JP4302252B2 - 表紙貼付け成形装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表紙貼付け成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
丁合機などにより折丁をページ順に集めて作成した本身の背面に糊付けし、糊付けした本身の背面に表紙などを貼り付けて綴じるいわゆる無線綴じを行なう製本機は良く知られている。図3はこのような製本機の一例の概略構成を示す平面図で、この図3において、1は駆動スプロケット、2は従動スプロケット、3は駆動スプロケット1と従動スプロケット2に掛け渡されて駆動スプロケット1と従動スプロケット2を周回移動するチェーン、4はチェーン3に固定されたクランパーでチェーン3に複数並設されている。
【0003】
5は本身、6は表紙、7は丁合機搬送部、8は本身供給部、9は本身5の背面をフライス盤により面一に揃える処理をするミーリング部、10はミーリング後の本身5の背面及びのど部に糊付け処理する糊付け部、11は表紙供給部、12は表紙供給部11から供給される表紙6と本身5とを整合させて貼り付ける貼付け部、13は本身5の背面に貼付た表紙を成形処理するニッピング(背成形)部、14は排出部である。
【0004】
7aは図示しない丁合機内を周回移動するチェーンに固定され、順次集められる折丁の後端に当接してチェーンの駆動にともなってその折丁を押して移動させる搬送ピン、8aは本身供給部8を周回移動する図示しないチェーンに固定された本身5の後端に当接し、チェーンの周回移動にともなって本身5を押してクランパー4のある位置まで移動させる搬送ピンである。なお、丁合機搬送部7の折丁や本身5、および本身供給部8の本身5はそれぞれガイド板に沿って移動する。
【0005】
クランパー4は、チェーン3にその位置が固定された固定クランプ板4aと図示しない駆動力によって駆動する可動クランプ板4bを備え、可動クランプ板4bはその両側の端部に駆動軸4c、4dにより支持した構成とされ、固定クランプ板4aと可動クランプ板4bとの間に挿入された本身5を両クランプ板で挟持し、チェーン3の周回移動にともなってミーリング部9、糊付け部10、貼付け部12、ニッピング部13の製本処理部を通り、排出部14で本身5の挟持を解除する。
【0006】
すなわち、丁合機搬送部7により送り出された本身5は、本身供給部8で受け取られ、その本身5を搬送ピン8aで押し進めて本身供給部8の端部上方に位置するクランパー4の固定クランプ板4aと可動クランプ板4bとの間の空間4e(以下、クランプ部という。この位置にあるクランパー4の固定クランプ板4aと可動クランプ板4bとの間は開かれている。)に斜め下方から挿入する。クランプ部4eに挿入された本身5はクランパー4の移動方向後側にある駆動軸4cに当接して押されながらクランパー4に挟持される。この場合、本身5の移動方向後端は本身5のサイズの大小にかかわらず常に駆動軸4cに当接することとなり、駆動軸4cはクランパー4の本身5に対する規準位置となっている。
【0007】
ところで、このように構成された製本機では、本身5に対し表紙6を正しい位置に貼り付けることはきわめて重要であり、一般に、表紙供給部11、貼付け部12およびニッピング(背成形)部13は、図4に示すように構成されている。すなわち、表紙供給部11には、適宜枚数の表紙6を収容するトレイ11aが配置され、そのトレイ11aには最下部に位置する表紙6を引き出す開口fが形成されている。開口fの外側には、支点aを中心として回動するサッカ−11bと、送りローラ11cおよび支点bを中心として回動する加圧ローラ11dが配置されている。
【0008】
すなわち、運転時、サッカ−11bはトレイ11aの最下部に位置する表紙6を吸着して支点aを中心として矢示w方向に回動して開口fから引き出して送りローラ11cに当接させる。この当接とほぼ同時に加圧ローラ11dを矢示g方向に回動して送りローラ11cに当接した表紙6を送りローラ11cに押圧する。その押圧と同時にサッカ−11bによる吸着を解除し、その状態で送りローラ11cと加圧ローラ11dの回転で表紙6を貼付け部12へ送り出す。1枚の表紙6を送り出すと、サッカ−11bはトレイ11aの最下部に位置する表紙6を吸着する位置に戻り、また加圧ローラ11dも送りローラ11cに表紙6を当接させることのできるもとの位置に戻る。以下この一連の動作が繰り返される。
【0009】
貼付け部12には、貼り付けロ−ラ12aが配置され、この貼り付けロ−ラ12aはその表面がクランパー4に挟持された本身5の背面に当接する位置にあり、クランパー4の移動と同期して回転する。この貼り付けロ−ラ12aと表紙供給部11の送りローラ11c間にコンベヤ15が配置されており、このコンベヤ15には適宜の間隔で表紙6の後端と当接して位置決めする搬送フック15aが取り付けられ、また、コンベヤ15の送りローラ11c側の端部にガイドロ−ラ16が配置されている。そして、コンベヤ15の移動、つまり搬送フック15aの移動はクランパー4の移動と同速度とされ、クランパー4に挟持された本身5の後端位置と同期するようにされている。
【0010】
表紙供給部11の送りローラ11cから送り出された表紙6はガイドロ−ラ16とコンベヤ15とに挟まれてコンベヤ15上に受け取られ、その後端が搬送フック15aに当接して貼り付けロ−ラ12aとクランパー4に挟持された本身5の背面の間に送り込まれ、貼り付けロ−ラ12aの回転とクランパー4の移動にともなって表紙6の先端から順次本身5の背面に貼り付けられる。この貼り付けが終わるとクランパー4はニッピング部13に位置する。
【0011】
ニッピング部13には、表紙6を貼り付けた本身5の背面を押付ける底板13c、表紙6の外側から本身5ののど部を挟圧して本身5の背部を成形する一対のニップ板(締め板)13a、13b(図5参照)が設置されている。底板13cおよび一対のニップ板13a、13bは昇降台17上をクランパー4の移動に沿って順逆方向に移動する支持台18に設置されている。昇降台17は一端が連結板19で連結されたア−ム20の他端に固定され、連結板19は回転カム21に一端22aが当接するカム従動子22の他端部22bと移動自在に連結されている。この連結により昇降台17は回転カム21の回転に応じてクランパー4に近づく方向および離間する方向、つまりクランパー4の移動と直行し、クランパー4に対して接離方向に移動する。
【0012】
支持台18は回転カム23に一端24aが当接するカム従動子24の他端部24bに一端が連結されたロッド25の他端部25aに連結されており、回転カム23の回転に応じてクランパー4の移動に沿ってクランパー4の移動方向と順方向および逆方向、つまりクランパー4の移動と平行し、クランパー4の移動方向に対して順逆方向に移動する。
【0013】
背面に表紙6が貼り付けられた本身5を挟持するクランパー4がニッピング部13に位置すると、各回転カム21、23の回転により昇降台17は上昇し、同時に昇降台17上の支持台18がクランパー4の移動方向と順方向に移動する。昇降台17が最上昇付近に達すると底板13cが表紙6を貼り付けた本身5の背面を押付け、そのときほぼ同時に図示しない一対のニップ板13a、13b(いずれか一方でもよい。)の駆動機構が駆動し、表紙6の外側から本身5ののど部を挟圧し、表紙6の貼り付け成形を行なう。
【0014】
その後、ニップ板13a、13bの挟圧を解除し、支持台18はクランパー4の移動方向と逆方向に移動する。同時に昇降台17は下降してもとの位置に戻り、次ぎの背面に表紙6が貼り付けられた本身5を挟持するクランパー4のニッピング部13への到来を待つ。図に示す矢示Vは支持台18の移動の軌跡を示している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようにクランパーと同速度とした表紙搬送フックで表紙を搬送しつつ貼り付けロ−ラで表紙を貼り付ける方法では、機械の振動やたわみ、長期使用による摩耗からでるガタなどで表紙位置決め時に予定の位置からずれるという問題がある。この問題を解消する方法としてクランパーの一部に規準を取り、表紙搬送フックをクランパーの規準位置に接触、追従させつつロ−ラに変わる平面板で本身に表紙を貼り付ける方法もあるが、この方法では平面板を駆動するカム機構やスライド機構、またいずれにしても専用の動力が設けられており、装置が大がかりなものとなっている。
【0016】
本発明は、このような実情に鑑みなされたもので、簡素な構成で移動中の本身の背面に表紙を貼り付けることを可能にするとともに、表紙の貼り付け位置の精度が高く、耐久性のある表紙貼付け成形装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、本身を挟持して移動するクランパーと、前記クランパーの移動と平行し、前記クランパーの移動方向に対して順逆方向に移動するとともに、前記クランパーの移動と直行し、前記クランパーに対して接離方向に移動する支持台に設置された前記本身に表紙を貼り付けた背部を成形するニップ板を具え、前記支持台に、前記クランパーの移動と平行し、前記クランパーの移動方向に対して逆方向に伸びる連結板を連結固定し、前記連結板に前記本身の背面に表紙を貼り付ける表紙貼付け板を固定してなることを特徴とする。
【0018】
請求項2に係る発明では、前記連結板の前記クランパーの移動方向に対して逆方向に伸びる後端部に位置決めフックを設けた平行リンク機構を枢着し、前記支持台の移動により前記平行リンク機構を駆動して前記位置決めフックを突出させて前記クランパーの基準位置に当接して移動させてなることを特徴とする。
【0019】
請求項1に係る発明では、表紙貼付け板はニップ板を具えた支持台と一体して移動するので、表紙貼付け板が必要とするカム機構やスライド機構および専用の動力が省略され、きわめて簡素な構成となる。また、表紙貼付け板の移動にともない所定のタイミングで表紙の搬送路を越えて出没する位置決めフックを設け、この位置決めフックを本身を搬送するクランパーの規準位置に当てて表紙を位置決めすると、機械のガタの影響を受けない高精度の位置決めが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図1および図2を参照して説明する。図1および図2は、本発明の実施の形態に係る表紙貼付け成形装置の構成を示す側面図で、図1は表紙貼付け前、図2は表紙貼付け時の態様を示している。なお、図4に示す従来例と同一部分および対応する部分には同一の符号を付している。
【0021】
図1において、30は一端が支持台18に固定されクランパー4と平行して貼付け部12に伸びる連結板、31は連結板30上に固定され、上面がニッピング部13の底板13cと面一の平面とされ、コンベヤ15で運ばれてくる表紙6を載置して本身5の背面に貼り付ける表紙貼付け板、32は平行リンク機構、33は引っ張りばね、34は位置決めフック、35はガイド板である。平行リンク機構32はクランパー4と平行して伸びる一対の平行リンク32a、32bと平行リンク32a、32bのそれぞれの端部に枢着された一対の平行リンク32c、32dの四辺を有し、連結板30側に位置するリンク32cと下側に位置するリンク32bの枢着点は連結板30の端部に枢着されている。
【0022】
リンク32cの一端は下方に伸び、その先端部にローラ32eが回転自在に軸支され、他端部に位置決めフック34が上向きに固定され、中間部にばねフック32fが固定されている。ばねフック32fには引っ張りばね33の一端がかけられ、引っ張りばね33の他端は連結板30に固定されている。この引っ張りばね33によりリンク32cは立ち上がる、つまり各平行リンクの枢着点でのリンクの挟む角度が90度となる方向に附勢されている。
【0023】
連結板30は支持台18に固定していることから支持台18とともに移動し、支持台18がクランパー4から最も離れた最下降位置にある時(図1の状態)、連結板30および連結板30に固定されている表紙貼付け板31も最下降位置にあり、リンク32cの先端部にあるローラ32eはガイド板35に当接し、平行リンク機構32は対のリンク同志が接近した押し潰された状態をなしている。また、このとき位置決めフック34の上部先端は表紙貼付け板31の上面の位置とほぼ同等の位置にあり、コンベヤ15で運ばれてくる表紙6を表紙貼付け板31の上面へ通過させる。
【0024】
表紙6が表紙貼付け板31の上面に位置するとき、本身5を挟持するクランパー4が表紙貼付け板31の上部に位置し、また前段の表紙6を背面に貼り付けた本身5を挟持するクランパー4がニッピング部13に位置するようになる。前段の表紙6を背面に貼り付けた本身5を挟持するクランパー4がニッピング部13に位置すると、各回転カム21、23の回転により昇降台17は上昇し、同時に昇降台17上の支持台18がクランパー4の移動方向と順方向に移動し、同様に連結板30および連結板30に固定されている表紙貼付け板31も移動する。
【0025】
連結板30が上昇すると引っ張りばね33によりリンク32cは立ち上がる。この立ち上がりに伴い位置決めフック34の上部先端は、コンベヤ15の表紙6の後端と当接して位置決めする搬送フック15aが通過した直後に上方に突き出し、突き出した位置決めフック34は、図2に示すように、クランパー4の後端部の規準位置4cに圧接し、表紙6の後端をこの規準位置に合わせる。コンベヤ15や支持台18およびこれに連結されている連結板30のクランパー4の移動方向に対する移動速度は、クランパー4の移動速度に等しくされており、平行リンク機構32の全体はクランパー4の移動速度に等しいが、平行リンク機構32の変形(リンク32cが立ち上がる変形)により、位置決めフック34はクランパー4の移動速度よりも増速され、搬送フック15aが通過した直後に上方に突き出してもクランパー4の後端部の規準位置4cに圧接することができる。そして、表紙6はその後端が位置決めフック34に当接して位置決めされてクランパー4とともに移動する。
【0026】
ついで、昇降台17が最上昇付近に達するとニッピング部13では、底板13cが表紙6を貼り付けた本身5の背面を押付け、そのときほぼ同時に図示しない一対のニップ板13a、13b(いずれか一方でもよい。)の駆動機構が駆動し、表紙6の外側から本身5ののど部を挟圧し、表紙6の貼り付け成形を行なう。同時に貼付け部12では、表紙6を載置した表紙貼付け板31が本身5の背面を押付け、表紙6を本身5の背面に貼り付ける。
【0027】
その後、ニップ板13a、13bの挟圧を解除し、支持台18はクランパー4の移動方向と逆方向に移動する。同時に昇降台17は下降してもとの位置に戻る。昇降台17の下降、つまり支持台18の下降とクランパー4の移動方向と逆方向への移動にともない表紙貼付け板31、つまり連結板30が同様に移動してもとの位置に戻る。連結板30の下降にともないリンク32cの先端部にあるローラ32eはガイド板35に当接し、平行リンク機構32は対のリンク同志が接近した押し潰されるようになり、位置決めフック34の上部先端は表紙貼付け板31の上面の位置とほぼ同等の位置にもどり、次ぎの表紙の搬入を待つ。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、発明によれば、表紙貼付け板で移動中の本身に表紙を貼り付けるに際し、その表紙貼付け板に必要な昇降および平行移動の駆動源を底板および一対のニップ板を設置した支持台の昇降および平行移動を駆動源としているので、表紙貼付け板を駆動するカム機構やスライド機構および専用の動力が省略され、きわめて簡素な構成で故障が少なく耐久性のよい表紙貼付け成形装置を得ることができ、また製造コストを低減することができる。さらに、表紙貼付け板の移動にともない所定のタイミングで表紙の搬送路を越えて出没する位置決めフックを設け、この位置決めフックを本身を搬送するクランパーの規準位置に当てて表紙を位置決めすると、機械のガタの影響を受けない高精度の位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る表紙貼付け成形装置の表紙貼付け前の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る表紙貼付け成形装置の表紙貼付け時の構成を示す側面図である。
【図3】製本機の一例を示す平面図である。
【図4】従来の表紙貼付け成形装置の構成を示す側面図である。
【図5】製本機のニッピング部の説明用の斜視図である。
【符号の説明】
4 クランパー
4c 規準位置
5 本身
6 表紙
11 表紙供給部
11a トレイ
11b サッカ−
11c 送りローラ
11d 加圧ローラ
12 貼付け部
13 ニッピング(背成形)部
13a ニップ板
13b ニップ板
13c 底板
15 コンベヤ
15a 搬送フック
16 ガイドロ−ラ
17 昇降台
18 支持台
19 連結板
20 ア−ム
21 回転カム
22 カム従動子
23 回転カム
24 カム従動子
25 ロッド
30 連結板
31 表紙貼付け板
32 平行リンク機構
32a〜d リンク
32e ローラ
33 ばね
34 位置決めフック
35 ガイド板
Claims (2)
- 本身を挟持して移動するクランパーと、前記クランパーの移動と平行し、前記クランパーの移動方向に対して順逆方向に移動するとともに、前記クランパーの移動と直行し、前記クランパーに対して接離方向に移動する支持台に設置された前記本身に表紙を貼り付けた背部を成形するニップ板を具え、前記支持台に、前記クランパーの移動と平行し、前記クランパーの移動方向に対して逆方向に伸びる連結板を連結固定し、前記連結板に前記本身の背面に表紙を貼り付ける表紙貼付け板を固定してなることを特徴とする表紙貼付け成形装置。
- 前記連結板の前記クランパーの移動方向に対して逆方向に伸びる後端部に位置決めフックを設けた平行リンク機構を枢着し、前記支持台の移動により前記平行リンク機構を駆動して前記位置決めフックを突出させて前記クランパーの基準位置に当接して移動させてなる請求項1に記載の表紙貼付け成形装置。
Priority Applications (1)
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JP26246799A JP4302252B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 表紙貼付け成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP26246799A JP4302252B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 表紙貼付け成形装置 |
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Family Applications (1)
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JP26246799A Expired - Fee Related JP4302252B2 (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 表紙貼付け成形装置 |
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1999
- 1999-09-16 JP JP26246799A patent/JP4302252B2/ja not_active Expired - Fee Related
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