JPH082242A - 車両用冷温蔵庫 - Google Patents

車両用冷温蔵庫

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JPH082242A
JPH082242A JP15820394A JP15820394A JPH082242A JP H082242 A JPH082242 A JP H082242A JP 15820394 A JP15820394 A JP 15820394A JP 15820394 A JP15820394 A JP 15820394A JP H082242 A JPH082242 A JP H082242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
vehicle
peltier element
cold storage
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15820394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Inoue
正志 井上
Ryoichi Wakamatsu
良一 若松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH082242A publication Critical patent/JPH082242A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷温蔵庫41のペルチェ素子41の放熱フィン41
a に冷却風を送風するための冷却フアン及びその駆動モ
ータや電源を省略して冷温蔵庫41のコストや運転経費を
節減する。 【構成】 車両21に搭載された空気調和装置20の送風フ
ィン23の下流側にダクト42を接続し、このダクト42の他
端をペルチェ素子41の放熱フィン41a に向けて開口させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペルチェ素子を用いた電
子冷却式の車両用冷温蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種冷温蔵庫の1例が図4に示
されている。冷温蔵庫100 の本体1の上部開口はこの本
体1に蝶番2によって枢支された蓋3によって開閉され
るようになっている。
【0003】本体1はアルミ等の熱伝導率が高い材質か
らなる内面板4と、その外面に貼り付けられた断熱材5
と、これを被覆する外面板6からなる。蓋3は内面板
7、断熱材8及び外面板9をこの順に積層してなる。
【0004】内面板4にはペルチェ素子11の金属電極が
密接せしめられ、その放熱フィン12は本体1の外部に露
出されている。この放熱フィン12には冷却フアン13から
の冷却風が吹き付けられるようになっている。なお、14
は冷却フアン13を駆動するためのモータ、15は冷温蔵庫
16内に収容された缶ジュース等の被冷温蔵物である。
【0005】ペルチェ素子11はP型素子とN型素子から
なる2種類の熱電半導体を金属電極でπ型に接合してな
り、N型素子からP型素子に向かって電流を流すと、ペ
ルチェ効果により金属電極より吸熱して放熱フィン12か
ら放熱する。
【0006】電流を上記と逆方向に流すと、放熱フィン
12より吸熱して金属電極から放熱する。また、金属電極
及び放熱フィンのいずれか一方を冷却又は加熱して両者
に温度差を発生させると、電流が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷温蔵庫に
おいては、冷却フアン13、モータ14及びこれに電流を供
給する電源が必要であるため、部品点数が多く、コスト
が嵩むとともに電流を消費するという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】冷温蔵庫を車両の車室内
に設置する場合、車両には、通常、空気調和装置が搭載
されており、また、車両の走行時には走行風が生じる。
本発明はこれに着目してなされたものであって、その特
徴とするところは、車両に搭載された空気調和装置の送
風フアンの下流側にダクトを接続し、このダクトの他端
を上記ペルチェ素子の放熱フィンに向けて開口させたこ
とにある。
【0009】上記ダクトにダンパを設けることができ
る。
【0010】他の特徴とするところは、車両の前面に開
口する走行風導入口にダクトを接続し、このダクトの他
端を上記ペルチェ素子の放熱フィンに向けて開口させた
ことにある。
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、空気調和装置の運
転時、その送風フアンから送られた風がダクトを通って
ペルチェ素子の放熱フィンに吹き付けられる。
【0012】冷温蔵庫を使用しないときはダンパを閉と
する。
【0013】請求項3の発明においては、車両の走行
時、走行風が走行風導入口からダクトを通ってペルチェ
素子の放熱フィンに吹き付けられる。
【0014】
【実施例】本発明の第1の実施例が図1に示されてい
る。車両21に搭載された空気調和装置20のケーシング22
内には送風フアン23、エバポレータ24、ヒータ25、エア
ミックスダンパ26、吹出モード切換ダンパ27、28、内外
気切換ダンパ29等が内蔵されている。ダッシュボード30
にはフェイス吹出口31、デフロスト吹出口32、フート吹
出口33が設けられている。
【0015】この空気調和装置20の運転時、送風フアン
23が回転すると、内外気切換ダンパ29を切り換えること
によって選択された外気吸入口34又は内気吸入口35から
外気又は車室内空気がケーシング22内に吸入され、送風
フアン23で付勢された後、エバポレータ24を流過するこ
とによって冷却される。
【0016】エバポレータ24で冷却された空気はエアミ
ックスダンパ26によって分流され、その一部はヒータ25
を流過する過程でこのヒータ25内を循環するエンジン冷
却水と熱交換することによって昇温した後、ヒータ25を
バイパスした残部の空気と混合して所定温度の調和空気
となる。この調和空気は吹出モード切換ダンパ27、28を
切り換えることによって選択されたフェイス吹出口31、
デフロスト吹出口32、フート吹出口33のいずれか1又は
2から車室35内に吹き出される。
【0017】40は冷温蔵庫で、車室35内においてセンタ
ーコンソール36に設置され、その外側面にはペルチェ素
子41の放熱フィン41a が露出している。
【0018】ケーシング22の後壁にダクト42の一端が接
続され、このダクト42の他端は冷温蔵庫40のペルチェ素
子41の放熱フィン41a に向かって開口している。このダ
クト41の入口付近にはダンパ43が設けられている。
【0019】しかして、空気調和装置20の運転時、ダン
パ43を開とすると、調和空気の一部がダクト42を通って
ペルチェ素子41の放熱フィン41a に吹き付けられ、放熱
フィン41a から熱を奪うことができる。
【0020】冷温蔵庫40の不使用時、即ち、庫内に被冷
温蔵物が収納されていない場合、図示しないスイッチを
オフにすることによってコントローラを介してダンパ43
が閉となり、調和空気の全量がフェイス吹出口31、デフ
ロスト吹出口32、フート吹出口33のいずれか1又は2を
通って車室35内に吹き出される。
【0021】図2には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この第2の実施例においては、ダクト44の一端が
ケーシング22の前方下部、即ち、送風フアン23の下流側
に接続され、他端は冷温蔵庫40のペルチェ素子41の放熱
フィン41a に向かって開口している。他の構成は図1に
示す第1の実施例と同様であり、対応する部材には同じ
符号が付されている。
【0022】この第2の実施例においては、送風フアン
23を運転することによって外気吸入口34から吸入された
外気又は内気吸入口35から吸入された室内空気の一部が
ダクト44を通って冷温蔵庫40のペルチェ素子41の放熱フ
ィン41a に吹き付けられて放熱フィン41a から熱を奪う
ことができる。
【0023】図3には本発明の第3の実施例が示されて
いる。この第3の実施例においては、車両21の前面に設
けられた走行風導入口45にダクト46の一端が接続され、
このダクト46の他端は冷温蔵庫40のペルチェ素子41の放
熱フィン41a に向かって開口している。なお、図3にお
いて、図1、図2に対応する部材には同じ符号が付され
ている。
【0024】この第3の実施例においては、車両21の走
行時、走行風が走行風導入口45、ダクト46を通ってペル
チェ素子41の放熱フィン41a に吹き付けられて放熱フィ
ン41a から熱を奪うことができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明においては、空気調和装
置の運転時、その送風フアンによって送風された風がダ
クトを通ってペルチェ素子の放熱フィンに吹き付けら
れ、この風によって放熱フィンから熱を奪うことができ
る。従って、従来のもののように放熱フィンに冷却風を
送風するための冷却フアン及びこれを駆動するためのモ
ータや電源が不要となるとともにこのモータを駆動する
ための電流が不要となるので、冷温蔵庫のコスト及び運
転経費を節減できる。
【0026】冷温蔵庫を使用しないときはダンパを閉と
すれば、冷温蔵庫の不使用時、その放熱フィンに対する
無駄な送風を防止しうる。
【0027】請求項3の発明においては、車両の走行
時、走行風が走行風導入口及びダクトを通ってペルチェ
素子の放熱フィンに吹き付けられ、この走行風によって
放熱フィンから熱を奪うことができる。従って、空気調
和装置が搭載されていない車両においても、また、空気
調和装置の運転停止時においても放熱フィンを冷却でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の略示的構成を示す概念
図である。
【図2】本発明の第2の実施例の略示的構成を示す概念
図である。
【図3】本発明の第3の実施例の略示的構成を示す概念
図である。
【図4】従来の冷温蔵庫の縦断面図である。
【符号の説明】
40 冷温蔵庫 41 ペルチェ素子 41a 放熱フィン 20 空気調和装置 23 送風フアン 42 ダクト 43 ダンパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペルチェ素子を用いた電子冷却式の車両
    用冷温蔵庫において、車両に搭載された空気調和装置の
    送風フアンの下流側にダクトを接続し、このダクトの他
    端を上記ペルチェ素子の放熱フィンに向けて開口させた
    ことを特徴とする車両用冷温蔵庫。
  2. 【請求項2】 上記ダクトにダンパを設けたことを特徴
    とする請求項1記載の車両用冷温蔵庫。
  3. 【請求項3】 ペルチェ素子を用いた電子冷却式の車両
    用冷温蔵庫において、車両の前面に開口する走行風導入
    口にダクトを接続し、このダクトの他端を上記ペルチェ
    素子の放熱フィンに向けて開口させたことを特徴とする
    車両用冷温蔵庫。
JP15820394A 1994-06-17 1994-06-17 車両用冷温蔵庫 Withdrawn JPH082242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15820394A JPH082242A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 車両用冷温蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

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JP15820394A JPH082242A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 車両用冷温蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH082242A true JPH082242A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15666540

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15820394A Withdrawn JPH082242A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 車両用冷温蔵庫

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JP (1) JPH082242A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7643771B2 (en) 2005-05-30 2010-01-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer cartridge and image-forming device with improved sealing
KR101150931B1 (ko) * 2005-09-13 2012-05-29 한라공조주식회사 열전소자 모듈을 이용한 차량용 냉온장고의 성능향상장치및 이의 제어방법
KR101245561B1 (ko) * 2006-09-19 2013-03-19 한라공조주식회사 차량용 냉온장고의 냉온시스템

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7643771B2 (en) 2005-05-30 2010-01-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Developer cartridge and image-forming device with improved sealing
KR101150931B1 (ko) * 2005-09-13 2012-05-29 한라공조주식회사 열전소자 모듈을 이용한 차량용 냉온장고의 성능향상장치및 이의 제어방법
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Effective date: 20010904