JP2001142290A - 画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成システム - Google Patents
画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成システムInfo
- Publication number
- JP2001142290A JP2001142290A JP32034799A JP32034799A JP2001142290A JP 2001142290 A JP2001142290 A JP 2001142290A JP 32034799 A JP32034799 A JP 32034799A JP 32034799 A JP32034799 A JP 32034799A JP 2001142290 A JP2001142290 A JP 2001142290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developer
- value
- image forming
- cartridge
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
ことのできる画像形成装置、この画像形成装置に着脱可
能なカートリッジ及び画像形成システムを提供する。 【解決手段】 現像剤収納部4と、現像剤収納部4内の
現像剤量に応じた信号を逐次出力可能な現像剤量検知手
段30と、記憶手段20と、を有するカートリッジBが
着脱可能な画像形成装置Aにおいて、記憶手段20に
は、現像剤残量検知手段30が現像剤量の最大を検出し
た測定値と、現像剤が現像剤収納部4に充填されていな
い状態において測定した値に対応する情報を格納する。
Description
真方式を用いた画像形成装置、この画像形成装置本体に
装着可能なカートリッジ、即ち、プロセスカートリッ
ジ、カートリッジ化された現像装置などに関し、特に、
カートリッジに搭載された記憶手段を用いて現像剤の残
量を検知する画像形成装置、この画像形成装置に着脱可
能なカートリッジ及び画像形成システムに関する。
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置、及び電子写真ワードプロセッサー等
が含まれる。
なカートリッジとは、電子写真感光体、電子写真感光体
を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に現像剤を供給
する現像手段、電子写真感光体をクリーニングするクリ
ーニング手段のうち少なくとも一つを有するものをい
う。特に、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像
手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とす
るものであるか、又は、少なくとも現像手段と電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
ものをいう。
プリンターなどの電子写真方式の画像形成装置は、画像
情報に対応した光を電子写真感光体に照射して潜像を形
成し、この潜像に現像手段を用いて現像剤を供給して顕
像化し、更に感光体から記録媒体へ画像を転写すること
で記録媒体上に画像を形成している。現像手段には現像
剤収納容器が連結しており、画像を形成することで現像
剤は消費されていく。
真感光体、現像剤などの消耗品の交換、メンテナンスの
簡便性を図る目的で、電子写真感光体と、電子写真感光
体に作用するプロセス手段としての現像手段、帯電手
段、クリーニング手段、更には現像剤収納容器や廃現像
剤容器などをプロセスカートリッジとして一体化し、画
像形成装置本体に対して着脱可能とするプロセスカート
リッジ方式がある。このプロセスカートリッジ方式によ
れば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユ
ーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向
上させることができる。そこでこのプロセスカートリッ
ジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられ
ている。
ラー画像形成装置において、各現像手段の消耗具合が違
う場合などに、各色の現像手段と現像剤収納容器とをカ
ートリッジ化した各色の現像カートリッジを画像形成装
置に対して着脱可能とし、個別に交換できるようにした
ものもある。
置では、使用者は、例えば現像剤が無くなった時点でカ
ートリッジを交換することで、再び画像を形成すること
ができる。そのため、このような画像形成装置には、現
像剤が消費された場合にそれを検知し、使用者に報知す
る手段、即ち、現像剤量検出装置を備えることがある。
像形成に供することができる現像剤がどれくらい残って
いるかを随時知ることを可能とするために、現像剤残量
レベルを検知できる現像剤残量検知手段をカートリッジ
又は画像形成装置本体に備える。
報知するだけではなく、現像剤の量を逐次に検知して報
知することによって、使用者の利便性を更に向上したも
のがある。このような画像形成装置では、現像剤が未使
用時の何%だけ残っているかを算出して使用者に逐次報
知したり、又、所定品位の画像形成が行えない程現像剤
が減ったことを示す「現像剤無し」表示を行い、画像不
良が起こる前に現像剤が残り少なくなったことを使用者
に警告したりするものがある。
プレートアンテナ方式がある。このプレートアンテナ方
式は、例えば、現像手段が備える現像剤担持体に交流バ
イアスを印加して電子写真感光体に形成した潜像を現像
する現像方式を採用したカートリッジにおいて、電極と
なる板金を現像剤担持体に対向する箇所、若しくはその
他の複数の箇所に設けて、この板金と現像剤担持体との
間、及びこれら板金と板金との間の静電容量が、絶縁性
トナーなどとされる現像剤の量に応じて変化することを
利用したものである。
しくは板金と板金との間の空間が現像剤で埋まっていれ
ば、その間の静電容量は大きくなり、現像剤が減るにつ
れて両者の間の空間を空気が占める率が増え、静電容量
は小さくなっていく。従って、この板金と現像剤担持体
との間の静電容量や板金間の静電容量と現像剤量の関係
を予め求めておけば、静電容量を測定することによって
現像剤量レベルを検知することができる。
イアスを印加した際に、この現像剤担持体に対向して設
けられた板金に流れる電流を測定することによって行わ
れる。或は、複数の板金が設けられる場合には、電極で
ある板金に交流バイアスを印加した際にもう一方の板金
に流れる電流を測定することによって同様に板金間の静
電容量を測定することができる。このプレートアンテナ
方式の現像剤量検出装置では、多くは現像剤担持体に現
像バイアスが印加されている画像形成時に現像剤量を検
知する。
ように、現像剤残量レベルを検知できる現像剤残量検知
手段が備えられていても、現像剤残量検知手段によって
検出した現像残量の値と、実際に現像装置内に残ってい
る現像剤量が一致しない、即ち、正確に現像剤の残量を
検出できないことがあり、特に現像剤無しである白抜け
画像が警告を発する前に発生してしまうことがある。
像剤量検出装置の場合、現像剤担持体と電極である板金
との間の静電容量、又は電極である板金間の静電容量
は、それぞれの位置関係によって左右される。即ち、現
像装置内に現像剤が無い場合でも、両者の間が近ければ
静電容量の絶対値は大きくなり、両者の間が遠ければ小
さくなる。これにより、現像剤残量検知手段としての板
金の公差などにより、各カートリッジ間で、現像剤量検
出値にバラツキが生じることがある。又、現像装置内に
収容される現像剤の製造ロット、使用環境やカートリッ
ジの部品、又画像形成装置本体の電子部品などの公差な
どからも現像剤量検出値にバラツキが生じる。
と現像剤量との関係を用いて現像剤残量レベルの検知を
行った場合、検知結果が実際に現像装置内に残っている
現像剤量とかけ離れてしまう問題が発生する場合があ
る。
されている時(現像剤フル時)、即ち、プロセスカート
リッジの使用開始時において、現像剤残量検知手段によ
る静電容量検出値が設定値(想定値)より大きくなって
いるプロセスカートリッジの場合、現像剤量検出装置
は、プロセスカートリッジの使用を通して常に実際の現
像剤残量よりも多く見積もった値を検出するので、「現
像剤無し」を使用者に警告する前に現像剤が所定値より
少なくなり、所謂、白抜け画像が発生してしまう。
設定値より小さいプロセスカートリッジの場合、現像剤
量検出装置は、プロセスカートリッジの使用を通して常
に実際の現像剤残量より少なく見積もった値を検出する
ので、現像装置内に多くの現像剤が残っているにも拘わ
らず、「現像剤無し」の警告を発してしまうことがあ
る。そして、使用者がこの警告に従ってプロセスカート
リッジを交換してしまうと、多量の現像剤を無駄にして
しまい、ひいては資源の無駄使いにつながる。本発明は
斯かる問題に鑑みて成されたものである。
像装置内の現像剤の残量を検出することのできる画像形
成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及
び画像形成システムを提供することである。
現像剤の残量を検出し、現像剤無し時に起こる白抜け画
像を警告前に発生させることがなく、更に、白抜け時の
現像剤残量を極力少なく抑えることができ、現像剤の無
駄を無くすことが可能な画像形成装置、この画像形成装
置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成システムを提
供することである。
ッジ交換時期を示すことのできる画像形成装置、この画
像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成シス
テムを提供することである。
画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリ
ッジ及び画像形成システムにて達成される。
前記現像剤収納部内の現像剤量に応じた信号を逐次出力
可能な現像剤量検知手段と、記憶手段と、を有するカー
トリッジが着脱可能な画像形成装置において、前記記憶
手段には、前記現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を
検出した測定値と、現像剤が前記現像剤収納部に充填さ
れていない状態において測定した値に対応する情報を格
納することを特徴とする画像形成装置が提供される。
更に、前記記憶手段に記憶された前記現像剤残量検知手
段が現像剤量の最大を検出したときの測定値と、現像剤
が前記現像剤収納部に充填されていない状態において測
定した値に対応する情報と、前記現像剤残量検知手段か
らの出力値を計算処理し、前記算出データを補正手段に
より補正することにより、前記カートリッジ内に残って
いる現像剤量を逐次に検知する。
前記現像剤収納部内の現像剤量に応じた信号を逐次出力
することができる現像剤量検知手段と、記憶手段と、を
有し、画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおい
て、前記記憶手段には、前記現像剤残量検知手段が現像
剤量の最大を検出した測定値と、現像剤が前記現像剤収
納部に充填されていない状態において測定した値に対応
する情報を格納することを特徴とするカートリッジが提
供される。
前記現像剤が前記現像剤収納部に充填されていない状態
において測定した値に対応する情報とは、前記現像剤が
前記現像剤収納部に充填されていない状態においての前
記現像剤量検知手段の出力値である。
と、前記画像形成装置は、前記記憶手段に記憶された前
記現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出したとき
の測定値と、現像剤が前記現像剤収納部に充填されてい
ない状態において測定した値に対応する情報と、前記現
像剤残量検知手段からの出力値を計算処理し、前記算出
データを補正手段により補正することにより、前記カー
トリッジ内に残っている現像剤量を逐次に検知する。
と、前記現像剤量は、前記記憶手段に記憶されている前
記現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出した測定
値から、現像剤が前記現像剤収納部に充填されていない
状態において測定した値に対応する情報をある一定値で
減じた値を演算式で計算処理し、減じて得られた絶対値
をカートリッジの使用範囲とし、その使用範囲内で前記
記憶手段に記憶された現像剤量最大を示すときの出力値
に補正値を乗じた値と現像剤残量の関係から得られる。
脱可能なカートリッジを用いて、記録媒体に画像を形成
する画像形成システムにおいて、(a)(i)現像剤収
納部と、(ii)前記現像剤収納部内の現像剤量に応じた信
号を逐次出力可能な現像剤量検知手段と、(iii)前記現
像剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出した測定値
と、現像剤が前記現像剤収納部に充填されていない状態
において測定した値に対応する情報が格納される記憶手
段と、を有するカートリッジと、(b)前記記憶手段に
記憶された現像剤が前記現像剤収納部に充填されていな
い状態において測定した値に対応する情報と、前記現像
剤残量検知手段が現像剤量最大を検出した測定値と、前
記現像剤残量検知手段からの出力値を関係付け計算処理
することにより、前記カートリッジ内に残っている現像
剤量を逐次に検知することを特徴とする画像形成システ
ムが提供される。
前記画像形成装置は、前記記憶手段に記憶された前記現
像剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出したときの測
定値と、現像剤が前記現像剤収納部に充填されていない
状態において測定した値に対応する情報と、前記現像剤
残量検知手段からの出力値を計算処理し、前記算出デー
タを補正手段により補正することにより、前記カートリ
ッジ内に残っている現像剤量を逐次に検知する。
前記現像剤収納部内の現像剤量に応じた信号を逐次出力
可能な現像剤量検知手段と、前記現像剤収納部内の現像
剤残量を算出するための算出データを格納する記憶手段
と、を有するカートリッジが着脱可能な画像形成装置に
おいて、前記現像剤量検知手段の検出結果と、前記記憶
手段に格納された算出データから現像剤残量を算出する
算出手段と、前記記憶手段に格納された算出データを補
正する補正手段と、を有することを特徴とする画像形成
装置が提供される。
前記算出データは、前記現像剤収納部内に現像剤がない
空の場合の静電容量データ1と、前記現像剤収納部内に
現像剤が十分存在する場合の静電容量データ2であり、
前記補正手段は、前記現像剤量検知手段が検出した静電
容量が前記静電容量データ2よりも大きい場合、前記記
憶手段に格納された前記静電容量データ2を前記現像剤
量検知手段が検出した静電容量値に上書きして前記記憶
手段に格納する。
と、前記算出データは、前記現像剤量検知手段が検出す
る静電容量が減少するときの傾きのデータと、前記静電
容量が減少し始めるまでの印字枚数若しくは印字ドット
数であって、前記補正手段は、前記傾きデータを補正す
る。
様によると、前記現像剤残量検知手段は、少なくとも2
つの電極間の静電容量を測定することによって得られる
信号を出力する。又、他の実施態様によると、更に、表
示手段を有し、検知した現像剤残量に関する情報を表示
するための信号をこの表示手段に送信して表示するか、
或いは、更に、表示手段を有する機器を通信可能であ
り、検知した現像剤残量に関する情報を表示するための
信号をこの表示手段を有する機器に送信する。他の実施
態様によると、前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非接
触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
る。
実施態様によると、前記カートリッジは更に、電子写真
感光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電
子写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真
感光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少な
くとも一つを有する。
置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画
像形成システムを図面に則して更に詳しく説明する。
れるプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形
成装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電
子写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプ
リンタAとされ、ホストコンピュータからの画像情報を
受け取り、電子写真画像形成プロセスによって記録媒
体、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を形
成するものである。
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1を有する。感
光体ドラム1は、帯電手段である帯電ローラ2によって
帯電され、次いで、レーザースキャナー3から画像情報
に応じたレーザ光Lを照射することによって、感光体ド
ラム1に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像
は、現像手段5を構成する現像装置Cによって現像し、
可視像、即ち、トナー像とする。
て、現像剤担持体である現像ローラ5aを備えた現像室
5Aと、現像室5Aに隣接して形成された現像剤収納容
器4を有しており、現像剤収納容器4内の現像剤Tが現
像室5Aの現像ローラ5aへと供給される。現像剤収納
容器4内には、図1中の矢印方向に回転する攪拌手段1
5が設けられており、この攪拌手段15が回転すること
で、現像剤Tがほぐされつつ現像ローラ5aへ供給され
る。本実施例では、現像剤Tとしては、絶縁性磁性1成
分トナーを用いた。又、現像ローラ5aは、固定磁石5
bを内蔵しており、現像ローラ5aを回転することによ
って現像剤は搬送され、現像剤層厚規制部材である現像
ブレード5cにて摩擦帯電電荷が付与されると共に所定
厚の現像剤層とされ、感光体ドラム1の現像領域へと供
給される。この現像領域へと供給された現像剤は、感光
体ドラム1上の潜像へと転移され、トナー像を形成す
る。現像ローラ5aは、現像バイアス印加手段34(図
2)に接続されており、通常、交流電圧に直流電圧が重
畳された現像バイアス電圧が印加される。
ット200にセットした記録媒体Pをピックアップロー
ラ8、搬送手段9Aを介して転写位置へと搬送する。転
写位置には、転写手段としての転写ローラ6が配置され
ており、電圧を印加することによって、感光体ドラム1
上のトナー像を記録媒体Pに転写する。
送手段9Bで定着手段10へと搬送する。定着手段10
は、ヒータ10aを内蔵した定着ローラ10b及び駆動
ローラ10cを備え、通過する記録媒体Pに熱及び圧力
を印加して転写されたトナー像を記録媒体P上に定着す
る。
レイ14へと排出される。この排出トレイ14は、レー
ザービームプリンタAの装置本体100の上面に設けら
れている。
Pに転写した後の感光体ドラム1は、クリーニング手段
7によって感光体ドラム1上に残留した現像剤を除去し
た後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング
手段7は、感光体ドラム1に当接して設けられた弾性ク
リーニングブレード7aによって感光体ドラム1上の残
留現像剤を掻き落として廃現像剤容器7bへと集める。
リッジBは、図2に示すように、現像剤を収納する現像
剤収納容器4及び攪拌手段15を有する現像剤枠体11
と、現像ローラ5a及び現像ブレード5cなどの現像手
段5を保持する現像枠体12とを溶着して一体として現
像ユニット(現像装置)Cを形成し、更にこの現像ユニ
ットCに、感光体ドラム1、クリーニングブレード7a
及び廃現像剤容器7bなどのクリーニング手段7及び帯
電ローラ2を取り付けたクリーニング枠体13を一体に
結合することによってカートリッジ化されている。
によって画像形成装置本体100に設けたカートリッジ
装着手段101(図1)に対して取り外し可能に装着さ
れる。
Aは、現像装置C内の現像剤Tの消費に従ってその残量
を逐次検知するこのできる現像剤残量検知手段を備えた
現像剤量検出装置を有している。
0としてプレートアンテナを有している。図2に示すよ
うに、本実施例では、プレートアンテナとして、現像ロ
ーラ5aに対向する位置に、現像装置Cの長手方向の全
域にわたって設けられた出力板金32と、出力板金32
と略同等の長手長さを有し、出力板金32と対向するよ
うに設けられた入力板金31を備えている。
る入力板金31及び出力板金32は、基本的に電流を流
すことのできる材料であれば特に限定することなく使用
することができるが、本実施例では、板金31、32の
材料として、サビに強いSUSを使用している。
31とは、プロセスカートリッジBが画像形成装置本体
100に装着された状態で、画像形成装置本体100に
設けられた電圧印加手段としての現像バイアス印加手段
34に電気的に接続される。
z程度の交流バイアスと−400V程度の直流バイアス
が現像ローラ5a及び入力板金31に印加されると、現
像ローラ5aと現像ローラ5aに対向した出力板金32
との間、及び入力板金31と出力板金32との間で交流
電流が流れ、電流測定装置33によって両者の合成電流
値が計測される。こうして、電流測定装置33によって
測定された電流値から、現像ローラ5aと出力板金32
との間、及び入力板金31と出力板金32との間の静電
容量に基づく合成の静電容量が計測される。
板金31と出力板金32とを現像装置C内に配設し、現
像装置C内の現像剤Tの減少に伴って、入力板金31と
出力板金32との間、現像ローラ5aと出力板金32と
の間の静電容量を観測することで、随時現像剤収納容器
4内の現像剤量を知ることができる。
5aと出力板金31との間の静電容量、及び入力板金3
1と出力板金32との間の静電容量に応じて最終的に出
力板金32を介して出力される信号を、単に「現像剤残
量検知手段からの信号」、「現像剤残量検知手段の検出
値」などと呼ぶ。
に、プロセスカートリッジBに記憶手段20が配設され
る。本実施例によると、プロセスカートリッジBは、廃
現像剤容器7bの上側面部に、記憶手段20としての読
み書き可能なメモリと、このメモリ20への情報の読み
書きを制御するためのカートリッジ側伝達部21を有し
ている。プロセスカートリッジBが画像形成装置本体1
00に装着されると、カートリッジ側伝達部21と画像
形成装置本体100に設けられた本体制御部22が互い
に対向して配置されている。又、本体制御部22は装置
本体100側の伝達手段としての機能も含んでいる。
bの上側面部に設置されているが、これは、本実施例の
レーザービームプリンタAではプロセスカートリッジB
が廃現像剤容器7b側を先頭にした方向にて画像形成装
置本体100内に挿入されるので、メモリ20に隣接し
て設けられるカートリッジ側伝達部21と、画像形成装
置本体100側の本体制御部22とによって構成させる
通信手段の位置合わせがし易いように考慮したからであ
る。
は、不揮発性メモリ、揮発性メモリとバックアップ電池
を組み合わせたものなど、通常の半導体による電子的な
メモリを特に制限なく使用することができる。特に、メ
モリ20が、メモリ20と読みだし/書き込みICの間
のデータ通信を電磁波によって行う非接触メモリである
場合、カートリッジ側伝達部21と本体制御部22との
間が非接触であってもよいため、プロセスカートリッジ
Bの装着状態による接触不良の可能性がなくなり、信頼
性の高い制御を行うことができる。本実施例では記憶手
段20として非接触型のメモリを用いた。
ッジ側伝達部21によってメモリ20内の情報の読み出
し及び書き込みを行うための制御手段が構成される。メ
モリ20の容量については、後述するカートリッジ使用
量及びカートリッジ特性値などの複数個の情報を記憶す
るのに十分な容量をもつものとする。又、メモリ20に
は、カートリッジが使用された量が随時書き込み記憶さ
れている。
構成を説明する。
B側には、メモリ20と伝達部21が配置されており、
画像形成装置本体100に設けられた本体制御部22
は、制御部23、演算部24、現像剤残量検知補正テー
ブル25、現像剤残量検出部26、演算式27及び現像
剤残量Y%補正テーブル(図示せず)などを有してい
る。
いるが、本実施例では現像剤収納容器4内に現像剤が充
填されていない状態の時の値(以後「PAE(プレート
・アンテナ・エンプティ)」と呼ぶ。)情報、検出電圧
値の最小値(以後「PAF(プレート・アンテナ・フ
ル)」と呼ぶ。)情報、白抜けW値情報、現像剤残量Y
%値情報及び検出電圧値情報が格納されているものとす
る。
内の演算部24と常に送受信可能な状態になっており、
これら情報を元に演算され制御部23によってデータの
照合が行われている。残量検知検出部26によって検出
された検出電圧値は随時メモリ20に格納される。
を検知するための回路構成を示す。現像剤量は、現像バ
イアス印加手段としての現像バイアス回路34から所定
のACバイアスを出力すると、その印加バイアスは、リ
ファレンスコンデンサC1と、現像ローラ5aと、電極
31とにそれぞれ印加される。これによって、リファレ
ンス用コンデンサC1の両端には電圧V1が発生し、電
極31、32の電極間には静電容量C4(C2+C3)
に応じた電流が発生する。この電流を演算により電圧V
2に変換する。
リファレンス用コンデンサC1の両端に発生する電圧V
1と電極対間電圧V2の電圧差から電圧V3を生成し、
AD変換部35に出力する。AD変換部35はアナログ
電圧V3をデジタル変換した結果を制御部23に出力す
る。制御部23は、このデジタル値に変換された電圧値
からプロセスカートリッジ内の現像剤量を認識する。
出手段30によって検出された静電容量値は、画像形成
装置本体100にて電圧に変換して図5のような電圧値
で出力されている。現像剤が現像剤収納容器4内にない
状態の時には検出電圧値は最大値(静電容量は最小値)
PAEを示す。PAEはプロセスカートリッジ製造時に
治具等などでメモリ20に書き込まれるものとする。ま
た、現像剤量が最大である時には検出電圧値は最小値
(静電容量は最大値)PAFを示す。PAFは、現像剤
充填が終了している状態でメモリ20に書き込まれ、レ
ーザビームプリンタが稼働中に検出電圧値が最小(静電
容量は最大値)を示すと、随時更新されていく。なお、
本実施例における理想的なPAE及びPAFの値は表1
に示したようにそれぞれ3.0V、1.0Vである。
置の回路により様々であり、静電容量と電圧の関係が同
じ減少関数であっても、増加関数であってもよい。
する。
示し、縦軸に、上記プレートアンテナ31、32間と、
プレートアンテナ32と現像ローラ5a間で各々計測さ
れる静電容量値C2、C3が合計された検出電圧値であ
る。図5内には、実線で示す理想曲線(−●−)と、破
線(−○−)で示すPAE値から求めた現像剤残量と、
検出電圧値との関係が記入されている。いずれの場合も
曲線の形状は現像装置内に収容された現像剤量が同じで
あれば変わらず、上記で説明したようにプレートアンテ
ナ31、32の位置関係等のズレによって現像剤のない
状態での検出電圧値(静電容量値)が異なっているため
に理想曲線とPA実測値から求められた現像剤残量と検
出電圧値との関係を示した曲線が相対的にズレを生じて
いる。
視化できず画像不良が発生してしまう状態(以後「白抜
け」と呼ぶ。)となる前に警告を発するには、図5及び
図6に示すように、本実施例では、理想曲線にてPAE
より0.8V小さい(残現像剤量20g想定)検出電圧
値にて警告を発すればよい。
を判断すると、最後に現像剤無し(白抜け)警告を行な
うところでは、現像剤無し警告前に白抜けを起こしてし
まうことがあり得る。つまり、白抜け画像は現像剤残量
20gで発生すると想定し、理想曲線から白抜けの発生
する検出電圧値を求めると2.2Vとなる。しかし、実
測値のように仮にPAF値が0.8Vとすると、白抜け
は2.0Vで発生する可能性があるので、現像剤無し警
告前に白抜け画像を出力してしまう可能性が非常に高
い。
剤状態が非常に悪く画質として良好とは言えない状態
(但し、ライン画像程度なら使えるレベル)で現像剤残
量検出手段の検知領域内に現像剤が行き渡らない場合に
は、PAFの検出電圧値は通常、即ち、現像剤状態が良
好な場合より大きく検知される(静電容量値としては小
さく検知される)。また、このPAFの値にある一定値
を加える形で現像剤残量と検出電圧値を関係付けると、
現像剤無しを警告する前に白抜け画像を発生させてしま
うことになる。このようなイレギュラーの場合も考慮し
て白抜け画像を発生させないためには、PAFのみの補
正ではなくPAEの値からも補正し白抜け画像の出力を
回避する必要がある。
検のばらつきは、残検アンテナの組み付け公差のばらつ
き、及び、カートリッジの部品、本体の電子部品などの
公差から生じるものである。そこで、本実施例では、 (1)プロセスカートリッジBに記憶手段(メモリ)2
0を備え、プロセスカートリッジ製造時の現像剤が充填
されていない状態において治具等で測定された値、即
ち、PAEをプロセスカートリッジに付属したメモリに
書き込む。 (2)検出電圧値の最小値(静電容量値の最大値)、即
ち、PAFを残量検知手段から得、プロセスカートリッ
ジに付属したメモリに書き込む。そして、比較手段によ
って、常時検出される検出電圧値を前に書き込んだ値と
比べて小さい場合にはメモリ内のPAFを書き換え、そ
うでない場合は書き換えを行わない、という処理を繰り
返す。 (3)PAE、PAF及び現像剤残量の関係を用いた重
み付けの関数を予め本体制御部若しくはメモリ内に格納
する。 (4)そして、重み付けの関数と検出電圧値の関係に、
重み付け関数の補正値を代入していき、補正値を決定す
る。 (5)補正テーブルによって、現像剤残量を算出する。 (6)その結果を、随時表示手段に表示させる。という
制御を行う。
記検出電圧値(静電容量値)が異なっても、現像剤状態
が異常で現像剤残量検出手段の検出領域内に現像剤が入
り込みにくくなっている状態でも、確実に白抜け画像出
力前に警告を発し現像剤残量も逐次に検出できる。
ートリッジ内にあるにも関わらず現像剤量が少ないため
白抜けという画像不良を起こす状態がある。このときの
値を白抜け電圧とし、白抜け電圧とPAFの関係で使用
範囲を設定しても構わない。白抜け電圧は、 白抜け電圧:PAW=[(PAE)−(実験的データ蓄
積に基づいた経験値W)] と呼び、その値を式のPAEの代わりに用いても良
い。
1.0Vであるので、使用範囲=2.2−1.0=1.
2Vである。
間隔で区切るような値であり、予め逐次検知補正テーブ
ルとして本体制御部に格納されている。
ら求める。 |PAF+[PAW−PAF]×Z|≦|V3|・・・ 表2の逐次検知補正テーブルから、式においてZ=
0.1が成立しなければ、現像剤残量は100%と表示
し、Z=0.1が成立すれば、次にZ=0.18を式
に代入し、成立しなければ現像剤残量は30%となる。
つまり、上位のZで式が成立した場合は、順次Z値を
増やして式を算出し、式が成立しないZによって現像
剤残量を認識する。
テップ101〜125(S101〜125)の各工程を
備えた現像剤残量逐次検出、即ち、逐次残検の動作につ
いて説明する。 S101:電源スイッチをONとし、画像形成装置本体
が動作が開始する(START)。 S102:制御部23がメモリ20内のPAE情報を確
認する。 S103:演算部24がPAWを計算する。 S104:残量検知検出部26が検出電圧V3を測定す
る。 S105:制御部23がメモリ20内のPAF情報を確
認する。 S106:制御部23がメモリ20内に格納されている
PAFとV3を比較し、V3がPAFを越えるかどうか
確認する。“No”と判断した場合S107に進みメモ
リ20内のPAFの値を更新しS108へ進み、“Ye
s”と判断した場合にはS108に進む。 S108:演算部24が残量検知補正テーブル25のZ
=0.18をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値
を得、制御部23が、現像剤残量測定値V3がF(PA
F、PAE、W)を越えるかどうか確認する。“Ye
s”の場合S111に進む。“No”の場合にはS10
9に進み、制御部23が、現像剤残量が100%である
ことをエンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表
示する。そして、S110に進み、メモリ20内の現像
剤残量情報、即ち、Y%値情報を更新する。その後、S
104に戻る。 S111:演算部24が残量検知補正テーブルのZ=
0.25をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値を
得、制御部23が、現像剤残量測定値V3がF(PA
F、PAE、W)を越えるかどうか確認する。“Ye
s”の場合S114に進む。“No”の場合にはS11
2に進み、制御部23が、現像剤残量が30%であるこ
とをエンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表示
する。そして、S113に進み、メモリ20内のY%値
情報を更新する。その後、S104に戻る。 S114:演算部24が残量検知補正テーブルのZ=
0.35をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値を
得、制御部23が、V3がF(PAF、PAE、W)を
越えるかどうか確認する。“No”の場合にはS115
に進み、制御部23が、現像剤残量が25%であること
をエンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表示。
そして、S116に進み、メモリ20内のY%値情報を
更新する。その後、S104に進む。
テーブルに従って、Z=0.50を代入して進んでい
く。このチャートを、Z=0.95になるまで繰り返
す。 S117:演算部24が残量検知補正テーブルのZ=
0.95をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値を
得、制御部23が、現像剤残量測定値V3がF(PA
F、PAE、W)を越えるかどうか確認する。“No”
の場合にはS118に進み、制御部23が、現像剤残量
が2%であることをエンジン内部に信号を発信し、ディ
スプレーに表示する。そして、S119に進み、メモリ
20内のY%値情報を更新する。その後、S104に進
む。“Yes”の場合は、S120に進む。 S120:演算部24が残量検知補正テーブルのZ=
0.99をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値を
得、制御部23が、V3がF(PAF、PAE、W)を
越えるかどうか確認する。“No”の場合にはS121
に進み、制御部23が、現像剤残量が1%であることを
エンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表示す
る。そして、S122に進み、メモリ20内のY%値情
報を更新する。その後、S104に進む。“Yes”の
場合はS123に進む。 S123:制御部23が現像剤残量が0%であることを
エンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表示す
る。 S124:メモリ20内のY%値情報を更新する。 S125:終了。
テップ101からステップ125の工程からなる制御動
作を行うことによって、図8に示すように、カートリッ
ジ個体差を吸収した逐次残検が可能になった。
剤残量検出手段の構成と配置によって、現像剤残量と検
出電圧値との関係は大きく異なるため、上記一定値は本
実施例の値に限定されるものではなく、実施形態に則し
た形で個々に設定することができる。
御部22内に格納されているがプロセスカートリッジB
のメモリ20内に格納させても良い。その結果、カート
リッジ個々の特性に応じたテーブルを使用でき、より正
確な逐次残検を可能にする。今回、テーブルを使用して
現像剤残量を演算したが、Zは演算式によって管理さ
れ、カートリッジ個々で変化しても良い。
み幅で説明したが、当然ながらある一定値を細かくすれ
ば細かくするほどより細かい現像剤残量表示を行うこと
が出来る。また分解能も、一定間隔だけでなく100
%、30%、20%、15%、10%、8%、5%・・
・・と残り少ないところでの分解能を上げても良い。現
像剤残量の表記方法も(g)や(%)に限定するもので
はなく、他の表示方法として、更に進んだ形で残り何枚
出力できるとか様々な他の表示方法でも構わない。
ージ、棒グラフ及び値表示、満タンに対しての比率つま
り残り何%と表示しても良いし、又、警告メッセージや
音声による報知、或いは、記録媒体に記録し出力するこ
とも当然可能であり、現像剤残量がユーザに分かる方式
であればどのような表示方式であっても構わない。ディ
スプレー表示としては、画像形成装置本体100に設け
た表示手段40にて表示することに限定されるものでは
なく、画像形成装置本体100と通信可能に接続された
ホストコンピュータなどの機器の画面などのディスプレ
ー手段にて行うこともできる。
手段としてプレートアンテナ方式を用いたが、本発明
は、この方式の現像剤残量レベル検知手段に限定するも
のではなく、現像剤残量レベルを検知できれば、その方
式は問わない。
例2において、画像形成装置及びプロセスカートリッジ
の構成は実施例1と同様なのでここでの説明は省略し、
本発明の特徴のみ説明する。
ち、逐次残検の補正値であるPAEとしてプロセスカー
トリッジ製造時に治具による測定値をメモリ20内に格
納し使用したが、本実施例ではPAEの値としてプロセ
スカートリッジ製造時の現像剤が現像剤収納容器4内に
充填されていない状態に治具で測定された値を範囲ごと
のグループに分けて、それぞれのグループが区別可能な
PAE情報値をメモリ20内に格納する。このPAE情
報値は、画像形成装置本体100にプロセスカートリッ
ジBが装着された際本体制御部22がメモリ20から読
み出し、認識される。そして、本体制御部22がPAE
情報値に応じた値をそのプロセスカートリッジのPAE
と認識することを特徴としている。
実施例1にて説明したように、通常の半導体による電子
的なメモリが特に制限なく使用することができる。特
に、メモリ20と読み出し/書き込みICの間のデータ
通信を電磁波によって行う非接触メモリである場合、伝
達部21と本体制御部22の間が非接触であってもよい
ためカートリッジBの装着状態による接触不良の可能性
がなくなり、信頼性の高い制御を行うことができる。
よってメモリ20内の情報の読み出し及び書き込みを行
うための制御手段が構成される。メモリ20の容量につ
いては、後述するカートリッジ使用量及びカートリッジ
特性値などの複数個の情報を記憶するのに十分な容量を
もつものとする。また、メモリ20には、カートリッジ
が使用された量が随時書き込み記憶されている。
御構成を説明する。カートリッジB側には、メモリ20
と伝達部21が配置されている。また、画像形成装置本
体100側には、本体制御部22が配置されており、本
体制御部22は、制御部23、演算部24、現像剤残量
検知補正テーブル25、現像剤残量検知検出部26、演
算式27及びPAE値補正テーブル28などを有する。
るが、本実施例では少なくともPAE情報、PAF情
報、W値情報、Y%値情報、検出電圧V3情報、PAE
情報値α、PAE情報値β、PAE情報値γが格納され
ているものとする。
内の演算部24と常に送受信可能な状態になっており、
これら情報を元に演算され制御部23によってデータの
照合が行われている。
る。
て検出された静電容量値を画像形成装置本体100が電
圧に変換して電圧値で制御している。この電圧値は、プ
レートアンテナ31と32間、及びプレートアンテナ3
2と現像ローラ5a間で各々計測される静電容量値が合
計された検出電圧値である。現像剤量が最大である時に
は検出電圧値は最小値(静電容量は最大値)PAFを示
す。PAFは、現像剤充填が終了している状態でメモリ
20に書き込まれ、レーザビームプリンタが稼働中に検
出電圧値が最小(静電容量は最大値)を示すと随時更新
されていくものである。なお、本実施例におけるPAF
の値はおよそ1.0Vである。
置の回路により様々であり、静電容量と電圧の関係が同
じ減少関数であっても増加関数であってもよい。
れた現像剤量が同じであれば変わらず、プレートアンテ
ナの位置関係等のズレによって現像剤のない状態での検
出電圧値(静電容量値)が異なっているためにカートリ
ッジ個体差によって現像剤残量と検出電圧値との関係を
示した曲線が相対的にズレを生じている。
に警告を発するための保証としてある基準カートリッジ
を設け、そのテーブルに応じて現像剤残量を判断し、白
抜け警告を行うと、カートリッジによっては警告前に白
抜け画像を出力してしまう場合が発生する。これらプロ
セスカートリッジの個体差による逐次残検のばらつき
は、残検アンテナの組み付け公差のばらつき、カートリ
ッジ部品、本体の電子部品などの公差から生じるもので
ある。
ていない状態において治具でプロセスカートリッジBの
PAE情報値を測定する。 (2)プロセスカートリッジBにメモリ20を備え、プ
ロセスカートリッジ固有のPAE情報値をメモリ20に
記憶し、プロセスカートリッジBを画像形成装置本体1
00に装着した際に本体制御部22がPAE情報値を認
識する。 (3)PAE情報値をPAE値補正テーブル28によっ
てPAE値に変換する。 (4)検出電圧値の最小値(静電容量値の最大値)、即
ち、PAF値を残量検知手段30から得、プロセスカー
トリッジBに付属したメモリ20に書き込む。そして、
比較手段によって、常時検出される検出電圧値を前に書
き込んだ値と比べて小さい場合にはメモリ内のPAF値
を書き換え、そうでない場合は書き換えを行わない、と
いう処理を繰り返す。 (5)PAEとPAFと現像剤残量との関係を用いた重
み付けの関数を予め、本体制御部22若しくはメモリ2
0内に格納する。 (6)そして、重み付けの関数と検出電圧値の関係に、
重み付け関数の補正値を代入していき、補正値を決定す
る。 (7)補正テーブルによって、現像剤残量を算出する。
その結果を、随時表示手段に表示させる。という制御を
行う。
で上記検出電圧値(静電容量値)が異なっても、現像剤
状態が異常で現像剤残量検出手段の検出領域内に現像剤
が入り込みにくくなっている状態でも、確実に白抜け画
像出力前に警告を発し現像剤残量も逐次に検出できる方
法を提供すると共に、工場作業工程における効率化を達
成することができる。
た検出電圧値V3はメモリ20内に格納される。また、
PAE情報値は、測定値の公差により空値のばらつき範
囲に応じていくつでも設定して良い。例えば、公差が大
きいものはPAE情報値を多数設定し、公差の少ないも
のは少数設定する。本実施例においてはPAE情報値を
3つ持ち、それぞれα、β、γ(α<β<γ)とする。
これらのPAE情報値は、プロセスカートリッジ製造時
に現像剤が充填されていない状態で治具により測定した
値によって三段階に分けることにした。
の関係とした。 α=2.7〜2.9V β=2.9〜3.1V γ=3.1〜3.3V この制御方法において、 [PAE−PAF]・・・ を使用範囲として設定した。また、現像剤がプロセスカ
ートリッジ内にあるにも関わらず現像剤量が少ないため
白抜けという画像不良を起こす状態がある。このときの
値を白抜け電圧とし、白抜け電圧とPAFの関係で使用
範囲を設定しても構わない。白抜け電圧は、 白抜け電圧:PAW=[(PAE)−(実験的データ蓄
積に基づいた経験値W)] と呼び、その値を式のPAEの代わりに用いても良
い。
ようにPAE=3.0Vになる。また、W=0.8Vと
すると、PAW=3.0−0.8=2.2V、PAF=
1.0であるので、使用範囲=2.2−1.0=1.2
Vである。
間隔で区切るような値であり、予め逐次検知補正テーブ
ルとして本体制御部に格納されている。そして、現像剤
残量は式が成立するZから求める。 |PAF+[PAW−PAF]×Z|≦|V3|・・・ 表4の逐次検知補正テーブルから、式においてZ=
0.1が成立しなければ、現像剤残量は100%と表示
し、Z=0.1が成立すれば、次にZ=0.18を式
に代入し、成立しなければ現像剤残量は30%となる。
つまり、上位のZで式が成立した場合は、順次Z値を
増やして式を算出し、式が成立しないZによって現像
剤残量を認識する。
1〜230)を有する逐次残検動作のフローチャート図
を示した。なお、PAE情報値は、プロセスカートリッ
ジ製造時にメモリ20内に格納されているものとする。 S201:本体電源スィッチONとすれば、画像形成装
置本体が動作を開始する(START)。 S202:制御部23がPAE情報値ωがαであるかど
うか確認する。・Case 1:S202で“Yes”
である場合。 S203:制御部23がPAE値補正テーブル28を利
用してPAE値に変換する。 S204:制御部23がPAE=2.8Vであることを
確認し、メモリ20内のPAE値情報に記憶させる。次
いで、S211に進む。・Case 2:S202で
“No”と判断された場合。 S205:制御部23が、PAE情報値ωがβであるか
どうか確認。“No”の場合は、後述のCase 3を
参照されたい。“Yes”と判断された場合は、S20
6に進む。 S206:制御部23がPAE値補正テーブル28を利
用してPAE値に変換する。 S207:制御部23がPAE=3.0Vであることを
確認し、メモリ20内のPAE値情報40に記憶させ
る。次いで、S211に進む。・Case 3:S20
5で“No”と判断された場合。 S208:制御部23がPAE情報値ωがγであるかど
うか確認する。“No”の場合はS202へ戻り、“Y
es”と判断された場合は、S209に進む。 S209:制御部23がPAE値補正テーブル28を利
用してPAE値に変換する。 S210:制御部23がPAE=3.2であることを確
認し、メモリ20内のPAE値情報に記憶させる。次い
で、S211に進む。 S211:演算部24がPAWを計算する。 S212:残量検知検出部26が検出電圧V3を測定す
る。 S213:制御部23がメモリ20内のPAF情報を確
認する。 S214:制御部23がメモリ20内に格納されている
PAF値とV3を比較し、V3がPAF値を越えるかど
うか確認する。“No”と判断した場合、S215に進
みメモリ20内のPAF値を更新しS216へ進み、
“Yes”と判断した場合、S216に進む。 S216:演算部24が残量検知補正テーブルのZ=
0.18をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値を
得、制御部23が、V3がF(PAF、PAE、W)を
越えるかどうか確認する。“Yes”の場合はS219
に進む。“No”の場合にはS217に進み、制御部2
3が、現像剤残量が100%であることをエンジン内部
に信号を発信し、ディスプレーに表示する。そして、S
218に進み、メモリ20内のY%値情報を更新する。
その後、S212に戻る。 S219:演算部24が残量検知補正テーブルのZ=
0.25をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値を
得、制御部23が、V3がF(PAF、PAE、W)を
越えるかどうか確認する。“No”の場合はS220に
進み、制御部23が、現像剤残量が30%であることを
エンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表示す
る。そして、S221に進み、メモリ20内のY%値情
報を更新する。その後、S212に戻る。
テーブルに従って、Z=0.35を代入して進んでい
く。このチャートを、Z=0.95になるまで繰り返
す。 S222:演算部24が残量検知補正テーブルのZ=
0.95をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値を
得、制御部23は、V3がF(PAF、PAE、W)を
越えるかどうか確認する。“No”の場合はS223に
進み、制御部23が、現像剤残量が2%であることをエ
ンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表示する。
そして、S224に進み、メモリ20内のY%値情報を
更新する。その後S212に進む。“Yes”の場合
は、S225に進む。 S225:演算部24が残量検知補正テーブルのZ=
0.99をF(PAF、PAE、W)に代入し計算値を
得、制御部23は、V3がF(PAF、PAE、W)を
越えるかどうか確認する。“No”の場合はS226に
進み、制御部23が、現像剤残量が1%であることをエ
ンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表示する。
そして、S227進み、メモリ20内のY%値情報を更
新する。その後、S212に進む。“Yes”の場合に
はS228に進む。 S228:制御部23が現像剤残量が0%であることを
エンジン内部に信号を発信し、ディスプレーに表示す
る。 S229:メモリ20内のY%値情報を更新する。 S230:終了。
程を含むフローチャートに従い動作を行うことによっ
て、図12に示すように、カートリッジ個体差を吸収し
た逐次残検が可能になった。
剤残量検出手段の構成と配置によって、現像剤残量と検
出電圧値との関係は大きく異なるため、上記一定値は本
実施例の値に限定されるものではなく、実施形態に則し
た形で個々に設定するものである。
御部22内に格納されているがプロセスカートリッジB
のメモリ20内に格納させても良い。その結果、カート
リッジ個々の特性に応じたテーブルを使用できより正確
な逐次残検を可能にする。今回、テーブルを使用して現
像剤残量を演算したが、Zは演算式によって管理され、
カートリッジ個々で変化しても良い。
み幅で説明したが、当然ながらある一定値を細かくすれ
ば細かくするほどより細かい現像剤残量表示を行うこと
が出来る。また分解能も、一定間隔だけでなく100
%、30%、20%、15%、10%、8%、5%・・
・・と残り少ないところでの分解能を上げても良い。現
像剤残量の表記方法も(g)や(%)に限定するもので
はなく、他の表示方法として、更に進んだ形で残り何枚
出力できるとか様々な他の表示方法でも構わない。
ージ、棒グラフ及び値表示、満タンに対しての比率つま
り残り何%と表示しても良いし、又、警告メッセージや
音声による報知、或いは、記録媒体に記録し出力するこ
とも当然可能であり、現像剤残量がユーザに分かる方式
であればどのような表示方式であっても構わない。ディ
スプレー表示としては、画像形成装置本体100に設け
た表示手段40にて表示することに限定されるものでは
なく、画像形成装置本体100と通信可能に接続された
ホストコンピュータなどの機器の画面などのディスプレ
ー手段にて行うこともできる。
手段としてプレートアンテナ方式を用いたが、本発明
は、この方式の現像剤残量レベル検知手段に限定するも
のではなく、現像剤残量レベルを検知できれば、その方
式は問わない。
ッジBを示す。本実施例のプロセスカートリッジBは、
実施例1で説明した画像形成装置に着脱可能とされ、
又、実施例1で説明したプロセスカートリッジBと同様
の構成とされる。従って、同じ構成及び作用をなす部材
には同じ参照番号を付し、詳しい説明は省略する。
ッジBは、現像剤を収納する現像剤容器4及び現像室5
A(現像剤収納部)並びに現像剤送り部材15を有する
現像剤枠体11と、現像ローラ5a及び現像ブレード5
cなどの現像手段を保持する現像枠体12とを溶着して
一体として現像ユニットを形成し、更にこの現像ユニッ
トに、感光体ドラム1、クリーニングブレード7aなど
のクリーニング手段及び帯電ローラ2を取り付けたクリ
ーニング枠体13を一体に結合することによってカート
リッジ化されている。
によって画像形成装置本体100に設けたカートリッジ
装着手段に対して取り外し可能に装着される。
現像剤容器4内の現像剤の消費に従ってその残量を逐次
検知することのできる現像剤量検出装置を備えている。
本実施例の現像剤量検出装置は、実施例1にて説明した
と同様の構成とされ、現像剤残量検知手段30としてプ
レートアンテナ(静電容量検知電極)を有しており、現
像ローラ5aに対向する位置に、現像装置Cの長手方向
の全域にわたって設けられた出力板金32と、出力板金
32と略同等の長手長さを有し、出力板金32と対向す
るように設けられた入力板金31を備えている。
ても、現像ローラ5aと入力板金31とは、プロセスカ
ートリッジBが画像形成装置本体100に装着された状
態で、画像形成装置本体100に設けられた電圧印加手
段としての現像バイアス印加手段34に電気的に接続さ
れる。
z程度の交流バイアスと−400V程度の直流バイアス
が現像ローラ5a及び入力板金31に印加されると、現
像ローラ5aと現像ローラ5aに対向した出力板金32
との間、及び入力板金31と出力板金32との間で交流
電流が流れ、電流測定装置33によって両者の合成電流
値が計測される。こうして、電流測定装置33によって
測定された電流値から、現像ローラ5aと出力板金32
との間、及び入力板金31と出力板金32との間の静電
容量に基づく合成の静電容量が計測される。
板金(アンテナ板)31と出力板金(アンテナ板)32
とを現像装置C内に配設し、現像装置C内の現像剤Tの
減少に伴って、アンテナ板31とアンテナ板2との間、
現像ローラ5aとアンテナ板32との間の静電容量を観
測することで、随時、現像剤収納部を構成する現像剤収
納容器4及び現像室5A内の現像剤量を知ることができ
る。
板32間の容量値C2、及びアンテナ板31とアンテナ
板32間の容量値C3は、現像剤の入り込み量に影響を
受ける。カートリッジBは、図13に示すように、使用
開始前においては、現像室5Aは、現像剤収納容器4内
の現像剤とシールSにより隔離されており、使用を開始
するに先立って、このシールSが除去される。
して、シール開封直後においては、現像ローラ5aとア
ンテナ板32間、及び、アンテナ板31とアンテナ板3
2間に現像剤が十分に入り込んでいない。そのため、現
像剤は現像剤収納容器4内に満杯であるにも拘わらず、
現像剤量検知手段30の静電容量値としては小さい値
(出力電圧値V3は大きい値)を示してしまう。つま
り、誤検知をしてしまう結果となる。
電圧V3の推移を示す。新品のプロセスカートリッジB
は、現像剤収納容器4に現像剤が充填された状態で、現
像室5Aは空の状態である。プロセスカートリッジBを
使い始めると、現像剤収納容器4内の現像剤が攪拌棒1
5に押し出され、次第に現像室5Aに現像剤が充填され
始める。現像室5Aの現像剤量が増え始めると、次第に
検出回路33が出力する電圧V3は減少を開始し、現像
室5Aに現像剤が満タンになる変化点1まで減少する。
空になり、攪拌棒15による現像室5Aへ現像剤供給が
できなくなるポイントである。変化点2以降は現像室5
A内の現像剤量が減少するので、検出回路33が出力す
る電圧V3は上昇する。
像剤残量検知は、閾値<V3電圧の場合には100%、
V3が閾値1〜閾値2の場合は15%というように、プ
ロセスカートリッジBの現像剤残量を検出していた。
量検知では、現像装置内の電極間の静電容量の絶対値か
ら現像剤残量を、即ち、現像剤満タン状態からの比率を
判断している。そのために、新品のプロセスカートリッ
ジは使用開始から現像室5A内に現像剤が充填されるま
での間、静電容量が上昇する構成なので、現像剤残量が
正確に判断するためには、現像室5A内に現像剤が満タ
ンになる前の静電容量よりも小さい値からしか現像剤現
像剤残量を検出できない。従って、現像剤残量検出範囲
が狭いという問題があった。
納容器内に設置した電極対の取り付け位置のバラツキ、
現像剤の状態や、検出回路系のバラツキなどで、検出に
よって分解能の細かい精度のよい現像剤残量検出ができ
ない、という問題をも有していた。
極対間の静電容量と、現像室5Aが空のときの静電容量
の2つの値を不揮発性メモリに格納し、状況に応じてそ
の値を補正しながら、検出する静電容量を比較してプロ
セスカートリッジの現像剤残量、即ち、満タン状態との
比率を算出する。 (2)現像室5A内から現像剤が減り始め、電極対間の
静電容量の減り方の傾きと、減り始めるまでのプロセス
カートリッジの使用状態をメモリに格納し、補正しなが
らプロセスカートリッジの現像剤残量、即ち、満タン状
態との比率を算出する。
量を検出することで、精度の良い現像剤残量を検出する
ことが可能になり、信頼性の高い画像形成装置のシステ
ムを提供することができる。
図4に示すプロセスカートリッジ内の現像剤量を検知す
るための回路構成が使用される。
段としての現像バイアス回路34から所定のACバイア
スを出力すると、その印加バイアスはリファレンスコン
デンサC1と現像ローラ5aと、電極31にそれぞれ印
加される。これによって、リファレンス用コンデンサC
1の両端には電圧V1が発生し、電極31、32の電極
間には静電容量C4(C2+C3)に応じた電流が発生
する。この電流を演算式により電圧V2に変換する。
リファレンス用コンデンサC1の両端に発生する電圧V
1と電極対間電圧V2の電圧差から電圧V3を生成し、
AD変換部35に出力する。AD変換部35はアナログ
電圧V3をデジタル変換した結果を制御部23に出力す
る。制御部23は、このデジタル値に変換された電圧値
からプロセスカートリッジ内の現像剤量を認識する。
が出力する電圧V3は、現像剤量に応じて図15に示す
電圧の推移を示す。新品のプロセスカートリッジBは現
像剤収納容器4に現像剤が充填された状態で、現像室5
Aは空の状態である。プロセスカートリッジBを使い始
めると、現像剤収納容器4内の現像剤が攪拌棒15に押
し出され、次第に現像室5Aに現像剤が充填され始め
る。現像室5Aの現像剤量が増え始めると、次第に検出
回路33が出力する電圧V3は初期値であるV03から
減少を開始し、現像室5Aに現像剤が満タンになる変化
点1まで減少し続ける。これが図15におけるエリア1
の期間の現象である。
像剤残量の検出を開始するまでに攪拌棒15が回転し、
現像室5Aに現像剤が運ばれるためである。
空になり、攪拌棒15による現像室5Aへ現像剤供給が
できなくなるポイントである。変化点1から変化点2ま
でのエリア2では常に現像室5Aは満タンの状態なの
で、電圧V3は最小値(PAF)となる。又、変化点2
を過ぎたエリア3では現像室5A内の現像剤量は減少す
るので、現像室5Aが空の電圧PAFまでV3は上昇す
る。
空の状態での電圧V3をPAEとする。
り立つαから求める。 PAF+(PAE−PAF)×α<V3・・・・・・・(1) つまり、図16に示すステップ301〜321(S30
1〜321)を有する制御シーケンスにて理解されるよ
うに、画像形成装置本体がONとされ、画像形成装置が
動作を開始(START)する(ステップ301)。次
いで、記憶手段20に格納されているPAF及びPAE
を参照し、現像剤残量検知算出手段である残量検知検出
部26にてV3を測定する(ステップ302、303、
304)。測定された残量検知検出部26からの測定値
V3との間にて、上記式(1)を計算する(ステップ3
05)。例えば、α=0.1が成り立たなければ、現像
剤残量は100%と検出し(ステップ306、30
7)、α=0.1が成り立てば、次にα=0.2を式
(1)に代入し(ステップ308)、成り立たなければ
現像剤残量は25%となる(ステップ309、31
0)。α=0.2が成り立てば、順次、αの値を増やし
て式(1)を算出し、式が成り立たないαによって現像
剤残量を認識する(ステップ311〜321)。
トコンピュータや操作パネルなどのプリンタコントロー
ラを介して行なわれる。このホストコンピュータ上の現
像剤残量は、満タンに対しての比率、即ち、残り何%と
表示しても良いし、残り何枚印字可能と表示しても良
い。
0%、・・・・・・・、30%、20%、10%、0%
と一定間隔でも良いし、100%、20%、15%、1
0%、8%、6%・・・・・と残り少ないところでの分
解能をあげても良い。
PAEとPAFを精度良く検出すれば良い。PAEとP
AFは工場で不揮発性メモリ20に初期データを格納
し、出荷される。PAEは工場出荷時に確定した後バラ
ツキが生じることがない。そのため、プロセスカートリ
ッジBを使用時にはPAFの補正を行なうことで現像剤
残量を精度良く検出することができる。
形成装置本体がONとされ、画像形成装置が動作を開始
(START)する(ステップ331)。次に、現像バ
イアス出力されているときに、PAFの補正を行なう
(ステップ332)。即ち、現像バイアス回路34から
所定のACバイアスを出力しているときに、検出回路か
ら検出電圧V3を検出し、この検出電圧V3とメモリ2
0に格納されているPAFを比較する(ステップ333
〜335)。検出電圧V3とPAFの関係がV3<PA
Fを満たしたときに不揮発性メモリ20に格納したPA
F値をV3の値に上書きし(ステップ336)、以降は
その値をPAFとして基準値を算出する。V3<PAF
を満たしていないときは、その値をPAFの基準値とす
る(ステップ335、337)。
精度の良い現像剤残量を検出することが可能になる。
置、及び、実施例3で説明したプロセスカートリッジB
が使用され、現像剤量検出のために図4に示す検出回路
構成が使用される。
力する電圧V3の推移を示す。エリア1では現像剤送り
部材、即ち、攪拌棒15が現像剤収納容器4の現像剤を
現像室5Aへと運搬し、現像室5Aが充填されるまで検
出電圧V3は減少する。エリア2は、現像剤収納容器4
内の現像剤が空になるまで、電圧V3が変動しない領域
であり、エリア3は現像室5A内の現像剤が減少するこ
とで検出電圧V3が上昇する領域である。エリア3の電
圧上昇推移は、電極31、32の電極対の取り付け位置
のばらつき、現像剤状態、検出回路系のばらつきが原因
で、図18のBからCの領域を推移する。閾値電圧Va
〜Vgはエリア3の電圧V3の軌跡がAのラインで推移
したときに最適な閾値電圧を示している。
圧推移が軌跡に応じて、閾値電圧Va〜Vgを可変にす
ることで、精度の良い現像剤量検出を実現することがで
きる。
ために、印字枚数やドット数の累積数を使用する。印字
累積枚数や累積ドット数は、プロセスカートリッジBに
取り付けられた不揮発性メモリ20に格納し、印字を行
なう毎にその数字をカウントアップして上書きする。
2は、変化点2を検出したときから所定枚数、例えば2
0枚印字したときの検出電圧V3の差分、つまり、電圧
上昇軌跡の傾きを求める。閾値電圧Va〜Vgは、変化
点2を検出するまでの総印字枚数と、求めた傾きから設
定する。このとき、印字枚数でもドット数でも良い。こ
の閾値電圧を求めるまでの制御部22の制御シーケンス
チャートを図19に示す。
7(S401〜417)を有する制御動作について説明
する。 S401:電源スイッチをONとし、それによって、画
像形成装置が動作を開始する(START)。 S402:現像バイアスが出力されているかを判断す
る。S403、404、405:現像バイアス出力中の
場合には、残量検知検出手段26にて電圧V3を検出
し、この電圧V3をメモリ20に格納したエリア1のデ
ータ(前回の電圧V3)と比較する。 S406:電圧V3が前回より上昇していない場合に
は、電圧V3をエリア1に上書きし、S407に進む。 S407:1枚の印字動作が終了したかを判断し、1枚
印字が終了すると、S408に進み、メモリ20のエリ
ア2のプリント枚数データをインクリメントする。次い
で、S402に戻る。 S409、410:S405で測定電圧V3が前回の電
圧より上昇している場合は、S409で、メモリ20に
記憶したエリア3のデータを上書きし、S410で、エ
リア3のプリント枚数カウンタを0とする。次いで、S
411に進む。 S411:1枚の印字動作が終了したかを判断し、1枚
印字が終了すると、S412、413に進み、メモリ2
0のエリア2のプリント枚数データ及びエリア4のプリ
ント枚数データをそれぞれインクリメントする。 S414:エリア3のプリント枚数が20枚を超えたか
を判断し、20枚を超えていない場合には、S411に
戻る。エリア4のプリント枚数が20枚を超えた場合に
は、S415に進む。 S415、416:S415にて残量検知検出手段26
により電圧V3を検出し、S416で、この電圧V3
と、エリア2の値から閾値電圧Va〜Vgを算出する。 S417:終了 上述の制御シーケンスにて現像剤残量検知に使用される
閾値電圧を求めることができ、精度の良い現像剤残量を
検出することが可能になる。
れた現像装置Cの一実施例を示す。
のような現像剤担持体と、この現像剤担持体に現像剤を
供給するために、内部に現像剤を収容した現像室5A
と、を有し、プラスチック製の現像枠体11、12によ
り一体的にカートリッジ化される。つまり、本実施例の
現像装置Cは、実施例3で説明したプロセスカートリッ
ジBの現像装置構成部をユニット化したものであり、即
ち、プロセスカートリッジBから感光体ドラム1、帯電
手段2、クリーニング手段7を除いて一体化したカート
リッジと考えることができる。勿論、実施例1で説明し
たプロセスカートリッジBの現像装置構成部をも同様に
ユニット化し、カートリッジ化された現像装置Cとする
ことができる。
全ての現像装置構成部及び現像剤量検出装置の構成が同
様に本実施例の現像装置Cにおいても適用される。従っ
て、これら構成及び作用についての説明は、実施例1〜
実施例4において行った上記説明を援用する。
1〜4と同様の作用効果を達成し得る。
形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ
及び画像形成システムは、現像剤収納部と、現像剤収納
部内の現像剤量に応じた信号を逐次出力可能な現像剤量
検知手段と、記憶手段と、を有し、記憶手段には、現像
剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出した測定値と、
現像剤が現像剤収納部に充填されていない状態において
測定した値に対応する情報を格納する構成とされ、更に
は、記憶手段に記憶された現像剤残量検知手段が現像剤
量の最大を検出したときの測定値と、現像剤が現像剤収
納部に充填されていない状態において測定した値に対応
する情報と、現像剤残量検知手段からの出力値を計算処
理し、算出データを補正手段により補正することによ
り、前記カートリッジ内に残っている現像剤量を逐次に
検知する構成とされるので、(1)正確に現像装置内の
現像剤の残量を検出することができる。(2)正確に現
像装置内の現像剤の残量を検出し、現像剤無し時に起こ
る白抜け画像を警告前に発生させることがなく、更に、
白抜け時の現像剤残量を極力少なく抑えることができ、
現像剤の無駄を無くすことが可能である。(3)適切な
カートリッジ交換時期を示すことができる。
部と、現像剤収納部内の現像剤量に応じた信号を逐次出
力可能な現像剤量検知手段と、現像剤収納部内の現像剤
残量を算出するための算出データを格納する記憶手段
と、を有するカートリッジが着脱可能な画像形成装置に
おいて、現像剤量検知手段の検出結果と、記憶手段に格
納された算出データから現像剤残量を算出する算出手段
と、記憶手段に格納された算出データを補正する補正手
段と、を有する構成とされるので、精度の良い現像剤残
量を検出することが可能である。
装置の一実施例の断面図である。
る。
画像形成装置本体の本体制御部との一実施例の概略関係
図である。
量を検知するための回路構成の一実施例を示す図であ
る。
検出電圧値と現像剤残量との関係を示すグラフ図であ
る。
た現像剤量検知動作の一実施例を説明するためのフロー
図である。
た現像剤量検知動作の一実施例を説明するためのフロー
図である。
検出電圧値と現像剤残量との関係を示すグラフ図であ
る。
画像形成装置本体の本体制御部との他の実施例の概略関
係図である。
いた現像剤量検知動作の他の実施例を説明するためのフ
ロー図である。
いた現像剤量検知動作の他の実施例を説明するためのフ
ロー図である。
の検出電圧値と現像剤残量との関係を示すグラフ図であ
る。
施例の断面図である。
剤残量との関係を示すグラフ図である。
の検出電圧値と現像剤残量との関係を示すグラフ図であ
る。
いた現像剤量検知動作の他の実施例を説明するためのフ
ロー図である。
いた現像剤量検知動作の他の実施例を説明するためのフ
ロー図である。
の検出電圧値と現像剤残量との関係を示すグラフ図であ
る。
シーケンスの一実施例を説明するためのフロー図であ
る。
の一実施例の断面図である。
ジ
Claims (25)
- 【請求項1】 現像剤収納部と、前記現像剤収納部内の
現像剤量に応じた信号を逐次出力可能な現像剤量検知手
段と、記憶手段と、を有するカートリッジが着脱可能な
画像形成装置において、 前記記憶手段には、前記現像剤残量検知手段が現像剤量
の最大を検出した測定値と、現像剤が前記現像剤収納部
に充填されていない状態において測定した値に対応する
情報を格納することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 更に、前記記憶手段に記憶された前記現
像剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出したときの測
定値と、現像剤が前記現像剤収納部に充填されていない
状態において測定した値に対応する情報と、前記現像剤
残量検知手段からの出力値を計算処理し、前記算出デー
タを補正手段により補正することにより、前記カートリ
ッジ内に残っている現像剤量を逐次に検知することを特
徴とする請求項1の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記現像剤残量検知手段は、少なくとも
2つの電極間の静電容量を測定することによって得られ
る信号を出力することを特徴とする請求項1又は2の画
像形成装置。 - 【請求項4】 更に、表示手段を有し、検知した現像剤
残量に関する情報を表示するための信号をこの表示手段
に送信して表示することを特徴とする請求項1、2又は
3の画像形成装置。 - 【請求項5】 更に、表示手段を有する機器を通信可能
であり、検知した現像剤残量に関する情報を表示するた
めの信号をこの表示手段を有する機器に送信することを
特徴とする請求項1、2又は3のいずれかの項に記載の
画像形成装置。 - 【請求項6】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非接
触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリである
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の
画像形成装置。 - 【請求項7】 前記カートリッジは更に、電子写真感光
体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子写
真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感光
体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なくと
も一つを有することを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 現像剤収納部と、前記現像剤収納部内の
現像剤量に応じた信号を逐次出力することができる現像
剤量検知手段と、記憶手段と、を有し、画像形成装置に
着脱可能なカートリッジにおいて、 前記記憶手段には、前記現像剤残量検知手段が現像剤量
の最大を検出した測定値と、現像剤が前記現像剤収納部
に充填されていない状態において測定した値に対応する
情報を格納することを特徴とするカートリッジ。 - 【請求項9】 前記現像剤が前記現像剤収納部に充填さ
れていない状態において測定した値に対応する情報と
は、前記現像剤が前記現像剤収納部に充填されていない
状態においての前記現像剤量検知手段の出力値であるこ
とを特徴とする請求項8のカートリッジ。 - 【請求項10】 前記画像形成装置は、前記記憶手段に
記憶された前記現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を
検出したときの測定値と、現像剤が前記現像剤収納部に
充填されていない状態において測定した値に対応する情
報と、前記現像剤残量検知手段からの出力値を計算処理
し、前記算出データを補正手段により補正することによ
り、前記カートリッジ内に残っている現像剤量を逐次に
検知することを特徴とする請求項8又は9のカートリッ
ジ。 - 【請求項11】 前記現像剤量は、前記記憶手段に記憶
されている前記現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を
検出した測定値から、現像剤が前記現像剤収納部に充填
されていない状態において測定した値に対応する情報を
ある一定値で減じた値を演算式で計算処理し、減じて得
られた絶対値をカートリッジの使用範囲とし、その使用
範囲内で前記記憶手段に記憶された現像剤量最大を示す
ときの出力値に補正値を乗じた値と現像剤残量の関係か
ら得られることを特徴とする請求項8又は9のカートリ
ッジ。 - 【請求項12】 前記現像剤残量検知手段は、少なくと
も2つの電極間の静電容量を測定することによって得ら
れる信号を出力することを特徴とする請求項8〜11の
いずれかの項に記載のカートリッジ。 - 【請求項13】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
ることを特徴とする請求項8〜12のいずれかの項に記
載のカートリッジ。 - 【請求項14】 前記カートリッジは更に、電子写真感
光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
とも一つを有することを特徴とする請求項8〜13のい
ずれかの項に記載のカートリッジ。 - 【請求項15】 画像形成装置に着脱可能なカートリッ
ジを用いて、記録媒体に画像を形成する画像形成システ
ムにおいて、 (a)(i)現像剤収納部と、 (ii)前記現像剤収納部内の現像剤量に応じた信号を逐次
出力可能な現像剤量検知手段と、 (iii)前記現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を検出
した測定値と、現像剤が前記現像剤収納部に充填されて
いない状態において測定した値に対応する情報が格納さ
れる記憶手段と、を有するカートリッジと、 (b)前記記憶手段に記憶された現像剤が前記現像剤収
納部に充填されていない状態において測定した値に対応
する情報と、前記現像剤残量検知手段が現像剤量最大を
検出した測定値と、前記現像剤残量検知手段からの出力
値を関係付け計算処理することにより、前記カートリッ
ジ内に残っている現像剤量を逐次に検知することを特徴
とする画像形成システム。 - 【請求項16】 前記画像形成装置は、前記記憶手段に
記憶された前記現像剤残量検知手段が現像剤量の最大を
検出したときの測定値と、現像剤が前記現像剤収納部に
充填されていない状態において測定した値に対応する情
報と、前記現像剤残量検知手段からの出力値を計算処理
し、前記算出データを補正手段により補正することによ
り、前記カートリッジ内に残っている現像剤量を逐次に
検知することを特徴とする請求項15の画像形成システ
ム。 - 【請求項17】 更に、検知した現像剤量に関する情報
を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1
6の画像形成システム。 - 【請求項18】 現像剤収納部と、前記現像剤収納部内
の現像剤量に応じた信号を逐次出力可能な現像剤量検知
手段と、前記現像剤収納部内の現像剤残量を算出するた
めの算出データを格納する記憶手段と、を有するカート
リッジが着脱可能な画像形成装置において、 前記現像剤量検知手段の検出結果と、前記記憶手段に格
納された算出データから現像剤残量を算出する算出手段
と、 前記記憶手段に格納された算出データを補正する補正手
段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項19】 前記現像剤残量検知手段は、少なくと
も2つの電極間の静電容量を測定することによって得ら
れる信号を出力することを特徴とする請求項18の画像
形成装置。 - 【請求項20】 前記算出データは、前記現像剤収納部
内に現像剤がない空の場合の静電容量データ1と、前記
現像剤収納部内に現像剤が十分存在する場合の静電容量
データ2であり、前記補正手段は、前記現像剤量検知手
段が検出した静電容量が前記静電容量データ2よりも大
きい場合、前記記憶手段に格納された前記静電容量デー
タ2を前記現像剤量検知手段が検出した静電容量値に上
書きして前記記憶手段に格納することを特徴とする請求
項19の画像形成装置。 - 【請求項21】 前記算出データは、前記現像剤量検知
手段が検出する静電容量が減少するときの傾きのデータ
と、前記静電容量が減少し始めるまでの印字枚数若しく
は印字ドット数であって、前記補正手段は、前記傾きデ
ータを補正することを特徴とする請求項18の画像形成
装置。 - 【請求項22】 更に、表示手段を有し、検知した現像
剤残量に関する情報を表示するための信号をこの表示手
段に送信して表示することを特徴とする請求項18〜2
1のいずれかの項に記載の画像形成装置。 - 【請求項23】 更に、表示手段を有する機器を通信可
能であり、検知した現像剤残量に関する情報を表示する
ための信号をこの表示手段を有する機器に送信すること
を特徴とする請求項18〜21のいずれかの項に記載の
画像形成装置。 - 【請求項24】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
ることを特徴とする請求項18〜23のいずれかの項に
記載の画像形成装置。 - 【請求項25】 前記カートリッジは更に、電子写真感
光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
とも一つを有することを特徴とする請求項18〜24の
いずれかの項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32034799A JP4298094B2 (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 画像形成装置 |
US09/697,500 US6591070B1 (en) | 1999-10-29 | 2000-10-27 | Image forming apparatus and cartridge detachably mountable to same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32034799A JP4298094B2 (ja) | 1999-11-10 | 1999-11-10 | 画像形成装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001142290A true JP2001142290A (ja) | 2001-05-25 |
JP2001142290A5 JP2001142290A5 (ja) | 2006-12-28 |
JP4298094B2 JP4298094B2 (ja) | 2009-07-15 |
Family
ID=18120469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32034799A Expired - Fee Related JP4298094B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-11-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4298094B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006195203A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Canon Finetech Inc | 画像形成装置 |
JP2012083471A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-11-10 JP JP32034799A patent/JP4298094B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006195203A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Canon Finetech Inc | 画像形成装置 |
JP4627191B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2011-02-09 | キヤノンファインテック株式会社 | 画像形成装置 |
US8116641B2 (en) | 2005-01-14 | 2012-02-14 | Canon Finetech Inc. | Image-forming device |
JP2012083471A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4298094B2 (ja) | 2009-07-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100389084B1 (ko) | 화상 형성 장치, 화상 형성 장치에 착탈 가능하게 장착가능한 카트리지, 및 현상제 잔량 표시 방법 및 시스템 | |
JP2001083842A (ja) | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ | |
US6347198B1 (en) | Image forming apparatus having developer amount detecting means and cartridge detachably mountable on the apparatus having a memory for storing information on the amount of developer detected by detecting means | |
JP4497754B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US6668141B2 (en) | Image forming apparatus, cartridge, image forming system, and a memory device for determining the amount of developer in a developer containing portion | |
US20020127024A1 (en) | Image forming apparatus and image forming system | |
JP3442015B2 (ja) | 画像形成装置、カートリッジ及びユニット | |
US6591070B1 (en) | Image forming apparatus and cartridge detachably mountable to same | |
US6615001B2 (en) | Cartridge, image forming apparatus and method of controlling the image forming apparatus | |
JP2001215785A (ja) | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ | |
JP2001142290A (ja) | 画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成システム | |
JP4298103B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001117447A (ja) | 画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及びカートリッジ使用量表示システム | |
JP4617131B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002132030A (ja) | カートリッジ、画像形成装置、及び画像形成システム | |
JP2007057890A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4794751B2 (ja) | 現像剤量検知システム及び画像形成装置 | |
JP2002132029A (ja) | カートリッジ、画像形成装置、及び画像形成システム | |
JP4371505B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3492263B2 (ja) | 画像形成装置及びこの画像形成装置に着脱可能なカートリッジ | |
JP2001290357A (ja) | 電子写真画像形成装置、カートリッジ、及びプロセスカートリッジ | |
JP2001175067A (ja) | 異常検知システム及び現像剤残量表示システム | |
JP2002099138A (ja) | 画像形成装置、カートリッジ及び画像形成システム | |
JP2002099185A (ja) | 画像形成装置、カートリッジ及び画像形成システム | |
JP2001142291A (ja) | 画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061109 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081118 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090414 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4298094 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |