JP2001092232A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001092232A
JP2001092232A JP26423299A JP26423299A JP2001092232A JP 2001092232 A JP2001092232 A JP 2001092232A JP 26423299 A JP26423299 A JP 26423299A JP 26423299 A JP26423299 A JP 26423299A JP 2001092232 A JP2001092232 A JP 2001092232A
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Takao Nakagawa
貴夫 中川
Toru Oguma
徹 小熊
Akiyoshi Yokoi
昭佳 横井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤容器内の現像剤残量と現像剤切れに近
い時の現像剤残量との双方を、簡易な構成にて精度良く
検知することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置は、像担持体7と;前記像
担持体に潜像を形成する手段と;前記像担持体7に形成
された潜像に現像剤を供給して現像するための現像手段
9と、前記現像手段9が前記像担持体7上に形成された
潜像を現像するのに用いる現像剤が収納される現像剤収
容部11Aとを備えた現像装置Cと;を有し、検知方式
の異なる少なくとも2つ以上の現像剤量検知装置を用い
て前記現像装置C内の現像剤量を検知する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或は
静電記録方式を用いて画像を形成する画像形成装置に関
し、特に現像剤収容部内の現像剤の残量を検知する手段
を有する画像形成装置、更にはプロセスカートリッジ方
式の電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで電子写真方式或は静電記録方式の画
像形成装置としては、例えば、複写機、プリンタ(例え
ば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、フ
ァクシミリ装置、及びワードプロセッサー等が含まれ
る。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、電子写真
画像形成プロセスを用いて画像を形成する電子写真画像
形成装置において、帯電手段、現像手段及びクリーニン
グ手段の少なくとも一つと、電子写真感光体とを一体的
にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像
形成装置本体に対して着脱可能とするものであるか、又
は、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形
成装置本体に対して着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、例えば電子写真方式を用いる、複
写機などの電子写真画像形成装置においては、その使用
が長時間に及ぶと、像担持体である例えば円筒状の電子
写真感光体(感光体ドラム)の交換、現像手段の交換又
は現像剤(トナーを含む)の補給、帯電手段の清掃、廃
トナーが溜まったクリーニング手段の交換、その他感光
体ドラム周りの調整が必要であった。
【0005】そこで、従来、電子写真画像形成プロセス
を用いた電子写真画像形成装置において、電子写真感光
体及び電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画
像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ
方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式
によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらず
にユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性
を向上させることができる。そこでこのプロセスカート
リッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用い
られている。
【0006】特に、このようなプロセスカートリッジ方
式の電子写真画像形成装置では、予め充填された現像剤
を使い切ると、ユーザー自身が新しいプロセスカートリ
ッジと交換する必要があるため、現像剤収容部を成す現
像剤容器内の現像剤の消費に伴ってその残量を検知して
ユーザーに報知する手段、即ち、現像剤量検知装置を設
けることが考えられている。
【0007】現像剤量検知装置の代表的な方式として、
現像剤が介在する1対の電極間に電圧を印加し、その時
に電極間に介在する現像剤量に応じて電極間に発生する
静電容量から、静電容量と現像剤残量の特性曲線(例え
ば電子写真画像形成装置本体又はプロセスカートリッジ
に付属するROMに格納されている)に基づいて、現像
剤量の値に変換する、所謂、「静電容量測定方式」があ
る。
【0008】又、上記「静電容量測定方式」の現像剤量
検知装置には更に次ぎの2つの形態がある。即ち、 フレキシブルプリント基板などに一対の並置された導
電パターンとして、例えば銅箔パターンをエッチングな
どで形成した電極部材を用い、この電極部材に接してい
る現像剤の量に応じた静電容量の変化を測定する、所
謂、「フレキシブルアンテナ」。 対向する一対の電極として金属薄板を設け、その間に
介在する現像剤量に応じた静電容量の変化を測定する、
所謂、「板状アンテナ」。 の2つの形態がある。
【0009】図26は、従来のプロセスカートリッジの
一例の縦断面を示す。図26には、「静電容量測定方
式」を用いる上記、の2つの形態の現像剤量検知装
置である、現像剤収容部を形成する現像剤容器11Aの
内部側面に設けられたフレキシブルアンテナ20と、現
像室9A内に設けられた一対の板状アンテナ61とを併
記する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の「静電容量測定方式」の現像剤量測定装置を単独で
使用して、プロセスカートリッジの使用開始から現像剤
が切れになる使用終了時までまで現像剤残量を精度よく
逐次検知することは困難である。
【0011】即ち、「静電容量測定方式」の現像剤量測
定装置の上記形態に記載したフレキシブルアンテナ
は、高温高湿環境で使用する場合、アンテナ自体が水分
を吸湿することによって、同じ現像剤残量であっても、
常温常湿環境で測定される静電容量の値と異なることが
ある。そのため、現像剤と接する測定用基板(測定電極
部材)の他に、測定用基板20Aと同一環境にあり、且
つ現像剤に接しないように隔離された比較用基板(基準
電極部材)20B(図示せず)を、例えば、図26測定
用基板20Aが設けられた同じ側の側面であって、仕切
板などで仕切られた部分に設け、この2つの電極パター
ンから現像剤量測定装置を構成する必要がある。
【0012】図26を参照して更に説明すると、現像剤
収容部を成す現像剤容器11Aと、現像剤を担持搬送し
て感光体ドラム7上の潜像を現像する現像剤担持体(現
像ローラ)9aを支持する容器である現像室9Aとを溶
着などで結合させて使用するタイプのプロセスカートリ
ッジ100では、現像剤容器11A及び現像室9Aの双
方に上記のように、測定電極部材20A及び基準電極部
材20Bから成るフレキシブルアンテナ20を設ける構
成とすることは困難であり、例えば、図26に示すよう
に現像剤容器11Aのみにフレキシブルアンテナ20を
配置する構成を採る。即ち、このように現像剤容器11
Aのみに設けられたフレキシブルアンテナ20では、現
像剤容器11Aの内部に存在する現像剤の残量しか検知
できず、現像室9A内にある現像剤については現像剤の
逐次残量検知の対象にならないという問題がある。
【0013】一方、上記形態の板状アンテナ61は、
現像ローラ9aの近傍の比較的体積の小さい空間での使
用が適している。即ち、図26に示すように、板状アン
テナ61は2枚の対向する電極板61a、61bから成
り、断面形状が小さく、収納スペースを要しないので、
画像に影響を与えずに現像剤の残量を逐次検知できる。
【0014】しかし、この板状アンテナ61を現像剤容
器11Aにも設けようとすると、現像剤量を逐次検知す
るために、一対の電極板を何組も現像剤容器11Aの内
部に配置するか、或は断面形状の大きな電極板を配置す
る必要があり、現像剤送り部材9bによる現像剤の攪
拌、及び現像室9Aへの現像剤の供給に支障を来すばか
りではなく、コストアップにもなる。
【0015】更に、上記のフレキシブルアンテナ20及
び板状アンテナ61を共用することは、これらの部材と
画像形成装置本体との接点を、例えばプロセスカートリ
ッジの側面に多く配置することになり、プロセスカート
リッジの側面などに広いスペースを要するという問題が
ある。
【0016】従って、本発明の目的は、一般には、簡易
な構成にて、現像剤残量を精度良く検知することのでき
る画像形成装置を提供することである。
【0017】又、本発明の他の目的は、現像剤容器内の
現像剤残量と現像剤切れに近い時の現像剤残量とを、少
なくとも2種類以上の現像剤量検知装置を用いて逐次に
検知することによって、精度良く現像剤の残量を検知で
き、且つ、簡易な構成にて、省スペース、低コストを実
現できる画像形成装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体と;前記像担持体に潜像を形成する手段と;前
記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像す
るための現像手段と、前記現像手段が前記像担持体上に
形成された潜像を現像するのに用いる現像剤が収納され
る現像剤収容部とを備えた現像装置と;を有する画像形
成装置において、検知方式の異なる少なくとも2つ以上
の現像剤量検知装置を用いて前記現像装置内の現像剤量
を検知することを特徴とする画像形成装置である。
【0019】本発明の好ましい実施態様によると、前記
検知方式の異なる少なくとも2つ以上の現像剤量検知装
置のうち1つは、前記像担持体上に形成する潜像の現像
剤が転移される部分の画素数を計数することによって現
像剤量を検知するピクセルカウント方式を用いる。
【0020】又、好ましくは、前記検知方式の異なる少
なくとも2つ以上の現像剤量検知装置のうち1つは、前
記像担持体上に形成する潜像の現像剤が転移される部分
の画素数を計数することによって現像剤量を検知するピ
クセルカウント方式を用い、他の1つは、少なくとも一
対の電極間に電圧を印加した際に発生する、前記電極間
の静電容量を測定することによって現像剤量を検知する
静電容量測定方式を用いる。
【0021】本発明の一実施態様によると、前記静電容
量測定方式の現像剤量検知装置は、(a)現像剤と接触
する箇所に配置され、少なくとも一対の一定間隔にて並
置された部分を有する入力側及び出力側電極を備えた測
定電極部材と、(b)現像剤と接触しない箇所に配置さ
れ、少なくとも一対の一定間隔にて並置された部分を有
する入力側及び出力側電極を備えた基準電極部材と、を
有し、前記測定電極部材及び前記基準電極部材の前記入
力側電極と前記出力側電極との間に電圧を印加した際に
発生する、前記入力側電極と出力側電極との間の静電容
量に基づいて現像剤量を検知する。又、好ましい実施態
様によると、前記検知方式の異なる少なくとも2つ以上
の現像剤量検知装置は、少なくとも、前記現像剤収容部
内の現像剤の残量と、前記現像手段近傍の現像剤の残量
であって現像剤切れに近い時の現像剤の残量とを分けて
検知し、前記静電容量測定方式の現像剤量検知装置は前
記現像剤収容部内の現像剤残量を検知し、前記ピクセル
カウント方式の現像剤量検知装置は前記現像手段近傍の
現像剤の残量であって現像剤切れに近い時の現像剤の残
量を検知する。
【0022】本発明の他の実施態様によると、前記静電
容量測定方式の現像剤量検知装置は、第1の導電部と、
前記第1の導電部と対向して設けられた第2の導電部
と、を有し、前記第1の導電部に電圧を印加した際に発
生する、前記第1の導電部と第2の導電部との間の静電
容量に基づいて現像剤量を検知し、好ましくは、前記現
像装置は、前記現像手段として少なくとも前記像担持体
へ現像剤を搬送する現像剤担持体と、前記現像剤担持体
の表面に付着する現像剤の量を規制するための規制部材
と、を有し、前記第1の導電部と第2の導電部は、前記
第1の導電部と第2の導電部の間に、前記規制部材によ
って前記現像剤担持体から除去された現像剤が進入可能
な位置に配置され、前記第1の導電部に電圧を印加した
際に発生する、前記第1の導電部と第2の導電部との間
の静電容量に基づいて、現像剤量を検知する。又、好ま
しい実施態様によると、前記検知方式の異なる少なくと
も2つ以上の現像剤量検知装置は、少なくとも、前記現
像剤収容部内の現像剤の残量と、前記現像手段近傍の現
像剤の残量であって現像剤切れに近い時の現像剤の残量
とを分けて検知し、前記ピクセルカウント方式の現像剤
量検知装置は前記現像剤収容部内の現像剤残量を検知
し、前記静電容量測定方式の現像剤量検知装置は前記現
像手段近傍の現像剤の残量であって現像剤切れに近い時
の現像剤の残量を検知する。又、好ましくは、前記静電
容量方式の現像剤量検知装置が現像剤量の変化の開始を
検出した時点で、前記ピクセルカウント方式の現像剤量
検知装置を用いて得られた現像剤量の検知値を、その時
点における現像剤残量の既知値に修正した後、前記静電
容量方式の現像剤量検知装置による現像剤の残量検知を
開始する。
【0023】本発明の好ましい実施態様によると、前記
現像装置は画像形成装置本体に対して着脱可能とされ、
前記画像形成装置は、前記現像装置を装着手段を介して
着脱自在に支持する。又、他の好ましい実施態様による
と、前記像担持体は電子写真感光体であり、前記電子写
真感光体と、前記電子写真感光体に作用するプロセス手
段として少なくとも現像手段と、前記現像剤収容部と
は、一体的にカートリッジ化されて画像形成装置本体に
着脱可能なプロセスカートリッジとされ、前記画像形成
装置は、前記プロセスカートリッジを装着手段を介して
着脱自在に支持する。
【0024】尚、本発明にて、前記プロセスカートリッ
ジとは、前記プロセス手段としての帯電手段、現像手段
及びクリーニング手段の少なくとも一つと、前記電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とす
るものであるか、或いは、前記プロセスカートリッジと
は、前記プロセス手段として少なくとも現像手段と前記
電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカ
ートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可
能とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0026】実施例1 先ず、図1を参照して、本発明に従って構成される画像
形成装置の一実施例について説明する。本実施例にて、
画像形成装置は、電子写真方式のレーザービームプリン
タAとされ、電子写真画像形成プロセスによって記録媒
体、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を形
成するものである。
【0027】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム7を有する。感
光体ドラム7の表面には、潜像形成手段によって画像情
報に従った静電潜像が形成される。即ち、先ず、端末画
像形成装置としてのレザービームプリンタAに送られた
画像情報は、信号変換部(図示せず)でビットマップデ
ータに展開される。一方、感光体ドラム7の表面は帯電
手段である帯電ローラ8によって帯電され、次いで、上
記のビットマップデータに基づいて、レーザーダイオー
ド1a、ポリゴンミラー1b、レンズ1c、反射ミラー
1dを有した露光手段としてのレーザースキャナユニッ
ト1が、レーザー光Lを矢印方向に回転する感光体ドラ
ム7上に照射することによって、感光体ドラム7の表面
に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像は、現
像剤担持体、現像剤層厚規制部材などから構成される現
像手段9によって現像され、可視像、即ち、トナー像と
される。
【0028】つまり、図2をも参照すると理解されるよ
うに、現像室9Aには、現像剤担持体としての現像ロー
ラ9aが備えられており、現像室9Aに隣接して形成さ
れた現像剤収容部としての現像剤容器11A内の現像剤
が、現像剤送り部材9bの回転によって現像室9Aへと
供給される。又、現像室9Aは、現像ローラ9aの近傍
に現像剤撹拌部材9eを備えており、現像剤は現像剤攪
拌部材9eによって充分にほぐされる。現像ローラ9a
は、固定磁石9cを内蔵しており、現像ローラ9aが回
転することによって現像剤は現像ローラ9a上を搬送さ
れ、現像剤層厚規制部材(規制部材)としての現像ブレ
ード9dにて摩擦帯電電荷が付与されると共に所定厚の
現像剤層とされ、感光体ドラム7の現像領域へと供給さ
れる。この現像領域へと供給された現像剤は、前記感光
体ドラム7上の潜像の画像部へと転移され、トナー像を
形成する。現像ローラ9aは、現像バイアス回路に接続
されており、通常、交流電圧に直流電圧が重畳された現
像バイアス電圧が印加される。
【0029】一方、トナー像の形成と同期して給紙トレ
ー3aにセットした記録媒体2を、ピックアップローラ
3b、搬送ローラ対3c、3d及びレジストローラ対3
eなどから成る給紙機構によって転写位置へと搬送す
る。転写位置には、転写手段としての転写ローラ4が配
置されており、電圧を印加することによって、感光体ド
ラム7上のトナー像を記録媒体2に転写する。
【0030】トナー像の転写を受けた記録媒体2は、搬
送ガイド3fで定着手段5へと搬送する。定着手段5
は、駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵した定着ロー
ラ5bを備え、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加
して転写されたトナー像を記録媒体2上に定着する。
【0031】記録媒体は、排出ローラ対3g、3h、3
iで搬送し、反転経路3jなどから成る排紙機構を経由
して排出トレイ6へと排出される。この排出トレイ6
は、レーザービームプリンタAの装置本体14の上面に
設けられている。本実施例では、上記ピックアップロー
ラ3b、搬送ローラ対3c、3d、レジストローラ対3
e、搬送ガイド3f、排出ローラ対3g、3h、3iに
よって搬送手段を構成している。
【0032】転写ローラ4によってトナー像を記録媒体
2に転写した後の感光体ドラム7は、クリーニング手段
10によって感光体ドラム7上に残留した現像剤を除去
した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニン
グ手段10は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾
性クリーニングブレード10aによって感光体ドラム7
上の残留現像剤を掻き落として廃現像剤容器10bへと
集める。
【0033】本実施例では、図2に示すように、現像剤
を収納する現像剤容器(現像剤収容部)11A及び現像
剤容器蓋11Bとを溶着した現像剤ユニット11に、現
像室9Aを成して現像ローラ9a及び現像ブレード9d
などの現像手段9を保持する現像枠体(現像フレーム)
12を溶着して一体として現像装置Cを形成する。更に
この現像装置Cに、感光体ドラム7、クリーニングブレ
ード10aと廃現像剤容器10bとから成るクリーニン
グ手段10、及び帯電ローラ8を取り付けたクリーニン
グ枠体13を一体に結合することによってカートリッジ
化し、プロセスカートリッジBとしている。
【0034】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体14に設けたカートリッジ装
着手段に対して取り外し可能に装着される。本実施例に
よれば、カートリッジ装着手段は、プロセスカートリッ
ジBの両外側面に形成したガイド手段(図示せず)を着
脱可能に支持する、装置本体14に形成したガイド部1
6R(16L)(図3)にて構成される。
【0035】次に、本実施例の画像形成装置が備える現
像剤量検知装置について説明する。
【0036】本実施例の画像形成装置は、現像剤量検知
装置として、現像剤容器11A中の現像剤に対してはフ
レキシブルアンテナ20を用いる静電容量測定方式の現
像剤量検知装置、又、現像室9A中の現像剤に対して
は、像担持体(感光体ドラム)7上に形成する静電潜像
の現像剤が転移される部分の画素数(ピクセル数)を計
数する、ピクセルカウント方式の現像剤量検知装置を用
いて現像剤の残量を逐次検知する。
【0037】先ず、フレキシブルアンテナ20を用いる
静電容量測定方式の現像剤量検知装置について説明する
と、フレキシブルアンテナ20は、測定電極部材20A
と基準電極部材20Bとから成り、図2に示すように、
測定電極部材20Aは、現像剤と接触する箇所として、
現像剤容器11Aの内部側面に設ける。基準電極部材2
0Bは、詳しくは後述するが、現像剤容器11Aの内部
であって、仕切板で隔離されて現像剤と接触しない箇所
に設ける。
【0038】測定電極部材20A及び基準電極部材20
Bは、図5に示すように、一対の導電パターンとして、
例えばエッチングされた櫛状銅箔23、24とされる入
力側電極23及び出力側電極24を、一定の間隔Gを保
って互いに対向させ、例えばPETなどを基材としたフ
レキシブルプリント基板22上に形成する。このエッチ
ングによる電極パターン23、24は、図5に示すよう
な櫛形に限らず、例えば図6に示すような渦巻き型でも
よい。つまり、フレキシブルアンテナ20は、少なくと
も一対の所定間隔をもって並置された部分を有する入力
側及び出力側電極を備えていればよい。又、電極パター
ンの材料、製造方法も限定されるものではない。
【0039】上記構成のフレキシブルアンテナ20の測
定電極部材20Aは、一対の電極23、24間の静電容
量を測定することにより、現像剤容器11A内の現像剤
量を測定する。つまり、現像剤は空気より誘電率が大き
いために測定電極部材20Aの表面に現像剤が接触する
ことにより一対の電極23、24間の静電容量が増加す
る。
【0040】次に、図7、図8を参照して、フレキシブ
ルアンテナ20による現像剤残量検知の方法を説明す
る。
【0041】測定電極部材20A及び基準電極部材20
Bは同一の環境(温度、湿度)下にあるため、通常環境
下において、図7に示すように、測定電極部材20A及
び基準電極部材20Bが発生する静電容量の環境変動分
は同じである。測定電極部材20Aの発生する静電容量
には、この環境変動分に加えて、現像剤剤と接触してい
るための、現像剤による静電容量の変動分が加算され
る。従って、測定電極部材20Aと基準電極部材20B
との発生する静電容量には、この現像剤による変動分だ
け静電容量の差が生じ、後述するように、静電容量のこ
の差分から、電圧−現像剤残量値の関係に基づいて現像
剤量の値を求める。
【0042】一方、図8に示すように、高温高湿環境下
では、フレキシブルアンテナ20が水分を吸収するた
め、発生する静電容量が増加する。しかし、測定電極部
材20A及び基準電極部材20Bは同一の環境下にある
ため、共に発生する静電容量の環境変動分が増加するの
で、通常環境下と同様に、測定電極部材20Aの発生す
る静電容量から、基準電極部材20Bの発生する静電容
量を差し引くことによって現像剤による静電容量の変動
分を検出できる。即ち、高温高湿環境下においても、通
常環境下と同じ現像剤量であれば、測定電極部材20A
の発生する静電容量の現像剤による変動分、即ち、各電
極部材20A、20Bの発生する静電容量の差分は通常
環境下と変わらない。
【0043】このように、現像剤と接触する測定電極部
材20Aと、現像剤と接触しない基準電極部材20Bと
を設ける構成とすることによって、環境が変動しても正
確に現像剤量を逐次に検知することができる。
【0044】本実施例では、フレキシブルアンテナ20
の測定電極部材20A及び基準電極部材20Bは、図1
0及び図11に示すように、現像剤容器11Aの内部側
面に配置する。即ち、本実施例によれば、現像剤容器1
1Aに、測定電極部材20Aと、比較用として測定電極
部材と同一な構成とされる基準電極部材20Bとが配置
される。更に説明すると、本実施例によれば、測定電極
部材20A及び基準電極部材20Bは、屈曲可能な一枚
のフレキシブルプリント基板22の片面に各々の電極2
3、24が形成され、折り返して現像剤容器内に配置さ
れる。又、本実施例では、測定電極部材20A及び基準
電極部材20Bは同じ電極パターンとされ、測定電極部
材20A及び基準電極部材20Bの両電極23、24の
パターンは、静電容量がほぼ等しく、パターン幅、長
さ、間隔及び対向面積がほぼ等しいパターン形状とされ
る。このようにして作製された基準電極部材20Bは、
基板のほぼ中央部にて折り返されて、測定電極部材20
Aが配置された現像剤容器11Aの内部であって仕切壁
21にて区画された、現像剤とは接触しない箇所に配置
される。
【0045】又、本実施例によると、図10に示すよう
に、測定電極部材20Aの出力側電極24、基準電極部
材20Bの出力側電極24、及び測定電極部材20Aと
基準電極部材20Bとの入力側電極23は、それぞれ、
半田メッキなどで形成された端子、即ち、測定電極用電
圧出力端子31A、基準電極用電圧出力端子31B、共
通電圧入力端子31Cに電気的に接続され、これら3端
子31A、31B、31Cは、それぞれ、図4に示すよ
うにプロセスカートリッジBに組み込まれた現像装置C
の外部側面に配置される接点板、即ち、測定電極用電圧
出力接点30A、基準電極用電圧出力接点30B、共通
電圧入力接点30Cに接触し、電気的に接続される。そ
して、この各接点板30A、30B、30Cは、プロセ
スカートリッジBが装置本体14に装着されると、図3
に示す装置本体14の内部に配設された装置側接点32
A、32B、32Cと接触し、電気的に接続される。こ
うして、測定電極部材20A及び基準電極部材20Bの
各出力側電極24、24は装置本体14に設けられた現
像剤量検出回路(図示せず)に電気的に接続され、又、
両電極部材20A、20Bの入力側電極23は、装置本
体に設けられる電圧印加手段(図示せず)に電気的に接
続される。
【0046】尚、測定電極部材20Aに加えて、基準電
極部材20Bを設けることによって、環境変動がある場
合にも正確に現像剤の残量を逐次検知できるが、更に誤
差を少なく、正確に現像剤量を検知するためには、本実
施例のように、測定電極部材20A及び基準電極部材2
0Bの入力側電極23を接続して1つの端子30Cと
し、1つの接点板30Cに繋げることが望ましい。しか
し、本発明はこの接続態様に限定されるものではない。
又、測定電極部材20Aと基準電極部材20Bとは必ず
しも同一基板上に形成される必要はない。更に、本実施
例では、測定電極部材20Aは、現像剤と接触する箇所
として、現像剤容器11Aの内部側面に設けたが、例え
ば現像剤容器11Aの内部底面などに設置することも可
能である。又、本実施例では、基準電極部材20Bは、
測定電極部材20Aと同一の構成とされ、両部材20
A、20Bの電極パターンの発生する静電容量が同じで
あるように構成されるが、本発明はこれに限定するもの
ではなく、測定電極部材20Aと基準電極部材の20B
の電極パターン面積などが異なり、発生する静電容量が
異なる構成とすることも可能であり、この場合は、基準
電極部材20Bの出力に所定の係数を掛けて変換すれば
よい。
【0047】次に、現像剤の消費に応じた現像剤残量の
逐次検知方法について説明する。
【0048】本実施例では、現像剤容器11Aに充填さ
れる現像剤の初期充填量、所謂、満タン(Full)状
態から、現像装置C内、即ち、現像剤容器11A及び現
像室9A内から現像剤が無くなる、所謂、現像剤無し
(現像剤切れ:Empty)の状態まで逐次に残量検知
する。
【0049】本実施例によると、現像剤容器11A中の
現像剤が満タン状態である時、測定電極部材20Aは全
面で現像剤と接触し、共通電圧入力端子31Cを介して
測定電極部材20A及び基準電極部材20Bの入力側電
極23と出力側電極24との間に電圧が印加されると、
測定電極部材20Aは、表面に接触する現像剤量に応じ
た静電容量を発生し、この静電容量に従った電圧を測定
電極用出力端子31A及び測定電極用出力接点30Aを
介して装置本体14へ出力する。同時に、基準電極部材
20Bが環境に応じた静電容量を発生し、この静電容量
に従った電圧が基準電極用出力端子31B及び基準電極
用出力接点30Bを介して装置本体14へ出力される。
これら測定電極部材20A及び基準電極部材20Bの出
力信号は、装置本体14に設けられた装置本体側接点3
2A、32Bを経て、装置本体14の現像剤量検出回路
(図示せず)に入力され、測定電極部材20Aと基準電
極部材20Bとの発生する静電容量の差分に相当する電
圧が信号演算部(図示せず)に入力される。そして、こ
の信号演算部において、出力電圧は図9に示すような電
圧−現像剤残量の特性曲線に基づいて信号処理され、現
像剤残量の値とされる。ここで、図9において横軸は、
測定電極部材20A及び基準電極部材20Bが発生する
静電容量の差分に相当する出力電圧、縦軸は現像剤の残
量を示す。
【0050】こうして検知された現像剤の残量は、画像
形成装置Aの操作パネル上や、画像形成装置Aに接続さ
れたコンピュータなどのユーザー端末の画面に、例えば
図12及び図13に示すように、現像剤量に応じて動く
指針41が目盛り42のどの部分を指しているかによっ
て現像剤量がユーザーに報知するグラフィックとして出
力される。又、図14に示すように、画像形成装置Aの
操作パネル43上にLED43aの点滅によって現像剤
量を表示することなどもできる。
【0051】このように、現像剤容器11A内の現像剤
が満タン状態であるときには、測定電極部材20Aの全
面が現像剤と接するため、測定電極部材20A及び基準
電極部材20Bの静電容量の差分も大きく、出力電圧の
値は図9中に示すFaのように高い。現像剤が消費され
るにつれて、測定電極部材20Aと現像剤との接触面積
も連続的に少なくなっていくため、静電容量の差分も小
さくなり、図9の関係に基づいて現像剤の残量の減少を
逐次に出力できる。
【0052】そして、現像剤が測定電極部材20Aと接
しなくなった時点で、即ち、静電容量の差分に基づく出
力電圧が図9に示すVxになったことを感知して、フレ
キシブルアンテナ20による現像剤の残量検知は終了
し、他方の現像剤量検知装置である、ピクセルカウント
方式による現像剤の残量検知が開始される。
【0053】次に、本実施例の画像形成装置が備える、
ピクセルカウント方式を用いた現像剤量検知装置につい
て説明する。
【0054】ピクセルカウント方式では、画像信号がビ
ットマップデータに展開されるとき、感光体ドラム7に
形成する静電潜像の、現像剤が転移してトナー像となる
部分の画素数(ピクセル数)をカウントし、カウントさ
れた画素数に1画素あたり消費される現像剤量を乗じる
ことによって使用現像剤量を算出する。予め、フレキシ
ブルアンテナ20による現像剤残量検知終了時点での現
像剤残量Pxは、図9の特性曲線から明らかとなってい
るため、次式、現像剤残量=(フレキシブルアンテナに
よる残量検知終了時点の現像剤残量)−(ピクセル数)
×(1画素当たりの使用現像剤量)に基づいて、引き続
き現像剤残量を検知することができる。つまり、本実施
例では、フレキシブルアンテナ20による静電容量測定
方式に加えて、ピクセルカウント方式の現像剤量検知装
置を併用することによって、現像剤容器11A内に設け
られたフレキシブルアンテナ20では検出できない現像
室9A内の現像剤に対して、現像剤残量の逐次検知を行
うことができ、現像装置Cの使用開始から、現像剤が無
くなるまで、精度良く現像剤残量を逐次検知することが
できる。
【0055】以上、本発明によれば、少なくとも2種類
以上の現像剤量検知装置として、フレキシブルアンテナ
20を用いる静電容量測定方式、及びピクセルカウント
方式の現像剤量検知装置を用い、現像剤容器11A内の
現像剤残量を逐次に検知する工程と、現像室9A内の現
像剤(現像剤切れに近い時の現像剤残量)を逐次に検知
する工程とに分けることにより、簡易な構成にて、現像
剤収容部11A内及び現像室9A内の現像剤の残量を精
度良く逐次に検知することができる。又、本実施例によ
ると、フレキシブルアンテナ20に機械的な構成を必要
としない、所謂、ソフトによる処理に基づいて現像剤量
検知が可能なピクセルカウント方式の現像剤量検知装置
を併用することで、例えば、フレキシブルアンテナ20
と前述した板状アンテナとを共用する場合などよりも、
省スペース、且つ構成が簡易であり、低コストである。
【0056】実施例2 本実施例の画像形成装置は、基本的には実施例1のもの
と同様とされ、現像剤量検知装置のみが異なる。従って
同じ機能、構成を有する部材には同一符号を付し、詳し
い説明は省略する。
【0057】図15は、本発明に従って構成される、画
像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッ
ジBの他の実施例の縦断面を示す。
【0058】本実施例では、現像剤量検知装置として、
現像剤容器11A中にある現像剤に対してはピクセルカ
ウント方式の現像剤量検知装置、又、現像室9A中にあ
る現像剤に対しては板状アンテナ61を備えた静電容量
測定方式の現像剤量検知装置を用い、現像剤の残量を逐
次検知する。
【0059】先ず、板状アンテナ61の構成について説
明する。図15に示すように、板状アンテナ61は、第
1の導電部材としての入力電極61aと、第2の導電部
としての出力電極61bを有している。本実施例では、
出力電極61bを現像ローラ9a側に設け、それと対向
するように入力電極61aを設けた。又、本実施例で
は、入力電極61a及び出力電極61bは、2枚の金属
板から成り、現像室9Aを形成する現像枠体12に固定
されている。それぞれの電極61a、61bは、図16
に示すように、プロセスカートリッジBの側面に配置さ
れた入力接点板71A、及び出力接点板71Bと電気的
に接続され、プロセスカートリッジBが装置本体14に
装着されると図17に示すように、装置本体14内に配
設された装置本体側接点72A、72Bとそれぞれ接触
し、電気的に接続され、それぞれ装置本体14に設けら
れた電圧印加手段(図示せず)及び現像剤量検出回路に
電気的に繋がれる。
【0060】上記構成の板状アンテナ61の入力電極6
1aに電圧を印加することで、両電極61a、61b間
に静電容量を誘起させ、この静電容量を測定することで
現像剤量を検出する。尚、本実施例では、出力電極61
bを現像ローラ9a側に設けて、それに対向するように
入力電極61aを設けたが、本発明はこの配置構成に限
定されるものではなく、入力電極61aを現像ローラ9
a側とすることもできる。
【0061】入力電極61a、及び出力電極61bとさ
れる導電部材として用いられる金属板の材料としては、
例えば薄板のステンレススチールが望ましい。又、例え
ば、図18に示すように、一枚板として現像室9Aの略
長手全長に亙って配置しても良いし、図19に示すよう
に、現像室9Aの長手に対して断続的に配置しても良
い。
【0062】次に、現像剤の消費に応じた現像剤残量の
逐次検知方法について説明する。
【0063】本実施例では、現像剤容器11Aに充填さ
れる現像剤の初期充填量、所謂、満タン(Full)状
態から、現像装置C内、即ち、現像剤容器11A及び現
像室9A内から現像剤が無くなる、所謂、現像剤無し
(現像剤切れ:Empty)まで逐次に残量検知する。
【0064】上記したように、本実施例では、現像剤容
器11A中の現像剤についてはピクセルカウント方式の
現像剤量検知装置を用いて現像剤量を逐次検知する。ピ
クセルカウント方式による現像剤量の検知処理は実施例
1で説明したものと同様であり、現像剤容器11A内の
現像剤の初期充填量(総現像剤量)は予め分かっている
ので、次式、 現像剤残量=(総現像剤量)−(ピクセル数)×(1画
素当たりの使用現像剤量) から、現像剤容器11A内の現像剤に対する現像剤残量
の逐次検知を行うことができる。
【0065】そして、板状アンテナ61の入力電極61
aと出力電極61bとの間に存在する現像剤が減少し始
めた時、つまり、図20に示すように、現像剤容器11
A中の現像剤が大略なくなり、両電極61a、61b間
の静電容量の変化の開始を検知した時点で、板状アンテ
ナ61による現像剤の残量検知を開始する。
【0066】この時、単に上式から現像剤残量を逐次に
求めると、環境変動があった場合に1画素当たりに消費
される現像剤量が異なることことがあるため、ピクセル
カウント方式にて検知される現像剤残量と、実際の現像
剤残量との間に差が生じることがある。
【0067】更に、説明すると、図21に示すように、
基準環境として例えば常温常湿環境下では、カウントさ
れた累積ピクセル数と現像剤残量との関係は、図21中
の実線Xで示す関係が得られ、図示するように、板状ア
ンテナ61の静電容量の変化開始ポイントにおける累積
ピクセル数Pc及び現像剤残量Tcが得られる。これに
対して、高温高湿環境下では、1画素当たりに消費され
る現像剤量が多いため、累積ピクセル数と現像剤残量と
の関係は、図21中2点鎖線Yで示す関係となり、累積
ピクセル数Pcより少ないPc1の時点で、板状アンテ
ナ61の静電容量の変化が始まる。逆に、低温低湿環境
では、1画素当たりに消費される現像剤量が少ないた
め、累積ピクセル数と現像剤残量との関係は、図21中
の1点鎖線Zで示す関係となり、累積ピクセル数Pcを
カウントした時点においても、現像剤残量はTcより多
いTc2であり、板状アンテナ61の静電容量の変化が
始まらない。
【0068】このように、ピクセルカウント方式を用い
て現像剤容器11A内の現像剤量を検知する場合に生じ
る誤差を修正するためには、先ず、カウントされた累積
ピクセル数がPcとなる前に板状アンテナ61の静電容
量が変化した場合には、その時点でピクセルカウント方
式による現像剤量検知を終了し、その時点での現像剤残
量を、既知のTcに修正して、その後板状アンテナ61
による現像剤量検知に切り替える。
【0069】又、カウントされた累積ピクセル数がPc
になっても板状アンテナ61の静電容量が変化しない場
合は、累積ピクセル数Pcを越えて更にピクセルカウン
トを続行し、板状アンテナ61の静電容量に変化が現れ
た時点でピクセルカウントによる現像剤量検知を終了し
て、その時点での現像剤残量をTcに修正した後、板状
アンテナ61による現像剤残量の検知に切り替える。
【0070】次に、図22〜図25を参照して現像室9
Aでの現像剤の循環について説明し、板状アンテナ61
による現像剤の残量検知について説明する。
【0071】上述のように、板状アンテナ61は、入力
電極61aに電圧を印加して、両電極61a、61b間
に静電容量を誘起させ、この静電容量を測定することで
現像剤量を検出する。本実施例によると、入力電極61
a及び出力61bは、現像ローラ9aの表面から掻き取
られた現像剤が両電極61a、61b間に侵入できるよ
うな位置に配置される。つまり、図22に示すように、
現像ローラ9aの内部の固定磁石9cによって現像ロー
ラ9a表面に引き寄せられた現像剤Tは、現像ローラ9
aの回転に伴って現像ブレード9dで現像ローラ9a上
から掻き取られる。掻き取られた現像剤Tは、順次入力
電極61aと出力電極61bとの間に侵入し、図23に
示すように、電極61a、61b間が現像剤Tで満たさ
れる。現像剤Tが現像剤容器11A中にもある時は、入
力電極61aと出力電極61bとの間の現像剤Tは、出
入り口62が塞がれている形になり、そのため現像室9
A中の現像剤Tが減るまで、電極61a、61b間の現
像剤Tは、重力などで自由落下することはない。即ち、
現像剤容器11A中に現像剤Tが十分ある時は、電極6
1a、61b間は現像剤Tで満たされているため、電極
61a、61b間の静電容量は高くなる。
【0072】次いで、図24に示すように、現像剤Tが
消費され、現像室9A内の現像剤Tが少なくなると、入
力電極61a、出力電極61b間の現像剤出入り口62
を塞いでいた現像剤Tがなくなるため、電極61a、6
1b間の現像剤Tは自重で重力方向下方に落下する。落
下した現像剤Tは、磁力で現像ローラ9aに引き寄せら
れたり、現像剤送り部材9b及び現像剤攪拌部材9eで
現像ローラ9aに供給されたりする。又、電極61a、
61bの間から直接磁力で現像ローラ9aの表面に戻る
現像剤Tもある。
【0073】但し、図24に示す状態のように、現像室
9A内の現像剤Tが少なくなり、電極61a、61b間
の現像剤Tが出ていっても、現像剤Tが現像室9A内に
存在する限り、常に現像ブレード9dにて掻き取られた
現像剤Tが電極61a、61b間に供給されるので、電
極61a、61b間の現像剤Tは、現像室9A内の現像
剤量に応じて少なくなる。
【0074】最終的には、現像室9A内の現像剤Tが消
費され、図25に示すように、現像ローラ9aの表面の
現像剤Tを掻き取る現像剤ブレード9dの先端、即ち、
現像ローラ9aと出力電極61bとの間の現像剤Tが消
費されることで画像上の白抜けが発生し、現像剤無し
(現像剤切れ)の状態になる。
【0075】このように、現像室9A内の現像剤量は、
入力電極61aと出力電極61bとの間の現像剤量を、
電極61a、61b間の静電容量を測定することによっ
て検知し、現像剤の残量を逐次に検出することができ
る。尚、現像剤量は、実施例1と同様に表示して、ユー
ザーに報知できる。
【0076】以上、本発明によれば、少なくとも2種類
以上の現像剤量検知装置として、板状アンテナ61を用
いる静電容量測定方式、及びピクセルカウント方式の現
像剤量測定装置を用い、現像剤容器11A内の現像剤残
量を逐次に検知する工程と、現像室9A内の現像剤(現
像剤切れに近い時の現像剤残量)を逐次に検知する工程
とに分けることにより、簡易な構成にて、現像剤収容部
11A及び現像室9A内の現像剤の残量を精度良く逐次
に検知することができる。又、実施例1と同様に、本実
施例においても、機械的な構成を必要としないピクセル
カウント方式の現像剤量検知装置を板状アンテナ61と
併用することで、省スペース、且つ構成が簡易であり、
低コストが実現できる。
【0077】尚、上記各実施例では、現像剤担持体とし
ての現像ローラ9aは、内部に固定磁石9cを有し、現
像剤として磁性現像剤を用いる場合について説明した
が、本発明は、これに限定されるものではなく、非磁性
現像剤を用いる場合には、現像剤攪拌部材9eの代わり
に現像ローラ9aに現像剤を供給する手段として、例え
ば現像ローラ9aに当接してカウンター方向に回転する
現像剤塗布ローラを使用する。この時、特に、板状アン
テナ61を用いる場合には、現像ローラ9aと現像剤塗
布ローラとの接触部の上部近傍に、上記実施例2にて説
明したように、第1及び第2の導電部61a、61bを
設け、現像剤層厚規制部材によって現像ローラ9aから
剥ぎ取られた現像剤が第1及び第2の導電部61a、6
1b間に侵入できるような位置に配置することにより、
上記と同様に現像室9A内の現像剤量を逐次検知するこ
とができる。
【0078】又、上記各実施例において、現像剤の残量
は、現像剤容器11Aに充填される現像剤の初期充填量
から、現像剤容器11A及び現像室9A内から現像剤が
無くなるまで逐次に検知するものとして説明したが、本
発明は、このように現像剤容器内に収納される現像剤の
初期充填量を100%としたときに、現像剤の量を10
0%〜0%までの全領域にわたって逐次に検出すること
に限定されるものではない。例えば、現像剤容器内の現
像剤の残量が50%〜0%までの領域にわたって逐次に
検出するようにしてもよい。この場合にも、本発明によ
れば、現像剤容器内の現像剤残量、及び例えば現像室と
される現像剤切れに近い時の現像剤残量の双方を精度良
く逐次検知することができる。ここで、現像剤の残量が
0%(現像剤無し、現像剤切れ)とは、現像剤が完全に
無くなったことのみを意味するものではなく、例えば、
現像剤が残っていたとしても、所定の画像品質(現像品
質)が得られなくなる程度まで現像剤の残量が減った場
合も含まれる。
【0079】更に、上記各実施例では、少なくとも像担
持体である電子写真感光体と、この電子写真感光体に作
用するプロセス手段と、現像剤収容部を成す現像剤容器
とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対
して着脱可能なプロセスカートリッジとした画像形成装
置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明
の原理は、現像剤容器と現像手段を備えた現像室とを有
する現像装置を画像形成装置本体に対して着脱可能とす
る画像形成装置、或は、現像装置が画像形成装置本体に
固定され、現像剤の補給が可能とされる画像形成装置、
更には、複数の現像装置を備え、各現像装置内の現像剤
量を逐次検知する画像形成装置にも同様に適用し得るこ
とは、上記各実施例の説明から明らかである。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置は、像担持体と;像担持体に潜像を形成する手段
と;像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像
するための現像手段と、現像手段が像担持体上に形成さ
れた潜像を現像するのに用いる現像剤が収納される現像
剤収容部とを備えた現像装置と;を有し、検知方式の異
なる少なくとも2つ以上の現像剤量検知装置を用いて現
像装置内の現像剤量を検知する構成とされるので、簡易
な構成にて、現像剤残量を精度良く検知することがで
き、特に、現像剤容器内の現像剤残量と現像剤切れに近
い時の現像剤残量との双方を、精度良く逐次検知でき、
且つ、簡易な構成、省スペース及び低コストが実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構
成図である。
【図2】本発明に従ったプロセスカートリッジの一実施
例を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る画像形成装置の一実施例における
プロセスカートリッジの装着部を示す外観斜視図であ
る。
【図4】本発明に従ったプロセスカートリッジの一実施
例を下方より見た外観斜視図である。
【図5】測定電極部材及び基準用電極部材の一実施例を
示す正面図である。
【図6】測定電極部材及び基準電極部材の他の実施例を
示す正面図である。
【図7】本発明に従ったフレキシブルアンテナによる現
像剤量検知原理を説明するためのグラフ図である。
【図8】本発明に従ったフレキシブルアンテナによる現
像剤量検知原理を説明するためのグラフ図である。
【図9】フレキシブルアンテナの出力に基づいて現像剤
量を検知するための現像剤量と、測定電極部材の出力及
び基準電極部材の発生する静電容量の差分に相当する出
力電圧との関係を示すグラフ図である。
【図10】本発明に従ったフレキシブルアンテナの配置
構成の一実施例を説明するための現像剤容器の斜視図で
ある。
【図11】図10と同様の図であって、基準電極部材を
現像剤容器内に配置した状態を説明するための現像剤容
器の斜視図である。
【図12】現像剤量表示の一実施例を示す図である。
【図13】現像剤量表示の他の実施例を示す図である。
【図14】現像剤量表示の他の実施例を示す図である。
【図15】本発明に従ったプロセスカートリッジの他の
実施例を示す縦断面図である。
【図16】本発明に従ったプロセスカートリッジの他の
実施例を下方より見た外観斜視図である。
【図17】本発明に係る画像形成装置の他の実施例にお
けるプロセスカートリッジの装着部を示す外観斜視図で
ある。
【図18】板状アンテナの取付態様を示す現像フレーム
の斜視図である。
【図19】板状アンテナの他の取付態様を示す現像フレ
ームの斜視図である。
【図20】ピクセルカウント方式から板状アンテナを用
いた静電容量測定方式へと現像剤量検知装置の使用を切
り替える時点での現像剤の状態を説明するためのプロセ
スカートリッジの縦断面図である。
【図21】ピクセルカウント方式によってカウントされ
た累積ピクセル数と現像剤残量との関係を示すグラフ図
である。
【図22】本発明に従ったプロセスカートリッジの現像
室における現像剤の循環態様を説明するための縦断面図
である。
【図23】本発明に従ったプロセスカートリッジの現像
室における現像剤の循環態様を説明するための縦断面図
である。
【図24】本発明に従ったプロセスカートリッジの現像
室における現像剤の循環態様を説明するための縦断面図
である。
【図25】本発明に従ったプロセスカートリッジの現像
室における現像剤の循環態様を説明するための縦断面図
である。
【図26】静電容量測定方式の現像剤量検知装置を説明
するために、フレキシブルアンテナ及び板状アンテナを
併記したプロセスカートリッジの縦断面図である。
【符号の説明】
1 露光手段 2 記録媒体 3 搬送手段 7 感光体ドラム(電子写真感光
体、像担持体) 8 帯電ローラ(帯電手段) 9 現像手段 9A 現像室 9a 現像ローラ(現像剤担持体) 9d 現像ブレード(現像剤層厚規制
部材、規制部材) 10 クリーニング手段 11 現像剤ユニット 11A 現像剤容器(現像剤収容部) 11B 現像剤容器蓋 12 現像枠体(現像フレーム) 13 クリーニング枠体 14 装置本体 16R、16L ガイド部(装着手段) 20 フレキシブルアンテナ 20A 測定電極部材 20B 基準電極部材 61 板状アンテナ 61a 入力電極(第1の導電部) 61b 出力電極(第2の導電部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横井 昭佳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA41 DB01 DD02 DE04 DE07 ED17 ED19 GA23 GA50 GA54 GA60 GB03 HB15 HB18 2H077 AB04 AB13 AD06 AD13 AD17 AD23 AD36 AE03 BA09 DA08 DA15 DA16 DA31 DA35 DA59 DA81 DA82 DB10 DB22 GA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、 前記像担持体に潜像を形成する手段と、 前記像担持体に形成された潜像に現像剤を供給して現像
    するための現像手段と、前記現像手段が前記像担持体上
    に形成された潜像を現像するのに用いる現像剤が収納さ
    れる現像剤収容部とを備えた現像装置と、を有する画像
    形成装置において、検知方式の異なる少なくとも2つ以
    上の現像剤量検知装置を用いて前記現像装置内の現像剤
    量を検知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検知方式の異なる少なくとも2つ以
    上の現像剤量検知装置のうち1つは、前記像担持体上に
    形成する潜像の現像剤が転移される部分の画素数を計数
    することによって現像剤量を検知するピクセルカウント
    方式を用いることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記検知方式の異なる少なくとも2つ以
    上の現像剤量検知装置のうち1つは、前記像担持体上に
    形成する潜像の現像剤が転移される部分の画素数を計数
    することによって現像剤量を検知するピクセルカウント
    方式を用い、他の1つは、少なくとも一対の電極間に電
    圧を印加した際に発生する、前記電極間の静電容量を測
    定することによって現像剤量を検知する静電容量測定方
    式を用いることを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記静電容量測定方式の現像剤量検知装
    置は、(a)現像剤と接触する箇所に配置され、少なく
    とも一対の一定間隔にて並置された部分を有する入力側
    及び出力側電極を備えた測定電極部材と、(b)現像剤
    と接触しない箇所に配置され、少なくとも一対の一定間
    隔にて並置された部分を有する入力側及び出力側電極を
    備えた基準電極部材と、を有し、前記測定電極部材及び
    前記基準電極部材の前記入力側電極と前記出力側電極と
    の間に電圧を印加した際に発生する、前記入力側電極と
    出力側電極との間の静電容量に基づいて現像剤量を検知
    することを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記静電容量測定方式の現像剤量検知装
    置は、第1の導電部と、前記第1の導電部と対向して設
    けられた第2の導電部と、を有し、前記第1の導電部に
    電圧を印加した際に発生する、前記第1の導電部と第2
    の導電部との間の静電容量に基づいて現像剤量を検知す
    ることを特徴とする請求項3の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記現像装置は、前記現像手段として少
    なくとも前記像担持体へ現像剤を搬送する現像剤担持体
    と、前記現像剤担持体の表面に付着する現像剤の量を規
    制するための規制部材と、を有し、前記第1の導電部と
    第2の導電部は、前記第1の導電部と第2の導電部の間
    に、前記規制部材によって前記現像剤担持体から除去さ
    れた現像剤が進入可能な位置に配置され、前記第1の導
    電部に電圧を印加した際に発生する、前記第1の導電部
    と第2の導電部との間の静電容量に基づいて、現像剤量
    を検知することを特徴とする請求項5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記検知方式の異なる少なくとも2つ以
    上の現像剤量検知装置は、少なくとも、前記現像剤収容
    部内の現像剤の残量と、前記現像手段近傍の現像剤の残
    量であって現像剤切れに近い時の現像剤の残量とを分け
    て検知し、前記静電容量測定方式の現像剤量検知装置は
    前記現像剤収容部内の現像剤残量を検知し、前記ピクセ
    ルカウント方式の現像剤量検知装置は前記現像手段近傍
    の現像剤の残量であって現像剤切れに近い時の現像剤の
    残量を検知することを特徴とする請求項4の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記検知方式の異なる少なくとも2つ以
    上の現像剤量検知装置は、少なくとも、前記現像剤収容
    部内の現像剤の残量と、前記現像手段近傍の現像剤の残
    量であって現像剤切れに近い時の現像剤の残量とを分け
    て検知し、前記ピクセルカウント方式の現像剤量検知装
    置は前記現像剤収容部内の現像剤残量を検知し、前記静
    電容量測定方式の現像剤量検知装置は前記現像手段近傍
    の現像剤の残量であって現像剤切れに近い時の現像剤の
    残量を検知することを特徴とする請求項6の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記静電容量方式の現像剤量検知装置が
    現像剤量の変化の開始を検出した時点で、前記ピクセル
    カウント方式の現像剤量検知装置を用いて得られた現像
    剤量の検知値を、その時点における現像剤残量の既知値
    に修正した後、前記静電容量方式の現像剤量検知装置に
    よる現像剤の残量検知を開始することを特徴とする請求
    項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記現像装置は画像形成装置本体に対
    して着脱可能とされ、前記現像装置を装着手段を介して
    着脱自在に支持することを特徴とする請求項1〜9のい
    ずれかの項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記像担持体は電子写真感光体であ
    り、前記電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用
    するプロセス手段として少なくとも現像手段と、前記現
    像剤収容部とは、一体的にカートリッジ化されて画像形
    成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとされ、
    前記プロセスカートリッジを装着手段を介して着脱自在
    に支持することを特徴とする請求項1〜9のいずれかの
    項に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    プロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニ
    ング手段の少なくとも一つと、前記電子写真感光体とを
    一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写
    真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである
    請求項11の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    プロセス手段として少なくとも現像手段と前記電子写真
    感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
    ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
    ものである請求項11の画像形成装置。
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