JPH0759622A - 鏡付きキャビネット - Google Patents
鏡付きキャビネットInfo
- Publication number
- JPH0759622A JPH0759622A JP21409693A JP21409693A JPH0759622A JP H0759622 A JPH0759622 A JP H0759622A JP 21409693 A JP21409693 A JP 21409693A JP 21409693 A JP21409693 A JP 21409693A JP H0759622 A JPH0759622 A JP H0759622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- cabinet
- cooling
- storage
- blower fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 洗面台１内に収納される収納庫８と、収納庫
８を、ペルチェ効果を利用して冷却するペルチェ素子14
と、ペルチェ素子14を冷却する送風ファン15とを備え、
送風ファン15の送風を洗面台１の鏡３に送風する吹出口
18を設けた鏡付きキャビネット。 【効果】 収納庫を冷却するペルチェ素子冷却用送風フ
ァンの送風を利用して鏡の曇止めを行うことができ、構
造の簡素化と使用勝手の向上を図ることができる。
８を、ペルチェ効果を利用して冷却するペルチェ素子14
と、ペルチェ素子14を冷却する送風ファン15とを備え、
送風ファン15の送風を洗面台１の鏡３に送風する吹出口
18を設けた鏡付きキャビネット。 【効果】 収納庫を冷却するペルチェ素子冷却用送風フ
ァンの送風を利用して鏡の曇止めを行うことができ、構
造の簡素化と使用勝手の向上を図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ペルチェ効果を利用し
た熱電交換素子や冷媒回路等により冷却される収納庫を
備えた鏡付きキャビネットに関する。
た熱電交換素子や冷媒回路等により冷却される収納庫を
備えた鏡付きキャビネットに関する。
【０００２】
【従来の技術】特に、夏季などにおいて、化粧品を冷蔵
庫にて冷却し、化粧時に肌を引き締めると共に心地よさ
を求める女性が増大している。しかしながら、化粧台と
冷蔵庫とが離れている間取りが一般的であるため、化粧
のたびに冷蔵庫まで往復するのが面倒であり、化粧品を
冷却することが望まれているにもかかわらず、化粧品が
冷蔵庫に保存されることが少ないのが現状であった。
庫にて冷却し、化粧時に肌を引き締めると共に心地よさ
を求める女性が増大している。しかしながら、化粧台と
冷蔵庫とが離れている間取りが一般的であるため、化粧
のたびに冷蔵庫まで往復するのが面倒であり、化粧品を
冷却することが望まれているにもかかわらず、化粧品が
冷蔵庫に保存されることが少ないのが現状であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、化粧品等を
冷却保存する収納庫を有するキャビネットを提供するこ
とを課題とする。
冷却保存する収納庫を有するキャビネットを提供するこ
とを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の手段は、
キャビネット内に配設された収納庫と、該収納庫を冷却
する熱交換手段と、該熱交換手段の放熱側を冷却する送
風ファンとを備え、前記送風ファンの送風を、キャビネ
ットの鏡に案内する吹出口を形成したことを特徴とす
る。
キャビネット内に配設された収納庫と、該収納庫を冷却
する熱交換手段と、該熱交換手段の放熱側を冷却する送
風ファンとを備え、前記送風ファンの送風を、キャビネ
ットの鏡に案内する吹出口を形成したことを特徴とす
る。
【０００５】本発明の第２の手段は、キャビネット内に
配設された収納庫と、該収納庫を冷却する熱交換手段
と、該熱交換手段の放熱側を冷却する送風ファンとを備
え、前記送風ファンの送風を、キャビネットの鏡前面に
吹き出す吹出口を形成したことを特徴とする。
配設された収納庫と、該収納庫を冷却する熱交換手段
と、該熱交換手段の放熱側を冷却する送風ファンとを備
え、前記送風ファンの送風を、キャビネットの鏡前面に
吹き出す吹出口を形成したことを特徴とする。
【０００６】本発明の第３の手段は、キャビネット内に
配設された収納庫と、該収納庫を冷却する熱交換手段
と、該熱交換手段の放熱側を冷却する送風ファンとを備
え、前記送風ファンの送風を、キャビネットの鏡裏面に
案内する排気路を形成したことを特徴とする。
配設された収納庫と、該収納庫を冷却する熱交換手段
と、該熱交換手段の放熱側を冷却する送風ファンとを備
え、前記送風ファンの送風を、キャビネットの鏡裏面に
案内する排気路を形成したことを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明の第１の手段によれば、収納庫に化粧品
等を収納し、冷却保存する。一方、収納庫を冷却する熱
交換手段の冷却用送風ファンの送風は、キャビネットの
鏡に向けて送風され、鏡の曇りを防止する。
等を収納し、冷却保存する。一方、収納庫を冷却する熱
交換手段の冷却用送風ファンの送風は、キャビネットの
鏡に向けて送風され、鏡の曇りを防止する。
【０００８】本発明の第２の手段によれば、収納庫に化
粧品等を収納し、冷却保存する。一方、収納庫を冷却す
る熱交換手段の冷却用送風ファンの送風は、キャビネッ
トの鏡前面に向けて送風され、確実に鏡の曇りを防止す
る。
粧品等を収納し、冷却保存する。一方、収納庫を冷却す
る熱交換手段の冷却用送風ファンの送風は、キャビネッ
トの鏡前面に向けて送風され、確実に鏡の曇りを防止す
る。
【０００９】本発明の第３の手段によれば、収納庫に化
粧品等を収納し、冷却保存する。一方、収納庫を冷却す
る熱交換手段の冷却用送風ファンの送風は、キャビネッ
トの鏡背面に向けて送風され、鏡の曇りを防止すると共
に、排気路を介して熱交換手段に水が侵入するのを防止
する。
粧品等を収納し、冷却保存する。一方、収納庫を冷却す
る熱交換手段の冷却用送風ファンの送風は、キャビネッ
トの鏡背面に向けて送風され、鏡の曇りを防止すると共
に、排気路を介して熱交換手段に水が侵入するのを防止
する。
【００１０】
【実施例】本発明の第１実施例を図１乃至図３に基づい
て以下に詳述する。
て以下に詳述する。
【００１１】１はキャビネットとなる洗面台で、上面前
部に陶器製の洗面ボール２を備えると共に、上面後部に
鏡３及び収納棚４を有する後壁５を立設している。前記
洗面台１は、内部に収納室を有すると共に、図２中右側
部分の内部を、後述する収納庫８を収納する収納空間６
と排気空間７とに上下に区画している。
部に陶器製の洗面ボール２を備えると共に、上面後部に
鏡３及び収納棚４を有する後壁５を立設している。前記
洗面台１は、内部に収納室を有すると共に、図２中右側
部分の内部を、後述する収納庫８を収納する収納空間６
と排気空間７とに上下に区画している。
【００１２】８は前記洗面台１の収納空間６に収納した
アルミ等の熱伝導性の良好な材料からなる収納庫で、外
周を断熱材９にて囲撓し、前面を開口してその前面開口
部を蓋体10にて開閉自在に閉塞している。11は前記収納
庫１上方に配設された熱交換部で、放熱フィン12と、前
記収納庫１に熱伝的に接触させた熱伝導体13と、前記放
熱フィン12と熱伝導体13とで挟持される熱交換手段であ
るペルチェ素子14とから構成されている。前記ペルチェ
素子14は、冷却運転時には放熱フィン12との当接面側で
放熱作用を、熱伝導体13との当接面側で吸熱作用を行
い、加熱運転時には放熱フィン12との当接面側で吸熱作
用を、熱伝導体13との当接面側で放熱作用を行う。
アルミ等の熱伝導性の良好な材料からなる収納庫で、外
周を断熱材９にて囲撓し、前面を開口してその前面開口
部を蓋体10にて開閉自在に閉塞している。11は前記収納
庫１上方に配設された熱交換部で、放熱フィン12と、前
記収納庫１に熱伝的に接触させた熱伝導体13と、前記放
熱フィン12と熱伝導体13とで挟持される熱交換手段であ
るペルチェ素子14とから構成されている。前記ペルチェ
素子14は、冷却運転時には放熱フィン12との当接面側で
放熱作用を、熱伝導体13との当接面側で吸熱作用を行
い、加熱運転時には放熱フィン12との当接面側で吸熱作
用を、熱伝導体13との当接面側で放熱作用を行う。
【００１３】15は前記排気空間７に配設された送風ファ
ン、16は前記洗面台１側面に形成された吸気口で、排気
空間７に連通し、送風ファン15の駆動により吸気口16か
ら吸気した空気にて放熱フィン12を冷却するようになっ
ている。17は前記鏡３の背面に形成された排気路で、下
部を排気空間７に連通すると共に、上部に鏡３表面に向
けて送風ファン15の送風を吹き出す吹出口18を有してい
る。
ン、16は前記洗面台１側面に形成された吸気口で、排気
空間７に連通し、送風ファン15の駆動により吸気口16か
ら吸気した空気にて放熱フィン12を冷却するようになっ
ている。17は前記鏡３の背面に形成された排気路で、下
部を排気空間７に連通すると共に、上部に鏡３表面に向
けて送風ファン15の送風を吹き出す吹出口18を有してい
る。
【００１４】而して、収納庫１内に化粧品等を収納し、
冷却保存して使用する。庫内温度を検出する図示しない
温度センサの出力に基づいてペルチェ素子14を通断電す
るので、収納庫１内の温度は一定温度に維持される。
冷却保存して使用する。庫内温度を検出する図示しない
温度センサの出力に基づいてペルチェ素子14を通断電す
るので、収納庫１内の温度は一定温度に維持される。
【００１５】一方、送風ファン15の駆動により吸気口16
から排気空間７に外気が吸引され、ペルチェ素子14の放
熱フィン12を冷却する。放熱フィン12を冷却して温風と
なった吸引空気は、排気路17に導かれて鏡３を裏面から
加熱すると共に、鏡３上方から前面に吹き出し、鏡３の
曇りを防止する。送風ファン15は、ペルチェ素子14への
通断電にかかわらず、駆動を継続し、常時鏡３の曇りを
防止する。
から排気空間７に外気が吸引され、ペルチェ素子14の放
熱フィン12を冷却する。放熱フィン12を冷却して温風と
なった吸引空気は、排気路17に導かれて鏡３を裏面から
加熱すると共に、鏡３上方から前面に吹き出し、鏡３の
曇りを防止する。送風ファン15は、ペルチェ素子14への
通断電にかかわらず、駆動を継続し、常時鏡３の曇りを
防止する。
【００１６】次に、図４乃至図６は本発明の第２実施例
を示し、20は脱衣場等に設置されるキャビネットとなる
化粧台で、上面の鏡３前方に鏡３に向かって送風ファン
15の送風を吹き出す吹出口21を形成している。本実施例
の他の構成及び作用は上記第１実施例と同様であるの
で、省略する。
を示し、20は脱衣場等に設置されるキャビネットとなる
化粧台で、上面の鏡３前方に鏡３に向かって送風ファン
15の送風を吹き出す吹出口21を形成している。本実施例
の他の構成及び作用は上記第１実施例と同様であるの
で、省略する。
【００１７】上記各実施例においては、熱交換手段とし
てペルチェ素子14を用いたが、蒸発器、凝縮器、蒸発器
及び凝縮器間に冷媒を循環させる圧縮機等からなる冷凍
回路を用いてもよい。
てペルチェ素子14を用いたが、蒸発器、凝縮器、蒸発器
及び凝縮器間に冷媒を循環させる圧縮機等からなる冷凍
回路を用いてもよい。
【００１８】
【効果】本発明の請求項１の構成によれば、収納庫に化
粧品等を冷却保存することができ、化粧時に肌を引き締
めることができる。また、収納庫を冷却する熱電交換器
冷却用送風ファンの送風を利用して鏡の曇止めを行うこ
とができ、構造の簡素化と使用勝手の向上を図ることが
できる等の効果を奏する。
粧品等を冷却保存することができ、化粧時に肌を引き締
めることができる。また、収納庫を冷却する熱電交換器
冷却用送風ファンの送風を利用して鏡の曇止めを行うこ
とができ、構造の簡素化と使用勝手の向上を図ることが
できる等の効果を奏する。
【００１９】本発明の請求項２の構成によれば、収納庫
に化粧品等を冷却保存することができ、化粧時に肌を引
き締めることができる。また、収納庫を冷却する熱電交
換器冷却用送風ファンの送風を鏡前面に向かって吹き出
すことにより、鏡の曇止めを確実に行うことができ、構
造の簡素化と使用勝手の向上を図ることができる等の効
果を奏する。
に化粧品等を冷却保存することができ、化粧時に肌を引
き締めることができる。また、収納庫を冷却する熱電交
換器冷却用送風ファンの送風を鏡前面に向かって吹き出
すことにより、鏡の曇止めを確実に行うことができ、構
造の簡素化と使用勝手の向上を図ることができる等の効
果を奏する。
【００２０】本発明の請求項３の構成によれば、収納庫
に化粧品等を冷却保存することができ、化粧時に肌を引
き締めることができる。また、収納庫を冷却する熱電交
換器を冷却した後の温風を鏡裏面に案内することで、鏡
の曇止めを行うことができ、構造の簡素化と使用勝手の
向上を図ることができる等の効果を奏する。
に化粧品等を冷却保存することができ、化粧時に肌を引
き締めることができる。また、収納庫を冷却する熱電交
換器を冷却した後の温風を鏡裏面に案内することで、鏡
の曇止めを行うことができ、構造の簡素化と使用勝手の
向上を図ることができる等の効果を奏する。
【図１】本発明の第１実施例を示す断面図である。
【図２】同他の方向から見た断面図である。
【図３】同外観斜視図である。
【図４】本発明の第２実施例を示す断面図である。
【図５】同他の方向から見た断面図である。
【図６】同外観斜視図である。
１ 洗面台(キャビネット) ３ 鏡 ８ 収納庫 14 ペルチェ素子 15 送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高馬 俊樹 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 田淵 孝治 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 キャビネット内に配設された収納庫と、
該収納庫を冷却する熱交換手段と、該熱交換手段の放熱
側を冷却する送風ファンとを備え、前記送風ファンの送
風を、キャビネットの鏡に案内する吹出口を形成したこ
とを特徴とする鏡付きキャビネット。 - 【請求項２】 キャビネット内に配設された収納庫と、
該収納庫を冷却する熱交換手段と、該熱交換手段の放熱
側を冷却する送風ファンとを備え、前記送風ファンの送
風を、キャビネットの鏡前面に向けて吹き出す吹出口を
形成したことを特徴とする鏡付きキャビネット。 - 【請求項３】 キャビネット内に配設された収納庫と、
該収納庫を冷却する熱交換手段と、該熱交換手段の放熱
側を冷却する送風ファンとを備え、前記送風ファンの送
風を、キャビネットの鏡裏面に案内する排気路を形成し
たことを特徴とする鏡付きキャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21409693A JPH0759622A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 鏡付きキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21409693A JPH0759622A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 鏡付きキャビネット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0759622A true JPH0759622A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16650163
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21409693A Pending JPH0759622A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | 鏡付きキャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0759622A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009073021A1 (en) | 2007-12-03 | 2009-06-11 | Carrier Corporation | Thermoelectric device for defogging and defrosting applications |
| US20120069439A1 (en) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Russell Calla | Demisting Side Mirrors |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP21409693A patent/JPH0759622A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009073021A1 (en) | 2007-12-03 | 2009-06-11 | Carrier Corporation | Thermoelectric device for defogging and defrosting applications |
| EP2229801A1 (en) * | 2007-12-03 | 2010-09-22 | Carrier Corporation | Thermoelectric device for defogging and defrosting applications |
| EP2229801A4 (en) * | 2007-12-03 | 2013-12-04 | Carrier Corp | THERMOELECTRIC ARRANGEMENT FOR CONDENSATE PROTECTION AND DEFROST APPLICATIONS |
| US20120069439A1 (en) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Russell Calla | Demisting Side Mirrors |
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