JP2005121762A - 現像装置およびプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像容器を大きくすることなく、精度良くトナー残量検知を広範囲にする構成について提案したものである。
【解決手段】 PA2をDT容器内のトナー供給開口上部に設けることにより、現像室を小型化し、トナー残量検知精度を上げる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いた画像形成装置、プロセスカートリッジ、現像装置に関するものである。
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。または、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置に着脱可能とするものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置において、電子写真感光体及び電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザ自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。
この種のプロセスカートリッジの現像剤収納容器は、現像部材を支持する現像容器へ現像剤(以下トナーという)を排出するためのトナー供給開口部が設けられるが、前記現像剤収納容器にトナーを入れた状態で前記プロセスカートリッジを運搬するときに、前記トナーが漏れないように前記トナー供給開口部はシール部材で覆われている。そして、前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置へ装着するときに、ユーザによってシール部材を開封する。
また、このようなプロセスカートリッジ方式の電子写真画像形成装置ではユーザ自身がカートリッジを交換しなければならないため、現像剤が消費された場合にユーザに報知するために、現像剤量検知手段が設けられているものが多い。この現像剤量検知手段としてプロセスカートリッジ内に配置した複数の電極間の静電容量の変化を検知して現像剤量を検知する方式がある。
これらの電極の構成としては、現像剤担持体と所定の間隔をおいて電極板を配置するもの(現像剤担持体との間の静電容量を検知する)や、現像剤が進入可能な位置に複数の対向する電極板を配置するもの、さらにこれらを組み合わせたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002-40792(第5-7頁、図6)
上述のトナー残量検知構成では、第1の電極板と第2の電極板との間隔により、トナー残量を検知できる範囲が決定する。トナー残量検知を広範囲にする場合、電極板間の距離を広げる必要があるため、現像容器内に第1の電極と第2の電極を設けると、現像容器が大きくなる。一般的に現像容器には出荷時、トナーが充填されていないので、現像容器が大きくなると、電子写真画像形成装置が大きくなる。
また、現像剤枠体の底に第2の電極を設けると第1の電極との距離が離れるため、トナー有無での静電容量の変化が小さくなる。そのため、トナー残量検知の精度に制約ができる。そこで、本発明は、現像容器を大きくすることなく、精度良くトナー残量検知を広範囲にする構成について提案したものである。
上記課題を解決するための本発明の構成は以下の通りである。
(構成1)
電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用いられる現像装置において、
現像剤を表面に担持して現像位置に搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体を保持する現像枠体と、
現像剤を収納し、該現像剤を前記現像枠体に開口部を介して供給する現像剤枠体と、
前記現像枠体に設けられた第1の電極と、
前記第1の電極と対向して前記現像剤枠体方向に設けられた第2の電極と、を有し、
前記現像剤担持体と、前記第1の電極もしくは第2の電極に電圧を印加した際に発生する、前記第1の電極と前記第2の電極間と、前記現像剤担持体と前記第1の電極間、もしくは前記現像剤担持体と前記第2の電極間の静電容量を検出することによって現像剤量を検出し、前記第2の電極は前記現像剤枠体内部に配置され、前記第2の電極は、前記現像剤枠体内の開口上部に配置することを特徴とする構成。
(構成2)
前記第2の電極に電圧を印加することを特徴とする構成1に記載の現像装置。
(構成3)
電子写真画像形成装置本体に装着され、電子写真感光体を保持し、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用いられるプロセスカートリッジにおいて、
前記電子写真感光体上に転写されずに残留した現像剤をクリーニングするクリーニング装置と、
現像剤を表面に担持して現像位置に搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体を保持する現像枠体と、
現像剤を収納し、該現像剤を前記現像枠体に開口部を介して供給する現像剤枠体と、
第1の電極と、
前記第1の電極と対向して前記現像剤枠体方向に設けられた第2の電極と、を有し、
前記現像剤担持体と、前記第1の電極もしくは第2の電極に電圧を印加した際に発生する、前記第1の電極と前記第2の電極間と、前記現像剤担持体と前記第1の電極間、もしくは前記現像剤担持体と前記第2の電極間の静電容量を検出することによって現像剤量を検出し、前記第2の電極は前記現像剤枠体内部に配置され、前記第2の電極は、前記現像剤枠体内の開口上部に配置することを特徴とする構成。
(構成4)
前記第2の電極に電圧を印加することを特徴とする構成3に記載のプロセスカートリッジ。
(構成5)
電子写真感光体を保持し、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用いられるプロセスカートリッジを着脱可能で、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
現像剤を表面に担持して現像位置に搬送する現像剤担持体と、
前記現像剤担持体を保持する現像枠体と、
現像剤を収納し、該現像剤を前記現像枠体に開口部を介して供給する現像剤枠体と、
前記現像枠体に設けられた第1の電極と、
前記第1の電極と対向して前記現像剤枠体方向に設けられた第2の電極と、を有し、
前記現像剤担持体と、前記第1の電極もしくは第2の電極に電圧を印加した際に発生する、前記第1の電極と前記第2の電極間と、前記現像剤担持体と前記第1の電極間、もしくは前記現像剤担持体と前記第2の電極間の静電容量を検出することによって現像剤量を検出し、前記第2の電極は前記現像剤枠体内部に配置され、前記第2の電極は、前記現像剤枠体内の開口上部に配置することを特徴とする構成。
(構成6)
前記第2の電極に電圧を印加することを特徴とする構成5に記載の電子写真画像形成装置。
第二の電極をトナー収納容器内に設けることにより、現像枠体内を小型化できる。また、トナー残量検知領域後半が精度良く検知できる。また、第二の電極をトナー供給開口上部に設けることにより、トナー供給の妨げにならない。また、第二の電極がトナー供給開口上部より下にあるので、現像ローラや第一の電極との対向面が増加し、検知精度が上がる。
以下に実施の形態を図面に従って説明する。
以下の説明において、プロセスカートリッジCの短手方向とは、プロセスカートリッジを装置本体へ着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一致している。また、プロセスカートリッジの長手方向とは、プロセスカートリッジを装置本体に着脱する方向と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体の表面と平行であり、且つ、記録媒体の搬送方向と交差する方向である。
[画像形成装置の全体構成]
[画像形成装置全体の説明]
以下、本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
先ず、本発明に基づいて構成されるプロセスカートリッジを着脱可能に装着する画像形成装置について、図2を参照して説明する。ここで、画像形成装置としては、電子写真画像形成プロセスを用いて、記録紙、OHPシート、布等の記録媒体に画像を形成する装置であり、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置、および電子写真ワードプロセッサ等が含まれるが、本実施形態では、特に、電子写真式のレーザービームプリンタを例にとって説明する。
画像形成装置(本実施形態ではレーザービームプリンタ)Aは、ドラム形状の電子写真感光体(以下、感光体ドラムという)7を有し、感光体ドラム7は、帯電手段である帯電ローラ8によって帯電され、次いで、レーザーダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、反射ミラーを有する光学手段1から画像情報に応じたレーザビーム光を照射することによって感光体ドラム7に画像情報に応じた潜像が形成される。この潜像は、現像装置によって現像剤(以下、トナーという)を用いて現像され、可視像すなわちトナー像とされる。
現像装置は、現像剤担持体である現像ローラ10、現像ローラ10の表面上のトナーに摩擦帯電電荷を付与するとともに所定厚のトナー層を形成するためのトナー量規制部材としての現像ブレード12および現像ローラ10内に内蔵されたマグネットローラ11を備え、これらは現像枠体13に保持されており、この現像枠体13はトナーを収容するトナー収納容器14に溶着して一体とし、現像装置ユニット19を構成している。
トナー収納容器14内にはトナーを撹拌するとともにトナーを現像枠体13内の現像室13aへ送り込む撹拌部材15が設けられており、トナー収納容器14内のトナーは、撹拌部材15の回転によって、現像室13a内の現像ローラ10へと送り出される。トナーは、マグネットローラ11を内蔵している現像ローラ10の表面に付着し、現像ローラ10の回転によって搬送され、現像ブレード12にて摩擦帯電電荷が付与されるとともに所定厚のトナー層が現像ローラ10上に形成され、感光体ドラム7の現像領域へと搬送される。この現像領域へ供給されたトナーは、前記感光体ドラム7上の潜像へと転移され、トナー像を形成する。なお、現像ローラ10は、現像バイアス回路に接続されており、通常、交流電圧に直流電圧が重畳された現像バイアス電圧が印加される。
一方、トナー像の形成と同期して、給紙カセット3aにセットした記録媒体2をピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、3eで転写位置へと搬送する。転写位置には、転写手段としての転写ローラ4が配置されており、電圧を印加することによって、感光体ドラム7上のトナー像を記録媒体2に転写する。
トナー像の転写を受けた記録媒体2は、搬送ガイド3fを介して定着手段5へと搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5cおよびヒータ5aを内蔵した定着ローラ5bを備え、通過する記録媒体2に熱および圧力を印加して転写されたトナー像を記録媒体2上に定着する。記録媒体2は、その後、排出ローラ対3g、3hで搬送し、反転経路3iを経由して排出トレイ6へと排出される。この排出トレイ6は、画像形成装置Aの上面に設けられている。なお、揺動可能なフラッパ3jを動作させ、反転経路3iを介することなく記録媒体2を排出することもできる。前記ピックアップローラ3b、搬送ローラ対3c、3d、3e、搬送ガイド3f、および排出ローラ対3g、3h等が記録媒体2の搬送手段3を構成している。
転写ローラ4によってトナー像を記録媒体2に転写した後の感光体ドラム7は、クリーニング手段17によって感光体ドラム7上に残留したトナーを除去した後、次の画像形成プロセスに供される。クリーニング手段17は、感光体ドラム7に当接して設けられた弾性クリーニングブレード17aによって感光体ドラム7上の残留トナーを掻き落として廃トナー溜め17bへと集める。
以上のように構成される画像形成装置に着脱可能に装着されるプロセスカートリッジBは、図1に詳細に示すように構成されている。すなわち、プロセスカートリッジBは、トナー収納容器14に、現像ローラ10および現像ブレード12等の現像装置を保持する現像枠体13を溶着等により一体として形成した現像装置ユニット19と、感光体ドラム7、クリーニングブレード17a等のクリーニング手段17および帯電ローラ8等をドラム枠体18に取り付けて形成した感光体ユニット20とからなりこれらの現像装置ユニット19と感光体ユニット20を回動可能に結合することによってカートリッジ化されている。
このプロセスカートリッジBは、図2に示す画像形成装置本体Aのカートリッジドア9を開いて、ユーザによって電子写真画像形成装置本体Aに設けたカートリッジ装着手段(不図示)に対して取り外し可能に装着される。
本発明によれば、プロセスカートリッジBは現像室13a内のトナーの消費にしたがってその残量を検知するため、後述するように、第一および第二のトナー量検出手段を備えている。
(検出手段)
本実施例では、図1に示すようにトナー量検出部を構成する測定電極部材としての第一の電極61、第二の電極62が現像ローラ10に沿って一定距離を隔てた後述する位置に配置される。第一および第二の電極61、62の材質は、例えば、本実施例では磁性体トナーの循環に影響を及ぼさないように非磁性のSUS材を使用した。現像ローラ10と第二の電極62は、画像形成装置A内で電気的に接続され同電位になっている。検出手段は現像ローラ10および第二の電極62に電圧を印加(入力側)することで第一の電極61との間に静電容量(C=Ca+Cb、図3参照)を誘起させ、この静電容量を測定することによってトナー量を検出する構成とされる。
前記第一、第二の電極61、62はトナー送り部材15によって搬送されたトナーが進入する位置に配置されている。プロセスカートリッジB内のトナー量が多い時は各電極で囲まれた空間にはトナー送り部材15によってトナーが押し込まれ、電極間の静電容量は高い値を示し続ける。プロセスカートリッジを使用していくと、トナーが消費され電極間のトナーの高さが減少していき、静電容量も減少していく。そして最終的には現像ローラ12の表面のトナーを掻き取る現像ブレード12の先端近傍のトナーが消費されることで画像上白抜けが発生し、トナー無し状態となる。
(検出回路)
図3は画像形成装置Aにおけるトナー量検出回路の一例を示す図である。
トナー量に応じて変動する静電容量Cを有する検出部50はインピーダンス素子としてその一方の入力側電極、本実施例では第二の電極62は電気接点51aを介して現像バイアス印加手段としての現像バイアス回路101に接続され、他方の出力側電極、本実施例では第一の電極は電気接点52aを介してトナー量検出回路の制御回路102に接続される。基準容量素子Ccもまた、現像バイアス回路101に接続されており、現像バイアス回路101を介して印加されるAC(交流)電流I1を用いトナー量を検出する上での基準電圧V1を設定する。もちろん、現像ローラ10にはプロセスカートリッジBを装置本体に配置された接点104が現像ローラ10の電気接点30に電気的に接続されることにより、現像バイアス回路101から現像バイアス電圧が印加される。
制御回路102は、基準容量素子Cc、すなわち、基準インピーダンス素子に印加されるAC電流I1をボリュームVR1で分流した値であるAC電流I1′と抵抗R2で生じる電圧降下分V2を、抵抗R3、R4で設定されたV3に加算し基準電圧V1を決めている。
したがって、トナー量検出部50に印加されるAC電流I2は、増幅回路103に入力され、トナー量の検出値V4として出力される。そしてその出力値を現像ローラ10および第二の電極62と第一の電極61のトナー残量の検出値として利用する。
(電極の取付)
図4に示すように、第一の電極61は現像枠体13の取付面13bに設けられた位置決めボス13cによって位置決めされ、両面テープ24で取付面13bに貼り付けられる。但し、電極の取付方法は両面テープ24に限定されるものではない。
図4、5に示すように、第一の電極61の一端部には腕部61aがあり、腕部61aには穴61cと切り起こし部61bが形成されている。第一の電極61が現像枠体13に取り付けられると、切り起し部61bは現像枠体13の溝13dに入り込むようになっている。一方、図7に示すように、現像枠体13の溝13dの横には枠体内部から外部に貫通する穴13eがあり、図5に示すように、その位置は腕部61aの穴61cと一致するようになっている。そして、図7に示すように、現像枠体13の穴13eは、図6に示すような弾性部27a、27bをもつシール部材27が嵌合する形状となっており、現像枠体13の外側からシール部材27が圧入される。その後、第一の電極棒25がシール部材27を介して現像枠体13に挿入され、枠体内部の第一の電極61の切り起し部61bに圧入されて第一の電極61と電気的に接続される。
図1に示すように、第二の電極62はトナー収納容器14内側で、トナー供給開口14d上部14fよりも第二の電極62の下端が下側になるように、例えば、両面テープ28により貼り付けられる。但し、電極の取付方法は両面テープ28に限定されるものではない。
図8に示すように、第二の電極62の一端部には腕部62aがあり、腕部62aには穴62cと切り起こし部62bが形成されている。トナー収容容器14側面には容器内部から外部に貫通する穴14eがあり、その位置は腕部62aの穴62cと一致するようになっている。そして、図8に示すように、トナー収納容器14の穴14eは、図6に示したシール部材27が嵌合する形状となっており、トナー収納容器14の外側からシール部材27が圧入される。その後、第二の電極棒26がシール部材27を介してトナー収納容器14に挿入され、容器内部の第二の電極62の切り起し部62bに圧入されて第二の電極棒26と電気的に接続される。
図9に示すように、現像ローラ10は、シリンダ23、マグネットローラ11、フランジ21、電極22から構成されている。マグネットローラ11には、磁極の位相を合わせるために端部11aがD形の形状となっている。また、電極22には、圧縮コイルバネ部22aと折り返し部22bがあり、フランジ21には、電極22の座面21a、および、シリンダ23に圧入する部分21cにスラスト方向に延びる溝21bがある。この電極22を電極22の折り返し部22bがフランジ21の溝21bに位相が合うように取り付けたフランジユニットを、マグネットローラ11を挿入したシリンダ23に圧入することで、シリンダ23の内面と電極22の折り返し部22bが当接して、シリンダ23と電極22が電気的に接続される。
次に、現像ローラ10を回動可能に支持する軸受側の説明を図10を用いて行う。軸受ユニット34は、軸受ホルダ31、電極板30、および軸受16からなる。電極板30には、マグネットローラ11を片側に寄せるための板バネ部30aと、切り起こし部30bと、穴30cがあり、軸受16には外周面にスラスト方向に延びるリブ16aがある。そして、軸受ホルダ31には、穴31a、ボス31b,31c,31d、Dカットされた軸受部31e、および軸受16のリブ16aに嵌合する溝31fがある。この軸受ホルダ31に、軸受ホルダ31のボス31bを電極板30の穴30cに圧入して、電極板30を組み付る。そして、軸受16を軸受16のリブ16aと軸受ホルダ31の溝31fが合うように位相を合わせて軸受ホルダ31の穴31aに軸受16を勘合させる。
その後、マグネットローラ11の端部11aのD形状と軸受ホルダ31のDカットされた軸受部31eの位相を合わせて、図11に示すように、軸受ユニット34を現像枠体13に組み込むことにより、電極板30の当接面30d(図10)と電極22の端部22cとが当接して、電極板30と電極22が電気的に接続され、現像ローラ10は電極板30と電気的に接続される。
プロセスカートリッジBの下面に配置されたトナー量検出装置の第一、第二の電極棒25、26および、電極板30が、図12に示すように、プロセスカートリッジBを画像形成装置本体Aに装着したときに装置本体に配置された接点106、105、104に電気的に接続される。
以上説明したように、第一の電極61を現像枠体13、そして第二の電極62をトナー収容容器14に配置することにより、トナー残量検知を広範囲に精度良く行うことができる。
本発明のプロセスカートリッジの構成を示す断面図である。 本発明の画像形成装置の構成を示す断面図である。 本発明のプロセスカートリッジの実施形態におけるトナー量検出回路を示す図である。 本発明の現像枠体を示す斜視説明図である。 本発明の電極、電極棒の位置関係を示す斜視説明図である。 シール部材の断面図である。 本発明の現像枠体を示す斜視図説明である。 本発明のトナー収容容器を示す斜視説明図である。 本発明の現像ローラの電気的接続を説明する現像ローラの斜視説明図である。 本発明の現像ローラの電気的接続を説明する軸受ユニットの斜視説明図である。 本発明の現像ローラの電気的接続を説明する斜視説明図である。 本発明の画像形成装置を示す断面説明図である。
符号の説明
A 画像形成装置(レーザービームプリンタ)
B プロセスカートリッジ
C 静電容量
I 電流
R 抵抗
V 電圧
VR ボリューム
1 光学手段
2 記録媒体
3 搬送手段
3a 給紙カセット
3b ピックアップローラ
3c 搬送ローラ対
3d 搬送ローラ対
3e 搬送ローラ対
3f 搬送ガイド
3g 排出ローラ対
3h 排出ローラ対
3i 反転経路
3j フラッパ
4 転写ローラ
5 定着手段
5a ヒータ
5b 定着ローラ
5c 駆動ローラ
6 排紙トレイ
7 感光体ドラム(電子写真感光体)
8 帯電ローラ(帯電手段)
9 カートリッジドア
10 現像ローラ(現像剤担持体)
11 マグネットローラ
12 現像ブレード(規制部材)
13 現像枠体
13a 現像室
13b 取り付け面
13c ボス
13d 溝
13e 穴
14 トナー収納容器(現像剤収納容器)
14d トナー供給開口部
15 撹拌部材
16 軸受
17 クリーニング手段
17a 弾性クリーニングブレード
17b 廃トナー溜め
18 ドラム枠体
19 現像装置ユニット
20 感光体ユニット
21 フランジ
22 電極バネ
23 シリンダ
24 両面テープ
25 第一の電極棒
26 第二の電極棒
27 シール部材
28 両面テープ
29 弾性シール部材
30 電極板(電気接点)
31 軸受ホルダ
32 ねじ
33 ねじ
34 軸受ユニット
50 検出部
51a 電気接点
51b 電気接点
61 第一の電極
61a 腕部
61b 切り起し部
61c 穴
62 第二の電極
62a 腕部
62b 切り起し部
62c 穴
101 現像バイアス回路
102 制御回路
103 増幅回路
104 接点
105 接点
106 接点

Claims (6)

  1. 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用いられる現像装置において、
    現像剤を表面に担持して現像位置に搬送する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を保持する現像枠体と、
    現像剤を収納し、該現像剤を前記現像枠体に開口部を介して供給する現像剤枠体と、
    前記現像枠体に設けられた第1の電極と、
    前記第1の電極と対向して前記現像剤枠体方向に設けられた第2の電極と、を有し、
    前記現像剤担持体と、前記第1の電極もしくは第2の電極に電圧を印加した際に発生する、前記第1の電極と前記第2の電極間と、前記現像剤担持体と前記第1の電極間、もしくは前記現像剤担持体と前記第2の電極間の静電容量を検出することによって現像剤量を検出し、前記第2の電極は前記現像剤枠体内部に配置され、前記現像剤枠体内の開口上部に配置することを特徴とする現像装置。
  2. 前記第2の電極に電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 電子写真画像形成装置本体に装着され、電子写真感光体を保持し、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用いられるプロセスカートリッジにおいて、
    前記電子写真感光体上に転写されずに残留した現像剤をクリーニングするクリーニング装置と、
    現像剤を表面に担持して現像位置に搬送する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を保持する現像枠体と、
    現像剤を収納し、該現像剤を前記現像枠体に開口部を介して供給する現像剤枠体と、
    第1の電極と、
    前記第1の電極と対向して前記現像剤枠体方向に設けられた第2の電極と、を有し、
    前記現像剤担持体と、前記第1の電極もしくは第2の電極に電圧を印加した際に発生する、前記第1の電極と前記第2の電極間と、前記現像剤担持体と前記第1の電極間、もしくは前記現像剤担持体と前記第2の電極間の静電容量を検出することによって現像剤量を検出し、前記第2の電極は前記現像剤枠体内部に配置され、前記現像剤枠体内の開口上部に配置することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  4. 前記第2の電極に電圧を印加することを特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 電子写真感光体を保持し、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するために用いられるプロセスカートリッジを着脱可能で、記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
    現像剤を表面に担持して現像位置に搬送する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を保持する現像枠体と、
    現像剤を収納し、該現像剤を前記現像枠体に開口部を介して供給する現像剤枠体と、
    前記現像枠体に設けられた第1の電極と、
    前記第1の電極と対向して前記現像剤枠体方向に設けられた第2の電極と、を有し、
    前記現像剤担持体と、前記第1の電極もしくは第2の電極に電圧を印加した際に発生する、前記第1の電極と前記第2の電極間と、前記現像剤担持体と前記第1の電極間、もしくは前記現像剤担持体と前記第2の電極間の静電容量を検出することによって現像剤量を検出し、前記第2の電極は前記現像剤枠体内部に配置され、前記現像剤枠体内の開口上部に配置することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  6. 前記第2の電極に電圧を印加することを特徴とする請求項5に記載の電子写真画像形成装置。
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