JPH09215314A - Dc−dcコンバータ回路 - Google Patents

Dc−dcコンバータ回路

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JPH09215314A
JPH09215314A JP8015833A JP1583396A JPH09215314A JP H09215314 A JPH09215314 A JP H09215314A JP 8015833 A JP8015833 A JP 8015833A JP 1583396 A JP1583396 A JP 1583396A JP H09215314 A JPH09215314 A JP H09215314A
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JP
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circuit
transistor
voltage
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JP8015833A
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Inventor
Takashi Ito
敬史 伊藤
Yasuhiro Tokumaru
泰博 徳丸
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は小型受信機の備える電源の昇圧を行
うためのDC−DCコンバータ回路に関し、回路を電流
動作の素子で構成したときの電源利用効率の向上及び安
定動作を図ることを目的とする。 【解決手段】 直流電源からの電圧を、周波数変換で昇
降圧させるための電流源回路36,38、VFM発振器
37、VFMコンパレータ39、バッファ40、トラン
ジスタQ11で構成された第1の回路及びパルス幅変換
で昇降圧させるための電流源回路41、PWM発振器4
2、エラーアンプ43、PWMコントローラ44、バッ
ファ40、トランジスタQ11で構成された第2の回路
が、例えばバイポーラ型又はディスクリート型のような
電流動作のトランジスタで構成されると共に、適宜それ
ぞれ電流源回路36,38,41を介して動作されるも
ので、マイコン46からの制御信号に基づいて切替回路
45が駆動対象の待機時に主に第1の回路を駆動させ、
駆動時に第2の回路を駆動させるように切り替える構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型受信機の備え
る電源の昇圧を行うためのDC−DCコンバータ回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ページャ(ポケットベル)等の携
帯用の小型受信機が広く普及してきており、内蔵される
バッテリの出力電圧をDC−DCコンバータにより昇圧
して電源系として使用されるのが一般的である。このよ
うな小型受信機では、駆動の長時間化と駆動の安定化が
望まれている。
【0003】そこで、図4に、従来のDC−DCコンバ
ータ回路の構成図を示す。図4(A)はVFM(Voltag
e Frequency Modulation) 方式のDC−DCコンバータ
回路であり、図4(B)はPWM(Pulse Width Modula
tion) のDC−DCコンバータ回路である。
【0004】図4(A)に示すDC−DCコンバータ回
路11は、入力端子(VIN)12に発振器13の入力端
が接続され、該発振器13の出力端がNPN型のトラン
ジスタQ1のベースに接続される。トランジスタQ1の
エミッタは接地され、コレクタはスイッチング端子(V
L )14に接続されるいわゆるオープンコレクタであ
る。また、出力端子(VOUT )15と接地間には電流源
16と逆方向(アノード側が接地)のツェナーダイオー
ドZD1が接続されると共に、抵抗R1,R2の直列回
路が接続される。さらに、出力端子(VOUT )14には
コンパレータ17の電源端子が接続され、該コンパレー
タ16の第2の電源端子は接地される。
【0005】そして、コンパレータ17の非反転端子は
ツェナーダイオードZD1のカソードに接地され、反転
端子は抵抗R1,R2の接続点に接続される。また、コ
ンパレータ17の出力端は発振器13の駆動端子に接続
される。このようなDC−DCコンバータ回路11は、
例えば昇圧として用いる場合には入力端子(VIN)12
とスイッチング端子(VL )14間に、インダクタンス
が接続され、スイッチング端子(VL )14と出力端子
(VOUT )15間にはショットキーダイオードが接続さ
れると共に、出力端子(VOUT )15と接地間にコンデ
ンサが接続される。そして、このDC−DCコンバータ
回路11を小型受信機に内蔵した場合に、出力端子(V
OUT )15よりマイコン等に電源供給が行われる。
【0006】上記VFM方式のDC−DCコンバータ回
路11は、入力端子(VIN)12に電源からの電圧が入
力されると、発振器13がトランジスタQ1をトライブ
して接続されるインダクタンスで昇圧を行うと、出力端
子(VOUT )15には鋸歯状の電圧波形が表われ、これ
に応じてコンパレータ17が発振器13を駆動/停止を
繰り返して昇圧する。すなわち、出力端子(VOUT )1
5には鋸歯状の電圧が出力されるものである。
【0007】また、図4(B)に示すDC−DCコンバ
ータ回路21では、入力端子(VIN)22に電流源23
を介してバッファ24及びPWM25の出力端が接続さ
れる。バッファ24の出力端はNPN型のトランジスタ
Q2のベースに接続される。このトランジスタQ2のエ
ミッタは接地され、コレクタはスイッチング端子
(V L )26に接続されるいわゆるオープンコレクタで
ある。
【0008】一方、出力端子(VOUT )27と接地間で
抵抗R3,R4の直列回路が接続され、該抵抗R3,R
4の接続点とエラーアンプ28の非反転入力端が接続さ
れる。また、エラーアンプ28の反転入力端と接地間に
は逆方向(アノード側が接地)のツェナーダイオードZ
D2が接続される。そして、コンパレータ28の出力端
はPWMコントローラの駆動端に接続される。そして、
PWMコントローラ25の入力端に発振器29が接続さ
れる。
【0009】例えば、上述と同様に昇圧として用いる場
合には各端子(VIN22,VL 26,VOUT 27)には
インダクタンス、ショットキー、コンデンサが接続され
る。このPWM方式のDC−DCコンバータ回路21
は、エラーアンプ28が出力端子(VOUT )27の出力
電圧を監視するもので、PWMコントローラ29はエラ
ーアンプ28の出力と発振器29からの発振パルスでバ
ッファ24を介してトランジスタQ2をドライブする。
この場合、出力端子(VOUT )27は一定電圧が出力さ
れるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図4
(A)又は図4(B)に示すDC−DCコンバータ回路
11,21はバイポーラ型トランジスタによるハイブリ
ッドICで形成し、ページャ等の小型受信機に組み込む
場合、インダクタンス(コイル)等が外付け接続され、
出力端子(VOUT )15,27にマイコン(マイクロコ
ンピュータ)等の電源電圧の供給対象が接続される。
【0011】従って、図4(A)に示すVFM方式のD
C−DCコンバータ回路11を用いた場合、消費電力が
少なく、内蔵バッテリの長時間使用が可能となるが、出
力電圧が鋸歯状であることからリップル電圧となってマ
イコン等の制御系の電源電圧とすることが好ましくない
という問題がある。
【0012】また、図4(B)に示すPWM方式のDC
−DCコンバータ回路21を用いた場合、出力電圧波形
が一定であってマイコン等の制御系の電源電圧とするこ
とは好ましいが、消費電力が増大して内蔵バッテリの消
費が早く、特に長時間待機状態が続く場合には電源利用
効率が悪いという問題がある。
【0013】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、回路を電流動作の素子で構成したときの電源利
用効率の向上及び安定動作を図るDC−DCコンバータ
回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、駆動対象に供給する所定電圧を所定
の直流電源から昇降圧して生成するためのDC−DCコ
ンバータ回路において、電流動作の素子で構成され、入
力される前記直流電源からの電圧を周波数変換により昇
降圧させるための第1の回路と、電流動作の素子で構成
され、入力される前記直流電源からの電圧をパルス幅変
換により昇降圧させるための第2の回路と、前記駆動対
象の待機時に主に該第1の回路を駆動させ、駆動時に該
第2の回路を駆動させるために切り替えを行う切替手段
と、を有してDC−DCコンバータ回路が構成される。
【0015】請求項2では、請求項1記載の第1及び第
2の回路を構成する電流動作の素子を、バイポーラ型又
はディスクリート型のスイッチング素子で構成する。請
求項3では、請求項1又は2において、前記第1及び第
2の回路がそれぞれ所定数の電流源回路を介して動作さ
れるもので、前記切替手段が外部から入力される前記待
機又は駆動の状態を示す信号に基づいて、該当の何れか
の該電流源回路を駆動させて該第1又は第2の回路を切
り替えてなる。
【0016】上述のように請求項1乃至3の発明では、
直流電源からの電圧を、周波数変換で昇降圧させるため
の第1の回路及びパルス幅変換で昇降圧させるための第
2の回路が、例えばバイポーラ型又はディスクリート型
のスイッチング素子のような電流動作の素子で構成され
ると共に、適宜それぞれ電流源回路を介して動作される
もので、外部からの状態信号に基づいて切替手段が駆動
対象の待機時に主に第1の回路を駆動させ、駆動時に第
2の回路を駆動させるように切り替える。これにより、
待機時には主に消費電流の小な出力電圧の第1の回路が
駆動され、駆動時には動作安定な出力電圧の第2の回路
が駆動されることから、回路を動作電流の素子で構成し
たときの電源利用効率の向上及び安定動作を図ることが
可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施例の構成
図を示す。図1に示すDC−DCコンバータ回路30
は、切替端子(CH)31、入力端子(VIN)32、G
ND(接地)端子33、出力端子(VOUT )34、及び
スイッチング端子(VL )35を備える。
【0018】入力端子(VIN)32には電流源回路36
を介してVFM発振器37の駆動制御端が接続される。
また、出力端子(VOUT )34には電流源回路38を介
してVFMコンパレータ29の駆動制御端が接続される
と共に、直接にVFMコンパレータ39の入力端が接続
される。VFMコンパレータ39の出力端はVFM発振
器37の入力端に接続され、VFM発振器の出力端はバ
ッファ40の入力端に接続される。そして、バッファ4
0の出力端はNPN型のトランジスタQ11のベースに
接続される。このトランジスタQ11のエミッタは接地
され、コレクタはスイッチング端子(VL )35に接続
されるいわゆるオープンコレクタ状態である。
【0019】上記電流源回路36,38、VFM発振器
37、VFMコンパレータ39、バッファ40、及びト
ランジスタQ11により第1の回路であるVFM方式の
第1のDC−DCコンバータ回路が構成され、電流動作
の例えばバイポーラ(又はディスクリート)型のスイッ
チング素子としてのトランジスタでバイポーラ(又はデ
ィスクリート)プロセスにより構成される。この第1の
DC−DCコンバータ回路の動作は前述の図4(A)と
同様である。
【0020】すなわち、前述のように例えば昇圧として
用いる場合には入力端子(VIN)32とスイッチング端
子(VL )35間にはインダクタンス(コイル)が接続
され、スイッチング端子(VL )35と出力端子(V
OUT )34間にはショットキーダイオードが接続される
と共に、出力端子(VOUT )34と接地間にコンデンサ
が接続されるものである。そして、入力端子(VIN)3
2に電源からの電圧が入力されると、VFM発振器37
がバッファ40を介してトランジスタQ11をドライブ
して接続されるインダクタンスで周波数変換による昇圧
を行うと、出力端子(VOUT )34には鋸歯状の電圧波
形が表われ、これに応じてVFMコンパレータ39がV
FM発振器37を駆動/停止を繰り返して昇圧する。こ
のときに、出力端子(VOUT )34には鋸歯状の電圧が
出力されるものである。
【0021】一方、出力端子34には、電流源回路41
を介してPWM発振器42、エラーアンプ43、及びP
WMコントローラ44の駆動制御端が接続されると共
に、該エラーアンプ43の入力端が接続される。また、
PWM発振器42の出力端がPWMコントローラ44の
入力端に接続され、エラーアンプ43の出力端がPWM
コントローラ44の入力端に接続される。そして、PW
Mコントローラ44の出力端はバッファ40の入力端に
接続される。
【0022】上記電流源回路41、PWM発振器42、
エラーアンプ43、PWMコントローラ44、バッファ
40、及びトランジスタQ11により第2の回路である
PWM方式の第2のDC−DCコンバータ回路が構成さ
れ、電流動作のバイポーラ(又はディスクリート)型の
スイッチング素子としてのトランジスタでバイポーラ
(又はディスクリート)プロセスにより構成される。な
お、上記バッファ40及びトランジスタQ11は第1の
DC−DCコンバータ回路と共用される。
【0023】この第2のDC−DCコンバータ回路の動
作は、前述の図4(B)と同様であり、例えば上述のよ
うにインダクタンス(コイル)、ショットキーダイオー
ド及びコンデンサが接続された状態で、エラーアンプ4
3が出力端子(VOUT )34の出力電圧を監視し、PW
Mコントローラ44がエラーアンプ43の出力とPWM
発振器42の出力とによりバッファ40を介してトラン
ジスタQ11をドライブすることで、出力端子
(VOUT )34に一定電圧が出力されるものである。
【0024】続いて、切替端子(CH)31には切替手
段である切替回路45の入力端が接続され、該切替回路
45の2つの出力端が電流源回路36,38及び電流源
回路41の駆動端が接続される。この切替端子(CH)
31には、出力端子(VOUT)に電源端子が接続される
マイコン(マイクロコンピュータ)46の制御信号出力
端子が接続され、機器の状態モードに応じた制御入力信
号が入力されるものである。
【0025】ここで、図2に、図1の切替回路の一例の
回路図を示す。なお、図2には図1の電流源回路36
(38も同じ構成であり、兼用して説明する)及び電流
源回路41の回路図をも示している。図2に示す切替回
路45は、入力端子(VIN)32にPNP型のトランジ
スタQ12〜Q14のそれぞれのエミッタが接続される
と共に、電流源51を介してNPN型のトランジスタQ
15のコレクタ及びNPN型のトランジスタQ16のベ
ースが接続される。また、切替端子(CH)31に抵抗
R11を介してトランジスタQ12のコレクタ及びベー
ス、並びにトランジスタQ13,Q14のそれぞれのベ
ースが接続される。
【0026】トランジスタQ13のコレクタは、トラン
ジスタQ17のベースに接続されると共に、抵抗R12
を介して接地される。トランジスタQ17のエミッタは
接地される。また、トランジスタQ14のコレクタは、
トランジスタQ15のベースに接続されると共に抵抗R
13を介して接地される。トランジスタQ15,Q16
のエミッタは接地される。
【0027】一方、図1の電流源回路36(38)は、
入力端子(VIN)32(又は出力端子(VOUT )34)
にPNP型のトランジスタQ18のエミッタが接続され
ると共に、電流源52を介してNPN型のトランジスタ
Q19のコレクタ及びベースに接続される。トランジス
タQ18のベースはコレクタ及びNPN型のトランジス
タQ20のコレクタに接続される。このトランジスタQ
18のベースに上記VFM発振器37(又はVFMコン
パレータ39)の電源端が接続される。また、トランジ
スタQ20のベースはトランジスタQ19のベースに接
続されると共に、上記切替回路45のトランジスタQ1
7のコレクタが接続される。トランジスタQ19,Q2
0のエミッタは接地される。
【0028】続いて、図1の電流源回路41は、出力端
子(34)にPNP型のトランジスタQ21のエミッタ
が接続されると共に、電流源53を介してNPN型のト
ランジスタQ22のコレクタ及びベースに接続される。
トランジスタQ21のベースはコレクタ及びNPN型の
トランジスタQ23のコレクタに接続される。このトラ
ンジスタQ21のベースに上記PWM発振器42、エラ
ーアンプ43及びPWMコントローラ44の電源端が接
続される。また、トランジスタQ23のベースはトラン
ジスタQ22のベースに接続されると共に、上記切替回
路45のトランジスタQ16のコレクタが接続される。
トランジスタQ22,Q23のエミッタは接地される。
【0029】上記のようなDC−DCコンバータ回路3
0が例えばページャ等の小型受信機に適用した場合、上
述と同様に昇圧させるものとしたときに入力端子
(VIN)32及びGND端子33は小型受信機の内蔵電
源(バッテリ)の±端子にそれぞれ接続されると共に、
入力端子(VIN)32とスイッチング端子(VL )35
との間にインダクタンス(コイル)が接続され、また該
スイッチング端子(VL )35と出力端子(VOUT )3
4との間にショットキーダイオードが接続され、さらに
出力端子(VOUT )34と接地間でコンデンサが接続さ
れる。また、出力端子(VOUT )34には上述のマイコ
ンの他、該当小型受信機を構成する電源電圧を必要とす
る各構成部が接続されるものである。
【0030】ここで、図3に、切替端子に入力される制
御信号の説明図を示す。上記の例で、受信機内部におい
て待機状態では受信(PWM)モードと待機(VFM)
モードとがあり、(図3(A),(B))、この待機状
態及び受信状態のときにマイコン46から図3(C)に
示す制御信号を切替端子31に供給する。
【0031】いま、待機状態では、マイコン46は受信
(PWM)モードと待機(VFM)モードを所定時間間
隔で切り替える制御信号を切替端子31に供給する。例
えば、制御信号を待機(PWM)モードをT1 =5秒間
のHi信号とし、受信モードをT2 =1秒間のLow信
号として切替端子31に供給する。そして、待機状態で
受信(PWM)モードのときに信号を受信した場合には
受信状態に移行し、マイコン46からの切替端子31の
制御信号をLow信号を受信状態が終了するまで供給す
る。
【0032】そこで、図1及び図2に戻り、待機モード
で切替端子31にHiの制御信号が入力されと、図2に
示すように、トランジスタQ12〜Q15,Q17がオ
フ状態となり、トランジスタQ16がオン状態となる。
トランジスタQ16がオン状態となると、電流源回路4
1のトランジスタQ21〜Q23がオフ状態となること
から、該電流源回路41から図1に示すPWM発振器4
2、エラーアンプ43及びPWMコントローラ44には
電源供給は行なわれず、PWM方式の第2のDC−DC
コンバータ回路は動作されない。
【0033】このとき、トランジスタQ17がオフ状態
であることから、電流源回路36,38におけるトラン
ジスタQ19,Q20はオン状態となってトランジスタ
Q18がオン状態となり、図1に示すVFM発振器37
及びVFMコンパレータ39を駆動状態として、VFM
方式の第1のDC−DCコンバータ回路を動作状態とす
る。
【0034】一方、受信モード及び受信状態で切替端子
31にLowの制御信号が入力されると、図2に示すよ
うに、切替回路45のトランジスタQ12〜Q15,Q
17がオン状態となり、トランジスタQ16がオフ状態
となる。トランジスタQ17がオン状態になると電流源
回路36,38におけるトランジスタQ19,Q20が
オフ状態となってトランジスタQ18がオフ状態とな
り、上記VFM方式の第1のDC−DCコンバータ回路
は動作されない。
【0035】このとき、トランジスタQ16がオフ状態
であることから、電流源回路41のトランジスタQ2
2,Q23がオン状態となってトランジスタQ21がオ
ン状態となり、図1に示すPWM発振器42、エラーア
ンプ43及びPWMコントローラ44を駆動状態として
PWM方式の第2のDC−DCコンバータ回路を動作状
態とするものである。
【0036】このように、上記DC−DCコンバータ回
路30をバイポーラ(ディスクリート)プロセスで構成
したときに、待機状態のときに主にVFM方式の第1の
DC−DCコンバータ回路で動作させることで、PWM
方式の第2のDC−DCコンバータ回路より構成数が少
なく、消費電流を低減させることができ、電源利用効率
を向上させることができる。また、受信状態でPWM方
式の第2のDC−DCコンバータ回路を動作させること
で、リップルの小なる出力電圧をマイコン46等に供給
することができ、安定動作を行わせることができるもの
である。
【0037】なお、上記実施例では、本発明をページャ
等の小型受信機に適用した場合を示したが、電流動作の
素子で構成されたDC−DCコンバータ回路が長時間待
機状態になる総ての機器に適用することができるもので
ある。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至3の発明に
よれば、直流電源からの電圧を、周波数変換で昇降圧さ
せるための第1の回路及びパルス幅変換で昇降圧させる
ための第2の回路が、例えばバイポーラ型又はディスク
リート型のスイッチング素子のような電流動作の素子で
構成されると共に、適宜それぞれ電流源回路を介して動
作されるもので、外部からの状態信号に基づいて切替手
段が駆動対象の待機時に主に第1の回路を駆動させ、駆
動時に第2の回路を駆動させるように切り替えることに
より、待機時には主に消費電流の小な出力電圧の第1の
回路が駆動され、駆動時には動作安定な出力電圧の第2
の回路が駆動されることから、回路を動作電流の素子で
構成したときの電源利用効率の向上及び安定動作を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の切替回路の一例の回路図である。
【図3】本発明の切替端子に入力される制御信号の説明
図である。
【図4】従来のDC−DCコンバータ回路の構成図であ
る。
【符号の説明】
30 DC−DCコンバータ 31 切替端子(CH) 32 入力端子(VIN) 34 GND端子(VOUT ) 35 スイッチング端子(VL ) 36,38,41 電流源回路 37 VFM発振器 39 VFMコンパレータ 40 バッファ 42 PWM発振器 43 エラーアンプ 44 PWMコントローラ 45 切替回路 46 マイコン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動対象に供給する所定電圧を所定の直
    流電源から昇降圧して生成するためのDC−DCコンバ
    ータ回路において、 電流動作の素子で構成され、入力される前記直流電源か
    らの電圧を周波数変換により昇降圧させるための第1の
    回路と、 電流動作の素子で構成され、入力される前記直流電源か
    らの電圧をパルス幅変換により昇降圧させるための第2
    の回路と、 前記駆動対象の待機時に主に該第1の回路を駆動させ、
    駆動時に該第2の回路を駆動させるために切り替えを行
    う切替手段と、 を有することを特徴とするDC−DCコンバータ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の第1及び第2の回路を構
    成する電流動作の素子を、バイポーラ型又はディスクリ
    ート型のスイッチング素子で構成することを特徴とする
    DC−DCコンバータ回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、前記第1及び
    第2の回路がそれぞれ所定数の電流源回路を介して動作
    されるもので、前記切替手段が外部から入力される前記
    待機又は駆動の状態を示す信号に基づいて、該当の何れ
    かの該電流源回路を駆動させて該第1又は第2の回路を
    切り替えてなることを特徴とするDC−DCコンバータ
    回路。
JP8015833A 1996-01-31 1996-01-31 Dc−dcコンバータ回路 Pending JPH09215314A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100912865B1 (ko) * 2006-09-14 2009-08-19 가부시키가이샤 리코 스위칭 레귤레이터 및 그 스위칭 레귤레이터를 구비하는반도체 장치

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