JPH092057A - 多機能レジスタ構造 - Google Patents

多機能レジスタ構造

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JPH092057A
JPH092057A JP15450095A JP15450095A JPH092057A JP H092057 A JPH092057 A JP H092057A JP 15450095 A JP15450095 A JP 15450095A JP 15450095 A JP15450095 A JP 15450095A JP H092057 A JPH092057 A JP H092057A
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JP
Japan
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register
barrel
function
duct
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP15450095A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nishikatsu
聡史 西勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP15450095A priority Critical patent/JPH092057A/ja
Publication of JPH092057A publication Critical patent/JPH092057A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた多機能性を備え、本来のレジスタ機能
を備えつつ他の機能を種々に発揮し得るレジスタ構造を
提供する。 【構成】 送風ダクトを形成するレジスタ本体3と、概
略筒状の中空容器を構成するように形成されると共に、
レジスタ本体3に引き出し可能に収納されたレジスタバ
レル4とを備え、レジスタバレル4内に缶類を収容し
て、その缶類を送風ダクト内の冷風又は温風中に配置し
得るようにした。送風ダクトに隣接してサブダクト8を
付設する。レジスタバレル4を、所定の角度位置で固定
し得るように回転可能に構成し、先端部にて缶類のホル
ダ部9を形成する。送風ダクトを流れる冷風又は温風に
よって缶類等を冷し、或いは温めることができる。この
場合、レジスタ本来の機能はそのまま発揮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両におけ
るインストルメントパネル等の適所に設けられるレジス
タに係り、特にカップホルダ等として多機能性を備えた
多機能レジスタ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両において、レジスタ
のダクト内を流れる冷風又は温風を利用して、冷・温蔵
庫としての機能を備えるようにしたレジスタ構造が知ら
れている。例えば、内蔵されたドアを引き出すのに連動
して、バレルが後退し、これにより冷・温蔵庫を構成す
るものが知られ、或いは別のレジスタ構造によれば、バ
レル自体を引き出し、その両側面の専用ステーにて保持
・回転させてから、そのバレルを再び押し込むことによ
り冷・温蔵庫を構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来例の
レジスタ構造では、冷・温蔵庫の機能を備えているもの
の、例えばカップホルダ等、それ以上の機能を容易に備
えることは難しかった。また冷・温蔵庫の機能を使用す
る際、本来のレジスタ機能が損なわれるおそれもあっ
た。
【0004】本発明は上記の点に鑑み、優れた多機能性
を備え、本来のレジスタ機能を備えつつ他の機能を種々
に発揮し得るレジスタ構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の多機能レジスタ
構造は、送風ダクトを形成するレジスタ本体と、概略筒
状の中空容器を構成するように形成されると共に、前記
レジスタ本体に引き出し可能に収納されたレジスタバレ
ルとを備え、前記レジスタバレル内に缶類を収容して、
その缶類を前記送風ダクト内の冷風又は温風中に配置し
得るようにしたものである。
【0006】また、本発明の多機能レジスタ構造におい
て、前記送風ダクトに隣接してサブダクトが付設されて
いる。
【0007】更に、本発明の多機能レジスタ構造におい
て、前記レジスタバレルは、所定の角度位置で固定し得
るように回転可能に構成されていると共に、先端部にて
缶類のホルダ部を有するものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、レジスタバレルを缶類等の収
容容器として構成することにより、その缶類等を送風ダ
クト内に配置することができる。従って、送風ダクトを
流れる冷風又は温風によって缶類等を冷やし、或いは温
めることができる。この場合、送風ダクトに隣接して付
設されたサブダクトから、冷風又は温風を別途に送風す
ることにより、レジスタ本来の機能が損なわれることは
ない。
【0009】また、本発明によれば、レジスタバレルの
先端部のホルダ部内に缶類等を保持することができ、カ
ップホルダ機能が提供される。この場合にもサブダクト
によりレジスタ本来の機能が損なわれることがない。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図7に基づき、本発明による
多機能レジスタ構造の好適な実施例を説明する。図1及
び図2は、本実施例における常態でのレジスタ1を示し
ている。このレジスタ1は、例えばインストルメントパ
ネル2の適所に設けられ、温度及び風量等が調節された
冷風又は温風を車室内に送風し得るようになっている。
【0011】レジスタ1は、内部に送風ダクトを形成す
るレジスタ本体3と、概略筒状の中空容器を構成するよ
うに形成されると共に、レジスタ本体3に引き出し可能
に収納されたレジスタバレル4と、を備えている。レジ
スタ本体3は、インストルメントパネル2に係止され、
レジスタバレル4を出入するための開口3aを有してい
る。レジスタバレル4は、レジスタ本体3内で長手方向
に沿ってスライドするが、端部に設けた突片4aがレジ
スタ本体3の第1ストッパ5、第2ストッパ6又は第3
ストッパ7と係合することにより、所定位置で停止(も
しくは固定)される。
【0012】レジスタ本体3内部に形成される送風ダク
トに隣接して、この例では該送風ダクトの上側にサブダ
クト8が付設されている。このサブダクト8は送風路と
しては、レジスタ本体3内の言わば主送風ダクトよりも
小さく構成され得る。サブダクト8はまた、レジスタ本
体3の開口3aの上側で開口している。
【0013】ここで、レジスタバレル4は、図2に示し
たように上側部分を切除して成るカット部4bを有して
おり、このカット部4bを介して缶類等を投入し得るよ
うになっている。レジスタバレル4はまた、レジスタ本
体3の送風ダクト内で所定の角度位置で固定し得るよう
に回転可能に構成されていると共に、先端部にて缶類等
のホルダ部9を有している。
【0014】このホルダ部9は、支軸10を介してレジ
スタバレル4に回転可能に支持されている。ホルダ部9
は、図2のように第1ストッパ5の位置までレジスタバ
レル4がレジスタ本体3内へ押し込まれている場合、開
口3a付近に位置するように配置される複数のフィン1
1を備えている。これらのフィン11の角度調整によ
り、送風ダクトの開閉や送風方向の調節を行うことがで
きる。なお、フィン11の操作或いはレジスタバレル4
の出入操作用のノブ12を有している。
【0015】上記構成で成るレジスタ1において、常態
では図1及び図2に示すように、温度及び風量等が調節
された冷風又は温風を送風することができる。このとき
には通常のレジスタとして好適に使用することができ
る。
【0016】次に、図3乃至図5は、冷・温蔵庫の機能
を使用する場合の例を示している。この場合先ずノブ1
2を摘んで、図3のようにレジスタバレル4を引き出
す。そしてカット部4bから缶類をレジスタバレル4に
投入し、再びレジスタバレル4をレジスタ本体3内へ押
し込む。缶類を収容したレジスタバレル4は、図4に示
されるように第1ストッパ5によって所定位置に固定さ
れる。缶類は、図示のようにレジスタ本体3内の(主)
送風ダクト内に配置されており、矢印のように流れるエ
アコンからの送気によって、その缶類の内容物を冷し、
或いは温めることができる。
【0017】このように冷・温蔵庫として使用する場
合、エアコンからの送気の一部は、サブダクト8を通っ
てその開口から排気される。従って、送風ダクト内に缶
類等が配置されていても、これに邪魔されるとこなくサ
ブダクト8から冷風又は温風を送風することができ、レ
ジスタ本来の機能が損なわれることがない。なお、図5
のようにフィン11を閉めておくと、冷却又は加温効率
を高めることができる。この場合にもサブダクト8から
冷風又は温風を有効に送風することができる。
【0018】更に、レジスタ1によれば、効果的にカッ
プホルダ機能を実現することができる。この場合先ず、
図6(A)に示したようにノブ12の操作でレジスタバ
レル4を180°程度回転させる。これによりカット部
4bが反転して図示のように下向きになり、角度的に固
定される。次に図6(B)に示したように、ノブ12を
摘んで、カット部4bが反転したままの角度位置で第2
ストッパ6の位置までレジスタバレル4を引き出す。更
に図6(C)に示したように、ホルダ部9を支軸10の
まわりに回転させることにより、レジスタバレル4の先
端部にカップホルダが構成される。
【0019】このカップホルダ機能によれば、レジスタ
バレル4のホルダ部9内に缶類等を安定的に保持するこ
とができる(図7参照)。また、カップホルダとして使
用する場合にも、特にサブダクト8を介して送風を行う
ことによりレジスタ本来の機能を発揮することができ
る。なお、カップホルダ機能を用いる場合、エアコンか
らの送気を利用して保持した缶類等の冷却又は加温を行
うことにより、カップホルダ機能の効果を高めることが
できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
来のレジスタ機能を阻害されることなく、そのレジスタ
スペースを有効に活用することによって冷・温蔵庫及び
カップホルダの機能を発揮する多機能性を備えることが
できる。また、比較的簡素な構成によりこれらの多機能
を実現することができると共に、取扱いが容易で使い易
い等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能レジスタ構造の実施例における
通常使用時の斜視図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】本発明の多機能レジスタ構造の実施例における
冷・温蔵庫機能の使用時の操作手順を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の多機能レジスタ構造の実施例における
冷・温蔵庫機能の使用時の断面図である。
【図5】本発明の多機能レジスタ構造の実施例における
冷・温蔵庫機能の使用時の断面図である。
【図6】本発明の多機能レジスタ構造の実施例における
カップホルダ機能の使用時の操作手順を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の多機能レジスタ構造の実施例における
カップホルダ機能の使用時の斜視図である。
【符号の説明】
1 レジスタ 2 インストルメントパネル 3 レジスタ本体 4 レジスタバレル 5 第1ストッパ 6 第2ストッパ 7 第3ストッパ 8 サブダクト 9 ホルダ部 10 支軸 11 フィン 12 ノブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風ダクトを形成するレジスタ本体と、
    概略筒状の中空容器を構成するように形成されると共
    に、前記レジスタ本体に引き出し可能に収納されたレジ
    スタバレルと、を備え、 前記レジスタバレル内に缶類を収容して、その缶類を前
    記送風ダクト内の冷風又は温風中に配置し得るようにし
    たことを特徴とする多機能レジスタ構造。
  2. 【請求項2】 前記送風ダクトに隣接してサブダクトが
    付設されていることを特徴とする請求項1に記載の多機
    能レジスタ構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の多機能レジスタ構造に
    おいて、 前記レジスタバレルが、所定の角度位置で固定し得るよ
    うに回転可能に構成されていると共に、先端部にて缶類
    のホルダ部を有することを特徴とする多機能レジスタ構
    造。
JP15450095A 1995-06-21 1995-06-21 多機能レジスタ構造 Pending JPH092057A (ja)

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