JPH09211960A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH09211960A
JPH09211960A JP8034385A JP3438596A JPH09211960A JP H09211960 A JPH09211960 A JP H09211960A JP 8034385 A JP8034385 A JP 8034385A JP 3438596 A JP3438596 A JP 3438596A JP H09211960 A JPH09211960 A JP H09211960A
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JP
Japan
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developer
process cartridge
toner
developing container
cylindrical tube
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JP8034385A
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English (en)
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Teruhiko Sasaki
輝彦 佐々木
Satoshi Kurihara
敏 栗原
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー容器内のトナー量を逐次検出でき、寿
命時期を容易に予測でき、且つ検知精度の良好な現像剤
量検知装置を備えたプロセスカートリッジを提供する。 【解決手段】 トナー容器10a内に上下端が開口した
円筒管15が配置され、円筒管15の上部に音波発信器
16及び受信器17が設置される。円筒管15には上下
端に亙ってスリット15cが形成され、トナーが容易に
進入ができる。トナー消費に伴い、トナーの表面位置が
低下する。その変化を音波の変位量として逐次検知す
る。又、現像ローラ10e近傍にアンテナ24を備えた
第2の現像剤量検知装置を配置し、トナー切れを検知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤量検知装置
を備えたプロセスカートリッジ、及び前記プロセスカー
トリッジを着脱自在な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザープリンタ、複写機、ファ
クシミリ装置等とされる画像形成装置には、着脱自在の
プロセスカートリッジが装着される形式のものがある。
このプロセスカートリッジは、現像剤を収容する現像容
器であるトナー容器と、現像剤担持体である現像ローラ
を備えた現像室とを有し、トナー容器内の現像剤を使い
切ると、新しいプロセスカートリッジと交換する必要が
あり、このためトナー容器内の現像剤の残量を検知する
現像剤残量検知装置が設けられていた。
【0003】上記の現像剤残量検知装置は、トナー容器
から現像室内の現像ローラへ至る通路に現像ローラの長
手方向に対して平行に設けられた金属製のアンテナ線を
備えており、このアンテナ線と現像ローラ間に電圧を印
加し、両者間の静電容量を計測することにより、現像剤
の残量を検知することができる。すなわち両者間にトナ
ーがある場合には、両者間の静電容量が低く、トナーが
なくなると静電容量が高くなる。このようにして静電容
量の変化を検知することにより、トナー切れを検知して
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の現像剤残量検知装置においてはトナーを使い切
る直前にトナーが残り少ないことを知ることができるだ
けで、トナー容器内にあとどのくらいトナーが残ってい
るかユーザーは知ることはできなかった。
【0005】従って、本発明の目的は、現像容器内の現
像剤量を逐次検出でき、寿命時期を容易に予測でき、且
つ検知精度の良好な現像剤量検知装置を備えたプロセス
カートリッジ、及びこのようなプロセスカートリッジを
備えた画像形成装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
プロセスカートリッジ及び画像形成装置にて達成され
る。要約すれば、本発明は、画像形成装置本体に着脱自
在なプロセスカートリッジにおいて、少なくとも、現像
剤を収納し現像剤担持体へ現像剤を供給する現像容器
と、前記現像容器に取付けられ、前記現像容器内の現像
剤量を検知する現像剤量検知装置とを有し、前記現像剤
量検知装置は、前記現像容器内に開口部を有する円筒管
と、前記円筒管の上部に設けられ、前記円筒管内に進入
した現像剤の表面に向けて音波を発信する音波発信器
と、前記現像剤の表面から反射した音波を受信する受信
器とを有し、現像剤の消費に伴い移動する現像剤の表面
位置を前記音波の変位量として逐次検知することを特徴
とするプロセスカートリッジである。
【0007】本発明による他の態様によれば、画像形成
装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジにおいて、
少なくとも、現像剤を収納し現像剤担持体へ現像剤を供
給する現像容器と、前記現像容器に取付けられ、前記現
像容器内の現像剤量を検知する現像剤量検知装置とを有
し、前記現像剤量検知装置は、前記現像容器内に開口部
を有する円筒管と、前記円筒管の外周面に巻き付けられ
たコイルとを有し、現像剤の消費に伴い移動する現像剤
の表面位置を、前記コイルの自己インダクタンスの変
化、及びその変化に伴う前記コイルの誘導起電力として
逐次検知することを特徴とするプロセスカートリッジが
提供される。
【0008】前記円筒管には、前記現像容器内の現像剤
の進入を容易化するためのスリットがその上端から下端
に延びるように形成されていることが好ましい。
【0009】又、本発明による他の態様によれば、画像
形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジにおい
て、少なくとも、現像剤を収納し現像剤担持体へ現像剤
を供給する現像容器と、前記現像容器内に回転可能に取
付けられ、現像剤を撹拌搬送するための撹拌部材と、前
記現像容器内の現像剤量を検知する現像剤量検知装置と
を有し、前記現像剤量検知装置は、前記撹拌部材の長手
方向中央部分に巻き付けられ、現像剤が進入可能な空間
を形成するコイルを有し、前記空間内の現像剤の消費に
伴い移動する現像剤の表面位置を、前記コイルの自己イ
ンダクタンスの変化、及びその変化に伴う前記コイルの
誘導起電力として逐次検知することを特徴とするプロセ
スカートリッジが提供される。
【0010】前記現像剤担持体の近傍に配置され、現像
剤切れを検知する第2の現像剤量検知装置を有すること
が好ましい。
【0011】更に、本発明による他の態様によれば、上
記のプロセスカートリッジを着脱自在に装着する画像形
成装置において、前記現像剤量検知装置の検知結果を、
少なくとも画像形成装置本体の表示部、及び前記画像形
成装置本体に接続されたホストコンピューターの表示部
のうちいずれかに表示することを特徴とする画像形成装
置が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプロセスカー
トリッジ及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説
明する。
【0013】実施例1 本発明に係る実施例1について、図1〜図4を参照して
説明する。先ず、図1及び図2を参照して画像形成装置
及びプロセスカートリッジの全体構成を説明する。
【0014】この画像形成装置Aは、図1に示すよう
に、光学系1から画像情報に基づいたレーザービーム光
像を照射して像担持体である感光ドラム7にトナー像を
形成する。そして前記トナー像の形成と同期して、給送
トレイ3aにセットした記録媒体2をピックアップロー
ラ3bで搬送し、且つプロセスカートリッジBとしてカ
ートリッジ化された画像形成部において、感光ドラム7
に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4に
電圧印加することによって記録媒体2に転写し、その記
録媒体2をガイド3cで定着手段5へと搬送する。
【0015】この定着手段5は加圧ローラ5a及びヒー
タ5cを内蔵する定着ローラ5bからなり、通過する記
録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着す
る。そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3dで反転搬
送して排出トレイ6へと排出する。
【0016】一方、画像形成部を形成するプロセスカー
トリッジBは、図2に示すように、感光層を有する感光
体ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ロ
ーラ8への電圧印加によって一様に帯電し、光学系1か
らの光像を露光開口部9を介して感光ドラム7に露光し
て潜像を形成し、現像手段10によって現像するように
構成している。
【0017】この現像手段10は、現像容器であるトナ
ー室10a内のトナーを現像室10bへ供給し、現像室
10bに取付けた現像剤担持体である現像ローラ10c
を回転させると共に、現像ブレード10dによって摩擦
帯電電荷を付与したトナー層を固定磁石10eを内蔵し
た現像ローラ10cの表面に形成し、そのトナーを潜像
に応じて感光ドラム7へ転移させることによってトナー
像を形成して可視像化する。
【0018】そして転写ローラ4にトナー像と逆極性の
電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写し、その
後、クリーニング手段11において、クリーニングブレ
ード11aによって感光ドラム7に残留したトナーを掻
き落として廃トナー溜め11bへ集める。
【0019】感光ドラム7等の各部品は、トナー現像枠
体12とトナー容器枠体13、更にはクリーニング枠体
14とを結合して構成するカートリッジ枠体内に収納し
てカートリッジ化している。即ち、トナー現像枠体12
とトナー容器枠体13を結合してトナー室10a及び現
像室10bを形成し、この現像室10bに現像ローラ1
0b及び現像ブレード10cを取付けている。またクリ
ーニング枠体14には感光ドラム7や帯電ローラ8、更
にはクリーニング手段11を構成する各部材を取付けて
いる。そしてトナー現像枠体12にクリーニング枠体1
4を結合することによってプロセスカートリッジBを構
成する。
【0020】このプロセスカートリッジBには像露光を
するための露光開口部9及び感光ドラム7を記録媒体2
に対向するための転写開口部(不図示)が設けてある。
【0021】次に、図3及び図4を参照して本発明の特
徴部分である現像剤量検知装置の構成について説明す
る。
【0022】図3において、現像剤量検知装置30は、
トナー室10aを形成するトナー容器枠体13に取付け
た中空の円筒管15、音波を発信する発信器16、及び
発信器16から発信され、現像剤表面から反射した音波
を受信する受信器17を備えている。
【0023】円筒管15は、トナー室10a内の現像室
10bに近接して、その上端をトナー容器枠体13の上
部に固定され、その下端をトナー容器枠体13の底部に
近接するように配置されている。又、円筒管15は、そ
の上下端に開口した上部開口部15a、下部開口部15
b、及び上端から下端に延びるように形成されたスリッ
ト15cを備え、トナー室10a内に収容された現像剤
が下部開口部15b及びスリット15cを介して容易に
円筒管15の内外を移動できるようにされている。これ
により、円筒管15内の現像剤の上部表面位置は、トナ
ー室10a内部の現像剤の上部表面位置(円筒管15外
部の現像剤上部表面位置)と同位置となる。そして、現
像剤が消費されると共に、円筒管15内の現像剤の上部
表面位置は円筒管15外部の上部表面位置に追従して減
少する。
【0024】又、円筒管15の上部開口部15bには、
発信器16及び受信器17がそれらの上面がトナー容器
枠体13から露出するように取付けられている。
【0025】更に、トナー現像枠体12の上部には、画
像形成装置本体の電源23に接続された接続端子18
が、発信器16及び受信器17と電気的に接続されるよ
うに取付けられている。
【0026】図4のブロック図において、画像形成装置
本体には、音波を増幅する増幅器19、音波を制御する
制御装置20、発信音と受信音の周波数を比較検知する
コンパレーター21、トナーの残量を表示する表示装置
22、及び上記の各装置に電力を供給する電源装置23
が設けられている。
【0027】上記のような構成において、現像剤量検知
装置30は、発信器16から発信された音波が円筒管1
5内の現像剤表面に照射され、現像剤表面で反射してき
た音波を受信機17で受信する。
【0028】前記のように現像剤が消費されるととも
に、円筒管15内の現像剤の表面位置は円筒管15外部
の表面位置に追従して低下し、発信器16及び受信器1
7から現像剤上部表面位置までの距離Lが変化すること
で、発信器16より発信された定常波の周波数と現像剤
上部表面に反射して受信器17で受信される周波数が変
化する。
【0029】上記周波数の変化は、下記の式1〜式3に
より求められる。即ち、T:周波数、f:固有振動数、
V:音速、n:音波、R:波長、L:発信器16及び受
信器17から現像剤上部表面位置までの距離、としたと
き、 T=1/f ・・・ (式1) f=V/R=V×(2n−1)/4L ・・・ (式2) R=4L/(2n−1) ・・・ (式3) であり、周波数Tをコンパレータレー21で発信音と受
信音の周波数の変化量を比較し読み取ることで、現像剤
の残量を検知することができ、表示板22への表示ある
いはホストコンピューターへのトナー消費量のデータ転
送及び表示が可能となる。
【0030】さらに、トナーの消費が進み現像剤の上部
表面位置が円筒管15の開口部15bより下がりきった
後も、残る少量のトナーも完全に使いきった場合には、
アンテナ線24と現像ローラ10cとの間に電圧を印加
すると、両者間にトナーがある場合には両者間の静電容
量が低く、トナーがなくなると静電容量が高くなるた
め、前記静電容量の変化を検知することによって、トナ
ーが完全に消費されたことを検知できる。
【0031】上記のように、本実施例においては、音波
を利用した現像剤量検知装置によりトナー室内の現像剤
量を逐次検出でき、プロセスカートリッジの寿命時期を
容易に予測できる。又、トナー室内の現像剤の残量検知
精度が良好で、ユーザーがプロセスカートリッジの使用
状態を正確に知ることができる。
【0032】実施例2 次に、本発明の特徴部分である現像剤量検知装置の実施
例2について、図5により説明する。
【0033】図5において、現像剤量検知装置40は、
トナー室10aを形成するトナー容器枠体13に取付け
た中空の円筒管15、及び円筒管15に巻き付けられた
コイル25を備えている。
【0034】円筒管15は、実施例1と同様に、トナー
室10a内の現像室10bに近接して、その上端をトナ
ー容器枠体13の上部に固定され、その下端をトナー容
器枠体13の底部に近接するように配置されている。
又、円筒管15は、トナー室10a内の上端近傍に開口
した上部開口部15a’、下端に開口した下部開口部1
5b、及び上端から下端に延びるように形成されたスリ
ット15cを備え、トナー室10a内に収容された現像
剤が下部開口部15b及びスリット15cを介して容易
に円筒管15の内外を移動できるようにされている。こ
れにより、円筒管15内の現像剤の上部表面位置は、ト
ナー室10a内部の現像剤の上部表面位置(円筒管15
外部の現像剤上部表面位置)と同位置となる。そして、
現像剤が消費されると共に、円筒管15内の現像剤の上
部表面位置は円筒管15外部の上部表面位置に追従して
減少する。
【0035】又、円筒管15の外周面上には、上述の如
く、コイル25が略上端から下端に至るまで巻き付けら
れている。
【0036】ところで、コイルは、コイルを流れる電流
が変化するときコイル自身に誘導起電力Veが、下記の
式に示されるように、生じる特性を備えている。
【0037】 Ve=−L×ΔI/Δt ・・・ (式4) ΔI:単位時間当たりの電流、Δt:単位時間、L:自
己インダクタンス Ve:誘導起電力 自己インダクタンスLは、コイルの巻き数を多くした
り、コイルの内側に鉄心を入れると大きくなる特性を持
っている。
【0038】そこで本実施例では、コイル25内側の磁
性体の現像剤を前記コイル内の鉄心と同様に考え、現像
剤が消費され、コイル25が巻かれた円筒管15内の現
像剤の量が減少すると、あたかも、前記コイル内の鉄心
が抜き取られるように、自己インダクタンスLが減少
し、誘導起電力Veが変化することを利用する。
【0039】この誘導起電力Veの変化量を読み取るこ
とで、現像剤の残量を逐次検知することができ、表示板
(不図示)への表示あるいはホストコンピューターへの
トナー消費量のデータ転送及び表示が可能となる。
【0040】さらに、トナーの消費が進み現像剤の上部
表面位置が円筒管15の開口部15bより下がり切った
後も、残る少量のトナーも完全に使い切った場合には、
アンテナ線24と現像ローラ10cとの間に電圧を印加
すると、両者間にトナーがある場合には両者間の静電容
量が低く、トナーがなくなると静電容量が高くなるた
め、静電容量の変化を検知することによって、トナーが
完全に消費されたことを検知できる。
【0041】上記のように、本実施例には、コイルの誘
電起電力を利用した現像剤量検知装置により、実施例1
と同様に、トナー室内の現像剤量を逐次検出でき、プロ
セスカートリッジの寿命時期を容易に予測できる。又、
トナー室内の現像剤の残量検知精度が良好で、ユーザー
がトナーカートリッジの使用状態を正確に知ることがで
きる。
【0042】実施例3 次に、本発明の特徴部分である現像剤残量検知装置の実
施例3について、図6及び図7を参照して説明する。
【0043】本実施例の現像剤量検知装置40は、図6
及び図7に示すように、トナー室10a内に、現像ロー
ラ10cに対して平行に配置され、トナーを撹拌しつつ
現像室10bに送り出すための撹拌部材26と、撹拌部
材26に巻き付けられたコイル25と、撹拌部材26に
配設され、コイル25に給電するための電極27とから
構成されている。
【0044】撹拌部材26は、従来の撹拌部材(不図
示)が1本のクランク状の棒状部材から構成されていた
のに対し、本実施例においては、4本のクランク状部材
を側面視にて十字状になるように組み合わされて構成さ
れている。
【0045】又、撹拌部材26の略中央部分には、コイ
ル25が断面略正方形の角柱体の空間を形成するように
巻き付けられ、このコイル25による角柱体の空間内部
には、コイル25の両側開口部分から現像剤が容易に進
入することができる。
【0046】そして、トナー室10a内の現像剤が消費
されるとと共に、コイル25内の現像剤の上部表面位置
はコイル25外部の上部表面位置に追従して減少する。
これにより、コイル25の自己インダクタンスが減少
し、誘電起電力が変化するため、実施例2と同様な効果
が得られる。
【0047】上記のように、本実施例においては、トナ
ー室内の撹拌部材を現像剤量検知装置40の構成要素の
一部とし、実施例2と同様に、コイルの誘電起電力を利
用して、トナー室内の現像剤量を逐次検出でき、プロセ
スカートリッジの寿命時期を容易に予測できる。又、ト
ナー室内の現像剤の残量検知精度が良好で、ユーザーが
プロセスカートリッジの使用状態を正確に知ることがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像容器内の現像剤量を逐次検出でき、寿命時期を容易
に予測でき、且つ検知精度の良好な現像剤量検知装置を
備えたプロセスカートリッジ、及びこのようなプロセス
カートリッジを備えた画像形成装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る画像形成装置本体の縦
断面図である。
【図2】実施例1に係るプロセスカートリッジの縦断面
図である。
【図3】実施例1に係る現像容器の縦断面図である。
【図4】実施例1に係る現像剤量検知装置のブロック図
である。
【図5】本発明の実施例2に係るプロセスカートリッジ
の要部を示す断面図である。
【図6】本発明の実施例3に係るプロセスカートリッジ
の要部を示す断面図である。
【図7】図6の現像剤量検知装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
7 感光ドラム(像担持体) 10 現像装置 10a トナー容器(現像容器) 10b 現像室 10c 現像ローラ(現像剤担持体) 15 円筒管 15a 上部開口部 15b 下部開口部 15c スリット 16 音波発信器 17 受信器 24 第2の現像剤量検知装置 25 コイル 30、40 現像剤量検知装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱自在なプロセス
    カートリッジにおいて、少なくとも、現像剤を収納し現
    像剤担持体へ現像剤を供給する現像容器と、前記現像容
    器に取付けられ、前記現像容器内の現像剤量を検知する
    現像剤量検知装置とを有し、前記現像剤量検知装置は、
    前記現像容器内に開口部を有する円筒管と、前記円筒管
    の上部に設けられ、前記円筒管内に進入した現像剤の表
    面に向けて音波を発信する音波発信器と、前記現像剤の
    表面から反射した音波を受信する受信器とを有し、現像
    剤の消費に伴い移動する現像剤の表面位置を前記音波の
    変位量として逐次検知することを特徴とするプロセスカ
    ートリッジ。
  2. 【請求項2】 画像形成装置本体に着脱自在なプロセス
    カートリッジにおいて、少なくとも、現像剤を収納し現
    像剤担持体へ現像剤を供給する現像容器と、前記現像容
    器に取付けられ、前記現像容器内の現像剤量を検知する
    現像剤量検知装置とを有し、前記現像剤量検知装置は、
    前記現像容器内に開口部を有する円筒管と、前記円筒管
    の外周面に巻き付けられたコイルとを有し、現像剤の消
    費に伴い移動する現像剤の表面位置を、前記コイルの自
    己インダクタンスの変化、及びその変化に伴う前記コイ
    ルの誘導起電力として逐次検知することを特徴とするプ
    ロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記円筒管には、前記現像容器内の現像
    剤の進入を容易化するためのスリットがその上端から下
    端に延びるように形成されていることを特徴とする請求
    項1又は2のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 画像形成装置本体に着脱自在なプロセス
    カートリッジにおいて、少なくとも、現像剤を収納し現
    像剤担持体へ現像剤を供給する現像容器と、前記現像容
    器内に回転可能に取付けられ、現像剤を撹拌搬送するた
    めの撹拌部材と、前記現像容器内の現像剤量を検知する
    現像剤量検知装置とを有し、前記現像剤量検知装置は、
    前記撹拌部材の長手方向中央部分に巻き付けられ、現像
    剤が進入可能な空間を形成するコイルを有し、前記空間
    内の現像剤の消費に伴い移動する現像剤の表面位置を、
    前記コイルの自己インダクタンスの変化、及びその変化
    に伴う前記コイルの誘導起電力として逐次検知すること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記現像剤担持体の近傍に配置され、現
    像剤切れを検知する第2の現像剤量検知装置を有するこ
    とを特徴とする請求項1、2、又は4のプロセスカート
    リッジ。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、又は4に記載のプロセス
    カートリッジを着脱自在に装着する画像形成装置におい
    て、前記現像剤量検知装置の検知結果を、少なくとも画
    像形成装置本体の表示部、及び前記画像形成装置本体に
    接続されたホストコンピューターの表示部のうちいずれ
    かに表示することを特徴とする画像形成装置。
JP8034385A 1996-01-29 1996-01-29 プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Pending JPH09211960A (ja)

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