なわれる場合が
ある。
手により本身16を形成し、クランプ部2のクランパー
6の可動クランプ板7と固定クランプ板8の間に挿入
し、製本装置1を単独で使用できるようにされている
が、図11に示すように、製本装置1のクランプ部2に
隣接して用紙供給装置20を配置し、この用紙供給装置
20に隣接して印刷機や複写機等21を配置し、印刷機
や複写機等21からの葉紙15を用紙供給装置20に頁
順に供給し、用紙供給装置20で一冊分積み重ねた本身
16を、図12に示すように、回転するアーム30に装
着されたクランパー31に本身16を挟持してクランパ
ー6の可動クランプ板7と固定クランプ板8の間に自動
的に挿入される場合がある。すなわち印刷や複写から製
本まで一貫した一つの流れで自動的に行なわれる場合が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような場合の用紙
供給装置20による用紙供給は、製本装置1のクランパ
ー6が強度確保等の構造上の理由から両持ちのクランパ
ーに構成されているため、本身16はクランパー6の上
方から挿入される。しかし、本身16を上方から挿入す
ると、葉紙15にはくせのあるものがあり、図13に示
すように、本身16の下部が膨らみクランパー6に挿入
しにくい場合がある。
供給装置20による用紙供給は、製本装置1のクランパ
ー6が強度確保等の構造上の理由から両持ちのクランパ
ーに構成されているため、本身16はクランパー6の上
方から挿入される。しかし、本身16を上方から挿入す
ると、葉紙15にはくせのあるものがあり、図13に示
すように、本身16の下部が膨らみクランパー6に挿入
しにくい場合がある。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みなされた
もので、製本装置のクランパーの強度を確保しながら、
くせのある葉紙に対しても確実にクランパーに挿入でき
る製本装置用用紙供給装置を提供することを目的とす
る。
もので、製本装置のクランパーの強度を確保しながら、
くせのある葉紙に対しても確実にクランパーに挿入でき
る製本装置用用紙供給装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、本身を
挾持して製本処理工程を移動するクランパーを有する製
本装置に隣接して配置され、前記クランパーに上方から
前記本身を挿入するクランパーを有する用紙供給装置で
あって、前記用紙供給装置のクランパーのクランプ板に
前記本身の下部に延びるガイド板を固定しなることを特
徴とする製本装置用用紙供給装置とすることにより達成
することができる。
挾持して製本処理工程を移動するクランパーを有する製
本装置に隣接して配置され、前記クランパーに上方から
前記本身を挿入するクランパーを有する用紙供給装置で
あって、前記用紙供給装置のクランパーのクランプ板に
前記本身の下部に延びるガイド板を固定しなることを特
徴とする製本装置用用紙供給装置とすることにより達成
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る製本装置用用紙供給
装置は、印刷機や複写機等から送られた葉紙を積み重
ね、一冊分積み重ねた本身(枚葉紙)を、旋回及び上下
動するクランパーに挾持し、製本装置のクランパーに、
その上方から本身を挿入するように構成される。その
際、旋回及び上下動するクランパーの本身を挾持する固
定クランプ板及び可動クランプ板に本身の下部に延びる
平板状のガイド板が固定され、本身を製本装置のクラン
パーに挿入のときには、その挿入が終わるまで本身を案
内する。
装置は、印刷機や複写機等から送られた葉紙を積み重
ね、一冊分積み重ねた本身(枚葉紙)を、旋回及び上下
動するクランパーに挾持し、製本装置のクランパーに、
その上方から本身を挿入するように構成される。その
際、旋回及び上下動するクランパーの本身を挾持する固
定クランプ板及び可動クランプ板に本身の下部に延びる
平板状のガイド板が固定され、本身を製本装置のクラン
パーに挿入のときには、その挿入が終わるまで本身を案
内する。
【0011】したがって、ガイド板が本身の下部の膨ら
みやバラツキを抑制し、その状態で製本装置のクランパ
ーに本身が挿入されるので、製本装置のクランパーの開
き量を少なくすることができ、本身の挿入後本身を揃え
てクランパーを閉じる場合のミスを少なくすることがで
きる。
みやバラツキを抑制し、その状態で製本装置のクランパ
ーに本身が挿入されるので、製本装置のクランパーの開
き量を少なくすることができ、本身の挿入後本身を揃え
てクランパーを閉じる場合のミスを少なくすることがで
きる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1ないし
図8を参照して説明する。図1は、本発明の実施例の製
本装置用用紙供給装置の構成図、図2は図1の実施例の
平面図、図3ないし図7は図1の実施例の動作説明図、
図8は図1の実施例の要部拡大図である。なお、全図を
通じ同一部分には同一の符号を付している。
図8を参照して説明する。図1は、本発明の実施例の製
本装置用用紙供給装置の構成図、図2は図1の実施例の
平面図、図3ないし図7は図1の実施例の動作説明図、
図8は図1の実施例の要部拡大図である。なお、全図を
通じ同一部分には同一の符号を付している。
【0013】図1及び図2において、30はクランパー
を構成するL字状に形成されたアーム、アーム30の一
方の端部には、モータ31が固定され、その回転軸にラ
ック32が連結されてあり、モータ31の正逆回転によ
りラック32が直線往復移動する。ラック32の端部
は、可動クランプ板33に連結され、この可動クランプ
板33に対向して固定クランプ板34がアーム30に固
定されている。
を構成するL字状に形成されたアーム、アーム30の一
方の端部には、モータ31が固定され、その回転軸にラ
ック32が連結されてあり、モータ31の正逆回転によ
りラック32が直線往復移動する。ラック32の端部
は、可動クランプ板33に連結され、この可動クランプ
板33に対向して固定クランプ板34がアーム30に固
定されている。
【0014】16は本身(枚葉紙)で可動クランプ板3
3と固定クランプ板34とにより挾持され、本身16と
可動クランプ板33との間および本身16と固定クラン
プ板34との間にガイド板35および36が挿入されて
いる(図8参照)。ガイド板35および36は、可動ク
ランプ板33と固定クランプ板34とにより挾持された
本身16のほぼ下端部にまで延びて形成された比較的に
薄い平板で、本身16のサイズに応じて可動クランプ板
33および固定クランプ板34に固定される。
3と固定クランプ板34とにより挾持され、本身16と
可動クランプ板33との間および本身16と固定クラン
プ板34との間にガイド板35および36が挿入されて
いる(図8参照)。ガイド板35および36は、可動ク
ランプ板33と固定クランプ板34とにより挾持された
本身16のほぼ下端部にまで延びて形成された比較的に
薄い平板で、本身16のサイズに応じて可動クランプ板
33および固定クランプ板34に固定される。
【0015】アーム30の他方の端部にはギヤ37が固
定され、その端離でアーム30は架台40に回転可能に
取り付けられている。架台40にはモータ41が取り付
けられ、モータ41の回転軸にギヤ42が固着され、こ
のギヤ42とギヤ37とが噛合されていて、モータ41
の正逆回転によりアーム30は時計方向および反時計方
向に旋回する。
定され、その端離でアーム30は架台40に回転可能に
取り付けられている。架台40にはモータ41が取り付
けられ、モータ41の回転軸にギヤ42が固着され、こ
のギヤ42とギヤ37とが噛合されていて、モータ41
の正逆回転によりアーム30は時計方向および反時計方
向に旋回する。
【0016】架台40は、機体に適宜垂直に固定された
ガイド軸43に摺動自在に挿通され、支点45を中心に
旋回するリンク44により位置決めされている。リンク
44の端部には、カムフォロァー46が取り付けられ、
カム47に当接している。カム47はモータ48の回転
軸にチエーン49等により連結され、モータ48の回転
により回転し、カムフォロァー46のカム47の当接位
置が山部および谷部となるに従い、リンク44が支点4
5を中心に旋回し、架台40をガイド軸43に沿って上
下動させる。
ガイド軸43に摺動自在に挿通され、支点45を中心に
旋回するリンク44により位置決めされている。リンク
44の端部には、カムフォロァー46が取り付けられ、
カム47に当接している。カム47はモータ48の回転
軸にチエーン49等により連結され、モータ48の回転
により回転し、カムフォロァー46のカム47の当接位
置が山部および谷部となるに従い、リンク44が支点4
5を中心に旋回し、架台40をガイド軸43に沿って上
下動させる。
【0017】50は、本身16を起立したアーム30の
可動クランプ板33と固定クランプ板34の間に運ぶ搬
送用のチェーンで、このチェーン50にプッシャ51が
取り付けられている。チェーン50は、起立したアーム
30に近接して設置されたチェーンホイール52と適宜
位置に設置されたチェーンホイール53とに掛けられモ
ータ54の回転によりチェーンホイール52、53間を
往復又は循環する。
可動クランプ板33と固定クランプ板34の間に運ぶ搬
送用のチェーンで、このチェーン50にプッシャ51が
取り付けられている。チェーン50は、起立したアーム
30に近接して設置されたチェーンホイール52と適宜
位置に設置されたチェーンホイール53とに掛けられモ
ータ54の回転によりチェーンホイール52、53間を
往復又は循環する。
【0018】チェーンホイール52、53間に第1のス
トッパ55が配置され、図示しない印刷機等から送られ
てくる葉紙を停止させて受け取り、一冊文の本身16を
形成する。56はストッパ55を旋回させるソレノイド
で、本身16の形成後、本身16の搬送経路からストッ
パ55を退避させる。
トッパ55が配置され、図示しない印刷機等から送られ
てくる葉紙を停止させて受け取り、一冊文の本身16を
形成する。56はストッパ55を旋回させるソレノイド
で、本身16の形成後、本身16の搬送経路からストッ
パ55を退避させる。
【0019】60は、第2のストッパで、起立したアー
ム30の可動クランプ板33と固定クランプ板34の間
に、搬送用のチェーン50に取り付けられたプッシャ5
1により押し出された本身16を停止させる第2のスト
ッパである。61はストッパ60を旋回させるソレノイ
ドで、可動クランプ板33と固定クランプ板34で本身
16を挾持した後、アーム30の旋回によるアーム30
や本身16を阻害しない位置にストッパ60を退避させ
る。
ム30の可動クランプ板33と固定クランプ板34の間
に、搬送用のチェーン50に取り付けられたプッシャ5
1により押し出された本身16を停止させる第2のスト
ッパである。61はストッパ60を旋回させるソレノイ
ドで、可動クランプ板33と固定クランプ板34で本身
16を挾持した後、アーム30の旋回によるアーム30
や本身16を阻害しない位置にストッパ60を退避させ
る。
【0020】以上のように構成された製本装置用用紙供
給装置の動作を図3ないし図7を参照して説明する。図
3は、図示しない印刷機から例えば頁順に送られてくる
葉紙15を受け取り、本身を形成する段階にある状態を
示している。この状態では各モータ31、41、48、
54は停止され、アーム30は起立し、可動クランプ板
33と固定クランプ板34は開かれ、架台40は上方位
置にある。また、可動クランプ板33と固定クランプ板
34にガイド板35および36が固定されている。
給装置の動作を図3ないし図7を参照して説明する。図
3は、図示しない印刷機から例えば頁順に送られてくる
葉紙15を受け取り、本身を形成する段階にある状態を
示している。この状態では各モータ31、41、48、
54は停止され、アーム30は起立し、可動クランプ板
33と固定クランプ板34は開かれ、架台40は上方位
置にある。また、可動クランプ板33と固定クランプ板
34にガイド板35および36が固定されている。
【0021】本身(一冊文の枚葉紙)が形成されると、
モータ54が駆動されチェーン50が移動しプッシャ5
1が本身16に当接する。同時にストッパ55は退避
し、チェーン50の移動に伴って本身16はプッシャ5
1に押されアーム30の方向に移動し、可動クランプ板
33に固定されたガイド板35と固定クランプ板34に
固定されたガイド板36の間に挿入される(図4)。
モータ54が駆動されチェーン50が移動しプッシャ5
1が本身16に当接する。同時にストッパ55は退避
し、チェーン50の移動に伴って本身16はプッシャ5
1に押されアーム30の方向に移動し、可動クランプ板
33に固定されたガイド板35と固定クランプ板34に
固定されたガイド板36の間に挿入される(図4)。
【0022】その後、モータ31が駆動され可動クラン
プ板33が固定クランプ板34側に移動し本身16をガ
イド板35、36を介して挾持し、ついでモータ41が
駆動されアーム30が時計方向に旋回し(図5)、本身
16がほぼ垂直にされ、本身16の下端が製本装置のク
ランパー6の上方位置に位置するとモータ41が停止さ
れアーム30の旋回が停止する(図6)。この状態での
クランパー6の周辺を拡大して図8で示している。本身
16はその下端までガイド板35とガイド板36が当て
られていて、本身16の下端部での膨らみやバラツキは
生じない。
プ板33が固定クランプ板34側に移動し本身16をガ
イド板35、36を介して挾持し、ついでモータ41が
駆動されアーム30が時計方向に旋回し(図5)、本身
16がほぼ垂直にされ、本身16の下端が製本装置のク
ランパー6の上方位置に位置するとモータ41が停止さ
れアーム30の旋回が停止する(図6)。この状態での
クランパー6の周辺を拡大して図8で示している。本身
16はその下端までガイド板35とガイド板36が当て
られていて、本身16の下端部での膨らみやバラツキは
生じない。
【0023】ついで、モータ48が駆動され、カム47
が回転し、カムフォロァー46はカム47の谷部に当接
する。これによりリンク44は支点45を中心に時計方
向に旋回し、リンク44で支持されている架台40がガ
イド軸43に沿って下降し、架台40の下降移動に伴
い、アーム30に挾持している本身16およびガイド板
33、34がクランパー6に挿入され、本身16の下端
がレベル板9にほぼ当接したとき、架台40は停止する
(図7)。
が回転し、カムフォロァー46はカム47の谷部に当接
する。これによりリンク44は支点45を中心に時計方
向に旋回し、リンク44で支持されている架台40がガ
イド軸43に沿って下降し、架台40の下降移動に伴
い、アーム30に挾持している本身16およびガイド板
33、34がクランパー6に挿入され、本身16の下端
がレベル板9にほぼ当接したとき、架台40は停止する
(図7)。
【0024】ついで、モータ31が駆動され可動クラン
プ板33が固定クランプ板34から離れる方向に移動
し、本身16の挾持を解除し、カム47の回転でカムフ
ォロアー46がカム47の山部に当接して架台40がガ
イド軸43に沿って上昇する。架台40の上昇に伴い、
アーム30が上昇しガイド板35、36がクランパー6
から抜かれ、アーム30が旋回を停止したもとの位置に
達すると、モータ48は停止され、架台40はもとの位
置に止められる(図6の本身16の無い状態)。ほぼ同
時にクランパー6が作動され本身16がクランパー6に
挾持される。
プ板33が固定クランプ板34から離れる方向に移動
し、本身16の挾持を解除し、カム47の回転でカムフ
ォロアー46がカム47の山部に当接して架台40がガ
イド軸43に沿って上昇する。架台40の上昇に伴い、
アーム30が上昇しガイド板35、36がクランパー6
から抜かれ、アーム30が旋回を停止したもとの位置に
達すると、モータ48は停止され、架台40はもとの位
置に止められる(図6の本身16の無い状態)。ほぼ同
時にクランパー6が作動され本身16がクランパー6に
挾持される。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
製本装置用用紙供給装置のクランパーのクランプ板に本
身の下部まで延びるガイド板が固定され、ガイド板が本
身の下部の膨らみやバラツキを抑制し、その状態で製本
装置のクランパーに本身が挿入されるので、製本装置の
クランパーの開き量を少なくすることができ、本身の挿
入後本身を揃えてクランプを閉じる場合のミスを少なく
することができる。
製本装置用用紙供給装置のクランパーのクランプ板に本
身の下部まで延びるガイド板が固定され、ガイド板が本
身の下部の膨らみやバラツキを抑制し、その状態で製本
装置のクランパーに本身が挿入されるので、製本装置の
クランパーの開き量を少なくすることができ、本身の挿
入後本身を揃えてクランプを閉じる場合のミスを少なく
することができる。
【0026】また、くせのある葉紙に対しても本身を製
本装置のクランパーの上方から確実に挿入することがで
きるので、製本装置のクランパーを強度の高い両持ち構
造とすることができる。
本装置のクランパーの上方から確実に挿入することがで
きるので、製本装置のクランパーを強度の高い両持ち構
造とすることができる。
【図1】本発明の実施例の製本装置用用紙供給装置の構
成図である。
成図である。
【図2】図1の実施例の平面図である。
【図3】図1の実施例の動作説明図である。
【図4】図1の実施例の動作説明図である。
【図5】図1の実施例の動作説明図である。
【図6】図1の実施例の動作説明図である。
【図7】図1の実施例の動作説明図である。
【図8】図1の実施例の要部拡大図である。
【図9】一例の製本装置の概略構成図である。
【図10】図9の製本装置の処理工程(動作)を説明す
る説明図である。
る説明図である。
【図11】用紙供給装置の連結を示す配置図である。
【図12】用紙供給装置の連結状態を示す図である。
【図13】図12の要部拡大図である。
1 製本装置 2 クランプ部 3 ミーリング部 4 糊付け部 5 ニッピング部 6、31 クランパー 7、33 可動クランプ板 8、34 固定クランプ板 9 レベル板 15 葉紙 16 本身(枚葉紙) 20 用紙供給装置 30 アーム 31、41、48、54 モータ 32 ラック 35、36 ガイド板 37、42 ギヤー 40 架台 43 ガイド軸 44 リンク 46 カムフォロァー 47 カム 50 チェーン 51 プッシャ 52、53 チェーンホイール 55、60 ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】本身を挾持して製本処理工程を移動するク
ランパーを有する製本装置に隣接して配置され、前記ク
ランパーに上方から前記本身を挿入するクランパーを有
する用紙供給装置であって、前記用紙供給装置のクラン
パーのクランプ板に前記本身の下部に延びるガイド板を
固定しなることを特徴とする製本装置用用紙供給装置。
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1996
- 1996-02-17 JP JP06699396A patent/JP3165954B2/ja not_active Expired - Lifetime
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