JP2000209524A - 電源制御装置 - Google Patents

電源制御装置

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JP2000209524A
JP2000209524A JP11006186A JP618699A JP2000209524A JP 2000209524 A JP2000209524 A JP 2000209524A JP 11006186 A JP11006186 A JP 11006186A JP 618699 A JP618699 A JP 618699A JP 2000209524 A JP2000209524 A JP 2000209524A
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output voltage
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路構成を複雑にすることがなく小型、低コ
ストで、しかも運転待機状態での省電力化効果が大きい
電源制御装置を得ること。 【解決手段】 通常運転モードと運転待機モードで使用
される電源制御装置において、交流商用電源1から機器
の各部分の駆動部用の直流電源を作り出すスイッチング
電源3と、スイッチング電源3の直流電源を入力としマ
イクロコンピュータ20を含む信号入力回路用の一定直
流電圧を作り出すマイクロコンピュータ用電源7と、ス
イッチング電源3の出力電圧に基づいて安定電圧制御を
行う誤差増幅回路(シャントレギュレータ15)と、誤
差増幅回路に与えるスイッチング電源20の出力電圧を
変化させる出力電圧変更手段(抵抗16、17、18と
トランジスタ19)とを設け、運転待機モード中は出力
電圧変更手段によって誤差増幅回路に与えるスイッチン
グ電源20の出力電圧を低下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン受
像器や空調機の室内ユニットなど、リモートコントロー
ラからの運転指令を待機する状態を有する機器の電源制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像器など、リモートコン
トローラ(リモコン)からの運転指令を待機する状態を
有する機器の電源制御装置は、定格動作モード(通常運
転モード)と、リモコンよりの電源投入指示を待つ節電
のための運転待機モードとを有しているものがある。
【0003】図5は、特開平6−6732号公報に開示
されているような従来の電源制御装置を示している。こ
の電源制御装置は、AC(商用交流電源)を入力して電
圧レベルが異なるV1 〜VN の直流出力を得るスイッチ
ング電源(主電源回路)50と、スイッチング電源50
より切換回路51を介して直流電圧を与えられるマイク
ロコンピュータ用電源(以下、マイコン用電源と云う)
52と、スイッチング電源50の出力電圧を検出してス
イッチング電源50の制御を行う二つの誤差増幅器5
3、54とを有し、切換回路51は、モード切換信号に
より誤差増幅器53、54の切り換えと、スイッチング
電源50よりマイコン用電源52に与える直流出力の切
り換えとを行う。
【0004】図6は、図5に示されている従来の電源制
御装置のスイッチング電源50を除く部分の詳細回路を
示している。マイコン用電源52は、市販の汎用3端子
レギュレータREG1により構成され、マイコン用電源
電圧(+5V)を発生する。この電源電圧(+5V)は
マイコンを含む信号処理回路に供給される。
【0005】誤差増幅器53はトランジスタQ4、誤差
増幅器54はトランジスタQ5に相当し、トランジスタ
Q4およびQ5のエミッタは共に定電圧ダイオードD6
に接続され、コレクタには共にフォトカプラPC1が接
続されており、フォトカプラPC1の光信号によりスイ
ッチング電源50の出力を制御する。モード切換信号は
トランジスタQ4、Q5の切り換えを指示すると共に3
端子レギュレータREG1に供給する出力V1またはV
2の切り換えを指示する。
【0006】つぎに、通常運転モードの動作について説
明をする。モード切換信号入力としてハイレベルの信号
を入力すると、抵抗R9を通じてトランジスタQ1はオ
ンとなり、コレクタ電位が低下する。トランジスタQ1
にベースを接続されたトランジスタQ2は、トランジス
タQ3とダーリントン接続を構成しているが、トランジ
スタQ2のベース電位が低下することにより、トランジ
スタQ2、Q3は共にオフとなる。
【0007】これにより、ダイオードD1がオフとな
り、出力V1からの電力は3端子レギュレータREG1
に供給されず、V2からの電力がダイオードD2、抵抗
R11等を通じて3端子レギュレータREG1に供給さ
れる。このとき、抵抗R2にはトランジスタQ3から電
流が流入しないため、ダイオードD3が導通し、トラン
ジスタQ4のベース電位が低下することにより、トラン
ジスタQ4はオフとなり、トランジスタQ5が能動状態
となる。このトランジスタQ5により、スイッチング電
源50が通常運転モードで動作し、通常動作出力電圧を
出力する。
【0008】つぎに、運転待機モードの動作について説
明する。モード切換信号入力としててローレベルの信号
が入力すると、トランジスタQ1はオフとなり、このト
ランジスタQ1に接続されたトランジスタQ2、Q3は
それぞれオンとなる。これにより、抵抗R6、トランジ
スタQ3、抵抗R1を経由してダイオードD1がオンと
なり、出力V1から3端子レギュレータREG1に電力
が供給される。
【0009】また、トランジスタQ3がオンすることに
より、ダイオードD3はオフする。これにより、トラン
ジスタQ4は能動状態となる。出力V1の検出回路であ
りトランジスタQ4のベースに接続される抵抗R13、
R14の抵抗比R14/(R13+R14)を、同様に
検出回路でありトランジスタQ5のベースに接続される
抵抗R15、R16の抵抗比R16/(R15+R1
6)より大きくなるように選定することにより、スイッ
チング電源50の出力V1、V2の電圧は、通常運転モ
ードに比較して低い値を保つように制御される。このた
め、出力V2はレギュレータREG1が5Vを出力する
ために必要な入力電圧を確保できなくなるが、V2より
電圧の高い出力V1からダイオードD1等を通じて供給
されることで、常に安定したマイコン用電源の出力を得
ることができる。
【0010】また、他の従来例として、特開平10−2
3354号公報に示されているように、一つのスイッチ
ング電源が本機用の電圧とマイコン用の電圧とを出力す
るように構成し、運転待機モードでは本機用の電圧出力
をリレースイッチにより遮断すると共にスイッチング電
源の発振周波数を下げるか、あるいは、本機用の電圧を
出力するスイッチング電源とマイコン用の電圧を出力す
るスイッチング電源とを個別に設け、運転待機モードで
は本機用の電圧を出力するスイッチング電源をスイッチ
手段によりオフ状態すると共にマイコン用の電圧を出力
するスイッチング電源の発振周波数を下げることによ
り、消費電力を低減する電源制御装置が知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−6732号
公報に示されているような従来の電源制御装置は、少な
くとも二つの誤差増幅回路が必要であり、このため回路
が複雑となり、回路全体の精度が低下し、運転待機状態
での省電力化の効果が減少すると共に、基板占有面積も
大きくなり、コストアップになるなどの課題がある。
【0012】また、特開平10−23354号公報に示
されているような従来の電源制御装置は、スイッチング
電源のトランスの中間タップよりマイコン用の電圧を確
保したり、マイコン用の専用のスイッチング電源を用い
ているから、やはり回路が複雑となり、大きい占有容積
を必要とし、特に小型化を要求される空調機の室内ユニ
ットの電源制御装置には不向きである。
【0013】この発明は、上述のような課題を解消する
ためになされたもので、回路構成を複雑にすることがな
く小型、低コストで、しかも運転待機状態での省電力化
効果が大きい電源制御装置を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による電源制御装置は、通常運転モード
と運転待機モードで使用される電源制御装置において、
交流商用電源から機器の各部分の駆動部用の直流電源を
作り出すスイッチング電源と、前記直流電源を入力とし
マイクロコンピュータを含む信号入力回路用の一定直流
電圧を作り出すマイクロコンピュータ用電源と、前記ス
イッチング電源の出力電圧に基づいて安定電圧制御を行
う誤差増幅回路と、前記誤差増幅回路に与える前記スイ
ッチング電源の出力電圧を変化させる出力電圧変更手段
とを有し、運転待機モード中は前記出力電圧変更手段に
よって前記誤差増幅回路に与える前記スイッチング電源
の出力電圧を低下させ、消費電力を低減するものであ
る。
【0015】つぎの発明による電源制御装置は、誤差増
幅回路がシャントレギュレータにより構成され、前記出
力電圧変更手段は、前記スイッチング電源の出力電圧を
分圧する2個の抵抗と、それら抵抗に並列に接続された
抵抗とトランジスタとの直列回路により構成されている
ものである。
【0016】つぎの発明による電源制御装置は、通常運
転モードと運転待機モードで使用される電源制御装置に
おいて、交流商用電源から機器の各部分の駆動部用の直
流電源を作り出すスイッチング電源と、前記直流電源を
入力としマイクロコンピュータを含む信号入力回路用の
一定直流電圧を作り出すマイクロコンピュータ用電源
と、前記スイッチング電源の出力電圧に基づいて安定電
圧制御を行う誤差増幅回路と、前記誤差増幅回路の基準
電圧を変化させる基準電圧変更手段とを有し、運転待機
モード中は前記誤差増幅回路の基準電圧を前記基準電圧
変更手段によって低下させて消費電力を低減するもので
ある。
【0017】つぎの発明による電源制御装置は、前記誤
差増幅回路が前記スイッチング電源の出力電圧を分圧し
たものと基準電圧との差により動作するオペアンプによ
り構成され、前記基準電圧変更手段はオペアンプの基準
電圧を変化させるものである。
【0018】つぎの発明による電源制御装置は、基準電
圧の変更をマイクロコンピュータ出力のデューティ比制
御により行うものである。
【0019】つぎの発明による電源制御装置は、マイク
ロコンピュータ用電源の電圧値を検出する電圧検出手段
を有し、前記電圧検出手段により検出される電圧値がマ
イクロコンピュータを含めた信号入力回路が動作可能な
最低限の電圧値になるまで前記スイッチング電源の出力
電圧を低下させるべく前記基準電圧を変化させるもので
ある。
【0020】つぎの発明による電源制御装置は、信号入
力回路にて運転指令を受信し、運転待機モードから通常
運転モードに移行するとき、スイッチング電源の出力電
圧を通常電圧へ切り換える制御を行ったのち、一定時間
経過後に機器の各部分の駆動回路を動作させるものであ
る。
【0021】つぎの発明による電源制御装置は、スイッ
チング電源の出力電圧を検出する出力電圧検出手段を有
し、信号入力回路にて運転指令を受信し、運転待機モー
ドから通常運転モードに移行するとき、前記出力電圧検
出手段により検出される出力電圧が規定値以上になった
のち、機器の各部分の駆動回路を動作開始させるもので
ある。
【0022】つぎの発明による電源制御装置は、運転待
機モードから通常運転モードへの移行に際して前記出力
電圧検出手段により検出されるスイッチング電源の出力
電圧が規定値以上ならない場合には異常表示を行うもの
である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照して、この
発明にかかる電源制御装置の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0024】実施の形態1.図1は、この発明による電
源制御装置を空調機の室内ユニット用の電源制御装置に
適用した実施の形態1を示している。この電源制御装置
は、入力端子に商用交流電源1を接続されたブリッジ整
流回路2を有し、ブリッジ整流回路2の出力端子間に
は、スイッチング電源であるスイッチングトランス3の
一次巻線3aとスイッチング素子を含むコンバータ制御
部4との直列回路と、平滑用電解コンデンサ5の並列回
路とが接続されている。
【0025】スイッチングトランス3の2次巻線3bに
は整流ダイオード6を介して12V用の直流出力部11
が接続されており、この直流出力部11には、マイコン
用電源である3端子レギュレータ7の入力端子、室外給
電用リレー8のコイル、風向モータ9、運転表示ランプ
10等が接続されている。整流ダイオード6と直流出力
部11との間には平滑用電解コンデンサ12が接地接続
されている。
【0026】また、直流出力部11は、電流制限抵抗1
3、フォトカプラ14の発光素子14a、誤差増幅器で
あるシャントレギュレータ15を介して接地しており、
フォトカプラ14の受光素子14bに流れる電流はコン
バータ制御部4の帰還電流になっている。また、出力電
圧変更手段として、直流出力部11の電圧を分圧して検
出する抵抗16、17の分圧点がシャントレギュレータ
15の基準入力端子に接続されており、抵抗17に並列
に検出電圧を変更するための抵抗18とトランジスタ1
9との直列回路が接続されている。
【0027】また、マイコン用電源である3端子レギュ
レータ7の出力電圧によって駆動されるマイクロコンピ
ュータ(マイコン)20が設けられており、マイクロコ
ンピュータ20は、信号入力回路であるリモコン受信回
路21および本体運転スイッチ回路22の信号により、
室外給電用リレー8等の駆動回路23と、トランジスタ
19のオン・オフを制御している。
【0028】つぎに、上述の構成による電源制御装置の
動作について説明する。商用交流電源1の電圧は、ブリ
ッジ整流回路2により全波整流され、平滑用電解コンデ
ンサ5により平滑される。平滑された電圧がある電圧以
上になると、コンバータ制御部4が起動し、スイッチン
グトランス3の2次巻線3bに電圧が発生する。このと
き、トランジスタ19、室外給電用リレー8等の駆動回
路23はオフするように、マイクロコンピュータ20に
初期設定してある。
【0029】従って、基準電圧が2. 5Vのシャントレ
ギュレータ15を使用し、出力電圧を検出する抵抗16
と抵抗17の分圧比を( 1/3) に設定すると、直流出
力部11の出力電圧は2. 5Vの3倍である7. 5Vの
電圧に安定するようにフォトカプラ14によりコンバー
タ制御部4に帰還電流が流れる。直流出力部11の出力
電圧は7. 5Vと低い電圧であるが、3端子レギュレー
タ7によりマイコン用電源に必要な電圧である5Vの電
圧は十分に安定しており、12Vの電圧が必要である室
外給電用リレー8、風向モータ9はオフの状態であるた
め問題はない。このモードが運転待機モードであり、大
幅な省電力化、節電が可能になる。
【0030】リモコンの運転スイッチ、あるいは本体運
転スイッチが押された場合、マイクロコンピュータ20
は、リモコン受信回路21、あるいは本体運転スイッチ
回路22の信号によりトランジスタ19をオンする。ト
ランジスタ19がオンすることで、抵抗18にも電流が
流れ、直流出力部11の電圧を検出する電圧値が抵抗1
6と抵抗17および抵抗18の分圧比にて決定される。
この分圧比を( 5/24) になるように設定している
と、直流出力部11の出力電圧はシャントレギュレータ
15の基準電圧2. 5Vの( 24/5) 倍である12V
になるように制御され、直流出力部11は室外供給用リ
レー8等が動作するために必要で安定した12Vの電圧
を供給する。このモードが通常運転モードである。
【0031】図2は、マイクロコンピュータ20の動作
を示すフローチャートである。商用交流電源1の電圧が
入力され、マイクロコンピュータ20にマイコン用の電
圧が供給されることによってマイクロコンピュータ20
の動作がスタートする。まず、電源投入時には、トラン
ジスタ19、室外給電用リレー8等の駆動回路23がオ
フとなるように初期設定する(ステップS10)。
【0032】つぎに、リモコン受信回路21、あるいは
本体運転スイッチ回路22からの運転信号の入力待ちを
する(ステップS11)。運転信号の入力がない場合
は、トランジスタ19、室外給電用リレー8等の駆動回
路23がオフの運転待機モードが保たれる。運転信号の
入力があると、トランジスタ19をオンし(ステップS
12)、タイマーをスタートし(ステップS13)、タ
イマーをカウントし(ステップS14)、運転信号の入
力より規定時間が経過したか否かを判断する(ステップ
S15)。
【0033】規定時間が経過するのを待ち、規定時間が
経過すれば、トランジスタ19のオンによって直流出力
部11の電圧が必要電圧に上昇したと判断し、運転表示
ランプ10等を駆動する駆動回路23をオンするなどし
て通常運転を開始する(ステップS16)。
【0034】その後は、運転停止の信号の入力待ちにな
り(ステップS17)、運転停止信号が入力されると、
直ちに駆動回路23をオフして運停止動作処理を行い
(ステップS18)、停止動作処理が完了したのちに、
トランジスタ19をオフし、運転待機モードにする。こ
の運転待機モード時には、再び、リモコン受信回路2
1、あるいは本体運転スイッチ回路22からの運転信号
の入力待ちをする(ステップS11)。
【0035】これにより、運転指令を受信し、運転待機
モードから通常運転モードに移行後、一定時間経過して
から機器の各部の駆動部を動作させさせることで、確実
に通常運転に必要な電圧を供給することができる。
【0036】実施の形態2.図3は、この発明による電
源制御装置を空調機の室内ユニット用の電源制御装置に
適用した実施の形態2を示している。なお、図3に於い
て、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符
号を付けて説明を省略する。
【0037】この実施の形態では、直流出力部11の電
圧を分圧して検出する抵抗16、17の接続点がオペア
ンプ24の反転端子に接続され、基準電圧入力であるオ
ペアンプ24の非反転端子は、3端子レギュレータ7の
出力との間に抵抗25を、接地との間に電解コンデンサ
26を、マイクロコンピュータ20の出力端子との間に
抵抗27を各々介して接続されている。
【0038】マイクロコンピュータ20は、3端子レギ
ュレータ7の出力電圧を分圧して検出している抵抗2
8、29の分圧値を読み込み、抵抗27を介してオペア
ンプ24の非反転端子に接続している端子に出力するパ
ルス信号のハイレベルの時間割合(以下、デューティ比
と云う)を調整する。これによりマイクロコンピュータ
20が基準電圧変更手段を具現する。
【0039】つぎに、上述の構成による電源制御装置の
動作について説明する。商用交流電源1の電圧は、ブリ
ッジ整流回路2により全波整流され、平滑用電解コンデ
ンサ5により平滑される。平滑された電圧がある電圧以
上になると、コンバータ制御部4は起動し、スイッチン
グトランス3の2次巻線3bに電圧が発生し、12V用
の直流出力部11の電圧は上昇していく。このとき、室
外給電用リレー8等の駆動回路23はオフ、抵抗27を
接続されたマイクロコンピュータ20の端子はデューテ
ィ比を1(100%)にするようにマイクロコンピュー
タ20に初期設定してある。
【0040】従って、基準電圧としているオペアンプ2
4の非反転端子の電圧が5Vとなり、出力電圧を検出す
る抵抗16と抵抗17の分圧比を( 5/12) に設定す
ると、直流出力部11の電圧は5Vの(12/5)倍で
ある12Vの電圧に安定するようにフォトカプラ14に
よりコンバータ制御部4に帰還電流が流れる。
【0041】その後、マイクロコンピュータ20は、抵
抗28、29により分圧されたマイコン用電源である3
端子レギュレータ7の出力の電圧値を監視しながら抵抗
27を接続された端子の出力デューティ比を低下させて
いく。デューティ比を低下することにより、抵抗27を
介して電解コンデンサ26の電荷の放電量が増加するた
め、基準電圧であるオペアンプ24の非反転端子の電圧
は低下していく。基準電圧が低下することにより、フォ
トカプラ14に帰還電流が流れ、直流出力部11の電圧
が下降する。
【0042】マイコン用電源である3端子レギュレータ
7の出力電圧がマイコン用電源に必要である限界値(た
とえば、4. 5V)よりも低くなる前に、デューティ比
の低下を停止することにより、直流出力部11の電圧は
3端子レギュレータ7の入出力間電位差1. 4Vを加え
た5. 9Vで安定する。直流出力部11の出力電圧は
5. 9Vと低い電圧であるが、マイコン用電源に必要な
限界電圧である4. 5Vは確保され、12Vが必要であ
る室外給電用リレー8、風向モータ9はオフの状態であ
るため問題はない。このモードが運転待機モードであ
り、この場合も、大幅な省電力化、節電が可能になる。
【0043】リモコンの運転スイッチ、あるいは本体運
転スイッチが押された場合、マイクロコンピュータ20
は、リモコン受信回路21、あるいは本体運転スイッチ
回路22の信号により、抵抗27を接続された出力端子
のデューティ比を1にする。これにより、マイクロコン
ピュータ20の動作開始時と同様に、基準電圧であるオ
ペアンプ24の非反転端子の電圧は5Vに固定される。
これにより、直流出力部11の電圧は12Vになり、室
外供給用リレー8等が動作するために必要で安定した電
圧を供給することとなる。このモードが通常運転モード
である。
【0044】実施の形態3.図4はこの発明による電源
制御装置を空調機の室内ユニット用の電源制御装置に適
用した実施の形態3を示している。なお、図4に於いて
も、図1に対応する部分は図1に付した符号と同一の符
号を付けて説明を省略する。
【0045】この実施の形態では、直流出力部11の電
圧を分圧して検出する抵抗40および抵抗41が追加さ
れ、抵抗40と41の接続点がマイクロコンピュータ2
0のアナログ入力端子に接続され、マイクロコンピュー
タ20が直流出力部11の電圧検出値を取り込むように
なっている。
【0046】運転待機状態にて、リモコンの運転スイッ
チまたは本体運転スイッチが押されると、マイクロコン
ピュータ20がリモコン受信回路21、あるいは本体運
転スイッチ回路22の信号によりトランジスタ19をオ
ンし、シャントレギュレータ15の基準電圧2. 5Vの
(24/5)倍である12Vになるように電圧を上昇さ
せる過程で、抵抗40、41にて分圧された直流出力部
11の電圧がマイクロコンピュータ20で検知され、1
2Vに安定したとマイクロコンピュータ20が判断した
のち、室外給電用リレー8等の動作を開始する。これに
より、機器の各部分に必要で安定した電圧を的確に供給
することができる。
【0047】通常運転モードへ移行する際、マイクロコ
ンピュータ20にて検出している直流出力部11の電圧
が規定時間内に規定値(12V)にならない場合には、
回路に異常があると判断し、通常動作は開始せずに、運
転表示ランプ10を点滅表示して、異常を知らせること
ができる。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による電源制御装置によれば、運転待機モード中は出
力電圧変更手段によって誤差増幅回路に与えるスイッチ
ング電源の出力電圧を低下させることで、スイッチング
電源の出力電圧を低下させるから、簡単な回路構成で、
安価で、精度および信頼性が高く、運転待機中の消費電
力を効果的に低減することができる。
【0049】つぎの発明による電源制御装置によれば、
誤差増幅回路がシャントレギュレータにより構成され、
出力電圧変更手段がスイッチング電源の出力電圧を分圧
する2個の抵抗とそれら抵抗に並列に接続された抵抗と
トランジスタとの直列回路により構成されているから、
簡単な回路構成で、安価で、精度および信頼性が高く、
運転待機中の消費電力を効果的に低減することができ
る。
【0050】つぎの発明による電源制御装置によれば、
運転待機モード中は誤差増幅回路の基準電圧を基準電圧
変更手段によって低下させることで、、スイッチング電
源の出力電圧を低下させるから、簡単な回路構成で、安
価で、精度および信頼性が高く、運転待機中の消費電力
を効果的に低減することができる。
【0051】つぎの発明による電源制御装置によれば、
誤差増幅回路がスイッチング電源の出力電圧を分圧した
ものと基準電圧との差により動作するオペアンプにより
構成され、基準電圧変更手段はオペアンプの基準電圧を
変化させるものであるから、簡単な回路構成で、安価
で、精度および信頼性が高く、運転待機中の消費電力を
効果的に低減することができる。
【0052】つぎの発明による電源制御装置によれば、
基準電圧の変更をマイクロコンピュータ出力のデューテ
ィ比制御により行うから、運転待機中のスイッチング電
源の出力電圧を細かく正確に設定することができ、運転
待機中の消費電力を最大限に低減することが可能にな
る。
【0053】つぎの発明による電源制御装置によれば、
電圧検出手段により検出される電圧値がマイクロコンピ
ュータを含めた信号入力回路が動作可能な最低限の電圧
値になるまでスイッチング電源の出力電圧を低下させる
べく基準電圧を変化させるから、運転待機中の消費電力
を最大限に低減することができる。
【0054】つぎの発明による電源制御装置によれば、
信号入力回路にて運転指令を受信して運転待機モードか
ら通常運転モードに移行するとき、スイッチング電源の
出力電圧を通常電圧へ切り換える制御を行ったのち、一
定時間経過後に機器の各部分の駆動回路を動作させるか
ら、通常運転に必要な電圧を確実に供給することができ
る。
【0055】つぎの発明による電源制御装置によれば、
信号入力回路にて運転指令を受信して運転待機モードか
ら通常運転モードに移行するとき、出力電圧検出手段に
より検出される出力電圧が規定値以上になったのち、機
器の各部分の駆動回路を動作開始させるから、必要最少
時間で機器の各部の確実な動作が可能となる。
【0056】つぎの発明による電源制御装置によれば、
運転待機モードから通常運転モードへの移行に際して出
力電圧検出手段により検出されるスイッチング電源の出
力電圧が規定値以上ならない場合には異常表示を行うか
ら、サービス性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の電源制御装置を空調機の室内ユニ
ット用の電源制御装置に適用した実施の形態1を示す電
気回路図である。
【図2】 実施の形態1の電源制御装置におけるマイク
ロコンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の電源制御装置を空調機の室内ユニ
ット用の電源制御装置に適用した実施の形態2を示す電
気回路図である。
【図4】 この発明の電源制御装置を空調機の室内ユニ
ット用の電源制御装置に適用した実施の形態3を示す電
気回路図である。
【図5】 従来における電源制御装置のブロック図であ
る。
【図6】 従来における電源制御装置の電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 商用交流電源、2 ブリッジ整流回路、3 スイッ
チングトランス、4コンバータ制御部、7 3端子レギ
ュレータ、10 運転表示ランプ、11 直流出力部、
14 フォトカプラ、15 シャントレギュレータ 1
6、17、18 抵抗、19 トランジスタ、20 マ
イクロコンピュータ、21 リモコン受信回路、22
本体運転スイッチ回路、23 駆動回路部、24 オペ
アンプ 28、29、40、41 抵抗。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常運転モードと運転待機モードで使用
    される電源制御装置において、 交流商用電源から機器の各部分の駆動部用の直流電源を
    作り出すスイッチング電源と、 前記直流電源を入力としマイクロコンピュータを含む信
    号入力回路用の一定直流電圧を作り出すマイクロコンピ
    ュータ用電源と、 前記スイッチング電源の出力電圧に基づいて安定電圧制
    御を行う誤差増幅回路と、 前記誤差増幅回路に与える前記スイッチング電源の出力
    電圧を変化させる出力電圧変更手段と、 を有し、 運転待機モード中は前記出力電圧変更手段によって前記
    誤差増幅回路に与える前記スイッチング電源の出力電圧
    を低下させ、消費電力を低減することを特徴とする電源
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記誤差増幅回路がシャントレギュレー
    タにより構成され、前記出力電圧変更手段は、前記スイ
    ッチング電源の出力電圧を分圧する2個の抵抗と、それ
    ら抵抗に並列に接続された抵抗とトランジスタとの直列
    回路により構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の電源制御装置。
  3. 【請求項3】 通常運転モードと運転待機モードで使用
    される電源制御装置において、 交流商用電源から機器の各部分の駆動部用の直流電源を
    作り出すスイッチング電源と、 前記直流電源を入力としマイクロコンピュータを含む信
    号入力回路用の一定直流電圧を作り出すマイクロコンピ
    ュータ用電源と、 前記スイッチング電源の出力電圧に基づいて安定電圧制
    御を行う誤差増幅回路と、 前記誤差増幅回路の基準電圧を変化させる基準電圧変更
    手段と、 を有し、 運転待機モード中は前記誤差増幅回路の基準電圧を前記
    基準電圧変更手段によって低下させて消費電力を低減す
    ることを特徴とする電源制御装置。
  4. 【請求項4】 前記誤差増幅回路が前記スイッチング電
    源の出力電圧を分圧したものと基準電圧との差により動
    作するオペアンプにより構成され、前記基準電圧変更手
    段はオペアンプの基準電圧を変化させることを特徴する
    請求項3に記載の電源制御装置。
  5. 【請求項5】 基準電圧の変更をマイクロコンピュータ
    出力のデューティ比制御により行うことを特徴とする請
    求項3または4に記載の電源制御装置。
  6. 【請求項6】 マイクロコンピュータ用電源の電圧値を
    検出する電圧検出手段を有し、前記電圧検出手段により
    検出される電圧値がマイクロコンピュータを含めた信号
    入力回路が動作可能な最低限の電圧値になるまで前記ス
    イッチング電源の出力電圧を低下させるべく前記基準電
    圧を変化させることを特徴とする請求項3〜5のいずれ
    か一つに記載の電源制御装置。
  7. 【請求項7】 信号入力回路にて運転指令を受信し、運
    転待機モードから通常運転モードに移行するとき、スイ
    ッチング電源の出力電圧を通常電圧へ切り換える制御を
    行ったのち、一定時間経過後に機器の各部分の駆動回路
    を動作させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    一つに記載の電源制御装置。
  8. 【請求項8】 スイッチング電源の出力電圧を検出する
    出力電圧検出手段を有し、信号入力回路にて運転指令を
    受信し、運転待機モードから通常運転モードに移行する
    とき、前記出力電圧検出手段により検出される出力電圧
    が規定値以上になったのち、機器の各部分の駆動回路を
    動作開始させることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か一つに記載の電源制御装置。
  9. 【請求項9】 運転待機モードから通常運転モードへの
    移行に際して前記出力電圧検出手段により検出されるス
    イッチング電源の出力電圧が規定値以上ならない場合に
    は異常表示を行うことを特徴とする請求項8に記載の電
    源制御装置。
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