JPH11184235A - 現像剤残量検知装置および画像形成装置 - Google Patents

現像剤残量検知装置および画像形成装置

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JPH11184235A
JPH11184235A JP36457397A JP36457397A JPH11184235A JP H11184235 A JPH11184235 A JP H11184235A JP 36457397 A JP36457397 A JP 36457397A JP 36457397 A JP36457397 A JP 36457397A JP H11184235 A JPH11184235 A JP H11184235A
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JP36457397A
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Yasumasa Otsuka
康正 大塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像容器内のトナーの循環を阻害することな
く、トナー残量を精度良く逐次検知し、かつユーザビリ
ティーの向上を図る。 【解決手段】 現像容器10cの外側に現像スリーブ1
0cに対して平行にかつ現像容器10cを介して対角位
置に2本のアンテナ18a、18bを設け、現像スリー
ブ10cと各アンテナ18a、18b間の静電容量の変
化をそれぞれ検知することにより、現像スリーブ10c
回りのトナー残量を精度良く逐次検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリンタあ
るいは複写機などとされる、現像剤を用いて画像を形成
する静電気録方式あるいは電子写真方式の画像形成装
置、および該画像形成装置における現像装置内の現像剤
残量を検知する現像剤残量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像形成装置の一例とし
てレーザープリンターの構成を図17に示す。同図にお
いて、プリンタ本体AにはプロセスカートリッジBが着
脱自在に装着されている。プロセスカートリッジBに
は、感光体ドラム7、1次帯電ローラ8、現像容器10
aおよび現像スリーブ10cを含む現像装置10、クリ
ーニングブレード11aを含むクリーニング装置11等
が具備されている。
【0003】1次帯電ローラ8にはDCとAC電圧が重
畳されており、これにより感光体ドラム7上に所定の電
荷を帯電させる。この後、レーザー光学系1から画像信
号に同期した光を感光体ドラム8上へ照射して静電潜像
を形成する。この静電潜像にはACとDCの重畳バイア
スが印加された現像スリーブ10cによって現像剤(以
下「トナー」という)が選択的に付着されトナー像が形
成される。こうして感光体ドラム8上に現像がなされ
る。
【0004】一方、カセット3aに積載された転写材2
が上記トナー像の先端と転写位置で同期するようにレジ
ストローラ対3eによってタイミングをとって送り出さ
れる。転写材2は転写ローラ4により背面にトナーと逆
極性の電荷を与えられることでトナー像を感光体ドラム
7から写し取る。
【0005】感光体ドラム7上に残ったトナーや付着し
た紙粉はクリーニングブレード11aで掻き取られ、感
光体ドラム8は1次帯電以降の工程を繰り返す。トナー
像を写し取った転写材2は、その後、搬送手段3f、3
g、3hによって、定着ローラ5aと加圧ローラ5bか
らなる定着器5に搬送され、そこで加熱加圧されること
によりトナー像を永久固着させて、さらに排紙トレイ6
へと排出される。
【0006】上記画像形成装置に用いられる従来の現像
剤残量検知装置(以下「トナー残量検知装置」という)
の一例が特開平8−160834号公報にて開示されて
いる。このトナー残量検知装置は、図18に示すよう
に、現像器10の現像容器10a内に検出部材として1
対のアンテナ線16a、16bを一定間隔を隔て配置し
ている。この1対のアンテナ線16a、16bは、両者
間にトナーが介在する状態に応じて静電容量が変化する
コンデンサとみなすことができ、この静電容量の変化に
よって現像容器10a内のトナー量を測定するものであ
る。
【0007】また他のトナー残量検知装置としては、現
像スリーブと平行にアンテナ線を配置し両者間の静電容
量の変化をトナー量の変化として検知する方法や、現像
容器に光透過性の窓を設けて光学的にトナー量を検知す
る方法、圧電素子等のトナーの重さを利用するもの、あ
るいはホール素子のように磁力を用いるもの等が知られ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のトナー残量検知
装置は、その精度が低くトナー残量がかなりある状態で
ユーザーにトナー補給ないしプロセスカートリッジ(以
下「カートリッジ」という)の交換を求めるため、過剰
なトナー補給による現像装置のパンクやカートリッジ内
にトナーを多く残したままで廃棄される等の問題があっ
た。
【0009】特に光学的センサや圧電素子を用いた装置
は現像容器内の一部分でトナーの量を検知しているため
に、トナーの撹拌が悪いと現像スリーブ上の一部でトナ
ーが無い状態でもそれを検知できずそのため画像が白く
抜けるような問題も生じた。
【0010】また、上述の特開平8−160834号公
報におけるように、カートリッジ内に1対のアンテナ線
を設けて両者の間の静電容量を測定するは、アンテナ線
のたわみによって誤差が生じたり、あるいは、現像容器
内のトナーの循環を阻害するなどの問題があった。
【0011】従って、本発明の目的は、現像容器内の現
像剤の循環を阻害することなく、現像容器内の現像剤残
量を精度良く検知できる現像剤残量検知装置、および該
現像剤残量検知装置を備えた画像形成装置を提供するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像剤残量検知装置および画像形成装置にて達成され
る。要約すれば、本発明は、像担持体に現像剤を供給す
るための現像剤担持体を備えた現像容器内の現像剤残量
を検知する現像剤残量検知装置において、前記現像容器
外に前記現像剤残量を検知するための複数の検知部材を
有することを特徴とする現像剤残量検知装置である。
【0013】本発明による他の態様によれば、潜像が形
成される像担持体と、現像剤を収容する現像容器および
前記像担持体に現像剤を供給するための現像剤担持体を
備えた現像装置と、前記現像容器内の現像剤残量を検知
する現像剤残量検知装置とを有する画像形成装置におい
て、前記現像剤残量検知装置は、前記現像容器外に前記
現像剤残量を検知するための複数の検知部材を有するこ
とを特徴とする画像形成装置が提供される。
【0014】上記発明において、前記複数の検知部材の
うち少なくても一つの検知部材に一次帯電のACバイア
スを印加することが好ましい。別の態様によれば、前記
複数の検知部材のうち少なくとも1対の検知部材が前記
現像容器を介して長手方向に対角位置にあることが好ま
しい。別の態様によれば、前記複数の検知部材のうち少
なくても一つの検知部材を前記現像剤担持体に対して直
交ないし捩れの位置に配置することが好ましい。前記検
知部材はアンテナであることが好ましい。前記アンテナ
は棒または平板であることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像剤残量検
知装置および画像形成装置を図面に則して更に詳しく説
明する。なお、つぎにする実施例の説明では、本発明は
図17の画像形成装置に具現化されるものとし、したが
って、画像形成装置の全体的構成および機能の説明は省
略し、本発明の特徴部分について説明する。また、前出
の部材と同一の部材については同一符号を付す。
【0016】実施例1 本発明の第1実施例について、図1〜図6により説明す
る。
【0017】図1および図2において、本実施例の現像
装置10は、現像剤(以下「トナー」という)を収容す
る現像容器10a、その開口部に延在する現像剤担持体
である現像スリーブ10c、および現像容器10a内の
長手方向に沿って、トナーの循環を促すためトナー攪拌
棒19を備えている。
【0018】本実施例の現像剤残量検知装置は、検知部
材として棒状体の第1および第2アンテナ18a、18
bを有し、第1アンテナ18aが現像容器10a外部の
上方に、第2アンテナ18bが現像容器10a外部の下
方に、現像スリーブ10cの長手方向に対してそれぞれ
平行に配設されている。
【0019】 また、現像容器10a内にトナーが十分あ
る場合を示す図3において、第1アンテナ18aと現像
スリーブ10cの間には厚さt3のトナー層と空間t4
があり、トナーの誘電率ε、空気の誘電率ε0 とする
と、現像スリーブ10cと第1アンテナ18a間の容量
1 は、トナーが全く無い場合の容量C10をもとに C1 ={(εt3+ε0 t4)/(t3+t4)ε0
×C10 と表すことができる。
【0020】一方、第2アンテナ18bと現像スリーブ
10cの間には厚さt1のトナー層と空間t2があり、
第2アンテナ18bと現像スリーブ10c間の容量C2
も上記と同様にして、トナーがまったく無い時の容量C
20をもとに、 C2 ={(εt1+ε0 t2)/(t1+t2)ε0
×C20 と表すことができる。
【0021】そして、容量C1 と容量C2 とを、図6に
示すような回路構成で検出して、さらにこれらの容量の
和C1 +C2 を演算する。
【0022】本実施例では、現像スリーブ10cに現像
バイアス電源より約1200Vpp、約1800Hzの
サイン波または矩形波が印加されている。このとき、第
1および第2アンテナ18a、18bは現像スリーブ1
0cと容量結合しており、それぞれに静電容量に応じた
電圧が発生する。
【0023】この出力を図6に示すコンデンサC5 、C
6 、ダイオードD1 、D2 からなる整流平滑回路で直流
平滑し、これをアンプA1 、A2 などからなる増幅回路
で増幅して、出力Vs1、Vs2を得る。この出力Vs
1、Vs2をA/D変換器を介してデジタル量に変換
し、装置全体を制御する不図示のCPUへ送って処理す
る。
【0024】プリントを続けるにしたがってトナーは消
費され、図3の状態から図4の状態へと変化する。第1
アンテナ18aと現像スリーブ10c間の静電容量C1
に対するしきい値C1 ’は図4で画像の”白抜け”発生
をぎりぎり生じないトナー厚さt3’から決められる。
【0025】他方で、第2アンテナ18bと現像スリー
ブ10c間の静電容量C2 に対しても同様に白抜けが発
生しないぎりぎりの厚さt1’から決められる。
【0026】またC1 +C2 に対するしきい値C3 ’は
現像スリーブ10cの現像容器10a内側に生じるトナ
ーのオーバーハング状態が消えるときに実際にそれぞれ
の容量C1 、C2 を測定して決める。
【0027】したがって、これらC1 、C2 、C3 はト
ナーの誘電率、現像装置の構成、第1、第2のアンテナ
18a、18bの位置によってそれぞれ最適な値が決ま
る。特に第1、第2アンテナ18a、18bの位置は現
像容器外壁にできる限り近接し、かつ図5に示すごとく
現像スリーブ10cの接線面Tsに対し同じ空間内に存
在することがC1 +C2 に現像容器10a内のスリーブ
10c表面のトナー量を反映させるために好ましい。
【0028】そして、それぞれに対して決められたしき
い値C1 ’、C2 ’、C3 ’に対してC1 <C1 ’また
はC2 <C2 ’かつC1 +C2 <C3 ’が成り立つ場合
にトナー残量が少ないと判断するものである。
【0029】トナーが減少するにしたがって容量C1
2 はそれぞれ減少する。しかし、その減少の度合いは
同じではない。現像スリーブ10cが矢印方向に回転
し、また現像容器10aの出口では、現像スリーブ10
c上のトナー層厚を規制するために、磁極がおかれたり
するが、そのために図4に示すようにトナーが現像容器
からの出口付近でオーバーハングToの状態になること
が多々ある。そして、この状態があるため従来は、トナ
ーの残量を正確に検知できなかった。なぜならこのオー
バーハングのなかに、アンテナを入れると、循環を阻害
してしまうといった問題があり、またこのオーバーハン
グが現像スリーブ近傍に近接しているため、他の光学方
式や、圧電方式では測定できない位置にあるからであ
る。
【0030】本実施例では、このオーバーハングToの
厚みをC1 で測定し、かつその下側のトナー厚みをC2
で測定し、ならびにその和C1 +C2 を基にして検知を
行っている。
【0031】しかしながら、C1 、C2 が少ないこと
は、トナーが少ないことを表しているが、これだけでは
安定した検知ではない。前述のオーバーハングのような
場合にはC2 は少ないがC1 は大きく、この時点でトナ
ー不足にはなっていない。この場合はC1 <C1 ’にな
るまではトナーの使用は可能であり、結局はオーバーハ
ングToが減少して、C1 +C2 <C3 ’になるまでは
トナーを使用することができる。
【0032】また、オーバーハングToがない場合に
は、C1 <C1 ’、C2 <C2 ’の状態でもトナーは十
分残っている。この場合もC1 +C2 <C3 ’の状態ま
ではトナーを使用することが可能である。つまり、C1
+C2 はスリーブ周方向のトナーの分布を平均化してみ
ることを意味するということができる。
【0033】このように、本実施例によれば、トナー残
量を2方向から検知し、その2方向からの検知量を平均
して用いる手法によって、現像容器内のトナーの循環を
阻害することなく現像スリーブ回りのトナー量をより正
確に逐次把握でき、精度のよい検知をすることが可能と
なった。また、トナーの過剰補給による現像装置のパン
クや、プロセスカートリッジ内にトナーが多量に残った
状態でプロセスカートリッジを廃棄するなどを防止する
ことができる。
【0034】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について、図7〜図9によ
り説明する。第1実施例では、現像スリーブ10cと第
1、第2アンテナ18a、18b間の容量だけを測定し
ていたが、本実施例では、第1、第2アンテナ18a、
18b同士の間の容量も測定する。
【0035】第1、第2アンテナ18a、18b間の容
量C4 は、図7に示すようにトナーが十分にある場合に
は、空間t7とトナー層t6と空間t5のそれぞれの誘
電率ε0 、ε、ε0 から、アンテナ長L、アンテナ径d
とすると、近似的に
【0036】
【数1】 と表せる。
【0037】また、図8に示すようにトナーが消費され
た場合には、第1、第2アンテナ18a、18b間の容
量C4 は、空間t7’+t5の誘電率ε0 等から求めら
れる。
【0038】なお、第1実施例でのオーバーハングが消
える状態がわかるように、第1、第2のアンテナ18
a、18bの位置を、図9に示すように、第1、第2ア
ンテナ18a、18bを含む面が、オーバーハングTo
の根元にくるようにすればよい。
【0039】このように、直接2本のアンテナ18a、
18b間の容量を測定することで、オーバーハングTo
部分の変化を直接に測定できるので、トナーの残量検知
の精度が向上する。
【0040】また、現像スリーブ10cに対して、平行
な断面でトナー層を切っており、この断面積に依存する
形で容量C4 が変化するので、より現像スリーブ全域と
トナーがなくなる直前の状態までの検知が可能となる。
あるいはこの断面積をみるということは、トナーの量を
例えばガソリンゲージのように有無でなく残量として逐
次計ることができるのであと何枚印字可能かもユーザー
に知らせることができる使い勝手のよい、残量検知を提
供することができる。
【0041】実施例3 上記実施例では、現像スリーブのみにAC電圧が印加さ
れた場合について説明したが、本実施例では、第1アン
テナ18aにもAC電圧が印加され、現像スリーブ10
cと第2アンテナ18bの間の静電容量C2 、および第
1アンテナaと第2アンテナb間の静電容量C4 を測定
する。
【0042】図10にはその具体例が示される。感光体
ドラム7の周囲には1次帯電ローラ8、像露光装置1、
現像スリーブ10c、クリーナ11等が配置されてい
る。近年、コロナ帯電に代わって導電性のローラにAC
とDCを重畳させて印加して、感光体ドラムを帯電させ
る方法が、オゾンの発生を抑えるために用いられてい
る。この1次帯電ローラ8へのバイアスをバイアス電源
20bから現像容器10a近傍の第1アンテナ18aへ
印加することで、このバイアスAC(約500Hz、2
000Vpp)に対しても第2アンテナ18bに電圧が
誘起される。図11に示すように、通常のシーケンスで
は1次帯電のバイアスを印加している時間の方が、現像
バイアスの印加される時間よりも長い。これは、感光体
ドラム7上へカブリを生じさせないようにするためであ
る。したがって、図11に示す現像バイアスオフの時間
TaないしTcは、第2アンテナ18bには第1アンテ
ナ18aに印加されたバイアス電源20bからのACバ
イアスによる電圧Vs3が生じている。これから容量C
4 が測定されている。
【0043】現像バイアスオンの時間Tbでは容量C2
とC4 とで容量的にそれぞれのACバイアスを結合して
電圧Vs4が誘起される。電圧Vs3は第1、第2アン
テナ18a、18b間のトナーの量を測定しており、V
s4−Vs3は第2アンテナ18bと現像スリーブ10
c間のトナーの量を測定していることになる。
【0044】この方式の利点は、2つの異なる周波数の
発振源を用い、しかも3次元的にトナーの量を測定でき
るので、より精度が高くなることである。
【0045】実施例4 つぎに、本発明の第4実施例について図12〜図14に
より説明する。本実施例においては、図12および図1
3に示すように第1、第2アンテナ118a、118b
を板金で構成し、また現像容器10aの長手方向におけ
る一部に配設した。
【0046】第1、第2アンテナ118a、118bを
板金で構成した理由は、上記実施例にて示したように、
アンテナを金属棒で作製すると曲がりによって検知に誤
差が生じる可能性があるためである。また、第1、第2
アンテナ118a、118bを現像容器長手方向全長に
わたって設けないのは、現像容器内部での容量結合を斜
め方向に限ることで、一般にトナー消費の多い中央部で
のトナー層の厚さと両端でのトナー層厚を個別に測定で
きるからである。
【0047】要するに本実施例においては、図14に示
すように、現像スリーブ10cと第1アンテナ118a
とで容量C1 が現像スリーブ10cの上側を、現像スリ
ーブ10cと第2アンテナ118bとで容量C2 が下側
を、第1と第2アンテナ118a、118bで容量C4
が現像スリーブ10cの中央を測定し、同時に、2個の
アンテナで、現像スリーブ長手方向でも、左側、右側、
中央部の3ヶ所を測定しているのと同じ効果を得ること
ができるという利点がある。
【0048】実施例5 つぎに、本発明の第5実施例について図15および図1
6により説明する。
【0049】従来のアンテナは、一般的に現像スリーブ
と平行に配置されていたが、本実施例はアンテナ218
を現像スリーブ10cと交差する方向に配置するもの
で、これによって検知回路のS/N比が大きくとること
ができ、トナーの減少が有無でなく残量として随時検出
できる。
【0050】本実施例では、3個のアンテナ218a、
218b、218cを所定の間隔をおいて配置して、さ
らに現像容器10a内のトナー消費の片寄りに対して
も、対応できるように構成した。
【0051】図15および図16にはアンテナと現像ス
リーブとが直角に交差するように示してあるが、直交す
る必要はなく、ねじれの位置関係でもよい。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにように、
本発明の現像剤残量検知装置および画像形成装置によれ
ば、現像容器外に前記現像剤残量を検知するための複数
の検知部材を有し、該複数の検知部材と現像剤担持体間
の静電容量を各々検出することにより、前記現像容器内
の現像剤の循環を阻害することなく、前記現像剤担持体
周囲の現像剤残量を精度良く逐次検出できるので、従来
の有無検知とは異なり、残りのプリント可能枚数まで予
測できる現像剤残量検出が可能となり、ユーザの使い勝
手すなわちユーザビリティを向上させることができる。
また、現像剤の過剰補給による現像装置のパンクや、プ
ロセスカートリッジ内に現像剤が多量に残った状態でプ
ロセスカートリッジを廃棄するなどを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の現像容器およびアン
テナを示す斜視図である。
【図2】図1の現像容器およびアンテナの断面図であ
る。
【図3】第1実施例において、現像容器内に十分な量の
トナーがある状態を示す説明図である。
【図4】第1実施例において、現像容器内にトナーがな
い状態を示す説明図である。
【図5】現像容器内のトナーがオーバーハング状態であ
ることを示す説明図である。
【図6】第1実施例における残量検知回路である。
【図7】第2実施例における現像容器内に十分な量のト
ナーがある状態を示す説明図である。
【図8】第2実施例における現像容器内にトナーがない
状態を示す説明図である。
【図9】第2実施例において、現像容器内のトナーがオ
ーバーハング状態であることを示す説明図である
【図10】第3実施例の画像形成装置の要部構成図であ
る。
【図11】第3実施例における1次帯電バイアスおよび
現像バイアスのタイミングチャートである。
【図12】第4実施例における現像容器およびアンテナ
を示す斜視図である。
【図13】図12の現像容器およびアンテナの断面図で
ある。
【図14】第4実施例のトナー残量検知を説明するため
の図である。
【図15】第5実施例における現像容器およびアンテナ
を示す斜視図である。
【図16】図15の現像容器およびアンテナを示す断面
図である。
【図17】本発明が具現化される従来の画像形成装置の
一例を示す構成図である。
【図18】従来のプロセスカートリッジおよびトナー残
量検知部材を示す構成図である。
【符号の説明】
7 感光体ドラム(像担持体) 10 現像装置 10a 現像容器 10c 現像スリーブ(現像剤担持体) 18a、18b アンテナ(検知部材) 118a、118b アンテナ(検知部材) 218a、218b アンテナ(検知部材)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に現像剤を供給するための現像
    剤担持体を備えた現像容器内の現像剤残量を検知する現
    像剤残量検知装置において、前記現像容器外に前記現像
    剤残量を検知するための複数の検知部材を有することを
    特徴とする現像剤残量検知装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の検知部材のうち少なくても一
    つの検知部材に一次帯電のACバイアスを印加すること
    を特徴とする請求項1の現像剤残量検知装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1対の前記検知部材が前記現
    像容器を介して長手方向に対角位置にあることを特徴と
    する請求項1の現像剤残量検知装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の検知部材のうち少なくても一
    つの検知部材を前記現像剤担持体に対して直交ないし捩
    れの位置に配置することを特徴とする請求項1の現像剤
    残量検知装置。
  5. 【請求項5】 前記検知部材はアンテナであることを特
    徴とする請求項1から4のうちいずれかの現像剤残量検
    知装置。
  6. 【請求項6】 前記アンテナが棒状体または平板である
    ことを特徴とする請求項5の現像剤残量検知装置。
  7. 【請求項7】 潜像が形成される像担持体と、現像剤を
    収容する現像容器、および前記像担持体に現像剤を供給
    するための現像剤担持体を備えた現像装置と、前記現像
    容器内の現像剤残量を検知する現像剤残量検知装置とを
    有する画像形成装置において、 前記現像剤残量検知装置は、前記現像容器外に前記現像
    剤残量を検知するための複数の検知部材を有することを
    特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の検知部材のうち少なくても一
    つの検知部材に一次帯電のACバイアスを印加すること
    を特徴とする請求項7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の検知部材のうち少なくとも1
    対の検知部材が前記現像容器を介して長手方向に対角位
    置にあることを特徴とする請求項7の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の検知部材のうち少なくても
    一つの検知部材を前記現像剤担持体に対して直交ないし
    捩れの位置に配置することを特徴とする請求項7の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記検知部材はアンテナであることを
    特徴とする請求項7から10のうちいずれかの画像形成
    装置。
  12. 【請求項12】 前記アンテナが棒状体または平板であ
    ることを特徴とする請求項11の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11272060A (ja) * 1998-02-13 1999-10-08 Hewlett Packard Co <Hp> 電子写真式プリンタにおけるトナ―量測定装置
US6314250B1 (en) * 1999-05-27 2001-11-06 Canon Kabushiki Kaisha Developing device, process cartridge and electrophotographic image forming apparatus with capacitance detector for detecting residual toner amount
US6501915B2 (en) * 2000-01-13 2002-12-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having detection electrode outside developing thereof

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