JP4794751B2 - 現像剤量検知システム及び画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、電子写真方式を用いた画像形成装置、及び画像形成装置本体に装着可能なプロセスカートリッジやカートリッジ化された現像装置に配設されている現像剤残量検知部材を用いてプロセスカートリッジ或いは現像装置内の現像剤の残量を検知し、その結果を表示する現像剤量検知システムに関する。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置としては、たとえば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(たとえば、LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置等が含まれる。
【0003】
又、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ或いは全部と、電子写真感光体とを一体的に構成し、電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能としたものである。
【0004】
【従来の技術】
複写機やレーザービームプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置は、画像情報に対応した光を潜像担持体である感光体に照射して潜像を形成し、この潜像に現像装置にて記録材料である現像剤(トナー)を供給して顕像化し、更に転写手段にて感光体から記録媒体へ画像を転写することで記録媒体上に画像を形成している。
【0005】
現像装置には、トナー収納部である現像剤容器(トナー容器)が連結しており、画像を形成することでトナーは消費されていく。トナー容器や現像装置、感光体、帯電手段、クリーニング手段は、プロセスカートリッジとして一体に構成されていることが多く、トナーが無くなったら使用者はプロセスカートリッジを交換して、再び画像を形成することができる。
【0006】
このプロセスカートリッジ内の画像形成に供することができるトナーが、どれくらい残っているかを随時知るために、トナー残量レベルを逐次検知できる現像剤量検知部材(トナー量検知部材)がプロセスカートリッジ又は画像形成装置本体に備えられていることがある。
【0007】
このトナー量検知部材として、フラットアンテナが適用されている。フラットアンテナ方式に用いられる平面アンテナは、所定の間隔をもって平行に形成された入力側と出力側の一対の導電部をもったパターンで、これをトナー容器内部側面のトナーと接する位置に配置し、このパターン表面に接するトナーの有無によって静電容量が変化することを利用するものである。
【0008】
トナー容器内のトナーが減少するにしたがって、平面アンテナを、トナーとの接触面積が減少するように配置することで、トナー容器内のトナー残量と平面アンテナの静電容量が対応づけが可能になり、平面アンテナの静電容量を測定することにより随時トナー容器内トナー量を検知することができる。平面アンテナの静電容量は、一対の導電部の一方に一定の交流バイアスを印加し、その際にもう一方の導電部に流れる電流から知ることができる。
【0009】
平面アンテナの静電容量をトナー量に変換し、検出したトナー量をデジタル信号に変換して、使用者が確認できる現像剤量表示手段に表示する。使用者はこれを見て、もうすぐトナーがなくなるから次のプロセスカートリッジを用意したほうがよさそうだとか、大量のプリントをするけどトナーは十分有るなど、プリント作業を効率よく、またプロセスカートリッジを有効に使うことができる。
【0010】
このトナー量検知部材によるトナー量検知は、トナー容器内のトナーの状態や検知部材自体の精度等で検知した値がばらつき、ときにはトナーが増えたような値をとることもある。これをそのまま表示すると使用者が混乱するので、表示ではトナー量は減る方向にしか更新しないように構成している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなトナー残量を検知できるトナー量検知部材が備えられていても、トナーが急激に減少したような表示をだして使用者を混乱させてしまう恐れがある。
【0012】
特に、平面アンテナからの出力信号にノイズが混入して、トナー量が急になくなったように誤検知する場合がある。つまり、平面アンテナが、ノイズによって、実際のトナー量に対して、より少ないトナー量を誤検知してしまい、トナー量表示においては、トナー残量なしとされることがある。その時、使用者は平面アンテナが誤検知したことを知らないので、プロセスカートリッジを新品に交換するが、実際にはトナー容器内にはまだトナーが残っているため、トナーを無駄に捨ててしまい資源の無駄使いをしてしまうことになる。
【0013】
又、トナー量表示が急激に変化したことを知った場合は、装置が故障したと誤解させる恐れがある。
【0014】
従って、本発明の目的は、現像剤量検知部材が、現像剤量を一時的に誤検知しても、その誤検知結果をそのまま表示することを防止して、随時現像剤量をより正確に検知する現像剤量検知システム及び画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る現像剤量検知システム及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発明は、現像剤を収納する現像剤容器内の現像剤量を検知する現像剤量検知システムにおいて、
前記現像剤容器内の現像剤量に応じた検出値を検出する現像剤量検出手段と、
前記検出値に基づいて現像剤量のデジタル表示に用いる表示値を更新する更新手段と、を有し、
前記更新手段は、前記表示値を更新する際に、前記表示値が所定変化幅よりも大きく変化する場合には、画像形成履歴に基づいて求められた現像剤消費速度で前記表示値を前記所定変化幅ずつ更新し、
前記現像剤量検出手段は、前記所定変化幅に相当する現像剤量の変化を逐次検出可能な分解能を有することを特徴とする現像剤量検知システムを提供する。
【0016】
第2の本発明は、潜像担持体と、該潜像担持体上の静電潜像を現像する、現像剤を収納する現像剤容器を備えた現像装置と、前記現像剤容器内の現像剤量を逐次検知する現像剤量検知システムと、を備えた画像形成装置において、
前記現像剤量検知システムは、
前記現像剤容器内の現像剤量に応じた検出値を検出する現像剤量検出手段と、
前記検出値に基づいて現像剤量のデジタル表示に用いる表示値を更新する更新手段と、を有し、
前記更新手段は、前記表示値を更新する際に、前記表示値が所定変化幅よりも大きく変化する場合には、画像形成履歴に基づいて求められた現像剤消費速度で前記表示値を前記所定変化幅ずつ更新し、
前記現像剤量検出手段は、前記所定変化幅に相当する現像剤量の変化を逐次検出可能な分解能を有することを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0018】
発明の一実施態様によると、前記所定変化幅は、前記デジタル表示における最小表示変化幅である
【0019】
発明の他の実施態様によると、前記表示値は、現像剤量100分率である。
【0023】
発明の他の実施態様によると、前記現像剤量検出手段は、前記現像剤容器内の前記現像剤に接触可能に配置された電極対の間の静電容量を、前記検出値として検出する。
【0024】
発明の他の実施態様によると、前記現像剤容器は、前記電極対の表面に付着した現像剤を取り除く現像剤除去部材を有する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る現像剤量検知システム及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0028】
実施例1
本実施例の画像形成装置は、ホストコンピューター、ネットワークなどから画像情報を受け取り、それを記録媒体上に画像出力するレーザービームプリンタであり、プロセスカートリッジAを本体から着脱でき交換可能である。
【0029】
プロセスカートリッジAは、図3、図4で示すように、潜像担持体である感光体1と、感光体1を均一に帯電するための帯電手段7と、感光体1に対向配置された現像装置Bと、クリーニング手段8と、クリーニング手段8により感光体1から除去された廃トナーを収容する廃トナー容器9とが一体的に構成されている。現像装置Bは、現像手段としての、現像剤担持体である現像ローラ2及びトナー規制部材5と、現像剤(トナー)Tの収納部であるトナー容器4と、を有する。また、このプロセスカートリッジAには、記憶手段20が設けられている。
【0030】
プロセスカートリッジAを装着する画像形成装置であるレーザープリンター14には、図5に示すようにプロセスカートリッジAの上方に、画像情報に対応してレーザー光Lを照射するレーザースキャナー11が、又、下方には感光体1に対向する転写手段12が配設されている。上記構成で、プロセスカートリッジA内にて感光体1が帯電手段7によって均一に帯電され、その表面上に、レーザースキャナー11から照射されるレーザー光Lによって走査露光がなされ、目的の画像情報の静電潜像が形成される。
【0031】
静電潜像は、現像装置Bの現像ローラ2の作用によって、トナー容器4内のトナーTが付着されてトナー像として可視化される。尚、本実施例においては、絶縁性磁性一成分トナーを用いた。感光体1上の画像は、転写手段12によって、シートカセット26より送られてきた記録媒体へ転写される。記録媒体は、定着手段13を通って記録媒体上に画像を定着させ、本体排紙トレイ25へ排出される。記録媒体上にトナー像を転写した後は、クリーニング手段8によって感光体1上に残留したトナーTをクリーニング容器9に集める。
【0032】
図3において、現像剤容器4は、大容量化に対応するために横長形状になっており、現像剤容器4の底面は3つの凹形状になっている。図4は、トナーTを収容したプロセスカートリッジAを示している。図示していない本体のモータによって駆動する3つの搬送部材3a、3b、3cは、現像剤容器4の凹部に対応しており、この撹拌手段3が回転することで、トナーTはほぐされ、現像ローラ2へ搬送され、供給される。現像剤容器4を横長形状にすることによって現像剤Tの自重が緩和できるため、フェーディングや現像剤の劣化、攪拌トルクの増加等を軽減することが可能となる。
【0033】
図6に示すトナー容器4の斜視図を参照すればよりよく理解されるように、搬送部材3a、3b、3cには、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂等で作製された攪拌翼部材3a’3b’3c’が設けられており、それらの回転半径はトナー容器4の底面の半径よりも大きく、先端はその底面に擦っている。それによって、現像剤容器4の底面に現像剤Tを残すことなく現像剤Tの横搬送を行っている。
【0034】
プロセスカートリッジAが有するトナー容器4内に、本発明の現像剤量検知システムとして、トナー量検知部材であるフラットアンテナ、つまり平面アンテナ6が用いられ、トナー容器4内部の片側側面に配設される。
【0035】
尚、現像剤量検知システムは、トナー量検知部材である平面アンテナ6の他に、これに接続されている、画像形成装置本体14に設置された、後に説明する電源、トナー量検出手段、演算制御手段、トナー量表示手段、及びプロセスカートリッジA外側に設けられた記憶手段20を含む。
【0036】
平面アンテナ6は、図7に示したように、通常のプリント基盤上に入力側と出力側である電極21、22にエッチングや印刷等で導体パターンを形成されたものである。又、この回路図形を保護するためにその表面に絶縁性保護膜を形成してある。
【0037】
本実施例では、この平面アンテナ6の電極パターンの電極間隔と電極幅をそれぞれ300μmにした。そして、電極21、22間に交流バイアスとして24Vpp、50KHzを印加すると、平面アンテナ6にトナーTが触れていないときには20pF、平面アンテナ6全面にトナーが触れているときには、40pFと異なる静電容量値が観測された。
【0038】
この平面アンテナ6を、トナー容器4内の側面に配設することで、容器4内トナーの減少に伴ってトナーTと平面アンテナ6の接触面積が減るため、平面アンテナの電極間の静電容量を検知情報として観測することで、随時容器4内トナー量を知ることができる。
【0039】
又、本実施例では、図6に示すように平面アンテナ6中央の部分に、搬送手段3bがあり、搬送手段3bの長手方向で平面アンテナ6に接する先端には付随する現像剤除去部材である平面アンテナ拭き部材23が設けられ、搬送手段3の回転の際に平面アンテナ6の表面を拭く構成をとり、トナーが減っても平面アンテナ6表面にトナーが残る場合、トナー量を多く測定してしまうことを防ぐ。
【0040】
搬送手段3の回転周期で平面アンテナ6からの出力が変動するので、複数回の測定結果を統計処理し、トナー量を確定する。
【0041】
平面アンテナ6を用いた本実施例のプロセスカートリッジA内の現像剤量検知システムは、図8のブロック図に示すように、プロセスカートリッジAに平面アンテナ6である現像剤量検知部材、及び、記憶手段20が設置され、プロセスカートリッジA外部の画像形成装置本体14に、電源34、現像剤量検出手段31、演算制御手段32、記憶手段35が設置され、画像形成装置本体内部14の表示手段33か又は画像形成装置14と接続された表示手段である外部表示装置51で構成される。
【0042】
平面アンテナ(現像剤量検知部材)6に、バイアス発生手段34から所定のACバイアスを印加する。すると、上述のように平面アンテナ6に接触するトナー量に応じた静電容量に対応した電流が発生し、これを現像剤量検出手段31で電圧値に変換する。この値を演算制御手段32を介して一時的に画像形成装置本体14の記憶手段35に記憶し、それが所定のデータ数になったら前に述べたように演算制御手段32で統計処理をおこなう。
【0043】
平面アンテナ6にて検知されたトナー量の値をデジタル信号として、表示手段33又は外部装置51に表示して、使用者に通知する。更に、トナー量の検出値Tは、プロセスカートリッジAの記憶手段20に記憶される。表示手段は、画像形成装置本体14に設けられたディスプレイ33であってもよく、或いは、画像形成装置本体が有する通信手段により通信可能とされた表示手段である外部装置51のパソコンのディスプレイとすることもできる。
【0044】
図9にトナー量と、平面アンテナ6の出力の統計処理後のトナー量確定値の関係を示す。プロセスカートリッジAにはトナーは最初は650g充填してあり、そのときは平面アンテナ6からは0.5v出力する。そして、トナー量と出力値は比例関係にあり、トナーが150gの時に3.0v出力する。トナーが150g以下に減ると、トナーは平面アンテナ6にはもう接しないので出力は変わらない。本実施例の平面アンテナ6は、このように150gから650gまでを検知することができる。
【0045】
ところで、この重量としてのトナー量を、プリンター使用者にとってわかりやすくするために、本実施例では未使用時を100%、トナー量不足で画像不良になるときのトナー量、本実施例では50gを0%とする100分率に変換し、トナー量を表示する手段を有している。
【0046】
例えば、トナー量確定値が1.76(v)で表示トナー量が50%の状態にあったとする。トナーは徐々に消費するので、トナー量確定値も徐々に上昇し、トナー量確定値が1.775(v)になったら表示トナー量が50%から49%にかわる。この関係の部分拡大図を図10に示す。この平面アンテナ6の出力確定値と100分率表示トナー量との関係の表または式は、本体の記憶手段35に記憶されていて、平面アンテナ6の出力値が得られると、上記の統計処理後、演算制御手段32が、この関係表(または式)で100分率表示トナー量に変換し、デジタル信号として、表示手段や外部のシステム、ネットワーク、装置などに伝達する。
【0047】
又、本実施例においては、プロセスカートリッジAには、記憶手段20が備えられている。記憶手段20は、NV−RAMで構成されていて、プロセスカートリッジAを画像形成装置から取り出しても記憶内容は維持される。記憶手段20は、画像形成装置本体14から信号を受けて、記憶内容を書き換えたり、本体14へ記憶内容を伝達することが可能である。
【0048】
本発明では、この記憶手段20は平面アンテナ6で検知したトナー量を100分率表示トナー量で記憶している。演算制御手段32が、100分率表示トナー量に変換後に記憶手段20に信号を送ることで、記憶手段20は随時そのプロセスカートリッジAのトナー量を記憶している。よって、使用者は随時プレセスカートリッジAの使用履歴を知ることができる。
【0049】
又、記憶手段20は、画像形成装置14の現像剤による画像形成履歴、つまり、本実施例においては、トナー量とプロセスカートリッジAでプリントされた記録媒体の枚数も記憶している。即ち、記憶手段20は、画像形成処理(プリント)が行われる度に、記憶手段20のプリント枚数記憶部が更新されることで、随時そのプロセスカートリッジAでのプリント枚数を記憶している。
【0050】
又、画像形成装置では、記憶手段20に記憶された、プロセスカートリッジAにてプリントされた記録媒体の枚数とトナー量から、演算制御手段32にて現像剤消費速度が求められる。ここで、現像剤消費速度は、現像剤量検知が正常に行われている場合は現像剤量表示手段が表示するトナー量の平均更新スピードとなる。
【0051】
ところで、平面アンテナ6の出力信号にノイズが入ると、たとえ複数回の測定結果を統計処理してトナー量を確定しても、表示トナー量が明らかに急激に変化する場合がある。
【0052】
図10にトナー量確定値と表示トナー量の関係図を示す。例えば、トナー量確定値が1.76(v)の時にノイズの影響で、急にトナー量確定値が2.01(v)になったとする。この場合、従来ならば、表示トナー量は、50%から急に40%に変化してしまう。このような急激な変化は明らかに異常であり、使用者を混乱させてしまう。
【0053】
そこで本発明では、トナー量が所定のプリント時間に所定の値以上の変化が生じた場合には、表示トナー量の表示値の更新を、記憶手段20に記憶された画像形成履歴より演算制御手段32にて求められた現像剤消費速度、つまり平均更新スピードでおこない、このような急激な変化に対して表示値がいきなり変化しないように構成した。
【0054】
表示トナー量の表示値の更新スピードとは、本実施例では1%刻みでトナー量を表示しているので、最小表示変化幅である1%がどれくらいの速さで更新するか、ということである。
【0055】
最も遅い変化スピードとは、全面白すなわちトナーを消費しない場合の速度である。最も早い変化スピードとは、全面黒(黒色の場合)の画像を出力しつづけた場合の速度である。前者の場合、トナー量表示はいつまでたってもそのままで値を更新しない。これ以上遅いスピード、すなわちトナー量が増えていくような変化はありえない。又、後者の場合、全面黒画像だとトナー量1%変化するのに何枚、何秒と装置の仕様や構成などで変化スピードは決まる。これ以上速い変化、すなわちこれ以上速いトナー消費もありえない。
【0056】
本発明では、表示トナー量の更新が全面黒画像をプリントした場合より速くなる場合には、プロセスカートリッジAの記憶手段20に記憶している、そのときのトナー量と使用プリント枚数から、プロセスカートリッジAがそのときまでトナーの消費量1%あたり平均何枚プリントしたかを求め、この平均更新スピードでトナー量表示を更新する構成にした。
【0057】
又、表示トナー量の変化方向は一定とし、トナー量が増える方向に表示値は変化しない構成としてある。
【0058】
この構成を、図1のフローチャートに示した。平面アンテナ6でトナー量を検知した場合(ステップS101)、上記に述べた攪拌手段3の回転周期で平面アンテナ6からの出力が変動するので、複数回の測定を行い(ステップS102)、結果を統計処理し、トナー量を確定する(ステップS103)。その後、確定値を表示トナー量に変換し(ステップS104)、表示トナー量が、以前より消費されて前回の表示トナー量を更新する必要があるか否かを判断し、更新する必要がある場合はステップ106へ進み、更新する必要が無い場合は、ステップ102に戻る(ステップS105)。
【0059】
この時、ステップS106において、表示トナー量の更新すなわち1%変化するのに要する時間が、全面黒画像で1%トナーを消費する時間よりも長い時間経っていればステップS107へ進み、それよりも短ければノイズなどによる異常が起こっている可能性が強いため表示は更新せずに、再度ステップS101〜ステップS105のトナー量測定フローに戻る構成である。
【0060】
次にステップS107において、表示トナー量の更新が更新単位すなわち1%であればそのまま表示するが、それよりも大きい更新値であれば、これも異常であるためステップS108へ進む。
【0061】
ステップS108において、その時のトナー量とプリント枚数をプロセスカートリッジAの記憶手段20から読み取り、読み取り値からその時までのプロセスカートリッジAでの1%あたりの平均消費プリント枚数を求める。
【0062】
そして、その平均消費プリント枚数をプリントすれば(ステップS109)、ステップS110において表示を更新する構成である。
【0063】
又、この場合の動作を、図2で示す。わかりやすくするために、ここでは同一パターンをプリントしているとする。aのラインは正常なトナー消費及び正常なトナー表示をしている場合である。あるプリント時間「1」のときにトナー量確定値が1.75(v)で表示トナー量が50%だったとする。プリントを続けてプリント時間が経過してトナー量確定値が徐々に大きくなり、プリント時間「2」のときにトナー量確定値が1.775(v)になって表示トナー量が49%になる。同一パターンをプリントしているため、このスピードでトナー量表示は変化していく。
【0064】
しかし、従来のようにトナー量表示の更新の制限がないと、プリント時間「1.5」のときに平面アンテナ6にノイズが混入してトナー量確定値が2.01(v)になれば、その時点でトナー量表示は40%になる。そして、その後ノイズがなくなりトナー量確定値が正常に復帰しても、実際にトナーが消費されて正しくトナー量確定値が2.01(v)になる時間「11」までトナー量表示は40%を維持しつづけてしまう。この推移が図2のラインbである。
【0065】
これに対して、本発明の現像剤量検知システムでは、プリント時間「1.5」のときに平面アンテナ6にノイズが混入し、トナー量確定値が2.01(v)になった場合、図1のフローチャートのステップS107に従って、平均更新スピード、つまり時間間隔「1」に対し1%のスピードで、トナー量表示を更新し(図1ステップS108、ステップS109)、プリント時間「1.5」の時、トナー量確定値が2.01(v)であっても、急激にトナー量表示値を減少させずに、1%だけ減少させた値に更新し、49%を表示する。プリント時間「2」の時にはトナー量48%を表示するので、急激にトナー量の表示値が低下することはない。通常、ノイズは一瞬であるので、この場合は、プリント時間「2.5」の時に、ノイズは消えて正常な信号が得られることが多い。ノイズが消えて、トナー量確定値が正常に48%相当になるまで、表示値はプリント時間「2」の時の48%を維持する。こうした本発明の現像剤量検知システムによる表示値の推移は、図2のグラフで表すと、ラインcになり、正常なトナー表示の推移であるラインaに近い。
【0066】
このように、本発明のトナー量表示の表示値の更新スピードに制限を設けることで、トナー量検知部材などの誤検知による誤差を小さくすることができる。
【0067】
又、ノイズが混入したなどトナー量またはその更新に異常があると判断したときは、トナー量表示の更新をプロセスカートリッジの使用履歴に応じた更新を行なうことができ、トナー量表示の表示値の最小単位で更新できるので、表示値の突然の変化を防止できるので使用者を惑わせない効果もある。
【0068】
又、トナー量表示手段で表示するデジタル信号が、100分率(%)で表す信号であるので、トナー量がどれくらい残っているかわかりやすく表示することができる。
【0069】
又、本実施例においては、プロセスカートリッジに設けた記憶手段によって、現像剤容器内のトナー量とそのプロセスカートリッジの使用プリント枚数に関する情報を記憶したことによって、プロセスカートリッジのトナー1%あたり何枚プリントしたかという平均トナー使用量を求めることができたが、こうした現像剤消費速度を求めるための画像形成履歴を記憶する手段はプロセスカートリッジ以外の画像形成装置本体に設けられることも可能である。
【0070】
画像形成履歴を記憶する記憶手段と、検知された現像剤量を記憶する記憶手段とは、一体とされていなくてもよく、プロセスカートリッジ以外の場所に設けられていてもよい。
【0071】
本実施例では、プロセスカートリッジAを備えた画像形成装置に関して説明したが、実施例で説明した本発明の原理は、プロセスカートリッジAから、帯電手段7、クリーニング手段8の両方、又はいずれか一方を除いた構成とされるプロセスカートリッジを設けた画像形成装置、或いはプロセスカートリッジを設けてない画像形成装置においても同様に適用することができる。
【0072】
即ち、本実施例1にて説明した現像剤量検知システムは、現像剤担持体及び現像剤容器等を有し、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現像装置に同様に適用され、同様の作用効果を達成し得る。
【0073】
尚、本発明に係る現像剤量検知部材は、平面アンテナに限らず、その他、現像剤量検知システムの構成については、実施例1のものに限らず、他の現像剤量検知方法をとる現像剤量検知システムにおいても、本発明は適用できる。
【0074】
又、現像剤は磁性一成分トナーとは限らない。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の現像剤量検知システム、画像形成装置は、現像剤容器内の現像剤量の表示値を更新する際に、前記表示値が所定変化幅よりも大きく変化しないように前記表示値の変化幅を制限することにより、ノイズなどの誤情報の影響を小さくでき、現像剤量を精度よく求めることが可能になる。その結果、使用者は誤解することなくプロセスカートリッジ内の正確なトナー量を随時知ることができるので、プロセスカートリッジの交換時期(購入時期)を的確に把握し、不良画像(トナーなし白抜け画像)の発生、及びトナーを無駄に捨てるような資源の無駄使いを防ぐ効果がある。
【0076】
又、画像形成装置はトナー容器内のトナー量を100分率で表示させることができるので、使用者はトナー量がどれくらい残っているかがとても分かりやすいという効果がある。その結果、使用者はトナー残量を間違って理解することがなくなるので、プロセスカートリッジの交換時期(購入時期)を正確に把握でき、不良画像(トナーなし白抜け画像)の発生、及びトナーを無駄に捨てるような資源の無駄使いを防ぐ効果がある。
【0077】
又、本発明の現像剤量検知システム、画像形成装置、プロセスカートリッジには、現像剤量と、画像形成履歴、つまり画像形成がなされた記録媒体のプリント枚数に関する情報を記憶している記憶手段を有するので、画像形成装置にプロセスカートリッジを設けた場合、装置本体は随時そのカートリッジの画像形成履歴を知ることができる。そのため、現像剤量検知部材の検知結果に対して、異常と判断した場合はその画像形成履歴をもとに現像剤量表示を更新できるので、使用者は誤解することなくプロセスカートリッジ内の正確なトナー量を随時知ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の現像剤量検知システムの現像剤量検知プロセスのフローチャートである。
【図2】 本発明の現像剤量検知システムによる表示トナー量(%)とプリント時間を示すグラフである。
【図3】 ロセスカートリッジの断面図である。
【図4】 ロセスカートリッジの断面図である。
【図5】 本発明の画像形成装置の概略構成断面図である。
【図6】 ロセスカートリッジの斜視図である。
【図7】 本発明に係る現像剤量検知部材の正面図である。
【図8】 本発明の現像剤量検知システムの概略構成図である。
【図9】 トナー量(g)と平面アンテナでの測定トナー量確定値(v)のグラフである。
【図10】 トナー量(%)と平面アンテナでの測定トナー量確定値(v)のグラフである。
【符号の説明】
1 感光体(潜像担持体)
2 現像ローラ(現像剤担持体)
3 現像剤搬送部材
4 トナー容器(現像剤容器)
5 トナー規制部材
6 平面アンテナ(現像剤量検知部材)
14 画像形成装置本体
20 記憶手段
21、22 平面アンテナ電極
23 平面アンテナ拭き部材(現像剤除去部材)
31 現像剤量検出手段
32 演算制御手段
33 表示手段
34 電源
35 記憶手段
51 外部装置
A プロセスカートリッジ
B 現像装置

Claims (6)

  1. 現像剤を収納する現像剤容器内の現像剤量を検知する現像剤量検知システムにおいて、
    前記現像剤容器内の現像剤量に応じた検出値を検出する現像剤量検出手段と、
    前記検出値に基づいて現像剤量のデジタル表示に用いる表示値を更新する更新手段と、を有し、
    前記更新手段は、前記表示値を更新する際に、前記表示値が所定変化幅よりも大きく変化する場合には、画像形成履歴に基づいて求められた現像剤消費速度で前記表示値を前記所定変化幅ずつ更新し、
    前記現像剤量検出手段は、前記所定変化幅に相当する現像剤量の変化を逐次検出可能な分解能を有することを特徴とする現像剤量検知システム。
  2. 前記所定変化幅は、前記デジタル表示における最小表示変化幅であることを特徴とする請求項1の現像剤量検知システム。
  3. 前記表示値は、現像剤量の100分率であることを特徴とする請求項1又は2の現像剤量検知システム。
  4. 前記現像剤量検出手段は、前記現像剤容器内の前記現像剤に接触可能に配置された電極対の間の静電容量を、前記検出値として検出することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の現像剤量検知システム。
  5. 前記現像剤容器は、前記電極対の表面に付着した現像剤を取り除く現像剤除去部材を有することを特徴とする請求項4の現像剤量検知システム。
  6. 潜像担持体と、該潜像担持体上の静電潜像を現像する、現像剤を収納する現像剤容器を備えた現像装置と、前記現像剤容器内の現像剤量を逐次検知する現像剤量検知システムと、を備えた画像形成装置において、
    前記現像剤量検知システムは、
    前記現像剤容器内の現像剤量に応じた検出値を検出する現像剤量検出手段と、
    前記検出値に基づいて現像剤量のデジタル表示に用いる表示値を更新する更新手段と、を有し、
    前記更新手段は、前記表示値を更新する際に、前記表示値が所定変化幅よりも大きく変化する場合には、画像形成履歴に基づいて求められた現像剤消費速度で前記表示値を前記所定変化幅ずつ更新し、
    前記現像剤量検出手段は、前記所定変化幅に相当する現像剤量の変化を逐次検出可能な分解能を有することを特徴とする画像形成装置。
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