JP2001142291A - 画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成システム

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JP2001142291A
JP2001142291A JP32034999A JP32034999A JP2001142291A JP 2001142291 A JP2001142291 A JP 2001142291A JP 32034999 A JP32034999 A JP 32034999A JP 32034999 A JP32034999 A JP 32034999A JP 2001142291 A JP2001142291 A JP 2001142291A
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JP32034999A
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English (en)
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Takeo Shoji
武夫 庄子
Tomomi Kakeshita
智美 掛下
Hideki Matsumoto
英樹 松本
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Canon Inc
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤残量検知手段の出力と現像剤残量とを
適正に関係付け、正確に現像装置内の現像剤の残量を検
知することができ、又、それを使用者に報知することに
より、適切なカートリッジ交換時期(購入時期)を使用
者に報知できる画像形成装置、この画像形成装置に着脱
可能なカートリッジ及び画像形成システムを提供する。 【解決手段】 現像剤収納部4と、前記現像剤収納部4
内の現像剤量に応じた信号を逐次出力可能な現像剤残量
検知手段30と、記憶手段20と、を有するカートリッ
ジBが装置本体100に着脱可能な画像形成装置におい
て、前記記憶手段20には、前記現像剤収納部4内に現
像剤が充填されていない状態における前記現像剤残量検
知手段30の出力に対応する情報が記憶される構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、電子写
真方式を用いた画像形成装置、この画像形成装置本体に
装着可能なカートリッジ、即ち、プロセスカートリッ
ジ、カートリッジ化された現像装置などに関し、特に、
カートリッジに搭載された記憶手段を用いて現像剤の残
量を検知する画像形成装置、この画像形成装置に着脱可
能なカートリッジ及び画像形成システムに関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、L
EDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真
ファクシミリ装置、及び電子写真ワードプロセッサー等
が含まれる。
【0003】又、電子写真画像形成装置本体に着脱可能
なカートリッジとは、電子写真感光体、電子写真感光体
を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に現像剤を供給
する現像手段、電子写真感光体をクリーニングするクリ
ーニング手段のうち少なくとも一つを有するものをい
う。特に、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像
手段及びクリーニング手段の少なくとも一つと、電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とす
るものであるか、又は、少なくとも現像手段と電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
ものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やレーザービーム
プリンターなどの電子写真方式の画像形成装置は、画像
情報に対応した光を電子写真感光体に照射して潜像を形
成し、この潜像に現像手段を用いて現像剤を供給して顕
像化し、更に感光体から記録媒体へ画像を転写すること
で記録媒体上に画像を形成している。現像手段には現像
剤収納容器が連結しており、画像を形成することで現像
剤は消費されていく。
【0005】このような画像形成装置において、電子写
真感光体、現像剤などの消耗品の交換、メンテナンスの
簡便性を図る目的で、電子写真感光体と、電子写真感光
体に作用するプロセス手段としての現像手段、帯電手
段、クリーニング手段、更には現像剤収納容器や廃現像
剤容器などをプロセスカートリッジとして一体化し、画
像形成装置本体に対して着脱可能とするプロセスカート
リッジ方式がある。このプロセスカートリッジ方式によ
れば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユ
ーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向
上させることができる。そこでこのプロセスカートリッ
ジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられ
ている。
【0006】又、例えば、複数色の現像手段を有するカ
ラー画像形成装置において、各現像手段の消耗具合が違
う場合などに、各色の現像手段と現像剤収納容器とをカ
ートリッジ化した各色の現像カートリッジを画像形成装
置に対して着脱可能とし、個別に交換できるようにした
ものもある。
【0007】このようなカートリッジ方式の画像形成装
置では、使用者は、例えば現像剤が無くなった時点でカ
ートリッジを交換することで、再び画像を形成すること
ができる。そのため、このような画像形成装置には、現
像剤が消費された場合にそれを検知し、使用者に報知す
る手段、即ち、現像剤量検出装置を備えることがある。
【0008】現像剤量検出装置は、カートリッジ内に画
像形成に供することができる現像剤がどれくらい残って
いるかを随時知ることを可能とするために、現像剤残量
レベルを検知できる現像剤残量検知手段をカートリッジ
又は画像形成装置本体に備える。
【0009】特に、現像剤が無くなったことを使用者に
報知するだけではなく、現像剤の量を逐次に検知して報
知することによって、使用者の利便性を更に向上したも
のがある。このような画像形成装置では、現像剤が未使
用時の何%だけ残っているかを算出して使用者に逐次報
知したり、又、所定品位の画像形成が行えない程現像剤
が減ったことを示す「現像剤無し」表示を行い、画像不
良が起こる前に現像剤が残り少なくなったことを使用者
に警告したりするものがある。
【0010】この現像剤残量検知手段の一方式として、
少なくとも一対の入力側及び出力側電極を備え、両電極
間の静電容量を測定することによって現像剤量を検出す
る静電容量測定方式がある。このような静電容量測定方
式として、プレートアンテナ方式がある。このプレート
アンテナ方式は、例えば、現像手段が備える現像剤担持
体に交流バイアスを印加して電子写真感光体に形成した
潜像を現像する現像方式を採用したカートリッジにおい
て、電極となる板金を、これを対をなす電極としての現
像剤担持体に対向する箇所、若しくはその他の複数の箇
所に設けて、この板金と現像剤担持体との間、及びこれ
ら板金と板金との間の静電容量が、絶縁性トナーなどと
される現像剤の量に応じて変化することを利用したもの
である。
【0011】即ち、この板金と現像剤担持体との間、若
しくは板金と板金との間の空間が現像剤で埋まっていれ
ば、その間の静電容量は大きくなり、現像剤が減るにつ
れて両者の間の空間を空気が占める率が増え、静電容量
は小さくなっていく。従って、この板金と現像剤担持体
との間の静電容量や板金間の静電容量と現像剤量の関係
を予め求めておけば、静電容量を測定することによって
現像剤量レベルを検知することができる。
【0012】静電容量の測定は、現像剤担持体に交流バ
イアスを印加した際に、この現像剤担持体に対向して設
けられた板金に流れる電流を測定することによって行わ
れる。或は、複数の板金が設けられる場合には、電極で
ある板金に交流バイアスを印加した際にもう一方の板金
に流れる電流を測定することによって同様に板金間の静
電容量を測定することができる。このプレートアンテナ
方式の現像剤残量検知手段では、多くは現像剤担持体に
現像バイアスが印加されている画像形成時に現像剤量を
検知する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、現像剤残量レベルを検知できる現像剤残量検知
手段が備えられていても、現像剤残量検知手段によって
検出した現像残量の値と、実際に現像装置内に残ってい
る現像剤量が一致しない、即ち、正確に現像剤の残量を
検出できないことがある。
【0014】例えば、上述のプレートアンテナ方式の現
像剤残量検知手段の場合、現像剤担持体と電極である板
金との間の静電容量、又は電極である板金間の静電容量
は、それぞれの位置関係によって左右される。即ち、現
像装置内に現像剤が無い場合でも、両者の間が近ければ
静電容量の絶対値は大きくなり、両者の間が遠ければ小
さくなる。これにより、現像剤残量検知手段としてのプ
レートアンテナの組み付け公差などにより、各カートリ
ッジ間で検出される静電容量値にバラツキが生じること
がある。又、その他カートリッジの部品、画像形成装置
本体の電子部品などの公差などからも検出される静電容
量値にバラツキが生じる。
【0015】従って、予め設定された静電容量の検出値
と現像剤量との関係を用いて現像剤残量レベルの検知を
行った場合、検知結果が実際に現像装置内に残っている
現像剤量とかけ離れてしまう問題が発生する場合があ
る。
【0016】つまり、現像装置内に現像剤がフルに充填
されている時(現像剤フル時)、即ち、プロセスカート
リッジの使用開始時において、現像剤残量検知手段によ
る静電容量検出値が設定値(想定値)より大きくなって
いるプロセスカートリッジの場合、現像剤量検出装置
は、プロセスカートリッジの使用を通して常に実際の現
像剤残量よりも多く見積もった値を検出するので、「現
像剤無し」を使用者に警告する前に現像剤が所定値より
少なくなり、画像全域を可視化できないことにより発生
する不良画像、所謂、白抜け画像が発生してしまう。
【0017】逆に、現像剤フル時の静電容量の検出値が
設定値より小さいプロセスカートリッジの場合、現像剤
量検出装置は、プロセスカートリッジの使用を通して常
に実際の現像剤残量より少なく見積もった値を検出する
ので、現像装置内に多くの現像剤が残っているにも拘わ
らず、「現像剤無し」の警告を発してしまうことがあ
る。そして、使用者がこの警告に従ってプロセスカート
リッジを交換してしまうと、多量のトナーを無駄にして
しまい、ひいては資源の無駄使いにつながる。本発明は
斯かる問題に鑑みて成されたものである。
【0018】従って、本発明の主たる目的は、現像剤残
量検知手段の出力と現像剤残量とを適正に関係付け、正
確に現像装置内の現像剤の残量を検知することができる
画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリ
ッジ及び画像形成システムを提供することである。
【0019】本発明の他の目的は、正確に現像装置内の
現像剤の残量を検知し、それを使用者に報知することに
より、使用者に警告を発する前に白抜け画像が発生する
ことがなく、又、白抜け画像の発生を警告する時点にお
ける現像剤の残量を極力少なく抑えることができるな
ど、適切なカートリッジ交換時期(購入時期)を使用者
に報知できる画像形成装置、この画像形成装置に着脱可
能なカートリッジ及び画像形成システムを提供すること
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリ
ッジ及び画像形成システムにて達成される。要約すれ
ば、本発明の第1の態様によると、現像剤収納部と、前
記現像剤収納部内の現像剤量に応じた信号を逐次出力可
能な現像剤残量検知手段と、記憶手段と、を有するカー
トリッジが装置本体に着脱可能な画像形成装置におい
て、前記記憶手段には、前記現像剤収納部内に現像剤が
充填されていない状態における前記現像剤残量検知手段
の出力に対応する情報が記憶されていることを特徴とす
る画像形成装置が提供される。
【0021】本発明の第2の態様によると、現像剤収納
部と、前記現像剤収納部内の現像剤量に応じた信号を逐
次出力可能な現像剤残量検知手段と、記憶手段と、を有
し、画像形成装置に着脱可能なカートリッジにおいて、
前記記憶手段には、前記現像剤収納部内に現像剤が充填
されていない状態における前記現像剤残量検知手段の出
力に対応する情報が記憶されることを特徴とするカート
リッジが提供される。
【0022】本発明の第3の態様によると、画像形成装
置本体に着脱可能なカートリッジを用いて、記録媒体に
画像を形成する画像形成システムにおいて、(a)現像
剤収納部と、前記現像剤収納部内の現像剤量に応じた信
号を逐次出力可能な現像剤量検知手段と、前記現像剤収
納部内に現像剤が充填されていない状態における前記現
像剤残量検知手段の出力に対応する情報が記憶される記
憶手段と、を有するカートリッジと、(b)前記記憶手
段に記憶された前記現像剤収納部内に現像剤が充填され
ていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力に
対応する情報と、前記現像剤残量検知手段の出力と、に
基づいて前記現像剤収納部内の現像剤量を逐次に検知す
る制御手段と、を有することを特徴とする画像形成シス
テムが提供される。
【0023】上記本発明の第1の態様において、好まし
い実施態様によると、前記装置本体は、前記記憶手段に
記憶された前記現像剤収納部内に現像剤が充填されてい
ない状態における前記現像剤残量検知手段の出力に対応
する情報と、前記現像剤残量検知手段の出力と、に基づ
いて前記現像剤収納部内の現像剤量を逐次に検知する。
好ましくは、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて
認識される前記現像剤収納部内に現像剤が充填されてい
ない状態における前記現像剤残量検知手段の出力からの
前記現像剤残量検知手段の出力の変化量に基づいて現像
剤量を検知する。又、本発明の一実施態様によると、前
記記憶手段に記憶された情報に基づいて認識される前記
現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態におけ
る前記現像剤残量検知手段の出力からの前記現像剤残量
検知手段の出力の変化量と、少なくとも現像剤量と、を
対応させた補正テーブルを用いて現像剤量を検知する。
一実施態様によると、前記補正テーブルは、前記記憶手
段に記憶されている。又、本発明の他の実施態様による
と、前記記憶手段に記憶された情報に基づいて認識され
る前記現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態
における前記現像剤残量検知手段の出力を用いた重み付
け関数と、前記現像剤残量検知手段の出力とを用いて現
像剤量を検知する。
【0024】上記本発明の第1の態様において、一実施
態様によると、前記現像剤収納部内に現像剤が充填され
ていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力に
対応する情報とは、その状態における前記現像剤残量検
知手段の出力値である。又、他の実施態様によると、前
記現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態にお
ける前記現像剤残量検知手段の出力に対応する情報と
は、その状態における前記現像剤残量検知手段の出力値
を所定範囲毎に区分し、各区分が識別可能な識別情報で
ある。本発明の一実施態様によると、前記装置本体は更
に、前記現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状
態における前記現像剤残量検知手段の出力値の区分の識
別情報から、その状態における前記現像剤残量検知手段
の出力値を認識する手段を有する。好ましくは、前記現
像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態における
前記現像剤残量検知手段の出力値の区分の識別情報と、
その状態における前記現像剤残量検知手段の出力値と、
を対応させた識別テーブルを用いてその状態における前
記現像剤残量検知手段の出力値を認識する。本発明の一
実施態様によると、前記識別テーブルは、前記記憶手段
に記憶されている。
【0025】上記本発明の第1の態様において、好まし
い実施態様によると、前記装置本体は更に、表示手段を
有し、検知した現像剤残量に関する情報を表示するため
の信号をこの表示手段に送信して表示する。又、他の実
施態様によると、前記装置本体は更に、表示手段を有す
る機器と通信可能であり、検知した現像剤残量に関する
情報を表示するための信号をこの表示手段を有する機器
に送信する。
【0026】上記本発明の第2の態様において、一実施
態様によると、前記記憶手段には更に、前記記憶手段に
記憶される情報に基づいて認識される前記現像剤収納部
内に現像剤が充填されていない状態における前記現像剤
残量検知手段の出力からの前記現像剤残量検知手段の出
力の変化量と、少なくとも現像剤量とを対応させた補正
テーブルが記憶される。又、他の実施態様によると、前
記記憶手段には更に、前記記憶手段に記憶される前記現
像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態における
前記現像剤残量検知手段の出力値の区分の識別情報と、
その状態における前記現像剤残量検知手段の出力と、を
対応させた識別テーブルが記憶される。
【0027】上記本発明の第2の態様において、一実施
態様によると、前記現像剤収納部内に現像剤が充填され
ていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力に
対応する情報とは、その状態における前記現像剤残量検
知手段の出力値である。又、他の実施態様によると、前
記現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態にお
ける前記現像剤残量検知手段の出力に対応する情報と
は、その状態における前記現像剤残量検知手段の出力値
を所定範囲毎に区分し、各区分が識別可能な識別情報で
ある。
【0028】上記本発明の第3の態様において、一実施
態様によると、更に、検知した現像剤量に関する情報を
表示する表示手段を有する。
【0029】上記各本発明において、その一実施態様に
よると、前記現像剤収納部内に現像剤が充填されていな
い状態における前記現像剤残量検知手段の出力に対応す
る情報は、前記カートリッジの製造時に前記記憶手段に
記憶される。
【0030】又、上記各本発明の好ましい実施態様によ
ると、前記現像剤残量検知手段は、少なくとも2つの電
極間の静電容量を測定することによって得られる信号を
出力する。又、好ましくは、前記記憶手段は、不揮発性
メモリ、非接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性
メモリである。
【0031】尚、上記各本発明において、前記カートリ
ッジは更に、電子写真感光体と、電子写真感光体を帯電
させる帯電手段と、電子写真感光体に現像剤を供給する
現像手段と、電子写真感光体をクリーニングするクリー
ニング手段のうち少なくとも一つを有する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装
置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画
像形成システムを図面に則して更に詳しく説明する。
【0033】実施例1 先ず、図1及び図2を参照して、本発明に従って構成さ
れるプロセスカートリッジを装着可能な電子写真画像形
成装置の一実施例について説明する。本実施例にて、電
子写真画像形成装置は、電子写真式のレーザービームプ
リンタAとされ、ホストコンピュータからの画像情報を
受け取り、電子写真画像形成プロセスによって記録媒
体、例えば、記録紙、OHPシート、布などに画像を形
成するものである。
【0034】レーザービームプリンタAは、ドラム形状
の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1を有する。感
光体ドラム1は、帯電手段である帯電ローラ2によって
帯電され、次いで、レーザースキャナー3から画像情報
に応じたレーザ光Lを照射することによって、感光体ド
ラム1に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像
は、現像装置Cが現像手段5によって現像し、可視像、
即ち、トナー像とする。
【0035】つまり、現像装置Cは、現像剤収納部とし
て、現像剤担持体である現像ローラ5aを備えた現像室
5Aと、現像室5Aに隣接して形成された現像剤収納容
器4を有しており、現像剤収納容器4内の現像剤Tが現
像室5Aの現像ローラ5aへと供給される。現像剤収納
容器4内には、図1中の矢印方向に回転する攪拌手段1
5が設けられており、この攪拌手段15が回転すること
で、現像剤Tがほぐされつつ現像ローラ5aへ供給され
る。本実施例では、現像剤Tとしては、絶縁性磁性1成
分トナーを用いた。又、現像ローラ5aは、固定磁石5
bを内蔵しており、現像ローラ5aを回転することによ
って現像剤は搬送され、現像剤層厚規制部材である現像
ブレード5cにて摩擦帯電電荷が付与されると共に所定
厚の現像剤層とされ、感光体ドラム1の現像領域へと供
給される。この現像領域へと供給された現像剤は、感光
体ドラム1上の潜像へと転移され、トナー像を形成す
る。現像ローラ5aは、現像バイアス印加手段34(図
2)に接続されており、通常、交流電圧に直流電圧が重
畳された現像バイアス電圧が印加される。
【0036】一方、トナー像の形成と同期して給紙カセ
ット200にセットした記録媒体Pをピックアップロー
ラ8、搬送手段9Aを介して転写位置へと搬送する。転
写位置には、転写手段としての転写ローラ6が配置され
ており、電圧を印加することによって、感光体ドラム1
上のトナー像を記録媒体Pに転写する。
【0037】トナー像の転写を受けた記録媒体Pは、搬
送手段9Bで定着手段10へと搬送する。定着手段10
は、ヒータ10aを内蔵した定着ローラ10b及び駆動
ローラ10cを備え、通過する記録媒体Pに熱及び圧力
を印加して転写されたトナー像を記録媒体P上に定着す
る。
【0038】記録媒体Pは、搬送手段9Cにより排出ト
レイ14へと排出される。この排出トレイ14は、レー
ザービームプリンタAの装置本体100の上面に設けら
れている。
【0039】転写ローラ6によってトナー像を記録媒体
Pに転写した後の感光体ドラム1は、クリーニング手段
7によって感光体ドラム1上に残留した現像剤を除去し
た後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング
手段7は、感光体ドラム1に当接して設けられた弾性ク
リーニングブレード7aによって感光体ドラム1上の残
留現像剤を掻き落として廃現像剤容器7bへと集める。
【0040】一方、本実施例において、プロセスカート
リッジBは、図2に示すように、現像剤を収納する現像
剤収納容器4及び攪拌手段15を有する現像剤枠体11
と、現像ローラ5a及び現像ブレード5cなどの現像手
段5を保持する現像枠体12とを溶着して一体として現
像ユニット(現像装置)Cを形成し、更にこの現像ユニ
ットCに、感光体ドラム1、クリーニングブレード7a
及び廃現像剤容器7bなどのクリーニング手段7、及び
帯電ローラ2を取り付けたクリーニング枠体13を一体
に結合することによってカートリッジ化されている。
【0041】このプロセスカートリッジBは、ユーザー
によって画像形成装置本体100に設けたカートリッジ
装着手段101(図1)に対して取り外し可能に装着さ
れる。
【0042】本発明によれば、レーザービームプリンタ
Aは、現像装置C内の現像剤Tの消費に従ってその残量
を逐次検知するこのできる現像剤残量検知手段30を備
えた現像剤量検出装置を有している。
【0043】本実施例によれば、現像剤残量検知手段3
0としてプレートアンテナを有している。図2に示すよ
うに、本実施例では、プレートアンテナとして、現像ロ
ーラ5aに対向する位置に、現像装置Cの長手方向の全
域にわたって設けられた出力板金32と、出力板金32
と略同等の長手長さを有し、出力板金32と対向するよ
うに設けられた入力板金31を備えている。
【0044】プレートアンテナとしての入力板金31及
び出力板金32は、基本的に電流を流すことのできる材
料であれば特に限定することなく使用することができる
が、本実施例では、板金31、32の材料として、サビ
に強いSUSを使用している。
【0045】本実施例では、現像ローラ5aと入力板金
31は、プロセスカートリッジBが画像形成装置本体1
00に装着された状態で、画像形成装置本体100に設
けられた電圧印加手段としての現像バイアス印加手段3
4に電気的に接続される。
【0046】そして、通常の現像バイアスである2KH
z程度の交流バイアスと−400V程度の直流バイアス
が現像ローラ5a及び入力板金31に印加されると、現
像ローラ5aと現像ローラ5aに対向した出力板金32
との間、及び入力板金31と出力板金32との間で交流
電流が流れ、電流測定装置33によって両者の合成電流
値が計測される。こうして、電流測定装置33によって
測定された電流値から、現像ローラ5aと出力板金32
との間、及び入力板金31と出力板金32との間の静電
容量に基づく合成の静電容量が計測される。
【0047】このように、プレートアンテナである入力
板金31と出力板金32とを現像装置C内に配設し、現
像装置C内の現像剤Tの減少に伴って、入力板金31と
出力板金32との間、現像ローラ5aと出力板金32と
の間の静電容量を観測することで、随時現像装置C内の
現像剤量を知ることができる。
【0048】ここで、以下の説明において、現像ローラ
5aと出力板金31との間の静電容量、及び入力板金3
1と出力板金32との間の静電容量に応じて最終的に出
力板金32を介して出力される信号を、単に「現像剤残
量検知手段からの出力」、「現像剤残量検知手段の検出
値」などと呼ぶ。
【0049】本実施例によると、現像剤残量検知手段3
0からの電流は、画像形成装置本体100が備えた電流
測定装置33によって計測され、図3に示すように、画
像形成装置本体100に配置された本体制御部22に送
られる。本体制御部22では、現像剤残量検知手段30
からの出力信号を、本体側現像剤量検知部23によって
電圧信号に変換し、詳しくは後述するように、演算部2
4、制御手段25及び現像剤残量補正テーブル26を用
いて現像剤残量レベルを決定する。又、本体制御部22
は、検知した現像剤残量に基づいて、現像剤の残り%を
求め、装置本体100が備えた表示手段40にその情
報、或は所定品位の画像形成が不可能なほど現像剤が減
少したことを使用者に報知する「現像剤無し」の警告を
表示させる。
【0050】次に、本実施例の現像剤量検出装置の現像
剤残量の検知原理について、更に詳しく説明する。
【0051】本実施例では、現像剤残量検知手段30に
よって検出された静電容量値は、上述のように本体制御
部22内の本体側現像剤残量検知部23に入力され電圧
値に変換される(以下、現像剤残量検知手段30の出力
に基づいて画像形成装置本体100の本体制御部22に
て検出される電圧値を、単に、「検出電圧値」と呼
ぶ。)。
【0052】本実施例の現像剤量検出装置では、現像装
置C内の現像剤量に応じて、例えば図4に示すような電
圧値が出力される。図4中縦軸は現像剤残量検知手段3
0としての現像ローラ5aと出力板金32との間、及び
入力板金31と出力板金32との間で各々計測される静
電容量値が合計された値に対応する検出電圧値を示し、
横軸は現像現像装置C内の現像剤残量を示す。又、図4
には、現像剤量検出装置による検出電圧値の理想曲線
(−○−)と、後述するようにプロセスカートリッジB
の個体差によって検出電圧値がそれぞれ理想値からずれ
た例として、実測値PA(−□−)を示す。ここで、本
実施例では、変換回路の関係から、(静電容量、検出電
圧)=(13pF、1.0V)、(18pF、0.8
V)のように、現像ローラ5aと出力板金32の間、及
び入力板金31と出力板金32の間の合成の静電容量値
と、検出電圧値との減少増加関係は逆の関係にあり、現
像剤残量検知手段30によって検出される静電容量が大
きいときは検出電圧は小さくなり、静電容量が小さいと
きには検出電圧は大きくなるように設定されている。
【0053】つまり、現像ローラ5aと出力板金32と
の間、及び入力板金31と出力板金との間に現像剤が無
い状態では、検出される静電容量値は最小値を示し、こ
のとき、検出電圧値は最大値を示す(以下、現像装置C
内に現像剤が充填されていない状態における現像剤残量
検知手段の出力に対応する検出電圧値のことを「PAE
値:(プレートアンテナ・エンプティ値)」と呼
ぶ。)。
【0054】尚、本実施例では、現像剤残量検知手段3
0として、現像ローラ5a、現像ローラ5aに比較的近
接した出力板金32、又出力板金32に比較的近接した
入力板金31を用いているため、このような現像剤残量
検知手段30の配置関係上、図4に示すように、現像現
像装置C内の現像剤が概略半分以下に消費されてから検
出電圧値の増加が始まり、その後、現像剤が無くなるま
での範囲の現像剤残量の減少を逐次に検知できる。この
ような配置構成において、現像装置C内の特定箇所の現
像剤残量の検知精度が向上し、高精度に現像剤残量を検
出することができる。しかし、本発明はこれに限定され
るものではなく、現像剤残量検知手段30として例えば
本実施例のようにプレートアンテナなどにて構成される
入力側電極及び出力側電極を現像装置内の任意の箇所に
設け、両電極間の静電容量を測定することにより、現像
剤の残量がより多い時点から無くなるまでの範囲を逐次
に検知できる構成とすることも当然可能である。
【0055】前述して説明したように、プレートアンテ
ナ方式の現像剤残量検知手段30では、現像ローラ5a
と電極としての出力板金32との間の静電容量、又は電
極としての板金31、32間の静電容量は、それぞれの
位置関係によって左右され、プレートアンテナの組み付
け公差のバラツキなどのプロセスカートリッジBの個体
差により検出電圧値にバラツキが生じることがある。
又、その他カートリッジの部品、画像形成装置本体の電
子部品などの公差などからも検出電圧値にバラツキが生
じる。
【0056】更に説明すると、カートリッジ個体差とし
て、プレートアンテナの位置関係などのズレにより、例
えば図4に示すように、理想値(−○−)と実測値PA
(−□−)とでは、現像ローラ5aと出力板金32との
間、及び入力板金31と出力板金32との間に現像剤が
無い状態における検出電圧の最大値(PAE値)が異な
ってしまう。
【0057】即ち、理想曲線(−○−)と、実測値PA
(−□−)とでは、例えば理想値にてPAE値が2.6
Vであるところを、実測値PAでは2.4Vとなる。
【0058】図4から理解されるように、このように検
出電圧にバラツキが生じても、いずれの場合も検出電圧
と現像剤残量との関係の曲線形状は、現像装置C内に収
容された現像剤量が同じであれば変わらず、前述したよ
うな様々な原因により、検出電圧値は、図4に示す実測
値PA(−□−)のように、理想曲線(−○−)から相
対的にズレを生じることになる。
【0059】図4に示した理想値(−○−)、実測値P
A(−□−)における現像剤残量と検出電圧とのデータ
を表1に示す。
【0060】
【表1】 このように、様々な原因によるプロセスカートリッジB
の個体差によって検出電圧値にズレが生じるため、予め
設定された静電容量の検出値(検出電圧値)と現像剤量
との関係を用いて現像剤残量レベルの検知を行うと、実
際に現像装置C内に残っている現像剤量と検知結果とが
かけ離れてしまう問題が発生する場合がある。
【0061】つまり、図4及び表1に示すような、予め
設定された現像剤残量と検出電圧との関係を示す理想曲
線だけに基づいて現像剤残量を判断すると、例えば実測
値PA(−□−)のようにPAF値が理想値(2.6
V)よりも小さい(2.4V)出力特性を有する現像剤
残量検知手段を用いる場合、理想曲線(−○−)に基づ
いて現像剤残量を求めると、実際よりも現像剤残量を多
く見積もってしまう。
【0062】その結果、例えば画像全域を可視化できず
に画像不良が発生する状態、所謂、白抜けが、現像剤残
量が20gとなった時点で発生する恐れがあるとして、
この白抜けが発生する前に警告を発するための保証とし
て、検出電圧値が理想曲線においてPAE値(2.6
V)より0.6V小さい2.0Vになった時点で「現像
剤無し」表示を行うように設定されている場合、実測値
PAでは、実際には白抜け画像は検出電圧値が1.8V
(2.4V(PAE値)より0.6V小さい値)で発生
するにも拘わらず、理想曲線だけで現像剤残量を判断す
ると検出電圧値が1.8Vであることは25gの現像剤
が残っていることを示し、検出電圧値が2.0Vになる
まで警告が表示されない。このため、使用者に警告を発
する前に白抜け画像を出力してしまう場合が発生する。
【0063】一方、理想曲線(−○−)よりもPAE値
が大きい出力特性を有する場合には、上述の場合とは逆
に、理想曲線にて示される現像剤残量と検出電圧値との
関係から現像剤残量を判断すると、現像剤残量を実際よ
りも少なく見積もってしまう。このため、上述のように
理想曲線に従って白抜け画像が発生する恐れがある「現
像剤無し」の警告ポイントを設定していると、斯かる警
告を表示した時点で、現像装置C内に多くの現像剤が残
ってしまい、現像剤を無駄にしてしまう。
【0064】そこで、本発明によれば、図1〜図3に示
すように、プロセスカートリッジBに記憶手段20を配
設し、この記憶手段20に現像装置C内に現像剤が充填
されていない状態における現像剤残量検知手段30の出
力に対応する情報を記憶させることによって、プロセス
カートリッジBの個体差によって現像装置C内に現像剤
が充填されていない状態での現像剤残量検知手段30の
出力が異なるような場合にもこれを補正して、正確な現
像剤残量を検知できる構成とする。
【0065】即ち、より具体的には、本実施例によると (1)プロセスカートリッジBに記憶手段20を備え、
プロセスカートリッジBの製造時の、現像装置C内に現
像剤が充填されていない状態において、治具等で測定さ
れた現像剤残量検知手段30の検出電圧値、即ち、PA
E値をプロセスカートリッジBに付属した記憶手段20
に書き込む。 (2)記憶手段20に記憶されたPAE値を用いて、検
出電圧値のPAE値からの変化量に応じて、現像剤残量
補正テーブルを利用することで現像剤残量を算出する。 (3)その結果を、随時表示手段40に表示させる。 という制御を行う。このことにより、カートリッジ個体
差を吸収し、より正確な現像剤の残量を逐次検知するこ
とができる。
【0066】先ず、プロセスカートリッジBに備えられ
る記憶手段20について説明する。図1及び図2に示す
ように、本実施例によると、プロセスカートリッジB
は、廃現像剤容器7bの上側面部に、記憶手段20とし
ての読み書き可能なメモリ20と、このメモリ20への
情報の読み書きを制御するためのカートリッジ側伝達部
21を有している。プロセスカートリッジBが画像形成
装置本体100に装着されると、カートリッジ側伝達部
21と画像形成装置本体100に設けられた本体制御部
22が互いに対向して配置されている。又、本体制御部
22は装置本体100側の伝達手段としての機能も含ん
でいる。
【0067】本実施例ではメモリ20は廃現像剤容器7
bの上側面部に設置されているが、これは、本実施例の
レーザービームプリンタAではプロセスカートリッジB
が廃現像剤容器7b側を先頭にした方向にて画像形成装
置本体100内に挿入されるので、メモリ20に隣接し
て設けられるカートリッジ側伝達部21と、画像形成装
置本体100側の本体制御部22にて構成する通信手段
の位置合わせがし易いように考慮したからである。
【0068】本発明に使用される記憶手段20として
は、不揮発性メモリ、揮発性メモリとバックアップ電池
を組み合わせたものなど、通常の半導体による電子的な
メモリを特に制限なく使用することができる。特に、メ
モリ20と読みだし/書き込みICの間のデータ通信を
電磁波によって行う非接触メモリである場合、カートリ
ッジ側伝達部21と本体制御部22との間が非接触であ
ってもよいため、プロセスカートリッジBの装着状態に
よる接触不良の可能性がなくなり、信頼性の高い制御を
行うことができる。本実施例では記憶手段20として非
接触型のメモリを用いた。
【0069】これら二つの本体制御部22及び伝達部2
1によってメモリ20内の情報の読み出しおよび書き込
みを行うための制御手段が構成される。メモリ20の容
量については、PAE値を記憶するのに十分な容量をも
つものとする。又、PAE値以外に、他の情報を記憶さ
せる場合には、適宜最適な容量を選択することができ
る。例えば、カートリッジ使用量及びカートリッジ特性
値などの複数個の情報を記憶するのに十分な容量をもつ
ものとすることができる。又、メモリ20に、カートリ
ッジが使用された量に関する情報、現像剤残量検知手段
30による検出電圧値などをメモリ20に随時書き込み
記憶する構成とすることができる。
【0070】次に、本実施例におけるメモリ20の制御
構成を説明する。
【0071】図3に示すように、プロセスカートリッジ
B側には、メモリ20と伝達部21が配置されており、
画像形成装置本体100に設けられた本体制御部22に
は、本体側現像剤残量検知部23、演算部24、制御手
段25及び現像剤残量補正テーブル26などが配設され
る。
【0072】そして、前述のように、現像剤残量検知手
段30からの電流は、画像形成装置本体100が備えた
電流測定装置33によって計測され、画像形成装置本体
100に配置された本体制御部22に送られる。
【0073】本体制御部22では、現像剤残量検知手段
30からの出力信号を、本体側現像剤量検知部23によ
って電圧信号に変換し、演算部24がプロセスカートリ
ッジBのメモリ20及び本体側現像剤残量検知部23か
らの信号に基づき後述する所定の演算処理を行い、更に
制御手段25が現像剤残量補正テーブル26を用いて演
算部24によって得られたデータの照合を行うことによ
って、現像剤残量検知値を適正に補正し、現像剤残量レ
ベルを決定する。
【0074】更に、本体制御部22は、検知した現像剤
残量に基づいて、現像剤残量(%)を求め、装置本体に
表示手段40にその情報、或は「現像剤無し」の警告を
表示させる。
【0075】メモリ内には様々な情報を格納することが
できるが、本実施例では、少なくとも現像装置C内に現
像剤が充填されていない状態における、現像剤残量検知
手段30からの検出電圧値(PAE値)情報は格納され
ているものとする。
【0076】又、メモリ20内に格納された情報は、本
体制御部22内の演算部24と常に送受信可能な状態に
なっており、これら情報を元に演算され制御手段25に
よってデータの照合が行われている。
【0077】次に、プロセスカートリッジBに備えられ
たメモリ20を用いた、現像剤残量検出値の補正方法に
ついて説明する。
【0078】本実施例では、上述のように、プロセスカ
ートリッジBの製造時に、現像剤残量検知手段30の検
出電圧値を測定してこれをメモリ20への書き込みむこ
とができる治具を用いて、プロセスカートリッジBのメ
モリ20にPAE値を書き込む。
【0079】又、本実施例では、本体制御部22内に、
検出電圧値を補正するためのテーブルとして、検出電圧
値XのPAE値からの変化量と、現像装置C内の現像剤
残量(g)との関係を現像剤残量補正テーブル26に予
め格納しておく。本実施例では、検出電圧値XのPAE
値からの変化量として、PAE値と検出電圧値の差
(V)を現像剤残量と対応させる。本実施例にて用いる
現像剤残量補正テーブル26を表2に示す。
【0080】
【表2】 表2に示すように、本実施例では、現像装置C内の現像
剤の残量が20g以下となった場合に白抜け画像が発生
する恐れがあるとして、PAE値からの変化量が0.6
V以下となった場合に、装置本体100の表示手段40
に「現像剤無し」の警告表示を行うように設定してい
る。又、本実施例では、PAE値からの差を0.6〜
1.8Vの間で適当な刻み幅に分割し、現像剤の残量と
対応させておく。更に、本実施例では、現像剤残量補正
テーブル26において、現像剤の残量(g)と、現像剤
残量をパーセント表示するための現像剤残量(%)とが
対応されている。
【0081】ここで、現像剤残量のパーセント表示とし
ては、現像剤が未使用時の何%残っているかを表示した
り、使用可能な現像剤に対して使用可能な現像剤が何%
残っているかなどを表示することができる。例えば、未
使用時の現像剤量が200g、現像剤残量が20g以下
となった時点で白抜けの恐れがある場合、実際に使用で
きる現像剤量は180gであり、この使用可能な現像剤
量に対して現像剤が何%残っているかに基づいて現像剤
残量(%)を表示することができる。表2に示す実施例
では、使用可能な現像剤100gに対して使用可能な現
像剤が何%残っているかを表示する例を示す。又、本実
施例のように、現像剤残量検知手段30の配置関係か
ら、現像剤がある程度消費されてから検出電圧値の上昇
(静電容量の低下)が始まる場合、検出電圧値の変化が
始まる以前の現像剤残量(%)は、「30%以上」、或
は「100%」などと、現像剤が十分に残っていること
を報知する情報を表示することができる。
【0082】このように本体制御部22では、演算部2
4は、本体側現像剤残量検知部23を介して入力した検
出電圧値及びプロセスカートリッジBのメモリ20に記
憶されたPAE値に基づいて検出電圧値のPAE値から
の変化量を算出し、制御手段25は演算部24にて算出
された変化量と、現像剤残量補正テーブル26に格納さ
れている表2に示すテーブルとを照らし合わせることに
よって現像剤の残量を判断し、表示手段40にその情報
を表示させる。
【0083】次に、図5のフローチャートを参照して、
本実施例における現像剤残量の検知動作を説明する。
尚、途中使用される現像剤残量補正テーブル26は表2
に示したものである。 S201:画像形成装置本体100の電源をオンとす
る。 S202:本体側現像剤残量検知部23が、メモリ20
内にPAE値が記憶されているかどうかを確認する。こ
こで、“No”と判断された場合は、S203に進み、
プロセスカートリッジBに異常があることを報知する情
報を画像形成装置本体100の表示手段40に表示す
る。“Yes”と判断された場合には、S204に進
む。 S204:本体残量検知検出部23が、検出電圧値Xを
測定する。 S205:演算部24が、PAE値と検出電圧値Xの関
係から、検出電圧値XのPAE値からの変化量を算出す
る。 S206:制御手段25が、S205にて演算部24が
算出した値を、現像剤残量補正テーブル26で照らし合
わせる。 S207:制御手段25が、現像剤残量がY%であるこ
とを示す信号を画像形成装置本体100の表示手段40
に発信し、表示手段40にその情報を表示する。 S208:制御手段25が、現像剤残量Y(%)が0%
に達したかどうか確認し、“No”と判断した場合はS
204に進み、上述のシーケンスを繰り返す。又、“Y
es”と判断した場合はS209に進む。 S209:シーケンスを終了する。
【0084】上述のフローチャートに従う制御を行っ
て、PAE値の異なる現像剤量検出装置を備えた2つの
プロセスカートリッジB(E1、E2)について現像剤
の消費に従う現像剤残量表示を評価したところ、図6に
示すように、プロセスカートリッジBの個体差を吸収し
た、現像剤量の逐次残量検値が可能であった。図6中縦
軸は、現像剤量検出装置による検出電圧の測定値XのP
AE値からの変化量を示し、横軸は現像装置C内の現像
剤の残量表示Y(%)を示す。
【0085】以上、本発明によれば、現像剤残量検知手
段30の位置関係などによって、現像剤がない状態での
現像剤残量検知手段30にて検出される静電容量が各カ
ートリッジ間で異なるような場合にも、現像装置Cに現
像剤が充填されていない状態での現像剤残量検知手段の
出力に基づいて現像剤残量検知手段によって検出される
静電容量(本実施例では検出電圧値)と現像現像剤残量
との関係を補正し、正確に把握することができるので、
正確に現像剤の残量を検出することができる。又、検出
された現像剤残量に関する情報を表示することにより、
使用者に正確なカートリッジの交換時期(購入時期)を
報知することができる。
【0086】又、カートリッジのメモリに現像装置内に
現像剤が充填されていない状態で現像剤残量検知手段に
よって検出された静電容量に対応する情報(本実施例で
は検出電圧値)を記憶させることによって、カートリッ
ジの使用途中に画像形成装置本体からカートリッジを取
り外し、交換するような場合にも、その後再びそのカー
トリッジを使用する際に、メモリ内に記憶された前記情
報を画像形成装置本体で読み取ることによって、個々の
カートリッジに即して現像剤残量検知手段の出力(静電
容量、検出電圧値)と現像剤残量との関係を補正し、正
確に把握することができ、常に正確に現像剤の残量を検
出することができる。
【0087】実施例2 次に本発明の他の実施例について説明する。本実施例に
おいて、画像形成装置及びプロセスカートリッジの構成
は基本的に実施例1のものと同様であり、記憶手段20
を用いた現像剤残量検出の制御が異なる。従って、同一
構成及び機能を有する部材には同一符号を付して詳しい
説明は省略し、本実施例の特徴のみ説明する。
【0088】実施例1では、現像装置C内に現像剤が充
填されていない状態での現像剤残量検知手段30の出力
に関する情報として、プロセスカートリッジBの製造時
に、現像装置C内に現像剤が充填されていない状態で治
具によって測定される現像剤残量検知手段30の検出電
圧値、即ち、PAE値をプロセスカートリッジBのメモ
リ20内に格納し使用する構成とした。
【0089】これに対して、本実施例では、現像装置C
内に現像剤が充填されていない状態での現像剤残量検知
手段30の出力に関する情報として、次の情報をプロセ
スカートリッジBのメモリ20に記憶させる。即ち、本
実施例では、プロセスカートリッジBの製造時に、現像
剤が現像装置C内に充填されていない状態で治具によっ
て測定される現像剤残量検知手段30の検出電圧値を所
定の範囲毎のグループに分け、それぞれのグループを区
別することができる情報(以下、この情報を「PAE値
識別情報」と呼ぶ。)をメモリ20内に格納する。
【0090】このPAE値識別情報は、画像形成装置本
体100にプロセスカートリッジBが装着された際に、
本体制御部22がメモリ20から読み出して認識する。
そして、本体制御部22は、PAE値識別情報に対応さ
せて予め設定されているPAE値をそのプロセスカート
リッジBのPAE値として認識する。
【0091】更に具体的に説明すると、本実施例によれ
ば、 (1)プロセスカートリッジBの製造時の現像剤が充填
されていない状態において、治具などを用いて現像剤残
量検知手段30の検出電圧を測定し、所定の範囲毎にグ
ループ分けされたPAE値識別情報と対応させる。 (2)プロセスカートリッジBに記憶手段20を備え、
プロセスカートリッジBに固有のPAE値識別情報を記
憶手段20に記憶させ、プロセスカートリッジBを画像
形成装置本体100に装着した際に本体制御部22がP
AE値識別情報を認識する。 (3)PAE識別情報を、PAE値識別テーブルによっ
てPAE値に変換する。 (4)変換されたPAE値を用い、検出電圧値のPAE
値からの変化量に応じて、現像剤残量補正テーブルを利
用することで現像剤残量を算出する。 (5)その結果を、随時表示手段40に表示させる。と
いう制御を行う。このことにより、カートリッジ個体差
を吸収し、より正確に現像剤の残量を逐次検知すること
ができ、更には、工場作業工程における効率化を図るこ
とができる。
【0092】次に、本実施例におけるメモリ20の制御
構成を説明する。
【0093】本実施例では、図7に示すように、実施例
1同様、プロセスカートリッジB側にはメモリ20と伝
達部21が配置されており、画像形成装置本体100に
設けられた本体制御部22には、本体側現像剤残量検知
部23、演算部24、制御手段25、現像剤残量補正テ
ーブル26及びPAE値識別テーブル27などが配置さ
れる。
【0094】そして、前述のように、現像剤残量検知手
段30からの電流は、画像形成装置本体100が備えた
電流測定装置33によって計測され、画像形成装置本体
100に配置された本体制御部22に送られる。
【0095】本体制御部22では、現像剤残量検知手段
30の出力信号を、本体側現像剤量検知部23によって
電圧信号に変換する。又、本体制御部22はプロセスカ
ートリッジBのメモリ20からPAE値識別情報を読み
込み認識し、制御手段25がPAE値識別テーブル27
を用いてPAE値に変換する。更に、詳しくはフローチ
ャートを参照して後述するように、本実施例では、変換
されたPAE値はプロセスカートリッジBのメモリ20
に記憶され、現像剤残量検知手段30の出力と現像剤残
量の関係の補正のために用いられる。
【0096】演算部24は、プロセスカートリッジBの
メモリ20に記憶された情報及び本体側現像剤残量検知
部23からの信号に基づき後述する所定の演算処理を行
い、更に制御手段25が現像剤残量補正テーブル26を
用いて演算部24によって得られたデータの照合を行う
ことによって現像剤残量検知値を補正し、現像剤残量レ
ベルを決定する。
【0097】更に、本体制御部22は、検知した現像剤
残量に基づいて、現像剤残量(%)を求め、装置本体1
00の表示手段40にその情報、或は「現像剤無し」の
警告を表示させる。
【0098】メモリ20内には、様々な情報を格納する
ことができるが、本実施例では、少なくとも詳しくは後
述するPAE値識別情報ωとして後述のα、β及びγ、
更には、検出電圧値情報及びPAE値を格納することが
できる。
【0099】メモリ20内に格納された情報は、本体制
御部22内の演算部24と常に送受信可能な状態になっ
ており、これら情報を元に演算され制御手段25によっ
てデータの照合が行われている。
【0100】尚、PAE値識別情報ωは、現像剤残量検
知手段30による検出電圧の測定値の公差により、現像
装置Cに現像剤が充填されていない状態での現像剤残量
検知手段30の検出電圧値のばらつき範囲に応じて任意
の数に設定して良い。
【0101】例えば、検出電圧値の公差が大きい場合
は、PAE値識別情報を多数設定し、公差の少ないもの
であれば、少数設定する。本実施例では、プロセスカー
トリッジBの製造時に、現像装置Cに現像剤が充填され
ていない状態で治具を用いて測定した現像剤残量検知手
段30の検出電圧値によって3段階に分け、各段階に対
応するPAE値識別情報ωをそれぞれα、β、γ(α<
β<γ)とする。
【0102】本実施例では、PAE値識別情報とPAE
値の幅は、 α=2.3〜2.5V β=2.5〜2.7V γ=2.7〜2.9V の関係とした。又、本体制御部22には表3に示すPA
E値補正テーブル27を設け、制御手段25はこれを利
用することによって、各PAE値識別情報ω、即ち、
α、β、γに対応したPAE値を2.4V、2.6V、
2.8Vであると認識し、変換する。
【0103】
【表3】 次に、図8のフローチャートを参照して、本実施例にお
ける現像剤残量の検知動作を説明する。尚、途中使用さ
れる現像剤残量補正テーブル26及びPAE値識別テー
ブル27としては、それぞれ表2、表3に示したものを
用いた。又、PAE値識別情報ωはプロセスカートリッ
ジBの製造時にメモリ20内に格納されているものとす
る。 S401:画像形成装置本体100の電源をオンとす
る。 S402:本体制御部22はメモリ20内に記憶された
情報を読み込み、制御手段25が、メモリ20内に格納
されたPAE識別情報ω=αであるかどうか確認する。 ・Case1:S402で“Yes”と判断された場
合。 S403:制御手段25が、PAE値識別テーブル27
を利用して、PAE値識別情報ωをPAE値に変換す
る。 S404:制御手段25が、PAE値=2.4Vである
ことを確認し、このPAE値をメモリ20内に記憶させ
る。 S411:本体側現像剤残量検知部23が、検出電圧X
を測定する。 S412:演算部24が、PAE値と検出電圧Xの関係
から、検出電圧値XのPAE値からの変化量を算出す
る。 S413:制御手段25が、S412にて演算部24が
算出した値を、現像剤残量補正テーブル26で照らし合
わせる。 S414:制御手段25が、現像剤残量がY%であるこ
とを示す信号を、画像形成装置本体100の表示手段4
0に発信し、表示手段40にその情報を表示する。 S415:制御手段25が、現像剤残量Y(%)が0%
に達したかどうか確認し、“No”と判断した場合はS
411に進み、上述のシーケンスを繰り返す。又、“Y
es”と判断した場合はS416に進む。 S416:シーケンスを終了する。 ・Case2:S402で“No”と判断された場合。 S405:制御手段25が、PAE値識別情報ω=βで
あるかどうか確認する。“Yes”と判断された場合は
S406に進む。又、“No”と判断された場合はS4
08に進む(Case3参照)。 S406:制御手段25が、PAE値識別テーブル27
を利用して、PAE値識別情報ωをPAE値に変換す
る。 S407:制御手段25が、PAE値=2.6Vである
ことを確認し、このPAE値をメモリ30内に記憶させ
る。 S411:本体側現像剤残量検知部23が、検出電圧X
を測定する。 S412:演算部24が、PAE値と検出電圧Xの関係
から、検出電圧値XのPAE値からの変化量を算出す
る。 S413:制御手段25が、S412にて演算部24が
算出した値を、現像剤残量補正テーブル26で照らし合
わせる。 S414:制御手段25が、現像剤残量がY%であるこ
とを示す信号を、画像形成装置本体100の表示手段4
0に発信し、表示手段40にその情報を表示する。 S415:制御手段25が、現像剤残量Y(%)が0%
に達したかどうか確認し、“No”と判断した場合はS
411に進み、上述のシーケンスを繰り返す。又、“Y
es”と判断した場合はS416に進む。 S416:シーケンスを終了する。 Case3:S405で“No”と判断された場合。 S408:制御手段25が、PAE値識別情報ω=γで
あるかどうか確認する。“No”と判断された場合はS
402へ戻り、“Yes”と判断された場合はS409
に進む。 S409:制御手段25が、PAE値識別テーブル27
を利用して、PAE値識別情報ωをPAE値に変換す
る。 S410:制御手段25が、PAE=2.8Vであるこ
とを確認し、このPAE値をメモリ20内に記憶させ
る。 S411:本体側現像剤残量検知部23が、検出電圧X
を測定する。 S412:演算部24が、PAE値と検出電圧Xの関係
から、検出電圧値XのPAE値からの変化量を算出す
る。 S413:制御手段25が、S412にて演算部24が
算出した値を、現像剤残量補正テーブル26で照らし合
わせる。 S414:制御手段25が、現像剤残量がY%であるこ
とを示す信号を、画像形成装置本体100の表示手段4
0に発信し、表示手段40にその情報を表示する。 S415:制御手段25が、現像剤残量(%)Yが0%
に達したかどうか確認し、“No”と判断した場合はS
411に進み、上述のシーケンスを繰り返す。又、“Y
es”と判断した場合はS416に進む。 S416:シーケンスを終了する。
【0104】上述のフローチャートに従う制御を行っ
て、PAE値の異なる現像剤量検出装置を備えた2つの
プロセスカートリッジB(E3、E4)について現像剤
の消費に従う現像剤残量表示を評価したところ、図9に
示すように、プロセスカートリッジBの個体差を吸収し
た、現像剤量の逐次残量検値が可能であった。図9中縦
軸は、現像剤量検出装置による検出電圧の測定値XのP
AE値からの変化量を示し、横軸は現像装置C内の現像
剤の残量表示Y(%)を示す。
【0105】尚、本実施例では、プロセスカートリッジ
Bの製造時において、治具によって測定した現像装置C
内に現像剤が充填されていない状態における現像剤残量
検知手段30の出力電圧値を所定の範囲毎に区分し、各
区分を識別し得るPAE値識別情報ωをメモリ20に記
憶させる構成とすることによって、工場作業工程におけ
る効率化が図られるが、図8のフローチャートから理解
されるように、S404、S407及びS410におい
てPAE値識別テーブル27を用いて変換されたPAE
値をメモリ20に記憶させることによって、一度PAE
値識別情報ωから変換たPAE値メモリ20から読み出
して用いることができ、画像形成装置内における信号処
理を簡略化することができる。
【0106】以上、本発明によれば、本実施例の構成と
することによっても、現像装置Cに現像剤が充填されて
いない状態で検出された静電容量値(検出電圧値)に基
づいて、現像剤残量と検出された静電容量(検出電圧
値)との関係を補正することができ、正確に現像剤の残
量を検出することができる。更に、本実施例の構成で
は、カートリッジの製造工場における作業の効率化を図
れる。
【0107】又、カートリッジのメモリにPAE値に関
する情報として、本実施例ではPAE値識別情報と、こ
のPAE値識別情報から変換されたPAE値を記憶させ
ることにより、カートリッジの使用途中に画像形成装置
本体からカートリッジを取り外して交換するような場合
にも、その後再びそのカートリッジを使用する際に、メ
モリ内に記憶された情報を利用して常に正確に現像剤の
残量を検出することができる。
【0108】実施例3 図10には、本発明の他の態様であるカートリッジ化さ
れた現像装置Cの一実施例を示す。
【0109】本実施例の現像装置Cは、現像ローラ5a
及び現像ブレード5cなどの現像手段5を保持する現像
室5Aと、現像手段5に供給する現像剤を収容する現像
剤収納容器4とをプラスチック製の現像剤枠体11及び
現像枠体12により一体的に構成することによってカー
トリッジ化される。つまり、本実施例の現像装置Cは、
実施例1及び2で説明したプロセスカートリッジBの現
像装置構成部をユニット化したものであり、即ち、プロ
セスカートリッジBから感光体ドラム1、帯電手段2、
クリーニング手段7を除いて一体化したカートリッジと
考えることができる。従って、実施例1にて説明した全
ての現像装置構成部及び現像剤量検出装置の構成が同様
に本実施例の現像装置Cにおいても適用される。従っ
て、これら構成及び作用についての説明は、実施例1に
おいて行った上記説明を援用する。
【0110】但し、本実施例では、メモリ20は現像剤
収納容器4に付帯させている点が異なる。本実施例の構
成によっても、実施例1及び2と同様の作用効果を達成
し得る。
【0111】以上、本発明のいくつかの実施例について
説明した。
【0112】尚、当然ながら、カートリッジ構成、特に
現像剤残量検知手段の構成と配置によって、現像剤残量
と検出電圧値との関係は大きく異なるため、現像剤残量
補正テーブルは、表2に示すものに限定されるものでは
なく、本発明を実施する画像形成装置、カートリッジの
特性に応じて適宜決定し得る。又、上記各実施例では、
現像剤残量補正テーブルにおけるPAE値からの検出電
圧値Xの変化量の刻み幅を、表2に示すように、現像剤
の残量が多い時点では現像剤量の5g(5%)程度に対
応して設定し、現像剤残量が少なくなったときにより細
かい刻み幅とした。しかし、本発明は表2に示した刻み
幅に限定されるものではなく、実施形態に則した形で個
々に設定するものであり、当然ながらこの刻み幅を細か
くすれば細かくするほどより細かい現像剤残量表示を行
うことができる。
【0113】又、上記各実施例では、現像剤残量補正テ
ーブル26、或は現像剤残量補正テーブル26とPAE
値識別テーブル27は本体制御部22内に格納されるも
のとして説明したが、別法として、これらをカートリッ
ジの記憶手段20内に格納させても良い。そうすること
によって、カートリッジ個々の特性に応じたテーブルを
カートリッジ自身に保持させて使用することができ、様
々なカートリッジに対応してより正確な現像剤の逐次残
量検値を行うことができる。
【0114】上記各実施例では、現像剤残量補正テーブ
ルを使用して、PAE値及び検出電圧値から正確な現像
剤残量を演算する構成としたが、PAE値を用いた所定
の重み付けの関数をにて検出電圧値を補正し、現像剤残
量を演算をする構成としても良い。
【0115】又、上記各実施例では、現像剤残量検知手
段によって検出される静電容量と、現像剤残量検出装置
が最終的に検知する検出電圧との減少増加関係が逆にな
るように設定されている場合について説明したが、静電
容量と電圧の関係は、画像形成装置に備えられる検出回
路により様々であり、静電容量と電圧の関係が同じ減少
関数であっても、増加関数であってもよい。
【0116】現像剤残量の表記方法も、(g)や(%)
に限定するものではなく、例えば、他の表示方法とし
て、更に進んだ形で、残り何枚の出力が可能であるかな
ど、様々な表示方法でも構わない。又、表示手段におけ
る表示に関しても、上記各実施例のように現像剤残量を
パーセント表示する方法に限定されるものではない。例
えば、ガスゲージ、棒グラフ、値表示とすることも可能
である。又、警告メッセージや音声による報知、或は記
録媒体に記録し出力することも当然可能であり、現像剤
の残量が使用者にわかる方式であればどのような表示方
式であっても構わない。更に、現像剤残量の表示は、画
像形成装置本体100に設けられれた表示手段40にて
行うことに限定されるものではなく、画像形成装置本体
100と通信可能に接続された、例えば、ホストコンピ
ュータなどの機器の画面とされる表示手段にて行うこと
もできる。
【0117】更に、上記各実施例では、現像剤残量検知
手段としてプレートアンテナ方式を用いたが、本発明は
この方式の現像剤残量検知手段を備えたプロセスカート
リッジにおける適用に限定されるものではない。即ち、
現像装置内に現像剤が充填されていない状態において、
現像剤残量検知手段、カートリッジの部品、画像形成装
置本体の電子部品などの公差によって現像剤残量検知手
段の出力信号にバラツキが生じる可能性があるものであ
れば特にその方式は問わず、本発明の原理を適用するこ
とによって正確な現像剤残量検知を行うことができる。
又、上記各本実施例では、現像ローラ5a、プレートア
ンテナとしての入力板金31及び出力案金32を設けた
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
現像ローラ5aに対向するプレートアンテナを一つ設
け、現像ローラ5aに現像バイアスが印加された際に発
生する現像ローラ5aとこのプレートアンテナ間の静電
容量の変化を検出する構成とするなど、少なくとも一対
の電極間の静電容量を測定することによって現像剤量を
検出することができ、コストダウンを図ることもでき
る。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリ
ッジ及び画像形成システムは、現像剤収納部と、現像剤
収納部内の現像剤量に応じた信号を逐次出力可能な現像
剤残量検知手段と、記憶手段と、を有するカートリッジ
が画像形成装置本体に着脱可能とされ、(a)記憶手段
には、現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態
における現像剤残量検知手段の出力に対応する情報が記
憶される構成とされ、(b)更に、装置本体は、記憶手
段に記憶された現像剤収納部内に現像剤が充填されてい
ない状態における現像剤残量検知手段の出力に対応する
情報と、現像剤残量検知手段の出力と、に基づいて現像
剤収納部内の現像剤量を逐次に検知する構成とされるの
で、正確に現像装置内の現像剤の残量を検出することが
でき、又それを報知することが可能であるので、使用者
に警告を発する前に白抜け画像が発生することがなく、
又、白抜け画像の発生を警告する時点における現像剤の
残量を極力少なく抑えることができるなど、適切なカー
トリッジ交換時期(購入時期)を使用者に報知できる。
又、カートリッジを交換使用するような場合にも、個々
のカートリッジの記憶手段に現像剤収納部内に現像剤が
充填されていない状態における現像剤残量検知手段の出
力に対応する情報が記憶されているので、常に正確な現
像剤残量を検知し、使用者に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係るプロセスカートリッジと画像形成
装置の一実施例の断面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの拡大断面図であ
る。
【図3】プロセスカートリッジに備えられるメモリの制
御構成の一実施例を説明するためのカートリッジと画像
形成装置本体の概略関係図である。
【図4】本発明に従って構成される現像剤量検出装置の
検出電圧値と現像剤残量との関係を示すグラフ図であ
る。
【図5】本発明に従う、カートリッジの記憶手段を用い
た現像剤量検知動作の一実施例を説明するためのフロー
チャート図である。
【図6】本発明の一実施例に従って現像剤量検出装置の
検出電圧値を補正した後の現像剤残量表示を説明するた
めのグラフ図である。
【図7】プロセスカートリッジに備えられるメモリの制
御構成の他の実施例を説明するためのカートリッジと画
像形成装置本体の概略関係図である。
【図8】本発明に従う、カートリッジの記憶手段を用い
た現像剤量検知動作の他の実施例を説明するためのフロ
ーチャート図である。
【図9】本発明の他の実施例に従って現像剤量検出装置
の検出電圧値を補正した後の現像剤残量表示を説明する
ためのグラフ図である。
【図10】本発明に係るカートリッジ化された現像装置
の一実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電手段 3 レーザースキャナー 4 現像剤収納容器 5 現像手段 5a 現像ローラ(現像剤担持体) 7 クリーニング手段 10 定着手段 20 記憶手段(メモリ) 21 伝達部 22 本体制御部 26 現像剤残量補正テーブル 27 PAE値識別テーブル 40 画像形成装置本体の表示手段 100 画像形成装置本体 101 装着手段 A レーザービームプリンター B プロセスカートリッジ C 現像装置(現像ユニット)、現像カートリッ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 英樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DD02 DE04 DE07 GB01 HB13 2H071 BA37 DA08 EA08 2H077 AA33 DA15 DA16 DA59 DB10 GA04

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤収納部と、前記現像剤収納部内の
    現像剤量に応じた信号を逐次出力可能な現像剤残量検知
    手段と、記憶手段と、を有するカートリッジが装置本体
    に着脱可能な画像形成装置において、前記記憶手段に
    は、前記現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状
    態における前記現像剤残量検知手段の出力に対応する情
    報が記憶されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体は、前記記憶手段に記憶さ
    れた前記現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状
    態における前記現像剤残量検知手段の出力に対応する情
    報と、前記現像剤残量検知手段の出力と、に基づいて前
    記現像剤収納部内の現像剤量を逐次に検知することを特
    徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶された情報に基づい
    て認識される前記現像剤収納部内に現像剤が充填されて
    いない状態における前記現像剤残量検知手段の出力から
    の前記現像剤残量検知手段の出力の変化量に基づいて現
    像剤量を検知することを特徴とする請求項2の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶された情報に基づい
    て認識される前記現像剤収納部内に現像剤が充填されて
    いない状態における前記現像剤残量検知手段の出力から
    の前記現像剤残量検知手段の出力の変化量と、少なくと
    も現像剤量と、を対応させた補正テーブルを用いて現像
    剤量を検知することを特徴とする請求項3の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記補正テーブルは、前記記憶手段に記
    憶されていることを特徴とする請求項4の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶された情報に基づい
    て認識される前記現像剤収納部内に現像剤が充填されて
    いない状態における前記現像剤残量検知手段の出力を用
    いた重み付け関数と、前記現像剤残量検知手段の出力と
    を用いて現像剤量を検知することを特徴とする請求項2
    の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記現像剤収納部内に現像剤が充填され
    ていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力に
    対応する情報とは、その状態における前記現像剤残量検
    知手段の出力値であることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記現像剤収納部内に現像剤が充填され
    ていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力に
    対応する情報とは、その状態における前記現像剤残量検
    知手段の出力値を所定範囲毎に区分し、各区分が識別可
    能な識別情報であることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかの項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記装置本体は更に、前記現像剤収納部
    内に現像剤が充填されていない状態における前記現像剤
    残量検知手段の出力値の区分の識別情報から、その状態
    における前記現像剤残量検知手段の出力値を認識する手
    段を有することを特徴とする請求項8の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記現像剤収納部内に現像剤が充填さ
    れていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力
    値の区分の識別情報と、その状態における前記現像剤残
    量検知手段の出力値と、を対応させた識別テーブルを用
    いてその状態における前記現像剤残量検知手段の出力値
    を認識することを特徴とする請求項9の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記識別テーブルは、前記記憶手段に
    記憶されていることを特徴とする請求項10の画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 前記現像剤収納部内に現像剤が充填さ
    れていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力
    に対応する情報は、前記カートリッジの製造時に前記記
    憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1〜11の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記現像剤残量検知手段は、少なくと
    も2つの電極間の静電容量を測定することによって得ら
    れる信号を出力することを特徴とする請求項1〜12の
    いずれかの項に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記装置本体は更に、表示手段を有
    し、検知した現像剤残量に関する情報を表示するための
    信号をこの表示手段に送信して表示することを特徴とす
    ることを特徴とする請求項2〜13のいずれかの項に記
    載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記装置本体は更に、表示手段を有す
    る機器と通信可能であり、検知した現像剤残量に関する
    情報を表示するための信号をこの表示手段を有する機器
    に送信することを特徴とする請求項2〜13のいずれか
    の項に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
    接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
    ることを特徴とする請求項1〜15のいずれかの項に記
    載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記カートリッジは更に、電子写真感
    光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
    写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
    光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
    とも一つを有することを特徴とする請求項1〜16のい
    ずれかの項に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 現像剤収納部と、前記現像剤収納部内
    の現像剤量に応じた信号を逐次出力可能な現像剤残量検
    知手段と、記憶手段と、を有し、画像形成装置に着脱可
    能なカートリッジにおいて、前記記憶手段には、前記現
    像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態における
    前記現像剤残量検知手段の出力に対応する情報が記憶さ
    れることを特徴とするカートリッジ。
  19. 【請求項19】 前記記憶手段には更に、前記記憶手段
    に記憶される情報に基づいて認識される前記現像剤収納
    部内に現像剤が充填されていない状態における前記現像
    剤残量検知手段の出力からの前記現像剤残量検知手段の
    出力の変化量と、少なくとも現像剤量とを対応させた補
    正テーブルが記憶されることを特徴とする請求項18の
    カートリッジ。
  20. 【請求項20】 前記現像剤収納部内に現像剤が充填さ
    れていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力
    に対応する情報とは、その状態における前記現像剤残量
    検知手段の出力値であることを特徴とする請求項18又
    は19のカートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記現像剤収納部内に現像剤が充填さ
    れていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力
    に対応する情報とは、その状態における前記現像剤残量
    検知手段の出力値を所定範囲毎に区分し、各区分が識別
    可能な識別情報であることを特徴とする請求項18又は
    19のカートリッジ。
  22. 【請求項22】 前記記憶手段には更に、前記記憶手段
    に記憶される前記現像剤収納部内に現像剤が充填されて
    いない状態における前記現像剤残量検知手段の出力値の
    区分の識別情報と、その状態における前記現像剤残量検
    知手段の出力と、を対応させた識別テーブルが記憶され
    ることを特徴とする請求項21のカートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記現像剤収納部内に現像剤が充填さ
    れていない状態における前記現像剤残量検知手段の出力
    に対応する情報は、前記カートリッジの製造時に前記記
    憶手段に記憶されることを特徴とする請求項18〜22
    のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記現像剤残量検知手段は、少なくと
    も2つの電極間の静電容量を測定することによって得ら
    れる信号を出力することを特徴とする請求項18〜23
    のいずれかの項に記載のカートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記記憶手段は、不揮発性メモリ、非
    接触型不揮発性メモリ、電源を備えた揮発性メモリであ
    ることを特徴とする請求項18〜24のいずれかの項に
    記載のカートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記カートリッジは更に、電子写真感
    光体と、電子写真感光体を帯電させる帯電手段と、電子
    写真感光体に現像剤を供給する現像手段と、電子写真感
    光体をクリーニングするクリーニング手段のうち少なく
    とも一つを有することを特徴とする請求項18〜25の
    いずれかの項に記載のカートリッジ。
  27. 【請求項27】 画像形成装置本体に着脱可能なカート
    リッジを用いて、記録媒体に画像を形成する画像形成シ
    ステムにおいて、 (a)現像剤収納部と、前記現像剤収納部内の現像剤量
    に応じた信号を逐次出力可能な現像剤量検知手段と、前
    記現像剤収納部内に現像剤が充填されていない状態にお
    ける前記現像剤残量検知手段の出力に対応する情報が記
    憶される記憶手段と、を有するカートリッジと、 (b)前記記憶手段に記憶された前記現像剤収納部内に
    現像剤が充填されていない状態における前記現像剤残量
    検知手段の出力に対応する情報と、前記現像剤残量検知
    手段の出力と、に基づいて前記現像剤収納部内の現像剤
    量を逐次に検知する制御手段と、を有することを特徴と
    する画像形成システム。
  28. 【請求項28】 更に、検知した現像剤量に関する情報
    を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項2
    7の画像形成システム。
JP32034999A 1999-10-29 1999-11-10 画像形成装置、この画像形成装置に着脱可能なカートリッジ及び画像形成システム Pending JP2001142291A (ja)

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