JP2001290357A - 電子写真画像形成装置、カートリッジ、及びプロセスカートリッジ - Google Patents

電子写真画像形成装置、カートリッジ、及びプロセスカートリッジ

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JP2001290357A
JP2001290357A JP2000106829A JP2000106829A JP2001290357A JP 2001290357 A JP2001290357 A JP 2001290357A JP 2000106829 A JP2000106829 A JP 2000106829A JP 2000106829 A JP2000106829 A JP 2000106829A JP 2001290357 A JP2001290357 A JP 2001290357A
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process cartridge
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JP2000106829A
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English (en)
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Yasuhisa Daiho
靖尚 大朋
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Canon Inc
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロセスカートリッジあるいは画像形成装置
本体の静電容量のばらつきに関わりなく正確なトナー残
量を逐次に検出する。 【解決手段】 新品検知手段28がプロセスカートリッ
ジを新品として検知したときに、トナー残量検出手段2
5による検出値を記憶手段26に記憶させ、逐次検出さ
れる検出値を補正手段31により記憶された検出値に基
づいて補正し、表示手段32に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式により像担持体に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像装置に収容した現像剤にて顕像化する電子写真
画像形成装置、及びカートリッジ、即ち、プロセスカー
トリッジ、カートリッジ化された現像装置に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、及び電子
写真ファクシミリ装置等が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置において、電子写真感光体及び電子写真
感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ
化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体
に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用され
ている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置
のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身
で行うことができるので、格段に操作性を向上させるこ
とができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、
電子写真画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジ方式の電
子写真画像形成装置ではユーザー自身がカートリッジを
交換しなければならないため、現像剤が消費された場合
にユーザーに報知する手段、即ち、現像剤量検出装置が
必要となる。
【0006】従来の現像剤量検出装置の一例として、現
像手段の現像剤容器内に2本の電極棒を有し、2本の電
極棒間の変化を検知して現像剤量の有無を検知する装置
がある。この方式を「有無検知方式」と呼ぶ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】又、近年ではユーザビ
リティの観点から現像剤容器内の現像剤の残量を逐次に
検知する方式(この方式を「逐次残量検知方式」と呼
ぶ)の必要性が高まっている。この方式では、現像剤残
量状況をユーザに常に知らせることができるため、プロ
セスカートリッジの交換時期をより把握しやすくでき
る。
【0008】そこで、現像剤容器内の現像剤の残量を逐
次に検知できる方式の開発が望まれていた。
【0009】本発明の目的は、プロセスカートリッジ、
カートリッジ或いは画像形成装置本体の静電容量のばら
つきに関わりなく正確な現像剤の残量を逐次に検出でき
るプロセスカートリッジ、カートリッジ及び電子写真画
像形成装置を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、正確な現像剤残量を
逐次に検出でき、適切なプロセスカートリッジ又はカー
トリッジの交換時期を報知できるプロセスカートリッ
ジ、カートリッジ及び電子写真画像形成装置を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ、及びカ
ートリッジにて達成される。要約すれば、本発明は、カ
ートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成
するための電子写真画像形成装置において、(a)電子
写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用い
る現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内の現像剤の残量を検知する現像剤量
検知部材と、 カートリッジが使用開始時新品であることを識別可能と
する識別部材と、を有するカートリッジを取り外し可能
に装着するための装着手段と、(b)前記現像剤量検知
部材の検出値を検出する現像剤量検出手段と、(c)前
記現像剤量検出手段による検出値を補正する補正手段
と、(d)前記補正手段により補正された検出値を表示
する表示手段と、(e)前記検出値を記憶する記憶手段
と、(f)前記識別部材によりカートリッジが使用開始
時であることを検知する検知手段と、を有し、前記検知
手段がカートリッジを使用開始時として検知したとき
に、前記現像剤量検出手段による検出値を前記記憶手段
に記憶させ、逐次検出された検出値を前記補正手段によ
り前記記憶された検出値に基づいて補正し、前記表示手
段に表示することを特徴とする電子写真画像形成装置で
ある。
【0012】本発明による他の態様によれば、カートリ
ッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するた
めの電子写真画像形成装置において、(a)電子写真感
光体に形成された静電潜像を現像するために用いる現像
剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部の現像剤残量を満杯時から逐次検知す
る現像剤量検知部材と、 カートリッジが使用開始時であることを識別可能とする
識別部材と、を有するカートリッジを取り外し可能に装
着するための装着手段と、(b)前記現像剤量検知部材
の検出値を検出する現像剤量検出手段と、(c)前記現
像剤量検出手段による検出値を補正する補正手段と、
(d)前記補正手段により補正された検出値を表示する
表示手段と、(e)前記検出値を記憶する記憶手段と、
(f)前記識別部材によりカートリッジが使用開始時で
あることを検知する検知手段と、を有し、前記検知手段
が前記カートリッジを使用開始時として検知したとき
に、所定動作の後、前記現像剤量検出手段による検出値
を前記記憶手段に記憶させ、逐次検出される検出値を前
記補正手段により前記記憶された検出値に基づいて補正
し、前記表示手段に表示することを特徴とする電子写真
画像形成装置が提供される。
【0013】又、本発明による他の態様によれば、プロ
セスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像
を形成するための電子写真画像形成装置において、
(a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
めに用いる現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内の現像剤の残量を検知する現像剤量
検知部材と、 プロセスカートリッジが使用開始時であることを識別可
能とする識別部材と、を有するプロセスカートリッジを
取り外し可能に装着するための装着手段と、(b)前記
現像剤量検知部材の検出値を検出する現像剤量検出手段
と、(c)前記現像剤量検出手段による検出値を補正す
る補正手段と、(d)前記補正手段により補正された検
出値を表示する表示手段と、(e)前記検出値を記憶す
る記憶手段と、(f)前記識別部材によりプロセスカー
トリッジが使用開始時であることを検知する検知手段
と、を有し、前記検知手段が前記プロセスカートリッジ
を使用開始時として検知したときに、前記現像剤量検出
手段による検出値を前記記憶手段に記憶させ、逐次検出
される検出値を前記補正手段により前記記憶された検出
値に基づいて補正し、前記表示手段に表示することを特
徴とする電子写真画像形成装置が提供される。
【0014】本発明による他の態様によると、プロセス
カートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形
成するための電子写真画像形成装置において、(a)電
子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために
用いる現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内の現像剤の残量を検知する現像剤量
検知部材と、 プロセスカートリッジが使用開始時であることを識別可
能とする識別部材と、を有するプロセスカートリッジを
取り外し可能に装着するための装着手段と、(b)前記
現像剤量検知部材の検出値を検出する現像剤量検出手段
と、(c)前記現像剤量検出手段による検出値を補正す
る補正手段と、(d)前記補正手段により補正された検
出値を表示する表示手段と、(e)前記検出値を記憶す
る記憶手段と、(f)前記識別部材によりプロセスカー
トリッジが使用開始時であることを検知する検知手段
と、を有し、前記検知手段が前記プロセスカートリッジ
を使用開始時として検知したときに、所定動作の後、前
記現像剤量検出手段による検出値を前記記憶手段に記憶
させ、逐次検出される検出値を前記補正手段により前記
記憶された検出値に基づいて補正し、前記表示手段に表
示することを特徴とする電子写真画像形成装置が提供さ
れる。
【0015】本発明による一実施態様によると、前記カ
ートリッジ又はプロセスカートリッジに付設された識別
部材を検知することによりカートリッジ又はプロセスカ
ートリッジを識別するためのカートリッジ検知手段を有
する。
【0016】上記各発明における一実施態様によれば、
前記補正手段による補正とは、前記記憶手段によって記
憶された検出値と、前記現像剤量検出手段により逐次に
検出される検出値とを演算処理することにより、現像剤
の残量を求めることである。
【0017】又、他の実施態様によると、プロセスカー
トリッジ又はカートリッジが新品であることを前記識別
部材により前記検知手段が検知した後に、前記識別部材
を消去する。
【0018】本発明による他の態様によると、電子写真
画像形成装置本体に着脱可能なカートリッジにおいて、
(a)電子写真感光体に形成された静電潜像を現像する
ための現像剤を収納する現像剤収納部と、(b)前記現
像剤収納部の現像剤残量を満杯時から逐次検知する現像
剤量検知部材と、(c)前記カートリッジが新品である
ことを識別するための識別部材と、を有することを特徴
とするカートリッジが提供される。
【0019】本発明による他の態様によると、電子写真
画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジに
おいて、(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真
感光体に作用するプロセス手段と、(c)前記電子写真
感光体に形成された静電潜像を現像するための現像剤を
収納する現像剤収納部と、(d)前記現像剤収納部内の
現像剤量を検知する現像剤量検知部材と、(e)前記プ
ロセスカートリッジが使用開始時であることを識別する
ための識別部材と、を有することを特徴とするプロセス
カートリッジが提供される。
【0020】上記各発明における一実施態様によると、
前記カートリッジ又はプロセスカートリッジはカートリ
ッジ又はプロセスカートリッジを識別するための識別部
材を有する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置、プロセスカートリッジ、及びカートリッジを
図面に則して更に詳しく説明する。
【0022】実施例1 先ず、図1〜図4を参照して、本発明の一実施例に従っ
て構成されるプロセスカートリッジを取り外し可能に装
着可能な電子写真画像形成装置について説明する。本実
施例において、電子写真画像形成装置はレーザービーム
プリンタAとされ、電子写真画像形成プロセスによって
記録材、例えば、記録紙、OHPシート、布等に画像を
形成するものである。
【0023】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち感光体ドラム1を有する。感光
体ドラム1は、帯電手段である帯電ローラ2によって帯
電され、次いで、レーザースキャナー3から画像情報に
応じたレーザ光Lを照射することによって、感光体ドラ
ム1に画像情報に応じた静電潜像が形成される。この潜
像は、現像手段5によって現像され、可視像、即ちトナ
ー像とされる。
【0024】つまり、現像手段5は、現像剤担持体とし
ての現像ローラを備えた現像室を有しており、現像室に
隣接して形成された現像剤収容部としての現像剤収納容
器4内の現像剤Tを現像剤送り部材10の回転によっ
て、現像室5Aの現像ローラ5aへと送り出す。本実施
例では、現像剤として絶縁性磁性1成分現像剤(トナ
ー)を用いた。但し、絶縁性1成分現像剤に限定される
ものではなく、磁性現像剤であればよい。
【0025】又、現像ローラ5aは、固定磁石5bを内
蔵しており、現像ローラ5aを回転することによって現
像剤は搬送され、現像ブレード5cにて摩擦帯電電荷が
付与されると共に所定厚の現像剤層とされ、感光体ドラ
ム1の現像領域へと供給される。この現像領域へと供給
された現像剤は、感光体ドラム上の潜像へと転移され、
トナー像を形成する。現像ローラ5aは、現像バイアス
回路に接続されており、通常、交流電圧に直流電圧が重
畳された現像バイアス電圧が印加される。
【0026】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット200にセットした記録媒体としての記録材Pをピ
ックアップローラ8、搬送手段9Aを介して転写位置へ
と搬送する。転写位置には、転写手段としての転写ロー
ラ6が配置されており、電圧を印加されることによっ
て、感光体ドラム1上のトナー像を記録材Pに転写す
る。
【0027】トナー像を受けた記録材Pは、搬送手段9
Bで定着手段10へと搬送する。定着手段10は、ヒー
タ10aを内蔵した定着ローラ10b及び駆動ローラ1
0cを備え、通過する記録材Pに熱及び圧力を印加して
転写されたトナー像を記録材P上に定着する。
【0028】記録材Pは、搬送手段9Cにより排出トレ
イ14へと排出される。この排出トレイ14は、レーザ
ービームプリンタAの装置本体100の上面に設けられ
ている。
【0029】転写ローラ6によってトナー像を記録材P
に転写した後の感光体ドラム1は、クリーニング手段7
によって感光体ドラム1上に残留した現像剤を除去した
後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手
段7は、感光体ドラム1に当接して設けられた弾性クリ
ーニングブレード7aによって感光体ドラム7上の残留
現像剤を掻き落として回収現像剤溜め7bへと回収す
る。
【0030】一方、本実施例においては、プロセスカー
トリッジBは、図2に示すように、現像剤を収納する現
像剤収納容器(現像剤収納部)4及び現像剤送り部材1
0を有する現像剤枠体11と、現像ローラ5a及び現像
ブレード5c等の現像手段5を保持する現像枠体12と
を溶着して一体として現像ユニットを形成し、更にこの
現像ユニットに、感光体ドラム1、クリーニングブレー
ド7aなどのクリーニング手段7及び帯電ローラ2を取
り付けたクリーニング枠体13を一体に結合することに
よってカートリッジ化されている。
【0031】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体100に設けたカートリッジ
装着手段101(図1参照)に対して取り外し可能に装
着される。
【0032】本発明によれば、図4に示すように、プロ
セスカートリッジBは、現像剤収納容器4内の現像剤T
の消費に従ってその残量を逐次に検知することのできる
現像剤(トナー)残量検知部材20を備えている。
【0033】本実施例によれば、上述のように、現像剤
収納容器4内には、図1の矢印方向に回転する攪拌手段
10が設けられており、この攪拌手段10が回転するこ
とで現像剤Tがほぐされつつ現像ローラ5aへ供給され
る。又、現像剤収納容器4の内面側壁には、図3に示す
ような、現像剤量検知部材としてフラットアンテナ、即
ち、平面アンテナ20が配置されている。
【0034】平面アンテナ20は、一般に用いられてい
るプリント基板21上にエッチングや印刷等で2つの電
極、即ち、導体パターン22、23を形成したものであ
る。又、この回路図形を保護するために導電パターン2
2、23に保護膜(図示せず)が形成してある。導電パ
ターン22、23は適当に設定すればよく、本実施例で
は、この平面アンテナ20の2つの導電パターン22、
23の幅(W)を300μm、両導電パターン22、2
3の間隔(G)を300μm程度まで狭くしてある。
【0035】本実施例の平面アンテナ20にて、各導電
パターンの電極22、23間に交流バイアスとして20
0Vpp、2000Hzを印加すると、平面アンテナ2
0に現像剤が触れていない時には20PF、平面アンテ
ナ20の全面に現像剤が触れている時には60pFと、
異なる静電容量値が観測された。
【0036】画像形成工程を繰り返すことで現像剤収納
容器4内の現像剤Tが減少するのに伴い、現像剤Tと平
面アンテナ20との接触面積が減少し、それに応じて平
面アンテナ20上の電極22、23間における静電容量
も減少する。よって、この静電容量を観測することで随
時、容器4内の現像剤量を知ることができる。
【0037】図4に示すように、画像形成装置本体14
には、平面アンテナ、即ちトナー残量検知部材20から
の出力信号を検出する現像剤(トナー)残量検出手段2
5、この検出値に基づいてトナー残量を確定するための
補正手段31、およびこの確定されたトナー残量を表示
するためのトナー残量表示手段32が設けられている。
【0038】又、画像形成装置本体14には、記憶手段
26が搭載され、この記憶手段26に対するデータの書
き込み・読み出し手段(不図示)が具備されている。
尚、記憶手段26としては、本実施例では読み書き可能
なNVRAMを採用した。
【0039】更に、本実施例のプロセスカートリッジB
には、ヒューズからなる新品識別部材27が設けられて
おり、図1に示すように、プロセスカートリッジBが画
像形成装置本体14に装着された状態において、プロセ
スカートリッジBの下側に取り付けられている。そし
て、画像形成装置本体14には、識別部材27からの新
品であるか否かの情報を検知する検知手段28が設けら
れている。
【0040】このような構成のプロセスカートリッジB
および画像形成装置本体14において、現像剤収納容器
内のトナー残量を正確に検知するための手順について説
明する。
【0041】図5は、トナー残量と、平面アンテナの出
力値との関係を示すグラフである。
【0042】このグラフにおいて、実線は、プロセスカ
ートリッジや装置本体、平面アンテナの構成要素におけ
る各設定が設計中心にあるときを示す理想曲線である。
プロセスカートリッジBには当初約1200gのトナー
が充填されており、そのとき平面アンテナ20から検出
電圧として1.0V出力される。トナー量と出力値は比
例関係にあり、従って、トナーが600gのときは1.
5V出力し、トナーが0gのときは2.0V出力するこ
とになる。
【0043】しかし、平面アンテナ20の電極幅や電極
間隔の設計中心のずれ、プロセスカートリッジBや画像
形成装置本体14の部品の浮遊容量などによる公差など
が積み重なると、トナー量測定に無視できない公差が生
じてしまうことになる。
【0044】その結果として、トナー残量測定値がどの
程度ずれるかを実測値として示したのが、波線である。
【0045】図5の破線にて示す曲線(1)は公差が積
み重なって実際のトナー量よりもトナー残量を低く出力
する場合である。逆に曲線(2)は実際のトナー残量を
より多く出力する場合である。
【0046】従って、大量のプリントをするときに、曲
線(1)の場合には、トナーが残り少ないと判断して、
新しいプロセスカートリッジに交換することになり、ト
ナーが無駄に捨てられたり、あるいは、曲線(2)の場
合には、プリント途中で、トナーが不足して、部分的に
しか画像がプリントされないなどの不具合が生じる。
【0047】そこで、本実施例では、画像形成装置本体
14に新品のプロセスカートリッジBを装着した直後
に、平面アンテナ20の出力値(以後、「FAF」(フ
ラット・アンテナ・フル)という)を記憶手段26に記
憶させておき、このFAFに基づいて、トナー残量検出
値を補正して、トナー残量表示を行う構成とした。これ
により、従来と比べて、より精度の高いトナー残量表示
を行うことができる。
【0048】例えば、FAFが1.2Vのときは、曲線
(1)に従って検出電圧値からトナー残量を決定する。
また、FAFが0.8Vのときは、曲線(2)に従って
検出電圧値からトナー残量を決定する。
【0049】つまり、FAF=X(V)と検出された場
合、トナー残量=Y(g)、検出電圧値=Z(V)とす
ると、 Y=1200・(1−Z+X) … (1) の処理を行い、トナー残量表示手段32にYの値を表示
する。
【0050】尚、この処理は補正手段31が実行する。
【0051】次に、図6のフローチャートにより、FA
Fに応じたトナー残量検出値の補正について説明する。
【0052】本体電源を入れた後(S11)、記憶手段
26の中にFAF値情報Dがあるか否かを補正手段31
により判断する(S12)。FAF値情報Dがあると判
断した場合はトナー残量測定を開始し(S13)、補正
手段31によりFAF(=X)を読み出し(S14)、
トナー残量検知部材20からトナー残量検出値(=Z)
を読み出す(S15)。
【0053】次に補正手段31によって、上記の(1)
式にFAF(=X)、検出電圧値(=Z)を代入する
(S6)。その結果の値、つまりトナー残量(=Y)を
トナー残量表示手段32により表示する。
【0054】例えば、FAFがX=1.2Vと決定さ
れ、検出電圧値がZ=1.7Vの場合は、これらを
(1)式に代入し、Y=600(g)を得ることができ
る。
【0055】このように、本実施例においては、平面ア
ンテナ20のばらつきのみならず、プロセスカートリッ
ジBおよび画像形成装置本体14のばらつきを考慮した
トナー残量表示を行うことが可能なる。
【0056】以下、FAF決定のシーケンスについて、
図7のフローチャートにより説明する。
【0057】最初に、本体電源を入れた後(S21)、
直ちにプロセスカートリッジBが画像形成装置本体14
に装着されているか否かの検知を行う(S22)。ここ
で、プロセスカートリッジ有りと検知されたときにはそ
のプロセスカートリッジが新品であるか否かの検知を開
始する。即ち、プロセスカートリッジが使用開始時であ
るか否かを開始する(S23)。一方、プロセスカート
リッジ無しと検知された時には、新品検知へとは進ま
ず、再度プロセスカートリッジ有無検知を行う(S2
2)。
【0058】次に、新品検知手段28により、プロセス
カートリッジBに識別部材27があるか否かの検知を行
う(S24)。検知を行った結果、識別部材27がある
ことを検知手段28が検知した時には、トナー残量検出
手段25がトナー残量検知部材20により検出値を読み
出し、補正手段31がその検出値をFAF値情報Dとし
て、記憶手段26に書き込むと同時に、又は書き込んだ
後(S25)、識別部材27であるヒューズを溶断する
(S26)。
【0059】このように識別部材27を消去することに
より、一旦FAF値情報Dが記憶手段26にを書き込ま
れたプロセスカートリッジにおいて、再度FAF値情報
Dが書き込まれることを防止することができ、FAF値
情報Dの誤検知を防ぐことができる。尚、識別部材27
を消去するのはFAF値情報Dを書き込んだ後である。
もしも、この順序が逆、つまり識別部材27を消去した
後にFAF値情報Dを書き込むとすると、何らかのトラ
ブルで、FAF値情報Dが書き込まれないで識別部材2
7が消去される事態が発生した場合、そのプロセスカー
トリッジにFAF値情報Dを書き込むことができないた
め、本発明の目的である正確なトナー残量検知を行うこ
とができないからである。
【0060】識別部材27が消去された後、本シーケン
スは終了する(S27)。一方、検知手段28がプロセ
スカートリッジBに識別部材27がないことを検知した
ときにも(S24)、本シーケンスは終了する(S2
7)。
【0061】尚、識別部材20はヒューズの他、半導体
メモリなど、一旦、識別部材として使用された後は識別
部材としての機能を持たないものであればよい。
【0062】以上のFAF決定のシーケンスにより、正
確かつ確実にFAF値情報Dが記憶手段26に書き込ま
れ、誤検知によりFAFが書き込まれることはない。ひ
いては、トナー残量の正確な検知に寄与することができ
る。
【0063】上記のように、本実施例によれば、平面ア
ンテナのばらつきのみならず、プロセスカートリッジお
よび画像形成装置本体のばらつきを考慮したトナー残量
表示を行うことが可能となり、更に、識別部材を用いて
FAF値情報を記憶手段に書き込むと同時に、又はその
後に識別部材を消去することにより、FAFの誤検知を
防止し、より正確なトナー残量表示を行うことが可能と
なる。
【0064】又、本実施例では、記憶手段を画像形成装
置本体内に搭載するため、プロセスカートリッジの製造
コストを安価にすることができる。
【0065】実施例2 次に、本発明の第2実施例について図8及び図9により
説明する。
【0066】本実施例は、第1実施例と同じ構成の平面
アンテナ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に
おいて、FAF決定のシーケンスが第1実施例と異なっ
ている。
【0067】第1実施例におけるFAF決定のシーケン
スは、識別部材27を検知した後、FAFを決定してい
るが、本実施例では、FAF決定の時期は識別部材27
を検知した後、感光体ドラム1の所定回転数時(例え
ば、30回転時)とする。つまり、検知手段28により
識別部材27を検知すると、画像形成装置本体14に設
けられた感光体回転数計測手段33により感光体ドラム
の回転数を計測し、感光体回転数が30回転であること
を計測したときにFAFを決定するものである。これに
より、所定数のトナー撹拌が確保されるため、その間に
現像容器4内のトナーの傾きを均一にすることができ、
より正確なFAF決定に寄与することができる。
【0068】尚、補正方法は第1実施例と同様である。
【0069】本実施例におけるFAF決定のシーケンス
を図9のフローチャートにより説明する。
【0070】まず、ステップS31〜S34は、第1実
施例のステップS21〜S24と同様に、最初に、本体
電源を入れた後(S31)、直ちにプロセスカートリッ
ジBが画像形成装置本体14に装着されているか否かの
検知を行う(S32)。ここで、プロセスカートリッジ
有りと検知されたときにはそのプロセスカートリッジが
新品であるか否かの検知を開始する(S33)。即ち、
プロセスカートリッジが使用開始時であるか否かの検知
を開始する。一方、プロセスカートリッジ無しと検知さ
れた時には、新品検知へとは進まず、再度プロセスカー
トリッジ有無検知を行う(S32)。
【0071】次に、検知手段28により、プロセスカー
トリッジBに識別部材27があるか否かの検知を行う
(S34)。検知を行った結果、検知手段28が識別部
材27を検知すると、識別部材27であるヒューズを溶
断し、これと同時にFAF測定中信号を記憶手段26に
書き込み、感光体回転数計測手段33により、感光体1
の回転数計測を開始する(S35)。このとき、回転計
測値は補正手段31により、記憶手段26に感光体回転
数情報D2として書き込まれる。
【0072】次に記憶させた感光体回転数値が30回転
になったことを補正手段31が検知すると補正手段31
はトナー残量検知手段25により、FAFを読み込み、
記憶手段26にFAFを書き込む(S38)。
【0073】同時に、補正手段31はFAF測定中信号
を記憶手段26から消去する(S39)。その後、本シ
ーケンスを終了する(S40)。
【0074】尚、上記シーケンスにおいて、FAF測定
中信号を記憶手段26に記憶させるのは、次の理由によ
る。即ち、識別部材27が消去された後、FAF決定
(S38)までにプロセスカートリッジBが画像形成装
置本体14から脱着されると、再度、プロセスカートリ
ッジBを装着したときにFAF決定のためのシーケンス
が作動しなくなるからである。
【0075】従って、識別部材27がないと判断された
場合でも、その次にFAF測定中信号の有無を判断し
(S36)、FAF測定中信号があった場合は感光体回
転数を検知し(S37)、FAFを決定する(S3
8)。
【0076】尚、上記識別部材27はヒューズの他、半
導体メモリなど、識別部材として使用された後、識別部
材としての機能を持たないものであればよいことは第1
実施例と同様である。
【0077】以上のFAF決定のシーケンスにより、正
確かつ確実にFAF値情報D1が記憶手段26に書き込
まれ、誤検知によりFAF値情報が書き込まれることは
なく、トナー残量の正確な検知に寄与することができる
のは第1実施例と同様であるが、本実施例はそれに加え
て、プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着さ
れてから所定回転数、トナー撹拌が確保されるため、ユ
ーザーがプロセスカートリッジを装着する前に傾けてい
たなどの理由で、トナーが現像剤収容容器内で局在して
いても、トナーを均一にすることがができ、より正確な
FAF検知を行うことができる。
【0078】実施例3 次に、本発明の第3実施例について図10により説明す
る。
【0079】本実施例は、第1実施例と同じ構成の平面
アンテナ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置本
体を備え、更に、プロセスカートリッジにそれぞれのプ
ロセスカートリッジを識別することのできるプロセスカ
ートリッジ識別部材、及び画像形成装置本体内にプロセ
スカートリッジ識別部材を検知することができるプロセ
スカートリッジ検知手段を備えている。
【0080】これらに構成において、個々のプロセスカ
ートリッジを識別することが可能となり、そのプロセス
カートリッジのFAFが記憶手段26に記憶されている
ため、途中まで使われていたプロセスカートリッジを一
旦脱着した場合においても、個々のプロセスカートリッ
ジに応じて正確、かつ精度良くトナー残量表示を行うこ
とができる。
【0081】尚、プロセスカートリッジ識別部材29は
外形的なものや、半導体メモリ等、プロセスカートリッ
ジを識別することができるものであればよい。
【0082】ここで、トナー残量表示方法について説明
すると、例えば、上述のトナー残量検出手段25による
検知情報は、本実施例のトナー残量表示手段32のよう
に、画像形成装置本体14上のみならず、図11に示す
ようにユーザーのパソコン44などの端末画面45上
に、直接トナー残量を数値(例えば10%残)で示す方
法や図12(a)及び図12(b)に示すように表示さ
れる。図12(a)及び図12(b)においては、トナ
ー残量に応じて動く針41がゲージ42のどの部分を指
しているかによってトナー量がユーザーに報知される。
又、図13に示すように、画像形成装置本体に直接、L
EDなどによる表示部43を設け、現像剤量に応じてL
EDを点滅させてもよい。
【0083】尚、上記実施例において、トナー残量検知
手段として平面アンテナ方式を用いたが、本発明はこの
方式に限定するものではなく、現像剤収納容器内のトナ
ー残量を検知できれば、その方式は問わない。
【0084】又、上記各実施例では、本発明を、プロセ
スカートリッジが着脱可能な電子写真画像形成装置に適
用した場合について説明したが、現像カートリッジ、つ
まり、カートリッジ化した現像装置が着脱可能な電子写
真画像形成装置に適用できることはいうまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カートリッジ、プロセスカートリッジ或いは
電子写真画像形成装置本体の静電容量のばらつきに関わ
りなく正確な現像剤の残量を逐次に検出できる。従っ
て、操作者に適切なプロセスカートリッジ或いはカート
リッジの交換時期を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
を示す構成図である。
【図3】本発明に係る平面アンテナの一実施例を示す正
面図である。
【図4】画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの
一実施例を示すブロック図である。
【図5】トナー残量と検出電圧値との関係を示すグラフ
である。
【図6】FAFに基づくトナー残量検知の一実施例を示
すフローチャートである。
【図7】FAF決定の一実施例を示すフローチャートで
ある。
【図8】画像形成装置本体及びプロセスカートリッジの
他の実施例を示すブロック図である。
【図9】FAF決定の他の実施例を示すフローチャート
である。
【図10】画像形成装置本体及びプロセスカートリッジ
の他の実施例を示すブロック図である。
【図11】トナー残量表示の一実施例を示す図である。
【図12】トナー残量表示の他の実施例を示す図であ
る。
【図13】トナー残量表示の他の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(電子写真感光体) 4 現像剤収納容器(現像剤収納部) 20 平面アンテナ(現像剤量検知部材) 25 トナー残量検出手段(トナー残量検出手段) 26 記憶手段 27 識別部材 28 検知手段 31 補正手段 32 トナー残量表示手段 101 装着手段 B プロセスカートリッジ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジを着脱可能であって、記録
    媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置にお
    いて、(a)電子写真感光体に形成された静電潜像を現
    像するために用いる現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内の現像剤の残量を検知する現像剤量
    検知部材と、 カートリッジが使用開始時であることを識別可能とする
    識別部材と、を有するカートリッジを取り外し可能に装
    着するための装着手段と、(b)前記現像剤量検知部材
    の検出値を検出する現像剤量検出手段と、(c)前記現
    像剤量検出手段による検出値を補正する補正手段と、
    (d)前記補正手段により補正された検出値を表示する
    表示手段と、(e)前記検出値を記憶する記憶手段と、
    (f)前記識別部材によりカートリッジが使用開始時で
    あることを検知する検知手段と、を有し、前記検知手段
    が前記カートリッジを使用開始時として検知したとき
    に、前記現像剤量検出手段による検出値を前記記憶手段
    に記憶させ、逐次検出される検出値を前記補正手段によ
    り前記記憶された検出値に基づいて補正し、前記表示手
    段に表示することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 【請求項2】 カートリッジを着脱可能であって、記録
    媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置にお
    いて、(a)電子写真感光体に形成された静電潜像を現
    像するために用いる現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部の現像剤残量を満杯時から逐次検知す
    る現像剤量検知部材と、 カートリッジが使用開始時であることを識別可能とする
    識別部材と、を有するカートリッジを取り外し可能に装
    着するための装着手段と、(b)前記現像剤量検知部材
    の検出値を検出する現像剤量検出手段と、(c)前記現
    像剤量検出手段による検出値を補正する補正手段と、
    (d)前記補正手段により補正された検出値を表示する
    表示手段と、(e)前記検出値を記憶する記憶手段と、
    (f)前記識別部材によりカートリッジが使用開始時で
    あることを検知する検知手段と、を有し、前記検知手段
    が前記カートリッジを使用開始時として検知したとき
    に、所定動作の後、前記現像剤量検出手段による検出値
    を前記記憶手段に記憶させ、逐次検出される検出値を前
    記補正手段により前記記憶された検出値に基づいて補正
    し、前記表示手段に表示することを特徴とする電子写真
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段による補正とは、前記記憶
    手段によって記憶された検出値と、前記現像剤量検出手
    段により逐次に検出される検出値とを演算処理すること
    により、現像剤の残量を求めることであることを特徴と
    する請求項1又は2の電子画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記カートリッジが使用開始時であるこ
    とを前記識別部材により前記検知手段が検知した後に、
    前記識別部材を消去することを特徴とする請求項1又は
    2の電子写真画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジに付設された識別部材
    を検知することによりカートリッジを識別するためのカ
    ートリッジ検知手段を有することを特徴とする請求項1
    の電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成
    装置において、(a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めに用いる現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内の現像剤の残量を検知する現像剤量
    検知部材と、 プロセスカートリッジが使用開始時であることを識別可
    能とする識別部材と、を有するプロセスカートリッジを
    取り外し可能に装着するための装着手段と、(b)前記
    現像剤量検知部材の検出値を検出する現像剤量検出手段
    と、(c)前記現像剤量検出手段による検出値を補正す
    る補正手段と、(d)前記補正手段により補正された検
    出値を表示する表示手段と、(e)前記検出値を記憶す
    る記憶手段と、(f)前記識別部材によりプロセスカー
    トリッジが使用開始時であることを検知する検知手段
    と、を有し、前記検知手段が前記プロセスカートリッジ
    を使用開始時として検知したときに、前記現像剤量検出
    手段による検出値を前記記憶手段に記憶させ、逐次検出
    される検出値を前記補正手段により前記記憶された検出
    値に基づいて補正し、前記表示手段に表示することを特
    徴とする電子写真画像形成装置。
  7. 【請求項7】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成
    装置において、(a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために
    用いる現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内の現像剤の残量を検知する現像剤量
    検知部材と、 プロセスカートリッジが使用開始時であることを識別可
    能とする識別部材と、を有するプロセスカートリッジを
    取り外し可能に装着するための装着手段と、(b)前記
    現像剤量検知部材の検出値を検出する現像剤量検出手段
    と、(c)前記現像剤量検出手段による検出値を補正す
    る補正手段と、(d)前記補正手段により補正された検
    出値を表示する表示手段と、(e)前記検出値を記憶す
    る記憶手段と、(f)前記識別部材によりプロセスカー
    トリッジが使用開始時であることを検知する検知手段
    と、を有し、前記検知手段が前記プロセスカートリッジ
    を使用開始時として検知したときに、所定動作の後、前
    記現像剤量検出手段による検出値を前記記憶手段に記憶
    させ、逐次検出される検出値を前記補正手段により前記
    記憶された検出値に基づいて補正し、前記表示手段に表
    示することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記補正手段による補正とは、前記記憶
    手段によって記憶された検出値と、前記現像剤量検出手
    段により逐次に検出される検出値とを演算処理すること
    により、現像剤の残量を求めることであることを特徴と
    する請求項6又は7の電子写真画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジが使用開始時
    であることを前記識別部材により前記検知手段が検知し
    た後に、前記識別部材を消去することを特徴とする請求
    項6又は7の電子写真画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記プロセスカートリッジに付設され
    た識別部材を検知することによりプロセスカートリッジ
    を識別するためのプロセスカートリッジ検知手段を有す
    ることを特徴とする請求項7の電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なカートリッジにおいて、(a)電子写真感光体に形成
    された静電潜像を現像するための現像剤を収納する現像
    剤収納部と、(b)前記現像剤収納部内の現像剤量を検
    知する現像剤量検知部材と、(c)前記カートリッジが
    使用開始時であることを識別するための識別部材と、を
    有することを特徴とするカートリッジ。
  12. 【請求項12】 カートリッジを識別するための識別部
    材を有することを特徴とする請求項11のカートリッ
    ジ。
  13. 【請求項13】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、(a)電子写真感光
    体と、(b)前記電子写真感光体に作用するプロセス手
    段と、(c)前記電子写真感光体に形成された静電潜像
    を現像するための現像剤を収納する現像剤収納部と、
    (d)前記現像剤収納部内の現像剤量を検知する現像剤
    量検知部材と、(e)前記プロセスカートリッジが使用
    開始時であることを識別するための識別部材と、を有す
    ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 プロセスカートリッジを識別するため
    の識別部材を有することを特徴とする請求項13のプロ
    セスカートリッジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7512347B2 (en) 2005-02-28 2009-03-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device capable of determining information on a detachably mounted developer cartridge and developer cartridge for use therein
US8081888B2 (en) 2007-05-24 2011-12-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Estimating amount of toner in an image forming device

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