JP2001042581A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

電子写真画像形成装置

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JP2001042581A
JP2001042581A JP11218041A JP21804199A JP2001042581A JP 2001042581 A JP2001042581 A JP 2001042581A JP 11218041 A JP11218041 A JP 11218041A JP 21804199 A JP21804199 A JP 21804199A JP 2001042581 A JP2001042581 A JP 2001042581A
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Kazumi Yamauchi
和美 山内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で環境変動、経時変化の少ない高
画質画像を得られる電子写真画像形成装置を提供する。 【解決手段】 (a)電子写真感光体7と、電子写真感
光体7に作用するプロセス手段と、電子写真感光体7に
形成された静電潜像を現像するために用いる現像剤を収
納する現像剤収納部11Aと、現像剤収納部内の現像剤
量を測定する現像剤量測定手段20Aと、現像剤収納部
の環境を検知する環境検知手段20Bと、を有するプロ
セスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段1
6R(L)と、(b)画像情報に応じて電子写真感光体
7を露光して静電潜像を形成する露光手段1と、を有す
る電子写真画像形成装置は、現像剤量測定手段20Aに
よって測定した現像剤収納部内の現像剤量、及び環境検
知手段20Bによって検知した現像剤収納部の環境に応
じて露光量の制御を行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いて画像を形成する電子写真画像形成装置、又プロセス
カートリッジ方式の電子写真画像形成装置に関するもの
である。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置、及び電子写真ワードプロセッサー等
が含まれる。
【0003】又、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段及びクリーニング手段の少なくとも一つ
と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
脱可能とするものであるか、又は、少なくとも現像手段
と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、この
カートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、例えばレーザビームプリンタなど
の電子写真画像形成装置は、図16に示すように、露光
手段としての光学手段1から画像情報に対応したレーザ
光を、帯電手段8で一様に帯電した像担持体としての例
えば円筒状とされる電子写真感光体(以下、「感光体ド
ラム」と呼ぶ。)7に照射して潜像を形成し、この潜像
に現像手段9を用いて記録材料である現像剤(トナーを
含む。)を供給して顕像化し、更に転写手段4によって
感光体ドラム7から記録媒体2へ画像を転写し、その後
定着手段5で定着することで記録媒体2上に画像を形成
している。又、感光体ドラム7の表面はクリーニング手
段10によって清掃する。現像手段9には、現像剤収納
部11Aが連結され、画像を形成することで現像剤収納
部11A内の現像剤は消費されていく。
【0005】又、従来、電子写真画像形成プロセスを用
いた電子写真画像形成装置において、電子写真感光体及
び電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカ
ートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形
成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式
が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によ
れば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユ
ーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向
上させることができる。そこで、このプロセスカートリ
ッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いら
れている。
【0006】このようなプロセスカートリッジ方式の電
子写真画像形成装置では、プロセスカートリッジとして
一体的に構成される現像剤収納部内の現像剤が無くなっ
た時点で、ユーザー自身がプロセスカートリッジを交換
することで再び画像を形成することができる。
【0007】従って、特にプロセスカートリッジ方式の
画像形成装置では、プロセスカートリッジ内の現像剤が
無くなり、画像を形成できなくなる前に、ユーザーに次
のプロセスカートリッジを用意するように表示する必要
があり、そのために、プロセスカートリッジの現像剤収
納部内の現像剤量を逐次検知する。
【0008】このように現像剤収納部内の現像剤量を逐
次検出するために用いられる現像剤残量の検知部材とし
て、所謂、平面アンテナがある。
【0009】つまり、平面アンテナ20は、基盤上に一
定間隔をもって並べられた部分を有する一対の入力側電
極23、及び出力側電極24からなる電極パターンを備
えており、現像剤の減少に従って現像剤との接触面積が
変化する方向に沿ってプロセスカートリッジの現像剤収
納部内に配置される。この平面アンテナ20には現像剤
収納部内の現像剤が接触し、現像剤量が多く、平面アン
テナ20との接触面積が大きいときには、平面アンテナ
20の電極23、24間の静電容量は高く、現像剤量が
少なくなって平面アンテナ20との接触面積が小さくな
れば電極23、24間の静電容量は低くなる。従って、
平面アンテナ20の静電容量を測ることで、現像剤収納
部内の現像剤量を逐次検知することができる。
【0010】又、上記のように検出された現像剤収納部
内の現像剤量、或は別途検知される感光体ドラムの回転
回数などに基づくプロセスカートリッジの使用量に応じ
て、感光体ドラムの表面電位などの潜像条件や現像バイ
アスなどの現像条件などの、所謂、プロセス条件の制御
を行い、プロセスカートリッジの使用量に影響されずに
安定した画像を得る方法も考えられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現像剤
収納部内の現像剤の消費、感光体ドラムの回転数などの
情報、即ち、プロセスカートリッジ方式の画像形成装置
においては、プロセスカートリッジの使用量に関する情
報のみに基づいて画像の耐久変化を防止することは困難
である。これは、画像の耐久による変化が環境により異
なるからである。
【0012】図14は、高湿環境、及び低湿環境におけ
る画像の耐久変化の一例を示す。図14では、画像評価
の一例として、形成画像の文字の太さについての測定デ
ータの一例を示す。尚、図14に示すデータは、現像剤
容器内の現像剤の初期充填量が1000gであり、寿命
が20000枚のプロセスカートリッジを用い、露光手
段としてのレーザ光源の光量を一定にして、プロセスカ
ートリッジの寿命耐久試験を行って得たものである。
【0013】図14の結果を得た画像形成装置では、低
湿環境下ではプロセスカートリッジの耐久によって除々
に文字が細くなり、逆に高湿環境下では耐久によって除
々に文字が太くなる傾向があることが分かる。
【0014】従って、例えばこの画像形成装置におい
て、プロセスカートリッジの耐久による文字の太さの変
化を防止するように、低湿環境下での文字の太さの推移
に基づいて、プロセスカートリッジの現像剤容器内の現
像剤量が減少するのに応じて除々に露光量(レーザ光
量)を上げるような制御を行っても、高湿環境下では耐
久によって文字は更に太くなってしまう。
【0015】上記では、画像評価の一例として、形成さ
れた文字の太さに注目したが、この他、文字以外の、所
謂、グラフィック画像なども同様であり、プロセスカー
トリッジの使用量検知結果、即ち、現像剤容器内の現像
剤量や感光体ドラムの回転回数などの検知結果のみに基
づいてプロセス条件の制御をしても、各環境(湿度)に
おいて、プロセスカートリッジの耐久に対して画像の均
一性を保つことは難しい。
【0016】そこで、正確にプロセス条件の制御を行う
ために、さらに温湿度計などの環境検知手段を画像形成
装置に備える必要があるが、温湿度測定器などの環境検
知手段は高価であるので、コストアップの弊害がある。
【0017】更には、画像特性は、プロセスカートリッ
ジの現像手段、或は現像剤収納部付近の温湿度に影響さ
れることが多く、斯かる部分の環境検知手段として専用
のセンサを設ける必要があり、更なるコストアップを招
く問題がある。
【0018】従って、本発明の目的は、一般には、環境
変動、耐久変動の少ない高画質画像を得られる電子写真
画像形成装置を提供することである。
【0019】特に、本発明の他の目的は、専用の温湿度
計などの環境検知手段を設けることなく現像剤収納部の
環境を検知し、且つ現像剤収納部内の現像剤量を正確に
検知してその検知結果に基づいて最適な露光量を制御す
ることができ、簡易で安価な構成で環境や使用期間を問
わず高画質な画像を形成することができる電子写真画像
形成装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
電子写真画像形成装置にて達成される。要約すれば、本
発明の第1の態様によると、プロセスカートリッジを着
脱可能であり、記録媒体に画像を形成する電子写真画像
形成装置であって、(a)電子写真感光体と、前記電子
写真感光体に作用するプロセス手段と、前記電子写真感
光体に形成された静電潜像を現像するために用いる現像
剤を収納する現像剤収納部と、前記現像剤収納部内の現
像剤量を測定する現像剤量測定手段と、前記現像剤収納
部の環境を検知する環境検知手段と、を有するプロセス
カートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、
(b)画像情報に応じて前記電子写真感光体を露光して
静電潜像を形成する露光手段と、を有する電子写真画像
形成装置において、前記現像剤量測定手段によって測定
した前記現像剤収納部内の現像剤量、及び前記環境検知
手段によって検知した前記現像剤収納部の環境に応じて
露光量の制御を行うことを特徴とする電子写真画像形成
装置が提供される。
【0021】本発明の第2の態様によると、記録媒体に
画像を形成するための電子写真画像形成装置であって、
電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静
電潜像を現像するために用いる現像剤を収納する現像剤
収納部と、前記現像剤収納部内の現像剤量を測定する現
像剤量測定手段と、前記現像剤収納部の環境を検知する
環境検知手段と、画像情報に応じて前記電子写真感光体
を露光して静電潜像を形成する露光手段と、を有する電
子写真画像形成装置において、前記現像剤量測定手段に
よって測定した前記現像剤収納部内の現像剤量、及び前
記環境検知手段によって検知した前記現像剤収納部の環
境に応じて露光量の制御を行うことを特徴とする電子写
真画像形成装置が提供される。
【0022】上記各本発明の一実施態様によると、前記
現像剤量測定手段を介して前記現像剤収納部内の現像剤
に交流電圧を印加して、前記現像剤量測定手段の静電容
量を測定することで現像剤量を測定する。
【0023】上記各本発明の他の実施態様によると、前
記環境検知手段に交流電圧を印加して、前記環境検知手
段の静電容量を測定することで環境を検知する。
【0024】上記各本発明の他の実施態様によると、前
記現像剤量測定手段は現像剤と接触する箇所に配置さ
れ、前記環境検知手段は現像剤と非接触の箇所に配置さ
れる。
【0025】上記各本発明の好ましい実施態様による
と、前記現像剤量測定手段は、少なくとも一対の所定間
隔にて並置された部分を備えた電極を有する。
【0026】上記各本発明の好ましい実施態様による
と、前記環境検知手段は、少なくとも一対の所定間隔に
て並置された部分を備えた電極を有する。
【0027】上記各本発明の他の実施態様によると、前
記測定電極部材及び前記基準電極部材は、同一の平面状
の絶縁基盤を有し、各々前記絶縁基盤上に複数の金属配
線を有する。
【0028】本発明の好ましい実施態様によると、前記
現像剤量測定手段の静電容量の測定値と前記環境検知手
段の静電容量の測定値に基づいて前記現像剤収納部の現
像剤量を検知する。
【0029】又、本発明の第2の態様において、他の実
施態様によると、前記現像手段と前記現像剤収納部とを
備えた現像器を複数有し、少なくとも前記複数の現像器
に対して複数設けられる前記現像剤量測定手段の測定結
果と、前記環境検知手段の検知結果に応じて、前記複数
の現像器が切り替わる毎に露光量の制御を行う。
【0030】尚、前記プロセスカートリッジとは、前記
プロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニ
ング手段の少なくとも一つと、前記電子写真感光体とを
一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写
真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである
か、或は、前記プロセスカートリッジとは、前記プロセ
ス手段として少なくとも現像手段と前記電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電
子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電子写真画像
形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0032】実施例1 先ず、図1及び図2を参照して、本発明に従って構成さ
れるプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形
成装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電
子写真画像形成装置は、電子写真方式のレーザービーム
プリンタAとされ、電子写真画像形成プロセスによって
記録媒体、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画
像を形成するものである。
【0033】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム7を有する。感
光体ドラム7は、帯電手段である帯電ローラ8によって
帯電され、次いで、レーザーダイオード1a、ポリゴン
ミラー1b、レンズ1c、反射ミラー1dを有した露光
手段としての光学手段1から画像情報に応じたレーザ光
を照射することによって、感光体ドラムに画像情報に応
じた潜像が形成される。この潜像は、現像手段9によっ
て現像され、可視像、即ち、トナー像とされる。
【0034】つまり、現像手段9は、現像剤担持体とし
ての現像ローラ9aを備えた現像室9Aを有しており、
現像室9Aに隣接して形成された現像剤収容部としての
現像剤容器11A内の現像剤を現像剤送り部材9bの回
転によって、現像室9Aの現像ローラ9aへと送り出
す。現像室9Aには、現像ローラ9aの近傍に現像剤撹
拌部材9eを備えており、現像室内の現像剤を循環させ
る。又、現像ローラ9aは、固定磁石9cを内蔵してお
り、現像ローラ9aを回転することによって現像剤は搬
送され、現像ブレード9dにて摩擦帯電電荷が付与され
ると共に所定厚の現像剤層とされ、感光体ドラム7の現
像領域へと供給される。この現像領域へと供給された現
像剤は、前記感光体ドラム7上の潜像へと転移され、ト
ナー像を形成する。現像ローラ9aは、現像バイアス回
路に接続されており、通常、交流電圧に直流電圧が重畳
された現像バイアス電圧が印加される。
【0035】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ
3b、搬送ローラ対3c、3d及びレジストローラ対3
eで転写位置へと搬送する。転写位置には、転写手段と
しての転写ローラ4が配置されており、電圧を印加する
ことによって、感光体ドラム7上のトナー像を記録媒体
2に転写する。
【0036】トナー像の転写を受けた記録媒体2は、搬
送ガイド3fで定着手段5へと搬送する。定着手段5
は、駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵した定着ロー
ラ5bを備え、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加
して転写されたトナー像を記録媒体2上に定着する。
【0037】記録媒体は、排出ローラ対3g、3h、3
iで搬送し、反転経路3jを経由して排出トレイ6へと
排出される。この排出トレイ6は、レーザービームプリ
ンタAの装置本体14の上面に設けられている。なお、
揺動可能なフラッパ3Kを動作させ、排出ローラ対3m
によって反転経路3jを介することなく記録媒体2を排
出することもできる。本実施例では、上記ピックアップ
ローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、レジストローラ
対3e、搬送ガイド3f、排出ローラ対3g、3h、3
i及び排出ローラ対3mによって搬送手段を構成してい
る。
【0038】転写ローラ4によってトナー像を記録媒体
2に転写した後の感光体ドラム7は、クリーニング手段
10によって感光体ドラム7上に残留した現像剤を除去
した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニン
グ手段10は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾
性クリーニングブレード10aによって感光体ドラム7
上の残留現像剤を掻き落として廃現像剤溜め10bへと
集める。
【0039】一方、本実施例にては、プロセスカートリ
ッジBは、図2に示すように、現像剤を収納する現像剤
容器(現像剤収納部)11A及び現像剤送り部材9bを
有する現像剤枠体11と、現像ローラ9a及び現像ブレ
ード9dなどの現像手段9を保持する現像枠体12とを
溶着して一体として現像ユニットを形成し、更にこの現
像ユニットに、感光体ドラム7、クリーニングブレード
10aなどのクリーニング手段10及び帯電ローラ8を
取り付けたクリーニング枠体13を一体に結合すること
によってカートリッジ化されている。
【0040】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体14に設けたカートリッジ装
着手段に対して取り外し可能に装着される。本実施例に
よれば、カートリッジ装着手段は、プロセスカートリッ
ジBの両外側面に形成したガイド手段(図示せず)と、
このガイド手段を装入可能に装置本体14に形成したガ
イド部16R(16L)にて構成される。
【0041】本発明によれば、プロセスカートリッジB
は、現像剤容器11A内の現像剤の消費に従ってその残
量を逐次検知することのできる現像剤量検出装置を備え
ている。
【0042】本実施例によれば、現像剤量検出装置は、
図3に示すように、現像剤容器11A内の現像剤量を測
定する現像剤量測定手段としての測定電極部材20A
と、環境、即ち、雰囲気の温度、湿度を検知し、基準用
信号を出力する比較部材としての基準電極部材20Bと
を有する。
【0043】測定電極部材20Aは、例えば図3に示す
ように、現像手段9の現像剤容器11Aの内部側面、或
いは底面などの、現像剤と接触する位置であって、しか
も、現像剤が減少するに従って、現像剤との接触面積が
変動するような方向に配置される。
【0044】又、基準電極部材20Bは、現像剤と接触
することがない画像形成装置本体の任意の箇所に設置す
ることも可能であるが、詳しくは後述するが、図8に示
すように、プロセスカートリッジBの現像剤容器11A
の外側側面、或は図9(a)に示すように、現像剤容器
11Aの内部であって、仕切壁21にて区画された、現
像剤とは接触しない箇所に設けることもできる。更に、
図9(b)に示すように、例えば測定電極部材20Aと
基準電極部材20Bとを対称配置にて一体的に作成し、
同じ側の現像剤容器11A内であって、仕切壁21にて
区画された、現像剤とは接触しない箇所に設けることも
できる。
【0045】測定電極部材20Aは、図4に示すよう
に、基板22の上に所定の間隔をもって平行に形成され
た一対の電極、即ち、入力側電極23及び出力側電極2
4を有する。本実施例では、電極23、24は、所定間
隔Gにて平行に並置された少なくとも一対の電極部分2
3a〜23f、24a〜24fを有し、各電極部分23
a〜23f、24a〜24fは、連結電極部分23g、
24gにて互いに連結されており、2つの電極23及び
24は、互いに組み合わさった多数の凹凸形状とされて
いる。勿論、測定電極部材20の電極パターンは、これ
に限定されるものではなく、例えば一対の電極23、2
4を互いに所定の間隔にて平行に配置された渦巻き形状
に形成することもできる。
【0046】測定電極部材20Aは、一対の平行電極2
3、24間の静電容量を測定することにより現像剤容器
11A内の現像剤残量を逐次検知することができる。つ
まり、現像剤は空気より誘電率が大きいために測定電極
部材20Aの表面に現像剤が接触することにより一対の
電極23、24間の静電容量が増加する。
【0047】従って、本発明によれば、上記構成の測定
電極部材20Aを用いることにより、測定電極部材20
Aの表面に接する現像剤の面積から所定の較正曲線を適
用することにより現像剤容器11Aの断面形状や測定電
極部材20Aの形状によらず現像剤容器11A内の現像
剤量を測定することができる。
【0048】斯かる測定電極部材20Aの電極パターン
23、24は、例えば紙フェノール、ガラスエポキシな
どの硬質プリント基板22、或いはポリエステル、ポリ
イミドなどの可撓性のプリント基板22上にエッチング
或いは印刷にて銅などの導体金属パターン23、24を
形成することによって得ることができ、通常のプリント
基板の配線パターン形成方法と同一の方法で製造するこ
とができる。
【0049】又、図4に示すような複雑なパターン形状
を用いることにより、電極23、24間の対向長さを長
くでき、更にエッチングなどのパターン形成方法を用い
ることにより電極23、24間の間隔Gを数十μm程度
まで狭くすることも可能であり、大きな静電容量を得る
ことが可能となる。又、静電容量の変化量を大きくする
ことができ、検知精度を上げることができる。更に、金
属パターン形成面は、例えば薄い樹脂フィルムにてラミ
ネートすることも可能である。
【0050】上述のように、本発明の現像剤量検出装置
によれば、現像剤容器11Aの内部の側面若しくは底面
の現像剤が減少する方向に設置された測定電極部材20
Aに対する現像剤の接触面積の変化、即ち、測定電極部
材20Aの静電容量の変化を測定し、その値により現像
剤容器全体の現像剤量を逐次に検出する。つまり、現像
剤の誘電率は空気より大きいため、測定電極部材20A
に現像剤が接触している部分(現像剤が有る部分)は、
接触していない部分(現像剤が無い部分)に比べて出力
される静電容量が大きい。従って、その静電容量の変化
を測定すれば現像剤容器11A内の現像剤量を推定でき
る。
【0051】一方、本発明によれば、現像剤残量検出装
置は、図3に示すように、更に、測定電極部材20Aと
同様の構成とされる基準電極部材20Bを有する。
【0052】基準電極部材20Bは、上記測定電極部材
20Aと同様とされ、図4に示すように、基板22の上
に所定の間隔Gをもって平行に形成された一対の入力側
電極23(23a〜23f)及び出力側電極24(24
a〜24f)を有し、2つの電極23及び24が互いに
組み合わさった多数の凹凸形状とすることもできるし、
例えば渦巻き形状に形成することもできる。基準電極部
材20Bも又、通常のプリント基板の配線パターン形成
方法と同一の方法で製造し得る。
【0053】本発明によれば、基準電極部材20Bは、
上述したように、温度、湿度などの環境条件によって静
電容量が変動し、測定電極部材20Aに対して基準用の
比較部材として機能する。
【0054】つまり、本発明の現像剤量検知装置によれ
ば、測定電極部材20Aの出力は、環境の変化により変
動する基準電極部材20Bの出力と比較される。例えば
基準電極部材20Bの所定の静電容量を現像剤が無いと
きの測定電極部材20Aと同じ値に設定して基準電極部
材20Bと測定電極部材20Aの出力の差分を取ること
により、現像剤による静電容量の変化分のみの出力を得
ることが可能になるため、現像剤残量検知の精度を高め
ることができる。
【0055】本発明に従った現像剤量検知原理について
更に説明すると、測定電極部材20Aは、パターン表面
の接触部分の静電容量を測定して現像剤容器11A内の
現像剤量を推測しているため、その値は、環境(湿度、
温度など)の変化により変動する。
【0056】例えば、測定電極部材20A周辺の雰囲気
の湿度が高くなると、空気中の水蒸気量が多くなるので
測定電極部材20Aに触れている大気の誘電率も増加す
る。そのため同一の現像剤量の時でも雰囲気湿度が変化
すると、測定電極部材20Aの静電容量の値が変動し、
測定電極部材20Aからの出力も変わってくる。又、パ
ターンを形成している基板22も吸湿する材質では吸湿
により誘電率が変化するため環境変動となる。
【0057】そのため測定電極部材20Aと同じ環境変
動をする比較部材としての基準電極部材20B、即ち、
例えば測定電極部材20Aと同一な構成とされ、且つ現
像剤とは接していない構成とされる基準電極部材20B
を、測定電極部材20Aと同じ環境下に置いて両方の出
力、即ち、静電容量を測定して比較し、差分を取ること
によって、環境変動、つまり、環境による静電容量の変
動分を相殺することがで、環境変動に影響されずに高精
度な現像剤残量検知を実現できる。
【0058】図5の一番左側の棒グラフに示されるよう
に、検知部材である測定電極部材20Aによって測定さ
れる静電容量は、検知部材表面に接している現像剤によ
る変動分に環境変動分が上乗せされて出力される。そし
て、そのものを高温高湿環境下に移すと、図6の一番左
側の棒グラフに示されるように現像剤による変動分は変
わらないが環境変動分が増加するため結果的に同一現像
剤量であるにもかかわらず、静電容量が増加してしま
う。
【0059】そこで、図5及び図6の中央棒グラフのよ
うに測定電極部材(検知部材)20Aと同一な環境変動
を持つ基準電極部材(比較部材)20Bを配置してその
差分(右側の棒グラフ)を取ることにより現像剤による
静電容量のみを測定することができる。
【0060】斯かる本発明の原理を具現化する現像剤量
検出装置を図7を参照して更に説明する。図7は、画像
形成装置における測定電極部材20A及び基準電極部材
20Bの接続態様をも示す現像剤量検出回路の一例を示
す。
【0061】現像剤量に応じて変動する静電容量Caを
有する検知部材としての測定電極部材20A、及び環境
条件に応じて変動する静電容量Cbを有する比較部材と
しての基準電極部材20Bは、それぞれ、インピーダン
ス素子としてその一方の入力側電極23は、接点30C
(装置本体側接点32C)を介して現像バイアス印加手
段としての現像バイアス回路101に接続され、他方の
出力側電極24は、接点30A(装置本体側接点32
A)及び30B(装置本体側接点32B)を介して現像
剤量検出回路100の制御回路102に接続される。基
準電極部材20Bは、現像バイアス回路101を介して
印加されるAC(交番)電流I1を用い、現像剤残量を
検出する上での基準電圧V1を設定する。
【0062】制御回路102は、図7に示すように、基
準電極部材20B、即ち、インピーダンス素子に印加さ
れるAC電流I1をボリュームVR1で分流した値であ
るAC電流I1’と抵抗R2で生じる電圧降下分V2
を、抵抗R3、R4で設定されたV3に加算し、基準電
圧V1を決めている。
【0063】従って、測定電極部材20Aに印加される
AC(交番)電流I2は、増幅器103に入力され、現
像剤残量の検出値V4(V1−I2×R5)として出力
される。そしてその出力値を現像剤残量の検出値として
利用する。
【0064】上述のように、本発明の現像剤量検出装置
によれば、比較部材として、測定電極部材20Aと同様
に環境により静電容量が変動する基準電極部材20Bが
設置されるので、測定電極部材20Aの環境による変動
をキャンセルすることができ、高精度にて現像剤残量を
検知することができる。
【0065】又、上述したように比較部材としての基準
電極部材20Bは、任意の構成にて、現像剤と接触しな
い任意の位置に設置することができる。
【0066】例えば、図3及び図10(a)に示すよう
に、画像形成装置本体内に比較部材として、測定電極部
材20Aと同一な構成とされる基準電極部材20Bを配
置することができる。又、図8、図9(a)(b)、及
び図10(b)に示すように、現像剤容器11Aに測定
電極部材20Aと、比較部材として測定電極部材20B
と同一な構成とされる基準電極部材20Bとを配置する
ことができる。
【0067】本実施例では、図8に示すように、測定電
極部材20Aは現像剤容器11Aの内側側面に配置し、
比較用として測定電極部材と同一な構成とされる基準電
極部材20Bは現像剤容器11Aの外側であって、測定
電極部材20Aが備えられる現像剤容器11Aを形成す
る枠体11の面の外側面に配置した。この構成では現像
剤容器に測定電極部材20Aと基準電極部材20Bとを
有するため、環境による変動をキャンセルすることがで
きると共に、更に測定電極部材20Aと基準電極部材2
0Bをほぼ同一環境下に置くことができるので検知精度
を高くすることが可能になる。
【0068】限定するものではないが、基板の同一表面
に測定電極部材20A及び基準電極部材20Bとを形成
し、1枚の基板で検知部材と比較部材を兼ねることによ
って、つまり、同じ材質のものに電極パターンを形成す
ることによって基材差によるばらつきを抑えることがで
き、更に同一面にパターンを形成することで、エッチン
グなどのパターン形成時のばらつきを抑えることができ
る。
【0069】尚、基準電極部材20Bは、必ずしも測定
電極部材20Aと同一のものである必要はなく、測定電
極部材20A及び基準電極部材20Bの両電極23、2
4のパターンの静電容量、パターン幅、長さ、間隔、対
向面積、或は材料は異ならせることも可能である。この
場合は、湿度特性の相関に基づいた係数を適用すればよ
い。こうして基準電極部材20Bの出力は所定の係数を
掛けた出力に変換され、この変換後の出力が測定電極部
材20Aの出力と比較される。
【0070】又、本実施例では、測定電極部材20A、
基準電極部材20Bの各入力側電極23、23には共通
入力接点30Cを介してAC(交流)電圧が印加される
構成としているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、個別の接点を介してAC(交流)電圧が印加され
る構成とすることも可能である。
【0071】こうして、測定電極部材20Aの静電容量
と、基準電極部材20Bの静電容量とから算出された静
電容量は、検知部材表面上のトナーが接している面積に
比例しており、適当な相関曲線に基づいた変換を行うこ
とにより、現像剤量を逐次に算出することができる。相
関曲線を適用することにより現像剤容器11Aの断面形
状や測定電極部材20Aの形状は任意のものを使用でき
る。尚、電極パターン、作成方法などについても特に限
定するものではない。
【0072】現像剤量表示方法について説明すると、例
えば、上述の現像剤量検出装置による検知情報は、ユー
ザーのパソコンなどの端末画面上に、図11及び図12
に示すように表示される。図11及び図12において
は、現像剤量に応じて動く針51がゲージ52のどの部
分を指しているかによって現像剤量がユーザーに報知さ
れる。又、図13に示すように、電子写真画像形成装置
本体に直接、LED等による表示部を設け、現像剤量に
応じてLED53を点滅させても良い。
【0073】又、現像剤残量は、現像剤容器11A内の
現像剤の初期充填量に相当する100%から0%までの
全領域にわたって逐次検出することが可能であり、従っ
て、現像剤残量を100%〜0%までの全領域において
逐次表示することが可能であるが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えば、50%〜0%の領域の現
像剤残量を逐次表示する構成とすることもできる。更
に、現像剤の残量が0%であるとは、現像剤が完全にな
くなったことのみを意味するものではなく、例えば現像
剤容器11A内に現像剤が残っていたとしても、所定の
画像品質(現像品質)が得られなくなる程度まで現像剤
の残量が減ったことも含まれる。
【0074】次に、本実施例の画像形成装置における環
境検知手段について説明する。本発明によれば、比較部
材としての基準電極部材20Bは環境検知手段として機
能し、基準電極部材20Bの出力、即ち、環境によって
変動する基準電極部材20Bの表面の接触部分の静電容
量を単独で測定することによって、基準電極部材20B
の周囲の雰囲気の環境(湿度)を検知することができ
る。つまり、図5及び図6の中央棒グラフにて示す環境
変動分に当たる静電容量自体を測定することによって雰
囲気の環境(湿度)自体を検知することができる。
【0075】つまり、基準電極部材20Bの周辺の雰囲
気の湿度が高くなると、空気中の水分量が多くなって誘
電率が増加したり、基準電極部材20B自体が吸湿する
ことによって誘電率が増加する。従って、本発明によれ
ば、上記構成の基準電極部材20Bの静電容量を検知し
て、所定の相関曲線を適用することにより、基準電極部
材20Bが置かれた環境(湿度)を検知することができ
る。
【0076】次に、本発明に従って、プロセスカートリ
ッジBの耐久に拘わらず安定した画像を得る方法につい
て説明する。
【0077】本実施例では、プロセスカートリッジBの
使用量、及び環境(湿度)を検知することによってプロ
セスカートリッジBの使用状況を正確に把握し、それに
応じてレーザー光量、即ち、露光量を調整し、プロセス
カートリッジBの耐久に拘わらず安定した画像を形成で
きる構成とする。
【0078】上述して説明したように、本実施例のプロ
セスカートリッジBは、測定電極部材(検知部材)20
Aと基準電極部材(比較部材)20Bを備えており、こ
の両部材20A、20Bの出力に基づいて、正確に現像
剤容器11A内の現像剤残量を逐次検知することができ
る。又、同時に、基準電極部材20Bの出力単独に基づ
いて、基準電極部材20Bが置かれた環境(湿度)を検
知することができる。
【0079】つまり、本実施例のプロセスカートリッジ
B、及び画像形成装置によれば、現像手段9、現像剤容
器11Aの近傍の環境(湿度)を検知する専用の環境検
知手段を特別に設けることなく、プロセスカートリッジ
Bの使用量と環境(湿度)とを逐次検知してプロセスカ
ートリッジBの使用状況を正確に把握することができ
る。
【0080】本実施例では、初期に1000gの現像剤
を充填した、寿命が20000枚のプロセスカートリッ
ジBを用いた場合における、プロセスカートリッジBの
耐久に対し、環境(湿度)の違いによらず一定の画像を
得るための露光量の調節方法について検討した。
【0081】先ず、上記の現像剤容器11A内の現像剤
の初期充填量が1000g(寿命2000枚)のプロセ
スカートリッジBを画像形成装置に装着して、レーザー
光量を一定として画像形成を繰り返し、プロセスカート
リッジBの寿命耐久を行う。そして、プロセスカートリ
ッジBの耐久に伴う、高湿度環境、低湿度環境における
形成画像の変動を、形成される文字画像を太さについて
評価した。図14に、高湿度環境、及び低湿度環境にお
けるプロセスカートリッジBの使用状況による画像変動
の典型例を示す。
【0082】図14に示す結果、及び本発明者の多くの
実験研究によって、本実施例の画像形成装置では、低湿
環境下では耐久によって除々に文字は細くなり、逆に高
湿環境下では耐久によって除々に文字が太くなる傾向が
あることが分かった。
【0083】そして、この結果から、本発明者は、プロ
セスカートリッジBの使用状況に応じて露光量(レーザ
光量)を制御することで出力画像の文字の太さの環境変
動、及び耐久変動をなくし、均一化できることを見出し
た。
【0084】そこで、次に、本実施例では、相対湿度2
0%、50%、80%の各湿度環境下で、プロセスカー
トリッジBの現像剤容器11A内の現像剤残量に拘わら
ず形成される文字画像の太さが同一となるように露光量
(レーザー光量)を制御すべく、プロセスカートリッジ
Bの使用状況と露光量制御の関係を求めた。
【0085】結果を表1に示す。尚、表1において、相
対湿度が50%の環境で、プロセスカートリッジBの1
0000枚耐久時、即ち、現像剤容器11A中に初期充
填量の概略50%の現像剤量が残っている時点の露光量
を100%として示す。
【0086】
【表1】 本実施例のプロセスカートリッジB、及び画像形成装置
では、プロセスカートリッジBの現像剤容器11Aに備
えられる測定電極部材20A、基準電極部材20Bの出
力に基づいて正確に現像剤容器11A内の現像剤残量を
逐次検知してプロセスカートリッジBの使用量を逐次検
知し、又同時に基準電極部材20Bの信号に基づいて環
境(湿度)を逐次検知することによって、プロセスカー
トリッジBの使用状況を正確に把握する。そして、予め
例えば画像形成装置本体に設けられる制御手段に記憶さ
れた表1に示す関係に従って、プロセスカートリッジB
の使用状況に応じてレーザ光量を制御することができ、
出力画像の文字の太さの環境変動、耐久変動をなくして
均一化し、常に安定した画像を形成することができる。
【0087】尚、測定電極部材20A、及び基準電極部
材20Aの静電容量を、制御回路102、増幅回路10
3などを介して検出することによって、現像剤容器11
A内の現像剤量及び現像剤容器11Aの環境(湿度)を
検知し、プロセスカートリッジBの使用状況を検知する
制御手段と、検知されたプロセスカートリッジBの使用
状況に基づいて露光量(レーザ光量)を制御する制御手
段は、例えば画像形成装置の動作を統轄制御する制御部
が備えたCPU(図示せず)などが兼ねる構成としても
良いし、例えばそれぞれ個別に設ける構成などとしても
良い。
【0088】このような制御を行い、高温高湿、及び低
温低湿環境下にて20000枚のプリントテストを行っ
たところ、環境変動及び耐久変動による文字の不均一性
は発生せず、ハーフトーンなどのグラフィック画像も同
様に、環境変動及び耐久変動によらず、常にほぼ同等の
画像が得られた。
【0089】尚、本実施例では画像評価として文字画像
の太さを基準とし、文字の太さが均一となるように露光
量を制御したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、形成画像の、プロセスカートリッジBの耐久及び環
境(湿度)によって変動する如何なる成分を基準として
も、或は各成分の総合として最も画像が安定する基準を
設けることも当然可能であり、本発明に含まれる。
【0090】又、本実施例では、プロセスカートリッジ
Bの使用状況と露光量制御の関係を表1のように決定し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明
を実施するプロセスカートリッジB、画像形成装置の種
類によって適宜決定すればよい。当然、表1の関係に比
べてより細分化した環境(湿度)、及びより細分化した
現像剤残量(プロセスカートリッジ使用量)に応じた露
光量制御とすることもできる。又、プロセスカートリッ
ジBの使用状況の検知は、画像形成動作中、休止中を問
わず行うことができる。
【0091】以上、本発明によれば、現像剤容器11A
内の現像剤残量の逐次検知してプロセスカートリッジB
の使用量を検知し、同時に現像剤容器11Aの置かれた
環境を逐次に検知することによって、プロセスカートリ
ッジBの使用状況を正確に把握することできるので、そ
れに応じて露光量を制御することにより、プロセスカー
トリッジBの使用状況、即ち、現像剤残量、環境(湿
度)を問わず、安定した高品質の画像が得られる。更
に、本発明によると、専用の環境検知手段を設けること
なく、現像剤量検知装置が備える比較部材20Bを用い
てプロセスカートリッジBの置かれた環境(湿度)を逐
次検知することができる。
【0092】実施例2 本実施例では、本発明を複数の現像器を有する画像形成
装置に適用する。
【0093】図15は、本実施例の画像形成装置の概略
構成を示す。先ず、本実施例の画像形成装置の概略動作
について説明する。図15に示す画像形成装置は、複数
の現像器として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、黒(K)の4色の現像器90Y、90M、
90C、90Kを有し、中間転写方式にてフルカラーの
画像を形成することができる。
【0094】つまり、図15の画像形成装置は、第1の
像担持体としてドラム状の電子写真感光体(感光体ドラ
ム)7の表面を帯電手段である帯電ローラ8によって一
様に帯電した後、該表面を露光手段としての光学手段1
からの色分解された画像データに基づいくレーザ光によ
って走査露光して、静電潜像を形成する。その後、感光
体ドラム7に近接して設けられる現像器ロータリー90
Rの回転によって、この現像器ロータリー90Rに備え
られた、一色目としての例えばシアン現像器90Cが感
光体ドラム7と対向し、その内部に収容したシアン現像
剤(トナーを含む)を静電潜像の画像部に転移、付着さ
せて可視化し、トナー像を形成する。
【0095】感光体ドラム7上に形成したシアントナー
像は、感光体ドラム7と対向して設けられた第2の像担
持体としてのドラム状の中間転写体(中間転写ドラム)
40上に、一次転写手段としての一次転写帯電器41の
作用によって一次転写される。
【0096】続いて、上述と同様にして2色目以降(マ
ゼンタ、イエロー、黒)の色分解された画像データに基
づく静電潜像が感光体ドラム7上に順次形成されるのに
同期して、対応する現像器が現像器ロータリー90Rに
よって切り替わって感光体ドラム7と対向し、順次感光
体ドラム7上への2色目以降のトナー像の形成、及び順
次中間転写ドラム40上へのトナー像の転写を繰り返
し、中間転写ドラム40上に各色のトナー像が重ね合わ
されたトナー像を形成する。
【0097】一方、こうして中間転写ドラム40上に4
色のトナー像が多重転写されるのに同期して、給紙カセ
ット3aから記録媒体2が送り出され、中間転写ドラム
40と二次転写装置42が対向する二次転写部に搬送さ
れてくる。
【0098】そして、二次転写部において、中間転写ド
ラム40上の4色重ねられたトナー像は、二次転写装置
42が備えた転写ブレード42aの作用にて記録媒体2
上に静電的に一括で二次転写される。その後、未定着ト
ナー像を担持した記録媒体2は定着装置9まで搬送され
て、未定着トナー像は熱及び圧力にて記録媒体2上に定
着される。定着によってフルカラー画像が形成された記
録媒体2はその後画像形成装置外に排出さる。又、各色
トナー像の一次転写終了後の感光体ドラム7、二次転写
後の中間転写ドラム40は、それぞれクリーニング手段
10、43によって転写残トナーなどの除去を受け、繰
り返し画像形成に供される。
【0099】本実施例によれば、各色の現像器90Y、
90M、90C、90Kは、実施例1で説明したような
現像手段と現像剤収納部とが連結されて構成されてお
り、装着手段としての現像器ロータリー90Rを介して
画像形成装置本体に対して着脱可能とされている。又、
各現像器90Y、90M、90C、90Kは、それぞれ
現像剤収納部内に、実施例1で説明したものと同様の測
定電極部材(検知部材)20A、及び基準電極部材(比
較部材)20Bを有しており、実施例1にて説明したよ
うに、現像剤収納部内の現像剤残量、及び環境(湿度)
を検知し、各現像器90Y、90M、90C、90Kの
使用状況を正確に把握することができる構成とされてい
る。
【0100】このような画像形成装置の場合、各色の現
像器、即ち各色の現像剤によって現像性に差異があり、
現像器の現像剤収納部内の現像剤残量(現像器の使用
量)、及び各現像器が置かれた環境(湿度)によって、
例えば文字画像の太さなどに差が生じる。
【0101】そこで、本実施例の画像形成装置では、各
々の現像器90Y、90M、90C、90Kに設けられ
た測定電極部材20A、基準電極部材20Bの出力に基
づいて各現像器の使用状況を正確に検知し、予め設定さ
れている各現像器の使用状況と露光量との関係に従っ
て、現像器が切り替わる毎に露光量(レーザ光量)を各
現像器の使用状況に応じて制御する。こうすることによ
って、各色の文字の太さを均一化でき、且つ、各現像器
の耐久及び周囲環境(湿度)に拘わらず、各色画像を常
に安定に形成することができる。
【0102】以上、本発明は、複数の現像器を有する画
像形成装置に適用することができ、各色の現像器の使用
状況に応じて露光量を制御し、それぞれの色の画像を常
に安定して形成することができる。
【0103】尚、上記各実施例では、それぞれ本発明を
プロセスカートリッジ方式の画像形成装置、複数の現像
器を着脱可能に有する画像形成装置に適用した場合につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の原理は、プロセスカートリッジ方式を用い
ない画像形成装置にも適用可能であり、現像剤収納部
(現像剤容器)内の現像剤残量、及び環境(湿度)に基
づいて、上記各実施例にて説明したように露光量を制御
することにより、例えば現像手段と現像剤収納部を備え
た現像器が画像形成装置に着脱可能とされる単色の画像
形成装置、或は現像器は画像形成装置に固定され、現像
剤の補給が可能とされる画像形成装置においても、画像
の環境変動、耐久変動をなくし、常に安定した画像を形
成することができる。
【0104】尚、本明細書において、電極部材に電圧を
加えた際に発生する静電容量の値が同じであると記載し
たが、前記値が全く同じである場合のみならず、同じ値
になるように意図して製造されたものは含まれる。従っ
て、例えば、電極部材の製造上のばらつき等による誤差
は、前記値が同じであることに含まれる。
【0105】又、同様に、前記電極部材間の間隔が一定
である、電極の対向長さが同じである、対向部の間隔が
同一である、並びに、測定電極部材及び基準電極部材の
形状が同じであるなど、数値及び形状が同じであるとの
記載は、同じ値、或いは、同じ形状になるように意図し
て製造されたものは含まれる。従って、例えば、製造上
のばらつき等による数値の誤差、及び、形状の違いは、
前記値が同じである、或いは、形状が同じであることに
含まれる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子写真
画像形成装置は、プロセスカートリッジを着脱可能であ
り、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置で
あって、(a)電子写真感光体と、電子写真感光体に作
用するプロセス手段と、電子写真感光体に形成された静
電潜像を現像するために用いる現像剤を収納する現像剤
収納部と、現像剤収納部内の現像剤量を測定する現像剤
量測定手段と、現像剤収納部の環境を検知する環境検知
手段と、を有するプロセスカートリッジを取り外し可能
に装着する装着手段と、(b)画像情報に応じて電子写
真感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、を
有する電子写真画像形成装置において、現像剤量測定手
段によって測定した現像剤収納部内の現像剤量、及び環
境検知手段によって検知した現像剤収納部の環境に応じ
て露光量の制御を行う構成とされるので、現像剤収納部
内の現像剤量及び現像剤収納部の環境に基づくプロセス
カートリッジの使用状況に合わせて、適切な露光量に制
御することができ、環境や使用期間を問わず高画質な画
像を形成することができる。
【0107】又、専用の温湿度計などの環境検知手段を
設けることなく、安価で簡素な構成で現像剤収納部の環
境を検知し、且つ現像剤収納部内の現像剤量を正確に検
知し、その検知結果に基づいて最適な露光量を制御する
ことができる。
【0108】又、本発明によれば、本発明の原理を適用
し、画像の環境変動及び耐久変動を防止した、プロセス
カートリッジ方式を用いない電子写真画像形成装置、複
数の現像器を備えた電子写真画像形成装置をも提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真画像形成装置の一実施例
の概略構成図である。
【図2】本発明に係るプロセスカートリッジの一実施例
の縦断面図である。
【図3】本発明に従った現像剤量検出装置を説明するた
めの現像剤容器の斜視図である。
【図4】測定電極部材及び基準電極部材の一実施例を示
す正面図である。
【図5】本発明に従った現像剤量検知原理を説明するた
めのグラフである。
【図6】本発明に従った現像剤量検知原理を説明するた
めのグラフである。
【図7】本発明に従った現像剤量検出装置のための現像
剤量検出回路の一実施例を示す図である。
【図8】本発明に従った現像剤量検知手段の一実施例を
説明するための現像剤収容部を示す2面図である。
【図9】(a)(b)本発明に従った現像剤量検知手段
の他の実施例を説明するための現像剤収容部の斜視図で
ある。
【図10】測定電極部材及び基準電極部材の配置構成の
(a)一実施例、(b)他の実施例を説明するための図
である。
【図11】現像剤量表示の一実施例を示す図である。
【図12】現像剤量表示の他の実施例を示す図である。
【図13】現像剤量表示の他の実施例を示す図である。
【図14】環境湿度の違いによる、現像剤収納部内の現
像剤残量に対する形成画像の文字の太さの関係を示すグ
ラフ図である。
【図15】本発明に係る電子写真画像形成装置の他の実
施例の概略構成図である。
【図16】従来のプロセスカートリッジ方式の電子写真
画像形成装置を説明するための概略構成図である。
【符号の説明】
1 光学手段(露光手段) 2 記録媒体 4 転写ローラ(転写手段) 5 定着手段 7 感光体ドラム(電子写真感光体) 8 帯電ローラ(帯電手段) 9 現像手段 10 クリーニング手段 20A 測定電極部材(現像剤量測定手段、検知部
材) 20B 基準電極部材(環境検知手段、比較部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 114 9A001

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    り、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置で
    あって、 (a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めに用いる現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内の現像剤量を測定する現像剤量測定
    手段と、 前記現像剤収納部の環境を検知する環境検知手段と、を
    有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着する
    装着手段と、 (b)画像情報に応じて前記電子写真感光体を露光して
    静電潜像を形成する露光手段と、を有する電子写真画像
    形成装置において、前記現像剤量測定手段によって測定
    した前記現像剤収納部内の現像剤量、及び前記環境検知
    手段によって検知した前記現像剤収納部の環境に応じて
    露光量の制御を行うことを特徴とする電子写真画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤量測定手段を介して前記現像
    剤収納部内の現像剤に交流電圧を印加して、前記現像剤
    量測定手段の静電容量を測定することで現像剤量を測定
    することを特徴とする請求項1の電子写真画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記環境検知手段に交流電圧を印加し
    て、前記環境検知手段の静電容量を測定することで環境
    を検知することを特徴とする請求項1又は2の電子写真
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤量測定手段は現像剤と接触す
    る箇所に配置され、前記環境検知手段は現像剤と非接触
    の箇所に配置されることを特徴とする請求項1、2又は
    3の電子写真画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤量測定手段は、少なくとも一
    対の所定間隔にて並置された部分を備えた電極を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の
    電子写真画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記環境検知手段は、少なくとも一対の
    所定間隔にて並置された部分を備えた電極を有すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の電子
    写真画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤量測定手段及び前記環境検知
    手段は、同一の平面状の絶縁基盤を有し、各々前記絶縁
    基盤上に複数の金属配線を有することを特徴とする請求
    項1〜6のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤量測定手段の静電容量の測定
    値と前記環境検知手段の静電容量の測定値に基づいて前
    記現像剤収納部の現像剤量を検知することを特徴とする
    請求項2〜7のいずれかの項に記載の電子写真画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記プロセスカートリッジとは、前記プ
    ロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニン
    グ手段の少なくとも一つと、前記電子写真感光体とを一
    体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真
    画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである請
    求項1〜8のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    プロセス手段として少なくとも現像手段と前記電子写真
    感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
    ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
    ものである請求項1〜8のいずれかの項に記載の電子写
    真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体に画像を形成するための電子
    写真画像形成装置であって、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めに用いる現像剤を収納する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部内の現像剤量を測定する現像剤量測定
    手段と、 前記現像剤収納部の環境を検知する環境検知手段と、 画像情報に応じて前記電子写真感光体を露光して静電潜
    像を形成する露光手段と、を有する電子写真画像形成装
    置において、前記現像剤量測定手段によって測定した前
    記現像剤収納部内の現像剤量、及び前記環境検知手段に
    よって検知した前記現像剤収納部の環境に応じて露光量
    の制御を行うことを特徴とする電子写真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記現像剤量測定手段を介して前記現
    像剤収納部内の現像剤に交流電圧を印加して、前記現像
    剤量測定手段の静電容量を測定することで現像剤量を測
    定することを特徴とする請求項11の電子写真画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 前記環境検知手段に交流電圧を印加し
    て、前記環境検知手段の静電容量を測定することで環境
    を検知することを特徴とする請求項11又は12の電子
    写真画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記現像剤量測定手段は現像剤と接触
    する箇所に配置され、前記環境検知手段は現像剤と非接
    触の箇所に配置されることを特徴とする請求項11、1
    2又は13の電子写真画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記現像剤量測定手段は、少なくとも
    一対の所定間隔にて並置された部分を備えた電極を有す
    ることを特徴とする請求項11〜14のいずれかの項に
    記載の電子写真画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記環境検知手段は、少なくとも一対
    の所定間隔にて並置された部分を備えた電極を有するこ
    とを特徴とする請求項11〜15のいずれかの項に記載
    の電子写真画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記測定電極部材及び前記基準電極部
    材は、同一の平面状の絶縁基盤を有し、各々前記絶縁基
    盤上に複数の金属配線を有することを特徴とする請求項
    11〜16のいずれかの項に記載の電子写真画像形成装
    置。
  18. 【請求項18】 前記現像剤量測定手段の静電容量の測
    定値と前記環境検知手段の静電容量の測定値に基づいて
    前記現像剤収納部の現像剤量を検知することを特徴とす
    る請求項12〜17のいずれかの項に記載の電子写真画
    像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記現像手段と前記現像剤収納部とを
    備えた現像器を複数有し、少なくとも前記複数の現像器
    に対して複数設けられる前記現像剤量測定手段の測定結
    果と、前記環境検知手段の検知結果に応じて、前記複数
    の現像器が切り替わる毎に露光量の制御を行うことを特
    徴とする請求項11〜18のいずれかの項に記載の電子
    写真画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002328520A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Canon Inc 画像形成装置及び現像剤量検知システム
WO2005069084A1 (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Seiko Epson Corporation モノクロ印刷モードでの装着された現像剤の残量総量表示が可能な画像形成装置

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