JP2004181192A - 保冷庫付化粧台 - Google Patents
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Abstract
【課題】化粧品等の品質の劣化を少なくし、鏡への結露や曇りを防止でき、さらに美容に効果的なマイナスイオンの空間を作り出す保冷庫付化粧台を提供する。
【解決手段】化粧品等を収納する収納部11と鏡20を一体又は一対で形成する化粧台10において、化粧品等の該収納部には冷却装置35による保冷庫30を備えることにより、化粧品の品質維持を図る。さらに、該冷却装置35から排出される熱を放熱ファン40やヒートパイプ41等により該鏡に伝導することにより、鏡の曇り防止を図る。また、放熱ファンによる送風経路にマイナスイオン発生装置50を設け、化粧台前面にマイナスイオンを送出させることにより、美容促進を図る。
【選択図】 図1
【解決手段】化粧品等を収納する収納部11と鏡20を一体又は一対で形成する化粧台10において、化粧品等の該収納部には冷却装置35による保冷庫30を備えることにより、化粧品の品質維持を図る。さらに、該冷却装置35から排出される熱を放熱ファン40やヒートパイプ41等により該鏡に伝導することにより、鏡の曇り防止を図る。また、放熱ファンによる送風経路にマイナスイオン発生装置50を設け、化粧台前面にマイナスイオンを送出させることにより、美容促進を図る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却装置による保冷庫を備えた化粧台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧品を収納する収納箱には、化粧台や洗面化粧台等が広く利用されている。
【0003】しかし、従来の収納箱では化粧品部分が温度管理されず、化粧品の品質を劣化させる要因があった。
【0004】また、収納箱と一体あるいは対を形成して鏡を備える化粧台や洗面化粧台が一般に利用されているが、鏡が湿気などで曇る場合があり、化粧品を利用する上で不便な場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、化粧品の品質を維持し、かつ、鏡を曇りにくくし、さらに、肌や髪の美容に効果的なイオンを発生する化粧台を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、本発明は以下6項の手段により課題を解決した。
【0007】請求項1の発明は、化粧品等を収納する収納部と、鏡を一体又は一対で形成する化粧台において、化粧品を収納する該収納部の一部に冷却装置による保冷庫を備え、かつ、該冷却装置の排熱を利用して該鏡の曇り防止機能を有することによるものである。
【0008】請求項2の発明は、前記排熱のために送風装置を有し、前記鏡の前面又は背面又は両面に送風することによるものである。
【0009】請求項3の発明は、前記排熱のために、熱を移送するためのヒートパイプを有し、該排熱部から前記鏡の背面にヒートパイプが配設される構造によるものである。
【0010】請求項4の発明は、前記排熱のために、熱を移送するためのヒートパイプを有し、かつ、該ヒートパイプで移送された熱を前記鏡の前面又は背面又は両面に送風するための送風装置を有することによるものである。
【0011】請求項5の発明は、前記冷却装置による保冷庫において、通電により熱を発生する発熱面と熱を吸収する吸熱面を有する熱電モジュールを利用することによるものである。
【0012】請求項6の発明は、前記化粧台において、マイナスイオン発生装置を有することによるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の保冷庫付化粧台の一実施形態について概略構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)はA−A断面図である。
【0015】本実施形態の保冷庫付化粧台は図1に示すように化粧台10と鏡20が一体又は対を形成して配置され、化粧台10に化粧品等100を収納する収納部11を有しており、その一部又は全部に、全周囲又は一部を断熱材34で囲った保冷庫30を備えている。この保冷庫に化粧品等を保管することで温度を一定に保ち、品質の劣化を少なくできる。
【0016】該保冷庫の内側一面又は複数面に冷却板31を配し、放熱用フィン32及び熱電モジュール33を有する冷却装置35を配設している。該冷却装置の放熱用フィン32から排出される熱を放熱ファン40によって鏡20の前面又は背面又は両面に送風するよう放熱ファン40を配設する。これによって、鏡20表面を周囲の外気よりも高い温度に保つことができ、周囲空間の急な温度湿度変化によっても鏡20の面で結露することなく、曇りを防止できる。
【0017】図2は、該冷却装置35の放熱用フィン32から熱を移送するためのヒートパイプ41を該鏡20の背面に沿わせて配設する構造であり、該ヒートパイプが移送する熱が鏡20に伝導することで鏡20表面から放熱し、さらに鏡20表面を周囲の外気よりも高い温度に保つことができ、これによって鏡20表面の結露や曇りを防止できる。
【0018】図3は、該冷却装置35の放熱用フィン32から熱を移送するためのヒートパイプ41を該鏡20の下部又は側部に配設し、ヒートパイプ41に設けたフィン42を介して放熱ファン40によって鏡20の前面又は背面又は両面に送風する。これによって鏡20表面を周囲の外気よりも高い温度に保つことができ、鏡20表面の結露や曇りを防止できる。
【0019】また、放熱ファン40による送風経路にマイナスイオン発生装置50を配設し、送風経路上でマイナスイオンを発生させ、化粧台前面に送出させることで、前面の空間に美容を促進させる効果をもたらすことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る保冷庫付化粧台によれば、化粧品等の品質の劣化を小さくし、かつ、鏡への結露や曇りを防止できる。さらに美容に効果的なマイナスイオンの空間を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保冷庫付化粧台の一実施形態について概略構成を示す図である。
【図2】本発明の保冷庫付化粧台の一実施形態における、ヒートパイプ配設の概略構成を示す図である。
【図3】本発明の保冷庫付化粧台の一実施形態における、ヒートパイプと放熱ファン配設の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
10 化粧台
11 収納部
20 鏡
30 保冷庫
31 冷却板
32 放熱用フィン
33 熱電モジュール
34 断熱材
35 冷却装置
40 放熱ファン
41 ヒートパイプ
42 フィン
50 マイナスイオン発生装置
100 化粧品等
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却装置による保冷庫を備えた化粧台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧品を収納する収納箱には、化粧台や洗面化粧台等が広く利用されている。
【0003】しかし、従来の収納箱では化粧品部分が温度管理されず、化粧品の品質を劣化させる要因があった。
【0004】また、収納箱と一体あるいは対を形成して鏡を備える化粧台や洗面化粧台が一般に利用されているが、鏡が湿気などで曇る場合があり、化粧品を利用する上で不便な場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、化粧品の品質を維持し、かつ、鏡を曇りにくくし、さらに、肌や髪の美容に効果的なイオンを発生する化粧台を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、本発明は以下6項の手段により課題を解決した。
【0007】請求項1の発明は、化粧品等を収納する収納部と、鏡を一体又は一対で形成する化粧台において、化粧品を収納する該収納部の一部に冷却装置による保冷庫を備え、かつ、該冷却装置の排熱を利用して該鏡の曇り防止機能を有することによるものである。
【0008】請求項2の発明は、前記排熱のために送風装置を有し、前記鏡の前面又は背面又は両面に送風することによるものである。
【0009】請求項3の発明は、前記排熱のために、熱を移送するためのヒートパイプを有し、該排熱部から前記鏡の背面にヒートパイプが配設される構造によるものである。
【0010】請求項4の発明は、前記排熱のために、熱を移送するためのヒートパイプを有し、かつ、該ヒートパイプで移送された熱を前記鏡の前面又は背面又は両面に送風するための送風装置を有することによるものである。
【0011】請求項5の発明は、前記冷却装置による保冷庫において、通電により熱を発生する発熱面と熱を吸収する吸熱面を有する熱電モジュールを利用することによるものである。
【0012】請求項6の発明は、前記化粧台において、マイナスイオン発生装置を有することによるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の保冷庫付化粧台の一実施形態について概略構成を示す図であり、(a)は正面図、(b)はA−A断面図である。
【0015】本実施形態の保冷庫付化粧台は図1に示すように化粧台10と鏡20が一体又は対を形成して配置され、化粧台10に化粧品等100を収納する収納部11を有しており、その一部又は全部に、全周囲又は一部を断熱材34で囲った保冷庫30を備えている。この保冷庫に化粧品等を保管することで温度を一定に保ち、品質の劣化を少なくできる。
【0016】該保冷庫の内側一面又は複数面に冷却板31を配し、放熱用フィン32及び熱電モジュール33を有する冷却装置35を配設している。該冷却装置の放熱用フィン32から排出される熱を放熱ファン40によって鏡20の前面又は背面又は両面に送風するよう放熱ファン40を配設する。これによって、鏡20表面を周囲の外気よりも高い温度に保つことができ、周囲空間の急な温度湿度変化によっても鏡20の面で結露することなく、曇りを防止できる。
【0017】図2は、該冷却装置35の放熱用フィン32から熱を移送するためのヒートパイプ41を該鏡20の背面に沿わせて配設する構造であり、該ヒートパイプが移送する熱が鏡20に伝導することで鏡20表面から放熱し、さらに鏡20表面を周囲の外気よりも高い温度に保つことができ、これによって鏡20表面の結露や曇りを防止できる。
【0018】図3は、該冷却装置35の放熱用フィン32から熱を移送するためのヒートパイプ41を該鏡20の下部又は側部に配設し、ヒートパイプ41に設けたフィン42を介して放熱ファン40によって鏡20の前面又は背面又は両面に送風する。これによって鏡20表面を周囲の外気よりも高い温度に保つことができ、鏡20表面の結露や曇りを防止できる。
【0019】また、放熱ファン40による送風経路にマイナスイオン発生装置50を配設し、送風経路上でマイナスイオンを発生させ、化粧台前面に送出させることで、前面の空間に美容を促進させる効果をもたらすことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る保冷庫付化粧台によれば、化粧品等の品質の劣化を小さくし、かつ、鏡への結露や曇りを防止できる。さらに美容に効果的なマイナスイオンの空間を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保冷庫付化粧台の一実施形態について概略構成を示す図である。
【図2】本発明の保冷庫付化粧台の一実施形態における、ヒートパイプ配設の概略構成を示す図である。
【図3】本発明の保冷庫付化粧台の一実施形態における、ヒートパイプと放熱ファン配設の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
10 化粧台
11 収納部
20 鏡
30 保冷庫
31 冷却板
32 放熱用フィン
33 熱電モジュール
34 断熱材
35 冷却装置
40 放熱ファン
41 ヒートパイプ
42 フィン
50 マイナスイオン発生装置
100 化粧品等
Claims (6)
- 化粧品等を収納する収納部と、鏡を一体又は一対で形成する化粧台において、化粧品を収納する該収納部の一部に冷却装置による保冷庫を備え、かつ、該冷却装置の排熱を利用して該鏡の曇り防止機能を有することを特徴とする化粧台。
- 前記排熱のために送風装置を有し、前記鏡の前面又は背面又は両面に送風することを特徴とする、請求項1に記載の化粧台。
- 前記排熱のために、熱を移送するためのヒートパイプを有し、該排熱部から前記鏡の背面にヒートパイプが配設される構造を特徴とする、請求項1に記載の化粧台。
- 前記排熱のために、熱を移送するためのヒートパイプを有し、かつ、該ヒートパイプで移送された熱を前記鏡の前面又は背面又は両面に送風するための送風装置を有することを特徴とする、請求項1に記載の化粧台。
- 前記冷却装置による保冷庫において、通電により熱を発生する発熱面と熱を吸収する吸熱面を有する熱電モジュールを利用することを特徴とする、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載の化粧台。
- 前記化粧台において、マイナスイオン発生装置を有することを特徴とする、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5に記載の化粧台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002383015A JP2004181192A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | 保冷庫付化粧台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002383015A JP2004181192A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | 保冷庫付化粧台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004181192A true JP2004181192A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32766852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002383015A Pending JP2004181192A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | 保冷庫付化粧台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004181192A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101972082A (zh) * | 2010-07-30 | 2011-02-16 | 李耀强 | 带保鲜功能的专业梳妆台 |
US20120069439A1 (en) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Russell Calla | Demisting Side Mirrors |
KR20190040481A (ko) * | 2017-10-10 | 2019-04-18 | 엘지전자 주식회사 | 미러 캐비닛 장치 |
-
2002
- 2002-12-05 JP JP2002383015A patent/JP2004181192A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101972082A (zh) * | 2010-07-30 | 2011-02-16 | 李耀强 | 带保鲜功能的专业梳妆台 |
US20120069439A1 (en) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Russell Calla | Demisting Side Mirrors |
KR20190040481A (ko) * | 2017-10-10 | 2019-04-18 | 엘지전자 주식회사 | 미러 캐비닛 장치 |
KR102602911B1 (ko) * | 2017-10-10 | 2023-11-16 | 엘지전자 주식회사 | 미러 캐비닛 장치 |
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